【SS】海未「最初は軽い気持ちだった」

SS


1: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 03:58:30.39 ID:Z9vFnBvB.net
ええ、ほんの一瞬の気の迷いでした

普段の私なら思いつきもしないことをしてしまい・・・・・

何があったか聞いてもらえませんか?

【SS】海未「最初は軽い気持ちだった」

 
4: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:05:52.94 ID:Z9vFnBvB.net
あれは私が音楽室を通りがかった時

~♪

海未「ピアノの音色?」

真姫「~♪」

中を覗くと目をつぶり集中しながらピアノを弾いてる真姫がいました

それは私が音楽室に入る物音にすら気づかないくらいに

海未「真姫?」

真姫「~♪」

声をかけても反応しません、よほど集中していたのでしょう

この時の私はよからぬ思考を巡らせていました

そして迷いすらせず真姫の傍に行き、叫んだ

海未「真姫!!!」

これが過ちでした
 
8: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:12:55.69 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「ひっ…!」ビクッ

思惑通り彼女は驚き身を震わせ、更にはピアノの下に隠れてしまいました

あまりにもうまく行ったので私自身も少々驚きました

海未「ふふっ冗談ですよ真姫、驚きましたか?」

・・・・・しかし彼女の様子はどこか変でした

真姫「う、うぅ・・・・・」ブルブル

数十秒ほど立つのに一向に出てくる気配がありません

慌てて再び呼びかけました

海未「ま、真姫?大丈夫ですか?」

すると真姫は

真姫「え…海未、なの?」
 
9: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:20:02.88 ID:Z9vFnBvB.net
衝撃が走りました

いつもクールぶり、真面目で、何事にも動じないあの真姫ですよ?

その真姫が私の大声で、竦んで、怯えて、震えて、涙目になり、こちらを見つめているのです

この感情をどう表現したらよいのでしょう…

考えていたらいつの間にか真姫が平静を保ち始めていました

真姫「もう…びっくりさせないでよ!」

これが最初に求めていた反応・・・・・のはずした

海未「す、すみません、つい…」

今となってはどうでも良くなっていた
 
11: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:30:32.06 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「それで、何の用事かしら」

少し苛立っている彼女、私が驚かしたことをまだ根に持っているようです

海未「え、えぇ、用事、ですね」

真姫「?」

どうしましょう、ただ単に驚かせたかっただなんて言えません

海未「つ、次のライブに使う曲について聞きに来たのです」

とっさの判断で妙案を思いつく

真姫「なるほどね、海未なら納得だわ」

真姫も理解を示してくれたようで一安心

真姫「でも意外ね、凛や穂乃果ならまだしも海未がこんなことしてくるなんて」

海未「そ、それは・・・・・」

遊び心だったなんて今更言えません

でもそれが本音なのも事実

真姫「今度したら本気で怒るわよ?」クスッ

海未「!」

その気の抜けた笑いかけが私の心をくすぐりました

彼女の顔を涙で濡らしたい、彼女の体を震えさせたい、彼女の心を・・・・・と

海未「わかりました」

中身のない言葉で真姫と約束をし、この場の難を逃れました

約束など一日で破ってしまいましたが
 
13: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:34:38.25 ID:Z9vFnBvB.net
それからというもの私は毎日のように音楽室を通いました

同じ時間、同じところに必ず彼女が曲を弾いて待ってるから

待ってるというのは私の願望でしたね

正しくはまたざるを得ないと言うべきでしたね

どうしてですって?それはですね

こういうことがあったからです
 
16: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:46:24.34 ID:Z9vFnBvB.net
海未「どうして今日は音楽室に居なかったのですか?」

真姫「え、えぇ?」

あの日の後日、全く同じ時間に音楽室に来たところ

真姫が全く見当たらなかったのです

真姫「私だって毎日音楽室に居るわけじゃないわ」

海未「それはそうですけど・・・・・」

真姫「海未だって毎日穂乃果の傍にいるわけじゃないでしょう?」

海未「・・・・・」

何も言えませんでした

当たり前の事を当たり前のように言われることがこんなにも息苦しいとは

しかし私は諦めきれなかったのです

真姫のあの姿を

真姫「それにこの前海未が驚かせてきたからあまり行きたくなくなったし・・・・・」

海未「私のせいにするんですか?」

真姫「え?」

海未「私も軽い気持ちだったと反省してます、それをあなたはいつまでも根に持つつもりですか?」

真姫「そ、そんなつもりじゃ・・・・・」

立場逆転、逃がしませんよ真姫

海未「謝ろうと思い音楽室に立ち寄ったのですが、酷いです」

真姫「あれは驚かした海未が!」

海未「真姫!!!」
 
18: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 04:58:00.48 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「ひぃっ…!」ドサッ

