【TRPG風SS】せつ菜「歩夢さんを取り戻せ!」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


1: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:08:14.39 ID:LwykYiZs
璃奈「できた」

せつ菜「何ができたんですか?」

璃奈「せつ菜さん、いたんだ」

せつ菜「はい、さきほどから」

せつ菜「また何かすごいものを作ったんですか?」

璃奈「今回はこれ」

せつ菜「頭に付ける機械…もしかして?」

璃奈「そう、フルダイブVRゲーム用のヘッドギア」

せつ菜「ついにできたんですね!すごいです!」

璃奈「VR同好会、脳科学同好会、デジタルゲーム同好会とかのみんなのおかげ」
 
3: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:08:53.98 ID:LwykYiZs
せつ菜「それがあればついにゲームの世界に入れるようになるということですよね?」

璃奈「そう、使ってみる?」

せつ菜「いいんですか!?」

璃奈「試作品だし、実際の使用データも取ってみたい」

せつ菜「ぜひやらせてください!」
 
5: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:09:44.02 ID:LwykYiZs
せつ菜「どんなゲームがあるんですか?」

璃奈「今あるのはこれ」

璃奈「舞台はオ・ダイ・バ王国」

璃奈「人々はダイ=スキ=パワーを使って…」

せつ菜「それは、まさか…」

璃奈「前にせつ菜さんが書いてたお話をモデルにした」

せつ菜「お恥ずかしい…」

璃奈「かっこいいお話だったよ?」
 
6: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:10:22.47 ID:LwykYiZs
璃奈「プレイヤーはせつ菜さんになって事件を解決するのが目的」

璃奈「具体的に言うと行方不明になった姫巫女の歩夢さんを助けること」

せつ菜「囚われの姫を救出する…王道ですね」

璃奈「…」

璃奈「これ以上はストーリーに関しては言えない」

せつ菜「確かに、ネタバレになってもつまらないですからね」

璃奈「じゃあこのヘッドギアを付けて」

せつ菜「はい」

───
──

 
8: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:11:31.88 ID:LwykYiZs
せつ菜「ここは…」

せつ菜「ゲームの…中、ですか?」

せつ菜「…」

せつ菜「まるでリアルの自分の体のように動かせますね」

せつ菜「これがゲームとは…」
 
9: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:12:32.12 ID:LwykYiZs
せつ菜「さて、この部屋は…」

璃奈「オ・ダイ・バ王国のせつ菜さんの部屋だね」

せつ菜「あ、璃奈さん」

せつ菜「あれ…」

せつ菜「璃奈さん、どこに…?」

璃奈「ここ」

せつ菜「下から…?」

せつ菜「もしかしてこの猫が璃奈さんですか?」

璃奈「そう。私はNPCとしてせつ菜さんについて動く」

せつ菜「アシストキャラということですか」

璃奈「そんな感じ」

璃奈「私に探査能力とか戦闘能力とかはないから期待はしないで」
 
10: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:13:14.93 ID:LwykYiZs
璃奈「あと、気を付けてほしいのはHPとDP(ダイ=スキ=パワー)」

璃奈「想像つくと思うけど、HPは怪我をしたりすると減っていく」

璃奈「痛みとかはないけど、0になるとゲームオーバーになっちゃうから」

璃奈「DPは魔法とか特殊な行動をすると減っていって、0になると普通の行動以外何もできなくなる」

璃奈「DPを回復できるのは姫巫女である歩夢さんだけ」

せつ菜「HPは回復できるんですか?」

璃奈「HPの回復手段はいくつかある…はず」
 
11: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:14:40.36 ID:LwykYiZs
せつ菜「あれ、璃奈さんはこのゲームの攻略方法知ってるのでは…」

璃奈「ネタバレにならないように、物語の進行に関わる部分の記憶はプロテクトがかかってる」

璃奈「だからせつ菜さんに何か聞かれても私が答えられる範囲は限られる」

せつ菜「なるほど、それなら安心ですね」

せつ菜「いや、困っても助けを求められないのは不安点でしょうか…」
 
12: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:15:57.12 ID:LwykYiZs
ガチャ

エマ「大変!大変だよー!」

せつ菜「エマさん!?」

エマ「はい、姫巫女歩夢ちゃんの専属メイド、エマです」

エマ「それより大変なの。歩夢ちゃんがいなくなっちゃったの!」

せつ菜「なるほど、こうやって始まるんですね…」

エマ「はい?」

せつ菜「ああ、すみません。歩夢さんがいなくなったとはどういうことですか?」
 
13: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:17:16.03 ID:LwykYiZs
エマ「さっき、いつも通りに歩夢ちゃんを起こしに行ったんだ」

エマ「といっても私が起こしに行くときにはもう1人で起きてるんだけどね」

エマ「それが今日は返事がなかったからどうしたのかなーって」

エマ「部屋に入ってみたら窓が開いてて、歩夢ちゃんがいなかったの!」

せつ菜「窓…そこから連れ去られたのでしょうか?」

エマ「わからない…部屋は綺麗なままだったけど…」

エマ「どうしよう、せつ菜ちゃん…」
 
14: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:18:27.02 ID:LwykYiZs
せつ菜「任せてください!」

せつ菜「私が必ず歩夢さんを取り戻して見せます!」

エマ「ほんと?お願い!」

エマ「歩夢ちゃんがいないなんて町の人たちに知られたら大変なことになっちゃうから気を付けてね」

せつ菜「はい!」
 
15: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:19:26.56 ID:LwykYiZs
せつ菜「よし、攻略の始まりです!」

せつ菜「…といってもどこに行けばいいんでしょうか」

璃奈「ここにお城の地図が貼ってあるよ」

せつ菜「あ、ありがとうございます」
 
16: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:20:40.30 ID:LwykYiZs
せつ菜「今いるのが私、聖騎士せつ菜の部屋で…」

せつ菜「行けそうな場所はここの他に歩夢さんの部屋、メイド部屋、調理室、庭、城下町…ですか」

せつ菜「さて、何をしましょうか…」


 
17: (SB-Android) 2022/07/24(日) 16:21:30.71 ID:owAFovcl
歩夢の部屋物色
 
19: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:35:21.16 ID:LwykYiZs
せつ菜「やはり歩夢さんの部屋から調べてみましょうか」

璃奈「現場検証は大事」

───
──


せつ菜「歩夢さんらしいかわいらしい部屋ですね」

璃奈「エマさんが言ってた通り、荒らされた形跡はないね」

せつ菜「お姫様用の豪華なベッド、テーブル、クローゼット、姿見、本棚」

せつ菜「部屋の大きさの割にはシンプルな家具類です」

せつ菜「窓は人が通れそうな大きなのが1つ、開いたままになってますね」

せつ菜「しかし、ここは3階。簡単には窓から出入りはできないでしょう」

璃奈「DPを使えばこの高さまで飛んだり、飛び降りたりぐらいはどうにかなると思うけど…」

せつ菜「なるほど…その可能性もあるのですか…」

せつ菜「とりあえず何か見つからないか見てみましょう」

↓コンマ1桁判定
 
20: (SIM) 2022/07/24(日) 16:36:50.23 ID:Q1FcbXwz
どういう判定や?
 
