【SS】侑｢jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘホイホイ？｣ しずく｢そうです｣【ラブライブ！虹ヶ咲】

しずく｢よいしょ…よいしょ…｣

侑｢おはよー って、しずくちゃん何作ってるの？｣

しずく｢あ、おはようございます侑先輩｣

しずく｢これはjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘホイホイです｣

侑｢jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘホイホイ？｣

しずく｢はい｣

侑｢えっと、jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘってなに？｣

しずく｢とある掲示板に、わたしに似た謎の生き物が大量に生息しているんです｣

侑｢ええ？｣

しずく｢タチの悪いことに、わたしになりきって変なことばっかり言ってるらしくて｣

しずく｢そこで、捕まえることにしたんです｣

侑｢ええ…｣

しずく｢ほら！さっそく1匹湧きましたよ！｣

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡

侑｢うわっ！なにこの生き物！しずくちゃんに似てて可愛い～！！｣

しずく｢はあ？｣

侑｢君はどこから来たの？｣

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ…

しずく｢ちょっと何してるんですか侑先輩！それを甘やかさないでください！｣

侑｢えー、可愛いじゃん｣

しずく｢可愛くないです！可愛くない発言をしてるんですよそれは！｣

侑｢そうなの？｣

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ…

侑｢喋らないね｣

しずく｢くっ…侑先輩が見てるからっていい子ぶっちゃって…！｣

しずく｢とにかく！わたしはわたしの名誉のためにこの生物を1匹残さず捕まえます！｣

侑｢ま、まあしずくちゃんが困ってるならわたしは協力するよ｣

しずく｢ありがとうございます♡｣

侑｢それでさ、具体的に何をするの？そのダンボールで作ったお家みたいなのに餌でも設置するの？｣

しずく｢いいえ、この家はjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘが建物の中から百合を観察するという本能を利用するためのものです｣

侑｢百合？｣

しずく｢はい｣

侑｢なにそれ？｣

しずく｢例えばこういうのです……侑先輩っ｣ｷﾞｭｯ

侑｢おわっ！いきなり手なんて繋いでどうするの？｣

しずく｢まあまあ、見ていてください｣

しずく(わたしと侑先輩が手を繋いで仲良ししてるんだから、jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘも湧くはず！)

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ

侑｢あっ！見てしずくちゃん！お家の中にいっぱいいるよ！｣

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ侑先輩♡

侑｢あ！この子喋ってる！わたしの名前呼んだよ！｣

しずく｢とりゃあっ！！｣ﾊﾞｼｯ

jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ
jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ
jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ
jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ

侑｢ああ！しずくちゃんなんで叩いたの？！｣

しずく｢言ったじゃないですか！わたしはこの生物を1匹残さず捕まえるんです！｣

侑｢で、でも可愛いそうだよ…｣

しずく｢jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘによるこの書き込みを見ても同じことが言えますか？｣

侑｢！｣

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘがしていた書き込み>>19

侑｢この書き込みは…｣

しずく｢jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘと同じ種類で、わたしではなく歩夢さんに似ている生物の@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘの体を乗っ取るという悪質な行動をしている瞬間の書き込みです｣

侑｢の、乗っ取り？！｣

しずく｢はい jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘは、@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘの気持ちを踏みにじるようなことをよくやっているんです｣

侑｢そうなんだ…｣

jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ

侑｢そんな風には見えないんだけどなぁ…｣

しずく｢とにかく！もっとjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘを捕まえますよ！｣

侑｢う、うん！それで次は何をするの？｣

しずく｢…ふふ♡｣

侑｢？｣

しずく｢♡｣ﾀﾞｷｯ

侑｢あわわっ！し、しずくちゃん？！｣

しずく｢いつもかすみさんが侑先輩に抱きついてるのをみて、いいなぁってずっと思ってたんですよ…♡｣

侑｢そ、そうなんだ！言ってくれればいつでも抱きついてよかったのに｣

しずく｢いえ、2人きりの方が何だかどきどきするじゃないですか……♡♡｣

侑｢っ！｣ﾄﾞｷｯ

侑｢あ、あれ あんまり集まってこないね｣

しずく｢どうしてでしょう…｣

侑｢もしかしたら、もっと抱きついてた方がよかったんじゃない？｣

しずく｢ええっ？！｣

侑｢よくわからないけど、わたしとしずくちゃんが抱き合ってるとjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘは湧くんでしょ？｣