またあの時と同じ、怯えてる真姫が見れました

海未「ふふっ私の声に竦んで腰が抜けてしまったのですか?」

真姫「そ、そんなわけ…」ガクガク

顔を近づけ一気に詰め寄る

海未「ではなんだというのですか?足が震えてますよ」ピトッ

真姫「い、いやっ…」ビクッ

海未「ふふ、ふ」ゾクゾク

この時の私は何を考えていたでしょう

ただただ真姫をいじめることにしか脳にありませんでした

海未「明日から毎日音楽室に来てくださいでないと・・・・・」

真姫「で、でないと?」

海未「・・・・・あなたの怯えてる写真、あるんですよ」ボソッ

真姫「っ!?」

ああ、かわいい、かわいいですよ、真姫

海未「それでは」ニコッ

明日からこの顔が毎日見られるなんて楽しみです

真姫「・・・・・ぐすっうぐっ」

帰り際に彼女の泣き声が聞こえましたが我慢です

楽しみ始まったったばかりですから





?「・・・・・」
 
21: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 05:11:30.68 ID:Z9vFnBvB.net
説明が長くなってしまいましたね

早速音楽室にが入りましょう

ガラッ

真姫「~♪」

ピアノを弾いてる時の真姫は本当に無防備です

そんな彼女を滅茶苦茶にしてやりたい

それが私の願望

海未「真姫」ガシッ

真姫「っ!」ビクッ

今日はあまり大声を出さず、しかし力強く肩に手をかけ

真姫「い、痛っ・・・・・」ブルブル

ほら、もう涙目の彼女が完成です

海未「どうしました?そんなに強く力は入れてない筈なのですが」ググッ

真姫「あぐっ!」

かわいいですよ真姫、その表情がたまりません

海未「すみません、つい力を入れすぎてしまいました」

真姫「はぁ…はぁ…」

海未「お詫びと言ってはなんですが、痛みを和らげましょう」スッ

真姫「え・・・・・?」
 
23: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 05:21:53.53 ID:Z9vFnBvB.net
カプっ

真姫「ひあぁ!?」

私はためらいもなく真姫の首筋を甘く噛んだのです

海未「おいひいれふよ、まひ・・・・・」

真姫「くふっ…ん、んん!」ビクビク

海未「ん、ちゅぱ…れる・・・・・ちゅる、ちゅ」

真姫「うあっ!!う、み、やめ、て…ふわぁ!?」ガクガク

私は必死になって彼女の綺麗な首筋を舐めた

真姫の反応が色っぽく、艶かしく

私でこんなにも乱れてくれると思うだけで興奮が治まりませんでした
 
25: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 05:31:36.25 ID:Z9vFnBvB.net
キーンコーンカーンコーン

真姫「はぁ…はぁ…」

海未「残念ですね、もう時間が来てしまったようです」

何とか気持ちを落ち着かせようとする

この後も授業がある、このまま帰れるわけがない

海未「それでは私はこれで、明日も待っててくださいね」

真姫「・・・・・ひっく」

また帰り際に彼女の泣き声が聞こえた

しかしまだです、まだ楽しみはとっておきます

充分遊んだあとたっぷり楽しみましょう、真姫?





?「・・・・・」ギリッ
 
26: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 05:44:35.18 ID:Z9vFnBvB.net
毎日のように飴と鞭を繰り返した

海未「真姫っ!」パシン

真姫「ぐっ!」

場所はその日の気分です

今日は頬を叩きました、なので

海未「痛かったでしょう?ちゃんと治してあげますから」ペロッ

真姫「んっ・・・・・うぅ」ハァ

彼女はとても敏感でたったこれだけでも感じてくれます

本当になんてか弱く、可愛い子なのでしょうか

日を経るごとに感度が増してるような気がします

彼女は気づいてないようですがそれが一つの楽しみでもあります

それにしても変ですね、真姫以外の視線も日に日に浴びてるような気がするのですが・・・・・勘違いでしょうか





?「っ・・・・・」
 
27: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 05:53:16.10 ID:Z9vFnBvB.net
今日は言葉で責めてみましょう

ネットと言うものは便利ですね

調べたいことがたくさん載っていました

その言葉を使い私は言葉責めというものをためしてみましょう

ガラッ

真姫「また…来たのね」

海未「当たり前でしょう、来なかったら真姫が悲しんでしまいますから」

真姫「なっ!誰が!!」

真姫は面白いくらい簡単に引っかかってくれます

そこがまたかわいいです

海未「違うのですか?なら私はこれで失礼します」

真姫「ま、待って!」

海未「・・・・・」ニヤッ

真姫「あ・・・・・」

いつも笑いを堪えるのが大変です
 
28: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 06:07:23.08 ID:Z9vFnBvB.net
海未「やはり来て欲しかったんですよね」

