1: (たこやき) 2022/06/09(木) 21:51:44.39 ID:DWli0YwN
ルビィ「子供みたいに駄々こねないのって、お姉ちゃん、ルビィを叱ったよね」
ダイヤ「……」
ルビィ「あのお店、ウニもカニも無かったんだよ、わかる?」
ダイヤ「……」
ルビィ「ウニとカニが食べられますわ!無い店にさあ、お姉ちゃんはルビィを連れていったんだよね」
ダイヤ「……」
ルビィ「これはどうかと思うよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……悪いのは、スシローですわ」
ルビィ「……」
ダイヤ「スシローがすべて悪いのです……!」
ダイヤ「……」
ルビィ「あのお店、ウニもカニも無かったんだよ、わかる?」
ダイヤ「……」
ルビィ「ウニとカニが食べられますわ!無い店にさあ、お姉ちゃんはルビィを連れていったんだよね」
ダイヤ「……」
ルビィ「これはどうかと思うよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……悪いのは、スシローですわ」
ルビィ「……」
ダイヤ「スシローがすべて悪いのです……!」
3: (たこやき) 2022/06/09(木) 21:53:27.49 ID:DWli0YwN
ルビィ「そんなことは聞いてないよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「お姉ちゃんは、ルビィをバカにしたんだよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「これはとんでもないことをしたよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
ルビィ「ルビィ、ウニとカニを食べたかったよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「あのお店にはさあ、ウニとカニは無かったんだよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……」
ルビィ「お姉ちゃんは、ルビィをバカにしたんだよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「これはとんでもないことをしたよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
ルビィ「ルビィ、ウニとカニを食べたかったよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「あのお店にはさあ、ウニとカニは無かったんだよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
7: (たこやき) 2022/06/09(木) 21:57:09.34 ID:DWli0YwN
ダイヤ「……では、どのように償えば良いのでしょうか」
ルビィ「もう無理だよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「あの日のルビィが救われることはもうないの」
ダイヤ「本当に……申し訳ないことをしました……」
ルビィ「謝る必要は無いよ……悪いのはネタを用意しなかったスシローなんだからさあ」
ダイヤ「……ありがとうございます」
ルビィ「ルビィえらいでしょ」
ダイヤ「……はい、ルビィの懐の広さには感服いたしますわ」
ルビィ「そうでしょ」
ダイヤ「はい……」
ルビィ「もう無理だよ」
ダイヤ「……」
ルビィ「あの日のルビィが救われることはもうないの」
ダイヤ「本当に……申し訳ないことをしました……」
ルビィ「謝る必要は無いよ……悪いのはネタを用意しなかったスシローなんだからさあ」
ダイヤ「……ありがとうございます」
ルビィ「ルビィえらいでしょ」
ダイヤ「……はい、ルビィの懐の広さには感服いたしますわ」
ルビィ「そうでしょ」
ダイヤ「はい……」
13: (たこやき) 2022/06/09(木) 22:00:43.92 ID:DWli0YwN
ルビィ「懐は、広いじゃなくて深いだよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「も、申し訳ありません、わたくしの覚えが悪いばかりに……」
ルビィ「こんな気遣われ方したら不快なだけだよ」
ダイヤ「申し訳ありません」
ルビィ「不快と深いを掛けただけだよ、笑ってよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「は、ははは、面白いですわ、ルビィ」
ルビィ「……なら良かったけど」
ダイヤ「あ、あははは、何だかあとから笑いが込み上げてきます、本当にセンスを感じさせる言葉遊びですわ」
ルビィ「くどいよ」
ダイヤ「申し訳ありません……」
ダイヤ「も、申し訳ありません、わたくしの覚えが悪いばかりに……」
ルビィ「こんな気遣われ方したら不快なだけだよ」
ダイヤ「申し訳ありません」
ルビィ「不快と深いを掛けただけだよ、笑ってよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「は、ははは、面白いですわ、ルビィ」
ルビィ「……なら良かったけど」
ダイヤ「あ、あははは、何だかあとから笑いが込み上げてきます、本当にセンスを感じさせる言葉遊びですわ」
ルビィ「くどいよ」
ダイヤ「申し訳ありません……」
19: (たこやき) 2022/06/09(木) 22:07:24.02 ID:DWli0YwN
ダイヤ「……」
ルビィ「……下がって」
ダイヤ「……本当に、わたくしが至らないばかりに、ルビィに迷惑を掛けてしまい、本当に何と言えば良いのか」
ルビィ「……その気持ちだけで十分だから、下がって」
ダイヤ「……申し訳ありませんでした」
ルビィ「……待った」
ダイヤ「な、何かありましたか……」
ルビィ「こういうのはお姉ちゃんから言い出すべきだと思うよ」
ダイヤ「こういうの、とは……」
ルビィ「……下がって」
ダイヤ「……本当に、わたくしが至らないばかりに、ルビィに迷惑を掛けてしまい、本当に何と言えば良いのか」
ルビィ「……その気持ちだけで十分だから、下がって」
ダイヤ「……申し訳ありませんでした」
ルビィ「……待った」
ダイヤ「な、何かありましたか……」
ルビィ「こういうのはお姉ちゃんから言い出すべきだと思うよ」
ダイヤ「こういうの、とは……」
23: (たこやき) 2022/06/09(木) 22:19:19.91 ID:DWli0YwN
ルビィ「あの日、ルビィを叱った上に割り勘にさせたでしょ、店員さんに迷惑を掛けたからとか何とか言って」
ダイヤ「それは……まさか、ネタが用意すらされていないとは思わず……ルビィが何度も従業員の方へ問い掛けるものですから、教育の一貫として、そう思いまして……」
ルビィ「……」
ダイヤ「すみませんでした、代金もお返しします……」
ルビィ「……こんな出費の予定無かったでしょ、お母さんにおこづかいの前借り頼んだらダメだからね」
ダイヤ「……はい、肝に銘じておきます」
ルビィ「行っていいよ」
ダイヤ「失礼いたします……」
ルビィ(とは言うもののよく考えたらあの日行ったのくら寿司だよ……)
ルビィ(くら寿司なのにルビィがスシローと勘違いしてウニカニ祭りを店員さんに聞いたのがことの始まりだったんだ……)
終わり
ダイヤ「それは……まさか、ネタが用意すらされていないとは思わず……ルビィが何度も従業員の方へ問い掛けるものですから、教育の一貫として、そう思いまして……」
ルビィ「……」
ダイヤ「すみませんでした、代金もお返しします……」
ルビィ「……こんな出費の予定無かったでしょ、お母さんにおこづかいの前借り頼んだらダメだからね」
ダイヤ「……はい、肝に銘じておきます」
ルビィ「行っていいよ」
ダイヤ「失礼いたします……」
ルビィ(とは言うもののよく考えたらあの日行ったのくら寿司だよ……)
ルビィ(くら寿司なのにルビィがスシローと勘違いしてウニカニ祭りを店員さんに聞いたのがことの始まりだったんだ……)
終わり
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1654779104/