【SS】近江母「じゃあ2人共悪いけど、お母さん仕事行くからあとはよろしくね」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


1: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:18:59.77 ID:Xw3SRT0j
 
近江母「2人ともおはよう!」

彼方「おはよう〜」

遥「お母さんおはよう!」


近江母「じゃあ2人共悪いけど、お母さん仕事行くからあとはよろしくね」

彼方「はぁ〜い、任せてねぇ」

遥「うん! お母さん気をつけてね!」


近江母「じゃ、行ってきま〜す!」


 バタンッ

 
 
3: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:21:11.94 ID:Xw3SRT0j
────
──


〜勤務先〜


近江母「おはようございます」

部下「あ、近江課長おはようございます」


近江母「今日は随分と早い出社なのね」 ニコッ

部下「はい、早く課長のようにバリバリ仕事をこなせるようになりたいですから」

近江母「ふふっ、がんばってね。あなたならできるわ」

部下「ありがとうございます」

近江母「でも、早朝出社もしすぎると総務から指摘されるからほどほどにね」

部下「はい」
 
 
4: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:22:51.30 ID:Xw3SRT0j
 
部下「でも、それは課長もじゃないです??」

近江母「ま、それもそうね」 ウフフ

部下「ふふふっ」 ニコッ


部下「・・・・・・ところで課長」

近江母「ん? どうかしたの?」

部下「課長は朝早く出社して更に残業もしているじゃないですか?」

近江母「そうね」

部下「お子さんもいらっしゃるし、定時退社したいから早く出社しているというわけでもないようですし、何か理由でもあるのかと思って」

近江母「そうね、たしかに定時退社することも可能だけど、うちの娘達にお金が掛かるから少しでも多く成績上げないといけないのよ」

部下「そうなんですね」

近江母「下の子が大学卒業する年までは頑張らないと!」

部下「さすがです! 課長」 ニコッ


近江母「さて、みんなが出社する前にひと仕事終わらせないと!」

部下「私も課長を見習って頑張りますね」

近江母「うん! 頑張りましょう」 ニコッ

 
 
5: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:24:43.02 ID:Xw3SRT0j
────
──


〜昼休み〜


近江母「・・・・・・・・・・・・」


部下「あの、課長?」

近江母「・・・・・・ん? どうしたの?」

部下「課長は今日の昼食どうされるのですか?」

近江母「ああ、私はいつもお弁当作って来てるの」

部下「ですよね。知ってます」

近江母「??」


部下「実は、今日は私もお弁当作って来てみたもので、課長と昼食ご一緒させて頂けないかな〜って思いまして・・・・・・」 モジモジ

近江母「あら、そんなこと? だったら一緒に食べましょう」 ニコッ

部下「あ、ありがとうございます!」


近江母「じゃあ、休憩室行きましょうか」

部下「はい!」


 
 
6: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:26:04.71 ID:Xw3SRT0j
────
──


 バタンッ


部下「誰もいませんね」

近江母「ほら、ウチの会社は外食する人多いでしょ?」

部下「ですよね・・・・・・ 私も普段はそうでしたし」

近江母「だからいつも休憩室は私の貸切状態なの♪」

部下「そうなんですか! 課長は毎日この部屋でゆっくり休憩されていたんですね」

近江母「ゆっくりというか・・・・・・ 食べ終えたらすぐ仕事に戻るけどね」 ハハハ

部下「そうなんですか!」

近江母「休憩時間も勿体無いから仕事に充てないと」

 
 
7: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:26:54.09 ID:Xw3SRT0j
 
部下「でも、そんな生活送ってたら体に悪くありませんか?」

近江母「うーん・・・ たしかに健康的ではないわよね」 ウーン

部下「課長、そんな健康に良くないサイクルで毎日仕事している割には・・・・・・」


近江母「ん?」

部下「あの・・・ なんていうか・・・・・・ 肌も髪も綺麗ですし・・・・・・ 素敵です」

近江母「えっ?」


部下「はっ!?」

部下「・・・・・・い、いえ! 何でもありません!」 アタフタ

近江母「もうっ! そんなお世辞言ってどうしたの?」

部下「な、なんでもありませんから・・・・・・ あはは」


近江母「それより、早く食べましょう」

部下「そうですね」

 
 
