1: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:23:02.47 ID:kC716UeG
ネタ
若干キャラ崩壊あり
若干キャラ崩壊あり
2: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:23:31.18 ID:kC716UeG
彼方(……うんうん、真っ赤だね~)
彼方(赤く染まった生き物の死体を、台一杯に並べるお仕事、おわり~)
彼方「うん♪これでよしっ」
彼方「とりあえずバックヤード戻ろうか……」
彼方(もう結構混んできてるなあ……台車動かしにくいかも)
彼方「次は何にしようかな……」
彼方(野菜売り場って色とりどりだよねえ。あか、みどり、あお、きいろ、むらさき……)
彼方「…………え?あお?」
彼方(青色の野菜なんてあったっけ…………?)
彼方「……あれ、青なんてない……」
彼方(赤く染まった生き物の死体を、台一杯に並べるお仕事、おわり~)
彼方「うん♪これでよしっ」
彼方「とりあえずバックヤード戻ろうか……」
彼方(もう結構混んできてるなあ……台車動かしにくいかも)
彼方「次は何にしようかな……」
彼方(野菜売り場って色とりどりだよねえ。あか、みどり、あお、きいろ、むらさき……)
彼方「…………え?あお?」
彼方(青色の野菜なんてあったっけ…………?)
彼方「……あれ、青なんてない……」
4: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:25:16.23 ID:kC716UeG
~~
彼方「…………ふぅ……ほとんど並べきった……」
「……だーれだっ!」
彼方「……わっ!……は、はるかちゃん!?」
遥「えへへっ。あたり~!」
彼方「どうしたのいきなり~」
遥「お姉ちゃんと一緒に帰りたいなって思って!」
彼方「そっかそっか~。じゃあ彼方ちゃんが上がるまで待っててくれる?あと着替えてくるだけだから」
遥「うん!その間に買い物しておくね」
彼方「ありがとう~。じゃあちょっと待っててねー」
彼方「…………ふぅ……ほとんど並べきった……」
「……だーれだっ!」
彼方「……わっ!……は、はるかちゃん!?」
遥「えへへっ。あたり~!」
彼方「どうしたのいきなり~」
遥「お姉ちゃんと一緒に帰りたいなって思って!」
彼方「そっかそっか~。じゃあ彼方ちゃんが上がるまで待っててくれる?あと着替えてくるだけだから」
遥「うん!その間に買い物しておくね」
彼方「ありがとう~。じゃあちょっと待っててねー」
6: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:26:45.07 ID:kC716UeG
彼方「お待たせ~」
遥「おつかれさま、お姉ちゃん」
彼方「なんのなんの~。遥ちゃんは今日食べたい物ある?」
遥「えー?……じゃあバナナ蒸しケーキ食べたい」
彼方「それはご飯じゃないでしょ~?」
遥「ご飯にしたい美味しさだよ?」
彼方「バランスが取れないからダーメ」
遥「むー……。お姉ちゃんは食べたい物ないの?」
彼方「彼方ちゃんは~遥ちゃんが喜ぶものが食べたいなー」
遥「もうっ!お姉ちゃんはいっつもそんなこと言って!」
彼方「本心だよ~」
遥「おつかれさま、お姉ちゃん」
彼方「なんのなんの~。遥ちゃんは今日食べたい物ある?」
遥「えー?……じゃあバナナ蒸しケーキ食べたい」
彼方「それはご飯じゃないでしょ~?」
遥「ご飯にしたい美味しさだよ?」
彼方「バランスが取れないからダーメ」
遥「むー……。お姉ちゃんは食べたい物ないの?」
彼方「彼方ちゃんは~遥ちゃんが喜ぶものが食べたいなー」
遥「もうっ!お姉ちゃんはいっつもそんなこと言って!」
彼方「本心だよ~」
8: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:28:05.29 ID:kC716UeG
遥「あ、じゃあ鍋にしようよ!」
彼方「ん?随分いきなりだけど……」
遥「……お、お姉ちゃんがいっぱいお野菜並べてたでしょ?それで作ったものが……食べたいなー……って」
彼方「赤くなってる~。こんなこと言ってもらえるなんてうれしいなあ~」
遥「ほ、ほらっ!早くカゴに入れよ!」
彼方「はいは~い」
~~
遥「お姉ちゃん、そっちの袋持つよ」
彼方「えー?この袋重いよ?」
遥「だからだよ。野菜いっぱい入っててすっごく重そうだもん」
彼方「だから彼方ちゃんが持つの~。遥ちゃんはこっち持ってて」
遥「んもう……」
彼方「ん?随分いきなりだけど……」
遥「……お、お姉ちゃんがいっぱいお野菜並べてたでしょ?それで作ったものが……食べたいなー……って」
彼方「赤くなってる~。こんなこと言ってもらえるなんてうれしいなあ~」