22: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 16:48:47.35 ID:LwykYiZs
せつ菜「窓もドアも強引に開けられたような形跡はなく、床に足跡などもない…」

せつ菜「洋服も綺麗にしまわれてて…歩夢さんの下着はちらっとしか見てませんからね!」

璃奈「誰に言い訳してるの?」

せつ菜「ベッドも綺麗にベッドメークされているし…」

せつ菜「え?」

璃奈「どうしたの?」

せつ菜「ベッドが綺麗すぎます」

璃奈「エマさんが丁寧に整えたんじゃないの?」

せつ菜「歩夢さんがここで寝たならこんなに綺麗なままにはなってませんよね?」

璃奈「確かに…歩夢さんは寝る前にこの部屋からいなくなった?」

せつ菜「そういうことになりそうですね」

せつ菜「次は何をしましょうか…」


 
23: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:00:57.01 ID:OQmAE3wZ
目撃者がいないか外で聞き込み
 
26: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:15:22.23 ID:LwykYiZs
せつ菜「捜査の基本と言えば聞き込みでしょうか?」

璃奈「と言っても歩夢さんのことは秘密だから直接聞けないけど…」

せつ菜「警備の兵士たちに聞いてみましょう」

───
──


せつ菜「特に怪しいものは見た人はいないようでしたね…」

せつ菜「ただ、夜に庭の方で何か音がしたという証言はありました」

璃奈「音を聞いて駆けつけても何も異常はなかったとは言ってたけど」

璃奈「夜だったからよく見えなかっただろうし、その場所が歩夢さんの部屋の下当たりなのは気になるところ」

せつ菜「後は話を聞けるとしたらメイド部屋か調理室…城下町にも出れます」

せつ菜「私の部屋や歩夢さんの部屋、庭に行くこともできますがどうしましょうか…」


 
27: (しうまい) 2022/07/24(日) 17:17:16.55 ID:L9wXn1Dc
歩夢さんの部屋にまだなにかあるかも
 
29: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:25:38.28 ID:LwykYiZs
せつ菜「歩夢さんの部屋をもう一度調べてみましょうか」

璃奈「まだ気になるところがあるの?」

せつ菜「確証があるわけではないのですが…」

璃奈「確かに一度目に気づかなかったことが分かるかもしれないけど…」

↓コンマ1桁判定
 
30: (SB-Android) 2022/07/24(日) 17:29:14.43 ID:RpoLmqby
コンマの判定をもうすこし詳しく教えて欲しい
 
33: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:39:29.65 ID:LwykYiZs
コンマの数字によって行動の結果に影響することがあります
結果が判定に成功したか失敗したか隠したいときは基準値はシークレットにします
 
34: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:39:58.59 ID:LwykYiZs
璃奈「なにかわかった?」

せつ菜「いえ…さっきと変わらないですね」

璃奈「まあ、さっきあれだけ調べたからね」

せつ菜「歩夢さんの部屋からわかることはこれ以上ないのでしょうか…」

せつ菜「さて、次は…」


 
35: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 17:41:39.79 ID:AAhBgfIp
愛され歩夢推しきっしょ
 
37: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:00:22.92 ID:LwykYiZs
せつ菜「そういえば私の部屋はよく見ることなく出てきちゃいましたね」

せつ菜「歩夢さんの部屋よりはもちろん狭いですが、シンプルなベッドに机とクローゼット、本棚…特に変なところはない部屋です」

せつ菜「本棚には…騎士道の本や剣術や魔法について…冒険小説もたくさんあります」

せつ菜「クローゼット…これは私の衣装ですか?」

璃奈「ここでせつ菜さんの装備を変えることができる」

璃奈「今はせつ菜さんが着ているのはファイタータイプのChase衣装」

璃奈「遠距離タイプのジャスティス・アーチャー、メイジタイプの緑風のティターニア、防御タイプのスチームパンク☆アドベンチャー衣装が用意してある」

せつ菜「なるほど、装備を変えることで有利に…」

璃奈「気分で着替えられるだけで、ストーリーには影響しないはず」

せつ菜「ならないんですか」
 
38: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:01:10.12 ID:LwykYiZs
せつ菜「ちなみにこのベッドで寝たら回復したりとかは…」

璃奈「する」

せつ菜「やっぱりするんですか」

璃奈「でも歩夢さんが行方不明な状況でゆっくり寝たりしたらどうなるんだろうね?」

せつ菜「…どうなるんですか?」

璃奈「分からない」

せつ菜「意味深なこと言わないでくださいよ…」

せつ菜「私の部屋は調べても何もなさそうですが、どうしましょうか…」


 
39: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:03:53.86 ID:ujNbHxB0
この世界における自分と歩夢の関係、世界情勢を調べる
 
40: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:23:39.21 ID:LwykYiZs
せつ菜「璃奈さん、一応世界観について聞いていいですか?」

璃奈「わかった」

璃奈「ここオ・ダイ・バ王国は姫巫女歩夢さんの祈りによって太陽神の加護を貰ってる」

璃奈「せつ菜さんは歩夢さんや町を守る聖騎士で歩夢さんの幼馴染。多分一番歩夢さんと仲がいい」

璃奈「…もしかしたらお世話をしてるエマさんの方が歩夢さんと仲がいいかも?」

璃奈「歩夢さんやせつ菜さんのおかげもあって、城下町はそれなりに平和な状態」

璃奈「だけど町を出るとモンスターによる被害もあったりするから油断はできない」

璃奈「こんなところかな」

せつ菜「なるほど…ありがとうございます」

せつ菜「では次は…」


 
41: (茸) 2022/07/24(日) 18:25:35.90 ID:h/mngSIn
メイド部屋へGO
 
43: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:32:43.49 ID:LwykYiZs
エマ「あ、せつ菜ちゃん。歩夢ちゃんは見つかった?」

せつ菜「いえ、まだ…」

エマ「ここはメイドさんたちの部屋だよ」

エマ「今は私しかいないけど…私に何かできることがあるの?」

せつ菜「エマさんにですか…」


 
44: (SB-Android) 2022/07/24(日) 18:39:11.65 ID:XgdWfsic
⁄/*イ`^ᗜ^リ うへへ、エマさんのブラを探しますよ!!
 
47: (SIM) 2022/07/24(日) 18:52:58.77 ID:LL3ofbBX
(d!.^֊^..)?⁄/*イ`^ᗜ^リ
 
48: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:53:46.62 ID:LwykYiZs
せつ菜「この部屋を調べさせてもらっていいですか?」

エマ「別にいいけど…何もないと思うよ?」

───
──


せつ菜「…特に何もなさそうですね」

エマ「でしょ?歩夢ちゃんがこの部屋に入ることはないし、いつ他のメイドさんが入ってくるかわからないからこっそり何かするのは難しいよ」

せつ菜「…エマさんの下着はすごかったですが」

璃奈「大きい…」

エマ「もー、そんなとこまで見たの!?」

せつ菜「すみません、調べるなら隅までと思いまして」
 
49: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 18:54:41.31 ID:LwykYiZs
エマ「おいでせつ菜ちゃん」ギュッ

せつ菜「わっ」

エマ「私にできることはこれくらいしかないかもしれないけど」

エマ「歩夢ちゃんを探すの応援してるからね」

せつ菜「ありがとう…ございます」

璃奈「…うらやましい」

エマ「そこの猫ちゃんもハグっ」

璃奈「ふにゃ~」

せつ菜「…璃奈さん大丈夫ですか?」

エマ「それで、私への用はおしまい?」

せつ菜「それは…」


 
53: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 20:42:19.25 ID:LwykYiZs
せつ菜「歩夢さんに何か変わった様子はありませんでしたか?」

