1: (茸) 2021/10/22(金) 19:47:44.63 ID:AF6a7K3v
―千歌の部屋―
千歌「なんか先週くらいから付き合い始めたって。めでたいよねー」
果南「……」
千歌「元気な曜ちゃんとお淑やかなダイヤちゃん。こう、凹凸がピッタリはまるカップルっていうの?すごくお似合いだよね。流れに乗って私たちも付き合っちゃう?」
果南「……聞いてない」
千歌「へ?」
果南「付き合うこと、何も聞いてない……」ドヨーン
千歌「なんか先週くらいから付き合い始めたって。めでたいよねー」
果南「……」
千歌「元気な曜ちゃんとお淑やかなダイヤちゃん。こう、凹凸がピッタリはまるカップルっていうの?すごくお似合いだよね。流れに乗って私たちも付き合っちゃう?」
果南「……聞いてない」
千歌「へ?」
果南「付き合うこと、何も聞いてない……」ドヨーン
2: (茸) 2021/10/22(金) 19:48:28.15 ID:AF6a7K3v
千歌「そ、そうなの?ダイヤちゃんから何も聞いてないの?」
果南「のーぶっぶー」
千歌「曜ちゃんは?」
果南「ノーヨーソロー」
千歌「まぁほら、あれだよ。こういうのって相談しづらいし」
果南「千歌は知ってたんでしょ?」
千歌「うん」
果南「ひょっとして相談受けてたの?」
千歌「相談っていうか、話は聞いてたよ?ちょっとアドバイスなんかもしたけど」アセアセッ
果南「なるほどね……そっか……私ちょっと海の音になってくるね……」フラフラ
千歌「わー!ストップストップ!なんでそこまで落ち込むのー!」
果南「そりゃ落ち込むよぉ……親友と幼馴染だと思ってたのに……私には何の相談もなかった……ゼロだったんだよ!?悔しいじゃん!」
千歌「それ私のセリフじゃない?」
果南「今日から私のセリフになったから、使いたい時はワカメ3株払ってね。払わなかったら訴えるよ」
千歌(ワカメって株で数えるんだ……)
果南「のーぶっぶー」
千歌「曜ちゃんは?」
果南「ノーヨーソロー」
千歌「まぁほら、あれだよ。こういうのって相談しづらいし」
果南「千歌は知ってたんでしょ?」
千歌「うん」
果南「ひょっとして相談受けてたの?」
千歌「相談っていうか、話は聞いてたよ?ちょっとアドバイスなんかもしたけど」アセアセッ
果南「なるほどね……そっか……私ちょっと海の音になってくるね……」フラフラ
千歌「わー!ストップストップ!なんでそこまで落ち込むのー!」
果南「そりゃ落ち込むよぉ……親友と幼馴染だと思ってたのに……私には何の相談もなかった……ゼロだったんだよ!?悔しいじゃん!」
千歌「それ私のセリフじゃない?」
果南「今日から私のセリフになったから、使いたい時はワカメ3株払ってね。払わなかったら訴えるよ」
千歌(ワカメって株で数えるんだ……)
3: (茸) 2021/10/22(金) 19:48:58.98 ID:AF6a7K3v
果南「でもそんな気はしてたんだよ。けれど信じたくなかったって言うの?あの2人に限ってまさかなぁ。そんなあるわけないかぁって」
千歌「そんな気がしてたの?」
果南「うん。先月末の土日、練習が休みだったの覚えてる?」
千歌「あー、あったね。梨子ちゃんとか鞠莉ちゃんの用事が重なってお休みになったやつ」
果南「それで久しぶりの2連休だったから、ちょっと遠出しようって思ってあれこれ調べてたの」
千歌「うんうん」
果南「貯金崩して県外行こうかとか、静岡に顔出してみようかなとか。でもやっぱり私ってダイビングキャラでしょ?休みの日もやっぱりダイビングしなきゃって思ったの」
千歌「果南ちゃんってダイビングキャラだったの?」
果南「Twitterでルビィにそう言われた」
千歌「へー」
果南「話を戻すけど、熱海にダイビングしに行こうと思ったの。でも1人じゃ寂しいからダイヤを誘おうと連絡したんだけど、中々返事が来なくてさ。待ってる間にTwitter見てたんだよね」
千歌「うむ」
果南「そしたらダイヤが意味深な呟きしててさ」
千歌「意味深?」
果南「ちょっと待って……あっ、これこれ」
『設営完了しました!みかんちゃん総受け本頒布準備完了です!壁74でお待ちしております!』
果南「間違えたごめん」
千歌「待って待って待って」アセアセッ
千歌「そんな気がしてたの?」
果南「うん。先月末の土日、練習が休みだったの覚えてる?」
千歌「あー、あったね。梨子ちゃんとか鞠莉ちゃんの用事が重なってお休みになったやつ」
果南「それで久しぶりの2連休だったから、ちょっと遠出しようって思ってあれこれ調べてたの」
千歌「うんうん」