侑｢ならもっと抱きしめ合ってた方がいいと思う！｣

しずく｢そ、そうですかね…｣

侑｢よーし！しずくちゃん～！｣ﾀﾞｷｯ

しずく｢ひゃっ！？///｣

侑｢うーん！しずくちゃんもかすみちゃんに負けない抱きしめ心地だね～！｣ﾑｷﾞｭﾑｷﾞｭ

しずく｢あっ…/////｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ♡

侑｢あ、見て！いっぱい出てきた！｣

しずく｢そ、そうですね…///｣

侑｢叩くのは可哀想だからカゴの中に入れちゃおうか｣ﾎｲﾎｲｯ

しずく｢…｣

しずく(侑先輩…優しくて好きです…)

侑｢そういえばさ、jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ以外にも何匹か別の出てくるけどこれは？｣

しずく｢ああ、先程歩夢さんに似た@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘがいると言った通り、色んな人に似た謎の生物が沢山いるみたいですよ｣

侑｢そうなんだ じゃあわたしに似た生物もいるのかな｣

しずく｢あれでは？｣

⎛(cV„O ᴗ OV⎞私もたまらん！

侑｢あ、ほんとだ！なんかこの子わたしに似てる！｣

ε=ε=ε=⎛(cV„O ᴗ OV⎞

侑｢あ、逃げちゃった｣

しずく｢きっと恥ずかしがり屋なんでしょうね｣ｸｽｯ

侑｢そっかぁ｣

しずく｢…｣ﾁﾗｯ

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ

しずく｢げっ｣

侑｢あれ？その子は？｣

しずく｢これは…｣

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ

侑｢なんか怒ってるみたいだけど｣

しずく｢…ゆ、侑先輩！｣

侑｢うん？｣

しずく｢その子を撫でてあげてください！｣

侑｢えっと、こう？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

侑｢あ！笑った！｣

しずく｢ほっ…｣

侑｢なんか可愛いね！｣

しずく｢まあ見た目だけは…変な言動しなければいいんですけど…｣

侑｢この@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘはどうする？｣

しずく｢…｣

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ…

しずく｢逃がしてあげてください｣

侑｢わかった！｣

εεεεε@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

侑｢ばいばーい！｣

しずく(あれを刺激すると@cﾒ*◉ _ ◉ﾘになるのでこうするしかないんですよ…)

从cι˘σ ᴗ σ˘*

侑｢この子はなんかかすみちゃんに似てるね｣

しずく｢jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘは从cι˘σ ᴗ σ˘* によく意地悪するんです｣

侑｢そうなんだ｣

从cι˘σ ᴗ σ˘* 侑先輩！私も撫でて欲しいです

侑｢いいよ！｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

从cι˘♡ ᴗ ♡˘*

侑｢可愛いね～ さ、お家におかえり｣

ε=ε=ε=从cι˘σ ᴗ σ˘*

侑｢よし、この後は？｣

しずく｢え？｣

侑｢これで全部捕まえられたの？｣

しずく｢い、いえ…まだだと思います｣

侑｢だよね 次は何をすればいい？｣

しずく｢……｣

しずく｢…………き……｣

侑｢き？｣

しずく｢……キス…………///｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

侑｢キス？………………え？///｣

───────────

───────

───

しずく｢…｣

jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ
jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ
jΣﾐｲ˶× -×˶ﾘ

しずく｢…｣

しずく｢あなたたちのおかげで侑先輩との距離が縮まったよ｣

しずく｢……キスもしちゃったし………///｣

しずく(ほっぺだけど…///)

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ！

しずく｢だから、今回は見逃してあげる｣

εεεεεjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ
εεεεεjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ
εεεεεjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ
εεεεεjΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ

しずく｢もう変な書き込みしないでよ！｣

jΣﾐｲ˶^ ᴗ^˶ﾘ
jΣﾐｲ˶^ ᴗ^˶ﾘ
jΣﾐｲ˶^ ᴗ^˶ﾘ

しずく｢まったく…｣

完