【SS】エマ「今日も暑いね～」彼方「ね～」【ラブライブ！虹ヶ咲】

エマ「日陰なのに暑いね〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

彼方「そうだね〜」

エマ「大丈夫？ちゃんと寝られる？」

彼方「エマちゃんのお膝枕が気持ちいいからだいじょーぶだぜ〜」

エマ「そっかぁ。ならよかった」

彼方「エマちゃんは痛くない？ベンチ硬いでしょ？」

エマ「大丈夫だよ〜ありがとう彼方ちゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

彼方「んふふ〜」

彼方「あ、ちょっと喉渇いちゃったかも〜」

エマ「私水筒持ってるよ。麦茶、冷たくて美味しいよね〜」ｽｯ

彼方「お〜、彼方ちゃんに飲ましておくれ〜」

エマ「寝たままじゃこぼしちゃうよお」

彼方「うーむ、起きたいけど、お膝枕から離れちゃうのはやだなぁ」

エマ「困っちゃったねぇ」

彼方「そうだ。エマちゃんが口移しで飲ませてよ〜」

エマ「えー？」

彼方「彼方ちゃんはお膝枕したままでいられるし、喉も潤せるから一石二鳥だよ〜？」

エマ「お膝枕したままじゃちょっと難しいかも〜」

彼方「えぇー？エマちゃんはわがままだなぁ〜」

エマ「ごめんね彼方ちゃん」

彼方「じゃあ彼方ちゃんが一歩譲ってあげよ〜」

エマ「わ〜」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

彼方「今から彼方ちゃんが起き上がって、エマちゃんを抱き枕にするので、その隙にエマちゃんが彼方ちゃんに口移ししてね〜」

エマ「わかった〜」

彼方「行くよ〜？よいしょ」ﾑｸﾘ

エマ「いらっしゃ〜い」ｷﾞｭｯ

彼方「おー、柔らか〜い」ｷﾞｭ-

エマ「じゃあいくよ〜。んっ」ﾁｭ-

彼方「んむ」ｺﾞｸｯ

エマ「プハッ。どうだった？」ﾌｩ

彼方「エマちゃんの味がする〜」

エマ「え〜？私の味？どんな味がするの？」

彼方「なんか爽やかなで、ほんのり甘みが広がる感じ〜」

エマ「わぁ、なんかそう言われるの恥ずかしいなぁ///」

彼方「ねぇねぇ。彼方ちゃんの味ってどんな味がすると思う？」

エマ「うーん、わかんないや」

彼方「じゃあ特別にエマちゃんのために、彼方ちゃんが口移ししてあげよ〜」

エマ「ほんと？」

彼方「うん。水筒貸して〜」

エマ「はい、どうぞー」ｽｯ

彼方「どうもー。んっ、んふふー」ﾁｭ-

エマ「ん〜」ｺﾞｸｯ

彼方「ふー。どう？美味しかった？」

エマ「うん！なんだか甘い感じがしたかも！」

彼方「それならよかったぁ」

彼方「じゃあもう一回彼方ちゃんに口移しして〜」

エマ「いいよ〜。んっ」ﾁｭ-

彼方「んっ」ｺﾞｸｯ

彼方「やっぱりエマちゃんの味がして美味し〜い」

エマ「ふふっ。……ところでなんで口移しで麦茶飲んでるんだっけ？」

彼方「うーん？彼方ちゃんわかんな〜い」ｷﾞｭｯ

エマ「そっかぁ」ｷﾞｭ-

エマ「放課後も暑いね〜」

彼方「ね〜」

エマ「早めに部室に着いちゃったから冷房まだ効いてないね〜」

彼方「そうだね〜」

エマ「お膝枕しなくて大丈夫？」

彼方「だいじょ〜ぶ。エマちゃんのお肩枕も気持ちいいよ〜」

エマ「それならよかったよ〜」

彼方「いや〜、それにしても暑いね〜」

エマ「そうだね〜」

かすみ「……あの。暑いんだったら離れれば」
しずく「かすみさん！しっ！」ｸﾞｯ

かすみ「ム〜！？しず子！なにすんの！？」ﾊﾞｯ

しずく「あの2人はあれでいいの！」

かすみ「え？」

しずく「こう……なんだろ、ほわ〜っとした雰囲気のお姉さんキャラ同士のやりとりって、なんかこう……癒される。というか……」

かすみ「ええ……？」

かすみ（ドン引きだよしず子……）

せつ菜「わかります！！」ｶﾞﾗｯ!