果南「貯金崩して県外行こうかとか、静岡に顔出してみようかなとか。でもやっぱり私ってダイビングキャラでしょ?休みの日もやっぱりダイビングしなきゃって思ったの」
千歌「果南ちゃんってダイビングキャラだったの?」
果南「Twitterでルビィにそう言われた」
千歌「へー」
果南「話を戻すけど、熱海にダイビングしに行こうと思ったの。でも1人じゃ寂しいからダイヤを誘おうと連絡したんだけど、中々返事が来なくてさ。待ってる間にTwitter見てたんだよね」
千歌「うむ」
果南「そしたらダイヤが意味深な呟きしててさ」
千歌「意味深?」
果南「ちょっと待って……あっ、これこれ」
『設営完了しました!みかんちゃん総受け本頒布準備完了です!壁74でお待ちしております!』
果南「間違えたごめん」
千歌「待って待って待って」アセアセッ
4: (茸) 2021/10/22(金) 19:49:30.91 ID:AF6a7K3v
果南「どうしたの?」
千歌「今の何?ねぇ、今の何!?私っぽい女の子がメチャクチャにして!って恥ずかしがってる本がたくさん並んでる画像が載ってたよ!?」
果南「梨子の裏アカだから気にしなくていいよ」
千歌「気になるよ!明日からどんな顔して会えばいいのさ!」
果南「先生って言ったら喜ぶんじゃない?」
千歌「それこの前、善子ちゃんが冗談半分で呼んで真顔でビンタされてたよ」
果南「どれだっけなぁ」ポチポチ…
千歌「ねぇ聞いてる?ねぇってば」
果南「これこれ、ほら見て」スッ
『今週末は久しぶりの休日。身も心も休ませて、週明けから練習に励みたいと思います。休めれば、の話ですが』
果南「これちょっと怪しくない?」
千歌「別に普通じゃないの?」
果南「自分で休むって言っておいて、休めればとか呟いてるんだよ?この後もかなり匂わせてるんだって」
千歌「今の何?ねぇ、今の何!?私っぽい女の子がメチャクチャにして!って恥ずかしがってる本がたくさん並んでる画像が載ってたよ!?」
果南「梨子の裏アカだから気にしなくていいよ」
千歌「気になるよ!明日からどんな顔して会えばいいのさ!」
果南「先生って言ったら喜ぶんじゃない?」
千歌「それこの前、善子ちゃんが冗談半分で呼んで真顔でビンタされてたよ」
果南「どれだっけなぁ」ポチポチ…
千歌「ねぇ聞いてる?ねぇってば」
果南「これこれ、ほら見て」スッ
『今週末は久しぶりの休日。身も心も休ませて、週明けから練習に励みたいと思います。休めれば、の話ですが』
果南「これちょっと怪しくない?」
千歌「別に普通じゃないの?」
果南「自分で休むって言っておいて、休めればとか呟いてるんだよ?この後もかなり匂わせてるんだって」
5: (茸) 2021/10/22(金) 19:50:08.76 ID:AF6a7K3v
『荷造りが上手くいかず、こんな時間になってしまいました』
『着替えも悩みますわね……どれを着ていけば喜んでくれるのでしょうか』
『週末が楽しみで寝られない。こんなの小学生以来ですわ』
果南「これ絶対曜とのイチャイチャお泊まり会じゃん!お泊まり会in海辺のオシャレな旅館じゃん!」
千歌「これはダイヤちゃんやっちゃってるねぇ。というか今日の果南ちゃん元気だね」
果南「空元気でもないとやってられないよ……」
千歌「あ、そういうことね」
果南「当時の私はこれを見て、予定入ってるなら仕方ないかって1人寂しくダイビングに行ったとさ……めでたしめでたし」
千歌「めでたいなら話終わってもいい?ねぇねぇ、この前話した神龍についてなんだけどさ」
果南「……」ジトー
千歌「うそうそ、冗談だって」
果南「千歌のいじわる……あ、これも見てよ。さっきの続き、日曜日の朝の呟きなんだけど」スッ
『おはようございます。昨夜はあまり寝付けず……私は抱き枕ではなくてよ?』
果南「これもう添い寝してるよね。目が覚めてふと胸の中を見れば、幸せそうな曜の寝顔があってそれを愛おしそうに頭を撫でて優しく抱きしめて……ひゃー///」
千歌「どのタイミングで照れてるの」
『着替えも悩みますわね……どれを着ていけば喜んでくれるのでしょうか』
『週末が楽しみで寝られない。こんなの小学生以来ですわ』
果南「これ絶対曜とのイチャイチャお泊まり会じゃん!お泊まり会in海辺のオシャレな旅館じゃん!」
千歌「これはダイヤちゃんやっちゃってるねぇ。というか今日の果南ちゃん元気だね」
果南「空元気でもないとやってられないよ……」
千歌「あ、そういうことね」
果南「当時の私はこれを見て、予定入ってるなら仕方ないかって1人寂しくダイビングに行ったとさ……めでたしめでたし」
