【SS】ルビィ「花丸ちゃんに催眠術かけてみよ～っと」善子「ちょっ！？////」【ラブライブ！サンシャイン!!】

善子「催眠術？」

ルビィ「うん！昨日テレビでやってたんだ～！」

善子「ふーん、それだけ？下らないわね」

ルビィ「あっ、まーた善子ちゃんそーやってクールぶってる。内心こういうの大好きなくせに」

善子「うるさい。ヨハネそういうのはもう卒業したの。だいたいね、そーんなエセ科学に騙されてるようじゃ、将来マルチとかに

ルビィ「ふーん。じゃあもし本当だったら土下座してルビィの子分になる？」

善子「は？」

ルビィ「みててみてて、お姉ちゃん！」

ダイヤ「はい？」

ルビィ「この五円玉の輪っかの部分見ててね」

ダイヤ「はぁ」

ルビィ「いくよ～！あなたはだんだん、眠くな～る眠るな～る」

ダイヤ「……」

ルビィ「……はいっ！」ﾊﾟﾁﾝ!

ダイヤ「きゃあっ！？」

ルビィ「お姉ちゃん、ネコになれ～！」

善子「……えっ」
　

善子「なにそれ。バカみたい」

ルビィ「これで術をかけた人の言うことをなんでも聞いてくれるようになるんだって。テレビで言ってた！」

善子「そんなわけないでしょ。ったく、ルビィってばおバカさん

ダイヤ「にゃ～ん♪」

善子「え゛！？」

ダイヤ「にゃんにゃんにゃ～ん。にゃんにゃん♪」

善子「ちょっ！？う、嘘でしょ！！？」

ルビィ「自分のことをネコさんだと思い込んじゃってるんだよ！」

ダイヤ「にゃんにゃん♪」

善子「え、えぇ……」

ルビィ「ふふ～ん。ルビィにかかればこれくらい簡単だも～ん」

善子（……）

ルビィ「ね～………よ・し・こ・ちゃん♡」

善子「にゃ！！？/////」
　

善子「な、なによ……」

ルビィ「さっきルビィのことさ、おバカさんって言ってたよね～」

善子「……」

ルビィ「ね～、善子ちゃん♪」

善子「……」

ルビィ「むふ～♡」

善子「だから何よ！」

ルビィ「ん～、だったら善子ちゃんには、ルビィの従順な召使いにでもなってもらっちゃおっかな～」

善子「は、はぁぁ！！？/////」

ルビィ「さっき土下座してルビィの子分になる、とも約束したよね？」

善子「や、やるわけないでしょ！！そんなの絶対にイヤ！！////」

ルビィ「ふーん、そっか。じゃあ催眠術で直接子分にしちゃおーっと」

善子「んなぁ！！？////」

ルビィ「ふふっ。善子ちゃんこれでもうルビィに逆らえないねぇ……♡」

善子（くっ、ぐぬぬぬぬぬ～～！！）
　

ルビィ「ほらほら善子ちゃん、こっち見て～」

善子「イヤ！！絶対に見ない！！見たらダイヤみたいにされちゃうんでしょ！！」

ルビィ「むー。じゃあこのままやっちゃお～っと。催眠術って目つぶってても効果あるのかな？」

善子「～～～っ！！！////」

善子（ぐぬぬぬぬぬ～～！！/////）

ルビィ「あなただんだん眠くな～る、眠くな～る」

善子（信じない！！催眠術だなんて絶対に信じないっ！！////）

ルビィ「善子ちゃん、催眠術の効果出てきた？」

善子「答えるわけないでしょ！！バカルビィ！！」

ルビィ「あ、まーたルビィのことバカとか言ってる。それなら～」

善子「んにゃ！！？////」

ルビィ「ルビィに逆らえないように、素直にルビィの言うこと聞け～！」

善子「っぅぅぅ～～！？！！！？///////」

花丸「ずら！？」

善子（え！！？）
　

花丸「……」

善子「ずら丸……？」

ルビィ「善子ちゃん、これでルビィのしもべになった？」

善子「なるわけないでしょ。バカじゃないの」

ルビィ「むー……。善子ちゃん、ルビィの言うことをきけー！」

善子「……」

ルビィ「ルビィの言うことを

ﾍﾟﾁﾝ!