真姫「い、今のはちがっ!」

海未「何が、違うのですか?」

この台詞何回目でしょうか

真姫「うぅ・・・・・」

そして引っかかる彼女も彼女です

海未「よくこんな簡単に詐欺まがいの口車に乗せられますね」

海未「今まで無事だったのが不思議なくらいです」

海未「散々私にいじめられてるのにその相手から慰めを受けて喘いでるなんて、恥ずかしいでしょう」

海未「自分でもそう思ってリ筈ですよ、なんていやらしい子なんだと」

海未「はっきりいます。あなたは単純です」

真姫「もう、やめてぇ…」フルフル

変わらないといえば彼女の泣いてる姿

最初の頃から何も変わっていない

ですが今回で変わらせてみせますよ

いい顔になってくださいね、真姫
 
33: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:08:54.15 ID:Z9vFnBvB.net
海未「可愛いですよ、真姫」

真姫「ふぇ…?」

真姫の傍に近寄り声を和らげ言った

彼女はキョトンと拍子抜けした顔でこちらを見てきました

海未「あなたの苦しんでる姿がとても愛らしいです」ガッ

真姫「んんっ!?」

おもむろに彼女の口に指を突っ込む

ですがあまり強すぎては可哀想なので素早く、しかし優しくですよ?

真姫
 
34: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:16:26.36 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「んぐぅ!!」ジタバタ

海未「暴れないでください、ますます苦しくなりますよ?」

真姫「くふっ…」

物分りのいい子です、ではご褒美をあげましょう

真姫「んむ…れろっ・・・・・ぺちゃ」

海未「どうですか私の指の味は?」

真姫「んーん!」フルフル

素直じゃありませんね

海未「ならもう一本増やしてあげましょう」ニュプ

真姫「んんっー!」ガクン

その顔、いつ見てもそそります

じっくり、ねっとり、可愛がってあげますからね
 
35: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:25:29.30 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「はふっ…ふっ…」ハァハァ

海未「どうしました?もう疲れましたか?」

真姫「・・・・・」コクコク

疲れたなら解放してもらえる、そう思ったのでしょう

しかし浅はかです

海未「では三本にしましょうか」

真姫「んっ!?んー!んー!」ウルウル

なぜ解放してくれないのですかって?

決まってるじゃないですか

私はあなたの怯えてる顔が見たいだけ

ただそれだけなのですから

海未「それでは行きますよ」ジュプ

真姫「んんんっーーー!!」ビクンッ

海未「・・・・・おや」
 
37: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:35:26.10 ID:Z9vFnBvB.net
海未「・・・・・少し虐めすぎたみたいですね」

真姫「」ピクッ

彼女は動かなくなっていました

恐怖と快楽が入り混ざり思考が停止したのでしょう

海未「・・・・・ふふっ」

まさかここまで上手くいくとは思いませんでした

彼女はまるで人形の如く私に弄ばれてます

考えるだけでまたゾクゾク、ゾワゾワと私の心を駆り立てます

海未「可愛いですよ、真姫」チュッ

指を抜き最後に頬に口づけをして帰ろうとしました

しかし背後から気配が絶えません。もしかして誰かいるのでは・・・・・

?「海未っ!!」
 
38: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:45:56.39 ID:Z9vFnBvB.net
海未「っ!?」バッ

その声に一度は驚くものの姿を確認し安心しました

海未「・・・・・ああ、にこですか」

不思議と平静を保っていられました

出てくるならにこだろうと薄々感づいてたからです

にこ「・・・・・最低ね」

海未「何がですか?」

開口一番に罵倒をもらうもとぼけてみる

にこ「あんた、今まで真姫ちゃんにした事覚えてないなんて言わせないわ」

海未「覚えてますとも、最初は驚かせたことから始まりそれから」

にこ「そうじゃないでしょ!!」

にこの鬼気迫る勢いに少し身震いしてしまいました

しかしこの程度どうってことありません

にこ「脅迫、罵倒じゃ飽き足らず強姦までするなんて・・・・・」

海未「強姦?酷い言いがかりですね」
 
39: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:51:23.04 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「言いがかりじゃないわ!現にあんたは!」

海未「私はただ真姫に快楽を与えただけです」

海未「それに女性が女性を強姦できるわけが無いでしょう、何を言ってるのですかあなたは」

にこ「っ・・・・・で、でも脅迫した事は嘘偽りない真実よ!」

彼女の手元には一つのカメラが

あのカメラを公開されたら私の人生は・・・・・

海未「・・・・・ふふ」
 
41: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 11:57:49.90 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「な、なにがおかしいのよ」