千歌「めでたいなら話終わってもいい?ねぇねぇ、この前話した神龍についてなんだけどさ」
果南「……」ジトー
千歌「うそうそ、冗談だって」
果南「千歌のいじわる……あ、これも見てよ。さっきの続き、日曜日の朝の呟きなんだけど」スッ
『おはようございます。昨夜はあまり寝付けず……私は抱き枕ではなくてよ?』
果南「これもう添い寝してるよね。目が覚めてふと胸の中を見れば、幸せそうな曜の寝顔があってそれを愛おしそうに頭を撫でて優しく抱きしめて……ひゃー///」
千歌「どのタイミングで照れてるの」
6: (茸) 2021/10/22(金) 19:50:43.92 ID:AF6a7K3v
果南「今更だけどあの2人が付き合うとはねぇ……はぁ」
千歌「あ、落ち込み浦果南ちゃんが帰ってきた」
果南「一言言ってくれてもよかったのに……2人にとって私はその程度の存在だったのかなぁ」
千歌「そんなことないって。きっとやんごとなき事情があったんだよ」
果南「やんごとなき?」
千歌「やんごとなき」
果南「いやないでしょ。だって千歌には相談してるんだよ?このお姉さんキャラの私には相談せずに、天真爛漫かと思いきや実は繊細で考え込んじゃう系主人公の千歌に相談してるんだよ?」
千歌「さっきからそのキャラ分析誰がしてるの?」
果南「ルビィがTwitterでハッシュタグ付けてやってたよ」
千歌「私、いいねもリツイートもしてないんだけど」
果南「いやね?自分でもお姉さんキャラの自覚はあったんだよ?ちょっと輪から離れて物事を俯瞰的に捉えてさ、千歌や曜にアドバイスしてるつもりだったんだけどなぁ」
千歌「あー、わからなくもないね。普段はワカメ♪とか言ってるけど相談したら良い事言いそうな雰囲気だもんね」
果南「ワカメ♪とか言ったことないんだけどね」
千歌「イルカ♡だっけ」
果南「私のことなんだと思ってるの?」
千歌「ダイビングキャラ」
果南「間違ってないからぐぅの音も出ない」
千歌「あ、落ち込み浦果南ちゃんが帰ってきた」
果南「一言言ってくれてもよかったのに……2人にとって私はその程度の存在だったのかなぁ」
千歌「そんなことないって。きっとやんごとなき事情があったんだよ」
果南「やんごとなき?」
千歌「やんごとなき」
果南「いやないでしょ。だって千歌には相談してるんだよ?このお姉さんキャラの私には相談せずに、天真爛漫かと思いきや実は繊細で考え込んじゃう系主人公の千歌に相談してるんだよ?」
千歌「さっきからそのキャラ分析誰がしてるの?」
果南「ルビィがTwitterでハッシュタグ付けてやってたよ」
千歌「私、いいねもリツイートもしてないんだけど」
果南「いやね?自分でもお姉さんキャラの自覚はあったんだよ?ちょっと輪から離れて物事を俯瞰的に捉えてさ、千歌や曜にアドバイスしてるつもりだったんだけどなぁ」
千歌「あー、わからなくもないね。普段はワカメ♪とか言ってるけど相談したら良い事言いそうな雰囲気だもんね」
果南「ワカメ♪とか言ったことないんだけどね」
千歌「イルカ♡だっけ」
果南「私のことなんだと思ってるの?」
千歌「ダイビングキャラ」
果南「間違ってないからぐぅの音も出ない」
7: (茸) 2021/10/22(金) 19:51:34.96 ID:AF6a7K3v
千歌「ところでどうして2人のこと知ってるの?本人達に聞いたとか?」
果南「見た」
千歌「見たって?」
果南「2人のデート現場に、ばったり」
千歌「おぉ……いわゆる激アツだね」ドキドキッ
果南「熱くないって。居合わせた瞬間、ルビィが善子に昨日の赤ちゃんプレイって今日もやるの?って言った時みたいに場が凍ったんだよ?」
千歌「あの時は怖くて善子ちゃんの顔見れなかったね。それでそれで、どんな感じだったの?詳しく教えて」
果南「えー?まぁいいけど」
千歌「やったっ♪」
果南「先週の土曜日に沼津でブラブラしてたの。あちこち散歩したりカフェでオムライス食べたり」
千歌「果南ちゃんってカフェ行くんだね」
果南「そりゃあ行くよ。あっ、ダイビングキャラ的に海で獲った魚を食べた方がいいかな」
千歌「それもうサバイバルキャラだよ」
果南「じゃあカフェでいいか。あれ、どこまで話したっけ?」
千歌「花丸ちゃんが串カツのお店で八度漬けして出禁になったとこまで」
果南「見た」
千歌「見たって?」
果南「2人のデート現場に、ばったり」
千歌「おぉ……いわゆる激アツだね」ドキドキッ
果南「熱くないって。居合わせた瞬間、ルビィが善子に昨日の赤ちゃんプレイって今日もやるの?って言った時みたいに場が凍ったんだよ?」
千歌「あの時は怖くて善子ちゃんの顔見れなかったね。それでそれで、どんな感じだったの?詳しく教えて」
