【SS】歩夢「えっ!ゆうぽむ、あなぽむ、ゆうぽむ妖精さんのハッピーエンドなお話3本立てを!?」ガタッ!!【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


1:それぞれが甘々ハッピーエンドなゆうぽむ、あなぽむ、ゆうぽむ妖精の3本立てです。さらに追加でもう1話おまけエピソードもあります(もなむす) 2021/12/05(日) 21:09:31.61 ID:xLjRq5Sh
『あゆぴょんとゆうがめ』

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ(語り部:桜坂しずくの精霊)

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「昔々、あるところに、それはそれは仲の良いウサギとカメの幼馴染が居ました」

侑(?)「歩夢♪ いつものやって!ね!ね♡」

歩夢(?)「うぅ...恥ずかしいからやだって言ってるのにぃ...///」

侑「お願い!おねがぁい♡」

歩夢「うぅぅ~...///」

歩夢「......あ、あゆぴょんだぴょん///」ピョコ♡

侑「」?

侑「と...っ」

侑「トキメいちゃうぅ~♡♡♡」

侑「歩夢~!可愛いYO!世界で一番可愛いYO~♡」

ギュ~♡

歩夢「も、もぅ~、侑ちゃんってば~///」ニヘラ

イチャイチャ♡ イチャイチャ♡

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「2人はいつも一緒でそれはそれはもうラブラブでしたが、お互いに奥手なのでお付き合いの関係ではありませんでした」

11: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:18:20.02 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そんなある日...」

歩夢「え~...さすがに侑ちゃんよりは早いよ?私ウサギだし...」

侑「ふふん...こう見えて私、ここ最近こっそり鍛えてたんだよ?毎日早朝にジョギングしてるからね」

歩夢「へぇー...」

歩夢(ここのところ、朝の8時くらいに外に出てよちよち歩いてるなぁって思ってたら、あれジョギングだったんだ...)

侑「むー...その顔!信じてないでしょ?」

歩夢「えっ、そ、ソンナコトナイヨ...?」メソラシ-…

侑「むぅー!...じゃあ隣町のチャペルまで競争しようよ!歩夢この間 見に行きたいって言ってたでしょ?」

歩夢「えぇ...そんな、私は侑ちゃんと競争なんて...」

侑「勝った方が負けた方の言うことを何でも聞くってのはどう?」

歩夢「やる!」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、あゆぴょんちゃんとゆうがめちゃんの負けられない戦いが始まったのです」

30: (もんじゃ) 2021/12/05(日) 21:51:39.04 ID:izD+SoU/
>>11
勝った方が負けた方の言うことを何でも聞く・・・?!

33: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:53:43.31 ID:xLjRq5Sh
>>30 >>11
⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞ごめんなさい、侑ちゃんの言い間違えでした。正しくは負けた方が勝った方の言うことをなんでも聞く、です

21: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:27:58.11 ID:xLjRq5Sh
侑「いい?用意スタートで走り出すんだよ?」

歩夢「うん」

侑「じゃあ...用意スタート!」

歩夢「!」ダッ

侑「っ!」タッ

歩夢「っ...」

ダ ダ ダ ダ ダッ

侑「あっあっあっ!」

ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ ヨチ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「同時にスタートする2人。しかし、ウサギであるあゆぴょんちゃんが本気で走り出したので一気に差が開いていきます」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「焦るゆうがめちゃんも必死によちよち走りますが、とても追いつけそうにありません」

25: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:37:11.63 ID:xLjRq5Sh
侑「うっ、うぅ...はぁっ、はぁっ...」

侑「あっ!」コケ

歩夢「ゆ、侑ちゃんっ!?」キキーッ!

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「あぁっ...焦りのあまり、ゆうがめちゃんが転んでしまいました」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「すでにかなりの距離が開いていましたが、そこは流石のあゆぴょん。ゆうがめちゃんの危機を敏感に察知して高速で駆け寄ります」

侑「うぅ...」

歩夢「ゆ、侑ちゃん大丈夫...?」ソッ

侑「っ...!触らないで!」

ペチッ

歩夢「えっ...?」

侑「歩夢と私は今 真剣勝負をしてるんだよ!? 私のことは放っておいて歩夢は先に行ってよ!」

歩夢「ゆ、侑ちゃ...」

侑「いいからもう行ってよ!!これ以上私に恥をかかせないで...」ウル…

歩夢「侑ちゃん...」

侑「早く行って!歩夢がどんなに急いでもすぐに追いついて抜かしちゃうんだからね!!」

歩夢「...分かった」

タッ タッ タッ タッ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「どうやら意固地になってしまったゆうがめちゃん。せいいっぱい虚勢をはっています。これいじょうかっこ悪いところを見られたくないようです」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「あゆぴょんちゃんは渋々といった様子で先へ進みます」

29: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:49:21.81 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「さて、取り残されたゆうがめちゃん...」

侑「はぁ...」

侑「歩夢にひどいこと言っちゃった...後で謝らなきゃ...ぅぐ」

侑「いたた...膝すりむいちゃったみたい...」クスン

侑「でも、急がなきゃ。まだ負けてないもん」

ヨチヨチ ヨチヨチ

侑「んしょ、んしょ...」

ヨチヨチ ヨチヨチ

侑「はぁ...はぁ...」

ブロロロロロロ...

侑「え?」

選挙カー『本物です!!!本物の優木せつ菜!!!本物の優木せつ菜をどうぞよろしくお願いします!!!!』

侑「わわっ!!あうぅっ!?」ヨロロッ

コロン

侑「あっ...あっ...!」モゾモゾ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「大変です!突如通りかかった車にびっくりして、ゆうがめちゃんがひっくり返ってしまいました」

35: (もなむす) 2021/12/05(日) 21:55:18.09 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうなってしまっては、ゆうがめちゃんの力では起き上がれません。いつも助けてくれるあゆぴょんちゃんも、今はいません」

侑「うーん、うーん!」モゾモゾ

侑「だ、だめだぁ...」

侑「どうしよぅ...うぅ...」

侑「ぅ...」

侑「...私が悪いんだ」

侑「歩夢にひどいことを言ったから...意地を張ったらから罰が当たったんだ...」

侑「私のばかぁ...。ごめんね、ごめんねあゆむぅ...」ウルウル

侑「ぐす...うええぇん」ポロポロ

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「可愛そうなゆうがめちゃん。とうとう泣き出してしまいます」

39: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:04:23.81 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「おや...?」

歩夢「侑ちゃんっ!」タッ

侑「あ、あゆむっ!?」グスン

歩夢「今起こしてあげるね!んしょ...っと」

コロン

歩夢「ふぅ...」

侑「歩夢...どうして...?」

歩夢「ぁ...ぇ、えっと...その...」アセッ

歩夢「ち、違うの!やっぱり心配だから侑ちゃんの後をこっそりつけてたとかじゃなくて、えっと、えっと...」ワタワタ

歩夢「そう!疲れたから休憩してたら、偶然 侑ちゃんの声が聞こえてそれでね」アセアセ

侑「歩夢...」

歩夢「ぁ、ゆうちゃ、その...ごめ」

侑「歩夢ぅーっ」タッ

ギュゥー♡

歩夢「えっ、あっ、侑ちゃん!?///」

42: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:13:06.08 ID:xLjRq5Sh
侑「ひっく...こわかったよぉ...このまま、もう歩夢と会えなくなるかもってっ、ぐすっ...」ポロポロ

歩夢「侑ちゃん...」ナデ…

侑「さっきは意地を張ってひどいこと言ってごめんね...ぐす、ごめんなさい...」グスン

歩夢「うん、うん。大丈夫だよ、侑ちゃんのこと分かってるから...」ギュゥ…

侑「ぐす...」

歩夢「えっとね、私...最初に全力で走りすぎて疲れちゃったの。それで、しばらくは速く走れそうにないの」

歩夢「だから、その...一緒に、ね?///」テレテレ…

侑「歩夢ぅ...///」キュン♡

歩夢「...///」

アユム~♡ エヘヘ、ユウチャン♡

イチャイチャ♡ イチャイチャ♡

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「かくして、2人の勝負はは一時休戦に入りました。共に力を合わせて目的地を目指します」