あまりにも可笑しくて

海未「ふふ、うふふ」

可笑しくて可笑しくて

海未「あはっははははは」

笑いが止まりません

海未「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

にこ「ひぃっ!」ビクッ

海未「おや?さっきまでの威勢はどうしたのですか?」

にこ「こ、こないで!」

海未「嫌です」ニコッ

にこ「っ!?」ビクッ

何も恐れる必要はなかった

私がにこに負ける要素などひとつもなかった
 
43: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 12:05:58.88 ID:Z9vFnBvB.net
海未「にこ、あなたは勘違いしてます」

にこ「か、勘違い?」

これだけ脅してもまだ人の話を聞く余裕があるのですね

真姫なら耳を塞いで怯えてるでしょう

海未「カメラを公開したければ結構ですよ、しかしそれは真姫自身の首も締めるのですよ?」

にこ「そんなこと!」

海未「公開して・・・・・その後どうなりますか?」

にこ「何って、少なくともあんたはμ'sにいられなくなるわ」

にこ「学校側に渡したら停学は免れないかもね」

どうしてここまで都合のいい事しか浮かび上がらないのでしょうか

海未「甘い、甘いですよにこ」
 
46: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 12:33:05.20 ID:Z9vFnBvB.net
海未「確かにこのままでは私はそのような処罰を受けてしまうでしょう」

海未「しかし真姫はどうなりますか?」

にこ「っ!!」

海未「今まであれだけの辱めを受けた真姫はその内容が含まれてるカメラが他人に見られたらどう思うでしょうねぇ」

にこ「わ、私は、そんなこと思わない!」

わかってないですねぇ

海未「そんなこと?そんなこととは一体なんでしょうか、教えてもらえませんか?」

にこ「あっ・・・・・」

にこが思っていることはそんなことなのでしょう

私が一言も口にしてないそんなこと

海未「少なからずいかがわしい気持ちがあったのでしょう?」

にこ「そ、そんなこと・・・・・」
 
50: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 12:45:58.66 ID:Z9vFnBvB.net
海未「否定、しないのですね」

にこ「違う!」

ムキになるところが真姫似ていますね

海未「違うならなぜすぐに言わなかったのですか?」

にこ「・・・・・」

押し黙ってしまいました

こうなったら後はもう簡単です

海未「私はありますよ、真姫に対して」

にこ「なっ・・・・・!」

頬を赤らめるにこ

少し可愛いと思ったじゃありませんか

海未「しかしそれ以上に虐めてしまいたいという欲求が上回ってしまうのです」

にこ「・・・・・あんたの性癖なんかどうでもいい」

海未「そうでしたね、では話を戻しましょう」
 
51: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 12:56:44.99 ID:Z9vFnBvB.net
海未「カメラを公開された真姫はさぞ落ち込むでしょう」

海未「しかもそのカメラの持ち主が一番仲の良い親友、矢澤にこだと知ったその日には」

海未「・・・・・後はご想像にお任せしましょう」

にこ「真姫、ちゃん・・・・・」

悲しんでるあなたの顔も可愛いですよ、にこ

・・・・・!

この土壇場でなんて奇策を思いつくのでしょう

つくづく自分が怖くなります

海未「それとも自分から言ってしまいましょうか」
 
52: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:04:46.15 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「え?」

海未「自首することにより私の罪が軽くなるだけでなく先程のように真姫を陥れる事が可能です」

海未「真姫はどんな顔をするでしょうか」

私に凌辱され、親友に売られ、楽しかった学院生活を追われた真姫の顔

考えるだけで・・・・・

海未「ゾクゾクしませんか?」ウットリ

にこ「く、狂ってるわ・・・・・」ゾクッ
 
54: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:16:45.07 ID:Z9vFnBvB.net
海未「では私はこれで」

にこ「ちょ、どこ行くのよ!」

海未「理事長のところです、すべてのことを洗いざらい吐き出すつもりです」

海未「大丈夫ですよ、にこの事は黙っておきます」

海未「これから起こることで真姫が壊れてしまわないようしっかり介抱してあげてくださいね」ニコッ

にこ「・・・・・」

私は確信していた

自責に追い詰められたにこが私を止め何とかできないのかと言ってくることを

私の計画通りに話が進む・・・・・はずだった

ガラッ
 
77: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 15:31:18.37 ID:Z9vFnBvB.net
>>54辺りから

にこ「待ちなさいよ!」

引っかかってくれました

にこ「お願い、これ以上真姫ちゃんを虐めないであげて」

海未「断ります」

にこ「ど、どうして!こんなことしたって誰も喜ばないわ!」

海未「私が喜びます」

海未「さっき言ったでしょう、真姫の悲痛な顔を想像するだけで私は悦びに浸れると」

海未「それ以外のことなど考えていません、どうなろうが知ったことではありません」

にこ「そ、そんな・・・・・」

・・・・・もったいないですね

折角真姫だけでなくにこも陥れることに成功したのにこのまま自首するのは愚策す

海未「・・・・・ひとつ提案があります」
 
55: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:24:11.79 ID:Z9vFnBvB.net
ことり「海未ちゃん・・・・・」

海未「こ、ことり!?」

なぜことりがここに?

