【SS】花帆(さやかちゃん、あたしと話してると、たまにあたしの胸のあたりをチラッと見るんだよね・・・・・・)【ラブライブ!蓮ノ空】

SS


1: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 21:37:29.81 ID:oD1QzgdR
 
花帆「・・・・・・それでね?梢センパイに教えてもらったステップがなかなか上手くできなくてさ」エヘヘ

さやか「そうですか、花帆さんならすぐできるようになると思いますよ」ニコッ

花帆「そうかなぁ~、そうだといいけど自信ないな~」エヘヘ

さやか「自信はちゃんと持つべきですよ?花帆さん」

花帆「えへへ!そうだよねぇ」ニコッ


さやか「・・・・・・」チラッ


花帆「・・・・・・??」

花帆(・・・あ、まただ・・・・・・)

花帆(さやかちゃん、あたしと話してると、たまにあたしの胸のあたりをチラッと見るんだよね・・・・・・)


さやか「では、わたしは綴理先輩とライブに向けての調整がありますから、また後で」

花帆「あ、うんっ!お互いがんばろうね!」ニコッ

 
 
4: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 21:42:30.24 ID:oD1QzgdR
────
──


~部室~


梢「そう、村野さんが花帆さんを・・・・・・」

花帆「はい、あたしと話してる時なんですけど、よく、あたしの胸の辺りをさやかちゃんがチラッと見るんです・・・・・・」

花帆「最初は、あたしの制服のリボンが乱れてたりしてるのかな~って思ったんですけど、なんか違うみたいなんですよね」


梢「なるほど・・・・・・」


梢「それはね、花帆さん・・・・・・」

花帆「梢センパイ、何かわかりますか??」

梢「花帆さんは、胸が大きいでしょう?」

花帆「えっ??そ、そうですかね??」ビクッ

梢「そうよ。花帆さんの胸は豊満で、誰もが羨むのではないかしら」

花帆「え~~!?そ、そんなことないと思いますけど!!」
 
 
9: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 21:49:43.49 ID:oD1QzgdR
 
梢「わたくしも、それほど大きいわけではないから、花帆さんの胸は少し羨ましいわね」ニコッ

花帆「そ、そうなんですか!!うわぁ~・・・ちょっと恥ずかしいです」エヘヘ

梢「村野さんは、胸が慎ましいサイズだから、花帆さんのことが羨ましいのではないかしら?」

花帆「え~!?・・・・・・で、でも・・・だからといってあたしには何もしてあげられないし・・・・・・」ウーン

梢「花帆さんが自分の胸が大きいことについて何とも思ってないように、大きければ良いというわけではないというのもまた事実だわ」

花帆「そ、そうですよ!!梢センパイはキレイでスタイルいいし、さやかちゃんもすっごく可愛いじゃないですか!!」

梢「そうね。だから、村野さんが胸のコンプレックスを解消できるようにしてあげるのが一番かもしれないわね」

花帆「なるほど~・・・・・・でも、どうすればいいんですかね?」

梢「村野さんが自分自身の体に自信をもってもらうことじゃないかしらね」

花帆「自信・・・か~・・・・・・」
 
 
11: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 21:55:02.51 ID:oD1QzgdR
 
花帆「さやかちゃんは得意なこと、たくさんありそうだし、問題なさそうな気も・・・・・・」ウーン


梢「一番は、花帆さんも村野さんの視線をいちいち気にしないことじゃないかしら」

花帆「・・・・・・あ、なるほど!!それもそうですね!!」

梢「そうすれば、この問題は、問題にすらならないわ」

花帆「分かりました!!じゃあ、あたし!気にしないようにします!!」ニコッ

梢「ふふっ、頑張ってね」

花帆「はい!」

 
 
12: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:00:39.13 ID:oD1QzgdR
────
──


~翌日~


さやか「最近はフィギュアの練習が凄く調子が良くて、とても有意義なんですよ」

花帆「そ、そうなんだ~!さやかちゃんすごいなぁ~」エヘヘ


花帆「・・・・・・」

花帆(今日のさやかちゃん、あたしの胸元はまだ見てないな・・・・・・)

花帆(よし、このまま、さやかちゃんの視線を意識しないようにして・・・・・・っと)

 
 