44: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:21:34.98 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「さて、そんな2人を道中様々な困難が襲います」

クキュー…

侑「おなかすいちゃった.../// 一緒にコッペパン食べよう?」

歩夢「うん!」

侑「はい、歩夢。あーん♡」

歩夢「ぁー.../// ん...美味しいっ♪」

侑「えへへ~」

歩夢「はい、侑ちゃんも、あーん♡」

侑「あー...んむ。ん...美味しい~!」ピョコピョコ

侑「歩夢が食べさせてくれたからかな?自分で食べるよりさらにおいしいYO~♡」

歩夢「もぅ~/// 侑ちゃんっ♡」

イチャイチャ♡ イチャイチャ♡

46: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:23:36.95 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「様々な困難が...」


歩夢「ふぅ...なんとかショッピングモールエリアを抜けられたね」

侑「ねぇ、ねぇ...歩夢」クイクイ

歩夢「なあに?」

侑「これ...」

歩夢「えっ、これって...」

侑「さっき小物店を見てた時にね、歩夢に似合うなぁ~ってこっそり買ってたの...///」

歩夢「ゆ、侑ちゃん...///」ジーン♡

歩夢「あのね...私も、これ...///」スッ…

侑「えっ、歩夢も...?///」

歩夢「えへへ、私たちってやっぱり何をするのも一緒なんだね♡」

侑「あ、歩夢~♡」

ムニュ~♡

歩夢「えへへ、侑ちゃんくすぐったいよ~♡」

イチャイチャ♡ イチャイチャ♡

49: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:26:06.00 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「様々な...」

侑「うぅ、いきなり嵐が来るなんて」

歩夢「どこのホテルもお部屋がいっぱいだね」

侑「うん、空いてるの...ここしかないね...」

【お城みたいなホテル?】

侑「...///」

歩夢「...///」

侑「...行こ?///」

歩夢「えぇっ...行くの...?///」

侑「私とじゃ、いや?」ジィ…

歩夢「...ううん。侑ちゃんがいい。...侑ちゃんじゃなきゃ、いや...///」

キュッ…♡

侑「あゆむぅ...♡」

歩夢「ゆうちゃん...♡」

.........

......

...



jΣミイ˶˘ ᴗ˘˶リ「...」

53: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:34:11.07 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そうして、長い長いデーt...旅の末。2人の勝負はついに決着しました」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「果たして、どちらが先にゴールしたのでしょうか...?」

54: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:35:07.41 ID:xLjRq5Sh
~ ゴール地点 チャペル ~

? リンゴーン リンゴーン ⛪

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、互いをを愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」

侑ぽむ「「誓います」」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「では、誓いのキスを...」

侑「歩夢...♡」

歩夢「侑ちゃん...♡」

侑「絶対、幸せにしてあげるからね。これからもずっと一緒だよ♡」

歩夢「私も...侑ちゃんのこと幸せにできるようにいっぱい尽くすからね。ずっと一緒だよ♡」

スッ…

チュゥ…♡

パチパチ! オメデトー! オメデトウゴザイマス!!?

ホンモノ ノ ユウキセツナ ニ ブーケ ヲ オネガイシマス!!?

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「もちろん2人は同時にゴールインしました」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「こうして正式に家族になった2人は、末永く幸せに暮らしましたとさ」

jΣミイ˶> ᴗ<˶リ「めでたしめでたし♡」


?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ゆうぽむ ?Happy End? ⎛(VÓ ᴗ Ò„Vɔ⎞

62: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:45:40.84 ID:xLjRq5Sh
『金のクソゲー、銀のクソゲー』

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「昔々、あるところに花屋の女の子がいました」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「ある日、女の子が泉のそばでお花のお世話をしていると...」

歩夢「ふぅ...水やりはこれで十分かな」

歩夢「あとは...って、あぁっ!?」

ポロッ

コロコロッ ポチャーン!

歩夢「あーっ!私のデスクポムゾンが!!」

歩夢「そんなぁ...もう販売停止して、プレミア価格の伝説のクソゲーなのに...」グスン

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「手を滑らせて、なぜか持ってきていたクソゲーを泉に落としてしまいました」

69: (もなむす) 2021/12/05(日) 22:53:46.56 ID:xLjRq5Sh
歩夢「うぅ...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「クソゲーの沈んだ泉を前に悲しむ女の子。しかし、その時 泉が光り輝き始めました」

ピカアアァァァ…✨

歩夢「ひゃっ!? なに、眩しいっ...」

ザパアァ…

あなた「私は女神あなた」

歩夢「...!!///」?

歩夢(泉からいきなり同い年くらいの子が...!)

あなた「あなたは歩夢ちゃんだね。いつもこの泉のお花のお世話をしてくれていたからよく知ってるよ、ありがとうね」ニコニコ

歩夢「...///」ポー…♡

歩夢(ぁ、笑顔可愛い.../// 私のこと知ってる、泉の女神さま...? ううん、そんなことよりも...)

歩夢(なんだろう...初めて会ったのにずっと昔から一緒だったような感覚。...私の体が、心が、この子を強く求めてる...///)ドキドキ♡

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「女の子は泉から出てきた女神さまにくぎ付けになります。それは文字通りの一目惚れでした」

73: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:04:46.81 ID:xLjRq5Sh
あなた「こほん...あなたの落としたゲームのカセットはこの金のカセットですか?それとも、銀のカセットですか?」

歩夢「...///」ポワワー…♡

あなた「あの、歩夢ちゃん...?」

歩夢「...はっ! わ、私が落としたのは普通のクソゲーです!」

あなた「くそげー...? ええと、普通のカセットを落としたってこと?」

歩夢「はい」

あなた「素晴らしい!正直者の歩夢ちゃんには金と銀と普通のカセットのすべてをあげちゃいます!」

歩夢「あ、ありがとうございます」

歩夢(せっかく返してもらえたけど、びしょ濡れだからもうだめそう...)ビショビショ

75: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:11:14.82 ID:xLjRq5Sh
あなた「それじゃあ、私はこれで...」ズズズ…

歩夢「あっ、待ってください!」

あなた「?」

歩夢「せっかくだから、その...お話とか...///」

あなた「!」

あなた「いいよ!ここでずっと1人ぼっちだったから暇だったんだ~♪」

あなた「歩夢ちゃんのこともっと知りたいから、お話してもらってもいい?」

歩夢「は、はい!」

あなた「あはは、そんなに他人行儀じゃなくていいよ~。友達とお話しするときと同じように話してほしいな」

歩夢「う、うん...。じゃあ 私が子供のころの話なんだけどね、この泉で――――」

あなた「...あっ、それ知ってる!それ、私見てたからね!あのときは笑い転げちゃったよ~」

歩夢「えぇっ、そうなの...?/// もぅ...じゃあ、あの時のことは覚えてる? 私が幼稚園の頃...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、2人はとても仲良しになりました」

77: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:22:11.64 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、次の日から女の子は目が女神さまに会うために毎日わざとクソゲーを泉に落とすようになります」

ピカアアァァァ…✨

ザパァ…

あなた「もぅ、歩夢ちゃんったらまた落としちゃったの?」

歩夢「う、うん...ごめんね?それで...普通のカセットを落としちゃったんだけど...」

あなた「あ、もう!私のセリフも言わせてよ~!もぅ...じゃあ、正直者の歩夢ちゃんにはこれを全部プレゼントです!」

歩夢「えへへ、ありがとう。それで、今日もお話したいことがあるの」

あなた「なになに~?」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「一度落としたクソゲーは濡れて壊れてしまい、二度と遊べませんでしたが、女の子にとっては女神さまに会うことの方が大事でした」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「もらった金、銀のクソゲーも、決して売ったりはせずに、女神さまからの贈り物として大切に保管していました」

80: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:25:31.67 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、そんな日常が続いて...ある日、女神さまは疑問に思いました」

あなた(ここのところ、歩夢ちゃんは毎日落とし物をしてるけどなんでだろう...?)

あなた(嘘をつくような子じゃないのは分かってるんだけど...こんなに立て続けに大切なものを落としちゃうなんて...)

