【SS】ルビィ「鞠莉ちゃんとピアス」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: 2019/04/05(金) 09:11:21.88 ID:qN6KqA7h
夏休み 練習後 ~松月~


善子・花丸「ピアスをしたい!?」

善子「それはアナタ自身の運命を変えたい、ということですか?」ギラン

ルビィ「え、えっと、運命?」

善子「その先の未来は漆黒のベールに包まれ、どのような結末を迎えるかわかりません。それでも進む覚悟があるのですね?」

花丸「やめるずら。ピアスの穴を開けると運命が変わるっていう迷信があるずら」

善子「なによ、ずら丸のくせによく知ってるじゃない。それで?なんでまたピアスをしたいと思ったのよ?」

2: 2019/04/05(金) 09:13:11.32 ID:erJlp8p6
ルビィ「うん。最近は衣装でピアスをしてるスクールアイドルが増えてて」

ルビィ「この前の東京のイベントでも何組かいてね」

ルビィ「衣装のことだからルビィもしたいなぁって」

ルビィ「でも、どうしたらいいかわからなくて。お姉ちゃんにはナイショにしたいし…」

花丸「あー、ダイヤさんはそういうの厳しそうずら」

善子「…ごめんなさい、ルビィ。実は私もピアスはしてないのよ」

ルビィ「そっかぁ。オシャレな善子ちゃんならって思ったんだけど。堕天使さんだし」

善子「うぐ、ごめんなさい。ウチもマm…仮の同居人がうるさくて」

花丸「善子ちゃんのお母さんは学校の先生だもんね」

3: 2019/04/05(金) 09:13:39.52 ID:erJlp8p6
善子「イヤリングじゃダメなの?」

ルビィ「うーん、それも考えたんだけど、ピアスの方が色んなデザインがあってね」

善子「……マリーに相談してみたら?ロック好きのマリーならピアスをしてるかも」

ルビィ「ま、鞠莉さんに?でも鞠莉さん理事長だけど大丈夫かな…。お姉ちゃんとも仲良しだし」

善子「可愛い後輩の頼みだもの!何とかしてくれるでしょ」

ルビィ「でも……」

善子「善は急げよ!今からLINEを送るわね」

ルビィ「ええ!?そんな急に!?」

善子「こういうのは早い方がいいのよ」

4: 2019/04/05(金) 09:13:58.99 ID:erJlp8p6
ピコン

善子「マリー、まだ理事長室にいるみたい。今から来れるかって」

ルビィ「今から!?……うん。わかった。行ってくるね」

善子「じゃあ、マリーには私から返信しておくわ」

ルビィ「うん。善子ちゃん、ありがとう」

善子「リトルデーモン四号の悩みだもの!力になるのはトーゼンよ!」ギラン

花丸「ルビィちゃんファイトずら~」

ルビィ「うう…だ、大丈夫かな……」

5: 2019/04/05(金) 09:17:27.72 ID:erJlp8p6
~理事長室~


コンコン

ルビィ「し、失礼します…」ガチャ

鞠莉「いらっしゃい!」キラキラ

ルビィ「どうしてそんなに嬉しそうなんですか…」

鞠莉「いやー、今まで先輩らしいことしてあげられなかったから、頼られたのが嬉しくって!」シャイニー

ルビィ「あはは…」

鞠莉「さて、本題に入りましょうか。ピアスは病院で開けるのが手っ取り早くて安全よ」

ルビィ「うん、でも病院だとお姉ちゃんに何か言われるかも…」

6: 2019/04/05(金) 09:21:03.46 ID:erJlp8p6
鞠莉「そうね~。でもファーストピアスはしばらく外せないわよ」

ルビィ「そうなんですか!?れ、練習の時どうしよう。絶対お姉ちゃんに怒られるよぉ」

鞠莉「うーん、そこはガーゼでも貼ってごまかすしかないわね!」

ルビィ「そんなんで大丈夫かなぁ」

鞠莉「それでも、決心は固いんでしょう?」