ルビィ「ぴぎっ！？」

善子「はぁ……ったく。何が催眠術よ、やっぱり仕込みだったのね」

ルビィ「むぅ……」
　

ルビィ「むゅ。上手くいったと思ったのにー」ﾌﾟｸｰ

善子「はいはい。あーあ、心配して損したわ。結局なんにも起こらないみたいだし」

善子「ま、堕天使ヨハネは魔界の加護で守られているから、そんな小細工最初から通用しないんだけど。むふん♡」

ルビィ「……」

善子「リトルデーモンはリトルデーモンらしく大人しくヨハネに従っときなさい！」

善子「で、ずら丸。あんたはいつからそこに

ﾑｷﾞｭ♡

善子「へ？」

花丸「よ・し・こ・ちゃん♡」

善子「ちょっ、ずら丸！？」
　

花丸「えへー、本物の善子ちゃんずら～♡」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

善子「なによ！うっとしいわね！離れなさいよ！///」

ﾑｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ

善子（ぐぬぬ～！！）

花丸「え～？」

善子「ひっついてくるなって言ってるのよ！！暑苦しい！！」

善子（あと恥ずかしい！！/////）

花丸「でもさ～、好きな人には誰よりも一番近くにいたくない？」

善子「は！？」
　

花丸「だってマル、善子ちゃんに恋してるんだもん」

善子（っ、恋っ……！！？どゆこと！！！？//////）

ルビィ「ほぅ……」

花丸「えへっ♪」

善子「ど、どういうことよこれぇぇ～～！！！/////」
　

ルビィ「もしかしてさ、さっきのルビィの催眠術がさ、間違って花丸ちゃんにかかっちゃったんじゃない？」

善子「うぇぇぇ！！？////」

ルビィ「さっきさ、さっきルビィが『素直にルビィの言うことを聞け』って言ったから」


ルビィ『ルビィに逆らえないように、素直にルビィの言うこと聞け～！』


ルビィ「それの『素直』の部分だけが花丸ちゃんにかかっちゃったんじゃない？」

善子「な、なによそれぇ～！！？/////」

ルビィ「だってさ、ほら」

花丸「？」

ルビィ「花丸ちゃんすーっごく素直になってるよ？」

花丸「すなお……？マルは幼稚園の時からずーっと善子ちゃんのこと一筋だよ？」

善子（っ゛！！？/////）
　

ルビィ「ほら」

花丸「こんな想いにさせてくるのは、善子ちゃんが悪いんだよ？」

ルビィ「これが花丸ちゃんなりの『素直』なんだって」

花丸「ずら♡」ﾑｷﾞｭ

ルビィ「花丸ちゃんツンデレさんだもんね～」

善子（くっ、ぐぬぬぬぬ～……////）

善子「なんでもいい！！なんでもいいから早く元に戻しなさい！！/////」

ルビィ「え～、そんなこと言われてもなぁ～」

花丸「ずらずら」

善子「催眠術でこう出来たなら催眠術で元に戻すことだって出来るはずでしょ！！？いいからさっさと元に戻す催眠術をかけて！！」

ルビィ「むー、善子ちゃんそういうけどさー」

善子「なによ！！」

ルビィ「ほんとは……ご満悦なんでしょ、善子ちゃん♪」

善子「は、はぁぁぁ！！？////」
　

ルビィ「普段の花丸ちゃんが全然積極的になってくれないから～、たまにはこーんな花丸ちゃんもいいかな～って思ってるんでしょ」

善子「ち、ちがっ！！ヨハネべつにっ！！/////」

ルビィ「んも～、顔にしっかり書いてあるんだから～」

ルビィ（んふ～♪）

善子「ぐぬぬぬぬ～～/////」

善子（むっ、ムカつくムカつくムカつく～～！！あんたのせいでこんなことになってるくせに～～！！/////）
　

ルビィ「面白そうだからしばらくこのままにしておこ～っと」ﾄﾃﾃﾃ

善子「あっ、ちょっと！！？待ちなさっ

ﾑｷﾞｭ!