エマ「変わったこと…」

エマ「ああ、そういえば最近よく鏡を見てたような…」

せつ菜「鏡?」

エマ「うん、何回も鏡を見て自分の顔を触ってた」

エマ「私にも変じゃないかって聞いて来たから、いつも通り可愛いお顔だよって言ったら安心したみたいで」

せつ菜「どういうことでしょうか…」

エマ「ちょっとしたくまとかが気になるお年頃なのかな?」
 
54: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 20:43:06.07 ID:LwykYiZs
せつ菜「ちなみにエマさんはDPを使ってどんなことができるんですか?」

エマ「私?ちょっと力を強くしたりとか、風でほこりを集めたりとかのお仕事に役立ててるくらいだよ」

エマ「そういえば歩夢ちゃんによく眠れるように子守歌を歌ってあげたこともあったっけ」

エマ「せつ菜ちゃんが何を期待してるのかわからないけど…」

せつ菜「そうですか、ありがとうございます」

エマ「歩夢ちゃんのこと、お願いね」

せつ菜「わかってます」

せつ菜「このお城で行ってないところはあとは調理室と庭ですね」

せつ菜「城下町に出るか、言ったことのある場所にまた行くか、選択肢はいろいろありますが…」


 
55: (光) 2022/07/24(日) 20:44:33.47 ID:rlkcuK9k
庭を調べてみる
 
58: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 21:02:48.18 ID:LwykYiZs
せつ菜「庭の方に行ってみましょう」

璃奈「夜に何か音がしたって言ってたところだね」

エマ「何か用があったらいつでも来てね」

───
──


せつ菜「この辺り…歩夢さんの部屋のちょうど下ですね」

せつ菜「そしてこちらの塀を越えれば城下町の方に行けます」

↓コンマ1桁判定
 
59: (SB-Android) 2022/07/24(日) 21:04:18.38 ID:Fqj53O3e
ほい
 
61: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 21:19:07.28 ID:LwykYiZs
璃奈「折れかけてるやつ?」

せつ菜「はい、おそらく最近折れたものです」

璃奈「上からそれなりの衝撃があったってことだね」

せつ菜「警備の人が効いた音は枝が折れる音だったのかもしれません」

せつ菜「そしてあの枝は塀から歩夢さんの部屋の窓に飛びこむ、もしくは飛び降りるのにはちょうどいい足場です」

璃奈「誰かが踏み台にしたってことだね」

せつ菜「とはいえ窓を通って歩夢さんがいなくなったのは予想済みではありますが…」

せつ菜「さてどうしましょうか」


 
73: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:57:06.56 ID:LwykYiZs
>>61
訂正
1文追加

せつ菜「あの木の枝…」

璃奈「折れかけてるやつ?」

せつ菜「はい、おそらく最近折れたものです」
 
62: (SB-Android) 2022/07/24(日) 21:23:18.78 ID:TIIHIIyK
歩夢が通ったと思われるルートを辿ってみる
 
63: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 21:36:30.43 ID:LwykYiZs
せつ菜「ここから塀を飛び越えたとなるとその後どこに行ったのでしょうか…」

璃奈「お城の外に出てみる?」

せつ菜「私はこの塀を飛び越えられますか?」

璃奈「DP使えば可能だと思うけど…普通に門から回ればいいと思う」

せつ菜「それもそうですね」

───
──


璃奈「ここがちょうど塀の外側」

せつ菜「うーん…足跡とかは何もないですね…」

璃奈「さすがに野外で痕跡を探すのは難しい」

せつ菜「他の方法で情報を集めないといけませんね」

せつ菜「このまま城下町の方に行くか、お城の中に戻るか…」


 
64: (しうまい) 2022/07/24(日) 21:38:16.93 ID:L9wXn1Dc
城下町で怪しそうなやつを探そう
 
65: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:05:01.41 ID:LwykYiZs
せつ菜「城下町の中央広場にやってきました」

璃奈「道が十字に延びてるね」

せつ菜「おや、あの看板の前にいるのは…」

せつ菜「果林さん?」

果林「あら、私のこと知ってるの?」

せつ菜「ええ、まあ、知ってるというか…」

果林「そうよ。私は旅の踊り子、果林」

果林「聖騎士さんにまで知られてるなんて、私も有名になったものね」
 
66: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:05:47.28 ID:LwykYiZs
せつ菜「何してるんですか?」

果林「地図をね…見てたの?」

せつ菜「ここに貼ってある、この町の地図ですか?」

果林「ええ、この町は綺麗な形をしてるわよね」

果林「北にお城があって姫巫女様が住んでるわ」

果林「西に行くと武器屋や道具屋、魔導屋などの商店街があって、その先は住宅街。そのまま町を出ると遠くに廃神殿があるわ」

果林「廃神殿にはゾンビやゴーストが住み着いているから近寄らないほうがいいって噂よ」

果林「東はフリーマーケットがにぎわっていて、町を出てしばらく進むと隣町に行けるわね」

果林「だけど道を外れるとゴブリンの巣があって、襲われた人もいるみたい」

果林「南に行くと劇場と畑があるの。私も今度その劇場でショーをする予定だけど」

果林「畑の先、町を出ると魔狼が住む森ね。下手に縄張りに足を踏み入れなければ向こうから襲ってくることはそうそうないはずだけど…」

果林「あら、少ししゃべりすぎちゃったわね。この町を守るあなたには今更な情報かしら?」

せつ菜「いえ、ありがとうございます」

果林「ところで…南ってあっちでいいのよね?」

せつ菜「ええと…そっちは東で、南はあっちです」

果林「あら?そうだったかしら。ありがとう、また会えるといいわね」
 
67: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:06:28.83 ID:LwykYiZs
せつ菜「行っちゃいました」

璃奈「果林さんが迷わなくてよかった」

せつ菜「この城下町にはいろんなお店があるみたいですね」

璃奈「お店はあっても…せつ菜さんは今お金持ってないから」

せつ菜「なんと!」

せつ菜「手持ちで売れるものは…」

璃奈「装備は売れると思うけど、どこまで値段が付くかどうか…」

璃奈「そもそも買い物の必要があったら、お金を手に入れる手段もどこかに出てくるよ」

せつ菜「なるほど。ではどちらの方向に行きましょうか…もちろんお城に戻ることもできますが」


 
68: (SIM) 2022/07/24(日) 22:08:14.59 ID:SMwl3+vF
なんとなく西
 
69: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:33:10.85 ID:LwykYiZs
せつ菜「西の商店街から住宅街へ歩いて聞き込みをしてみましたが、不審な目撃情報はありませんでしたね…」

璃奈「歩夢さんのことは隠してあるから抽象的なことしか聞けないし」

せつ菜「そろそろ広場に戻りましょうか…おや、ここのお店は…」

璃奈「魔導屋?」

せつ菜「入ってもいいですか?」

璃奈「買い物はできないよ?」

せつ菜「見るだけです。どんなお店か気になるじゃないですか」
 
70: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:33:37.13 ID:LwykYiZs
ミア「Welcome…って聖騎士様がどうしたの?」

せつ菜「なるほど、ミアさんのお店でしたか」

ミア「そうだけど。わざわざここに来たってことは何か欲しい物でもあるの?」

ミア「見ての通り、魔法のアイテムや薬はそれなりにそろってるけど」

ミア「それともボクに何か用?」

せつ菜「それは…」


 
71: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:40:33.32 ID:ujNbHxB0
探し人を探す魔法のアイテムとか無いかな?
 