果南「えー?まぁいいけど」
千歌「やったっ♪」
果南「先週の土曜日に沼津でブラブラしてたの。あちこち散歩したりカフェでオムライス食べたり」
千歌「果南ちゃんってカフェ行くんだね」
果南「そりゃあ行くよ。あっ、ダイビングキャラ的に海で獲った魚を食べた方がいいかな」
千歌「それもうサバイバルキャラだよ」
果南「じゃあカフェでいいか。あれ、どこまで話したっけ?」
千歌「花丸ちゃんが串カツのお店で八度漬けして出禁になったとこまで」
8: (茸) 2021/10/22(金) 19:52:45.99 ID:AF6a7K3v
果南「あれほんと大変だったんだよ?鞠莉が呼吸を止めている間はソース漬け放題とか嘘ついたせいで、お店の人にものすっごい怒られたんだから」
千歌「花丸ちゃんには悪いけど、私その話大好きなんだよね」
果南「好きだろうけど、デート現場に遭遇した話はもういいの?」
千歌「あ、続けてどうぞどうぞ」
果南「なんか千歌と話してるとしょっちゅう話が脱線するなぁ。それでね、夕方になってそろそろ帰ろうとしたんだけど、夕日を見たくなってびゅうおに登ったんだ」
千歌「そこにまさか?」
果南「いたのぉ~。オシャレした2人がベンチに腰掛けて手も繋いでたんだよぉ~?見た瞬間あ!って固まっちゃってさ。その時に私の中の名探偵カナンが華麗なる推理を始めたの」
千歌「あれれー?」
果南「ここ最近仲の良かった2人、ダイヤの匂わせ呟き、外泊したと思われるダイヤ、そして目の前のイチャラブカップル……そう、2人は付き合ってる!」
千歌「な、なんだってー」
果南「真実はいつも1つだからね……ふっ」ドヤァ
千歌「美渡姉ぇが貸してたマンガどこまで読んだの?」
果南「100巻」
千歌「そりゃ影響されちゃうね。2人はなんか反応してた?」
千歌「花丸ちゃんには悪いけど、私その話大好きなんだよね」
果南「好きだろうけど、デート現場に遭遇した話はもういいの?」
千歌「あ、続けてどうぞどうぞ」
果南「なんか千歌と話してるとしょっちゅう話が脱線するなぁ。それでね、夕方になってそろそろ帰ろうとしたんだけど、夕日を見たくなってびゅうおに登ったんだ」
千歌「そこにまさか?」
果南「いたのぉ~。オシャレした2人がベンチに腰掛けて手も繋いでたんだよぉ~?見た瞬間あ!って固まっちゃってさ。その時に私の中の名探偵カナンが華麗なる推理を始めたの」
千歌「あれれー?」
果南「ここ最近仲の良かった2人、ダイヤの匂わせ呟き、外泊したと思われるダイヤ、そして目の前のイチャラブカップル……そう、2人は付き合ってる!」
千歌「な、なんだってー」
果南「真実はいつも1つだからね……ふっ」ドヤァ
千歌「美渡姉ぇが貸してたマンガどこまで読んだの?」
果南「100巻」
千歌「そりゃ影響されちゃうね。2人はなんか反応してた?」
9: (茸) 2021/10/22(金) 19:53:16.26 ID:AF6a7K3v
果南「その反応がまた、ねぇ」トオイメ
千歌「?」
果南「私に気が付いた瞬間、繋いでた手をパッと離したの」
千歌「おぉー///」
果南「手を離して目も逸らしてさ!別に私たちは何もありませんよ?みたいな雰囲気を醸し出してたの」
千歌「顔真っ赤にして?」
果南「そう!」
千歌「耳まで真っ赤?」
果南「そうそう!」
千歌「離した手が名残惜しそうにソワソワしてた?」
果南「そうそうそう!」
千歌「もう少女マンガじゃん///」
果南「しかも手を離したのがダイヤっぽくて、曜がちょっと寂しそうにしてたの」
千歌「ダイヤちゃんそういうとこあるよね」
果南「知らないふりして引き返そうかと思ったんたけど、目が合っちゃって。とりあえず声かけたの」
千歌「なんて?」
果南「2人で何してんのって」
千歌「デートに決まってるでしょ」
千歌「?」
果南「私に気が付いた瞬間、繋いでた手をパッと離したの」
千歌「おぉー///」
果南「手を離して目も逸らしてさ!別に私たちは何もありませんよ?みたいな雰囲気を醸し出してたの」
千歌「顔真っ赤にして?」
果南「そう!」
千歌「耳まで真っ赤?」
果南「そうそう!」
千歌「離した手が名残惜しそうにソワソワしてた?」
果南「そうそうそう!」
千歌「もう少女マンガじゃん///」
果南「しかも手を離したのがダイヤっぽくて、曜がちょっと寂しそうにしてたの」
千歌「ダイヤちゃんそういうとこあるよね」
果南「知らないふりして引き返そうかと思ったんたけど、目が合っちゃって。とりあえず声かけたの」
千歌「なんて?」
果南「2人で何してんのって」
