【SS】摩央「かのんさん、私たちと勝負をしない？」かのん「勝負？？」【ラブライブ！スーパースター!!】

摩央「ええ。お互い東京出身のスクールアイドルということだし、互いに切磋琢磨していきたいと思ってるの」

かのん「うーん、勝負かぁ……」

かのん（正直今の私たちじゃSunny Passionさんに到底敵うとは思えないけど……少しでも可可ちゃんたちのモチベーションに繋がってくれればとも思えるし、すみれちゃんも勝負事とか好きそうだし……）

かのん「……いいですよ。どんな勝負ですか？」

摩央「ありがとう。それで、具体的な勝負の内容なんだけど……」

かのん（歌唱力勝負？ダンス勝負？それとも……カリスマ性勝負とか？）

摩央「ずばり、ノーパン勝負よ」

かのん「ぶぶーっ！//」

かのん「けほっ！けほけほっ！！」

摩央「ごめんなさい。お出ししたコーヒー、お口に合わなかったかしら……？」

かのん「そっ、そうじゃなくて！！ノ、ノーパン勝負って！！//」

摩央「文字通りパンツを身に着けていない状態で、どちらがより長く我慢できるか、という耐久勝負よ」

かのん（だよねっ！！一瞬でもBreadの方のパンじゃないかって期待しちゃった私がバカだったよーっ！！）

摩央「スクールアイドルはいついかなる時でも笑顔でいなくてはならない。もちろん、ついうっかりパンツをはき忘れてしまった時でも同様なの。ステージの上で、いつも以上のサービスをファンに届けなくてはいけない」

かのん（いや知らないよっ！！うっかりでパンツははき忘れないじゃーん！！//）

摩央「メンバーのうちの誰かにパンツをはいていないことを悟られた時点で即終了、という縛りでどう？この挑発、ちゃんと乗ってくれる？」

かのん「へっ！？ふぇぇっ！？//はえええ～っ！！！///」

～次の日～

かのん「ううーっ……//」

かのん（結局、今日だけノーパンで学校来ることになっちゃったじゃん……//今日だけ！今日だけだけど！！//）ﾓｼﾞﾓｼﾞ

かのん「っ……//」

かのん（うっわ、はっず……///制服ってスカートだし、ふとももの辺りやけにスースーするし、一日中スカートの裾のとこ手で押さえていなくちゃだし……//）

かのん（……あーもうっ！！これじゃあまるで痴女みたいだよーっ！！//）

千砂都「……？かのんちゃん、どうかしたの？」

かのん「へっ！？//な、なんでもないよなんでも！！//」

千砂都「そう……？あ、わかった！あれでしょ！もしかしてかのんちゃん、おしっこ我慢してるんでしょ！お漏らししないうちに早くおトイレ行ってきた方がいいと思うよ！」

かのん「違うもんっ！！//おトイレ我慢してるわけじゃないーっ！！//」

かのん「うぅーっ……//」

ﾍﾟﾁｯ

すみれ「おはよ。かのん」

かのん「あっ、おはよ……//」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

すみれ「……？もしかしておしっ

かのん「違いますっ！！もう二度も同じこと聞かないでよね！！//」

すみれ「えっ！？な、なんかごめん……千砂都もおはよ」

千砂都「うぃっすー！」

すみれ「あ、そうだ千砂都。昨日話してたパンのことなのだけれど」

かのん「ぶーっ！！//」

かのん（ふぇっ！？//もしかしてもうバレてる！！？//）ｻｻｯ!

