【SS】真姫「見える医者と」希「見えない巫女」【ラブライブ!】

SS
1:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:25:18.47 ID:k5sXz5Br
そうなってしまうきっかけは日常の中にいくらでもあるようです

穂乃果「わっ!」

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫!?」

穂乃果「平気、平気!」

海未「全くなにもないところでつまづくなんて気を付けてくださいよ」

穂乃果「はーい」

そう、こんな感じに
 

2:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:29:45.70 ID:k5sXz5Br
ことり「また明日ー」

穂乃果「ばいばーい」


穂乃果「~♪」

コツコツ

穂乃果「今日は楽しかったなあー」

コツコツコツ

穂乃果「21時か、ちょっと遅くなっちゃったなー」

コツコツ

穂乃果「ん?」クルッ


穂乃果「?....気のせいかな?」
 
4:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:33:55.33 ID:k5sXz5Br
穂乃果「........」

コツコツ

穂乃果「っ!!」クルッ

穂乃果「誰もいない....よね?」

コツコツ

穂乃果「~っ!!!!!!!」ダッ

コツコツコツ

穂乃果「な、なに!?なんなの!?」
 
5:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:37:57.19 ID:k5sXz5Br
穂乃果「昨日の夜のはいったいなんだったんだろう?」

穂乃果「まさか...不審者とかかな?」

穂乃果「それにしても今日はなんか体が重いなぁ....風邪とかじゃないよね」


危ない!!!!

穂乃果「え?」

穂乃果「うわっ!!」ドサッ

ガシャン!!!

穂乃果「いたたた...な、なに?」
 
7:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:41:29.04 ID:k5sXz5Br
上から看板が落ちてきたぞ!

怪我人とかはいない!?

穂乃果「え...な、なにあれ」

「ふぅ....なんとか間に合ったみたいだね」

穂乃果「私...もしかしたらあの看板で」

「.......」

穂乃果「っ.......」ガタガタ

「一応、病院行った方がよさそうやね」

穂乃果「え?」

「さぁ、行こうか」
 
8:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:44:41.04 ID:k5sXz5Br
「..........」

穂乃果『ここって本当に病院なんですか!?こんなビルの中に』

『まぁまぁ、話は中に入ってから』

ガチャ

「到ー着」

穂乃果「こ、ここが病院?」

「希....」

希「多分、患者さんでーす、お願いしまーす真姫ちゃん」

真姫「貴方ねぇ....」

穂乃果「白衣?本当にお医者さん?」

真姫「....成程ね」
 
9:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:49:21.33 ID:k5sXz5Br
真姫「希」

希「ちょっと、背中を失礼」

穂乃果「え?」

希「希パワー注入!」ポン!

穂乃果「!」

希「どうかな?」

真姫「うん、とりあえずいなくなった」

穂乃果「あ、あれ?体が軽くなった」

真姫「貴方、つかれてたのよ」

穂乃果「疲れてた?そうだったのかな?たしかに体調はよくなったみたいですけど」

真姫「.......」
 
10:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:53:17.56 ID:k5sXz5Br
希「真姫ちゃん、ちゃんと説明しないとだめだよ」

真姫「これ以上は診察料がかかるわよ、それでもいい?」

穂乃果「診察料?」

希「真姫ちゃんこの子まだ学生だよ」

真姫「たしかに見たことがある制服ね」

希「それにこの子にうちが手を出しちゃったからうちらも無関係じゃいられないよ」

真姫「はー...うちは慈善活動でやってるわけじゃないんだけど」

希「ここは人助けってことで」

真姫「5千円」

穂乃果「え?」

真姫「5千円でやってあげる」
 
11:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 21:58:10.99 ID:k5sXz5Br
穂乃果「え、えっと....」チラッ