善子「ぐぇっ！！」

花丸「善子ちゃん。今はマルだけの時間だよ？」

善子「……////」

善子（あーもう！こっちはこっちでめんどくさい～！！！/////）
　

～授業中～

善子「……」

善子（はぁ……）

花丸「善子ちゃん善子ちゃん」ﾂﾝﾂﾝ

善子「……なによ」

善子（こっちは本気であんたの戻し方考えてるってのに、ほーんと呑気なやつ）

花丸「教科書忘れちゃったから見せて欲しいずら」

善子「……」
　

花丸「善子ちゃ

善子「ん」

花丸「わっ！？」

善子「ほら。使いなさい」

花丸「でもそれじゃ善子ちゃんが見えないずら」

善子「どーせろくに聞いてなかったし。それに必要になったら借りるからいいの」

花丸「むー……」

ｷﾞｨｨｨ…

善子「ちょっ、ずら丸！？」

花丸「こうやって机くっつければ二人で一個の教科書見れるね」

善子「い、いいってば！！なんか小学生のカップルみたいでキモいわよっ！！////」

先生「おい、なにしてるんだー！」

花丸「教科書忘れちゃったので津島さんに見せてもらおうとしてまーす」

先生「見せてやれー、津島」

善子（くっ、ぐぬぬぬぬ～……！！）

善子「っ……////」
　

花丸「善子ちゃん善子ちゃん」

善子「……///」

花丸「よしこちゃ～ん」

善子（近いわよバカ！！/////）

花丸「ふふっ、善子ちゃんっ♡」

善子「なによ！」

善子（いちいち顔近づけて話しかけてくるなぁ～！！変に緊張するっ！！////）

花丸「えへへ。なんかこうやって授業中におしゃべりするの、いけないことしてるみたいだね」

善子「っ/////」

花丸「マルちょっぴりドキドキしてるずら♡」ﾑﾆﾝ

善子（うにゃ！！？////）

花丸「善子ちゃんにも……マルのドキドキ、伝わるかな？」

善子（お　　いの柔らかさしか伝わってこないんだけどぉぉ～～！！/////）
　

花丸「善子ちゃん善子ちゃん」

善子「なによ！っていうか離れなさいよ！授業中っ！！////」ﾋｿﾋｿ

花丸「ノート貸して」

善子「だからー！！////」

花丸「～♪」

ｻﾗｻﾗ

善子「っ！？////」

『好きだよ♡』

花丸「えへ。書いちゃった♡。ホントの気持ち」

善子（はぁぁぁぁ！！！？/////）

花丸「なんか青春みたいだね♪」ﾆｺｯ

善子「～～～っ！！！！！！？！！？」

善子（う゛ぅぅぅ～～！！！あ゛ぁぁぁもうっ！！リア充過ぎて浄化されるぅ゛ぅぅ～～～～！！！//////）ﾌﾟｼｭｰ
　

＊＊＊

花丸「善子ちゃん」

善子「……」

花丸「善子ちゃーん！」

善子「あーもうなによ！」

花丸「むっ」

ﾋﾟﾄﾝ!