遥「ほ、ほらっ!早くカゴに入れよ!」
彼方「はいは~い」
~~
遥「お姉ちゃん、そっちの袋持つよ」
彼方「えー?この袋重いよ?」
遥「だからだよ。野菜いっぱい入っててすっごく重そうだもん」
彼方「だから彼方ちゃんが持つの~。遥ちゃんはこっち持ってて」
遥「んもう……」
10: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:30:09.58 ID:kC716UeG
遥「暗くなるの、早くなったね」
彼方「そうだねえ。もう冬だもんね~」
遥「冬に信号待ちはやだなあ……」
彼方「遥ちゃん、こっちおいで~。あっためてあげる」
遥「わっ!ちょっ、お姉ちゃん!恥ずかしいよ~!」
彼方「ちぇ~……」
遥「……そろそろ寒さ対策必要かな」
彼方「うーん……。同好会のみんなも何人かコート着るようになってきたなあ……」
遥「そうなんだ……あ」
彼方「どうしたの?」
彼方「そうだねえ。もう冬だもんね~」
遥「冬に信号待ちはやだなあ……」
彼方「遥ちゃん、こっちおいで~。あっためてあげる」
遥「わっ!ちょっ、お姉ちゃん!恥ずかしいよ~!」
彼方「ちぇ~……」
遥「……そろそろ寒さ対策必要かな」
彼方「うーん……。同好会のみんなも何人かコート着るようになってきたなあ……」
遥「そうなんだ……あ」
彼方「どうしたの?」
11: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:32:01.37 ID:kC716UeG
遥「お姉ちゃん、さっき学校の辺りで果林さんみたいな人を見たんだけど……」
彼方「学校って東雲?」
遥「うん。果林さんって寮住まいなんだよね?」
彼方「そうだけど……反対向きだねえ」
遥「何か用事でもあったのかな?」
彼方「いやあ……たぶん違うんじゃないかなあ」
遥「ちがう?」
彼方「……まあ果林ちゃんにも色々あるんだよ。……うん」
遥「しかも冬なのに妙に寒そうな格好だったけど……」
彼方「……まあ果林ちゃんだし……うん」
彼方(カゼはひかないでしょ)
彼方「学校って東雲?」
遥「うん。果林さんって寮住まいなんだよね?」
彼方「そうだけど……反対向きだねえ」
遥「何か用事でもあったのかな?」
彼方「いやあ……たぶん違うんじゃないかなあ」
遥「ちがう?」
彼方「……まあ果林ちゃんにも色々あるんだよ。……うん」
遥「しかも冬なのに妙に寒そうな格好だったけど……」
彼方「……まあ果林ちゃんだし……うん」
彼方(カゼはひかないでしょ)
12: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:34:36.93 ID:kC716UeG
~~
彼方「遥ちゃん、土鍋洗ってもらっていい?」
遥「もちろん!使うの久しぶりだねー」
彼方「夏には使わないからね~。……はい、おねがいしたよ~」
遥「はい、おねがいされました!」
彼方「重いから気をつけてね」
遥「分かってるよ。……ん?お姉ちゃん、電話鳴ってない?」
彼方「え?……あ、ほんとだ。こんな忙しいときにー……」
彼方「……果林ちゃん?なんだろ……」
彼方「遥ちゃん、土鍋洗ってもらっていい?」
遥「もちろん!使うの久しぶりだねー」
彼方「夏には使わないからね~。……はい、おねがいしたよ~」
遥「はい、おねがいされました!」
彼方「重いから気をつけてね」
遥「分かってるよ。……ん?お姉ちゃん、電話鳴ってない?」
彼方「え?……あ、ほんとだ。こんな忙しいときにー……」
彼方「……果林ちゃん?なんだろ……」
14: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:36:30.15 ID:kC716UeG
彼方「果林ちゃん?どうしたの?」
果林『もしもし。わたしメリーさん。今あなたの家の近くにいるの』
彼方「……はあ?」
果林『…………』
彼方「ちょっと果林ちゃん?……あっ、切れちゃった」
遥「果林さんだったの?」
彼方「うん、……いや、うーん……」
遥「違うの?」
彼方「果林ちゃんなんだけど……メリーさん?」
遥「え、メリーさん?」
果林『もしもし。わたしメリーさん。今あなたの家の近くにいるの』
彼方「……はあ?」
果林『…………』
彼方「ちょっと果林ちゃん?……あっ、切れちゃった」
遥「果林さんだったの?」
彼方「うん、……いや、うーん……」
遥「違うの?」
彼方「果林ちゃんなんだけど……メリーさん?」
遥「え、メリーさん?」
16: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:38:36.07 ID:kC716UeG
彼方「メリーさんってなに?」