希「ん?あー...そうだよねーいきなり色々言われてもわからないよねー」

真姫「説明してないの?」

希「うん、うちらはそうだねー霊能力者ってやつなんだよねー」

穂乃果「れ、霊能力?」

真姫「私は見えるけど除霊するような力は持ってないわ」

希「うちは見えないけど...力?は持ってるかな」

真姫「二人で一人前ってところかしらね」


穂乃果「と、憑りつかれてた?」

真姫「信じるか信じないかは貴方次第だけどね」

穂乃果「......」

真姫「とりあえず問診を始めましょうか」

穂乃果「えっと、穂乃果今お金が」

希「安心して今はすぐには取らないから」

穂乃果「は、はぁ....」
 
12:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:02:36.23 ID:k5sXz5Br
真姫「最近、なんか変な場所に行った?」

穂乃果「変な場所ですか?」

真姫「えぇ、心霊スポットとかお墓とか」

穂乃果「いえ、行ってないです」

真姫「症状を確認するわね、家とかで金縛りとかにはあった?」

穂乃果「あってないです」

真姫「じゃあ、外を出歩いてて視線や変な気配や音とかを聞いてはした?」

穂乃果「音ならあります!夜道を歩いてたら足音がずっとついてきてました」

真姫「姿は見えた?」

穂乃果「姿は見えなかったです」

真姫「他にはなにかあった?」

穂乃果「えっと....わからないですけどさっき歩いていたら看板が落ちてきました」

真姫「....看板?」

穂乃果「はい、えっと」チラッ

希「希でいいよー」

穂乃果「希さんに助けてもらいました」
 
13:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:09:33.44 ID:k5sXz5Br
真姫「貴方、手を出したの?」

希「目の前で助けられる命があるなら助けないと」

真姫「...わかったわ、えっと...悪霊ですね」

穂乃果「悪霊?」

真姫「命を狙ってきてる時点で悪霊で間違いないでしょ」

穂乃果「そ、そうなんですか?」

真姫「家では力を発揮できないってことは貴方の家自体の力が強いか家族の人の力が強いからかもしれないわね」

穂乃果「力....ですか?」

真姫「所詮、霊は自分の力で相手を苦しめたりするものだから自分より強い生命力や神聖な力には簡単には手を出せないからね」

穂乃果「じゃあ家にいれば安全ってことですか?」

真姫「そうね、相手もそうしてれば諦めてくれるかも」

穂乃果「どれくらいで諦めてくれますかね」

真姫「今日かもしれないし、明日かもしれない...1年後かもしれないし10年後、貴方が死ぬまでかもしれない」

穂乃果「そんな....」

真姫「諦めるかどうかは相手次第だからね」
 
15:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:12:24.86 ID:k5sXz5Br
真姫「まぁ、貴方も生命力が結構強いみたいだから見えないんだと思うわ」

穂乃果「穂乃果がですか?」

真姫「えぇ、だから肉体的に攻撃ができないから直接的じゃなくて間接的な攻撃をしてきたってこと」

穂乃果「攻撃って穂乃果もなにもしてないのに!」

真姫「待った」

穂乃果「?」

真姫「なにもしてないのにこうなることはないわ、貴方はなにかをしてしまった...だからこうなってるのよ」

穂乃果「そう言われても...心当たりがないです」

真姫「....足」

穂乃果「足?」

真姫「足から嫌な気配がするわ、ちょっと待って」

穂乃果「?」

真姫「あー....そういうこと」

穂乃果「??」
 
16:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:20:35.02 ID:k5sXz5Br
真姫「貴方、霊にぶつかった...蹴躓いたってところかしらね」