あなた(ちょっと歩夢ちゃんの家をこっそり覗いてみよう)

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「毎日 落とし物をする歩夢ちゃんを不審に思った女神さまは、魔法の水晶で歩夢ちゃんの家を覗きます...すると...」

82: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:33:57.73 ID:xLjRq5Sh
― ぽむのお花屋さん ―

歩夢「よいしょっと、ふふ結構たまったね」

ゴソゴソ…

✨キラキラ キラキラ✨

あなた(あ、あれは...私が今まであげた金と銀のカセット...あんなにたまってたんだ...)

歩夢「明日はこれを泉に落とそうかな」スッ

あなた(!!)

歩夢「ふふっ、明日も楽しみだなぁ...」

あなた(やっぱり、わざと落としてたんだ...)

あなた(そんな...私のことを利用して、お金稼ぎをしていたの...?)

あなた「ぐす...」ウルル…

あなた(ひどいよ、歩夢ちゃん...)

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「大変です。女神さまに、落とし物を画策しているところを見られてしまったのです」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「女神さまはお金稼ぎに利用されていると勘違いして、泣いてしまいました」

86: (もなむす) 2021/12/05(日) 23:40:58.86 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、次の日...」

コロコロッ ポチャーン!

ピカアアァァァ…✨

ザパァ…

あなた「...」

歩夢「ごめんね、今日も落としちゃったんだけど...」

あなた「...うそつき」

歩夢「えっ?」

あなた「歩夢ちゃんの嘘つき!わざと落とし物してるの私知ってるんだからねっ!!」

歩夢「ぁ...!」

あなた「私のこと、お金稼ぎに利用して...ひどいよ...」グス

歩夢「ち、ちが...」

あなた「もう来ないで!歩夢ちゃんなんか知らないっ!」

ボチャン…

歩夢「そんな...ぐす、私はそんなつもりじゃ...うぅ...」ポロポロ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「それだけ伝えると女神さまは泉に帰ってしまいました。残された女の子は、嘘をついたことを後悔して泣いてしまいます」

89:ぽむ ◆VBLaYumHO6v3 (もなむす) 2021/12/05(日) 23:52:50.81 ID:xLjRq5Sh
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、翌日...女神さまが泉の中で物思いにふけっていると...」

あなた「言いすぎちゃったかな...。ううん、歩夢ちゃんが悪いもん...」

あなた「もうこの泉にも来てくれないよね...。最近は歩夢ちゃんがお話してくれてたけど、また1人になっちゃった」

あなた「まぁ、もともと1人だったからね。泉の周りをのんびり眺める生活に戻るだけ...」

あなた「もう、ここで歩夢ちゃんを見ることもないんだ...」

あなた「はぁ...」

ポチャーン!

あなた「えっ?何か落ちて...」

ポトッ…✨

あなた「これ...金のカセット...?」

ポチャ! ポチャ! ポチャ! ポチャ!

ポチャ! ポチャ! ポチャ! ポチャ!

✨ ✨ ✨ ✨ ✨

あなた「うわわっ!?金と銀のカセットがいっぱい落ちてきてるっ!?これって...!!」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「泉の中に降り注ぐ金と銀のカセットたち。それは、女神さまが今まで歩夢ちゃんに渡したすべてのクソゲーでした」

91:ぽむ ◆VBLaYumHO6v3 (もなむす) 2021/12/06(月) 00:01:55.22 ID:L4RlTyZI
ピカアアァァァ…✨

ザパァ…

あなた「...」

歩夢「...」

あなた「...歩夢ちゃん」

歩夢「...ごめんね。うそ、ついて...あなたのことを傷つけて...」

あなた「...」

歩夢「だけど、本当にあなたのことをお金稼ぎに利用しようなんて思ってないの、信じて...!」

歩夢「本当のこと...正直に、言うから...」キュ…

あなた「本当の、こと...?」

歩夢「すぅ...はぁ...すぅ...はぁ...」

歩夢「私が、本当に落としたのは...カセットじゃないの...」

歩夢「私は、初めて会った時からあなたのことが好きなのっ/// 好きで好きで、ずっと一緒にいたいって思ってるの!愛してるのっ!!///」

歩夢「私が!恋に落ちたのっ!!!///」ポムゥ-!

あなた「えぇっ!?///」

93: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:09:25.82 ID:L4RlTyZI
歩夢「金も銀もいらないの!私が本当に欲しいのは、あなたなの!!あなた、だけなの...///」ギュ…

あなた「えっ、あっ、えっ、う...///」

歩夢「...正直に、言ったよ?」ジィ…

あなた「ぇ...あっ...!///」

あなた「...///」モジ…

あなた「正直者の歩夢ちゃんには...その、こんな私でよければ...貰って、ください...///」モジモジ

歩夢「...!!」パアアァッ?

歩夢「あなたーっ♡」

ムギュ~♡

あなた「わっ、ぁ/// 歩夢ちゃん、濡れちゃうよっ///」

歩夢「あなたとくっつけるなら、それくらい いいもん...///」

96: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:19:00.46 ID:L4RlTyZI
あなた「もぅ...♡」

ナデ…

あなた「私もごめんね、変な勘違いして...歩夢ちゃんを傷つけて...」

歩夢「ううん...嘘をついてた私が悪いから...。それに、正直になったおかげで一番欲しいものを貰えたから...♡」

あなた「歩夢ちゃん...♡」

歩夢「もう私だけのあなただもん。絶対離さないからね...♡」

あなた「うん...♡ ね、目...閉じて...?」

歩夢「ぇ...あ/// うん...///」

あなた「ん...♡」

チュ…♡

歩夢「んぅ...♡」

パアァァァァ…✨

あなた「...ん」キラキラ✨

歩夢「わ、なにっ? 眩しいっ...!」

97: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:22:11.14 ID:L4RlTyZI
あなた「えへへ...泉も私たちを祝福してくれたみたい...。今のキスで、私...人間に転生したの」

歩夢「えっ...それじゃあ...!」

あなた「これからは一緒に暮らそう? 2人で手を取り合って、一緒に幸せになろうね」ニコ…♡

歩夢「ぁ...うんっ、うんっ...」グスッ

あなた「あ、歩夢ちゃんっ???」

歩夢「ごめんね、嬉しくて...すん...」

あなた「...♡」キュンッ♡

あなた「ね、歩夢ちゃん。もう一回...♡」

クイ♡

歩夢「ぇ...あ、んむ、ぅ...///」

チュゥ…♡ チュッチュ♡ チュッチュゥ…♡

.........

......

...


jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、晴れて恋人同士となった2人は その後めでたく結婚し、お花屋さんを経営しながら2人仲良く末永く幸せに暮らしましたとさ♡」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「めでたしめでたし♡」


?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ あなぽむ ?Happy End? アナc*Ó ᴗ Òタ

103: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:30:32.55 ID:L4RlTyZI
『3人の⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞ちゃん』

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「あるところに⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞の3姉妹が暮らしていました」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「この周辺に住んでいた⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞は軒並み@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リに攫われてしまい、3人は数少ない逃亡者でした」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「このままでは、この場所も危ないと考えた3人はそれぞれ別の場所に逃げることにしました」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞(長女)「それじゃあ、みんなそれぞれ新しくて頑丈な隠れ家を作って、そこに引きこもるんだよ?」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞(次女)「歩夢に捕まっちゃったらどうなっちゃうの?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞(三女)「さぁ~?捕虜とかにされて働かされちゃうのかな?」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「それは分からないけど、食べられちゃうって噂があるから...絶対に捕まっちゃだめだよ」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「えー!こわいよ...」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「だからしっかりとした家を建てるんだよ。じゃないと捕まっちゃうかもしれないからね」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「うーん。まあできる範囲で頑張ってみるよ」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「歩夢の力なんて大したことないから余裕だよ~♪」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、3人はそれぞれ家を建てました」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、ある日のこと...三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞の家に@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リがやってきました」

111: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:41:49.93 ID:L4RlTyZI
― 三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞の 藁の家 ―

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「まぁ、藁だけど大丈夫だよね。むしろ森に溶け込んで見つかりづらいかもしれないし」

コンコン

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「はーい!」

ガチャ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふふっ、侑ちゃんみーつけt」

バタン

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「...」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「どうしよう...見つかっちゃった...」

コンコン

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃ~ん。開けて~?私と一緒に楽しいところに行こう?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「やだよ~! 連れていきたいんだったら、力ずくで連れて行けば?」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「え~? もう、本当にそうしちゃうよ?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「どうぞ~?やれるものならね」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞(ふっ...歩夢は藁の家くらい簡単に突破できると考えてるみたいだけど、そうはいかないよ)

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞(一見、ただの藁の家に見えるかもしれないけど実は違うんだよねぇ)

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞(そう、この藁一本一本にはサティポムジアビートルのほんのちょっぴりのポム玉を3万匹分乾かして編み込まれている...超頑丈な藁の家なのさ!!)

