【SS】希「MAXと言ったな、あれは嘘や」

希「にこっちぃ！わしわしMAXや～」ﾜｼﾜｼ

にこ「うぐっ……はぁッ！」ﾊﾞｼﾝ

希「!?」

にこ「何驚いてんのよ。いつまでも同じ技が通用すると思っていた？」

凛「ふふ、希ちゃんも芸がないにゃあ」ｸｽｸｽ

希「凛ちゃん……！」ﾜｼﾜｼｨ!

凛「おっと」ﾋｮｲ ｽｶ

希「このっ！」ﾜｼﾜｼｨ!

凛「よっ」ﾋｮｲ ｽｶ


希「あっ」ﾂﾙｯ ﾄﾞﾃｯ
　

穂乃果「希ちゃん」ｻﾞｯ

希「ほ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「わしわしMAXってさ、ホントにMAXなの？」

希「な、何が言いたいんや!?」

穂乃果「そこが限界なのかって訊いてるんだよ？」ｸｽｸｽ

希「な、調子に――」ｸﾞﾜｯ

ｶﾞｼｯ

穂乃果「はぁ……ホントに全力でそれなんだね」

希（くっ……びくともせぇへん）ｸﾞｯ ｸﾞｯ
　

穂乃果「にこちゃん！」

にこ「やるのね！」

穂乃果「凛ちゃん！」

凛「にゃいにゃいさあ！」

希「な、なにを」

穂乃果「希ちゃん……これがあなたから身をもって学んだものを磨きあげ」

穂乃果「そして今やオリジナルをも超えた技ッ！！」






ほのにこりん「「「ジェットストリームわしわしMAX!!!」」」
　

穂乃果「ホーノホノホノホノホノホノホノ」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
にこ「ニーコニコニコニコニコニコニコ」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
凛「ニャーンニャニャニャニャニャニャ」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ





希「い、いやあああああああああ!!!!」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸﾝ
　

希「あ……ああ………」ﾌﾗｯ



ﾄﾞｼｬ



にこ「あんなに怖かった希も倒してみるとあっけないわね」

凛「楽勝にゃ！簡単過ぎてラーメン前の腹ごなしにもならないよ」

穂乃果「じゃあ希ちゃん？穂乃果たちは勉強なんてしないで遊びまくるんだから邪魔しないでね？」

穂乃果「……あ、それとわしわしMAXなんて言わないほうがいいんじゃないかな？」

「正直名前負けしてて……ね？って聞こえてないか、じゃあね！」





ｱｰﾊｯﾊｯﾊ
ﾆｬｰﾊｯﾊｯﾊ
ﾆｰｺﾆｺﾆｺﾆｺ


ﾊﾞﾀﾝ
　

希「…………」ﾑｸｯ


希「…………」


希「…………」


希「…………」



希「…………ｳｸﾞｩｯ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
　

ｶﾞﾁｬ!

ことり「た、大変!?海未ちゃんがやられちゃった！」ﾊｱﾊｱ

海未「うぅ……破廉恥はいやですぅ」ｸﾞｯﾀﾘ

真姫「なんですって!?」

絵里「まずいわね、正直海未が最後の頼みだっただけに完全に手だてを失ったわ」

真姫「ﾏｯﾀｸｰ!あの三馬鹿は勉強をみてもらうのが自分たちのためだってわからないのかしら！」

花陽「でも、このままじゃアイドル活動にも支障がでるかもしれないよぉ」

ことり「こ、こうなったらもう希ちゃんしか……もう１週間だよねぇ？まだ学校来てないの!?」

絵里「ええ、１週間前にしばらく休むってきたきりよ。家にもいないみたい」

ことり「そんなぁ」
　

花陽「いえ、希ちゃんが来ても難しいかもしれません」

ことり「え？」

花陽「１週間前、凛ちゃんが上機嫌で言ってたんです。希ちゃんに勝った、もう敵じゃないって」

絵里「なんですって！」

ことり「そ、そんなぁ」

真姫「くっ、それじゃあ総攻撃よ！海未の回復を待って皆でかかれば……」

ことり「で、でもみんなが束になっても敵わない希ちゃんのわしわしを破ったんだよ？」

真姫「じゃあどうしろってのよ！」


「うちにまかせとき！」
　

花陽「の、」

ことり「の、」

絵里「のぞみぃ！」

希「おひさ～」

ツバサ「私たちもいるわよ」

花陽「えぇぇぇぇえ!?A-RISE!?A-RISEなんでぇ!?」

真姫「花陽、うるさい」

英玲奈「１週間前に東條希が武者修行などと言ってUTXに乗り込んできてな」

真姫「なにしてんのよ」

希「えへへ」

ツバサ「腕に覚えのある芸能科の生徒が随分やられたわ」
　

絵里「それであなた達との激闘も制して大きく成長したというわけね！」ｶｼｺｲ!