ルビィ「……はい。衣装担当として、そこは譲りたくありません」

鞠莉「オーケー。じゃあ、明日は練習が休みだし、沼津でピアス選びをしましょう」

ルビィ「よろしくお願いします!」

7: 2019/04/05(金) 09:22:04.06 ID:erJlp8p6
翌日 ~沼津駅前~


ルビィ「早く来すぎちゃったかな……」

???「だ~れだ!」ギュ

ルビィ「ぴっ!?///ま、鞠莉さんですかぁ?」

鞠莉「正解!お待たせ、ルビィ!」

ルビィ「鞠莉さん。今日はよろしくお願いします」ペコリ

鞠莉「まだ約束の時間の30分前よ?そんなにマリーとのデートが楽しみだったのかしら?」

ルビィ「デ、デート///」カオマッカ

鞠莉「あら真っ赤になっちゃって可愛いんだから~」ナデナデ

ルビィ「も、もう!からかわないでください!///」

鞠莉「ソーリー!それじゃあ、さっそくショッピングに行きましょうか!」

8: 2019/04/05(金) 09:23:08.38 ID:erJlp8p6
~仲見世商店街 雑貨屋~


鞠莉「ふーん。入口は狭いけど、奥まで広いのね。欲しいピアスは決まっているの?」

ルビィ「はい!これがいいなって思ってて」

鞠莉「ピンクのハート。……もしかしてルビィは今、恋をしているのかしら?」

ルビィ「こ、恋!?///」

鞠莉「花に花言葉があるように、アクセサリーにも意味があるの」

鞠莉「たとえば、ハートなら『恋の成就』」

ルビィ「『恋の成就』……」

9: 2019/04/05(金) 09:23:53.53 ID:erJlp8p6
鞠莉「だからビックリしちゃったわ。あのルビィに気になる相手がいるのかな~って」

ルビィ「そ、そういうわけじゃなくて、アイドルらしくて可愛いなって思っただけで」アタフタ

鞠莉「なんてね。ハートは幸福の象徴でもあるからノープロブレムデース!」テヘペロ

鞠莉「ハートを身に着けると、『永遠の幸せ』が手に入るとも言うわ」

ルビィ「なんか良いですね。ルビィ、やっぱりこれにします」

鞠莉「オーケー!それじゃあこれはマリーからプレゼントします!」

ルビィ「ええ!?さすがに悪いですよぉ」

鞠莉「マリーがそうしたいから良いの!今日の記念に受け取って!」

ルビィ「……わかりました。ありがとうございます!大事にしますね」ニコッ

10: 2019/04/05(金) 09:25:34.82 ID:erJlp8p6
鞠莉「ちょっと休憩しない?コーヒーでも飲みたいわ」

ルビィ「それなら、この上にカフェがありますよ。デザートも美味しいんです」

鞠莉「グッド!良いデスね。じゃあそこで一服しましょう」

ルビィ「……ルビィは穴を開ける道具を買ってから行きます。ぴあっさー、で良かったですよね」

鞠莉「ええ、それで間違いないわ」

ルビィ「鞠莉さんは先に行って席を取っててもらってもいいですか?」

鞠莉「リョーカイ!待ってるわね!」

11: 2019/04/05(金) 09:26:19.24 ID:erJlp8p6
~カフェ店内~


ルビィ「お待たせしました。お客さん、ルビィたちだけですね」

鞠莉「そうね。夏休みとは言っても、平日の昼過ぎではこんなものかも」

鞠莉「マリーはレモンケーキのセットにするわ。ルビィは?好きなのを頼んでいいわよ」

ルビィ「いいんですか!?じゃあ、このココナッツミルクあんみつが食べたいです!」

鞠莉「へぇ。そんなのもあるのね」

ルビィ「ルビィ、白玉は好きなんだけど、黒蜜はそこまで好きじゃなくって」

鞠莉「オーケー。ではオーダーしましょうか」

12: 2019/04/05(金) 09:27:20.35 ID:erJlp8p6
ーーーーーー

ルビィ「わああぁぁ美味しそう~。いただきます!」キラキラ

鞠莉「美味しい?」

ルビィ「はい!美味しいです。ありがとうございます、鞠莉さん!」モチモチ