かのん「っ……///」

すみれ「はぁ？どうしてかのんがそこで吹き出すのよ？」

かのん「うっ、あ、いや、えっと、その……///」

千砂都「……？あっ！わかった！かのんちゃんおパンツの話と勘違いしちゃったんでしょ！」

すみれ「はぁ？パンツの話？？華の女子高生がそんな話自分から切り出すわけないでしょう？」

かのん「へっ……！？//」

かのん（ということは、バレてない……？//うぅ～、よかったー！）

かのん「そっ、そうだよねー。なんか私ちょっと勘違いしちゃってー。あは、あはは……」

すみれ「……はぁ。気をつけなさいよ、こっちはショービジネスの世界に生きてるんだから。品位とかそういうイメージ下げされたら困るんだからね」

千砂都「かのんちゃんってば下ネタとかそういう系大好きだもんねー！昔から！」

かのん（いや今のは明らかにちぃちゃんの方から話振ってきてるよねぇ！！？//印象操作しないでよっ！！//）

すみれ「それで、パンの話の続きなのだけど……」

千砂都「あっ！美味しいよねー！あそこの塩パン！」

すみれ「ええ。塩で味を付けてると聞いて少し耳を疑ったのだけど……あれはあれでアリね」

千砂都「だよねだよねー！」

かのん「っ……//」

かのん（っていうか二人ともデリカシーなさすぎじゃない？さっきからパンツとかおしっことか口にしてきてるし……//）

かのん（それに可可ちゃんは可可ちゃんで絶対こういう変な話には興味津々になっちゃうだろうし……ううーっ、最悪だよーっ！このグループ変な人しかいないじゃん！//）

かのん（いやぁーっ！！絶対穿いてないことばれたくないっ！！だって……だってぇ！！絶対こいつら私がノーパンなこと知ってきたらさぁ！！//）


すみれ『うっわ……なに？どうしてパンツ穿いてないの？きっも……』

千砂都『かのんちゃんって昔からいっつも下着穿くの嫌いだったもんね！』

可可『やっぱりかのんは頭おかしいデス。とうてい普通じゃありマセン』


かのん（……って感じで私のこと馬鹿にしてくるに決まってるっ！！いやぁ！！こんな変人の集団だけには変態認定されたくないのにーっ！！）

かのん「うぅ……//」

かのん（帰りたい。今直ぐお家に帰りたい……家に帰ってあったかいお布団にくるまってそのまま一生外なんて出たくないもん……ぐすっ）

かのん（だいたい私はスクールアイドルなんてホントはやりたくなかったんだよぉ……こんな変な格好で学校来なくちゃいけない羽目になっちゃうし……大人しくもっと普通な学校生活送っておけばよかったぁ……）ｳﾙｳﾙ

かのん（ううーっ、もうやだぁ……誰か今すぐ私におパンツ穿かせてよぉ……//）

かのん「……//」

すみれ「……かのん、大丈夫？」

かのん「えっ……？」

すみれ「さっきからずーっと耳のとこまで真っ赤っかよ」

かのん「ふぇっ！？//そ、それは、えっと……」

かのん（あぅぅ……//スカートの中身ほんとは見られたくないんだけど、今ここで全部みんなに話しちゃえば、すぐにスッキリ出来るような気もするし……//）

かのん（けど、けど……っ！！//や、やっぱりノーパンなんて変だよ！！言えないよ～っ！！）

すみれ「……かのん？」

かのん「っ……//」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

すみれ「？？」

かのん「……っ！！あ、あのねすみれちゃん！！えっとね！！実はね！！」

ﾊﾞｰﾝ!!

可可「おはようございます！今日も練習がんばり……ってかのん？」

かのん「ひっ！？//」ﾋﾞｸｯ!