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞(この高咲侑!容赦しない!)

113: (もなむす) 2021/12/06(月) 00:50:23.97 ID:L4RlTyZI
@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「もぅ、しょうがないなぁ...」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リスッ…

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ドゥルルンドゥルルン!!

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ポン!

₍ ?cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾「えいっえいっ!」

ブチブチッ! バサァッ!!

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「う、うそ...鋼鉄を高度を超える藁の家が...!!」

?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃん♡」

⎛(cV„> □
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「あっ、もう侑ちゃん待ってよ~」タタッ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「自慢の藁の家を一瞬で壊されてしまった三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞。あわてて次女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞の家へ逃げ込みます」

181: (SB-Android) 2021/12/07(火) 00:07:55.04 ID:GpJWDfQr
そこまで誤字拘るなら言うけど
>>113の"高度"は硬さを指すなら"硬度"じゃないのかな

209: (もなむす) 2021/12/07(火) 02:24:42.29 ID:/oKv5cpl
>>181 ありがとうございます? そこも誤字でした!

誤字>>113
⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「う、うそ...鋼鉄を高度を超える藁の家が...!!」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「う、うそ...鋼鉄の硬度を超える藁の家が...!!」

117: (もなむす) 2021/12/06(月) 01:00:53.40 ID:L4RlTyZI
― 次女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞の 木の家 ―

₍ ⎛(cVง„> □
ガチャ

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「あれ?三女ちゃんどうしたの?」

⎛(cV≧Д≦V⎞「歩夢に見つかっちゃったの!私の家が壊されちゃった!匿って!!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「えぇっ...もぅ、だから頑丈な家を作るようにってお姉ちゃんも言ってたのに...」

⎛(cV≧Д≦V⎞「作ったよ!頑丈な藁の家!!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「はぁ...藁じゃすぐ壊されるにきまってるでしょ?」

⎛(cV≧Д≦V⎞「違うの!藁だけどただの藁じゃなくて...」

コンコン

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃ~ん? ここにいるのは分かってるからね。開けてよ~♡」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「!」

⎛(cV≧Д≦V⎞「ひっ、来たぁ!こんなただの木の家なんてすぐに壊されちゃうよ~!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「ふふっ...これはただの木の家じゃないよ」

⎛(cV„; - ;V⎞「えっ...?」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「これは1万年生きているとされる神木リグポムバイダをさらに独自の技術で鍛え上げて作った最硬度の木の家なんだYO!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「その硬度たるや...ダイヤモンドの約25倍!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「えぇっ!それはすごい!!」

119: (もなむす) 2021/12/06(月) 01:16:12.24 ID:L4RlTyZI
コンコン

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃん~?」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「ふふっ、私たちを連れていきたければ力づくでやってみたら~?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「そうそう、できるものならね~♪」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「またぁ...?も~、しょうがないなぁ...」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ スッ…

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ドゥルルンドゥルルン!!

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ポン!

₍ ?cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾「えいっえいっ!」

メキメキメキッ! ゴッシャアアァァン!!

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「...」

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「ふぅ...2人がけがしないように気を付けて壊したけど、大丈夫だった?」

⎛(cV„> □
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「もぅ~また逃げて...待ってよ~♡」タタッ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「自慢の木の家を一瞬で壊されてしまった二女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞。三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞と一緒にあわてて長女⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞の家へ逃げ込みます」

169:ぽむ ◆VBLaYumHO6v3 (もなむす) 2021/12/06(月) 23:19:38.88 ID:L4RlTyZI
@cメ;˶˘ ᴗ ˘˵リ ごめんなさい誤字がいくつかあったので訂正です...

誤字>>42
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「かくして、2人の勝負はは一時休戦に入りました。共に力を合わせて目的地を目指します」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「かくして、2人の勝負は一時休戦に入りました。共に力を合わせて目的地を目指します」

誤字>>77
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、次の日から女の子は目が女神さまに会うために毎日わざとクソゲーを泉に落とすようになります」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「そして、次の日から女の子は女神さまに会うために毎日わざとクソゲーを泉に落とすようになります」

誤字>>113
⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「う、うそ...鋼鉄を高度を超える藁の家が...!!」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「う、うそ...鋼鉄の高度を超える藁の家が...!!」

誤字>>119
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「自慢の木の家を一瞬で壊されてしまった二女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞。三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞と一緒にあわてて長女⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞の家へ逃げ込みます」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「自慢の木の家を一瞬で壊されてしまった次女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞。三女⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞と一緒にあわてて長女⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞の家へ逃げ込みます」

122: (もなむす) 2021/12/06(月) 01:28:39.38 ID:L4RlTyZI
― 長女⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞の 無敵要塞ユウトピア ―

✨?✨

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「...」

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「なにこれ...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「すっごいでっかい要塞だね...」

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「これ私たち入れてもらえるのかな...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「さぁ...」

ウィーン!!

?「あっ、よかった~!2人とも無事だったんだね!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「その声は...お姉ちゃん!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「助けて!歩夢に追われてるの!!」

?「今、開けるから急いで中に入ってね」

ウィーン! ガコンガコンガコンガコン!!

ゴゴゴゴゴゴゴ...!!

ドズウウゥゥン!!

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「す、すごい...入口のセキュリティだけでこんなに...」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「みてこの扉の厚さ...5メートル以上あるよこれ...」

テクテク テクテクテク…

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「案内されるままに2人は長女⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞の要塞へと入ってきます...すると...」

123: (もなむす) 2021/12/06(月) 01:38:53.06 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「これは...」


ワイワイ キャアキャア ユウユウ

⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞ ⎛(cV≧Д≦V⎞ ⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞ ⎛(cV„Ò □ ÓV⎞
⎛(VÓ ᴗ Ò„Vɔ⎞ ⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞ ⎛(cV≧Д≦V⎞ ⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞
⎛(cV≧Д≦V⎞ ⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞ ⎛(cV„Ò □ ÓV⎞ ⎛(V◜ᴗ◝„Vɔ⎞


⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「私たち以外に、こんなにたくさん...」

⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞「ここにいるのは、私たちと同じで何とか逃げ延びた数少ない逃亡者たちだよ」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「あっ、お姉ちゃん!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「お姉ちゃん!この要塞は...」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「この要塞はね、璃奈ちゃん帝国の力を借りて作った世界最強のシェルターだよ」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「基盤としている資材はリナリウム鉱石。人工鉱石なんだけどその硬度たるやダイヤモンドの約315倍!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「「315倍!?」」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「その鉱石を璃奈ちゃん帝国特有の超技術で加工して作ったのがこの要塞なんだ」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「すごいすごい!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「流石、お姉ちゃん!!」

127: (もなむす) 2021/12/06(月) 01:54:32.82 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「ふふん♪ しかもそれだけじゃなくて、この要塞には璃奈ちゃん帝国の最新最高技術の素晴らしい迎撃装置が備えられてるんだ」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「周囲10キロを高性能ドローンと隠しカメラで常に監視して、歩夢の接近には即対処。高さ20m厚さ10mの防壁が作動!」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「おまけに万が一この要塞が突破されそうになったときに備えて、脱出用のヘリや船も完備されてるからね!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「きゃー!お姉ちゃん最高だYO!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「これで安心してみんなで暮らせるね~」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞=3「ふっふ~ん!そうでしょそうでしょ~?もっと褒めていいからね」エッヘン!