74: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 22:57:34.45 ID:LwykYiZs
せつ菜「人を探す道具とかありませんか?」

ミア「人探しね…」

ミア「このステッキとかどう?」

ミア「その人のことを思い浮かべながら立てると、その人がいる方向に倒れるんだ」

ミア「ただし連続で使うと段々精度が悪くなるから、使えるのはせいぜい1日3回までだけどね」

せつ菜「それはすごい!」

ミア「どう、買うかい?」

璃奈「せつ菜さん、お金」

せつ菜「あ、そうでした…」

ミア「なに、お金ないの?もしかして聖騎士って貧乏?」

せつ菜「そ、そんなことは…」

せつ菜「どうしましょうか…」


 
75: (光) 2022/07/24(日) 23:02:26.37 ID:rlkcuK9k
自分の知ってる情報で取引する
 
76: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 23:25:58.18 ID:LwykYiZs
せつ菜「何か代わりになるもの…」

せつ菜「情報とかどうですか?ミアさんが知りたいことがあれば…」

ミア「別に今は何も…」チラ

璃奈「?」

ミア「いや、情報じゃないけどTradeというなら」

ミア「その猫を少し触らせてほしい。そうすれば1回だけこのステッキを使わせてあげよう」

璃奈「私?」

せつ菜「璃奈さん、いいですか?」

璃奈「別にいいけど…」

ミア「ほんとかい!?」
 
77: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 23:26:41.12 ID:LwykYiZs
ミア「あぁ~…モフモフで気持ちいい~」

璃奈「ちょっとくるし…」

ミア「Sorry!これでどうだい」

璃奈「これなら大丈夫」

せつ菜「ではその間に私はこのステッキを…」

せつ菜「歩夢さん…」

コロン

せつ菜「あちらは…南の方ですかね」

せつ菜「そっちに歩夢さんが…」

ミア「ステッキを使ったようだね」

せつ菜「はい、ありがとうございます!」

ミア「今度はちゃんとお金を持ってきてくれよ」

せつ菜「さて、南の方に行きましょうか。それとも…」


 
78: (もんじゃ) 2022/07/24(日) 23:30:02.37 ID:ujNbHxB0
南へ行こう
 
85: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 20:08:22.01 ID:XdqreLB9
せつ菜「ここが町の南部ですね」

せつ菜「劇場と畑があります」

璃奈「劇場は今は営業時間外みたい」

せつ菜「果林さんは無事にたどり着けたでしょうか?」

璃奈「一本道だから迷うことはないと思う」

せつ菜「さて劇場に入ってみるか、畑の方を見てみるか。魔狼の森は街を出てすぐのところにあるので、ここからでも見えますね…」


 
86: (SB-Android) 2022/07/25(月) 20:09:34.26 ID:NV4z745z
果林さんが本当に無事にたどり着けたか確認
 
87: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 20:18:52.35 ID:XdqreLB9
せつ菜「失礼しまーす」バタン

しずく「すみません、まだ準備中でして…」

しずく「あら、聖騎士様ですか」

しずく「私はここの役者兼スタッフのしずくと申します」

しずく「どうしたんですか?」

せつ菜「ここに果林さんは来ましたか?」

しずく「あの踊り子さんですか?先ほど来て、今は奥にいますが…」

しずく「果林さんに用があるなら呼んできましょうか?それとも私に何か用ですか?」

せつ菜「ええと…」


 
88: (SB-iPhone) 2022/07/25(月) 20:20:54.50 ID:Oa38+ABu
劇場について聞く
 
89: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 20:33:35.00 ID:XdqreLB9
せつ菜「この劇場はどんなところですか?」

しずく「ショービジネスに興味がおありですか?」

しずく「ここは演劇はもちろん、それ以外にもダンスや曲芸などのショーもやっています」

しずく「明日の夜は果林さんのワンマンショーですよ!」

しずく「そして近々上演する演劇の舞台はある物語を元にしたお話です」

しずく「呪いによって獣に姿を変えられたプリンセスを英雄が助けるという王道のストーリーですね。私もメインの役をするので、よかったら来てみてください」

しずく「他に聞きたいことはありますか?」

せつ菜「しずくさんか果林さんに何か聞きたいことがあるか、他のところに行くか…」


 
90: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 20:35:01.86 ID:GRd1pKVE
しずくに何か変わったことはないか聞く
 
91: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 20:43:06.51 ID:XdqreLB9
せつ菜「しずくさんは最近何か変わったことはありませんでしたか?」

しずく「私ですか?」

しずく「…私自身には特に思い当たることはありませんが」

せつ菜「そうですか…」

しずく「わざわざ気にしてくださりありがとうございます」

せつ菜「それでは、次は…」


 
92: (しうまい) 2022/07/25(月) 20:46:48.18 ID:JkS2OU+n
あなたが犯人ですね?(カマかけ)
 
96: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:09:53.87 ID:XdqreLB9
せつ菜「あなたが犯人ですか?」

しずく「…何のことですか?」

しずく「今度の舞台の私の役は犯人とか何も関係ないですけど…」

せつ菜「…すみませんちょっとした冗談です」

璃奈「…考えてることは想像ついたけど、急すぎる」

しずく「…?」
 
97: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:11:14.68 ID:XdqreLB9
せつ菜「ところで魔狼の森には人が入ったりするんですか?」

しずく「それは珍しくないですよ」

しずく「あの森は木の実や果物など豊かですからね」

しずく「私も何度か採取に行ってます」

せつ菜「狼は大丈夫なんですか?」

しずく「町の人が襲われたという話は聞きません」

しずく「もちろん狼の目撃情報は何度もありますが、刺激しなければあちらからは攻撃してきません」

しずく「…聖騎士様にはわざわざ言うことでないでしょうけど」

しずく「あの森で狼に会っても簡単に手を出したりしないでくださいね」

しずく「縄張りに足を踏み入れてしまったら威嚇されますが、その時点で距離を取れば大丈夫です」

しずく「あちらも賢いんです。おそらく人間を襲えば集団戦争になりかねないことをわかっているのでしょう」

しずく「大事なのはお互いに一定の距離を保っての共存です」

せつ菜「情報ありがとうございます」

せつ菜「さて…」


 
98: (SB-Android) 2022/07/25(月) 21:14:56.56 ID:avcIqDEk
必要なものを準備してから森に行ってみよう
 
99: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:30:51.48 ID:XdqreLB9
せつ菜「魔狼の森に行ってみましょうか」

璃奈「ついに町を出るんだね」

しずく「気を付けてくださいね」

せつ菜「準備は万全に…と言っても今はこのChase装備以外に何も持ってませんが」

璃奈「一応敵に襲われても対抗はできる」

───
──


せつ菜「確かに森の中はしずくさんの言う通り豊かに実っていますね」

せつ菜「あの木の実は食べられるんでしょうか?」

璃奈「食べられるけど、多分食べても何も起こらないよ」

璃奈「むしろ中には毒のあるものもあるから気軽に手を出さないほうがいい」

璃奈「例えば…あの紫のキノコとか怪しい」

せつ菜「紫…料理に使えばいい色が出そうですけどね」

璃奈「…だから手を出さないほうがいい」

↓コンマ1桁判定
 
100: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:37:45.09 ID:eOBYGLwX
あゆぴょん
 
103: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:54:33.92 ID:XdqreLB9
せつ菜「おっと、あちらに狼が見えますね」