遥「お姉ちゃん知らないの?電話がかかってくるたびに近づいてきて、最後には自分の後ろに立ってるっていう……」
彼方「えっ。……怖い話?」
遥「えっと……〇されちゃうんだったかな」
彼方「えええええっ!?……か、彼方ちゃん〇されちゃうの!?」
遥「いやいや!大丈夫だよ!だって果林さんなんでしょ!?」
彼方「それはそうだけど……でも……」
遥「きっとイタズラしてるんだよ!大丈夫だって!」
彼方「そうかなあ……」
遥「ほら!お料理の続きしよ?」
遥「お姉ちゃん知らないの?電話がかかってくるたびに近づいてきて、最後には自分の後ろに立ってるっていう……」
彼方「えっ。……怖い話?」
遥「えっと……〇されちゃうんだったかな」
彼方「えええええっ!?……か、彼方ちゃん〇されちゃうの!?」
遥「いやいや!大丈夫だよ!だって果林さんなんでしょ!?」
彼方「それはそうだけど……でも……」
遥「きっとイタズラしてるんだよ!大丈夫だって!」
彼方「そうかなあ……」
遥「ほら!お料理の続きしよ?」
17: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:40:46.74 ID:kC716UeG
~~
遥「洗い終わったよ」
彼方「ありがとう~。……じゃあコンロ出してくれる?」
遥「はーい」
彼方「よろしくね~」
遥「コンロは……。あ、あった」
遥「…………ん?」
遥「…………あ」
彼方「どうしたの?」
遥「……お姉ちゃん、ボンベ、空になってる」
彼方「ええっ!?」
遥「洗い終わったよ」
彼方「ありがとう~。……じゃあコンロ出してくれる?」
遥「はーい」
彼方「よろしくね~」
遥「コンロは……。あ、あった」
遥「…………ん?」
遥「…………あ」
彼方「どうしたの?」
遥「……お姉ちゃん、ボンベ、空になってる」
彼方「ええっ!?」
18: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:42:52.08 ID:kC716UeG
遥「私、今から買いに行ってくるね」
彼方「ごめんね……彼方ちゃんうっかりしてたよ……」
遥「ううん!私も気づかなかったから」
彼方「遥ちゃんが帰ってくるまでには準備終わらせておくよ~」
遥「じゃあ、行ってきます」
彼方「いってらっしゃい、気をつけてね~」
彼方「…………」
彼方「終わらせるぞー!」
彼方「……え、また電話!?…………果林ちゃんからだ」
彼方「この忙しいときにっ……」
彼方「ごめんね……彼方ちゃんうっかりしてたよ……」
遥「ううん!私も気づかなかったから」
彼方「遥ちゃんが帰ってくるまでには準備終わらせておくよ~」
遥「じゃあ、行ってきます」
彼方「いってらっしゃい、気をつけてね~」
彼方「…………」
彼方「終わらせるぞー!」
彼方「……え、また電話!?…………果林ちゃんからだ」
彼方「この忙しいときにっ……」
19: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:46:29.96 ID:kC716UeG
彼方「果林ちゃん?さっきのなんだったの?」
果林『わたしメリーさん。今あなたの家の近くにいるはずなの』
彼方「もうメリーさんはいいよ…………」
彼方「……ん?『はず』?」
果林『…………助けて彼方』
彼方「今お夕飯の準備で忙しいんだけど……」
果林『寒いのよっ!早く暖かいところに行きたいわ!』
彼方「コートくらい着てるでしょ?」
果林『着てないのよ』
彼方「ジャケットだけでもまだそこまで寒くないでしょ?」
果林『ブラウス1枚なのよ』
彼方「バカなの?」
果林『わたしメリーさん。今あなたの家の近くにいるはずなの』
彼方「もうメリーさんはいいよ…………」
彼方「……ん?『はず』?」
果林『…………助けて彼方』
彼方「今お夕飯の準備で忙しいんだけど……」
果林『寒いのよっ!早く暖かいところに行きたいわ!』
彼方「コートくらい着てるでしょ?」
果林『着てないのよ』
彼方「ジャケットだけでもまだそこまで寒くないでしょ?」
果林『ブラウス1枚なのよ』
彼方「バカなの?」
20: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:49:30.04 ID:kC716UeG
彼方「とりあえず、どこにいるの?」
果林『そうねえ……。……あ、前に愛の家に行ったときにこんなところを通ったような……』
彼方「……もう愛ちゃんに電話しなよ……。うちの近くでもないし」
果林『嫌よ』
彼方「なんで?」
果林『……3年生としての威厳があるじゃない』
彼方「彼方ちゃん忙しいから切るね」
彼方「……ふぅ……。…………はぁ……」
彼方「……準備しないとっ……」
果林『そうねえ……。……あ、前に愛の家に行ったときにこんなところを通ったような……』