そんなことを考える間もなくぞろぞろと見知った顔が入ってきました

真姫とにこの傍に駆け寄る凛と花陽

失望したかのように冷たい視線で見つめてくる絵里と希

そして・・・・・

穂乃果「・・・・・海未ちゃん」
 
56: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:30:15.33 ID:Z9vFnBvB.net
海未「・・・・・穂乃果」

こんな時ですら穂乃果は心配そうな顔で見つめてきます

その優しい心、嫌いじゃありませんでした

しかし今では

穂乃果「どうして、こんなことをしたの?」

海未「・・・・・」

何も、言えない、言いたくない

どうせそのうちわかってしまうことです、今更私の口からいうことなど

穂乃果「・・・・・ねぇ、どうして?真姫ちゃんが可哀想だと思わなかったの?」

海未「・・・・・」

穂乃果「っ!」バシッ
 
57: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:39:29.78 ID:Z9vFnBvB.net
頬に何か叩きつけられたような感覚

視線を先に移すと穂乃果の平手がありました

穂乃果「ねぇどうして!言われなきゃわからないよ!」

穂乃果「辛かったことがあるなら言って!苦しかった事があるなら言って!」

穂乃果「いつもの海未ちゃんみたいにはっきり言ってよ!!」

穂乃果「穂乃果は言われなきゃわからないんだよぉ!!!」

ことり「穂乃果ちゃん落ち着いて!」ガシッ

穂乃果の言いたいことは痛いほどよくわかりました

穂乃果の優しさから生まれた言葉は私の汚れきった心にすら慈悲をかけてくれるのですね

ですが・・・・・もう遅いのです
 
61: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 13:59:14.74 ID:Z9vFnBvB.net
海未「大丈夫ですよ、私は辛かったことや苦しかったことなど一度もありません」

穂乃果「え?」

海未「むしろ真姫のおかげ・・・・・というべきでしょうか」

海未「彼女のおかげで今までみんなに隠していた本当の自分が目覚めたのです」

ことり「う、海未ちゃん何を言って・・・・・」

困惑するみんなの顔

理解してもらわなくても構いません、むしろ理解する方が可笑しいです

ただこれが私の偽りのない本心

海未「すみません心配かけてしまって」

絵里「海未、あなたは一体・・・・・」

希「海未ちゃん・・・・・」

流石に感づかれたでしょうか?しかしどうということはありません

真姫「う・・・・・み・・・・・?」
 
63: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 14:12:43.58 ID:Z9vFnBvB.net
海未「・・・・・ではそろそろ私は帰らせてもらいましょう」

穂乃果「海未ちゃん待って!」

立ち去ろうとした私を引き止めたのはやはり穂乃果でした

穂乃果「最後にこれだけは言わせて」

海未「なんでしょうか?」

穂乃果「穂乃果は海未ちゃんを許すよ」

海未「…!」

全く穂乃果は

穂乃果「明日からまた普通に学校に来て、一緒に部活しよ」

穂乃果「だからμ'sを辞めないでね」

どこまでも

穂乃果「そ、その代わりもう絶対しないって反省するんだよ!」

海未「…お人好しですね」ボソッ

穂乃果「え?」

見てくださいみんなの顔

呆れたというか苦笑いというか、でもでも暖かい

μ'sを辞めたくなるわけないじゃないですか
 
64: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 14:18:43.99 ID:Z9vFnBvB.net
海未「では最後に私からも一つだけいいでしょうか?」

穂乃果「う、うん」

海未「私は今までみんなに嘘をついてました」

海未「だから私はこれから自分に素直に生きようと思います」

穂乃果「・・・・・海未ちゃんは素直だよ?」

ふふっそれでこそ穂乃果ですね

海未「また明日よろしくおねがいします、お疲れ様でした」

バタン
 
68: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 14:28:47.60 ID:Z9vFnBvB.net
ここまでが話の内容です

次の日からは普通に生活しましたよ

まるであの日のことなんかなかったかのようにみんなとの仲も取り戻せました

・・・・・ですが真姫とは未だにギクシャクしています

何度も誤っているのですがやはり許してくれません

しかし毎日音楽室に居ます、なぜでしょうか

これでは仲直りしたいのかしたくないのかわかりませんね

え?全て知ってるですって?