璃奈「しずくちゃんの言う通り近づかない方がいいだろうね」

せつ菜「あの狼…」

せつ菜「もしかして、歩夢さん…?」

璃奈「え?」

「!」スタタ

せつ菜「あっ」

璃奈「行っちゃった」

せつ菜「待って下さい!」
 
104: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 21:56:33.87 ID:XdqreLB9
璃奈「あれが歩夢さんってどういうこと?」

せつ菜「わかりません…そんな気がしたんです。耳の上の丸い毛玉とか歩夢さんっぽかったし…」

せつ菜「追ってみましょう…!」

「グルル」

璃奈「狼が2匹立ちふさがったね」

せつ菜「この2匹を突破しないと追いかけられない…」

璃奈「しずくちゃんの警告を忘れないで」

璃奈「狼は群れる。もし倒しても増援が来るかもしれないし、仕返しに町の人が襲われるかもしれない」

璃奈「それに逃げたってことはあれが歩夢さんだとしてもせつ菜さんを避けてるかもしれない」

璃奈「一度引いた方がいいんじゃないかな?」

せつ菜「一旦引き返すか、強引に歩夢さんらしき狼を追いかけるか。私は…」


 
105: (はんぺん) 2022/07/25(月) 22:02:35.07 ID:/Bh2euUO
引き返して作戦会議や!
 
107: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 22:27:14.39 ID:XdqreLB9
せつ菜「…引き返しましょう」

璃奈「そうだね」

───
──


璃奈「狼は追ってこないみたい」

せつ菜「あれは…歩夢さんだったのでしょうか?」

璃奈「私はよく見てないからわからないけど…」

璃奈「仮にあの狼が歩夢さんだとしたら何があったと思う?」

せつ菜「人間が狼の姿になった…」

せつ菜「変身能力はファンタジーの世界では珍しくはないですが、歩夢さんにそんな能力はありませんよね?」

璃奈「歩夢さんは自ら変身はできない。もしかしたらDPの使い方によっては変身能力を持つ人もどこかにいるかもしれないけど…」

せつ菜「だとすると何者かによって姿を変えられた?」

璃奈「しずくちゃんがやる劇がちょうどそんなお話だったね」

せつ菜「…そういえば、歩夢さんは鏡を見て顔を気にしてたとエマさんが言ってましたね」

璃奈「変身の兆候があったってことかな?」
 
108: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 22:27:58.61 ID:XdqreLB9
璃奈「もしせつ菜さんが急に動物の姿に変わっちゃったらどうする?」

せつ菜「それは…元に戻る方法を探します」

璃奈「仲のいい人に見せられる?」

せつ菜「…見せられません。隠れます」

璃奈「歩夢さんが狼になっちゃたとしたら」

せつ菜「あのお城じゃ隠れられませんね」

せつ菜「逃げ出して…魔狼の森まで行った」

璃奈「狼たちは姿が似てるから保護してる?」

せつ菜「…そう考えると、つじつまは合います」

璃奈「さっき見た狼が歩夢さんだって前提の話だけど」

せつ菜「自分の勘を信じたいですね…」

璃奈「これからどうする?」

せつ菜「今のままではもう一度森に行くのはあまり意味がなさそうです」

せつ菜「誰かに何かを聞くとか、どこかを調べるとか、さてどうしましょうか…」


 
109: (茸) 2022/07/25(月) 22:28:46.57 ID:O26kc7R3
観劇したいよね
ヒントがあるかもしれん
 
112: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 23:00:43.47 ID:XdqreLB9
せつ菜「しずくさんに聞いてみましょうか」

璃奈「劇の話?」

せつ菜「はい。似ている話なので、何かヒントがあるかもしれません」

───
──


しずく「せつ菜さん、今度はどうしたんですか?」

せつ菜「実は…今度しずくさんがやる劇のストーリーについて詳しく教えてほしいんです」

しずく「かまいませんが…有名な話なのでせつ菜さんも読んだことあるかもしれませんよ?」
 
113: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 23:01:24.73 ID:XdqreLB9
しずく「とあるお城に美しい姫がいました」

しずく「ある日、姫のことをよく思わない魔女の呪いよって姫は獣に姿を変えられてしまいました」

しずく「それ以降、姫は引きこもり、合わせるかのように国全体が暗くなっていきました」

しずく「そこに帰ってきたのが、かつて国の危機を助けた英雄です」

しずく「英雄は姫のことを聞くと世界中を探し回り、呪われた姿を戻すという魔法の薬、ヴィーナスの涙を手に入れてきました」

しずく「その薬のおかげで姫は元の姿に戻り、また国に活気が戻りました」

しずく「そして、再び現れた魔女を倒してハッピーエンドです」

せつ菜「なるほど…ありがとうございます」

しずく「どうですか?」

せつ菜「その、ヴィーナスの涙というものは実際にあるんですか?」

しずく「どうなんでしょう…私は聞いたことないので物語の中のものだと思っています」

せつ菜「ではどうすれば…」


 
114: (茸) 2022/07/25(月) 23:05:16.87 ID:YfEz6Abb
なら魔女は実在するんですか
 
115: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 23:15:46.98 ID:XdqreLB9
せつ菜「魔女は…実在するんでしょうか?」

璃奈「魔法を使える女性なら誰でも魔女と言える」

璃奈「せつ菜さんもDPを消費すれば戦闘用の魔法をいくつか使えるからある意味魔女」

せつ菜「ああ、そういう世界でしたね…」

せつ菜「さて何かを聞くか、どこかを調べるか…」


 
116: (SIM) 2022/07/25(月) 23:23:37.28 ID:HKG+crOh
ヴィーナスの涙がどこで手に入るかミアに聞く
 
117: (もんじゃ) 2022/07/25(月) 23:35:19.42 ID:XdqreLB9
せつ菜「誰に何を聞けば…」

璃奈「今まであった人の中に魔法に詳しい人いなかったっけ?」

せつ菜「そうだ、ミアさんです!」

せつ菜「魔導屋ならもしかして知ってるかもしれません」

───
──


ミア「Welcome…今度はお金持ってきたんだろうね」

せつ菜「いや、それは、あの…」

せつ菜「ヴィーナスの涙という薬を知っていますか?」

ミア「ヴィーナスの涙?それならうちでも扱ったことはあるけど…」

せつ菜「ほんとですか!?」

ミア「ああ、だけど今はないよ」

ミア「レアな薬だからね。行商人のランジュがたまに持ってきてくれるんだけど、最近は見てないな」

せつ菜「ランジュさんですか…」

ミア「ランジュならさっきうちに商売に来たばかりだから、まだ東のマーケットにいると思うよ」

せつ菜「ありがとうございます!」

せつ菜「ではランジュさんに話を聞いてみましょうか、それとも…」


 
118: (SB-Android) 2022/07/25(月) 23:58:22.23 ID:yus+mlPE
⁄/*イ`^ᗜ^リ マッハで東に行きますよおおおおお!!
 