彼方「……もう愛ちゃんに電話しなよ……。うちの近くでもないし」
果林『嫌よ』
彼方「なんで?」
果林『……3年生としての威厳があるじゃない』
彼方「彼方ちゃん忙しいから切るね」
彼方「……ふぅ……。…………はぁ……」
彼方「……準備しないとっ……」
21: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:52:21.96 ID:kC716UeG
彼方「早く野菜切ろう……」
彼方「…………また鳴ってる……」
彼方「ああもうっ!今度はなに!?」
果林『わたし果林さん。今姫乃ちゃんの学校の近くにいるの』
彼方「あ、ちょっと近づいた」
彼方「じゃなくて!彼方ちゃん今忙しいんだけど!?」
果林『かっかしてると遥ちゃんに嫌われるわよ』
彼方「遥ちゃんが彼方ちゃんを嫌うわけないでしょ!」
果林『ねえお願い。料理の片手間に助けてくれないかしら』
彼方「…………はあ……。とりあえず南に進めばいいと思うよ」
果林『南ってどっちかしら』
彼方「それくらいスマホで調べなよ」
彼方「…………また鳴ってる……」
彼方「ああもうっ!今度はなに!?」
果林『わたし果林さん。今姫乃ちゃんの学校の近くにいるの』
彼方「あ、ちょっと近づいた」
彼方「じゃなくて!彼方ちゃん今忙しいんだけど!?」
果林『かっかしてると遥ちゃんに嫌われるわよ』
彼方「遥ちゃんが彼方ちゃんを嫌うわけないでしょ!」
果林『ねえお願い。料理の片手間に助けてくれないかしら』
彼方「…………はあ……。とりあえず南に進めばいいと思うよ」
果林『南ってどっちかしら』
彼方「それくらいスマホで調べなよ」
22: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:55:38.89 ID:kC716UeG
果林『……ねえ彼方。あなた本当に料理しながら話してるの?』
彼方「そうだけど?」
果林『トントン音が聞こえるのは包丁?』
彼方「そうだね」
果林『そんなに急いでるのかしら』
彼方「急がないと遥ちゃんが帰ってきちゃうから」
果林『遥ちゃんの方が大事なの!?』
彼方「そうだよ?」
果林『…………』
彼方「…………」
果林『私、あなたの家に行くわね』
彼方「帰って欲しいんだけど」
彼方「そうだけど?」
果林『トントン音が聞こえるのは包丁?』
彼方「そうだね」
果林『そんなに急いでるのかしら』
彼方「急がないと遥ちゃんが帰ってきちゃうから」
果林『遥ちゃんの方が大事なの!?』
彼方「そうだよ?」
果林『…………』
彼方「…………」
果林『私、あなたの家に行くわね』
彼方「帰って欲しいんだけど」
23: (とばーがー) 2022/12/11(日) 23:59:48.77 ID:kC716UeG
彼方「……今どの辺り?」
果林『右に曲がると東雲学院らしいわ』
彼方「ああうん、そのまま真っ直ぐ進んでね。……真っ直ぐね」
果林『そんなに念を押さなくても分かるわよ』
彼方「……………………」
果林『私が悪かったから包丁はもっと静かに扱って』
彼方「まったく…………」
彼方「……あっ。遥ちゃんが帰ってきた……」
果林『あら、そうなの?』
彼方「遥ちゃんが帰ってくるまでに準備終わらせるって言ったのに、誰かさんのせいで終わらなかったじゃん!」
果林『右に曲がると東雲学院らしいわ』
彼方「ああうん、そのまま真っ直ぐ進んでね。……真っ直ぐね」
果林『そんなに念を押さなくても分かるわよ』
彼方「……………………」
果林『私が悪かったから包丁はもっと静かに扱って』
彼方「まったく…………」
彼方「……あっ。遥ちゃんが帰ってきた……」
果林『あら、そうなの?』
彼方「遥ちゃんが帰ってくるまでに準備終わらせるって言ったのに、誰かさんのせいで終わらなかったじゃん!」
24: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:02:09.45 ID:vMVqb1eY
遥「お姉ちゃーん、ただいまー」
彼方「おかえり遥ちゃん。……ごめんね~。もうちょっとだけ準備待ってね~」
遥「大丈夫だよ!……あ、果林さん?」
彼方「うん、道に迷ってるんだって」
果林『ちょっと彼方!迷ってるんじゃないわ、探索してるだけよ!』
彼方「じゃあ案内はいらないよね?」
果林『…………』
彼方「…………切っていい?」
果林『私が悪かったわ』
彼方「おかえり遥ちゃん。……ごめんね~。もうちょっとだけ準備待ってね~」
遥「大丈夫だよ!……あ、果林さん?」
彼方「うん、道に迷ってるんだって」
果林『ちょっと彼方!迷ってるんじゃないわ、探索してるだけよ!』
彼方「じゃあ案内はいらないよね?」
果林『…………』
彼方「…………切っていい?」
果林『私が悪かったわ』
