4: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:01:24.16 ID:WcBc//v+
歩夢「ゲームだね?楽しそう♪」
侑「歩夢が質問したら、私は『はい/いいえ』で答えるから、それで私が考えてるものを当ててね!」
歩夢「じゃあ私が『何色?』とか聞いても、灰色じゃない限りは侑ちゃんは答えられないんだね」
侑「う、うんwwwはい色wwwww」
侑「……あ、微妙な質問だったりしたら『たぶんはい、いいえ』とか『わからない』って返事になるかも!」
歩夢「うんうん、ルールは大体把握できたかな」
侑「あ、最初だし、先にヒントを出しておくね」
侑「1問目。私が思いついたものは……ずばり、人物です!実在する人から、アニメとか映画の登場人物までいろいろ!」
侑「それと、不正はできないよう、スマホのメモ帳に正解を書いといたから。その辺は安心してね!」
侑「じゃ、スタート!どんどん質問していってね!」
侑(ふっふっふ♪実は正解は『上原歩夢』なんだよね〜!)
侑(自分のことって意外と盲点だからね!果たして、歩夢は正解に辿り着けるかな〜?)
歩夢「じゃあ最初の質問です!」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いしたいと思いますか?』」
侑「」
侑「歩夢が質問したら、私は『はい/いいえ』で答えるから、それで私が考えてるものを当ててね!」
歩夢「じゃあ私が『何色?』とか聞いても、灰色じゃない限りは侑ちゃんは答えられないんだね」
侑「う、うんwwwはい色wwwww」
侑「……あ、微妙な質問だったりしたら『たぶんはい、いいえ』とか『わからない』って返事になるかも!」
歩夢「うんうん、ルールは大体把握できたかな」
侑「あ、最初だし、先にヒントを出しておくね」
侑「1問目。私が思いついたものは……ずばり、人物です!実在する人から、アニメとか映画の登場人物までいろいろ!」
侑「それと、不正はできないよう、スマホのメモ帳に正解を書いといたから。その辺は安心してね!」
侑「じゃ、スタート!どんどん質問していってね!」
侑(ふっふっふ♪実は正解は『上原歩夢』なんだよね〜!)
侑(自分のことって意外と盲点だからね!果たして、歩夢は正解に辿り着けるかな〜?)
歩夢「じゃあ最初の質問です!」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いしたいと思いますか?』」
侑「」
9: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:05:32.08 ID:WcBc//v+
侑「あ、歩夢…?今、なんて…」
歩夢「あれ、聞こえなかった?じゃあもう一度言うね」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いしたいと思いますか?』」
侑「……………………………………………」
侑(この質問はきっと、安易に答えちゃダメなやつだ…!)
侑(少しでも肯定したら、言質を取られて既成事実となってしまう…!)
侑(…というより、何!?なんで最初の質問が『結婚を前提にお付き合いできるか』なの!?)
侑(いやあ、そりゃあねえ?歩夢と付き合いたいなー?とは思うけどさ…)
侑(私たち、まだ齢にして16だし…。結婚はまだ早いんじゃないかなぁ?と思う今日この頃なわけで…)
侑(…というより、歩夢以外の女の子とも色々遊んでから家庭を持ちたいなーっていうのが本音です…)
侑(ど、どうする…私!?なんて答えればいいの…?)
歩夢「あれ、聞こえなかった?じゃあもう一度言うね」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いしたいと思いますか?』」
侑「……………………………………………」
侑(この質問はきっと、安易に答えちゃダメなやつだ…!)
侑(少しでも肯定したら、言質を取られて既成事実となってしまう…!)
侑(…というより、何!?なんで最初の質問が『結婚を前提にお付き合いできるか』なの!?)