可可「どうしたんデスか？そんなにスカートの端っこ押さえて、モジモジして」

かのん「へっ！？//そ、それは……//」

可可「あ、可可わかりました。もしかしておしっこ行きたいんでしょう？可可のことはいいデスから、お漏らししないうちに早く

かのん「違うよーっ！！この会話これで三回目だしっ！！//」

可可「？？」

可可「はぁ、まあいいデス。よいしょ、っと……ってああーっ！！」

すみれ「なによ。部室に来るなり忙しいわね」

可可「可可は大変なことを思い出しました！みなさんに相談したいとーっても大事なことがあったんデス！」

すみれ「相談？」

可可「はいデス！とっても重要デス！」

千砂都「何の話なの？」

可可「実はパンツの相談デス！」

かのん「ぶーっ！！」

可可「……？かのん？どうしてかのんが笑うのデスか？」

すみれ「またまた耳まで真っ赤っかよ」

かのん「ふぇっ！？//えっと、その……//」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

すみれ「で？パンツの相談って何？」

可可「はい、どうやら可可のパンツが学校で盗難に遭ったみたいでして……」

かのん（良かった！私がノーパンなことがバレたわけじゃなかったんだ……）

すみれ「盗難？」

千砂都「下着泥棒ってほんとに存在してたんだねー」

可可「他人の大切なパンツを盗むだなんて許せません！可可は絶対に犯人を歌ってやるデス！」

すみれ「歌って、じゃなくて訴えて、ね。ってか下着盗まれたのなら今のあなたのそのスカートの中身はどうなってるのよ」

可可「そんなのもちろんノーパンに決まってるじゃないデスか」

かのん「ぶっ！！」

可可「だからどうしてかのんが笑うんデスか」

すみれ「さっきからパンツの話題で笑い過ぎじゃない？怪しいわね……」

かのん「へっ！？//……そそそそそれより今は可可ちゃんの話だよっ！！それで！！？可可ちゃんは今おパンツ穿いてないの！！？」

可可「はいデス。かのんも可可のスカートの中身、確認しマスか？」

かのん「いやいいから！！スカートの中身なんて他人に見せつけるものじゃないからぁ！！//」

すみれ「それで、あなたがわざわざこの話を私たちに打ち明けたってことは……もしかして私たちのこと疑ってるの？」

可可「はいデス。さすがすみれ、察しが良くて助かりマス」

すみれ「はぁ……」

かのん「ちょ、ちょっと待ってよ！！そもそも他人のおパンツなんて盗むはずないじゃん！！//普通に考えて！！」

可可「そうとは限りません。例えばかのんが家からパンツを忘れて学校に来たとしマス。ノーパンで恥ずかしくなったかのんが、代わりに可可のパンツで代用しようとして

かのん「その前提がおかしいよっ！！学校におパンツを穿くの忘れてくる人なんているはずないじゃん！！ばかぁ！！//」

かのん（ううっ、言ってて自分が馬鹿みたいだよーっ！！//）

すみれ「これはかのんに賛成ね。パンツ穿くの忘れてるおバカさんなんて可可だけよ」

可可「むっ、おバカさんじゃないデス。練習着に着替えてる最中に脱いだパンツを泥棒されただけデス」

すみれ（普通は着替える時にパンツは脱がないんじゃないの……？）

可可「でも本当デスか？可可はかのんを疑ってマス」

かのん「本当だって！！私は可可ちゃんのおパンツなんて知らないもん！！」

可可「なら証拠を見せてください」

かのん「しょうこぉ！！？」

可可「はいデス。かのんが可可のパンツを本当に穿いてないかを確かめたらそれで気が済みマス」

すみれ「だって。さっさとやっちゃいなさいよ」

かのん「ちょ、ちょっと待ってよ！！どーして私だけそんな理不尽なお願い聞かなくちゃいけないの～っ！？//」

可可「かのんが普通科の生徒だからデス。可可は普通科棟の更衣室で着替えている時にパンツを失くしましたし」

かのん「ならすみれちゃんもだよねーっ！！？//ねっ、すみれちゃん！！」

可可「確かに。ではすみれ」

すみれ「ん、いいわよ」

ﾋﾗｯ

すみれ「はい。これで満足？」

可可「はいデス。すみれのは可可よりも色っぽかったデスね」

かのん（どーして二人ともそんな破廉恥なやりとりが平気で出来ちゃうのーっ！！///）

可可「次はかのんの番デス」

すみれ「ほら、私もやってあげたんだからさっさと済ませなさいよ」

かのん「ふぇっ！？//はぇぇぇ～っ！！？//」

かのん（や、やだよぉ！！//だって私ノーパンなんだよぉ！！？//可可ちゃんとおんなじノーパンなんだよーっ！！//）

可可「じーっ……」

かのん（ううう～っ！！//あああっ！！//絶対にいやぁ！！//変人の仲間入りだけは絶対いやっ！！この先学校で生きていけなくなっちゃうもんっ！！）

かのん「っ……！！///」

かのん（むりむりむりむりぃぃ！！ノーパン晒すのなんて絶対にむりーっ！！ううーっ！！誰か助けてーっ！！）

くぅすみ「……」

かのん「……あ、あのね！！そのっ！！//」

ｺﾝｺﾝ

恋「失礼します。可可さん……これ、あなたの下着ですよね？」

可可「あ、それ可可のデス！」

恋「さっき普通科の廊下に落ちていたそうですよ。落とし物には注意してください」

可可「気を付けマス！えへへ、やっぱりかのんじゃなかったんデスね！疑ってしまってごめんなさい、かのん！」

かのん「ふぇっ、恋ちゃん、ありがとぉ……ぐすっ//」

恋「えっ？あ、いや、どういたしまして。なのでしょうか……？」

可可「ふぅ～、やっぱりパンツを穿いてると心が落ち着きマス！」

すみれ「その状態が日本人の普通よ。少しでも穿いてない時間があったあなたの方ががおかしいよ」

かのん「……」ｸﾞｻｯ!