27: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:05:48.58 ID:vMVqb1eY
遥「いただきます」
彼方「めしあがれ~」
遥「…………もうこれにも慣れたね」
彼方「うん。また鳴ってるね」
果林『わたしメリーさん。今あなたの家の外にいるの』
彼方「はいはい、待ってるから早く上がってきて」
遥「何しに来るんだろう…………」
彼方「……彼方ちゃんも、これまで数多くの死体を扱ってきた……年貢の納め時か……」
遥「それって、今お鍋の中に入ってる野菜だよね?」
彼方「バレたか~」
彼方「めしあがれ~」
遥「…………もうこれにも慣れたね」
彼方「うん。また鳴ってるね」
果林『わたしメリーさん。今あなたの家の外にいるの』
彼方「はいはい、待ってるから早く上がってきて」
遥「何しに来るんだろう…………」
彼方「……彼方ちゃんも、これまで数多くの死体を扱ってきた……年貢の納め時か……」
遥「それって、今お鍋の中に入ってる野菜だよね?」
彼方「バレたか~」
29: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:09:47.71 ID:vMVqb1eY
果林『わたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの』
遥「果林さん、メリーさんはドアを開けなくてもターゲットの後ろに立ってるらしいですよ」
果林『ごめんなさい、果林さんにはすり抜けは出来ないの』
彼方「…………」
遥「…………」
果林『…………』
彼方「開けて欲しい?」
果林『お願いするわ』
遥「果林さん、メリーさんはドアを開けなくてもターゲットの後ろに立ってるらしいですよ」
果林『ごめんなさい、果林さんにはすり抜けは出来ないの』
彼方「…………」
遥「…………」
果林『…………』
彼方「開けて欲しい?」
果林『お願いするわ』
30: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:11:35.41 ID:vMVqb1eY
彼方「…………いらっしゃい」
果林「お邪魔するわね」
遥「果林さん、お久しぶりです」
果林「遥ちゃんも、ごめんなさいね、夕食時に」
彼方「本当だよ……。……で?何しに来たの?」
果林「決まってるじゃない…………。あなたを〇しに来たのよ」
彼方「!?」
遥「!?」
果林「お邪魔するわね」
遥「果林さん、お久しぶりです」
果林「遥ちゃんも、ごめんなさいね、夕食時に」
彼方「本当だよ……。……で?何しに来たの?」
果林「決まってるじゃない…………。あなたを〇しに来たのよ」
彼方「!?」
遥「!?」
31: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:13:55.12 ID:vMVqb1eY
果林「ハーイ!朝香果林よ。よろしくね♪……キミのこと、私の身体で、悩〇、しちゃう♪」
彼方「……………………」
遥「……………………」
彼方「…………バカなの?」
遥「…………だからそんな寒そうな格好なんですね」
彼方「……………………」
遥「……………………」
彼方「…………バカなの?」
遥「…………だからそんな寒そうな格好なんですね」
32: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:14:55.67 ID:vMVqb1eY
おわり
>>1的ジャンルはかなかりとはるかな両方です
>>1的ジャンルはかなかりとはるかな両方です
33: (とばーがー) 2022/12/12(月) 00:15:43.29 ID:vMVqb1eY
過去作
歩夢「かすみ」かすみ「ぽむちゃん?」
歩夢「ブックマーク同好会?」栞子「はい…」
かすみ「ぽむちゃんの」栞子「あゆねえの」歩夢「誕生日?」
遥「迷い蝶」
歩夢「お昼休みの」副会長「生徒会室に」
彼方「Diary of Karin」 Day1-Day3 Afterschool
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1663429259/
歩夢「栞子の誕生日」かすみ「前日のパーティ!」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1664980270/
歩夢「かすみ」かすみ「ぽむちゃん?」
【SS】歩夢「かすみ」かすみ「ぽむちゃん?」【ラブライブ!虹ヶ咲】
1:名無しで叶える物語(とばーがー) 2021/10/17(日) 23:14:02.17 ID:dt4vf1L5
ツンデレクールぽむ×グイグイかすみん×クール(?)しおりん 立ったら
...