穂乃果「ぶつかった?」

真姫「そうよ」

穂乃果「ぶつかるって幽霊って実体があるんですか?そんな見えないものにぶつかってこんな目に遭うなんて!」

真姫「ちょっと落ち着きなさい」

穂乃果「!」

真姫「まず始めに幽霊なんてそこら中にいるわ、生きてる人間みたいにね」

希「......」

真姫「でも貴方が言うとおりに実体は基本的にはないわ、だから普通の人間と霊が接触しても物理的に交わることはないわ」

穂乃果「なら、どうして」

真姫「波長ってところかしらね、それとも相性かタイミング...まぁ、色々要素が重なって貴方は霊にぶつかった」

真姫「それで目をつけられたってことね」
 
17:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:24:58.40 ID:k5sXz5Br
穂乃果「そんな...目に見えないものにぶつかってこんな目に遭うなんて」

真姫「貴方は人にぶつかられたらどう思う?」

穂乃果「どう思うって」

真姫「相手からぶつかってきておいて謝りもせずに立ち去られたらどう思う」

穂乃果「それは...」

真姫「ようはそういうこと、相手からしたらね...今度からは道を歩く時は幽霊にも気を付けることね」

穂乃果「.....」

真姫「さてと...こういう場合はまずは話し合いかしらね」
 
19:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:27:49.10 ID:k5sXz5Br
希「これでいいー?」

真姫「えぇ」

穂乃果「えっと...これは」

真姫「話し合いの場を設けただけよ」

穂乃果「お酒はわかるんですけど、なんでご飯というか....」

希「からあげに枝豆に冷奴にキムチにお刺身....」

穂乃果「宴会でもするんですか?」

真姫「考えは近いわね、まずは相手に話し合いをしてもらう為にお供えものをしないとね」

穂乃果「これがお供え物...」

真姫「まずは話し合いの前に相手を出迎えないとね、こっちはお願いする立場なんだからね」
 
20:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:34:04.14 ID:k5sXz5Br
真姫「さてと準備はこんなものかしら」

穂乃果「この部屋の床だけ全部市松模様なのってこれもなんか意味が」

真姫「話しかけないで」

穂乃果「え」

真姫「意外と早く帰ってきたわね、来るわよ」

穂乃果「!」

真姫「貴方は私は指示するまで変な行動しないように、わかった?」

穂乃果「は、はい」

真姫「希」

希「OK、こっちも準備万端だよ」

真姫「さて...穏便に済めばいいんだけど」
 
21:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:38:03.34 ID:k5sXz5Br
ヒュー....

穂乃果「っ...部屋なのに風が?」

真姫「先程は失礼しました、こちらの用意ができてなかったものでお食事をご用意しましたでいかがですか?」

穂乃果「え?」

希「しー....」

穂乃果「!」

真姫「えぇ、お怒りなのはわかります、お話はお伺いしますのでまずはお食事でも」

ガシャン!!!

穂乃果「!」

真姫「お気に召しませんでしたか....希」

希「.....」スッ

真姫「では紅茶とケーキなどはいかがですか?」
 
22:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:42:35.12 ID:k5sXz5Br
真姫「........」

穂乃果(!ケーキが宙に...)

ブン!!ベチャ!

穂乃果「!」

真姫「........」ベタベタ

ブン!バシャ!!

真姫「.........」ポタポタ....

希「.......」

真姫「はぁ....話し合いをする気はないみたいね」
 
23:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:45:16.93 ID:k5sXz5Br
真姫「はぁ...恥ずかしいと思わないの?その辺に座ってんだか立ってるんだかわからない貴方にぶつかったくらいで命まで取ろうとするなんて器が小さいわね」

真姫「この世界は現世、生者が優先よ死者が優先なのはあっちの世界の話よ」

真姫「手出しできないと思って調子乗ってるんじゃないわよ、いい歳して...いえ死んでもそんな性格なんて救いようがないわね」

穂乃果「っ....なんか見える...黒い人?」

真姫「話し合いはなしね、そっちがそう来るならこっちも容赦はしないわ」

穂乃果「!黒いのが向かってく!危ない!!」

真姫「希」

希「そりゃ!!」ブン!!

ドン!