善子「う゛！！？」

花丸「ほら。後ろからぎゅ～ってしてよ」

善子「い゛っ……勝手に膝の上乗っかってくるなぁ～～！！////」

花丸「だって善子ちゃんがおらのこと無視してくるんだもん」

善子「だってじゃない！！文脈おかしい！！離れなさい！！////」
　

花丸「むー、わかったよー」

善子「はぁ。ったく……///」

花丸「じゃあ頭ぽんぽんしてくれたら許してあげるね♪」

善子「えっ？あっ、ごめん……」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

善子「……～って！！なんでヨハネがあんたの言うこと聞かされてるのよ！！////」

花丸「えへへ♡」
　

梨子「あら～」

千歌「今日も二人はお似合いだね～」

梨子「ね～」

善子「っ！！////うっさいうっさい！！今日のは違うの！！ずら丸が催眠術でおかしくなっちゃってるだけなんだから！！////」

千歌「え～、花丸ちゃん普段からこーんな感じじゃなかったっけ～」

梨子「ね～」

善子（くっ、ぐぬぬぬぬ～……！！/////）

善子「ちょっ、ルビィ！！////」

ルビィ「うるさいなぁ」

善子「誰のせいでこんなめんどくさいことになってると思ってるのよ！！早くずら丸のこと戻しなさい！！」
　

ルビィ「いいじゃん別に。花丸ちゃんこれがほぼ普通みたいなとこあるし」

善子「全然普通じゃなーい！！あーもういい！五円玉貸してっ！！」ﾊﾟｼｯ

ルビィ「あっ」

善子「あなたはだんだん眠くなーる、眠くなーる！ずら丸よ！元の従順なヨハネのリトルデーモンに

ルビィ「それだと今と変わんないような気がするけど」

善子「っ、も、元のちょっと生意気で全然素直じゃないずら丸に戻りなさいっ！」

花丸「あうっ」

ルビィ「えっ」
　

花丸「……」

善子「も、戻った！？」

花丸「……よ、善子ちゃん」

善子「ずら丸！」

花丸「ぅ……な、なんのことだかよくわかんないけど、とりあえずおらは善子ちゃんのことが大好きずら～」ぴとっ

善子「え゛！！？」

花丸「……////」

ルビィ「あーあ、やっぱり善子ちゃんには催眠術は使いこなせないみたいだね～」

善子「ぐ、ぐぬぬぬぬ～～～！！！」

花丸（……）



花丸（………！！！？！！！？！！！？/////）
　

花丸（えっ！！？お、おらはいったい……！！？）

花丸（うぅぅ、頭がぼんやりするずらぁ……）

花丸「……」

花丸（えっと、確か……）


花丸『すなお……？マルは幼稚園の時からずーっと善子ちゃんのこと一筋だよ？』


花丸（ずら！！？/////）


花丸『こんな想いにさせてくるのは、善子ちゃんが悪いんだよ』

花丸『マルちょっぴりドキドキしてるずら♡』

花丸『えへ。書いちゃった♡。ホントの気持ち』

花丸『じゃあ頭ぽんぽんしてくれたら許してあげるね♪』


花丸（ぅ………う゛ぇぇぇぇぁぁ！！！？！！？//////）
　

花丸（ずらぁぁぁぁ～～～！！！！？/////）

ルビィ「もしかしたら一生花丸ちゃん元に戻らないかもね～。だといいね～、善子ちゃん♪」

善子「いいわけないっ！！あぁぁぁ～、もうっ！！ってかしれっと戻ってたりしないでしょうね……？」

花丸「ぅ……よ、善子ちゃんっ。おらのせいいっぱいの告白を疑うのはやめて欲しいずらっ/////」

花丸（うぇぁぁぁ！！？な、なんで！！？なんでおらがこんな恥ずかしいセリフ言わされてるのぉぉぉ～～！！？//////）

善子「ぐぬぬぬぬ……」

花丸（思い出すずら思い出すずら！確か今日、善子ちゃんとルビィちゃんが催眠術のお話をしてて……）

花丸「……」

花丸（……はっ！？）

花丸（そ、そうだよ！善子ちゃんが催眠術とか言うからこんな目に遭っているんじゃん！！）
　

花丸（むー……）

花丸（べべべべべ別にっ！おらが善子ちゃんのこと恋愛的に好きなのはただの事実だからいいんだけどっ！！でもこうやって催眠術で無理やり言わされてるってシチュエーションが気に入らないずらっ！！////）

花丸（しかも善子ちゃん全然おらのこと本気だと思ってくれないし……）

花丸（むー……）

花丸「……」

善子「なによ。術をかけた人しか催眠術解くことが出来ないのなら最初からそう言いなさいよ。早くずら丸のこと元に戻して、お願い」

ルビィ「えぇ～？じゃあ～、善子ちゃんが代わりに催眠術で素直になってくれるのならいいよ。花丸ちゃんみたいにさ」

善子「でっ、出来るわけないでしょ！！バカじゃないの！！」

ルビィ「じゃあもうちょっとだけこのままだねー」

善子「ぐぬぬぬ～～！！もうっ！！おちょくるのもいい加減にしなさいよっ！！」

ルビィ「でもさ～、花丸ちゃんも実は内心……まんざらでもなかったりして」

善子「はぁ！？」

花丸（ずら！！？）
　

ルビィ「ね～、花丸ちゃん？」

花丸「あ、や、えっと……/////」

ルビィ「……むふ♪」

花丸（ルビィちゃん！！？）

ルビィ（んふ～♡）

花丸（バレてる！？絶対おらが正気に戻ってることバレてるずらぁぁ～～！！/////）
　

善子「そんなわけないでしょ！いいからさっさと戻しなさいっ！！」

ルビィ「えぇ～？でも～」

花丸「よっ、善子ちゃんっ/////」ｷﾞｭ!