ウー! ウー! ウー! ウー!

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「わわっ何!?何!?」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「お姉ちゃん、こわいよぅ...」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「来たみたいだね」

『EMERGENCY!EMERGENCY!』

///////////【ぽむ警報】///////////
ALERT ALERT ALERT ALERT ALERT
///////////【ぽむ警報】///////////

         @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ

///////////【ぽむ警報】///////////
ALERT ALERT ALERT ALERT ALERT
///////////【ぽむ警報】////////////

『南城門前に@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リが接近。バイタルサインは1人。迎撃態勢Lv1に移ります』

⎛(cV„> □
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「ふっふっふ~♪ 最強防壁【ユージスの盾】作動!」ポチッ!

129: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:07:13.50 ID:L4RlTyZI
― 無敵要塞ユウトピア前 ―

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふんふん、やった!ここに侑ちゃんがいっぱいいるみたい...!」

ズズズズ…!!

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「...んんっ?」

ズゴオオオオオォォン!!

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「わぁ...高い壁...!」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃんに会うにはこれを突破しろってことなのかな...?」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「なら、やるしかないよね」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ スッ…

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ドゥルルンドゥルルン!!

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ポン!

₍ ?cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾「えいっえいっ!」

ガコォン!! ガコォン!! ガコォン!! ガコォン!!

シーン…

?cメ*˶> □ <˵リ「いたた...この扉びくともしないよぉ...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「流石は璃奈ちゃん帝国の最新技術です。@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リのローダンセパワーだけではびくともしません」

ガコォン…! ガコォ…!

@cメ*˶> □ <˵リ「ふぅ...ふぅ...もうだめぇ...」クタァ…

@cメ*´•̥ _ •̥ リ「うぅ...この向こうに侑ちゃんがいるのに...」

@cメ*´•̥ _ •̥ リ「ぐすん...」

@cメ*´•̥ _ •̥ リ「こうなったら...」

130: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:16:50.83 ID:L4RlTyZI
『南城門前@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リの撤退を確認。迎撃完了しました』

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「当然の結果だね」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「やった!やったぁ!お姉ちゃん大好き~♡」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「お姉ちゃん最高!やっぱり、一番はお姉ちゃんだよね。うんうん」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「えへっ、えへへ~っ♪そうでしょ~?そうでしょ~?」デレデレ♡

ウー! ウー! ウー! ウー!

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「「「!!?」」」

『EMERGENCY!!EMERGENCY!!』

///////////【ぽむ警報】///////////
ALERT ALERT ALERT ALERT ALERT
///////////【ぽむ警報】///////////
 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
///////////【ぽむ警報】///////////
ALERT ALERT ALERT ALERT ALERT
///////////【ぽむ警報】////////////

『全方位から@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リの大群が接近。バイタルサイン...測定不能。迎撃態勢LvMAX!!城内の⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞は直ちに避難準備をしてください!!』


⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「...え?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「お、お姉ちゃん...」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「これって、もしかしてピンチ...?」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「そっ、そんなわけないよ!取り合えずカメラの映像を確認して...」

132: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:31:41.63 ID:L4RlTyZI
― 城門前 高性能ドローンカメラの映像 ―






⎛(cV„Ó □ ÒV⎞⎛(cV„Ō □ ŌV⎞⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「「「...」」」

133: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:39:39.88 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「だっ、大丈夫だよ!私たちには無敵の防御壁があるもん!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「そっ、そうだよね!数で攻めてきたって防ぎきれるよね!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「そうそう!私たちには璃奈ちゃん帝国の技術力があるからね!」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「よーし!最強防壁【ユージスの盾】作動!」

ズズズズ…!!

ズゴオオオオオォォン!!

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「ふぅ...これで安心だね」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「一時はどうなるかと...」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「ねぇねぇ、もう勝ったようなものだし祝賀会しようよ!」

ドゴオオォォン!! ドゴオオォォン!!

グラグラグラ…!!

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「わっ、なになになに!?」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「やあぁ...お姉ちゃ~ん?」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「ちょっと待って今、カメラの映像を...」

134: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:50:32.18 ID:L4RlTyZI
― 城門前 高性能ドローンカメラの映像 ―






⎛(cV„Ó □ ÒV⎞⎛(cV„Ō □ ŌV⎞⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「「「...」」」

135: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:54:59.05 ID:L4RlTyZI
ドゴオオオォォン!!ドッカアアァァァァン!!

ゴオオオオォン!!

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「お姉ちゃん、怖いよぉ~!」

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「そんな、ユージスの盾がボロボロになって...!」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「まずい...!」

ウー! ウー! ウー! ウー!

『ユージスの盾突破されました!!危険!!各自、潜水艇とヘリコプターで脱出をしてください!繰り返します...!』

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「みんな!急いで潜水艇へ!」

⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「まってお姉ちゃん、あれ見て!!」

136: (もなむす) 2021/12/06(月) 02:55:32.47 ID:L4RlTyZI
― 城門下部水中 高性能ドローンカメラの映像 ―


  


⎛(cV„Ó □ ÒV⎞⎛(cV„Ō □ ŌV⎞⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「「「...」」」

140: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:08:05.32 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「そんな...これじゃあ海から逃げるのは無理だよ...!」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「じゃあヘリコプターで...!」

ウー! ウー! ウー! ウー!

『上空から無数の@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リが飛来!城内の皆さんは直ちに非難を...』

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「はぁ!?空からも!?」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「うそでしょ...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞「お姉ちゃん、あれ...」

141: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:14:50.84 ID:L4RlTyZI
― ユウトピア上空 高性能ドローンカメラの映像 ―





⎛(cV„Ó □ ÒV⎞⎛(cV„Ō □ ŌV⎞⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「「「...」」」

143: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:21:55.09 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「...」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「お姉ちゃん...」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「これもぅ、完全に手詰まりじゃ...」

ガゴオォン!!

⎛(cV„> □
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃん!やっと見つけたよ!」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「あわわ...やめて!!私はどうなってもいいから、妹は...妹の命だけは...」

⎛(cV„Ó □ ÒV⎞⎛(cV„Ō □ ŌV⎞「「お姉ちゃん...!」」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ええぇと...?命を取ったりなんかしないよ?」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「え...? じゃあどうして私たちを追い回すの!?」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「それは、私たちの国...ゆうぽむ王国に来てほしくて。そのお話をしたかったからだよ」

@cメ;˶˘ ᴗ ˘˵リ「だけど、どうしてか侑ちゃんたちが怖がってなかなかお話を聞いてくれなくて...。それでこんなことに...」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「だって、歩夢が私たちをみんな無理やり拉致して連れて行っちゃうから...!」

@cメ*˶゜口 ゜リ?「拉致なんてしてないよ? ちゃんとほかの侑ちゃんたちにもお話しして、合意の上で来てもらったんだよ?」

⎛(cV„Ò □ ÓV⎞「...どういうこと?」

145: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:37:57.03 ID:L4RlTyZI
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「あのね、私たちは侑ちゃんたちと同盟を結びたくてこうしてみんなを追っていたの」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「同盟...?」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「うん!幼馴染純愛ハッピーエン同盟だよ!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「なにその同盟...」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「えっとね、まず...ゆうぽむ王国の私たちはみんな侑ちゃんのことが大好きでお嫁さんになってもらいたいって思ってるの///」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「「「えっ...///」」」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「それでね、この同盟は侑ちゃんたちが私の国に来て私たちのお嫁さんになってくれるかわりに、私たちも全身全霊を尽くして侑ちゃんたちを幸せにするっていう同盟なの」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「もちろん侑ちゃんの意思を第一に尊重するから、結婚する相手も好きな子を侑ちゃんが選んでいいんだよ。それに、悲しけど...同盟を結びたくないし、私たちの国に来たくないって言うのならそれも尊重するよ」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「私たちの国では侑ちゃんは大人気だからね...今はみんなで侑ちゃんの取り合いになってて、少しでも多くの侑ちゃんに来てほしいの」

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「もちろん私も、侑ちゃんのことが...欲しいの...///」モジ…♡

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「「「...!!」」」???