かすみ「せつ菜先輩！？」

せつ菜「いわゆる『50年後もこんなやりとりしてそう』と言われる系の聖域カプですね！！」

しずく「わかりますか！？お話として観ると起承転結が何もないんですけど、逆にそれが良い！というかもう何も起きないで欲しい！というこの感じ！」

かすみ「えぇー……？」


　　　　　　　ｷｬｯｷｬｯｳﾌﾌ


エマ「3人とも何の話をしてるんだろうねー」

彼方「彼方ちゃん、暑くてエマちゃんの声しか聞こえないぜ〜」

エマ「私も彼方ちゃんの声しか聞こえないよ〜」

彼方「んふふ〜。いや〜それにしても暑いね〜」ｷﾞｭｯ

エマ「そうだね〜」ｷﾞｭ-

かすみ「いやもう結構涼しいですけど？」

彼方「ん？おお〜かすみちゃんの声が聞こえる〜」ｷﾞｭ-

エマ「ちゃお〜かすみちゃん」ｷﾞｭ-

かすみ「チャオはカタカナで書かないと雑誌と間違われますよ？というかそんなにくっついてるから」
ZU・NA「「かすみさん！！しっ！！」」ﾄﾞｺﾞｫ

かすみ「ぐはぁあ！？」


ﾅﾆｽﾙﾝﾃﾞｽｶ!?　ﾕﾘﾉｱｲﾀﾞﾆﾊｲﾙﾋﾄﾆﾊ｢ｼ｣ｱﾙﾉﾐﾃﾞｽ!


エマ「みんな暑いのに元気だね〜」ｷﾞｭ-

彼方「そうだね〜」ｷﾞｭ-

エマ「どうする？みんなが来るまで寝てる？」

彼方「いやぁ、もうすぐみんな来ると思うし、もうちょっと抱き枕でいておくれ〜」

エマ「そっかぁ」ｷﾞｭ-

エマ「もう夕方なのに暑いね〜」

彼方「ね〜」

エマ「彼方ちゃんとお泊まりできるのは嬉しいけど、遥ちゃんは大丈夫なの？」

彼方「遥ちゃんは学校のお友達とお泊まりなのです」

エマ「わぁ〜私たちと同じだね〜」

彼方「そうだね〜」

エマ「彼方ちゃんとお泊まりするの久しぶりだよ〜」

彼方「そうかなぁ？彼方ちゃんはエマちゃんとお泊まりするのそんなに久しぶりって感じしないかも」

エマ「前に来たのはひと月くらい前だね」

彼方「えー？そんなに〜？あ、いっつもエマちゃんといるから久しぶりって感じがしないのかも〜」

エマ「ふふっなんだか嬉しい」

彼方「エマちゃんが嬉しいと私も嬉しいよ〜」

エマ「私も彼方ちゃんが嬉しいと嬉しくなっちゃうよ〜」

彼方「永久機関だね〜」

エマ「そうだね〜」

彼方「お夕飯できたよ〜」ｼﾞｬ-ﾝ

エマ「わぁ〜！美味しそう！」

彼方「最近暑いので冷たくて美味しい料理を作ってみました〜」

エマ「彼方ちゃんの作る料理ならなんでも美味しいよ〜！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

彼方「もう、エマちゃんほっぺたにご飯粒ついてるよ？」

エマ「え？どっち？」

彼方「彼方ちゃんがとってあげるよ〜」ｽｯ

エマ「ん。ありがとう彼方ちゃん！」

彼方「お安い御用だぜ〜」ﾊﾟｸ

エマ「ん〜！ボーノ！」ﾊﾟｱｧ

彼方「そんなに美味しそうに食べてくれるなら毎日でもエマちゃんのために料理作りたくなっちゃうよ〜」

エマ「ふふっ、気持ちだけでも嬉しいよ〜！」

彼方「本気なんだけどな〜」

エマ「ごちそうさまでした！」ﾆｺｯ!

