【SS】千歌「よーちゃんの結婚相手はチカだと思ってたのに」【ラブライブ！サンシャイン!!】

～アイドル部 部室～


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!


千歌「よーちゃん！」ﾊﾞﾝｯ

曜「うわっ！？」ﾋﾞｸｯ

曜「びっくりしたぁー……ど、どうしたの、千歌ちゃん？」

千歌「どうしたもこうしたもありません！」

千歌「チカはたいへんお怒りなのです」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

曜「えぇっ！？」

曜「ち、千歌ちゃん……私、なんかしちゃったかな……」ｵﾛｵﾛ

千歌「これ！」ｶﾞｻｺﾞｿ

曜「……？」


～～～～


本日のスクフェスアップデートで、曜ちゃんと千歌ちゃんのウェディングドレスのカードが実装されました

そのお話です
　

ﾌﾞｼﾓｯ♪


曜「あ、スクフェス？」

千歌「」ｽｯｽｯ

千歌「……これ」





曜「あ、私だ……」

千歌「……私だ。じゃなーーーいっ！」ｶﾞｵｰｯ!!

曜「わあっ！？」

千歌「そーだよ！？ 曜ちゃんのUR！ しかもウェディング！！ 」

千歌「あぁもうかわいい！ 欲しい！！」

曜「えへへ……///」

千歌「貯めた11連チケットx2と石200個でも出なかったのだ……」ｶﾞｸｯ

曜「そっかぁ。この衣装、今日 実装だったんだね」

曜「撮影のときは楽しかったよねっ///」


千歌「うん……」ｼｭﾝ

曜「……もしかして、出なかったことに怒ってるの？」
　

千歌「……よーちゃん、ちょっとニヤニヤしてる」ｼﾞﾄ

曜「えっ！？///」

曜「えへへ……だ、だって千歌ちゃんにかわいいって言ってもらえて うれしいし……///」

曜「悪い、ってわかってるけど」

曜「私が当たんなくて落ち込んでくれてるって思うと――うれしくて……///」

曜「ご、ごめんねっ、悪い意味じゃなくて」

曜「なんて言うのかな……///」

曜「私も千歌ちゃんの欲しいの当たらないと、落ち込むし 気持ちはわかるんだよ？///」

千歌「…………」

千歌「……そうじゃないもん」ﾄﾃﾄﾃ

曜「……千歌ちゃん？」///


ｷﾞｭｯ


曜「わ、わっ！///」ﾄﾞｷｯ

千歌「……よーちゃんと結婚するのはチカだと思ってた」...ｷﾞｭ
　

曜「へ？ え……っ？」ﾄﾞｷ ﾄﾞｷ

千歌「これ、もっかい見てみてよ」ｽｯ

曜「勧誘画面……？」

曜「……あっ」

千歌「気づいた？」

曜「……千歌ちゃんもいるね」

千歌「うん……」ｷﾞｭ...!

千歌「ってことはね。チカはよーちゃんのペアじゃないの」

曜「あ……」
　

千歌「ただのゲーム中の写真だってわかってるよ？ でも――」

千歌「今回の衣装は特別なんだもん」ｷﾞｭｩ...!

千歌「ウェディングドレスなのに。ドレス姿の曜ちゃんのペア写真の相手、チカじゃないんだって」

千歌「……なんか、すっごく、モヤモヤしてね……？」

曜「……個別で撮影してるから、ペア わかんないもんね。毎回」

千歌「スクフェスつくってくれてる会社の人はお仕事だから」

千歌「みんなをキントーにとか。満遍なくとか」

千歌「じじょーがあって仕方ないってわかってるよ。でも……」

千歌「ドレス姿のよーちゃんの隣には、チカがいたかったのだ……っ！///」ﾓｯｷﾞｭｰ

曜「……千歌ちゃん///」ﾄﾞｷ ﾄﾞｷ
　

曜「ねぇ、千歌ちゃん」///

曜「あはは……ちょっと痛いよ///」ｸﾞｲ

千歌「……むぅ」ﾌﾟｸｰ


...ｼﾞｰ


曜「ねぇ、千歌ちゃん」///

千歌「……よーちゃんは平気なんだ」

曜「ん……？」

千歌「よーちゃんのペア。果南ちゃんかダイヤさんか……」

千歌「梨子ちゃんかも知れないし、善子ちゃんかも知れないよ」

千歌「でもチカじゃないのに……よーちゃんはさっきからずっとニコニコしてる」

千歌「チカが……こんなに――」


曜「私は千歌ちゃんのことが好きだよ♡」ﾆｺｯ

千歌「……っ///」ﾄﾞｷｯ
　

曜「さっきの話じゃないけどさ……///」

曜「千歌ちゃんが、そこまで私のこと、想っていてくれてうれしいから――」ﾅﾃﾞ...

千歌「あっ……///」

曜「どうしたってニコニコしちゃうよ♡」

曜「好きな人にそこまで言われて、笑顔にならない人なんかいないってば///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

千歌「…………♡」ｷﾞｭ

曜「それにさ――」


曜「写真は写真。スクフェスはスクフェスだもん」

曜「そこにウェディングドレスを着てる私がいても、それはそこだけの私……」

曜「あっ、もちろん、手を抜いてるわけじゃなくて！」

曜「撮影はいつも全力前進よーそろーだよっ？」


曜「――でもね。それだけで気持ちが……」

曜「想いが……変わるなんて。あるはずがない……よね？///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

千歌「ぅん……」ｷﾞｭ...