侑(いやあ、そりゃあねえ?歩夢と付き合いたいなー?とは思うけどさ…)
侑(私たち、まだ齢にして16だし…。結婚はまだ早いんじゃないかなぁ?と思う今日この頃なわけで…)
侑(…というより、歩夢以外の女の子とも色々遊んでから家庭を持ちたいなーっていうのが本音です…)
侑(ど、どうする…私!?なんて答えればいいの…?)
15: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:10:49.31 ID:WcBc//v+
歩夢「…侑ちゃん?どうして何も答えてくれないの?」
歩夢「『ゲーム』は既に、始まってるよ…?」
侑「!」
侑(…そ、そうだよ!これはゲームなんだから、深く考えず適当に答えていいんだ!)
侑(たとえ言質を取られても、ゲームなんだから〜で誤魔化せば、何の問題もないよね!)
侑(よーし!じゃあ元気よく『はい』と答えよう!)
@cメ*◉ _ ◉リ ゴゴゴゴゴゴゴ...
侑「!?」
侑(な、何…?このプレッシャーは…!?)
侑(……はっ!?そ、そういうことか…!!)
侑(これは…ただの『ゲーム』なんかじゃあない…!)
侑(…既に『デスゲーム』は始まっていたんだ…!)
侑(少しでも答え方を間違えると……待ってるのは、死…!)
侑(迂闊だった…!こんなゲーム、始めるべきではなかったんだ…!)
歩夢「『ゲーム』は既に、始まってるよ…?」
侑「!」
侑(…そ、そうだよ!これはゲームなんだから、深く考えず適当に答えていいんだ!)
侑(たとえ言質を取られても、ゲームなんだから〜で誤魔化せば、何の問題もないよね!)
侑(よーし!じゃあ元気よく『はい』と答えよう!)
@cメ*◉ _ ◉リ ゴゴゴゴゴゴゴ...
侑「!?」
侑(な、何…?このプレッシャーは…!?)
侑(……はっ!?そ、そういうことか…!!)
侑(これは…ただの『ゲーム』なんかじゃあない…!)
侑(…既に『デスゲーム』は始まっていたんだ…!)
侑(少しでも答え方を間違えると……待ってるのは、死…!)
侑(迂闊だった…!こんなゲーム、始めるべきではなかったんだ…!)
24: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:14:53.36 ID:WcBc//v+
歩夢「……侑ちゃん?」
侑「ひぇっ!?な、何…歩夢…?」
歩夢「…ごめんね。さっきの私の質問じゃ、答えるのが難しいんだね?」
侑「!」
歩夢「だから侑ちゃんが答えやすいように、違う質問に変えるね!」
侑「あ、歩夢ぅ…!」
侑(よかった…!これでようやくゲームらしくなってくるはず…)
歩夢「では、質問を変えます!」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いし、ゆくゆくは子どもを3人産んで、幸せな家庭を築きたいと思いますか?』」
侑「」
侑(なんか増えてる!重さも増してる!?)
侑「ひぇっ!?な、何…歩夢…?」
歩夢「…ごめんね。さっきの私の質問じゃ、答えるのが難しいんだね?」
侑「!」
歩夢「だから侑ちゃんが答えやすいように、違う質問に変えるね!」
侑「あ、歩夢ぅ…!」
侑(よかった…!これでようやくゲームらしくなってくるはず…)
歩夢「では、質問を変えます!」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いし、ゆくゆくは子どもを3人産んで、幸せな家庭を築きたいと思いますか?』」
侑「」
侑(なんか増えてる!重さも増してる!?)
29: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:18:30.66 ID:WcBc//v+
侑(これは……早々に『はい』って言っておけばよかったのかもしれない…!)
侑(もしかしたら、これからどんどん内容がエスカレートしていくのかも…)
侑(…んーでも、なんか……歩夢は答えをわかった上で、結婚を迫る質問をしてきてるような…)
侑(!?ま、まさか…!スマホに正解を打ち込むのを歩夢に見られてた!?)