8: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:27:31.56 ID:Xw3SRT0j
────
──


〜定時後〜


近江母「・・・・・・・・・・・・」 カキカキ


部下「課長? 私、お先しますね」

近江母「あ、うん! お疲れ様!」 ニコッ


部下「今日も残業ですか?」

近江母「うん、明日の商談に使う見積を今日のうちに作っておきたくて」

部下「そうですか」


部下「あの、私もお手伝いしましょうか?」

近江母「大丈夫よ、もう少しで終わるから」

部下「そうですか、では私はお先します」

近江母「気をつけてね」 ニコッ

部下「はい」

 
 
9: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:28:59.08 ID:Xw3SRT0j
────
──


近江母「ふうっ・・・・・・」

近江母(ここまで終わらせておけば今日は帰れるわね・・・・・・)


近江母(今日はいつもより早いかしら・・・・・・ 娘達と一緒に夜ご飯食べられるかな)


 ガタッ


近江母(さて、社内には私しかいないようだし・・・・・・ 施錠して帰りましょう・・・・・・)


 ガチャ

 バタンッ


近江母「・・・・・・・・・・・・」

 
 
10: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:29:44.80 ID:Xw3SRT0j
 

 テク テク テク・・・


 「────課長!」

近江母「??」


近江母「あら? 帰宅したんじゃなかったの?」

部下「あはは・・・ 帰ろうかと思ったんですけどね。実は忘れ物しちゃったんです」

近江母「ええ!? 丁度今鍵閉めたところよ? また開けるから早く取って来なさい」

部下「すみません、ありがとうございます」


 ガチャ


近江母「私、ここで待ってるから、早く取って来てね」

部下「す、すみません。ありがとうございます」

 
 
11: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:30:29.91 ID:Xw3SRT0j
 
近江母「・・・ん? どうかしたの?」


部下「あ、あの・・・・・・」 モジモジ

近江母「忘れ物取りに来たんじゃなかったの?」

部下「な、なんか・・・・・・ 夜の会社って不気味で・・・・・・」 モジモジ

近江母「もうっ! 子供みたいな事言って〜」

部下「すみません・・・・・・」


近江母「ほら、私もついていってあげるから取りに行きましょう」

部下「ありがとうございます」


近江母「忘れ物はどこに?」

部下「事務所の私の机の中です」

近江母「じゃあ早く行きましょう」

部下「はい」


 バタンッ


 
 
12: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:31:17.25 ID:Xw3SRT0j
────
──


〜夜の事務所〜


部下「えーっと・・・・・・」 ガサゴソ

近江母「どう? あった??」


部下「・・・・・・あっ! ありました!」

近江母「それなら良かったわ」 ニコッ


近江母「じゃ、電気消して帰りましょうか」


 パチッ


部下「あっ!」


 カランッ


近江母「どうかした?」

部下「落としちゃった・・・・・・」 アタフタ

近江母「大丈夫??」

部下「あれ? どこだろう・・・・・・」 キョロキョロ

 
 
13: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:32:04.77 ID:Xw3SRT0j
 
近江母「落ちた時の音からしてこの辺かしら・・・・・・」 キョロキョロ

近江母「暗いからもう一度電気つけた方が・・・・・・」

部下「あ、ありました! すみません」

近江母「そう、それはよかった」

部下「ちょうど課長の足元に・・・・・・」

近江母「えっ?」


部下「失礼します・・・・・・」

近江母「えっ? どこ? ・・・・・・きゃあっ!」

 
 
15: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:32:41.94 ID:Xw3SRT0j
 
部下「えっ??」


 バタンッ


近江母「いたた・・・・・・」

部下「だ、大丈夫ですか??」

近江母「暗いから足元がよくわからなくて転んでしまったわね」

部下「捕まって下さい」 スッ

近江母「ありがとう」 パシッ


部下「課長、お怪我はありませんか?」

近江母「うん、一応ね・・・・・・ でも、制服が汚れちゃったわ・・・・・・」 バンッ パンッ

部下「課長、背中にもほこりが・・・・・・」

近江母「ほんと? ちょっとはたいてくれる?」

部下「はい・・・・・・」 パンッ パンッ

 
 