鞠莉「むー」ムスッ

ルビィ「? どうかしましたか?」キョトン

鞠莉「呼び方!昔みたいに『鞠莉ちゃん』って呼んでよ!」

鞠莉「それに、もう同じスクールアイドルの仲間なんだから、敬語を使う必要もありまセーン!」

鞠莉「アナタより付き合いの短いチカっちと曜だってそうしてるよ?」

13: 2019/04/05(金) 09:28:51.75 ID:erJlp8p6
ルビィ「うん…。わかったよ。ま、鞠莉ちゃん」

鞠莉「グゥレイト!ベリーキュートよ!ルビィ!」

鞠莉「懐かしいわ。マリーの妹にしたいって言ってよくダイヤに怒られたな~」ナデナデ

ルビィ「あはは……。そんなことも、あったね」

鞠莉「ねぇ、話しておきたいことがあるのだけど、このままぶっちゃけトーク!してもいいかしら」

ルビィ「?……良いよ?」

鞠莉「…ありがとう。それじゃあ、話すよ?」

14: 2019/04/05(金) 09:29:33.12 ID:erJlp8p6
鞠莉「……2年前、私の留学のせいでAqoursが活動休止になったこと、本当にごめんなさい」

ルビィ「!」

15: 2019/04/05(金) 09:31:26.30 ID:erJlp8p6
鞠莉「恨んでるよね?すべてを放り出す形で浦女を去ったこと」

ルビィ「それは……」

鞠莉「アナタの正直な気持ちを教えて。同じグループで活動する上で重要なことなの」

ルビィ「でも……」

鞠莉「さぁ、話して」

ルビィ「……鞠莉ちゃんが望んで留学したわけじゃないのは…わかってる」

ルビィ「でもね、Aqoursが活動休止になったきっかけなのは事実だよね」

ルビィ「やっぱりルビィには簡単に割り切ることはできない」

鞠莉「……」

16: 2019/04/05(金) 09:33:02.97 ID:erJlp8p6
ルビィ「ルビィのことはいいよ。中学生だったし、スクールアイドルの衣装を作れるだけで幸せだったから」

ルビィ「でもね、お姉ちゃんは?スクールアイドルは高校生の間しかできないんだよ?」

ルビィ「知ってた?お姉ちゃんはAqoursの活動だけじゃなくてスクールアイドルそのものを遠ざけてたんだよ」

鞠莉「そんな…!ダイヤはそんなの一言も……」

ルビィ「鞠莉ちゃん本人に言えるわけ、ないよ」

ルビィ「きっと、鞠莉ちゃんと果南ちゃんが続けられないことを、好きでいられなかったんじゃないかな」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんじゃないから、お姉ちゃんが2年間どう思ってたか、本当のところはわからないけど」

鞠莉「……」

17: 2019/04/05(金) 09:34:19.85 ID:erJlp8p6
ルビィ「それが急に戻ってきて、今度は千歌さんのスクールアイドル部を応援する?」

ルビィ「ルビィには鞠莉ちゃんが何を考えてるかわからなかったし、正直、勝手すぎるって思ったよ」

鞠莉「ごめん、なさい」ウルッ

18: 2019/04/05(金) 09:35:11.01 ID:erJlp8p6
ルビィ「でもね!」

19: 2019/04/05(金) 09:35:53.10 ID:erJlp8p6
ルビィ「鞠莉ちゃんは2年前の衣装を捨てないでいてくれた。鞠莉ちゃんはスクールアイドルを捨てたわけじゃなかった」

ルビィ「絶対に帰ってきて、お姉ちゃんたちとAqoursをやり直すつもりだったんだよね」

ルビィ「……それが鞠莉ちゃんの本心だってわかったから。ルビィは鞠莉ちゃんのこと、赦すよ」ニコッ

鞠莉「ルビィ……」ポロポロ…

20: 2019/04/05(金) 09:36:56.53 ID:erJlp8p6
ルビィ「それに、この前の夏祭りでお姉ちゃん笑ってた。ステージの上で笑ってたの」

