【SS】 善子「カー○ンサー？」【ラブライブ！サンシャイン!!】

初投稿なので下手です。
宜しくお願いします。

ー放課後 スクールアイドル部室ー
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

善子「こんにちはー」

ダイヤ「あら善子さん、こんにちは。花丸さんとルビィは一緒ではないのです？」

善子「ヨハネよ。用事があって少し遅れてくるらしいわ。」

善子「珍しく携帯なんか見つめてどうしたの？」

ダイヤ「カー○ンサーを見ていましたわ。鞠莉さんが自分の車を持ってたので私も自分の車が欲しいなと思いまして…」

善子「へぇ…… ダイヤはどんな車が欲しいの？」

ダイヤ「えっと…… ええっと……。(スポーツカーと言いたいけど自分のイメージにも合わないし…) お手ごろな軽自動車なんかで良いかなと思ってましたわ。最近の車は昔みたいに質素な作りでもありませんし室内も割と広いみたいですからね」
　

善子「ちょっとどんなの見てるか見せてよ！」 (携帯覗き)

ダイヤ「あっ！！ｱｯ!!」(携帯隠し)

善子「ん？ 」


日産スカイラインGT-R (全国) の中古車



善子「ねぇ、この車って普通車のスポーツカーよ？軽自動車じゃなくて……」

善子「これはあれね… スポーツカー欲しいけど柄に合わなくて誤魔化そうとしたのね…」

ダイヤ「うっ…… 」(図星)

善子「ウチのお父さんが車好きだからそういうのは多少教養はあるわ、車好きにとってGT-Rは憧れの車よ。欲しくても別に何とも思わないし。」
　

ダイヤ「そう言って貰えると助かりますわ。ただ最近のは値段も高くなってますし毎日見ていてため息しか出ませんわ……」

善子「卒業したら東京に行くんでしょ？それなら狭いところでも扱いやすいコンパクトスポーツとかはダメなの？」

ダイヤ「それもいいのですが… うちに軽自動車のスポーツ系なのがあるので違う方がいいかなーなんて。」

善子「ダイヤの家に？何か似合わないわねぇ…」

ダイヤ「お父様が昔ダートトライアルを趣味でやってましてその時に使ってた車が車庫で眠ってますの。一度横に乗りましたけどエアコンもないしうるさくて乗ってられませんでしたわ」

善子「エアコンレス？それって競技車両？」

ダイヤ「ええ、そうですわ」

善子 (軽自動車で競技車両って… ホンモノのチューニングカー？ でももしかして"アレ"？)

善子「車の名前、わかる？」

ダイヤ「うーーん、思い出せませんわ… ごめんなさい」

善子「もしかして…？」(検索検索)
　

ダイヤ「あー！これ！」

善子「ええええええええええ！？」


スズキ アルトワークスR HB21S

善子「ここここ、これ？！」

ダイヤ「ですわ」

善子「この車、凄いのよ。ノーマルに比べてタービン、インジェクター、インタークーラーが大型になってハイカム、鍛造ピストン、5速クロスミッション、LSD、強化センターデフが入ってるマジモンのヤバい車よ」

善子「軽量化のために鉄板向きだし、バンのシートを使ってたりしてて本気で乗る車をダイヤのお父さんは…」

善子「というかレプリカだったり偽物もあるけどこれはホンモノなの??」

ダイヤ「ホンモノのハズです。ウチは新車で車を買うのが決まりですから。」
　

善子「じゃあなんでカーセンサーなんか…」

ダイヤ「お恥ずかしながらお父様とお母様に土下座しましたわ…」(ｼｮﾝﾎﾞﾘ

善子「安い土下座ね」(呆れ顔


善子「軽でスポーツ、実用性、新車ってなると現行のワークス買えるしそっちでもいいんじゃない? ヨハネは良い選択だと思うけど」

ダイヤ「確かに賢い選択だとも思います。みん○ラ見ていても実燃費も悪くなさそうですしパーツも沢山リリースされていますからね。リアドアは賛否両論ですが軽オープンに比べて使い勝手と速さの両立はこの車の武器ですわね」

善子「思わず沢山堕天使グッズ買い込んでも大丈夫そうね」

善子「ダイヤはマニュアルの免許を取る予定?」

ダイヤ「ですわ。鞠莉さんが取っていたので私も… というかGT-Rにオートマ設定はありません!」

善子「R35も忘れないであげて… 」

ダイヤ「女子大生が乗る車じゃないです」
　

善子「SNS見ていると女子高生でR33持っていたり中学生でKeiほしいって言ってる人も居るし人それぞれじゃないかしら」

ダイヤ「それもそうですね… やっぱ現実的に考えるとコンパクトスポーツになりますわね」

ダイヤ「というか善子さん、詳しすぎでは…」

善子「あ、あったりまえよ! ヨハネをトリコリコにしたんだから」

ダイヤ「トリコリコリコ～」(ステッキを振る

善子「ピンクにしてないから果南さんに怒られちゃう…」

ダイヤ「そういうとこと変に真面目ですわね」

善子「車選びは、遊びじゃない」

ダイヤ「聖良さんは何の車買うか気になりますね」

善子「他人のよりも自分の気にしなさいよ」

ダイヤ「それですわ」

善子「ほんそり」
　

ダイヤ「うーん、インプレッサとかランエボも好きではありますがなんかこうしっくりこないというか…」

善子「GT-Rの直6サウンドは誰でも堕天してしまう悪魔のサウンド…」

ダイヤ「トヨタの1J 2Jも捨てがたいですわ」

善子「わかりみ」


ﾋﾟｺｰﾝ


善子「あっ、千歌さんからだ」

Aqours (9)
千歌「ごめん！今日家の手伝い忘れてて練習行けないから自主練かお休みってことで！ みんな本当にごめん！」
　

ダイヤ 善子「これは…」

善子「ねぇ、ダイヤ。家に寄っていってもいい？」

ダイヤ「いいですわ♪」

ダイヤ「あとそういえばウチは私有地で山を持っていますの。舗装路とかもあるので鞠莉さんが免許取得の際に練習したりしましたわ」

善子「つまりそれは……」

ダイヤ 善子 「ﾆﾁｬﾘ」

ダイヤ「私がコドライバーを務めるので善子さんは運転を」

善子「てか私、実車は初めてなんだけど…」

ダイヤ「大丈夫です。スズキスポーツの強化クラッチは割と繋ぎやすいですから…」

善子「って問題はそこ？！？」


ダイヤと善子はお山へ走りに行くことになったのであった。

ー終わりー


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