千歌「デートに決まってるでしょ」
10: (茸) 2021/10/22(金) 19:54:49.49 ID:AF6a7K3v
果南「わかってるけど言えるわけないでしょ。そしたら2人は偶然とか、たまたまとか言い出すんだよ」
千歌「そう言うしかないもんねぇ」
果南「軽く雑談したけど、何を話したか覚えてないもん。こう、頭の中が真っ白になるっていうの?この2人が付き合うか……っていうショックで何も考えられなかった」
千歌「ショックって、もしかしてどっちか好きだったの?」
果南「そういうのじゃなくて何て言うのかなぁ……自分の友だちがちょっと大人になって、置いて行かれたみたいな感じっていうの?」
千歌「あー、ちょっとわかるかも。寂しさとは違うけど胸の奥がキュッとなるというか、力が抜けちゃうと言うか」
果南「2人が付き合うのは嬉しいんだけど、付き合う前に一言欲しかったなぁ」
千歌「どんな風に?」
果南「お父さん!娘さんを私にくださいって」
千歌「果南ちゃんいつからお父さんになったの。っていうかどっちのお父さんなの」
果南「どうも渡辺果南です」
千歌「そっちかー」
果南「千歌だけに?」
千歌「ははっ」
果南「もうちょっと上手く愛想笑いできない?」
千歌「そう言うしかないもんねぇ」
果南「軽く雑談したけど、何を話したか覚えてないもん。こう、頭の中が真っ白になるっていうの?この2人が付き合うか……っていうショックで何も考えられなかった」
千歌「ショックって、もしかしてどっちか好きだったの?」
果南「そういうのじゃなくて何て言うのかなぁ……自分の友だちがちょっと大人になって、置いて行かれたみたいな感じっていうの?」
千歌「あー、ちょっとわかるかも。寂しさとは違うけど胸の奥がキュッとなるというか、力が抜けちゃうと言うか」
果南「2人が付き合うのは嬉しいんだけど、付き合う前に一言欲しかったなぁ」
千歌「どんな風に?」
果南「お父さん!娘さんを私にくださいって」
千歌「果南ちゃんいつからお父さんになったの。っていうかどっちのお父さんなの」
果南「どうも渡辺果南です」
千歌「そっちかー」
果南「千歌だけに?」
千歌「ははっ」
果南「もうちょっと上手く愛想笑いできない?」
12: (茸) 2021/10/22(金) 19:56:20.36 ID:AF6a7K3v
千歌「次から頑張ってみる。それで2人と話した後、普通に別れたの?」
果南「……」フルフル
千歌「えっ」
果南「夕ご飯誘われた」
千歌「うわぁ」
果南「私は空気を読んで立ち去ろうとしたんだよ?でもダイヤがよかったら食事でもいかがですかって」
千歌「曜ちゃんどんな顔してた?」
果南「( д)゜゜」
千歌「あー気まずい」
果南「ダイヤってばそういうとこあるよね」
千歌「果南ちゃんはどうしたの?断ったの?」
果南「そりゃあ断ったよ。でもダイヤがしつこく誘うから……」
千歌「行ったの?」
果南「うん。でもすごかったよ。レストランに行って注文して待ってる間、私たちのとこだけ地獄みたいだった」
千歌「あららー」
果南「曜なんかずーっと俯いてたし。体調不良かと思うくらいに」
千歌「きっと、ダイヤさんのばかぁぁぁ……とか思ってたんだろうね」
果南「……」フルフル
千歌「えっ」
果南「夕ご飯誘われた」
千歌「うわぁ」
果南「私は空気を読んで立ち去ろうとしたんだよ?でもダイヤがよかったら食事でもいかがですかって」
千歌「曜ちゃんどんな顔してた?」
果南「( д)゜゜」
千歌「あー気まずい」
果南「ダイヤってばそういうとこあるよね」
千歌「果南ちゃんはどうしたの?断ったの?」
果南「そりゃあ断ったよ。でもダイヤがしつこく誘うから……」
千歌「行ったの?」
果南「うん。でもすごかったよ。レストランに行って注文して待ってる間、私たちのとこだけ地獄みたいだった」
千歌「あららー」
果南「曜なんかずーっと俯いてたし。体調不良かと思うくらいに」
千歌「きっと、ダイヤさんのばかぁぁぁ……とか思ってたんだろうね」
13: (茸) 2021/10/22(金) 19:59:12.75 ID:AF6a7K3v
果南「ダイヤも空回りしちゃって、聞いてもないのに黒澤家の歴史を語り始めるし」
千歌「ギルティだね」
果南「あまりにも空気が悪いから、一旦トイレに逃げ込んだんだよ。そこで気持ちを切り替えてさ、私は何も見なかった。2人の間には何もない。普通に食事を楽しもうって自分に言い聞かせたの」
千歌「わーおポジティブ」
果南「深呼吸してテーブルに戻ろうとしたら、2人とも何してたと思う?」
千歌「何してたの?」