曜「もちろん、千歌ちゃんの気持ちもわかるけどね///」

曜「ただ、でも……今回のことに限らず、さ」

曜「私の気持ちはずっと、昔から変わってないから……///」ﾃﾚﾃﾚ

千歌「よ――」

千歌「よーちゃん……♡」ｷﾞｭｩ...♡
　

曜「だから……怒ったり悲しんだりなんかしちゃ、もったいないよっ♡」

千歌「よーちゃん……。うん……っ♡」ｷﾞｭｯ♡

曜「あ、でも勧誘で私を引けないのは ゲームの会社の人に怒っていいかも♡」

千歌「……っ、えへへっ♡ あはははっ♡」

曜「えへへ♡」
　

曜「あ、そうだ」

千歌「……？」

曜「千歌ちゃん。提案なんだけどね――

曜「今度さ。ふたりだけで写真を撮りに行こうよ♡」

千歌「へ？」

曜「ウェディングドレスだけじゃなくて、いっぱい、いろんな写真」

曜「自分たちで撮ってもいいし。キチンと衣装を着てしっかり撮ってもいいし！」///

曜「もちろん、無理にとは言わないけど///」

千歌「ううん、そんなことない♡」

千歌「チカもね、そう思ってたのだ♡」

千歌「スクフェスに負けないくらいステキな写真を撮りたいって♡」

曜「千歌ちゃん……///」


曜「で、でもさ。なんか勢いで言っちゃったからって」

曜「自分で言っておいてなんだけど――」

曜「いいの……？」

千歌「うん？ どういうこと？」
　

曜「他の写真はともかく――ウェディングドレスは」

曜「ほ、本番に取っておいた方がいいかな……って……///」ｶｧｧ...///


千歌「へ……？」ｷｮﾄﾝ

千歌「――ぁ……♡」


曜「わ、私――///」...ｷﾞｭ

千歌「っ♡」

曜「…………///」ﾄｸﾝ ﾄｸﾝ ﾄｸﾝ...♡

曜「い、いつか……本当の意味で――///」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

曜「私の隣で、千歌ちゃんにドレスを着て欲しい……//」

千歌「……っ♡」ｷｭﾝｷｭﾝ♡

曜「千歌ちゃんに、ドレスを着た私を見て欲しい――///」

曜「そう、思ってるからっ！///」
　

千歌「よ……よーちゃんっ！♡」ｶﾞﾊﾞｯ

曜「わあっ！///」


ﾄﾞﾃｰﾝ!!


曜「あいたたた……///」

千歌「えへへーっ♡ よーちゃん♡ よーちゃん♡」ｽﾘｽﾘ

曜「もーっ/// 千歌ちゃん危ないってば///」

千歌「ごめんなさい♡」

曜「あははっ♡ 千歌ちゃんはしょうがないなぁ♡」

千歌「えへへ……よーちゃんなら、チカのこと、ちゃんと受け止めてくれるってわかったからだもん♡」

曜「いまさらかもね、いろんな意味で♡」

千歌「むぅ……♡」


千歌「……よーちゃん♡」

曜「ん？」
　

千歌「んーっ♡」

曜「……どしたの、千歌ちゃん」///

千歌「んぅーっ♡」ﾁｮｲﾁｮｲ

曜「」ﾊﾟﾁｸﾘ

曜「……千歌ちゃんってば……///」ｽｯ


――ﾁｭ♡


千歌「……っ♡」

曜「……急に甘えんぼ千歌ちゃんだ///」

千歌「……さっき、よーちゃんが言ったんだよ？♡」

曜「え？」

千歌「好きな人に想われて、ニコニコしちゃうって♡」

千歌「だから――チカ、ニコニコなのだ♡」ｽﾘｽﾘ

千歌「ニコニコしちゃうのは仕方ないので――甘えても、もーまんたい♡」

曜「あはは……♡」
　

千歌「約束――」ｺﾃﾝ

曜「約束？」

千歌「いつか、お互いがホントの意味でドレスを着て――」

千歌「隣にいられるように。約束――したいな。よーちゃん……♡」

曜「……する？」///

千歌「うん♡」


千歌「ちょっと早いけど、誓いのキスを――」

千歌「あ、これは誓いとチカを――」

曜「くすっ♡」

曜「……説明しなくて、いいから――」ｽｯ///


ようちか「……ちゅ♡」


曜「……///」

千歌「……えへへ。しちゃった。誓い――///」

曜「しちゃったね……///」


曜「いつか……きっと」

千歌「……よーちゃ……♡」ｳﾙｳﾙ

曜「結婚、しようね♡ 千歌ちゃん///」

千歌「うん――っ♡」


おわり♡
　

おわりです。ありがとうございましたm

いつか来ると思っていたウェディング編で、公式ようちかを見たかっただけです

ひとつ伺いたいのですけど、
アニメ感想スレで落ちたSSを拾い上げて再編して書き上げてからあげるのは大丈夫なのでしょうかね…
　

非常におつ
　

良いと思う
おつ
　

あら～
　

|c||^.- ^||　あらあらうふふ
　

|c||^.-^||