侑(いや、この角度から見えるはずない…。周囲に反射物もないし、瞳の反射も気をつけたし…)
侑(…パソコンのキーボードだと、タイピング音から打ち込んだ文字を割り出せるけど…スマホでも似たようなことができるのかな…?)
侑(もしそうだとすると……これはゲームを利用した、結婚誘導だ…!)
侑(歩夢はすべてを理解した上で、私に婚姻届に判を押させようとしてるんだ…!)
侑(このままじゃ、歩夢の体しか知らない人生になっちゃう…!そんなのヤダ!もっと遊びたい!)
侑(なにか!この場を切り抜ける方法はないかな…!?)
侑(もしかしたら、これからどんどん内容がエスカレートしていくのかも…)
侑(…んーでも、なんか……歩夢は答えをわかった上で、結婚を迫る質問をしてきてるような…)
侑(!?ま、まさか…!スマホに正解を打ち込むのを歩夢に見られてた!?)
侑(いや、この角度から見えるはずない…。周囲に反射物もないし、瞳の反射も気をつけたし…)
侑(…パソコンのキーボードだと、タイピング音から打ち込んだ文字を割り出せるけど…スマホでも似たようなことができるのかな…?)
侑(もしそうだとすると……これはゲームを利用した、結婚誘導だ…!)
侑(歩夢はすべてを理解した上で、私に婚姻届に判を押させようとしてるんだ…!)
侑(このままじゃ、歩夢の体しか知らない人生になっちゃう…!そんなのヤダ!もっと遊びたい!)
侑(なにか!この場を切り抜ける方法はないかな…!?)
37: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:23:24.83 ID:WcBc//v+
侑(…そうだ!ここは逆転の発想で…!)
侑(私はずっと、歩夢の質問のかわし方ばかり考えてたけど、そうじゃないんだ!)
侑(そもそもの『正解』を変えてしまえば、もう返答に悩む必要もなくなる!)
侑(よし!歩夢にバレないよう、こっそりメモ帳の答えを書き換えよう…)
歩夢「……侑ちゃん」
侑「ひぃっ!?」
歩夢「ダメだよ侑ちゃん〜。『答え』を途中で変えるのはルール違反だよ?」
歩夢「…はい、これでもう手を自由に動かせないね♡」ガシッ!
侑「!?」
侑(手をがっしり捕らえられて、指も絡められてる…!)
侑(普段なら嬉しいシチュエーションのはずなのに、今は恐怖演出でしかない…!)
侑(私はずっと、歩夢の質問のかわし方ばかり考えてたけど、そうじゃないんだ!)
侑(そもそもの『正解』を変えてしまえば、もう返答に悩む必要もなくなる!)
侑(よし!歩夢にバレないよう、こっそりメモ帳の答えを書き換えよう…)
歩夢「……侑ちゃん」
侑「ひぃっ!?」
歩夢「ダメだよ侑ちゃん〜。『答え』を途中で変えるのはルール違反だよ?」
歩夢「…はい、これでもう手を自由に動かせないね♡」ガシッ!
侑「!?」
侑(手をがっしり捕らえられて、指も絡められてる…!)
侑(普段なら嬉しいシチュエーションのはずなのに、今は恐怖演出でしかない…!)
43: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:26:52.28 ID:WcBc//v+
歩夢「…侑ちゃんの手、私の手といい感じに絡み合ってるね」
侑「へ…?」
歩夢「やっぱり相性がいいのかなぁ?ジグソーパズルの隣り合ったピースみたいに、指がしっくりくるよ♡」
侑「そ、そう…」
侑(歩夢、握力強すぎ…。猛禽類じゃん…。これもう絶対離す気ないよ…)
侑(段々と顔が近づいてきてる気がするし…)
侑(もう首を動かすだけで、キスできちゃいそう…)
侑「……………………………………」
侑(…いっそのこと、実力行使でこの場を切り抜けちゃおうかな?)