ルビィ「普段は絶対に見せない、ルビィが大好きなスクールアイドル黒澤ダイヤの笑顔だった」

ルビィ「それを見てね、もうお姉ちゃんは気にしてないんだってわかったから」


ルビィ「……ありがとう」ギュ

鞠莉「ぐすっ……え?」

ルビィ「鞠莉ちゃんも辛かったよね。逃げずに話してくれてありがとう。ルビィはそれが嬉しい。だから!」ニコッ

21: 2019/04/05(金) 09:37:52.43 ID:erJlp8p6
ルビィ「――親愛なる鞠莉ちゃん!おかえり!Aqoursへ!」

23: 2019/04/05(金) 09:38:46.68 ID:erJlp8p6
鞠莉「ルビィ…!ひぐっ……うう…」

ルビィ「もう、鞠莉ちゃん、涙を拭いて。お店の中だよ///」クスッ…

鞠莉「だって!許して貰えるなんて思ってなかったから!ずっと気がかりだった!私たちのことに巻き込んでしまったアナタのことが」

ルビィ「…それと、これはルビィから鞠莉ちゃんにプレゼント。受け取ってくれますか?」スッ

鞠莉「ぐすっ……なに? 開けてみてもいいかしら」

ルビィ「どうぞ」ニコッ

鞠莉「じゃあ、遠慮なく」ベリッ

24: 2019/04/05(金) 09:40:07.81 ID:erJlp8p6
鞠莉「……これは、ハートの髪留め?」

ルビィ「ピアスのお返し!今度こそ鞠莉ちゃんの幸せが続くようにって願いをかけました」

ルビィ「ルビィのピアスとお揃いになっちゃうけど……」

鞠莉「うぐっ……うう…」ポロポロ…

ルビィ「どうしたの鞠莉ちゃん!?もしかしてルビィとのお揃いなんかイヤだった?」アセアセ

25: 2019/04/05(金) 09:42:35.91 ID:erJlp8p6
鞠莉「違うの!嬉しくて!私、アクセサリーの交換ってずっと憧れてたの」グスン

鞠莉「果南もダイヤもそういうタイプじゃないから」

鞠莉「ありがとう、ルビィ。大事にするわね」ニコッ

ルビィ「うん!……それじゃあ、そろそろ帰ろうか?」

鞠莉「そ、そうね///」

鞠莉「明日、練習が終わったら理事長室に来てもらえるかしら?そこでホンバンといきましょう」

ルビィ「うん!よろしくお願いします!」

26: 2019/04/05(金) 09:43:46.36 ID:erJlp8p6
翌日 練習後 ~理事長室~


鞠莉「それじゃあ、始めましょうか」

ルビィ「お願いします」ドキドキ

鞠莉「まずは耳たぶを消毒して……」フキフキ

鞠莉「開けるのはこのあたりで良いかしら」

ルビィ「うん、大丈夫」

27: 2019/04/05(金) 09:44:34.74 ID:erJlp8p6
鞠莉「動かないでね」

ルビィ「うん」プルプル

鞠莉「震えちゃって、可愛いわね」

ルビィ「///」

鞠莉「それじゃあ、スリー、ツー、ワンでいくわよ」

ルビィ「うん…!」

鞠莉「怖かったら、目を閉じてて良いからね」

ルビィ「はい」ツムリッ

鞠莉「……スリー、ツー、ワン!」

ルビィ「…!」グッ

ルビィ「……。」

ルビィ「………。」

……………シーン


ルビィ「?」

28: 2019/04/05(金) 09:46:05.91 ID:erJlp8p6
ルビィ「鞠莉ちゃん?」

鞠莉「…ソーリー、いざ穴を開けると思うとキンチョーしちゃって」

ルビィ「自分で開けるほうが怖いんじゃ……」

鞠莉「実は私、病院で開けたことしかないの」

ルビィ「ええ!?そうだったの!?」

鞠莉「いや~、ルビィにカッコいいとこ見せたかったんだけど、そう上手くはいかないね」テヘペロ

ルビィ(鞠莉ちゃん、手が震えてる)

ルビィ「大丈夫だよ、鞠莉ちゃんならきっとできる」ギュッ

ルビィ「それに、鞠莉ちゃんになら痛くされても良いから」ニコッ

鞠莉「!」ドキッ

29: 2019/04/05(金) 09:47:16.18 ID:erJlp8p6
鞠莉(そうよね。ルビィのほうがずっと怖いはずだもの。私も勇気を出さないと!)

鞠莉「ありがとう、ルビィ」ボソッ

鞠莉「オーケー!もうダイジョウブよ!耳たぶでも軟骨でも思いっきりぶち抜いてやりマース!」

ルビィ「それは怖いよぉ~」プンプン

ルビィ・鞠莉「クスッ」

30: 2019/04/05(金) 09:48:18.54 ID:erJlp8p6
鞠莉「それじゃあ、今度こそいくわよ。スリー、ツー、ワン」

ーー パチッ ーー

ルビィ「…っ!」

鞠莉「うん、キレイに開いたわ。次はファーストピアスを通すよ」

ルビィ「んっ」ギュッ

鞠莉「できたよ。痛くなかった?」

ルビイ「痛かったけど、思ったほどじゃなかったよ」ニコッ

鞠莉「よかった! じゃあ、反対側も開けましょうか」

ルビィ「うん」

31: 2019/04/05(金) 09:49:10.55 ID:erJlp8p6
ルビィ(…さっきまでの緊張が嘘みたい)