英玲奈「いや、1時間後にはあんじゅに「処〇だけは勘弁してください」と土下座していたな」

あんじゅ「ふふん」ﾍﾟﾛﾘ

絵里「」

希「ちょっ…内緒にしてって言ったやん！」

英玲奈「おっと、そうだったか」

ツバサ「でも１週間たった頃には1人で私たち3人を相手にしていた……今の希は、ちがうわよ」

絵里「なんで呼び捨てなのかしら、ねぇ希？まだ処〇よね、ね？」

希「はいはい、一応な」

あんじゅ「どうかしら」ﾍﾟﾛﾘ

絵里「なんなのよあなた!!?」



「あっれ～？」
　

にこ「なんか部室から懐かしい声が聞こえるわね～」

凛「え～そうかにゃ～思いっきり遊んでたから昔のことは忘れちゃったにゃ～」

穂乃果「穂乃果たち自分より弱い人のこと覚えてられないもんね～」

真姫「あんたたちっ」

希「じゃあ今度は一生消えない記憶を刻むことになるやん？」

にこ「はあ？あんた１週間前のことをもう忘れたの？私たちにはもうわしわしMAXなんか効かないのよ！」
　

希「うちのわしわしMAXは光の速度で成長し続けるからなぁ」

希「っていうかにこっち？１週間も前のことにこだわるなんて宇宙なんたらの割にスケール小さい……やん！」ﾜｼｯ!

にこ「うぉわっ」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「不意打ち！？」

凛「卑怯にゃ！」

にこ「……?」

にこ「効かないわよ。なんだ、やっぱり何も変わってないじゃない！」

希「ただの小手調べに動揺するなんて、やっぱりにこっちスケール小さいやん？」

にこ「あんた……!覚悟はできてんでしょうねッ！」

にこ「二人とも！いくわよ！」

穂乃果「うん！」

凛「はいにゃ！」


「「「ジェットストリームわしわしMAX!!」」」

希「わしわしMAX!!」
　

穂乃果「おりゃあああああああ!!」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
凛「にゃああああああ!!」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
にこ「はぁああああああ!!」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ



希「とりゃあああああああ!!」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
　

にこ「やっぱり！私たちが押してるわ！」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

凛「2本の腕で6本に敵うわけないにゃあ！」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

穂乃果「…………」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

希「確かに、凛ちゃんの言うとおりや」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

凛「なら！」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

希「なら増やせばいい」ﾌﾞﾜｯ

にこ「!?…希の腕が6本に!?」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

希「まだや、これじゃあまだ互角」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

希「3人相手や、いきなりいかせてもらうで！奥義!!」


「わしわし千手観音」

ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
　

にこ「あ、あ、いやあああああああああ!!」ｼｮﾊﾟｱｱｱｱｱ

ﾄﾞｻｯ


花陽「ああ!?にこちゃんが全身の穴という穴からよく振った炭酸飲料のように液体を！」

凛「にゃ、……あ、こんな……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

希「一応手加減したからなぁ、まだ動けるやろ？」

凛「て、手加減？じゃあ何でにこちゃんは……まさか!?」

希「そう、にこっちに最初に仕掛けたのは小手調べやない」

希「あれは感度を高めるためのツボを刺激してたんや！だからにこっちは手加減した攻撃にも耐えられんかった」
　

凛「そ、そんな」

希「さて凛ちゃん」

凛「」ﾋﾞｸｯ

希「よくも散々雑魚扱いしてくれたなあ」ｺﾞｳｯ

凛「あ……あ……」

希「とりゃあああああああ!!」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ

凛「ひぃ！」ﾊﾞｯ

凛「……」

希「」ﾋﾟﾀ

凛「？」ﾁﾗｯ

凛「ど、どうしたの？」

希「ま、凛ちゃんは後輩やし、ラーメン奢ってくれるなら許そっかな」

凛「ほ、ホント？奢る！奢るにゃ！」
　

希「ん、じゃあ先にラーメン屋行っとき」

凛「う、うん！ありがとね！希ちゃん！ありがとね！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ ｶﾞﾁｬ