侑(このままキスして、押し倒して、歩夢をめちゃくちゃにしたら…。歩夢はきっと、このゲームのことも忘れて、そして…)
侑(…はっ!?い、いや!ダメダメダメ!!)
侑(危ない…!これは、歩夢の『罠』だったんだ…!)
侑(返答に窮した私が実力行使で歩夢を押し倒し、問題を有耶無耶にしようと図る……そしたらそれこそ、既成事実の完成だよ!!)
侑(絶対に手を出しちゃダメだ…!キスもダメ…妊娠したとか言って結婚を迫られる恐れがある…!)
侑「へ…?」
歩夢「やっぱり相性がいいのかなぁ?ジグソーパズルの隣り合ったピースみたいに、指がしっくりくるよ♡」
侑「そ、そう…」
侑(歩夢、握力強すぎ…。猛禽類じゃん…。これもう絶対離す気ないよ…)
侑(段々と顔が近づいてきてる気がするし…)
侑(もう首を動かすだけで、キスできちゃいそう…)
侑「……………………………………」
侑(…いっそのこと、実力行使でこの場を切り抜けちゃおうかな?)
侑(このままキスして、押し倒して、歩夢をめちゃくちゃにしたら…。歩夢はきっと、このゲームのことも忘れて、そして…)
侑(…はっ!?い、いや!ダメダメダメ!!)
侑(危ない…!これは、歩夢の『罠』だったんだ…!)
侑(返答に窮した私が実力行使で歩夢を押し倒し、問題を有耶無耶にしようと図る……そしたらそれこそ、既成事実の完成だよ!!)
侑(絶対に手を出しちゃダメだ…!キスもダメ…妊娠したとか言って結婚を迫られる恐れがある…!)
46: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:30:15.34 ID:WcBc//v+
歩夢「…ねえ、侑ちゃん。いつになったら答えてくれるの?」
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いし、子ども達5人を育てながら温かい家庭を築きたいと思いますか?』…って質問に」
侑(また2人産まれてるよ!おめでとう!)
歩夢「…侑ちゃん?どうして黙ってるの?」
侑「……………………………………………」
侑(わかった…)
侑(正解は『沈黙』だ…)
侑(『はい』と答えれば、歩夢ルート確定…)
侑(『いいえ』と答えれば、正解発表の時に問い詰められ、命の保証はない…)
侑(その他の回答でお茶を濁すのも、許してもらえない気がする…)
侑(だから!ここは何も答えないのが正解なんだ!)
歩夢「…でも、変だなあ」
歩夢「結婚するつもりが毛頭なければ、すぐに『いいえ』と答えるはず…」
歩夢「それなのに、侑ちゃんは何も答えない…」
歩夢「ということは……侑ちゃんのこの沈黙は、『肯定』を意味するんだね…!」
侑「!?」
侑(論理立てて私の作戦を潰しにかかってきたー!?)
侑(八方塞がりだ…。もう打つ手がないよ…)
歩夢「『侑ちゃんはその人と結婚を前提にお付き合いし、子ども達5人を育てながら温かい家庭を築きたいと思いますか?』…って質問に」
侑(また2人産まれてるよ!おめでとう!)
歩夢「…侑ちゃん?どうして黙ってるの?」
侑「……………………………………………」
侑(わかった…)
侑(正解は『沈黙』だ…)
侑(『はい』と答えれば、歩夢ルート確定…)
侑(『いいえ』と答えれば、正解発表の時に問い詰められ、命の保証はない…)
侑(その他の回答でお茶を濁すのも、許してもらえない気がする…)
侑(だから!ここは何も答えないのが正解なんだ!)
歩夢「…でも、変だなあ」
歩夢「結婚するつもりが毛頭なければ、すぐに『いいえ』と答えるはず…」
歩夢「それなのに、侑ちゃんは何も答えない…」
歩夢「ということは……侑ちゃんのこの沈黙は、『肯定』を意味するんだね…!」
侑「!?」
侑(論理立てて私の作戦を潰しにかかってきたー!?)