可可「可可のこと変な人みたいに言わないでください！パンツを失くしてたから仕方なくノーパンになっていただけデス。趣味でノーパンになるなんてそんなのただの変態じゃないデスか」

かのん「！？」ｸﾞｻｸﾞｻｯ!!

かのん（ううっ、恋ちゃぁん。みんなが私のことをイジメてくるぅ……）ｳﾙｳﾙ

恋「……？あ、そうだ。実はもう一つ下着が落ちていて……普通科のみなさんには見覚えありませんか？」

かのん「なっ！？//」

すみれ「知らないわよ。そんなパンツ」

可可「可可も知らないデス」

かのん（ってそれ……わ、私の予備のおパンツじゃん！！！//）

かのん（どーして恋ちゃんが私のおパンツ持ってるのーっ！！恋ちゃんは私の味方だったんじゃなかったの！！？///）

恋「そうですか。これも普通科の廊下のところに落ちていたので、普通科の生徒の落とし物かと思ったのですが……」

かのん（それ！！あとでこっそり穿くためにカバンの中にちゃんとしまっておいたのにーっ！！//）

かのん「あ、あの、それ……///」

すみれ「にしても高校生にしてはダサすぎるパンツね」

可可「確かにちょっとだけ子供っぽ過ぎるような気もしマス」

かのん（いいじゃんっ！！//どんなパンツ穿いてようが私の勝手じゃん！！ばかぁ！！//）

恋「かのんさんも見覚えないですか？」

かのん「ふぇっ！？//し、知らないなぁ……//」

恋「そうですか。はぁ……では生徒会でしばらくの間保管しておくということに」

かのん「あっ、けどっ！！も、もしもだよっ！！そのおパンツ失くしちゃった娘が可可ちゃんみたいにノーパンだったらほんとのホントに大変だしっ！！もしよかったら私が代わりに持ち主の子を探して返し

可可「じゃあ校内アナウンスで呼びかけてみるのはどうデスか？そしたらきっと気づいてくれるはずデス！」

すみれ「そうね。失くした人もきっと今頃困っているだろうし」

かのん（そしたら余計に私が取りに行きづらくなっちゃうよーっ！！！//）

かのん「う、あっ……//」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

かのん（ううーっ！！どーしよーっ！！このままじゃほんとに今日一日中ノーパンで過ごさなくちゃいけないことになっちゃうよーっ！！//）

かのん（ぐすっ……//ふぇぇぇ、こんなはずじゃなかったのにぃ……//どーしておパンツ穿いてなかっただけでこんな目に遭わなくちゃいけないの？ぐすん……//）

かのん「……ぅ///」

かのん（だれかぁ、誰か助けて……）ｳﾙｳﾙ

すみれ「……かのん？」

かのん「ひっ！？//」

すみれ「さっきから様子がおかしくない？パンツの話にやけに食いついてきたり、スカートの裾ずーっと手でガードしてたり……」

すみれ「さては……あなた、もしかしてその中身、まさか穿いてないとか言わないでしょうね？」

かのん「！？//」

すみれ「じーっ……」

千砂都「そうなの、かのんちゃん？」

かのん「ふぇっ！？……や、やだなぁすみれちゃん！そんな、おパンツなんて穿いてないわけな

すみれ「じゃあスカートの中身見せて見なさいよ」

かのん「ひぃっ！？そ、それは……！！//」

すみれ「見せないと言うなら無理やりひんむいて

かのん「だ、だめぇ～っ！！！///」

ｻｻｯ!!

かのん「うぅぅ……///」

すみれ「なによ、そんなに本気で抵抗しちゃって。もしかしてほんとにノーパ

かのん「違うもんっ！！！///ただ恥ずかしいだけだもんっ！！！///」

可可「だったらどうしてお尻の方まできっちりガードしてるんデスか？」

かのん「ぎくぅっ！？///」

ちぃくぅすみ「……」

かのん「へっ！？//はれぇっ！？///ふぇぇぇ～っ！！？///」

ちぃくぅすみ「じーっ……」

かのん「ぅぅ………///」

ちぃくぅすみ「……」

かのん「……くっ！！//」

ﾀﾞｯ!

すみれ「あっ！逃げた！」

かのん「はぁっ、はぁっ、はぁっ………！！///」

かのん（あぁぁぁぁ～！！//もうやだぁぁ！！なんでみんな私のパンツなんて気にしてるのーっ！！//別におパンツ穿いてなくたっていいじゃーん！！ほっといてよーっ！！//）

かのん「あぅぅぅ～！！//もういやぁぁ！！帰りたいーっ！！//来世はもーっと平凡な普通の高校生に……きゃぁっ！！」

悠奈「わっ！？」

ﾄﾞｰﾝ!!!