果南「頬を膨らませた曜の頭をダイヤが撫でてた。甘えん坊でちゅねぇ~♡とか言ってた」
千歌「ツーギルティ!」
果南「気付かれずに後退りしてトイレに戻ったのなんて初めてだったよ。もうどうすればいいの……ってトイレで頭抱えちゃった」
千歌「でも戻らないと怪しまれるよね」
果南「うん……10分くらいかけて自分を奮い立たせて、よし!ってトイレを出たの。そしたら料理がきてて、2人とも何してたと思う?」
千歌「先に食べてたんでしょ?」
果南「曜がダイヤにあーん♡ってやってた」
千歌「ギルティ!ゲームセット!」
千歌「ギルティだね」
果南「あまりにも空気が悪いから、一旦トイレに逃げ込んだんだよ。そこで気持ちを切り替えてさ、私は何も見なかった。2人の間には何もない。普通に食事を楽しもうって自分に言い聞かせたの」
千歌「わーおポジティブ」
果南「深呼吸してテーブルに戻ろうとしたら、2人とも何してたと思う?」
千歌「何してたの?」
果南「頬を膨らませた曜の頭をダイヤが撫でてた。甘えん坊でちゅねぇ~♡とか言ってた」
千歌「ツーギルティ!」
果南「気付かれずに後退りしてトイレに戻ったのなんて初めてだったよ。もうどうすればいいの……ってトイレで頭抱えちゃった」
千歌「でも戻らないと怪しまれるよね」
果南「うん……10分くらいかけて自分を奮い立たせて、よし!ってトイレを出たの。そしたら料理がきてて、2人とも何してたと思う?」
千歌「先に食べてたんでしょ?」
果南「曜がダイヤにあーん♡ってやってた」
千歌「ギルティ!ゲームセット!」
14: (茸) 2021/10/22(金) 20:00:20.38 ID:AF6a7K3v
果南「もう無理だと思って、急用思い出したーって慌てて帰っちゃったよ」
千歌「果南ちゃん頑張ったね……淡島山頂アタックくらい頑張ったね」
果南「……でもやっぱり、教えてほしかったなぁ」ショボン
千歌「本当に何も聞かされてなかったの?」
果南「だからこうして落ち込んでるんだよ……私って2人にとって何でもなかったのかなぁ。結構仲良しだと思ってたんだけどなぁ」
千歌「じゃあ聞いてみる?」
果南「へ?」
千歌「今から2人に聞いてみようよ。どうして果南ちゃんに教えなかったのって」
果南「いやそんな、できるわけ……」
千歌「ということで曜ちゃんに電話するね。スピーカーで話すから果南ちゃんもしっかり聞くように」ポチッ
果南「あ、ワカメが呼んでる」スタスタ…
千歌「今すぐ戻ってこないと梨子ちゃんに裏アカの件を報告します」
果南「……」セイザッ
千歌「果南ちゃん頑張ったね……淡島山頂アタックくらい頑張ったね」
果南「……でもやっぱり、教えてほしかったなぁ」ショボン
千歌「本当に何も聞かされてなかったの?」
果南「だからこうして落ち込んでるんだよ……私って2人にとって何でもなかったのかなぁ。結構仲良しだと思ってたんだけどなぁ」
千歌「じゃあ聞いてみる?」
果南「へ?」
千歌「今から2人に聞いてみようよ。どうして果南ちゃんに教えなかったのって」
果南「いやそんな、できるわけ……」
千歌「ということで曜ちゃんに電話するね。スピーカーで話すから果南ちゃんもしっかり聞くように」ポチッ
果南「あ、ワカメが呼んでる」スタスタ…
千歌「今すぐ戻ってこないと梨子ちゃんに裏アカの件を報告します」
果南「……」セイザッ
15: (茸) 2021/10/22(金) 20:02:08.59 ID:AF6a7K3v
千歌「……あ、曜ちゃん?」
曜『どしたのー?』
千歌「ダイヤちゃんと付き合い始めた件でさ、ちょっと話したくて」
曜『うん』
千歌「私以外に相談ってした?」
曜『したよー』
千歌「例えは?」
曜『果南ちゃん』
千歌「えっ」
果南「えっ」
曜『あれ、なんか果南ちゃんの声がしたような……』
果南「やっほー」
曜『やっほー。果南ちゃん、私相談したよね?』
果南「……そ、そだね」アセアセッ
曜『絶対覚えてないじゃん』
千歌「ねぇ曜ちゃん。果南ちゃんにどんな相談したの?」
曜『気になる人がいるんだけど、真面目で品行方正だからどうアタックしていいのかわからないって』
千歌「してるじゃん!思いっきり恋愛相談してるじゃん!」
果南「あれダイヤのことだったんだ……!」
千歌「普段の2人を見ればわかるでしょ!」
曜『どしたのー?』
千歌「ダイヤちゃんと付き合い始めた件でさ、ちょっと話したくて」
曜『うん』
千歌「私以外に相談ってした?」
曜『したよー』
千歌「例えは?」
曜『果南ちゃん』
千歌「えっ」
果南「えっ」
曜『あれ、なんか果南ちゃんの声がしたような……』
果南「やっほー」