侑(八方塞がりだ…。もう打つ手がないよ…)
51: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:34:44.57 ID:WcBc//v+
侑「終わりだ……私は歩夢のマシュマロボディしか堪能できず、死んでいくんだ……」
歩夢「……」
歩夢「ねえ、侑ちゃん」
侑「……なに?」
歩夢「…よくさ、『浮気の許容範囲』なんかが、話題に上がったりするよね」
侑「する…かな?」
歩夢「侑ちゃんは…どこからが浮気で、どこまでがセーフだと思う?」
侑「い、いやあ?ちょっと私には難しくて、よくわからないなあ…」
歩夢「そっかそっか…。じゃあ事例付きで確認していこっか」
侑「へ?事例…?」
歩夢「まずはこの写真を見て」つ
『落とし物を拾うために屈み、ケツを突き出したしずくとそれをガン見する侑の写真』
歩夢「……」
歩夢「ねえ、侑ちゃん」
侑「……なに?」
歩夢「…よくさ、『浮気の許容範囲』なんかが、話題に上がったりするよね」
侑「する…かな?」
歩夢「侑ちゃんは…どこからが浮気で、どこまでがセーフだと思う?」
侑「い、いやあ?ちょっと私には難しくて、よくわからないなあ…」
歩夢「そっかそっか…。じゃあ事例付きで確認していこっか」
侑「へ?事例…?」
歩夢「まずはこの写真を見て」つ
『落とし物を拾うために屈み、ケツを突き出したしずくとそれをガン見する侑の写真』
56: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:38:29.79 ID:WcBc//v+
侑(す、すごい…!プロの業だ!完璧な画角で私の醜態がこの1枚に収められてる…!)
歩夢「女の子のお尻をやらしい目でガン見する…」
歩夢「これは、浮気かなあ…?」
侑「違うよ」キリッ
侑「私は同好会のマネージャーとして、メンバーの発育状況や健康状態を常日頃から視診してるんだ」
侑「この写真はちょうど、しずくちゃんを診ていた時のものだよ」
歩夢「ふーん…そっか」
侑「…それに、もし仮にやらしい目でしずケツを堪能していたとしても、それは仕方のないことだと思うよ」
侑「川で洗濯していたおばあさんが川上から流れてきた桃をガン見していたのと同様に、突如浮き彫りとなったしずケツは反射的に目を釘付けにしてしまうケツなんだから」
侑「…流石に、『見た』だけで浮気って判断は早計だよ。これで浮気になるなら世の夫婦はみんな目隠し生活だよ!?」
歩夢「…なるほどね。確かに、不可抗力で目に入ったのなら仕方ないね」
侑「そうそう!だからこれは、浮気じゃありませーん!」
歩夢「…じゃあ、次の写真なんだけど」つ
『果林の胸を両手で鷲掴みにし、ついでに谷間に顔を突っ込んでいる侑の写真』
歩夢「女の子のお尻をやらしい目でガン見する…」
歩夢「これは、浮気かなあ…?」
侑「違うよ」キリッ
侑「私は同好会のマネージャーとして、メンバーの発育状況や健康状態を常日頃から視診してるんだ」
侑「この写真はちょうど、しずくちゃんを診ていた時のものだよ」
歩夢「ふーん…そっか」
侑「…それに、もし仮にやらしい目でしずケツを堪能していたとしても、それは仕方のないことだと思うよ」
侑「川で洗濯していたおばあさんが川上から流れてきた桃をガン見していたのと同様に、突如浮き彫りとなったしずケツは反射的に目を釘付けにしてしまうケツなんだから」
侑「…流石に、『見た』だけで浮気って判断は早計だよ。これで浮気になるなら世の夫婦はみんな目隠し生活だよ!?」
歩夢「…なるほどね。確かに、不可抗力で目に入ったのなら仕方ないね」
侑「そうそう!だからこれは、浮気じゃありませーん!」