すみません、つい誰かに話してみたくなったので

もう二度とあんな過ちを犯したくないものですね
 
69: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 14:30:45.91 ID:Z9vFnBvB.net
海未「ですよね・・・・・にこ」










にこ「・・・・・」

おしまい
 
82: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:03:50.31 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「本当?」

海未「ええもちろん、これから言う事に手伝っていただければ真姫を助けてあげますよ」

にこ「それで、真姫ちゃんが助かるのなら・・・・・」

海未「交渉成立ですね、では耳を貸してください」

なんて・・・・・嘘に決まってるじゃないですか

これからあなたたちが歩むのは私の描いた破滅の道です

言ったでしょう?あなたたち二人がどうなろと知ったことではないと

ただ自分の欲望のままあなたたちを利用してさしあげますよ
 
85: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:11:51.01 ID:Z9vFnBvB.net
※真姫視点

私はいつものように音楽室へ向かった

だけどいろいろ用事が重なり遅れてしまった

また海未にいじめられるのだろう

それも私が遅れたという理由付きでいつもより激しく

・・・・・おかしい、身体が熱をおび始めてる

嫌なのに、嫌な筈なのに、身体が海未を求めてるっていうの?

そんなわけない!今すぐやめられるのならやめたいのに!

でも私の身体は自然と音楽室に向かっていってしまう

どうなっちゃったの、私・・・・・

気づいたら音楽室の扉の前に立っていた

そこで見た光景は・・・・・最悪だった

真姫「にこ、ちゃん・・・・・?」
 
86: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:16:50.75 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「ほ、本当にやるの?」

海未「もちろんです、でなければ・・・・・」

にこ「わかったわよ、好きにしなさい」

海未「では早速・・・・・ん」カプッ

にこ「ひゃう!」ビクッ

・・・・・え、何これ

海未「ちゅぷ・・・・・れろ・・・・・」

にこ「く、くすぐった、い・・・・・」

何してるの二人とも
 
88: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:22:36.74 ID:Z9vFnBvB.net
気持ち悪い

前まで自分があんなのに酔いしれてたなんて吐き気がする

なのに体が疼く

どうして、この状況を私は楽しんでるっていうの?

ありえない

でもなんでにこちゃんと海未が?

そこは私の場所、にこちゃんは私の、私は海未の、海未はにこちゃんの

意味わかんない意味わかんない意味わかんない

意味わかんない!!!
 
90: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:28:37.45 ID:Z9vFnBvB.net
バンッ!

扉をあけたその先、見間違えでもない

にこちゃんと海未がそこに居た

にこ「ま、まきちゃ・・・・・」

海未「・・・・・遅かったですね」

わからない わからない

真姫「私は・・・・・」

何だっていい から

真姫「私はどうしたらいいのよ」

誰か教えて
 
93: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:39:05.29 ID:Z9vFnBvB.net
海未「・・・・・にこ、ありがとうございました」

にこ「え?」

海未「これで真姫は助かりました」

にこ「な、何言って」

海未「真姫、あなたには私がいるではないですか」

会話が読めない、なにが助かったの

私の心は今にも崩れそうなのに

真姫「にこちゃんは、何なの・・・・・」

にこ「真姫ちゃん違うの!あれは!」

海未「にこは真姫を助けてあげようとした、ただそれだけですよ」

にこ「っ・・・・・」

そっか

にこちゃんは優しいわ

私から海未を奪ったわけではないのね

嬉しい
 
94: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:48:30.08 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「・・・・・それで、私はどうしたら」

海未「私の家に一緒に来てください、そこならば安全です」

安全、か

確かに海未と一緒ならどこだって安全な気がするわ

真姫「わかったわ」

にこ「海未!真姫ちゃんをどうする気よ!」

海未「? どうしようも何も真姫を保護するだけですが」

真姫「おかしなにこちゃん」

にこ「嘘、嘘よ、騙されないで・・・・・」

何が嘘なのかわからないわ

本当におかしなにこちゃんね

真姫「海未、私を騙しているの?」

海未「そんなことありませんよ、私は真姫のことを一番に想ってますから」

良かった、本当に良かった

海未「きっとにこは寂しいのでしょう、どうです?」

真姫「にこちゃんが来てくれたらもっと嬉しいわ」
 
95: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 16:55:51.06 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「行くわけ、ないじゃない」

海未「それは残念ですね」

真姫「寂しい・・・・・」

海未「大丈夫ですよ真姫、あなたには私がついてます」

真姫「そうね、海未がいてくれたら何でもいいわ」

にこ「っ!!」ギリッ

にこちゃんが寂しそうな顔をしている

やっぱり一緒に来た方がいいんじゃないかしら

海未「それでは行きましょうか、帰り道暗くなると大変でしょう」

真姫「・・・・・えぇ」

にこ「あ、あぁ・・・・・行か、ないで・・・・・」

にこ「お願いっまきちゃ」

バタン!