121: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 20:46:51.89 ID:sFryi4HO
せつ菜「町の東のフリーマーケットにやってきました」

璃奈「人が多いね」

せつ菜「賑わってますね…ここでお買い物したら楽しそうですが、今はそんなことしてられません」

せつ菜「この中からランジュさんを見つけられるのでしょうか…?」

↓コンマ1桁判定
 
123: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 21:06:07.49 ID:sFryi4HO
せつ菜「いました!」

ランジュ「あら、ランジュに何か用?」

せつ菜「ヴィーナスの涙を知ってますか?」

ランジュ「ヴィーナスの涙…ああムカつく」

せつ菜「はい?」

ランジュ「聞いてよ!」

ランジュ「ランジュね、東の町からここに来たんだけど。途中で珍しい植物を見つけたから取りに行ったの」

ランジュ「そうしたら急にゴブリンに襲われちゃって、逃げてる間に荷物を少し落としちゃったの」

ランジュ「あの中にヴィーナスの涙もあったのに…!」

せつ菜「ゴブリンですか…」

ランジュ「はぁ…行商やってる以上モンスターに襲われるのは想定内だし、諦めた方がいいのよね…」

ランジュ「だからヴィーナスの涙が欲しいなら残念ね。次はいつになるかわからないわ」

せつ菜「そうですか…ありがとうございます」
 
124: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 21:06:38.35 ID:sFryi4HO
璃奈「東にはゴブリンの巣があるって果林さんが言ってたね」

せつ菜「ランジュさんはそこで襲われたんでしょうか…」

璃奈「そっちの方に行くなら戦闘になる覚悟も必要だと思う」

璃奈「オ・ダイ・バ王国の中でまだ行ってないところはあったっけ?」

せつ菜「私はどうしましょうか…」


 
126: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 21:23:21.18 ID:sFryi4HO
せつ菜「お金も稼ぎたいところですが…」

璃奈「今のところお金を稼ぐ手段は見つかってない」

せつ菜「ですよね…」

せつ菜「やはりゴブリンを倒しに行かないといけなさそうです」

璃奈「ヴィーナスの涙の手掛かりはそこだけだし」

───
──


せつ菜「ゴブリン注意の看板がありました。このあたりでしょうか」

璃奈「ゴブリンというとどんなイメージ?」

せつ菜「やはりずる賢いところでしょうか」

せつ菜「道具を使ったり、罠を仕掛けたり、正面から当たるだけではありません」

璃奈「そうだね。気をつけないと」

せつ菜「あ、あそこに洞穴が見えます。あれ…ですかね」

せつ菜「さて、どうしましょうか…」


 
129: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 21:35:36.93 ID:sFryi4HO
せつ菜「様子を探る魔法的なものはありますか?」

璃奈「せつ菜さんが使える魔法の中にはない」

璃奈「私も猫の姿とは言え偵察はできない」

せつ菜「調べたければ自分で動くしかないということですね」

せつ菜「洞穴の近くにゴブリンの姿は見えませんが…中に潜んでいるかもしれません」

せつ菜「どうしましょうか…」


 
132: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 22:14:22.21 ID:sFryi4HO
せつ菜「一応私ができることを確認しておきましょう」

せつ菜「魔法は何が使えるんですか?」

璃奈「今のせつ菜さんの装備だと攻撃に強くする系統のことぐらいしかできない」

璃奈「今のうちにChsse装備での攻撃方法をまとめておくね」

せつ菜 HP:100 DP:100

通常攻撃(DP0):コンマ1桁ダメージ
アイスエッジ(DP5):コンマ1桁×3ダメージ
フレイムソード(DP10):敵2体に10+コンマ1桁ダメージ
ウィンディスラッシュ(DP15):敵全体に5+コンマ1桁×2ダメージ
スカーレットストーム(DP30):敵全体に20+コンマ1桁×3ダメージ

せつ菜「要は魔法剣ですね」

璃奈「後は逃げるのに使えるような走力やジャンプ力の強化くらいはDPを使ってできるかも」

せつ菜「DPは限られるのでどう技を使うかは重要ですね」

璃奈「今はHPの回復もできないから危なくなったら逃げるのもあり」

璃奈「それに戦闘は避けられるなら避けたほうがいいと思うけど」

せつ菜「そうですね。さて、すぐに洞穴に乗り込むか、その前にしておくことがあるか…」


 
133: (はんぺん) 2022/07/26(火) 22:21:07.95 ID:jtM7Dm1i
GOGO!!
遠距離魔法も飛び道具もないなら慎重に突入するっきゃなさそうやな!
 
134: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 22:26:50.65 ID:sFryi4HO
せつ菜「乗り込みましょう!」

せつ菜「ゴブリンでも何でも来るなら来い!です」

せつ菜「…来ないならそれに越したことはないですが」

璃奈「好戦的なのかそうじゃないのか…」

↓コンマ1桁判定
 
135: (茸) 2022/07/26(火) 22:32:38.74 ID:C/eJNXsu
ペカーーー!
 
136: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 22:43:57.70 ID:sFryi4HO
せつ菜「おっと、こんなところに紐が…」

せつ菜「紐?」

璃奈「これは…」

せつ菜「トラップですね。この紐をたどると…」

せつ菜「やはり音が鳴りそうです」

璃奈「気づかずに引っかかっちゃうと、敵を呼び寄せちゃうかもしれなかった」

せつ菜「慎重に進んでよかったです」

せつ菜「1つトラップも見つけたことだし、このまま洞穴に入りましょうか…」


 
137: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 22:47:04.13 ID:ijvPIjZ7
ビビりながら進む
 
138: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 22:55:41.53 ID:sFryi4HO
せつ菜「やはり警戒は必要ですね」

せつ菜「他にも罠が仕掛けてあるかもしれないし、どこからかゴブリンが襲ってくるかもしれません」

せつ菜「ゆっくりと洞穴の入口を目指しましょう」

↓コンマ1桁判定
 
139: (SIM) 2022/07/26(火) 22:58:59.18 ID:FFKEYExd
ほい
 
140: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 23:07:14.42 ID:sFryi4HO
璃奈「何事もなく入口までたどり着けた」

せつ菜「はい、では中に…」

せつ菜「あれ、あそこに何か…」

璃奈「何かあった?」

せつ菜「これは…ビンですね。中に液体が入っています」

璃奈「何だろう?」

せつ菜「赤い液体、青い液体、緑の液体が入ったビンが1つずつ…」

璃奈「もしかしてランジュさんが落としたってやつ?」

せつ菜「…かもしれませんね」

せつ菜「この中のどれかがヴィーナスの涙だったりは…」

璃奈「私は中身が何かはわからない。知ってそうな人に聞かないと」

せつ菜「ですよね」

せつ菜「では洞穴に入りましょうか、それとも…」


 
141: (SIM) 2022/07/26(火) 23:14:17.31 ID:3VLJJ8cV
一旦持って帰ってランジュに見せよう
 
142: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 23:38:52.62 ID:sFryi4HO
せつ菜「一旦町に戻ってランジュさんにこのビンの中身を聞いてみましょう」

せつ菜「もしどれかがヴィーナスの涙であれば…!」

───
──


ランジュ「あら、また来たの?」

せつ菜「ゴブリンの巣の近くでこれを見つけました」

ランジュ「きゃあっ、ランジュのために取り返してくれたの?」

ランジュ「落としたのは他にもあるけど、少しでも返ってきたのは嬉しいわ。謝謝!」

せつ菜「これの中身が何か聞いてもいいですか?」

ランジュ「えっと青いのが体力回復のポーションで緑のが毒消しのポーション」

ランジュ「それから赤いのがヴィーナスの涙っていう呪いを解く薬よ」

せつ菜「ヴィーナスの涙!」

ランジュ「もう1つ落としたはずだけど、近くになかったかかしら?」

せつ菜「見つけたのはこれだけです」

ランジュ「まあいいわ。お礼に今度何か欲しいものがあれば安く売ってあげる」

ランジュ「その3つのビンは返して…くれるかしら?」

せつ菜「ええと…」


 
143: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 23:40:30.01 ID:xYh291xN
ヴィーナスの涙が欲しいけど、持ち合わせが無いので代わりに何か依頼を受けられないか聞いてみる
 