16: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:08:58.89 ID:oD1QzgdR
 

さやか「・・・・・・??」

さやか「か、花帆さん??先程からわたしの胸元ばかり見てますが、何かついてますか??」


花帆「・・・・・・えっ!?」ビクッ

花帆「あ、いや!!そういうんじゃなくて!!」アタフタ

さやか「気になりますよ?何かあるなら言ってください」


花帆「う~ん・・・・・・え~っと」

さやか「??」

花帆「実は・・・さやかちゃんがいつもあたしの胸を見てるような気がするから、逆に意識しないようにしてるんだけど・・・・・・」ウーン

さやか「??・・・・・・意味がわかりませんよ?花帆さん」

花帆「ご、ごめん!!わかりづらかったよね」エヘヘ


さやか「確かに言われてみると、わたしは花帆さんの胸を見ているかもしれません」

花帆「えっ??」

 
 
17: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:12:20.34 ID:oD1QzgdR
 
さやか「まぁ、花帆さんの胸は大きいですから」

花帆「ええ~っ!?やっぱり!!」ビクッ

さやか「や、やっぱりとは!?どういうことです??」

花帆「うん。実はね、梢センパイにこのこと相談したら、そんな話になったんだよね」

花帆「さ、さやかちゃんが・・・・・・あたしの胸を・・・・・・」


さやか「・・・・・・なるほど、わたしが花帆さんの胸を羨んでいると思ったと・・・」

花帆「ま、まぁ・・・・・・そんな感じかなぁ」エヘヘ

さやか「羨ましくないと言ったら、嘘になりますが、・・・・・・でも、わたしは大きさが全てではないと思っていますよ」

花帆「そ、そうなんだ!それならよかった!!」

さやか「い、一応言っておきますが、・・・・・・わたしが小さいから、負け惜しみを言っているわけではないですからね」

花帆「う、うん!!」
 
 
18: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:16:15.87 ID:oD1QzgdR
 

さやか「・・・・・・とはいえ、こんな話題になって、わたしが少し惨めな思いをしてしまったことは事実です」

花帆「えっ??」


さやか「花帆さん、責任取ってください」

花帆「せ、責任??」

さやか「今夜、入浴後にわたしの部屋に来てくれますか?」

さやか「う、うん・・・いいけど・・・・・・何するの??」

さやか「秘密です」

花帆「ひ、秘密!?」

さやか「では、また夜に・・・・・・」

花帆「う、うん・・・・・・」

 
 
21: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:19:11.74 ID:oD1QzgdR
────
──


~夜・さやかの部屋~


 コンコンッ


花帆「さやかちゃん!来たよ~」

さやか「────今開けます」


 ガチャッ


さやか「花帆さん、お待ちしてました。どうぞ」

花帆「お邪魔しま~す」


 バタンッ

 カチッ


花帆「えっ?さやかちゃん、なんで鍵閉めるの??」

さやか「当然です。不用心ですから」

花帆「そうなんだ~。あたしは田舎者だし、そこまで考えたことはなかったな~」エヘヘ

さやか「まぁ、蓮ノ空の寮ならば、外部から侵入者が来るなどということはまずないと思いますが」

花帆「だったら、そこまで気をつけなくてもいいんじゃない??」

さやか「用心すべきはそこだけじゃないということです」

花帆「ふーん」
 
 
22: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:23:48.21 ID:oD1QzgdR
 

さやか「とりあえず、わたしのベッドに腰掛けてください」

花帆「えっ?いいの?」

さやか「構いませんよ」

花帆「じゃあ、失礼するね」ボフッ


花帆「・・・・・・で、あたしを呼んで何かするの??さやかちゃん」

さやか「少し待っててくださいね・・・・・・」スルッ

花帆「ええっ!?さ、さやかちゃん!!なんで急に・・・・・・な、何で脱ぐの!?」アタフタ

さやか「花帆さんに見て頂きたいものがあるんです・・・・・・」ヌギッ

花帆「ちょ、ちょっと!!さやかちゃん!?」
 
 
24: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:27:53.43 ID:oD1QzgdR
 
さやか「こんなこと、同級生の花帆さんにしか頼めないですから・・・・・・」ヌギッ

花帆「ええ~・・・・・・」ドキドキ

さやか「もう少しです・・・・・・待っててくださいね」スルッ

花帆「あ~・・・・・・さやかちゃん・・・・・・裸だよお・・・・・・」ドキドキ

さやか「何を言ってるんですか、一緒にお風呂入ることだってあるじゃないですか」

花帆「そ、それとこれとは違うというか・・・・・・」ドキドキ


 
 
