【SS】梨子「同人誌とルビィちゃんのアイドル雑誌が入れ替わってる！？」【ラブライブ！サンシャイン!!】

りこルビ

梨子「こ、これは！？」

梨子「買った覚えがない雑誌！？」

梨子「スクールアイドル特集雑誌？……どうして……」

梨子「あ・・・あの時かも」

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数分前　沼津

梨子（まさか、あの店…同人誌置いてたなんて…）

梨子（早く帰って見よ♡）ﾙﾝﾙﾝ♪

ﾄﾞﾝ

梨子「きゃ！」

？「はわぁ！？」

梨子「ご、ごめんなさい！大丈夫ですか！？」

梨子「…ってルビィちゃん？」

ルビィ「あ、梨子さん！こんな所で会うなんて！」

梨子「ごめんねルビィちゃん。しっかり前みてなくて」

ルビィ「い、いえ！ルビィもよく見てなかったので…」

梨子「・・・あれ？」

梨子「この袋……あの店の…」

ルビィ「知ってるんですか？」

梨子「う、うん……」

ルビィ「あの店は何でも揃ってるから不思議ですよね」

梨子「そうね」

梨子「ルビィちゃんも寄ったんだ、あの店に」

ルビィ「はい！あそこしか置いてない本を買ってます」

梨子「へ～」

梨子「ルビィちゃんは帰るところだった？」

ルビィ「はい」

梨子「それじゃ、一緒に帰りましょ」

ルビィ「いいんですか？」

梨子「ええ♡」

ルビィ「わぁい♡」

梨子「ふふ♡」

梨子（可愛い♡）

梨子「えっと…」ﾋｮｲ

本が入った袋を拾い

梨子「はい、ルビィちゃん」

ルビィ「有難うございます」

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現在

梨子「あの時に！？」

梨子「しかも原因は私！！！？」

梨子「ああっ！どうしよ！」

梨子「もしルビィちゃんに見られたら……」

・・・・・・・

ルビィ「えっ…梨子さん…」

ルビィ「こんな変な物読んでるんですか？」

ルビィ「幻滅しました」

・・・・・・・

梨子「違うの！その本は別に変な本じゃないの！！？」

梨子「表紙に騙されちゃ駄目！！」

梨子「…」

梨子「……」

梨子「こんな事してる場合じゃない」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

梨子（ルビィちゃんに電話をしよう）

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ、ｶﾞﾁｬ

梨子「あ、ルビィちゃん！あのね！」

ダイヤ「ごめんなさい梨子さん」

梨子「だ、ダイヤさん！？」

ダイヤ「あの娘、携帯を忘れてしまったの」

ダイヤ「何かあるなら伝えとくけど……」

梨子（本の袋を開けないように頼もうかな？）

梨子（ううん…ダイヤさんにもバレる可能性が出る）

梨子（もしそうなったら…）

――――

ダイヤ「な、な、なっ///」

ダイヤ「何て破廉恥な！破廉恥極まりない！///」

ダイヤ「梨子さん……幻滅しました」

―――――――

梨子（駄目よ！！頼めない！）

梨子「い、いえ！…ルビィちゃんは家には帰ってないんですか？」

ダイヤ「そうですわね」

ダイヤ「沼津に寄って帰りに花丸さんの家に行くと言ってましたわ」

梨子「あ、有難うございます・・・それじゃ」ﾌﾟﾁ

梨子（つまり、ルビィちゃんの携帯は家……）

梨子（そしてルビィちゃんは花丸ちゃんの家に行ったのね……）

梨子「い、行かなきゃ……」

・

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花丸の家

梨子「う～ん」

梨子「直接会って入れ替わった事を説明しても」

梨子「後で怪しまれそうね…特に花丸ちゃんが近くに居ると余計に……」

梨子「『入れ替わってるんだったら明日にでも持ってくればいいのに』」

梨子「『何で今直ぐに返そうと思ったの？』って疑われるかも…」

梨子「ちょっと様子をみましょう…」ｺﾞｿｺﾞｿ

・・・・・・・


花丸「メガネ装備ずら」ｽﾁｬ

ルビィ「わああぁぁ！可愛いよ～花丸ちゃん♡」

花丸「えへへへ♡」