善子「ぐぇっ！？」

花丸「マ、マルは……ずーっとこのままだったとしても、大丈夫だよ？」

花丸（ずらぁ……////）

善子「いいわけないわよ。あんたもさっさと正気を取り戻しなさい」ﾍﾟﾁﾝ!

花丸「あうっ」

善子「ったく……あのねぇ、そうやって無理に可愛い子ぶったりするよりも、普段通り憎たらしいずら丸の方が、私的には可愛いんだからね」

花丸（……////）

善子「……/////」



梨子「あら～」ﾆﾔﾆﾔ

千歌「信頼だね～」

梨子「ね～」

善子「っ……////」

ルビィ「むゅ～♡」ﾆﾀﾆﾀ

善子「っ、と、とにかくっ！！他に戻せる方法がないか、二人っきりで作戦会議するわよ！！来なさいずら丸っ！！////」ぐいぐい

花丸（わぁぁ！？ずらぁぁ～～！！？）
　

＊＊＊

善子「はぁ。あーあ……」

花丸「……////」

善子「……」

花丸（はぅ、元に戻ったって言うタイミング逃しちゃったずら……）

善子「……」

花丸（もしかして……おら自身も、ほんとはこのまま善子ちゃんに対して、素直でいることを望んでいる？？）

花丸「……」

花丸（……ってないないないない！あり得ないずら！こんなにぶちんヘタレ堕天使に本気で向き合おうとすること自体が間違ってるもんっ）

ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

花丸（むぅ……）

花丸「……」
　

善子「……壊れた電化製品みたいにぺちぺち叩いたら急に戻ったりしないかしら？」

花丸「……」

ﾋﾟﾄｯ

善子「ちょっ、わかったから。ヨハネ朝からあんたにひっつかれていい加減まいってるのよ。うっとしいから離れなさい」ｸﾞｲｸﾞｲ

花丸（うぅぅ～～！！なんで！！なんで善子ちゃん気づいてくれないの！！？おらもう元に戻ってるのに～～！！/////）

花丸（むぅぅぅぅ～……！）

花丸「……」ﾌﾟｸｰ

花丸（な、何か朝からのことを思い出したら急に恥ずかしくなってきたずらっ）

花丸（善子ちゃんのせいっ！全部善子ちゃんが悪いんだからねっ！！）

花丸（かくなる上は……善子ちゃんの頬をひっぱたいて今日のことぜ～んぶ忘れさせてやるっ！）
　

善子『はぁ？催眠術にかかってたのは全部ウソ？？』

善子『あんたそこまでして私の気を引こうとしていたの？ほんっと……』

善子『……”格下”なんだから♪』

花丸（ぐぬぬぬぬ～～！！////）

善子「？」

花丸（む～～～～！！）

善子「ずら丸？」

花丸「よ……善子ちゃんっ！！///」

ﾌﾟﾆｯ

花丸「……////」

善子「えっ」
　

花丸「よ、善子ちゃんのほっぺた、ぷにぷにしてて可愛いずら～……////」

善子「はいはい。そのイジリ朝からやられ続けて飽きたわよ」ぱしっ！

花丸（む～～～！！ダメずら～！善子ちゃんをひっぱたくなんて出来ないずらぁぁ～～～！！！/////）

善子「？？」
　

曜「あ、二人ともこんなところにいた！」

善子「うげっ！？」

曜「おぉ～！これが噂の催眠術！？」

花丸「う……、マ、マルと善子ちゃんの時間だから、邪魔しないで欲しいずら～/////」

曜「すごーい！ほんとに花丸ちゃん素直になってる～！」

花丸（は、はぅぅぅぅ……/////）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

善子「ちょっ、なんなのよ！！」

曜「いや～、催眠術ってどんな感じなのかな～って気になってさ～」

善子「見せ物じゃないのよ！あっちいけ！しっしっ！」

曜「むー、いいじゃんいいじゃん！私とよーしこーの仲なんだしさ～」

善子「あっ、ちょっと！！」
　

曜「おぉ～。ねえねえ善子ちゃん、これが噂のトランス状態ってやつなんでしょ？もしかして記憶とかもないのかな？」ﾌﾆﾌﾆ

花丸（……////）

善子「あーもう！勝手に触らないで！セクハラ！！」ﾊﾟｼｯ!