曜『やっほー。果南ちゃん、私相談したよね?』
果南「……そ、そだね」アセアセッ
曜『絶対覚えてないじゃん』
千歌「ねぇ曜ちゃん。果南ちゃんにどんな相談したの?」
曜『気になる人がいるんだけど、真面目で品行方正だからどうアタックしていいのかわからないって』
千歌「してるじゃん!思いっきり恋愛相談してるじゃん!」
果南「あれダイヤのことだったんだ……!」
千歌「普段の2人を見ればわかるでしょ!」
16: (茸) 2021/10/22(金) 20:03:16.56 ID:AF6a7K3v
果南「てっきり善子のことかと」
千歌「真面目だけど違うじゃん!品行方正だけど違うじゃん!普通わかるでしょ!」
果南「えー?そんなこと言われてもねぇ」
曜『ダイヤさんって気付いてなかったんだ……どおりで一緒にゲームでもしてみれば?って言われたわけだよ』
果南「ご、ごめん」
曜『名前を言わなかった私も悪いから気にしないで。あっ、バス来ちゃったから電話切るね』
千歌「うん。ありがとー」ピッ
果南「衝撃の真実が明らかになったね」
千歌「ねー。これはちょっとダイヤちゃんにも聞いた方がいいんじゃない?」
果南「そこまでしなくても……」
千歌「とりあえず電話しちゃいまーす」ポチッ
果南「いやいや、さすがにダイヤからは何も聞いてないよ。もしも相談したってダイヤが言ったら、みかん畑の下に埋めてもらって構わないよ」エッヘン
千歌「真面目だけど違うじゃん!品行方正だけど違うじゃん!普通わかるでしょ!」
果南「えー?そんなこと言われてもねぇ」
曜『ダイヤさんって気付いてなかったんだ……どおりで一緒にゲームでもしてみれば?って言われたわけだよ』
果南「ご、ごめん」
曜『名前を言わなかった私も悪いから気にしないで。あっ、バス来ちゃったから電話切るね』
千歌「うん。ありがとー」ピッ
果南「衝撃の真実が明らかになったね」
千歌「ねー。これはちょっとダイヤちゃんにも聞いた方がいいんじゃない?」
果南「そこまでしなくても……」
千歌「とりあえず電話しちゃいまーす」ポチッ
果南「いやいや、さすがにダイヤからは何も聞いてないよ。もしも相談したってダイヤが言ったら、みかん畑の下に埋めてもらって構わないよ」エッヘン
17: (茸) 2021/10/22(金) 20:05:06.65 ID:AF6a7K3v
千歌「……あっ、ダイヤちゃん?」
ダイヤ『はい』
千歌「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今大丈夫?」
ダイヤ『えぇ。それで何をお聞きになりたいのですか?』
千歌「曜ちゃんと付き合う時に、誰かに相談とかってした?」
ダイヤ『ま、まぁ……恥ずかしいので大きな声では言えませんが///』
千歌「誰に相談したか教えてもらえない?」
ダイヤ『そ、それは……』
千歌「教えてくれたら曜ちゃんが小さい頃の写真、うちにあるだけ全部あげるから」
ダイヤ『果南さんですわ』
千歌「……」ジトー
果南「そんなことないって!ダイヤの勘違いだよ!」
ダイヤ『ぴぎゃ!?か、果南さんもいらしたのですね……というか勘違いではありませんわ。きちんと話したではありませんか』
果南「私に?」
ダイヤ『意中の人を振り向かせるにはどうしたらいいでしょうか……そう私から相談されたのをお忘れで?』
果南「……あっ」
ダイヤ『はい』
千歌「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今大丈夫?」
ダイヤ『えぇ。それで何をお聞きになりたいのですか?』
千歌「曜ちゃんと付き合う時に、誰かに相談とかってした?」
ダイヤ『ま、まぁ……恥ずかしいので大きな声では言えませんが///』
千歌「誰に相談したか教えてもらえない?」
ダイヤ『そ、それは……』
千歌「教えてくれたら曜ちゃんが小さい頃の写真、うちにあるだけ全部あげるから」
ダイヤ『果南さんですわ』
千歌「……」ジトー
果南「そんなことないって!ダイヤの勘違いだよ!」
ダイヤ『ぴぎゃ!?か、果南さんもいらしたのですね……というか勘違いではありませんわ。きちんと話したではありませんか』
果南「私に?」
ダイヤ『意中の人を振り向かせるにはどうしたらいいでしょうか……そう私から相談されたのをお忘れで?』
果南「……あっ」
18: (茸) 2021/10/22(金) 20:06:09.53 ID:AF6a7K3v
千歌「たしかスコップが物置に……」
果南「あれはノーカンだもん!だって3ヶ月も前だよ?」
ダイヤ『あなたのアドバイスを聞いて色恋沙汰には関心がないと気付き、その後は何も聞かなかったのですよ』