歩夢「…じゃあ、次の写真なんだけど」つ
『果林の胸を両手で鷲掴みにし、ついでに谷間に顔を突っ込んでいる侑の写真』
60: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:41:24.70 ID:WcBc//v+
侑「…………」
歩夢「おっ〇〇を揉みしだいて、顔を埋める…」
歩夢「もう浮気だよね…?」
侑「違うよ」キリッ
侑「私は同好会マネージャーとして、メンバーの健康には人一倍気を配ってるんだ」
侑「万が一にも、果林さんが乳がんになったら大変だから、日頃からしこりがないか触診してるだけだよ」
侑「ほら、結婚してる内科医の男性が、受診した女性を診療したからといって、浮気にはならないよね?」
歩夢「…まあそうだけど、わざわざ顔を埋める必要はないよね?」
侑「そうかもね。でも、仮に私がやらしい手つきでかりパイを揉みしだいていたとしても、それは仕方のないことなんだ」
侑「『万有引力の法則』によると、万物は引力を持ち、惹かれ合うものなんだよ」
侑「私はただ、双子惑星かりパイの重力に飲みこまれた、夢見る宇宙飛行士ってわけさ☆」
歩夢「…なるほど。私はニュートンの学説を否定できるほど物理に精通してないし、反証できない…」
侑「うん!だからこれは浮気ではなく、物理で証明可能な自然現象でーす!」
歩夢「…じゃあ、次の写真を…」
侑「ちょっと待ったー!!」
歩夢「おっ〇〇を揉みしだいて、顔を埋める…」
歩夢「もう浮気だよね…?」
侑「違うよ」キリッ
侑「私は同好会マネージャーとして、メンバーの健康には人一倍気を配ってるんだ」
侑「万が一にも、果林さんが乳がんになったら大変だから、日頃からしこりがないか触診してるだけだよ」
侑「ほら、結婚してる内科医の男性が、受診した女性を診療したからといって、浮気にはならないよね?」
歩夢「…まあそうだけど、わざわざ顔を埋める必要はないよね?」
侑「そうかもね。でも、仮に私がやらしい手つきでかりパイを揉みしだいていたとしても、それは仕方のないことなんだ」
侑「『万有引力の法則』によると、万物は引力を持ち、惹かれ合うものなんだよ」
侑「私はただ、双子惑星かりパイの重力に飲みこまれた、夢見る宇宙飛行士ってわけさ☆」
歩夢「…なるほど。私はニュートンの学説を否定できるほど物理に精通してないし、反証できない…」
侑「うん!だからこれは浮気ではなく、物理で証明可能な自然現象でーす!」
歩夢「…じゃあ、次の写真を…」
侑「ちょっと待ったー!!」
65: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:45:18.00 ID:WcBc//v+
歩夢「侑ちゃん、どうしたの?」
侑「さっきから、浮気かどうかのボーダーを、私でチェックしてるけどさ…」
侑「私はそもそも結婚もしてないし、誰とも付き合ってない……つまりフリーなんだよ!?」
侑「フリーなのに、浮気も何もあったもんじゃないよ!」
歩夢「……」
歩夢「小さい頃からずっと一緒で、お互いのことをすべて理解し合った、運命共同体…」
歩夢「これを夫婦と呼ばずして、なんと呼べばいいの…?」
侑「…幼馴染、じゃないかな」
歩夢「侑ちゃんと私は実質夫婦なんだから、侑ちゃんが他の女の子と仲良くするのは浮気と呼んでも過言じゃないよ」
侑「あ、私の声が届いてない」
歩夢「犯罪と、人からお金を借りるのと、浮気だけは絶対にしちゃいけないんだよ…?」
歩夢「もし、浮気したら……」
歩夢「『高咲侑』ではなく、『高咲有』になっちゃうかもね…?」
侑(人じゃなくなるってこと!?)