@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ「...どうかな?///」モジモジ♡

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「「「同盟を結びます!!!」」」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、全ての⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞が幼馴染純愛ハッピーエン同盟を結び、ゆうぽむ王国は⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞と@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リのカップルで溢れかえりました」

147: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:56:03.78 ID:L4RlTyZI
jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「さてさて、3人の⎛(cV„Ò ヮ ÓV⎞はどうなったのでしょうか」


― ゆうぽむ王国 ⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞3姉妹と?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リの愛の巣 ―

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「えへへ、みてよ私のお家!」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「歩夢といーっぱいいちゃいちゃできるように、お風呂もベッドもキッチンも食卓もぜーんぶギリギリ2人が入れるサイズなんだよ?」

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「ちょっと狭いけど...その分いーっぱい歩夢とくっつけるからとっても居心地いいんだよ~♡」

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ(三女のお嫁さん)「侑ちゃんってばもぅ...♡」スリスリ♡

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「えへへ、やっぱりおうちはこうじゃなくちゃね♡」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「ふふん、確かにずっとくっついていられるのは素晴らしいけど、私の家のほうがすごいもんね」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「いつどんな場所でもえ ちできるように全部の部屋に収納型のベッドがあるんだよ!」

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「しかも、防音防水もばっちり!あんなことやこんなことするための衣装や道具もそこかしこにあるから日々の性活が充実してるんだ~♡」

₍ ?cメง*˶> o <˵リว ⁾⁾(次女のお嫁さん)「もぅ~侑ちゃん恥ずかしいからやめてよぉ~///」ポコムポコム

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「えへへ~♡ そんなこと言って、いつも歩夢から押し倒して足を挟んでくるくせに~♡」デレデレ♡

148: (もなむす) 2021/12/06(月) 03:56:39.39 ID:L4RlTyZI
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「2人ともかなりいい線いってるけど。まだまだだね」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「私はやっぱり普通のお家だよ!特別な仕掛けも、機能も、頑丈さもいらない」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「歩夢がいてくれればそれでいいの!歩夢と一緒なら、どんなお家でも、どんな場所でも一番幸せだよ!」

?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ(長女のお嫁さん)「侑ちゃん...!もぅ、そういうところが大好きなのっ♡」ギュー♡

⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞「も~お姉ちゃんには敵わないなぁ...でも、私だって歩夢を好きな気持ちはだれにも負けないんだからね!」

ギュー♡

?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ(三女のお嫁さん)「侑ちゃぁん...♡」スリスリ♡

⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「私だって負けてないもん!ね、愛してるよ~歩夢ぅ~♡」

チュゥ-♡

?cメ*˶> ᴗ <˵リ(次女のお嫁さん)「も、もー...調子いいんだからぁ...♡」デレデレ♡

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「むー見せつけてくれちゃって!私たちが一番だってみんなに教えてあげよう?」

チュッチュッ♡

?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ(長女のお嫁さん)「うん!侑ちゃん、愛してる...♡」

イチャイチャ♡ イチャイチャ♡

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「こうして、それぞれ恋人と結婚した⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞3姉妹は末永く幸せに暮らしました」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「そして、そんな素敵な愛で溢れるゆうぽむ王国は永久に栄えましたとさ」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「めでたしめでたし♡」


?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ?cメ*˶> ᴗ <˵リ?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ ゆうぽむ ???Happy End??? ⎛(cV„Ó ֊ ÒV⎞⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞

151: (もなむす) 2021/12/06(月) 04:05:07.28 ID:L4RlTyZI
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ここまで読んでくださった方、ありがとうございました
おまけでもう一話だけお話がありますが、時間が時間なのでまた明日の夜頃に投下します
おまけエピソードはかなせつ??のお話になります。よければこちらもお楽しみください

170:追加エピソード(もなむす) 2021/12/06(月) 23:25:43.86 ID:L4RlTyZI
『マッチ売りの彼方ちゃん』

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「むかしむかし、大晦日の夜に貧しい女の子が雪の降る町のなか、マッチを売り歩いていました」

彼方「どなたかマッチはいりませんか...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「しかし、大晦日で忙しい街の人たちは、女の子に目もくれず去っていきます」

彼方「うぅ...このマッチを売らないと遥ちゃんに美味しいものを食べさせてあげられないのに...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「女の子には溺愛している妹がいました。妹のためにもマッチを売って、お金を稼がなければいけません」

彼方「はぁ...寒いよぉ...このままじゃ彼方ちゃん壊れちゃう...」

彼方「あそこ家の陰でマッチを擦って暖まろう」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「どうしても寒さに耐えられなくなった女の子は、マッチを一本擦って、暖をとることにしました」

彼方「えいっ」

シュッ!

ボッ?

ホワワーン…

彼方「...え?」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「すると、不思議なことに、女の子が擦ったマッチの火を中心にもやもやと暖かそうな暖炉のある部屋が見えました」

173: (もなむす) 2021/12/06(月) 23:36:00.17 ID:L4RlTyZI
彼方「なにこれ...幻覚? あぁ、でもなんだか暖かい...暖かくて彼方ちゃん眠くなっちゃいそう...」ウト…

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「すると、女の子の幸せな空想世界に火の精霊が現れました」

ボワゥン!

せつ菜「どうも!!本物の優木せつ菜が彼方さんの願いを叶えにやってきましたよ!!!」

彼方「わっ!?暖炉からいきなり人が...!」

せつ菜「私は火の精霊です!!寒空の中、貴女が一生懸命マッチを売っている姿に感銘を受けました!!!」

せつ菜「なので、そんな頑張っている彼方さんに私からご褒美を上げようと思いまして!!」

彼方「ご褒美...?」

せつ菜「はい♪貴女が擦ったマッチの火が灯っている間、この空想世界で私が願いを叶えてあげます!!」

彼方「おー!それは嬉しいけど...彼方ちゃんはマッチを売らなきゃいけないからねぇ...」

せつ菜「まぁまぁ!!少しくらい休息も必要ですよ!!!」

176: (もなむす) 2021/12/06(月) 23:48:54.10 ID:L4RlTyZI
せつ菜「確か最初のお願いは暖まりたいですね!!うおおぉぉぉ任せてください!!火の精霊ですから暖めるのは得意ですよ!!!」

彼方「えぇ、この部屋でもう十分暖かいんだけど...」

せつ菜「くらえ!!せつ菜スカーレットストオオォォォムッッ!!」

ゴオオオォォォ!!???

彼方「は? うぁっ!? 熱っ!? あっつ!! ちょやめ...やめろ!!!」

せつ菜「え?もっとですか!!?まだまだいけますよおおおぉぉぉ!!」

ボワウオオォォォォォッ!!?????

彼方「あづっ!!? あづあぁっ!!? あっづううぅっ!!!? ぐっ、このぉっ!!」

グイッ!! ポフッ!!

せつ菜「きゃぁ!?」(手を引かれて彼方の膝の上に腹ばいで乗せられる)

彼方「いい加減にっ...!!」

ペロン♡ スルスルッ♡

せつ菜「はぇっ!?/// やぁっ/// 脱がしちゃっ///」(スカートを捲られて、パ〇〇をずり降ろされる)

彼方「あっっっついんだよおぉぉぉッッッ!!!」ビュン!

バチーン!!

せつ菜「ひぐぅっ!!!?///」ビクゥン♡

ホワホワ-ン…

彼方「...んん?」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「火の精霊のお尻をぶっ叩いた瞬間、目の前の景色が変わります」

178: (もなむす) 2021/12/06(月) 23:58:45.20 ID:L4RlTyZI
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「気づけば元の場所に...手元には燃え尽きたマッチがありました」

彼方「何だったんだろうさっきの...夢?」

彼方「でも、なんだか体が暖まったような...手もなんとなくジンジンしてるし...」

彼方「...う~ん?」

クキュ-…

彼方「うぅ...考えてたらお腹が空いてきちゃった...」

彼方「帰って遥ちゃんの温かい手料理が食べたい...」

彼方「...」チラッ

彼方「夢だったとは思うけど、もう一度...」

彼方「美味しい食べ物...美味しい食べ物...」

シュッ!