凛「え？」ﾋﾞｸﾝ

希「」ﾆﾔﾘ

凛「あ、あ、なんで」ｿﾞﾜｿﾞﾜ

希「ごめんな凛ちゃん、やっぱり許すのやめるわ」ﾃﾍｯ


凛「にゃ、にゃああああああ!!」ｼｭﾊﾟｱｱｱｱ

英玲奈「あれはあんじゅの……」

ツバサ「ええ、5歩歩くまで攻撃を自覚できない悪趣味な技よ」

希「秘技・わしわしお散歩地獄や」


あんじゅ（この技食らった希ちゃん、可愛いかったなあ……）ｿﾞｸｿﾞｸ
　

希「さて」ｻﾞｯ

穂乃果「ふわぁ……あ、終わった？」

真姫「ど、どういうわけ？なんで穂乃果だけあんなにピンピンしてるのよ！」

ツバサ「単純な理由よ」

ことり「え？」

希「驚いたで穂乃果ちゃん。まさかわしわし千手観音にわしわし千手観音で対応してくるとは」

絵里「なんですって!?」

英玲奈「そう、東條希は決して手加減をしたのではない。高坂穂乃果によって威力を相〇されたんだ」
　

穂乃果「希ちゃんはやっぱりすごいよ！ホントに光速で成長してるみたい！」

希「そらどうも」

穂乃果「でもね」

希「？」

穂乃果「穂乃果は遊びのためなら超光速で成長するよ」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

希「!?」


ことり（その成長力を勉強に活かそうよぅ）
　

希「でもね穂乃果ちゃん、もう合体技は使えんで？」

穂乃果「大丈夫だよ、一人でも。最強はどんな形でも最強だからね！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


ツバサ「……」ﾋﾟｸｯ

あんじゅ（あの子の泣き顔もきっと素敵ね）ｳｽﾞｳｽﾞ

英玲奈「二人とも、アイドルの顔じゃないぞ」


希「ふふ、そんなに強いならにこっち達も助けてあげれば良かったのに」

穂乃果「助けたかったけど、もう手遅れだったもん。それに」

穂乃果「自由に遊んでいたいなら、それに見合う力がないとダメなんだよ！」
　

希「力の前に学ってつけてくれんかなあ？」ｱﾊﾊ

穂乃果「んー…穂乃果むつかしい話わかんないっ！」

希「だから……」

希「バカだって言うんやーッ!!わしわし流星群ッ!!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

穂乃果「やらせないよッ！わしわしボルケイノッ！!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

絵里「まったくの互角!?」

ツバサ「……いえ」


「「うぁああああああああああああ」」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

穂乃果「ホノォ！」ﾜｼﾝｯ

希「ぐっ！一発もらった……ッ！」
　

希「……ならッ！」

希「これでどうやッ！わしわし花天月地!!」

穂乃果「はぁああああ！わしわし百花繚乱ッ!!」


ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

ﾌﾞﾜｱｯ


花陽「す、すごいっ！」

ことり「きれい……」

絵里「柔の希と剛の穂乃果、二人の攻撃が交わることで陰陽が調和し、えも言われぬ絶景を幻出させているのねっ」ｶｼｺｲ!

英玲奈「説明ご苦労……だが」

穂乃果「ホノォアッ！」ﾜｼｨﾝｯ!

希「うあっ！」

ことり「あっ、またっ！」
　

希「くっ……なんでっ」ﾊｱﾊｱ

穂乃果「言ったでしょ？穂乃果は超光速で成長してるの」

穂乃果「同じ威力の技を出しても三秒もあれば穂乃果の技が上回りだすんだよ！」

穂乃果「そして何より、希ちゃん」

希「……？」ﾊｱﾊｱ

穂乃果「陽を受けて輝く月は、太陽には決して勝てないんだよ!!」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ!