ルビィ(鞠莉ちゃんの顔が近づいてくる)

ルビィ(まつ毛長いなぁ。それにハチミツみたいに甘い香り……)

ルビィ(手、あったかい……)

ルビィ(おかしいな。緊張は収まったはずなのにドキドキが止まらない)ドキドキ

ルビィ(ううん、さっきよりもずっとドキドキしてる)ドキドキドキドキ

32: 2019/04/05(金) 09:50:12.20 ID:erJlp8p6
鞠莉「スリー、ツー、ワン」

ーー パチッ ーー

ルビィ「………」

鞠莉「ルビィ、終わったわよ。ルビィ」プニプニ

ルビィ「ふぇ、もう終わったんですかぁ」ポーッ

鞠莉「ボーっとしちゃってどうしたのよ。大丈夫?痛くない?」

ルビィ「大丈夫、です」

鞠莉「なら良かったわ。またなにかあったら相談してね。必ず力になるから」ナデナデ

ルビィ「ありがとう。鞠莉ちゃん///」ニコッ

33: 2019/04/05(金) 09:51:45.14 ID:erJlp8p6
ルビィ(この数日でいろんな鞠莉ちゃんを知ることができた)

ルビィ(クールでカッコいい鞠莉ちゃん)

ルビィ(底抜けに明るくてお茶目さんな鞠莉ちゃん)

ルビィ(優しくて少し気にしすぎな鞠莉ちゃん)

ルビィ(でも、こんなんじゃ足りない)

ルビィ(もっとこの人を知りたい)

ルビィ(もっとこの人に触れたい)

ルビィ(開けた穴がじくじくして、熱い)

ルビィ(なんとも言えない気持ちが体中を巡ってなんだかクラクラする)

ルビィ(たぶんこれは……)

34: 2019/04/05(金) 09:54:54.46 ID:erJlp8p6
翌日


花丸「おはよう、ルビィちゃん」ニコッ

ルビィ「花丸ちゃん、善子ちゃん、おはよう!」

善子「その様子だとうまくできたようね」

花丸「大丈夫?痛くなかった?」

ルビィ「うん怖かったけど、鞠莉ちゃんが優しくしてくれたから///」ウットリ

花丸「」

ルビィ「あっ!鞠莉ちゃん!おはよう!」フリフリ

善子「聞き間違いかしら?いま、鞠莉ちゃんって」

花丸「…取られたずら」ボソッ

善子「へ?」

花丸「…ルビィちゃん取られたずら」

花丸「こうなったらマルも穴を開けて運命変えるずらぁ~!」

善子「ちょっ、落ち着きなさいよ!ずら丸!」


\ワーワー!!ギャーギャー!!/

35: 2019/04/05(金) 09:58:30.65 ID:erJlp8p6
鞠莉「クスッ」

鞠莉(ルビィ、喜んでくれて良かったな)

鞠莉(今度また遊びに誘ってみようかしら。パジャマパーティー、なんていうのもイイかも)

鞠莉(…それにしてもルビィの耳に穴を開けちゃった。ダイヤにバレたら〇されるわね)ブルッ

ダイヤ「鞠莉さん」

鞠莉「ダイヤ!?」ビクッ

ダイヤ「その髪飾り、とても似合ってますわよ」

鞠莉「……うん、ありがとう!」ニコッ

36: 2019/04/05(金) 09:59:19.23 ID:erJlp8p6
おわり

37: 2019/04/05(金) 10:04:12.65 ID:PpDm78d0
おつずら

39: 2019/04/05(金) 10:07:13.22 ID:XLaBufTk
|c||^.-^|| 乙ですわ

47: 2019/04/05(金) 21:00:05.36 ID:/V6GpF60
最&高

49: 2019/04/06(土) 09:27:31.34 ID:WRqkUO12
ルビまりも幼少期に交流あった説好き
いいルビまりでした

54: 2019/04/08(月) 07:48:41.66 ID:mFQy5dJj
ルビまりよかったです。スカイジャーニーだとこの2人のソロパートが特に好き

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1554423081/

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