16: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:33:30.33 ID:Xw3SRT0j
 
近江母「どう? 大丈夫かしら?」

部下「課長、ジャケット脱いでみてくれませんか? このままだと汚れが・・・・・・」

近江母「そう? じゃあ・・・・・・」 スルッ


部下「着たままだとはたきづらくて・・・・・・」

近江母「ありがとね」


 パンッ パンッ


部下「これで大丈夫かな・・・・・・」

近江母「ある程度でいいわよ? ダメな時はクリーニングに出すし」

部下「では、ジャケットお返ししますね」 スッ

近江母「ありがとう、じゃあ帰りましょうか」 バサッ

 
 
17: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:34:09.96 ID:Xw3SRT0j
 
部下「課長・・・・・・」

近江母「ん? 今度は何?」


部下「課長・・・・・・ お年の割にスタイルいいですよね」

近江母「えっ? 暗いからよく見えないだけ! 私なんかもう若くないんだから」

部下「いえ・・・・・・ そんなことありません。今だってジャケット脱いだ時のブラウス姿・・・・・・」

近江母「えっ?」


部下「課長・・・・・・ ごめんなさい」 バッ

近江母「きゃっ!」


部下「わ、私・・・・・・ 課長のことが・・・・・・」

近江母「ちょ、ちょっと! 桜内さん!?」

 
 
18: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:34:55.98 ID:Xw3SRT0j
 
部下「私・・・・・・ 女の人を気持ちよくするの好きなんです・・・・・・」

近江母「な、何言ってるの?? 離れてよ・・・・・・」

部下「ふふふっ・・・ やっぱり課長は素敵です・・・・・・」 サスサス


近江母「やっ・・・・・・ いやっ!」 ビクッ

部下「うふっ・・・ 敏感なんですね・・・・・・」 サスッ サスッ


近江母「だ、だめ・・・・・・ や、やめなさい・・・・・・」 ハァ ハァ

部下「もう我慢できません・・・・・・ 課長? 一緒に気持ちよくなりませんか?」

近江母「ちょっと! 桜内さん!? だめっ! ああんっ!」 ビクッ

部下「課長・・・ 力を抜いて・・・・・・ 私に身を任せて下さい」

近江母「ちょっと・・・・・・ なんで脱がすの・・・・・・」 ハァ ハァ

部下「課長もどうして抵抗しないのですか? 私を受け入れてくださっているのですよね?」

近江母「ち、ちがっ・・・・・・」 ハァ ハァ

 
 
20: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:35:50.45 ID:Xw3SRT0j
 
部下「綺麗な肌・・・ 綺麗な髪・・・・・・」 サスッ サスッ

近江母「ああんっ!」 ビクッ


 Prrrr・・・(着信音)


部下「!?」

近江母「!?」

近江母「わ、私の電話だわ・・・・・・ む、娘からね・・・・・・」


 ピッ


近江母「もしもし、遥? どうしたの・・・・・・?」


近江母「そう、わかったわ。帰りに買っていくから・・・・・・」

近江母「うん・・・・・・ もうすぐ帰るわね」


部下「・・・・・・・・・・・・」


近江母「じゃあ後でね」


 ピッ

 
 
21: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:37:06.34 ID:Xw3SRT0j
 
近江母「娘に買い物頼まれたから、私帰るわね・・・・・・」

部下「そうですか、残念です・・・・・・」

近江母「鍵閉めるから一緒に出るわよ?」

部下「はい」


近江母「・・・・・・もうっ、下着までズレたじゃない・・・」 バサッ

部下「すみません・・・・・・ 課長」

近江母「桜内さん? 今度時間がある時にみっちり説教するから」

部下「は、はい・・・・・・」


近江母「じゃ、行きましょうか」


 バタンッ

 ガチャ


部下「では課長、また明日」 ニコッ

近江母「気をつけてね」

 
 
22: (さくらんぼ) 2022/04/17(日) 01:37:20.04 ID:Xw3SRT0j
おしまい
 
24: (らっかせい) 2022/04/17(日) 01:53:09.50 ID:lKNOFYsd
まーた桜内の犯行か
 
23: (しまむら) 2022/04/17(日) 01:47:25.76 ID:lz8m2ICN
桜内さあ…
これで沼津に飛ばされたんですねえ
 
25: (えびふりゃー) 2022/04/17(日) 02:16:22.11 ID:I0B8djRA
コンプライアンス的に一発アウト
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1650125939/

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