25: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:30:09.67 ID:oD1QzgdR
 

 バサッ


花帆「・・・・・・ん??そ、それって??」

さやか「そうです。先日新たに作った、蓮ノ空スクールアイドルクラブ全員お揃いの衣装です」バサッ

花帆「い、衣装を今着てどうするの??」


さやか「・・・・・・・・・・・・お待たせしました」バッ

花帆「に、似合ってるね。さやかちゃん・・・・・・」

さやか「この衣装、白地にパステルカラーで凄く可愛らしいのですが、デザインの都合上、胸の大きさがはっきりと出てしまうんです」

花帆「というと??」

さやか「花帆さんのように、胸が大きい方にはとても映える衣装なのですが、わたしのような貧相な胸の女子には少し恥ずかしいと感じるデザインなんです」

花帆「そ、それは考え過ぎじゃない??」

さやか「いえ、花帆さんにはわたしのような人間の悩みはわかりませんよ」

花帆「ご、ごめん・・・」
 
 
28: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:33:36.65 ID:oD1QzgdR
 
さやか「というわけで、この胸パッドを入れるとどうなるか試してみたかったんです」スッ

花帆「そ、そうなんだ・・・・・・」

さやか「ちょっと入れてみますので、花帆さんから見てどう見えるのか教えてください」ギュッ ギュッ・・・

花帆「鏡あるんだし、自分でも見れるんじゃ・・・・・・」

さやか「それはもう既に試してます。その上で、客観的な意見を聞きたいんです」

花帆「なるほど・・・・・・」


さやか「できました」

さやか「・・・・・・ど、どうですか??」


花帆「・・・・・・・・・・・・」ジーッ

花帆「うーん・・・・・・」

さやか「ダ、ダメですか??」

 
 
29: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:36:20.72 ID:oD1QzgdR
 

花帆「なんていうか、コレじゃない感が半端ないかなぁ」ウーン

さやか「えっ??」

花帆「やはり、さやかちゃんはそのままの方が可愛いよ」

さやか「なっ!?貧乳だからって馬鹿にしてるんですか!」

花帆「ち、違うって!!」

さやか「じゃ、じゃあ・・・・・・何なんです??」ムスッ

花帆「さやかちゃんはそのままで十分過ぎるくらい可愛いし、魅力的だし・・・・・・ちょっといい??」グイッ

さやか「えっ??」

花帆「胸パッド、一度取るね・・・・・・」グイッ

さやか「きゃっ!」ビクッ

 
 
32: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:39:25.59 ID:oD1QzgdR
 

花帆「・・・・・・あ、あれ??・・・・・・うまく取れない・・・・・・」グイッ グイッ

さやか「か、花帆さん!?」

花帆「んんっ??」ギュッ

さやか「きゃっ!!」ビクッ

花帆「えっ?・・・あれ??」モミッ

さやか「ちょっと!花帆さん!!わたしの胸、揉まないでください!!」

花帆「あっ!ご、ごめん!!」モミッ

さやか「はぁ・・・ はぁ・・・・・・、もうっ!」ドキドキ

 
 
34: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:42:09.54 ID:oD1QzgdR
 

花帆「・・・・・・よし、取れた!」

花帆「ほら、やっぱり胸パッドなんか入って無い方が自然体でいいよ」ニコッ

さやか「ううう・・・・・・」

花帆「それに、さやかちゃん自分のこと貧乳とか言ってたけど、触ってみた感じ、ぜんぜん貧乳なんかじゃないよ」

さやか「そ、そういう問題じゃ・・・・・・」

花帆「さやかちゃんはさやかちゃんで、そのままのさやかちゃんが魅力的なんだから、変なこと考えるのはやめようよ」ニコッ


さやか「・・・・・・・・・・・・」

さやか「は、はい・・・・・・」シュン
 
 
35: (さくらんぼ) 2023/05/20(土) 22:45:04.81 ID:oD1QzgdR
 

花帆「じゃ!あたしは部屋に帰るね!!」ニコッ

さやか「あっ!花帆さん!!待ってください!!」

花帆「えっ??まだ何か用事あるの?」


 Prrr・・・


花帆「あれ?梢センパイから電話だ・・・・・・」

花帆「じゃ、さやかちゃんまたね~」ニコッ

さやか「あ、はい・・・」


花帆「────あ、もしもし!花帆です!」

花帆「────えっ?あ、いえ・・・・・・さやかちゃんの部屋から出るところです・・・・・・」


~おしまい~

 
 
36: (SB-iPhone) 2023/05/20(土) 22:46:11.47 ID:d4slvS1j
肝心なシーンが足りないのだけれど?
 
39: (光) 2023/05/20(土) 23:26:40.58 ID:xdjmKFNS
タイミングよく電話かけてくるパイセン😱
 
37: (八つ橋) 2023/05/20(土) 22:50:36.19 ID:P7l9B0d6
ふふ、2人はすてきなお友達なのね
さて、ここからどうなるのかしら
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1684586249/

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