一瞬だけ見えたにこちゃんの顔

思い出す度切なくなる

けど今はね
 
96: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:08:00.04 ID:Z9vFnBvB.net
海未「真姫…愛してます…んっ」

真姫「私もよ、海未…んちゅ」

こうして日々身体を重ね合わせてるのだから切ない想いなんてすぐに忘れてしまう

海未「そろそろいいでしょうか?」サワッ

真姫「あっ…海未だった、いいわ」ピクン

海未「ふふっ相変わらず真姫は可愛いですね」ツゥ

真姫「や、くふっ…んくぅ」ビクビク

海未の手が私の身体をいやらしくなぞる

でも海未は

海未「反応が薄いですね、今日はもうやめましょうか?」

私が火照ってきたところでいつもこの言葉を言ってくる
 
97: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:17:58.26 ID:Z9vFnBvB.net
それはきっと私に期待してくれてるから

真姫「や、やめないでぇ…」ウルッ

海未は私の泣き顔が大好きらしい

だから毎日のように身体を重ねる度に虐めてくるのだ

私は海未の期待に答えるためにこうして泣きついてみせる

すると海未は

海未「仕方のない子ですね」ナデナデ

この台詞も決まって毎日言ってくれる

海未は私を裏切らない

だから私も海未を裏切らない
 
101: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 17:29:18.28 ID:Z9vFnBvB.net
海未「しかし外が暗くなってきました、帰らなくて良いのですか」

真姫「海未ってば意地悪ね、明日から三連休よ」

家にいるより海未の傍にいる方が大切だし

海未「あぁそうでした、すみません」

真姫「いいのよ、ずっと一緒にいられるなら」

海未「でも月曜の夜には必ず帰ってください、心配されますから」

真姫「優しいのね、もちろんよ」

海未の言いつけは絶対に守るって決めたんだから

海未「では真姫、もう一度キスを…ちゅ」

真姫「んっ…らいしゅきよ、海未ぃ…」トロン

でもどうしてだろう、やっぱり消えないなぁ

学校で会うこと自体少ないのに

むしろお互い避けている筈なのに記憶にこびりつている

そうあの時の

にこちゃんの顔が・・・・・

おわり
 
106: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:01:20.67 ID:Z9vFnBvB.net
>>94から

※にこ視点

どうぢようどうしようどうしよう

真姫ちゃんが海未に毒されっちゃった

そんなの嫌だよ

だって私はずっと前から真姫ちゃんのことが好きだったんだよ

それがこんな形でお終いだなんて認めたくない

でも今の海未に対抗できる手段がない

受け入れたくないけど、事実真姫ちゃんは海未の虜になっている

どうしたらいいのよ、どうしたら・・・・・

真姫「にこちゃん」

にこ「え?…ん」チュッ

不意を突かれ真姫ちゃんに唇を奪われた
 
108: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:15:05.45 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「んっ…にこひゃん…かぁいぃ」

にこ「はっ…まきひゃ…らめ…んくっ」

いくらもがいても真姫ちゃんは口を離そうとしない

それに真姫ちゃんとキスしてるなんて考えると力が抜けてしまう

身体が真姫ちゃんを受け入れようとしているのだ

バタン!

案の定押し倒されてしまい私はなすがまま

真姫「ちゅる、くちゃ…れろっ…」

いやらしい水音が音楽室中を満たす

耳に流れる度胸の鼓動と息が荒くなってしまう

にこ「ふぐっ・・・・・くちゅ、っはぁ…」ビクビク

もうだめ、気持ちよすぎて

溺れちゃいそう
 
112: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:32:34.52 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「ぷはっ…」

にこ「はぁ…はぁ…」

やっと離してくれてた

けれど心のどこかで物足りないと感じている自分がいる

海未「二人ともお熱いですね、ですが」

真姫「ふっ・・・・・」チュッ

にこ「あっ・・・・・」

すかさず海未は真姫ちゃんの唇を奪った

海未「・・・・・っふふ、真姫はあなただけのものではないのですよ」

にこ「か、返して・・・・・」

私自身どういうおもいで言ったのかわからない

でも必死だった

海未「返してとは?真姫はあなたのものではないと何度も」

にこ「真姫ちゃんは、にこのもの、よ・・・・・」

それでも私は諦めきれなかった

海未「・・・・・ふふっ」
 
113: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 18:45:51.30 ID:Z9vFnBvB.net
突然海未が不敵に笑った

海未「何がおかしい、のよ・・・・・」

海未「どうやら私とあなたは同類のようですね」

同類?