彼方「ごちそうさまでした〜」

エマ「じゃあお風呂入ろっか」

彼方「そうだね〜エマちゃんも汗かいてるしね」

エマ「え〜？恥ずかしいなぁ」

彼方「ほら、首筋に」ﾍﾟﾛ

エマ「ひゃあ///」

彼方「んふふ〜、おいしい」

エマ「まだお風呂入ってないのに汚いよ彼方ちゃん///」

彼方「彼方ちゃんは気にしないし〜、それにエマちゃんに汚いとこなんてないよ？」

エマ「もう///私は気にするの！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

彼方「ごめんねぇ、そろそろお風呂入ろっか」

エマ「むむ、あ！彼方ちゃんも汗かいてる！」

彼方「え？」ｻｯ（とっさに首を隠す）

エマ「違うよ。おでこ」ﾁｭｯ

彼方「ひゃっ///」

エマ「びっくりした？彼方ちゃん」

彼方「違う場所にするのはずるいよ〜///」

エマ「これでおあいこだね〜」

エマ「夜なのに暑いね〜」ｷﾞｭ-

彼方「ね〜」ｷﾞｭ-

エマ「日本の夏ってこんなに暑いんだね〜」

彼方「スイスはどんな感じだったの？」

エマ「スイスはね〜日本よりも湿度が低いから、なんというか暑さの種類が違う感じ〜」

彼方「へー。スイス、想像しちゃうなぁ。エマちゃんの故郷だし良いところなんだろうね〜」

エマ「良いところだよ。大きな都市もあるし、自然豊かなところもあるし。あ、私の実家があるところは自然豊かなところだよ〜」

彼方「いつか行きたいな〜そしてエマちゃん家に泊まったり、スイスを案内してもらうのです」

エマ「彼方ちゃんなら家族のみんなも大歓迎だよ〜」

彼方「ん〜でもきっとびっくりしちゃうよ〜？」

エマ「どうして？」

彼方「エマちゃんを彼方ちゃんにくださいって初対面の人に言われちゃうわけだからね〜」

エマ「彼方ちゃんや同好会のみんなの写真は実家に送ってあるから、初対面なのは彼方ちゃんだけだよ？」

彼方「わ〜、そう言われると緊張してきちゃうな」

エマ「ふふっ。あ、彼方ちゃん、お布団はちゃんとかけないと風邪ひいちゃうよ？」

彼方「ん〜、エマちゃんを抱き布団にするから大丈夫だよ〜」ｷﾞｭ-

エマ「それもそうだね〜」ｷﾞｭ-

連投規制されましたが3です

彼方「エマちゃん、お風呂入ったのに汗かいちゃってるよ」

エマ「えー？彼方ちゃんも汗かいちゃってるよ？」

エマ「また明日の朝、シャワー浴びなきゃね」

彼方「そうだね〜」ｷﾞｭ-

彼方（エマちゃんの下ろした髪が顔に張り付いてて……なんだか色っぽいなぁ）ｼﾞ-ｯ

エマ「そろそろ寝よっか」

彼方「あ、うん」ﾎﾟﾁ

彼方（エマちゃんの匂い……優しい匂いがする……汗の香りもじっとりしててなんだか……）

エマ「じゃあおやすみなさい」ｷﾞｭ-

彼方「……待ってエマちゃん」

エマ「なあに？」

彼方「えっと、キス、したくなっちゃった」

エマ「ん〜、そっかぁ」

彼方「いい？」

エマ「いいよ〜」

彼方「ありがと〜、エマちゃん……」ﾁｭｯ

エマ「ん…」ﾁｭｩ

彼方「んん、む」ﾁｭ

エマ「ぷはっ、彼方ちゃん舌出して」

彼方「こう？」ﾍﾞ-

エマ「うん。そう。んん…」ﾍﾟﾛ

彼方「ん、エマちゃん。舌がくすぐったい」

エマ「嫌？」

彼方「……嫌じゃない」ﾍﾞ-ｯ

エマ「ふふっ」ﾍﾟﾛｫ

彼方「んふ。はぁ」ﾑﾁｭ

エマ「ん、んん……」ﾁｭﾎﾟｯ

彼方「ぷぁぁ」ﾄﾛｫ

エマ「……ﾌｩ……もうおしまい」

彼方「ﾊｧ…ﾊｧ…うん……もう夜も遅いしね」

エマ「満足できた？」

彼方「うん…」ｷﾞｭｯ

エマ「ふふっ……じゃあおやすみなさい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

彼方「うん……」ｽﾔｧ

彼方「んん……」ﾑｸﾘ

エマ「ううん…」ｽﾔｽﾔ

彼方「……そっか、今日はお弁当作らなくていいんだ」

エマ「」ｽﾔｧ

彼方「…………」ｷﾞｭｯ

彼方「…………」ｽﾝｽﾝ

彼方（エマちゃんの匂い……）

エマ「……」ﾋﾟｸｯ

彼方「…！」

エマ「……」

彼方「……Ti amo,エマちゃん」ﾎﾞｿｯ

彼方「」ｽﾔｧ













エマ「……私も愛してるよ。彼方ちゃん……」

エマ「朝も暑いね〜」

彼方「ね〜」

エマ「でもまだ涼しい方だね〜」

彼方「今日はいい感じの風も吹いてるしね〜」

エマ「これなら練習頑張れそうな気がするね〜」

彼方「彼方ちゃんもおめめぱっちりにして頑張っちゃうぞぉ〜」ｶｯ!

エマ「でも頑張りすぎて熱中症にならないようにね」

彼方「だいじょ〜ぶ。エマちゃんが助けてくれるって信じてるから〜」

エマ「も〜ちゃんと予防はしないとダメだよ〜？」

彼方「んふふ〜、どうしよっかな〜」

彼方「……ねぇ、学校までまだ遠いし、手、繋がない？」

エマ「うん。いいよ〜」ｽｯ

彼方「えへへ〜エマちゃん大好き〜」ｷﾞｭ~

エマ「いきなり強く握ると痛いよ〜」

彼方「わわ、ごめんねぇ」

エマ「大丈夫だよ〜」

彼方「……来年も、エマちゃんとこうやって歩いてたいなぁ……」

エマ「……うん。私も……彼方ちゃんと来年も、ずっと一緒にいたいなぁ」


彼方「……………」ｷﾞｭｯ…

エマ「……………」ｷﾞｭｯ…


おしまい

ちなみにこのあとはBeautiful Moonlightした後Not Sadしてスイスでかなエマ結婚です
ずっと特別だから空も飛び越えてかなエマです

おつ
かなエマの癒し系お姉さんコンビ尊い