ボッ?

ホワワーン…

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「最愛の妹の美味しい手料理を思い浮かべながら 再び女の子がマッチを擦ると、先ほどと同じようにもやもやと暖かい部屋が見えてきました」

180: (もなむす) 2021/12/07(火) 00:05:52.46 ID:/oKv5cpl
彼方「おー...これってもしかして本当に...」

せつ菜「ぐすん、ぐすん...あっ!彼方さん...」グシグシ

彼方「ぁ...せつ菜ちゃん...。さっきはごめんねぇ...?」

せつ菜「いえ、さっきは私が加減を間違えてしまったので...」

せつ菜「先ほどのお詫びもかねて、今度こそおもてなしをさせていただきます!!!」

彼方「!」

せつ菜「美味しい手料理ですよね!!腕によりをかけて彼方さんのことを想いながら作りました!!!」ササッ

グツグツ…グツグツ… デロオォーン…☠

彼方「えぇ...と、この 魔女のかき混ぜていそうな紫色の物体は...」

せつ菜「私の手料理です!!!」

彼方「ひっ」

182: (もなむす) 2021/12/07(火) 00:17:29.11 ID:/oKv5cpl
せつ菜「まぁまぁまぁ!!!遠慮せず食べてくださいね♪ おかわりもたくさんありますから!!」

ズイッ!! ビチビチビチ!!

彼方「うっ!? なにそれ...なんでスプーンの上で何かがビチビチと...!!?」

せつ菜「生きがいいんです!!」

彼方「か、彼方ちゃんやっぱりお腹いっぱいかも~」

せつ菜「またまた~♪ どんどん食べてくださいねっ♡」

ヒュッッ!! ガポッ!!

彼方「ぐむぅっ!!!? まずっ!!?しかもあっつ!!? ちょやめ...ぐ...!!?」

せつ菜「まだまだありますよ~はい♡ あ~ん♡」

ガポッ! ガポッ! ガポッ! ガポッ! 

彼方「ふぐっ...まず、やめっ...ぐごっ、うぇっ...おっぐ...」ガクガク

183: (もなむす) 2021/12/07(火) 00:25:09.64 ID:/oKv5cpl
彼方「このっぉ!!!」

グイッ!! ポフッ!!

せつ菜「きゃっ!!またっ!!?」

彼方「やめてって言ってるのに...」

ペロン♡ スルスルッ♡

せつ菜「あっ/// あっ/// あっ///」ジタバタ

彼方「まっっっずいんだよおぉぉぉッッッ!!!」ビュン!

バチーン!!

せつ菜「んううぅっ!!!?///」ビクゥン♡♡

ホワホワ-ン…

彼方「ふぅ...ふぅ...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「先ほどと同じように、火の精霊のお尻をぶっ叩いた瞬間に目の前の景色が戻っていきます」

185: (もなむす) 2021/12/07(火) 00:34:51.97 ID:/oKv5cpl
彼方「はぁ...はぁ...やっぱり夢じゃないみたい...」

彼方「うえぇ...舌がさっきの料理の味で痺れてるよ~...」オエェ…

彼方「ぐすん...頑張っているのにこんな目にあうなんて...」ウルウル

彼方「早くマッチを全部売って...帰って遥ちゃんに会いたいよ~」グスン

彼方「このままじゃ彼方ちゃん壊れちゃう...ぐす...」グスグス

彼方「...!」ヒラメキスキル?

彼方「もしかして、お願い事で遥ちゃんに会えたりしないかな...?」

彼方「たとえ幻覚でも、遥ちゃんの笑顔が見れれば彼方ちゃんまだ頑張れそう...」

彼方「...」

彼方「遥ちゃんに会いたい...遥ちゃんに会いたい...」

シュッ!

ボッ?

ホワワーン…

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「最愛の妹を思い浮かべながら マッチを擦る女の子。期待通り、もやもやと暖かい部屋が見えてきます」

186: (もなむす) 2021/12/07(火) 00:49:58.05 ID:/oKv5cpl
彼方「...」

せつ菜「...///」モジモジ

彼方「せつ菜ちゃん...?」

せつ菜「その、彼方さんの気持ち...伝わりました///」モジ…

せつ菜「最愛の人を想いながら会いに来てくれたってことは、そういうことなんですね...///」テレテレ

彼方「え、ちが」

せつ菜「そのっ!私も、会ったばかりですけど...彼方さんのこといいなって思ってて...///」

彼方「えぇっ///」

せつ菜「マッチを健気に売る儚い姿と、私のお尻を叩く時の荒々しい気性のギャップにトキメいちゃって...///」

せつ菜「その...叩かれるのも、癖になりそうです...///」モジ…♡

彼方「えぇ...」

188: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:02:55.15 ID:/oKv5cpl
せつ菜「ですが、私は火の精霊...彼方さんのいる世界に行くには大きな火の力が必要なんです...」

せつ菜「あぁっ...愛し合う2人に立ちはだかる障害...。このままでは2人は結ばれないでしょう...うぅ...」ミブリテブリ

彼方「へぇー...そうなんだねぇ。じゃあ、もう彼方ちゃんを元の世界に戻してもらってもいいかな?」ゲンナリ

せつ菜「ですが問題ありません!!」

彼方「え」

せつ菜「火種はあります!!火が無ければ、火を起こせばいいんです!!!」

彼方「えっと、せつ菜ちゃん?何を...?」

せつ菜「行きますよー!!!せつ菜ッッ!!!スカーレットッッッ!!!ストオオォォォムッッッ!!!」

?????ゴアオオオオオォォッッッ!!?????

彼方「うわぁっ!!?ちょっあつっ!!?なに、なにぃ!!?」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「突如、巨大な火炎が立ち上り女の子の視界を覆います...」

190: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:14:05.04 ID:/oKv5cpl
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「何もかもが炎につつまれたと思った次の瞬間、女の子は元の場所に座り込んでいました」

彼方「ほえぇ...? な、なにが起こったの?」

せつ菜「ふふっ、成功したようですね!!!本物の優木せつ菜が彼方さんの世界にやってきましたよ!!!」ペカーン!

彼方「あぇっ!? せつ菜ちゃんっ!!? 本当にこっちに来れたの...?」

せつ菜「はい!この世界にある火種に私の力で火をつけて、その大きな火の力を借りて私を召喚しました!!」

彼方「へえぇ...って、火種...?」

せつ菜「はい!あれを!」

プスプス…? (燃え尽きた大量のマッチの残骸)

彼方「あ゛ーっ!!彼方ちゃんのマッチが!!全部燃えカスに...」ガーン!

彼方「そ、そんなぁ...」クラッ

バタリ…

せつ菜「か、彼方さん!!?」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「なんということでしょう。マッチが全部燃えカスになったショックで、少女は気絶してしまいました」

192: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:24:10.82 ID:/oKv5cpl
彼方「う~ん...」

せつ菜「た、大変です!!こんな寒空の下で眠ったら、凍え死んじゃいますっ???」

彼方「すやぴ...」

せつ菜「彼方さん!!彼方さーーーんっ!!!!」ペチペチ

彼方「う゛~ん...」

せつ菜「だめです...全然起きてくれません...」

せつ菜「...!」ヒラメキスキル?

彼方「すぅ...」

せつ菜「こ、この展開はあれですね...愛する人のキスで目が覚めるっていうあの...///」チラッチラッ

彼方「すやぁ...」

せつ菜「で、では!!彼方さん...♡ んぅ...♡」

ンチュゥ…♡

彼方「んむぅ...」

せつ菜「ふぅ...///」

彼方「すやぁ...」

せつ菜「...」

せつ菜「...起きませんね」

193: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:33:24.36 ID:/oKv5cpl
彼方「...ん」ムニャ

せつ菜「...///」ムラムラ♡

せつ菜「も、もう少しだけ.../// んー♡」ソッ

チュッチュ♡ ペロ…♡ チュム♡ チュゥ…♡

ペロペロ♡ チュル…♡ ハムハム♡ チュウウゥ♡

チュパチュパ♡ ンチュンチュ♡ チュッチュッチュッ♡

アムアム♡ ペロペロペロペロ♡ チュウウゥゥゥッパッッ♡

せつ菜「ぷはっ...♡ はふぅ...♡」ツヤツヤ

彼方「ん~...んにゃ...」

せつ菜「...」

せつ菜「...起きませんね」

197: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:38:52.26 ID:/oKv5cpl
せつ菜「どうしましょう、このままでは彼方さんが...」

せつ菜「...!!」ヒラメキスキル???