歩夢「ブックマーク同好会?」栞子「はい…」
【SS】歩夢「ブックマーク同好会?」栞子「はい…」【ラブライブ!虹ヶ咲】
2名無しで叶える物語(とばーがー)2021/11/12(金) 23:19:18.21ID:HHsqhc9w>>9
~通学路~
かすみ「おはようぽむちゃん!」
歩夢「おはよう、かすみ」
歩夢「かすみ、今日はあなたたちのクラスでお昼食べて、栞子をクラスに馴染ませようと思うんだけど」
かすみ「しお子を?昨日ぽむちゃんのクラスでやったみたいに?」
歩夢「そうそう」
歩夢「かすみはクラスに馴染めた?」
かすみ「うん!もう大丈夫!」
歩夢「なら良かったわ。で、あの子も多少は人見知りを治さないとね」
歩夢「まあ、栞子をみんなで囲んで、借りてきた猫みたいにすればいいのよ」
かすみ「ᶘイº⇁ºナ川」
かすみ「こんなの?」
歩夢「あなた器用ね…」
かすみ「ぽむちゃんの」栞子「あゆねえの」歩夢「誕生日?」
【SS】かすみ「ぽむちゃんの」栞子「あゆねえの」歩夢「誕生日?」【ラブライブ!虹ヶ咲】
コンコン
栞子「どうぞ」
かすみ「おはよ~しお子」
栞子「かすみさん。おはようございます。どうされました?」
かすみ「今度ぽむちゃんの誕生日でしょ?今回はどうしよって思って」
栞子「そういえばそんな時期ですね……」
かすみ「そう!もう3ヶ月しかないの!」
栞子「急がないといけませんね」
かすみ「今年もサプライズで、ぜったい!ぽむちゃんには気付かれないように!」
栞子「もちろんです」
遥「迷い蝶」
【SS】遥「迷い蝶」【ラブライブ!虹ヶ咲】
「次、近江さんお願いします」
遥「…………」
「近江さん?」
遥「……近江遥です。よろしくお願いします。」
「……え、それだけ?」
遥「はい、すみません」
「……そうですか。……じゃあ次の……」
この教室にいる人間は、教壇に立つ先生以外は皆、えんじ色の陽気な制服を着ている。
その中で私ひとりが、制服と不似合いに、登校初日とは思えない程に暗い顔をしていた。
歩夢「お昼休みの」副会長「生徒会室に」
【SS】歩夢「お昼休みの」副会長「生徒会室に」【ラブライブ!虹ヶ咲】
~昼休み・生徒会室~
栞子「占いなんて信じてないけど♪」
栞子「『AB型が最下位!』って、Ah-♪」
栞子「ちょっとヘコむね♪」パチッ
はんぺん「にゃ~ん」
副会長「……」ソローリ
栞子「『ラッキーアイテムはピアノ!』♪」
栞子「『ショパンが弾けたならダイジョウブ!?』って、Ah-♪」
栞子「イジワルなルール♪」クルッ
はんぺん「にゃ~ん!」
かすみ「…………」ソロリソローリ
彼方「Diary of Karin」 Day1-Day3 Afterschool
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1663429259/
歩夢「栞子の誕生日」かすみ「前日のパーティ!」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1664980270/
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1670768582/