果南「私、なんて答えたっけ」
ダイヤ『肩でも叩いて声かければいいんじゃない?と』
千歌「あちゃー」
果南「振り向かせたいって言ってたもん」
ダイヤ『あなたと言う人は……曜さんとお付き合いできたのでいいですけども。それで、お聞きしたいことは以上で?』
千歌「うん。ありがとダイヤちゃん」
ダイヤ『それでは、失礼致します』ピッ
千歌「……」
果南「……」
千歌「……土の中と海の中ってだいたい同じだよね」
果南「違うよ!?」
果南「あれはノーカンだもん!だって3ヶ月も前だよ?」
ダイヤ『あなたのアドバイスを聞いて色恋沙汰には関心がないと気付き、その後は何も聞かなかったのですよ』
果南「私、なんて答えたっけ」
ダイヤ『肩でも叩いて声かければいいんじゃない?と』
千歌「あちゃー」
果南「振り向かせたいって言ってたもん」
ダイヤ『あなたと言う人は……曜さんとお付き合いできたのでいいですけども。それで、お聞きしたいことは以上で?』
千歌「うん。ありがとダイヤちゃん」
ダイヤ『それでは、失礼致します』ピッ
千歌「……」
果南「……」
千歌「……土の中と海の中ってだいたい同じだよね」
果南「違うよ!?」
20: (茸) 2021/10/22(金) 20:07:24.51 ID:AF6a7K3v
千歌「散々相談されなかったー、2人にとって何でもなかったーって言ってたくせに、ガッツリ相談されてるじゃん」
果南「だって2人とも遠回しに言ってたから……」
千歌「気付かない果南ちゃんが悪いと思いまーす」
果南「えぇ……難しいなぁ」
千歌「次からはちゃんと人の話を聞くように。わかった?」
果南「わかった」
千歌「……ちなみに私もすごく重要なことを言ったけど、気付いてる?」
果南「そうなの?いつ?」
千歌「果南ちゃんが、2人が付き合ってるって話題を出した時くらい」
果南「えーっと……ごめん、もう1回言って?」
千歌「ダメでーす」
果南「えー?」
千歌「果南ちゃんにはサラッと言わずに、きちんと言わないとダメだってわかったから今度伝えるね」
果南「何それ怖い……わ、私、怒られるようなことしたかなぁ」
千歌「そういうのじゃないけど……ふふっ」
果南「?」
千歌「今度は聞き逃しちゃ、めっ。だからね♪」ニコッ
果南「だって2人とも遠回しに言ってたから……」
千歌「気付かない果南ちゃんが悪いと思いまーす」
果南「えぇ……難しいなぁ」
千歌「次からはちゃんと人の話を聞くように。わかった?」
果南「わかった」
千歌「……ちなみに私もすごく重要なことを言ったけど、気付いてる?」
果南「そうなの?いつ?」
千歌「果南ちゃんが、2人が付き合ってるって話題を出した時くらい」
果南「えーっと……ごめん、もう1回言って?」
千歌「ダメでーす」
果南「えー?」
千歌「果南ちゃんにはサラッと言わずに、きちんと言わないとダメだってわかったから今度伝えるね」
果南「何それ怖い……わ、私、怒られるようなことしたかなぁ」
千歌「そういうのじゃないけど……ふふっ」
果南「?」
千歌「今度は聞き逃しちゃ、めっ。だからね♪」ニコッ
22: (茸) 2021/10/22(金) 20:09:05.86 ID:AF6a7K3v
大切なことはサラッと言わずにちゃんと言おうと決意した千歌ちゃんなのでした。
乙したー。
乙したー。
25: (しうまい) 2021/10/22(金) 20:11:35.43 ID:C8D8TZKF
1で既にちかなんが成立していたなんて…気付かなかったんだよ!悔しいじゃん!
28: (もんじゃ) 2021/10/22(金) 20:24:36.41 ID:0uHn6DbI
落ちもついててすごい乙
29: (もんじゃ) 2021/10/22(金) 20:36:44.91 ID:cRuW+wH0
うおおおおおおおおお最高のSSやイッチありがとう
35: (馬刺し) 2021/10/22(金) 22:13:43.68 ID:R30ehrGt
あーこういうSSもっと増えんかな
毎日読みたい
毎日読みたい
38: (しまむら) 2021/10/22(金) 22:46:38.39 ID:Cmams0dJ
スルーされてもそんなに動揺しない千歌ちゃん可愛い
36: (光) 2021/10/22(金) 22:43:43.77 ID:Uu4rbdeG
めちゃくちゃ良かったんですけど???
乙!!!!!!!!!!
乙!!!!!!!!!!
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1634899664/