歩夢「…それじゃ、浮気検証……続けよっか♡」
侑「さっきから、浮気かどうかのボーダーを、私でチェックしてるけどさ…」
侑「私はそもそも結婚もしてないし、誰とも付き合ってない……つまりフリーなんだよ!?」
侑「フリーなのに、浮気も何もあったもんじゃないよ!」
歩夢「……」
歩夢「小さい頃からずっと一緒で、お互いのことをすべて理解し合った、運命共同体…」
歩夢「これを夫婦と呼ばずして、なんと呼べばいいの…?」
侑「…幼馴染、じゃないかな」
歩夢「侑ちゃんと私は実質夫婦なんだから、侑ちゃんが他の女の子と仲良くするのは浮気と呼んでも過言じゃないよ」
侑「あ、私の声が届いてない」
歩夢「犯罪と、人からお金を借りるのと、浮気だけは絶対にしちゃいけないんだよ…?」
歩夢「もし、浮気したら……」
歩夢「『高咲侑』ではなく、『高咲有』になっちゃうかもね…?」
侑(人じゃなくなるってこと!?)
歩夢「…それじゃ、浮気検証……続けよっか♡」
67: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:48:50.87 ID:WcBc//v+
『汗だくな愛に密着してストレッチの補助をする侑の写真』
侑「違うよ」キリッ
『彼方に膝枕され、太ももと胸にサンドイッチされご満悦な侑の写真』
侑「…違うよ」キリッ
『かすみの指を美味しそうにしゃぶる侑の写真』
侑「エッ…違うよ」キリッ
『エマに顔面騎乗してもらい、開いた手で胸も楽しむ侑の写真』
侑「いい…違うよ」キリッ
『こけたふりをして璃奈のスカートに顔を突っ込み、股の匂いを味わう侑の写真』
侑「っ…違うよ」キリッ
『椅子に緊縛し目隠しをした栞子の耳元で罵声を浴びせる侑の写真』
侑「しこ…違うよ」キリッ
『大回転するランジュに大興奮する侑の写真』
侑「おほー…違うよ」キリッ
『日本じゃ常識だよ、とミアの全身を舌で舐め回す侑の写真』
侑「すご…違うよ」キリッ
「さながら侍かのように、どんな写真が突きつけられようとも一切合切浮気とは認めず、切り捨てていきました」
「しかし……」
歩夢「…じゃあ最後、この写真を見て」つ
『紅潮し、服も着崩れた状態で、手を繋いでホテルから出てくるせつ菜と侑の写真』
侑「」
侑「違うよ」キリッ
『彼方に膝枕され、太ももと胸にサンドイッチされご満悦な侑の写真』
侑「…違うよ」キリッ
『かすみの指を美味しそうにしゃぶる侑の写真』
侑「エッ…違うよ」キリッ
『エマに顔面騎乗してもらい、開いた手で胸も楽しむ侑の写真』
侑「いい…違うよ」キリッ
『こけたふりをして璃奈のスカートに顔を突っ込み、股の匂いを味わう侑の写真』
侑「っ…違うよ」キリッ
『椅子に緊縛し目隠しをした栞子の耳元で罵声を浴びせる侑の写真』
侑「しこ…違うよ」キリッ
『大回転するランジュに大興奮する侑の写真』
侑「おほー…違うよ」キリッ
『日本じゃ常識だよ、とミアの全身を舌で舐め回す侑の写真』
侑「すご…違うよ」キリッ
「さながら侍かのように、どんな写真が突きつけられようとも一切合切浮気とは認めず、切り捨てていきました」
「しかし……」
歩夢「…じゃあ最後、この写真を見て」つ
『紅潮し、服も着崩れた状態で、手を繋いでホテルから出てくるせつ菜と侑の写真』
侑「」
74: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:53:49.79 ID:WcBc//v+
歩夢「これはもう、完全に『アウト』だよね…?」
侑「あ、いや…」
歩夢「この写真のせつ菜ちゃん……顔が赤らんでるのに、すごく満足気なんだよね…。中でどんなことしてたんだろうねえ?」
侑「そ、それは…」
歩夢「そしてよく見ると、せつ菜ちゃんの首元にキスマークがあるんだよね…。なんでだろうねえ?」
侑(よく見ても粗くて見えないよ!?ナイル・ウェウェ・バエとかも見えてるのかな!?)