悠奈「あいたたた……もうっ！前見て歩かないと危ないぞーっ！って」

かのん「ふぇぅぅ……///」ｳﾙｳﾙ

悠奈「……ってあれぇ？どうして泣いてるの？？」

かのん「悠奈さぁん……」ｳﾙｳﾙ

悠奈「なるほどー。みんながかのんちゃんのスカートをめくろうとして追いかけてきてるんだね！」

かのん「う、うん……ぐすん//」

悠奈「なるほど！そーゆーことなら任せてよ！」

千砂都「かのんちゃ～ん！」ﾃｯﾃｯ!

かのん「ひぃっ！？もう追いついてきたぁ！！？」

悠奈「アレだね！任せて！すとぉーっぷ！！」

ﾋﾟｰｯ!

悠奈「こらーっ！女の子のスカートの中身を覗くだなんて許せないよーっ！そんなにかのんちゃんのスカートの中身が気になるなら！ほら！！」

ﾋﾟﾗｯ!

悠奈「代わりに私のスカートの中身で我慢して～ぇっ！！」

くぅちぃすみれん「……」

悠奈「……ってあれぇ？？」

悠奈「あれ？君たちスカートの中身が気になってる集団なんじゃなかったの？」

恋「そんな変態の集団に属した覚えはないのですが」

すみれ「って言うかなんであなたも当たり前のようにノーパンなのよ」

恋「露出狂のあなたにだけは変態扱いされたくありません」

悠奈「露出狂！？がーん！！」

恋「私たちはただ、かのんさんに話があってここまで追いかけてきただけですよ」

悠奈「話？話って……」

千砂都「あ、そうそう！このパンツのことなんだけど！」ﾋﾟﾗｯ!

かのん「ふぇっ！？//だ、だからねっ！！そのパンツは私のじゃなくてぇ～っ！！//」

千砂都「え？そうなの？でもタグのところに『かのん』って名前書いてあったよ？」

かのん「！？//」

恋「すみません。見つけたときに確認するのを忘れていました」

すみれ「自分の持ち物に記名をしておくなんて立派な心掛けじゃない」

かのん（もーっ！！お母さんのばかぁ！！//パンツなんかにわざわざ名前書かないでよーっ！！///）

かのん「くっ！！//」

ﾊﾟｼｯ!

可可「やっぱりかのんのパンツだったんデスね」

かのん「うぅぅぅ……！！///」ｳﾙｳﾙ

すみれ「そんなに怖い目で睨まないでよ」

かのん「だ、だってぇ！！//今日一日中おパンツなくて

可可「あ、やっぱりかのんは穿いてないデス」ﾍﾟﾗｯ

かのん「なぁっ！！？///」

ｼｭﾊﾟｯ!!

かのん「もうっ！！//わざわざ覗かなくたっていいじゃーん！！//可可ちゃんのばかぁ～！！//」

すみれ「そうよ。パンツ二着なんて普通の人は持ち歩かないんだし、そこに一個あるんだからかのんがノーパンなのは確定じゃない」

かのん「だから私のことノーパンだとか言わないでぇーっ！！///」

かのん「あうぅぅぅ……！！！//」

千砂都「でもどうしてパンツを穿いてなかったの？」

可可「もしかしてそういう趣味なんデスか？」

かのん「違うよーっ！！//それはほら！！Sunny Passionさんに勝負を挑まれたのっ！！//」ﾋﾞｼｯ!

悠奈「勝負？」

かのん「そうですっ！！ノーパン勝負なんて変な勝負を持ってくるからこうやって私たち二人ともノーパンなんじゃないですかぁ！！//こんなまっ昼間の学校で！！//」

悠奈「あ～、なるほどね！摩央ってば知らない間にそんな勝負を提案してたんだー！」

かのん「うぅぅ～っ！！///」

悠奈「でもその勝負だったら安心だね！だって私たち絶対負けることないし！二人ともずーっとノーパンだから、お互いのパンツなんて確認すること絶対ないもん！」

かのん「それじゃあ最初から勝負になってないよーっ！！ただ私が損して終わっただけじゃーん！！///」



この後一週間ノーパンだったことをいじられ続けた

終わりです

かのんちゃんはノーパンも弱点か…