144: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 23:55:57.38 ID:sFryi4HO
せつ菜「すみません、ヴィーナスの涙をいただけないでしょうか?」

ランジュ「どうして?必要なの?」

せつ菜「はい」

せつ菜「お金は…今は持ってませんが、後で必ず払います!」

せつ菜「もしくは私にできることがあればさせてください!」

ランジュ「ふーん…すっごく真剣な顔ね」

ランジュ「これが欲しいってことは誰か呪いで姿を変えられちゃったってことよね」

ランジュ「…まあ、一度は諦めたものだし、これはあなたにあげるわ」

せつ菜「いいんですか!?」

ランジュ「その代わり、今度残りの荷物を取り返すの手伝ってよね」

ランジュ「あなたとならゴブリンにも勝てる気がするの」

せつ菜「ありがとうございます!」
 
145: (もんじゃ) 2022/07/26(火) 23:57:50.06 ID:sFryi4HO
せつ菜「これでヴィーナスの涙は手に入りました」

せつ菜「あとは歩夢さんに飲んでもらえれば…」

璃奈「どうやって?」

せつ菜「それは手渡して…一度逃げられたんでした」

璃奈「魔狼の森に行っても会えるかわからない」

せつ菜「あの森の狼は歩夢さんと一緒にいるようでした。縄張りに踏み入れるリスクもありますね」

璃奈「狼は知能が高いから多少のコミュニケーションは取れるかもしれないけど」

せつ菜「できれば平和に行きたいですね」

せつ菜「あとは他にこの町でなにかすることはあるか…」

璃奈「東のゴブリンの巣や西の廃神殿に行くことも一応できる」

璃奈「戦いになるリスクはあるし、メリットがあるとも思えないけど」

せつ菜「どうしましょうか…」


 
146: (SB-Android) 2022/07/27(水) 00:06:49.46 ID:RP+RCTH+
もしレベルアップの概念があるのなら、少しリスクの低いところで戦って慣らしておきたいな
 
152: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 20:27:25.36 ID:hEil1SJa
せつ菜「ゴブリンとの戦いは回避しましたが、これから他の相手と戦うこともあるかもしれません」

せつ菜「レベル上げとかできるのでしょうか?」

璃奈「できない」

璃奈「目的のない戦いは消耗するだけだからやめたほうがいい」

せつ菜「そうですか…」

せつ菜「では町やここから行けるどこかでやることがあるかどうか、なければ歩夢さんに薬を飲んでもらう方法を考えなくてはいけませんね…」


 
153: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 20:37:07.59 ID:HyOO09Ox
動物と話せる人を探す

…流石にこの世界にきな子ちゃんはいないだろうが、技能でそう言うのが出来る人はいると良いなぁ
 
155: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 21:01:23.25 ID:hEil1SJa
せつ菜「動物と話せる人はどこかにいたりしないでしょうか?」

璃奈「ここまであった人の中にできそうな人はいなかったけど…」

せつ菜「一応確認してみましょう」

───
──


せつ菜「エマさん、果林さん、しずくさん、ミアさん、ランジュさんに聞いてみましたがダメでした…」

璃奈「直接話すのはなかなか難易度は高い。私も猫の姿だけどできない」

せつ菜「さすがにエマさんやしずくさんでも無理でしたか」

璃奈「ここでは動物を飼ってるわけじゃないから」

璃奈「しゃべれなくても狼は賢いから上手くやればコミュニケーションを取れるかもしれない」

せつ菜「さてどうしましょうか…」


 
156: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 21:02:56.03 ID:hEil1SJa
せつ菜「動物と話せる人はどこかにいたりしないでしょうか?」

璃奈「ここまであった人の中にできそうな人はいなかったけど…」

せつ菜「一応確認してみましょう」

───
──


せつ菜「エマさん、果林さん、しずくさん、ミアさん、ランジュさんに聞いてみましたがダメでした…」

璃奈「直接話すのはなかなか難易度は高い。私も猫の姿だけどできない」

せつ菜「さすがにエマさんやしずくさんでも無理でしたか」

璃奈「ここでは動物を飼ってるわけじゃないから」

璃奈「しゃべれなくても狼は賢いから上手くやればコミュニケーションを取れるかもしれない」

せつ菜「さてどうしましょうか…」


 
157: (SB-Android) 2022/07/27(水) 21:04:25.06 ID:3bZ4NoBs
書き込みが分身してるのでせつ菜自身も分身出来ないか試してみる
 
161: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 21:12:34.73 ID:hEil1SJa
せつ菜「私が分身できたりはしないでしょうか」

璃奈「分身してどうするの?」

せつ菜「…どうしましょう」

璃奈「せつ菜さんは分身魔法は使えないし、できる人もいないと思う」

璃奈「冷静に状況を判断して行動を考えよう」

せつ菜「そうですね、さて…」


 
163: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 22:12:21.61 ID:hEil1SJa
せつ菜「どうにかして歩夢さんを見つけ出してヴィーナスの涙を渡すしかなさそうですね…」

璃奈「魔狼の森に行ってみる?」

せつ菜「はい。見つけられるといいのですが…」

───
──


せつ菜「確か、この辺りでしたね」

璃奈「歩夢さんらしき狼はあっちの方に逃げて行った」

せつ菜「ではそちらに向かいながら…」

せつ菜「歩夢さーん!聞こえますかー?」

せつ菜「人間に戻れる薬を手に入れてきましたよー!」

↓コンマ1桁判定
 
164: (SB-Android) 2022/07/27(水) 22:13:29.96 ID:9/dpJcrB
ほい
 
165: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 22:38:12.82 ID:hEil1SJa
せつ菜「歩夢さーん!」

璃奈「…姿は見えないね」

せつ菜「聞こえないのでしょうか…?」

「グルルル」

せつ菜「…こちらの狼が出てしまいましたか」

璃奈「2匹、目の前にいる」

せつ菜「これより先に進ませる気はないようですね」

せつ菜「強引に突破したり、倒すということもできなくはなさそうですが…」

璃奈「もっと仲間はいるだろうし、さっきも言った通り余計な攻撃はリスクが高い」

せつ菜「この狼たちは歩夢さんの居場所を知っているのでしょうか…」

璃奈「歩夢さんがこの森にいるなら知ってると思う」

せつ菜「直接言葉は通じないでしょうけど、なんとかして意思を伝えられれば…」

璃奈「コミュニケーションを取れたとして、狼たちに何をしてもらう?」

せつ菜「私は何をすればいいのでしょう…もちろん攻撃や撤退も選択肢の一つではありますが…」


 
166: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 22:57:50.94 ID:QYU4HLR0
とりあえず服従のポーズをして敵意がないことを示してみる
 
169: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:14:37.44 ID:hEil1SJa
せつ菜「狼さん、待って下さい」

せつ菜「とりあえず敵意はありませんから、ほら」

「…」

せつ菜「璃奈さん、誰か絵がうまい人っています?この状況を絵で説明できないかと思ったんですが」

璃奈「絵…」

璃奈「絵の上手い下手の設定はないはず」

璃奈「せつ菜さん自分で書いてみたら?」

せつ菜「私がですか…」

璃奈「多分、誰がやっても変わらない」

せつ菜「…では、落ちている木の枝で地面に書いてみましょう」
 
170: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:15:22.06 ID:hEil1SJa
せつ菜「ええと…歩夢さんが狼の姿に変えられてしまいました」

せつ菜「歩夢さんはそちらにいますよね?」

せつ菜「私はヴィーナスの涙を持ってきました」

せつ菜「これを飲めば、歩夢さんは元の姿に戻れるはずです」

せつ菜「なのでこの薬を歩夢さんに渡したいです」

「ガル…」

せつ菜「…伝わるでしょうか?」

↓コンマ1桁判定
 
171: (はんぺん) 2022/07/27(水) 23:16:33.38 ID:jIOsNju1
?
 