ルビィ「とっても似合ってる！」

花丸「有難うルビィちゃん♡」

梨子（居た）ｺｿｺｿ

梨子（あれは…本の袋！…しかも開けられてない！）

梨子（つまり入れ替わりも知らず…中身も見られてない！）

梨子（良かったけど…ここからどうやって本を元に戻そうかな？）

花丸「そういえば四コマ漫画描いたずら」

花丸「見てほしいずら」

ルビィ「マルちゃん先生もう出来たの！？」

ルビィ「凄い！見せて！」

花丸「こっちの部屋ずら」

ルビィ「うん」

梨子「！」

梨子（二人が部屋を出て行った！今しかない！）

花丸の部屋に侵入し本を入れ替える

梨子（やった！後は早くここから出なきゃ）

梨子（もし見つかりでもしたら）

――――――

花丸「ずら」

花丸「ずらずら」

花丸「ずらずらずら」

――――――

梨子（何て事を言われるかもしれない）

梨子「出る時に見つかるパターンにならないように」ｻｻ

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帰り道

梨子「は～…何とかなった…」

梨子「これで一安心」

梨子「ルビィちゃん達に軽蔑されずに済んでよかった…」

梨子「さて、ここなら誰も居ないから中身を確認して…」ｶﾞｻｶﾞｻ

梨子「……ん？」

梨子「これ…私が買った本じゃない！？」

？「中身はすり替えときました」

梨子「！！？」

？「それは花丸ちゃんに貰った本です」

梨子「る、ルビィちゃん！？」

ルビィ「お目当ての本はコレですか？」ﾋｮｲ

梨子「あ…ああ」ｶﾞｸｶﾞｸ

梨子「いつから…気がついて…」

ルビィ「花丸ちゃんの家に着く前くらいですね」

ルビィ「連絡を入れようと思ったのですけど」

ルビィ「携帯を家に忘れちゃいまして……」

ルビィ「まぁ、明日にでも渡そうと思ってましたけど」

ルビィ「外でｺｿｺｿしてる梨子さんを見かけて…」

梨子（ば、バレてた！！？）

ルビィ「こんな、如何わしい本…好きなんですか？」

梨子「ち、違うの！表紙に騙されちゃだめ！」

ルビィ「表紙といっても中身もほぼ女の子同士がキスしてるじゃないですか」パラパラ

梨子「み、見せないで///」

ルビィ「これ、梨子さんのですよ…」

梨子「うう…」

梨子（もう…お終いよ……）

梨子（どうせ嫌われるなら・・・とことん嫌われましょ）

梨子（今からルビィちゃんとレズライブしましょ）

※レズライブとはレズレ　プの隠語である！

ルビィ「…っ！？」ｿﾞｸｩ

ルビィ（寒気が…気のせいかな？）

ルビィ「この本の事が周りに知られたら大変ですよね」

梨子「そうね……」ｼﾞﾘｼﾞﾘ

ルビィ「だったら…」

梨子（ごめんルビィちゃん！）ｸﾞｸﾞ
　
　
　
　
ルビィ「秘密にします」

梨子「え！？」

ルビィ「ルビィが黙っていれば全て解決ですよね」

梨子「え…（そうかな？）」

梨子（そもそも、ルビィちゃんにバレたのが一番駄目だったような…）

梨子「ルビィちゃんは…その…」

ルビィ「？」

梨子「私の事…見損なった？」

ルビィ「いいえ」

梨子「！？」

ルビィ「梨子さんはいつもルビィと遊んでくれて、とても優しいので大好きです」ﾆｺﾘ

梨子「あ"あ"あ"…」

梨子（天使がいる…）

ルビィ「でも…」

梨子「え？」

ルビィ「条件があります」

梨子「じょ、条件！？」ｺﾞｸﾘ

ルビィ「こ、この本と同じことしてください///」

梨子「えっっ！！！？」

ルビィ「///」

ルビィ「ルビィ！梨子さんの事好きなんです！」

ルビィ「チアの大声練習の時も一緒に練習してくれて…」

ルビィ「お姉ちゃんの誕生日祝いに一緒にプリンを作ってくれたり優しくて…」

ルビィ「ルビィ…梨子さんの事好きなんです……」

梨子「ルビィちゃん///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梨子「うん…私も好きだよ」

梨子「だからね…同じことしてあげる♡」ｱｺﾞｸｲ

ルビィ「あ♡」

梨子「それじゃ…秘密にしてくれる？」

ルビィ「はい…♡」

梨子「ん…♡」

ルビィ「あむ…♡」

梨子（それからめちゃくちゃ同人のようにした）

終わり