曜「むぅ～。じゃあさじゃあさ」

善子「なによ！」

曜「もしかして……今の花丸ちゃんってなんでも言うこと聞いてくれる状態なんじゃない？」ﾆﾔﾘ

善子「はぁ！！？///」

花丸（ふぇぇぇ！！？////）
　

曜「ねえねえねえねえ、もしかして工　　なお願いだってなんでも聞いてくれるかもよ～」ﾂﾝﾂﾝ

善子「っ……////」

花丸「……！！！？////」

花丸（え、なんで！！！？）

曜「善子ちゃん善子ちゃん～」

善子「や、やるわけないでしょ！！？ばっかじゃないの！！？////」

曜「え～？せっかくなんだし実験してみようよ～！私と善子ちゃんだけの秘密にするから～！」

善子「ぬぬぬぬぬ～……！！////」

曜「それに……善子ちゃんだって工　　な花丸ちゃん、ぶっちゃけ見たいでしょ？」

善子「ぬにゃ！！？/////」

花丸（えっ、ええっ、えぇぇぇ～～～！！！？/////）

花丸「ぅ、ぁぅ、ぅぁぁぁ……/////」

曜「ほれほれほれほれ～」

善子「～～っ……！！！/////」

曜「利害の一致ってやつでありますよ、善子ちゃん後輩～。二人だけの秘密にするからさ～」

善子「や………やらないやらないやるわけないっ！！////」

曜「えぇ～？」

花丸（……？////）
　

善子「ずら丸はそういう対象じゃないの！！記憶があろうがなかろうがぜぇ～ったいそーやって欲情の対象にしないって決めてるのっ！！////」

善子「ず、ずら丸とは！！普通の恋愛をするって決めてるんだから！！////」

花丸（えっ）

曜「むー、つれないなぁ～、善子ちゃん」

善子「ってかあんたは催眠術なんかに頼らなくったって浦女中の女たぶらかし放題でしょ！！？ヒーローなんだから！！」

曜「？」

花丸「……」

花丸（ふつーの、恋愛……）

花丸「……////」

ｷｭﾝ♡

善子「ほ、ほらっ！どっか行ってなさいよ！ずら丸には指一本たりとも触らせな

花丸「ぷしゅー……////」

善子「ずら丸！！？」

花丸「ずらぁぁぁぁ～～～……/////」

善子「な、なによ！？なんなのよ～～！！！？」
　

＊＊＊

善子「なによ！元に戻ってたなら最初からそう言いなさいよ！」

花丸「言おうと思ったけど善子ちゃんが話を遮るから全然言い出せなかったんじゃん！！善子ちゃんほんっと空気読めない！！/////」

善子「なんですって！？こっちはあんたのこと必死で元に戻そうと奮闘してたのに～！！」

花丸「善子ちゃんが催眠術でマルのことめちゃくちゃにしようとするからだもん！！自業自得だもん！！」

善子「そっ、それを言うならルビィでしょ！！？元はと言えばルビィが！！」

ルビィ「ふぅん……」

善子「な、なによ」

ルビィ「……」

善子「なんなのよ！」

ルビィ（……むゆ♪）

善子（な！！？///）
　

ルビィ「『ずら丸とは！！普通の恋愛をするって決めてるんだから！』ぎらんっ☆」

善子「ふにゃぁぁ！！？////」

ルビィ「『そうやって無理に可愛い子ぶったりするよりも、普段通り憎たらしいずら丸の方が、ヨハネ的には可愛いんだからね！ずら丸っ！』」

善子「うにゃぁぁぁ～～！！は、恥ずかしいから思い出させるなぁぁ～～！！////」

花丸「ルビィちゃん！！おらも恥ずかしいからこれ以上イジるのやめてよ～～！！！//////」

ルビィ「え～♪」



曜「……」

この後めちゃくちゃ株が下がった。曜先輩の
　

終わりです。お読みいただきありがとうございました。
（ほんとはしたらばに立てたかったのですが、スレタイ30文字（？）制限がキツくて諦めました）
　

|c||^.- ^|| にゃーん
　

面白かったけど
ダイヤさんはどうなった？
　

|c||^.- ^||
　

そういえばダイヤさん猫のままか
　

|c||^.-^|| にゃ
　

|c||>.ω <||/
　

おつおつ