歩夢「……ねえ侑ちゃん」
侑「な、なんでしょう…?」
歩夢「これが最後の質問だよ…。『はい』か『いいえ』で答えてね…?」
歩夢「『私というものがありながら、別の女とホテルでよろしくやってる……これは、浮気ですか?』」
侑「!?」
侑(まさか…この私が、ここまで追い詰められるとは……)
侑(…もう、こうなったら…)
侑(『覚悟』を、決めるしかない…!)
侑「灰(グレー)…ってことで」
歩夢「侑ちゃん♡」ガシッ!
侑「ごめんなさああああああああああああい!!」
侑「あ、いや…」
歩夢「この写真のせつ菜ちゃん……顔が赤らんでるのに、すごく満足気なんだよね…。中でどんなことしてたんだろうねえ?」
侑「そ、それは…」
歩夢「そしてよく見ると、せつ菜ちゃんの首元にキスマークがあるんだよね…。なんでだろうねえ?」
侑(よく見ても粗くて見えないよ!?ナイル・ウェウェ・バエとかも見えてるのかな!?)
歩夢「……ねえ侑ちゃん」
侑「な、なんでしょう…?」
歩夢「これが最後の質問だよ…。『はい』か『いいえ』で答えてね…?」
歩夢「『私というものがありながら、別の女とホテルでよろしくやってる……これは、浮気ですか?』」
侑「!?」
侑(まさか…この私が、ここまで追い詰められるとは……)
侑(…もう、こうなったら…)
侑(『覚悟』を、決めるしかない…!)
侑「灰(グレー)…ってことで」
歩夢「侑ちゃん♡」ガシッ!
侑「ごめんなさああああああああああああい!!」
76: (やわらか銀行) 2022/04/23(土) 17:56:07.52 ID:WcBc//v+
「こうして2人はめでたく結婚しました」
「病める時もヤンデレな時も支え合い、幸せな家庭を築き…」
「一郎から百子まで、たくさんの子宝にも恵まれ、穏やかな日常を過ごしましたとさ」
ᶘイ^⇁^ナ川「めでたしめでたし」
「病める時もヤンデレな時も支え合い、幸せな家庭を築き…」
「一郎から百子まで、たくさんの子宝にも恵まれ、穏やかな日常を過ごしましたとさ」
ᶘイ^⇁^ナ川「めでたしめでたし」
77: (もんじゃ) 2022/04/23(土) 17:57:48.87 ID:PScpHiGS
この侑ちゃん全員に手出してそうだ
78: (茸) 2022/04/23(土) 17:57:52.13 ID://Ab6zCK
イナ川の怪談…
86: (たこやき) 2022/04/23(土) 18:03:11.77 ID:NXukYY9t
イイハナシダー
87: (もんじゃ) 2022/04/23(土) 18:04:18.38 ID:RJtW43Le
やっぱり夏は怪談だよね
97: (茸) 2022/04/23(土) 18:16:17.86 ID:8P9uMwxj
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 侑ちゃんが悪いんだよ
104: (ぎょうざ) 2022/04/23(土) 18:34:58.46 ID:dMT+X1Uy
灰で草
113: (もんじゃ) 2022/04/24(日) 21:45:21.39 ID:Pug1AIgr
普通に面白かった!
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1650700385/