希「!?」
　

希（くっ、長引くほどにこっちが不利なら最強の技で一気に決めるしかない！わしわし千手観音やッ！）

希（さっきこの技を使った時には妨害にあいながらも他の2人に致命傷を与えることができた）

希（つまり、まだ勝てるッ！）ｽｯ

穂乃果「わしわし千手観音だね？」

希「!?」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「うんうん、確かにあの技なら穂乃果もやられちゃうかも！」

希「なら覚悟しぃや！」

穂乃果「だ・か・ら」

穂乃果「これを使いまーす」ｽｯ
　

真姫「あ、あれはっ！」

ことり「ほむまん!?」


ﾊﾟｸﾝ


穂乃果「ｱﾊ」

希「!?」

穂乃果「ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ!!!!」ｺﾞｳｯ


英玲奈「んなっ!?」

あんじゅ「！」

ツバサ「穂乃果さんの力が跳ね上がったわね……一体なぜ」

穂乃果「糖分だよォ!!糖分をとった穂乃果はまさに最強中の最強！ダンプカーだって逆に轢きとばすッ！」

穂乃果「さあ、希ちゃん」ﾆﾀｱ

希「」ﾋﾞｸﾝ



や ろ う か
　

穂乃果「わしわしィ……」ｽﾞｱｯ!

希「くぅっ…千手観音ッ!!」ｺﾞｯ


ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜ
ｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜ
ｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ


穂乃果「おりゃっ」ﾜｼｨ!

穂乃果「とりゃっ」ﾜｼｨ!

穂乃果「そこぉ！」ﾜｼｨ!

希「うっ！がっ！ぎぃっ！」


花陽「あぁっ！希ちゃんがみるみるボロボロにっ！」

ことり「ひどいよ……一方的すぎる」

絵里「の、のぞみぃ！もういいわ！もう十分よ！」

真姫「そ、そうよ！そんなアホリーダー、留年させとけばいいのよ!!」
　

穂乃果「穂乃果はッ！」ﾜｼｨ!

穂乃果「いつまでもッ！」ﾜｼｨ!

穂乃果「遊ぶんだッ！」ﾜｼｨ!

希「ぐぅ……ま、負けへんッ！」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ


絵里「希、なんで……」

英玲奈「東條希にとって譲れない問題だということだ」

ツバサ「希は言っていたわ。この9人はやっと掴んだ奇跡、諦めるわけにはいかないって」

英玲奈「愛情の欠如したわしわしを放置することはできないとも言っていたな」

真姫「A-RISE……」

ことり「で、でもっ！このままじゃ希ちゃんが……！」

あんじゅ「大丈夫よ」ｻﾜｻﾜ

ことり「ﾋﾟｨｯ!?////」

あんじゅ「希ちゃんの背中にいるのはあなた達だけじゃない」

あんじゅ「私たちA-RISEもついているんだから。そうでしょう、希ちゃん？」ﾆｯｺﾘ
　

希「!?」ｿﾞﾜｯ

希「うおりゃあッ!!」ｸﾞﾜｼｨﾝ!

穂乃果（押し返された!?どういうこと!?）

希「なに驚いてるの、穂乃果ちゃん？」

穂乃果「！」

希「穂乃果ちゃん言ってたよね？遊びまくるんだって。勉強なんてしないで遊びまくるんだって」

穂乃果「だから何なの？」

希「甘いんよ、穂乃果ちゃん。楽しいことだけして試されたくないなんて甘いんよォ!!!!」ｸﾞｱｯ

穂乃果「くっ」ｺﾞｯ


ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ


希「穂乃果ちゃんはわかるんか!?」ﾜｼｨ!

希「毎日朝から晩まで何十回も絶頂させられる苦しみがッ！」ﾜｼｨ!

希「自分の処〇がいつ他人の気まぐれで無くなるかわからん恐怖がぁッ！」ﾜｼｨ!


穂乃果「うっ、あっ、こん、なぁッ！」


英玲奈「おい、お前のことだぞ」

あんじゅ「ｴﾍ」ﾃﾍﾍﾟﾛ
　

希「これで終わりや穂乃果ちゃん」

希「これがうちの本当の限界……」ｽｯ

希「わしわしMAX!!!!」ｺﾞｵｵｵｵｯ

穂乃果「ま、け、」

穂乃果「なぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!」ｺﾞｵｵｵｵｯ


ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
穂乃果「こ、これさえしのげば」
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ
穂乃果「穂乃果は……」
ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼ


穂乃果「自由、だああああああああああああああああ!!!!!!」
　

穂乃果「」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

希「」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ


絵里「しの、いだ？」

真姫「そんな……！」


穂乃果「あ、あはは！やった！やったよぉ！穂乃果を倒せる技なんてこの世には無いんだ！自由だ！自由だー！」

希「さすがや、穂乃果ちゃん。今ので倒れてほしかった」

穂乃果「いや～、希ちゃんもよくやったと思うよ？穂乃果すっごくヒヤヒヤしちゃった」

穂乃果「まあ、穂乃果も赤点とらない程度には頑張るからさ！心配しないでよ」

真姫「ﾑﾘﾖ!」

ことり「無理だよぉ」

海未（無理です）ﾊﾚﾝﾁｨ

穂乃果「うるさいよぉ！」

希「これだけは使いたくなかったんやけどな……」

穂乃果「へ？」

希「MAXと言ったね、あれは嘘や」







わしわしMAX・無限万華鏡
　

――10日後

海未「では3人とも、提出してください」

凛「はいにゃ…」

にこ「はいにこ…」

穂乃果「はーい…」

ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ

真姫「ふむ……うん、ギリギリだけど赤点はないわ」

海未「穂乃果もです」

希「にこっちもやね」

花陽「はあ、良かったぁ」

ことり「頑張ったね、穂乃果ちゃんっ！」

海未「甘やかしてはだめです！大体できるなら最初からすればいいのに、あのような破廉恥な」

穂乃果「ちょっ、ちょっ、もう反省したんだからやめてよぉ」ｶﾞｸｶﾞｸ

真姫「あれは凄かったわね」

花陽「うん、希ちゃんの技を受けたと思ったら一瞬呆けた穂乃果ちゃんから湧き水のように液体が……」

穂乃果「やめてってばぁ」ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ
　

穂乃果「あれ本当に一瞬だったの!?穂乃果１週間くらいに感じたんだけど！」

希「無限万華鏡は対象が心から反省するまで無限時空間でお仕置きする技やからね」

希「むしろ１週間反省しない精神力に脱帽やん？」

海未「呆れたものです」
　

ことり「まあまあ、もう済んだことだから」

穂乃果「そ、そうだよ！テストも終わったことだしライブに向けて全力だ！」

絵里「希～？」ｶﾞﾁｬ

希「ん、エリチどうしたん？」

絵里「UTXの優木さんから連絡があって、お代がまだだけど希ちゃんが自分で払うの？ですって」

希「」

ほのにこりん「？」

希「あー…練習は明日からにして三人にはUTXにお使いに行ってほしいんや」

凛「にゃ？」

にこ「は？まあ、いいわよ！あんじゅと会えるのよね!?」

穂乃果「い、いやだよっ！それってあれでしょ!?希ちゃんみたいに処〇捧げてこいってことでしょ!?」

にこりん「」
　

希「うちはまだ散らされてへんっ！リベンジに成功したら修行のお礼に3人を差し出す約束なんやっ」

希「半日だけやし、処〇だけは勘弁してもらえるように話つけてるから！」

凛「ふざけんにゃ！」

にこ「そうよ！あんたが行きなさいよ！」

穂乃果「そうだそうだ！」

希「うちが行ったら今度こそ色々奪われんねん!!」

希「もういい！今ここで散らされるか、わずかな望みに賭けてUTX行くか、さっさと選びや～」ﾜｼﾜｼ

凛「わずかな望みって言った！わずかな望みって言った！」

にこ「愛のないわしわしがなんたら言ってた癖に！」

希「うるさーい！さっさと生け贄になるんやー」

3人「ぎゃーーー!!!」





穂乃果「トホホ、もうわしわしなんてこりごりだよぉ」


おしまい
　

携帯で書くのも書き貯め推敲しないのも初めてだったけど
PCで読みかえしたら自分にしては割と良く書けててワロタ

過去作、ギャグ？だけど一応死ネタ注意

海未「死後シミュレーター？」


url貼れないから検索してお願いします
　

ワロタｗｗｗ
乙やん
　

乙
ドラマCDみたいな感じで好き
　

死後シュミレーターの人かwリアタイで追ってたよ
あれも面白かった乙
　

おつかれ！楽しませてもらった
　

このテンポの良さ楽しいなぁ
乙乙！
　

こち亀のあのBGMが聞こえるEND
おつ
　

死後シュミュの人かあれも面白かったな乙！
　

すげー面白かった！