せつ菜「こういうときはアレしかないですね!!」

せつ菜「...彼方さん♡」(彼方の耳元に唇を寄せる)

彼方「ん...ぅ...」

せつ菜「すぅ...」

せつ菜「ウ゛ォ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛!!!!!!!!!」(耳元轟音)

彼方「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!?」キーン!!

彼方「う゛ぐっ!?う゛ががががぁ...!!」グワングワン

せつ菜「ふぅ!!いい仕事しました!!!!」ペカー!

彼方「こんのぉっ...!!」

ペロン♡ スルスルッ♡

せつ菜「きゃっ♡ あっ♡ 彼方さんだめですっ♡ こんなとこでっ♡」

彼方「う゛る゛っ゛さ゛い゛ん゛だよ゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛!!!!」ビュゴォッ!!

バッチイイィィン

せつ菜「ひあ゛う゛んっ!!!///」ビクゥンッ♡♡♡

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「こうして、無事に女の子は目覚めました。ついでに火の精霊も目覚めました(新しい性癖)」

199: (もなむす) 2021/12/07(火) 01:50:31.94 ID:/oKv5cpl
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「その後、女の子はマッチを全部燃えカスにしたことと、初めてのキスを執拗に奪われたことの責任を取らせることにしました」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「火の精霊は女の子の恋人となり、彼女のお家に居候して マッチ売りのお手伝いをすることになりました」

せつ菜「マッチはいかがですかー!!!本物のせつ菜印のよく燃えるマッチですよーー!!」

侑「あっ、歩夢~!超火力マッチだって!!買ってみようよー!!」

歩夢「もぅ~侑ちゃんってばすぐこういうの欲しがるんだからぁ...」

果林「エマ。そういえば、マッチ切れたって言ってなかったかしら」

エマ「あっ、そうだね。ちょうど切らしてたんだぁ~。5箱下さい!」

かすみ「しず子、あれって今話題のすごくよく燃えるマッチじゃない?ちょっと買ってみようよ!!あとでお返しにいいことしてあげるからさ~♡」(甘え声)スリスリ♡

しずく「も~、かすみさんってば しょうがないなぁ.../// ちょっとだけだよ? 100箱ください」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「私も100箱下さい」

璃奈「愛さん、あのマッチ欲しい...。あれは普通の火力じゃない、成分を分析したい」

愛「いいよー!500箱下さい!」

せつ菜「はいはーい!!順番ですよ!!並んでください!!!」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「火の精霊の声はとても大きく、宣伝効果は抜群です。さらに、火の精霊が作ったマッチは火力がすさまじく、話題になりました」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「多くの人が買いに来て、マッチは飛ぶように売れました」

201: (もなむす) 2021/12/07(火) 02:03:20.47 ID:/oKv5cpl
せつ菜「ふぅ...今日もたくさんのマッチが売れました」

ポンポン

彼方「せつ菜ちゃん、お疲れ様。お弁当作ってきたよ~」

せつ菜「彼方さん!ありがとうございます!」

パカ…

せつ菜「わぁ~!美味しそうです!!」

彼方「んっふっふ~。彼方ちゃんのお手製だからね」

彼方「はい、あ~ん♡」

せつ菜「あ、あー.../// んむ...美味しいです~!!」ペカー!!

彼方「でしょ~?」

202: (もなむす) 2021/12/07(火) 02:13:08.46 ID:/oKv5cpl
彼方「いつもありがとうね。なんだかんだ、せつ菜ちゃんのおかげで彼方ちゃんのお家は安泰だよ~」

せつ菜「いえいえ!!愛する人のためですから!!!!」

彼方「...///」

彼方「...せつ菜ちゃん」

せつ菜「はい?」

彼方「...あのね。彼方ちゃん、最初はそんなにせつ菜ちゃんのこと好きじゃなかったの」

せつ菜「え...」ガーン…!

彼方「最初はね。今は違うよ?」

彼方「せつ菜ちゃんと一緒に暮らして...こうやってひたむきに私に尽くしてくれるところとか、まっすぐに大好きをぶつけてきてくれるところとか」

彼方「彼方ちゃんのこと、一番に想ってくれるところが...」

スッ…

せつ菜「ぁ...///」

彼方「...♡」

チュ…♡

せつ菜「ん...♡」

彼方「んふ..♡ 大好きだよ♡」

せつ菜「ふぁ...///」クラクラ

せつ菜「ぁ、あ.../// 彼方さんからキス、初めて.../// あう、あうぅ...///」プシュー!

せつ菜「ううううぅぅぅっ/// 私も彼方さんのこと大好きですっ!!世界一愛してますぅーっ!!!!!」シュゴー!!

?????ゴアオオオオオォォッッッ!!?????

彼方「お゛わ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ!!? せつ菜ちゃん落ち着いてっ!!マッチ全部燃えちゃうからあぁぁぁっ!!!?」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「こうして、たくさんのマッチが売れて、女の子のお家は大金持ちになりました」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「女の子は、最愛の恋人と最愛の妹、そして大切な家族と一緒に、いつまでも末永く幸せに暮らしましたとさ」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「めでたしめでたし♡」

ノレcイ´=ω=) かなせつ ?Happy End? ⁄/*イ`^ᗜ^リ

205:ぽむ ◆VBLaYumHO6v3 (もなむす) 2021/12/07(火) 02:17:17.08 ID:/oKv5cpl
jΣミイ˶˘ ᴗ˘˶リ「おしまい...」

女の子「わぁ~、どのお話も面白かったぁ!妖精さん、ありがと~♪」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「うん。楽しんでくれたなら良かったよ」ナデナデ

女の子「えへへ~♪」

女の子「...でも、お話してくれた中の、このお話に出てくる人たち...なんだかお母さんとママに似てるかも。名前も同じだし」

jΣミイ˶˘ ᴗ˘˶リ「...」

女の子「もしかして、これってお母さんたちの...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「...そろそろ帰らないとお母さんが心配するよ?」

女の子「あっ、うん...妖精さん!楽しいお話を聞かせてくれてありがとー!」

女の子「また、楽しいお話 聞かせてね!」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「うん♪」

女の子「またねー!」フリフリ

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「...」フリフリ



jΣミイ˶˘ ᴗ˘˶リ「...」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「どんな物事にも、時間は平等に流れて風化していきます」

jΣミイ˶º ᴗº˶リ「でも、こうして語り継ぐことで...そこにあった尊い輝きだけは、風化させずに紡いでいきたい」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「だから私は、今日も昔話を語ります」

jΣミイ˶˘ ᴗ˘˶リ「むかしむかしの、お話でした」

jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˶リ「おしまい♡」

207:ぽむ ◆VBLaYumHO6v3 (もなむす) 2021/12/07(火) 02:21:15.06 ID:/oKv5cpl
?cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ 最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
忙しくて、更新遅くなってしまいました。ごめんなさい。少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
これからも、ゆうぽむ、あなぽむ、?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ⎛(VÓ ᴗ Ò„Vɔ⎞が咲き誇りますように。

208: (SB-iPhone) 2021/12/07(火) 02:21:35.31 ID:fAfOF0DX
全部面白かったよ

213: (もんじゃ) 2021/12/07(火) 04:48:30.48 ID:M/OXh5Is
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞

212: (もんじゃ) 2021/12/07(火) 02:41:16.06 ID:BVXUaqZf

ええもん見れたわ

220: (SB-iPhone) 2021/12/07(火) 16:39:21.23 ID:N02B1Qsh
4本も読めてお得感満載だ

215: (もんじゃ) 2021/12/07(火) 08:00:22.93 ID:xysEl3ps
安心と信頼のぽむ先生クオリティー 乙

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1638706171/

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