173: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:37:11.24 ID:hEil1SJa
「ガウッ」シュタッ

せつ菜「1匹、奥に駆けて行きましたね」

璃奈「それなりにわかりやすい絵だったと思うけど…どこまで伝わったんだろう」

せつ菜「もう1匹は私たちを向いたままです」

璃奈「こちらを警戒してるんだと思う」

「ワォン!」

璃奈「戻ってきた」

せつ菜「あ、あの木の陰に隠れてる狼は」

せつ菜「歩夢さん!」

「…!」

せつ菜「歩夢さんですよね?元の姿に戻せる薬を持ってきました。飲んでください!」

「…」ソロソロ

せつ菜「これです」

「…」コクリ
 
174: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:39:59.99 ID:hEil1SJa
ポワン

歩夢「あ…」

せつ菜「歩夢さん!」

歩夢「元に…戻った」

歩夢「せつ菜ちゃんのおかげで元の姿に戻れたんだね…」

歩夢「ありがとう!」ギュー

せつ菜「歩夢さん…よかったです!」

歩夢「心配かけてごめんね」

せつ菜「いえ、歩夢さんが無事でなによりです」

せつ菜「さあ、お城へ帰りましょう!」
 
175: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:41:02.67 ID:hEil1SJa
璃奈「歩夢さんをお城に連れて行って、行方不明事件は無事解決」

璃奈「どうやら歩夢さんは急に変身しちゃって、怖くなって、誰にも見せられなくて逃げてきちゃったみたい」

璃奈「魔狼の森に逃げ込んだところで狼たちに会って、姿が似てるからか優しくしてくれたんだって。やっぱり賢い生き物」

璃奈「これで物語は終了…とはならず。その夜、東の廃神殿からアンデッドの群れがオ・ダイ・バ王国に攻め込んできた」

璃奈「だけど歩夢さんが戻ってきてDPを回復できたから、せつ菜さんやみんなの敵じゃない」

璃奈「みんなで協力してあっさり倒しちゃった」

璃奈「実はアンデッドのボス、ワイトキングが歩夢さんを呪った犯人。呪いをかけてこの国を侵略しようとしてたみたい」

璃奈「その後は果林さんのショーを見たり、しずくちゃんの劇を見たり、ランジュさんとゴブリン退治に行ったり、クリア後の世界をちょっと遊んでから現実に戻ってきた」

───
──

 
176: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:41:53.02 ID:hEil1SJa
せつ菜「ふう…戻ってきました」

璃奈「どうだった?」

せつ菜「楽しかったです!」

せつ菜「無事にクリアできたし、まさか物語の世界を実際に体験できるとは…」

璃奈「このゲームができたのもせつ菜さんが世界観を作ってくれたおかげ」

せつ菜「ということはまた私が物語を書けば、それがゲームに…?」

璃奈「私はせつ菜さんのお話みてみたい」

せつ菜「今度は漫画で書くのもいいかもしれませんね」

璃奈「楽しみ」
 
177: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:42:53.76 ID:hEil1SJa
おしまい
参加ありがとうございました

質問等あればどうぞ
 
178: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:45:52.83 ID:HyOO09Ox
乙でした
りなりーが寝るなって警告してたのは襲撃イベントがあったからなのね

登場しなかったメンバーはどんな役割でしたか?
あとは想定されてたエンディングや>>1が想定していたクリア√
 
179: (SIM) 2022/07/27(水) 23:46:21.31 ID:upDgCfXC
ランジュはゴブリンに何を取られたの?
 
180: (もんじゃ) 2022/07/27(水) 23:55:02.10 ID:NsfKntb4
助け方は狼になんとか意思疎通する以外あったのか?
歩夢を夜までに助けないと負け確定なのか?
 
182: (もんじゃ) 2022/07/28(木) 00:20:44.90 ID:RzSREZTb
>>178
寝るなど意図的に時間を経過させたり、捜査に時間がかかりすぎるようであればほぼゲームオーバーです

お城の調理室に行けば彼方がいておべんとう(HP回復アイテム)がもらえます
かすみ、愛、栞子は公式で出番があったので登場させていません

今回のルートが一番想定通りのルートです
ワイトキングを倒すことでも呪いは解けるので、昼のうちに倒しに行ったり、夜の襲撃に勝ってもクリアです
ただしワイトキングに勝つには昼ならネームドキャラに同行をお願いして複数人で突撃、夜なら狼のままでも歩夢をお城に連れ戻す必要があるので難易度は高いです

>>179
ヴィーナスの涙2個と他いくつかのストーリーに関係のない道具です
ヴィーナスの涙の1つはゴブリンの巣の奥にあるのでゴブリン退治でも入手できます

>>180
ワイトキングを倒しても助けられます
狼を倒して直接ヴィーナスの涙を渡しに行くこともできるけど歩夢からの好感度が下がるのでハッピーエンドにはならないでしょう

歩夢がいない状態でのアンデッド戦はコンマで高い数字を出し続ければ勝つことはできるだろうけど、基本負けバトルです
 
181: (もんじゃ) 2022/07/28(木) 00:18:34.00 ID:Nv4HKCYD

まさか絵で狼と意思疎通できるとはw
ミアの店以外の店とか隣町にはイベント用意してあったのかな
 
183: (もんじゃ) 2022/07/28(木) 00:24:12.17 ID:RzSREZTb
>>181
想定ではジェスチャーでした
ただ絵の方が伝わりやすいと思うので判定は緩くなってます

他の店に行っても何も起こりません
隣町まで行こうとしたら止めますが、それでも行くのであれば戻ってくることには夜になります
 
184: (しうまい) 2022/07/28(木) 00:24:27.80 ID:QT3PVJw8
コンマの判定は何段階くらいに分かれてるんですか?
 
185: (もんじゃ) 2022/07/28(木) 00:24:43.26 ID:yTS94svz
手順ミスってもコンマ運ゲーになるのね
昼のうちにワイトキング見つける方法ある?
 
189: (もんじゃ) 2022/07/28(木) 01:12:38.00 ID:RzSREZTb
>>184
単純なコンマの10段階判定で基準値は場面によってバラバラです
安価の内容でも変化し
例えばゴブリンの巣周辺では
無警戒に突入→罠発見:5以上、落とし物発見:8以上
慎重に進む→罠発見:3以上、落とし物発見:5以上
あらかじめ周囲を調べる→罠発見:1以上、落とし物発見:3以上
としていました

>>185
西の廃神殿に行けば普通にいます
ただし上で言った通りせつ菜1人では勝てないレベルです
果林に詳しく聞けば呪いとの関連性と1人では勝てないという警告があります
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1658646494/

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