穂乃果「!」
 
24:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:48:55.95 ID:k5sXz5Br
希「当たった?」

真姫「えぇ、あっちに吹っ飛んだわ」

穂乃果「ゆ、幽霊を殴った!?」

希「貴方にも見えるんだね、うちには見えないんだよねー」

真姫「憑りつかれたりしてたから波長とかがあって見えるんでしょ」

真姫「希立ち上がってきたわ、A-11」

希「OKーえい!!」ブン!

ドン!!

穂乃果「また殴った!?」

真姫「希は見えないけど霊に物理的に干渉する力が強いのよ、だから殴ることができる」

希「こう見ても巫女さんもやってたんだよ」

穂乃果「格闘タイプの巫女さんってことですか?」

希「そんなとこかなー」
 
25:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:52:22.53 ID:k5sXz5Br
真姫「D-15」

希「とりゃ!」ブン!

ドン!

希「ちなみに真姫ちゃんは見えるけど干渉できる力が弱いから、だから真姫ちゃんに場所を指示してもらって戦うって感じ?」

真姫「Gー7」

穂乃果「まさかさっきから言ってる数字みたいなのは」

希「うん、この床が市松模様なのはこうやって位置をわかるようにする為にこうしたんだよ」ブン!

ドン!

穂乃果「すごい.....」

真姫「人間なら個人間の話し合いで解決しないなら弁護士や警察とかに介入してもらえるけど、幽霊にはそんなのはないからね、Jー15」

希「えい」ブン!

真姫「避けたわ、もう一度よ」

希「やぁ!!」ブン!

ドン!

真姫「そっちが先に手を出したんだからね、暴力には暴力よ」
 
26:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:56:20.97 ID:k5sXz5Br
真姫「なによ、その目は....そんな顔をしても知らないわよ、Cー5」

希「......」ブン!

ドン!

真姫「喧嘩を売る相手は選んだほうがいいわよ、Eー8」

希「........」ブン!

ドン!

真姫「そろそろ頃合いね、希」

希「.......」スッ

穂乃果「お札?」

真姫「弱らせてから有効打を撃つ、基本中の基本よ」

希「この世界から立ち去れ!!!」
 
27:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 22:59:08.51 ID:k5sXz5Br
パー....

穂乃果「ま、眩しい!!」

真姫「.......」

希「汝のあるべき場所に還りなさい!」


穂乃果「っ....さっきの黒い人が消えた?」

真姫「どうやら除霊ができたみたいね」

希「ふぅ...無事に完了みたいやね」

真姫「安心しなさい、これで大丈夫よ」

穂乃果「そ、そうですか」

希「料金は今払わなくていいよー治療の結果が実感できてからでいいから」

真姫「一か月以内にこの口座に入金してくれればいいから」
 
28:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 23:02:28.90 ID:k5sXz5Br
穂乃果「あ、ありがとうございました」

希「お大事に」

真姫「もう二度と来ないように気を付けなさいよ」


それからは外を歩いていても足音が聞こえることはなくなった
危ない目にも遭わなくなった

穂乃果「よく考えたら食べ物とかの用意を考えたら5千円って全然お金取ってないよね」

お礼を言いにあの病院に行こうと思ったんだけどあの病院がなぜか見つからなかった

『はー...うちは慈善活動でやってるわけじゃないんだけど』

穂乃果「ふふ...いい人なのかな?もしかして」

今日もあの人たちはもしかしたらこの街でまた誰かを助けてるのかもしれないなって私は思うのでした
 
29:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 23:05:30.53 ID:k5sXz5Br
コンコン

真姫「どうぞ」

「あの!」

真姫「言わなくてもわかるわ」

「!」

真姫「何人憑れてるのよ、冒険にも出るつもり?」

希「........」

真姫「さぁ、治療を始めましょうか」
 
30:(もんじゃ) 2022/01/21(金) 23:09:34.16 ID:k5sXz5Br
おしまい
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1642767918/





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