一体海未と私のどこが同類なのか

海未「私は真姫が好きです、それはにこも同じでしょう?」

にこ「い、いきなり何よ」

海未「違うのですか?」

にこ「・・・・・好きよ、大好き」

いくら相手の術中だろうと自分の気持ちに嘘はつけなかった

海未「その気持ち痛いほどわかります、しかしお互い独占欲が強いのです」

海未「だからこうしてあなたは真姫から手を引こうとはしない」

海未「最初はいくら足掻こうと真姫は私のものだと確信していました」

海未「しかし真姫は今あなたのせいで悩んでいます」

海未「二人から愛されどちらをとろうかと」

海未「このままでは不毛な争いが続くばかり・・・・・そこで提案があります」



海未「二人で真姫を共有しませんか?」
 
117: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:05:52.61 ID:Z9vFnBvB.net
にこ「な、なんてことを言い出すのよ・・・・・」

私は海未がわからない

海未は真姫ちゃんのことが好きなんじゃないの?

それなのに
 
118: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:15:54.01 ID:Z9vFnBvB.net
海未「真姫、あなたは私とにこどちらが好きですか?」

真姫「二人とも、好き」

海未「」
 
120: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:28:04.83 ID:Z9vFnBvB.net
なんか誤爆ひどい、ごめん



海未「どちらか一人にしてほしいと言ったら?」

真姫「そんなの・・・・・決められない」

真姫「どうして二人とも仲良くできないのよ」

真姫「私が嫌いだから二人は争うの?」

真姫「私のことが好きなら一緒に私を愛して欲しい」

にこ「・・・・・」

これが真姫ちゃんの答え

愛する二人が争っているから辛い

ならいっそ二人に愛して欲しい、ということ

海未「これが真姫の答えです、私は構いませんよ」

真姫「にこちゃん・・・・・」

これを断れば真姫ちゃんは一生海未のものになってしまう

無理にでも奪い返そうとしたら真姫ちゃんが悲しむ

それどころか嫌われる

唯一彼女を愛することができ愛されることができる道

海未「もう一度聞きます、共にきてください」

にこ「・・・・・わかったわ」

これしか、なかった
 
121: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:39:06.52 ID:Z9vFnBvB.net
海未「にこ、来てください」

にこ「だ、誰があんたなんかと・・・・・きゃうっ!?」

海未「身体は正直ですね、ぺろっ」

にこ「あっ・・・・・ん」

別に好きで海未とこんなことをしているわけじゃない

これは海未の芝居の一つであり、私はそれに付き合っているだけ

海未「可愛らしい反応です、もっと虐めてあげましょう」

にこ「う、海未、なんかにぃ…あぁ!!」ガクン

でも指で身体を中を弄られて感じているのは・・・・・悔しいけど事実

でも本命はちゃんと傍にいる
 
122: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 19:46:02.17 ID:Z9vFnBvB.net
真姫「うぅ・・・・・」ウズッ

海未「どうしたのですか真姫、そこにいては寒いでしょう」

真姫「だ、だってぇ・・・・・」モジモジ

私と海未の絡みを見せつけ真姫ちゃんの欲望を煽るという海未の提案だった

本当、嘘みたいに引っかかるのね

でもそこが可愛くて、仕方ないのよ

にこ「真姫ちゃん、おいで」

真姫「に、にこちゃ・・・・・んくっ」

あの時真姫ちゃんが私を誘ってくれた時と同じように唇を重ねる
 
123: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:08:53.63 ID:Z9vFnBvB.net
海未「そろそろ私も混ぜてもらえないでしょうか」

にこ「ぷはぁ…いいわ、真姫ちゃんも相当出来上がってるみたいだし」

真姫「はぁ…はぁ…」

海未「では私は背中を」ツゥー

真姫「ひゃうぅ!?」ビクン

にこ「あんた変なところ好きよね」

海未「その日の気分です」

にこ「私は首筋」カプッ

真姫「あっ…んん」ビクビク

海未「あなたこそいつもと変わらないですね」

にこ「ここが真姫ちゃんの一番感じる部分だしいいの」
 
124: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:22:02.89 ID:Z9vFnBvB.net
海未「まひ、ろうれふか」ツツッ

真姫「いいっ…わ…」ガクッ

にこ「おいひいよぉ、まひひゃん」チュプ

真姫「あっ…あぁ…ふわぁ」ガクガク

真姫「きもひよくて、おかひく・・・・・」

海未「大丈夫ですか?ろれつが回ってませんよ」

にこ「愛されすぎておかしくなったのかしら、かわいいわね」

海未「ですがまだまだこれからです」

にこ「いつまでも愛してあげるんだから」

真姫「私のこと、愛してる?」



愛してるわ、真姫(ちゃん)

終わり
 
125: (おにぎり)@\(^o^)/ 2014/12/07(日) 20:26:04.56 ID:Z9vFnBvB.net
これで終わりです
最初はうみまきの純愛にするはずでした、本当です
しかし書いてる途中で真姫ちゃんを虐めたくなったので
結果ドロドロなSSにしてしまいました
最後まで見てくれた人はありがとうございました
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1417892310/

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