【SS】こずめぐがいちゃいちゃする話【ラブライブ！蓮ノ空】

夕方

梢「みんな、今日の練習はここでお終いにしましょう。帰って体のケアをしっかりとするのよ」

一同「はーい」

慈「梢、この後、暇？」

梢「ええ。空いているけれども。どうしたの？」

慈「別にどうしたというわけでもないけどさ。何となく、ここ最近梢とゆっくりお話しできていないな～と思って。だからこの後、遊びたいな～って。本当は綴理も誘いたかったんだけど、実行委員の仕事がまだ残っているみたいで」

梢「慈の考えにしては悪くないわね。」

慈「梢ってば、いっつも素直じゃないんだから～。梢の部屋にお邪魔していい？私の部屋でもいいけどさ」

梢「私の部屋でいいわよ。じゃあ、後で待っているわね」

慈「はーい！」
　

～夜～
ｺﾝｺﾝ　

慈「ばんめぐ～」

梢「いらっしゃい。今紅茶淹れるわね」

慈「ありがと。お邪魔します」


梢「はい。どうぞ」

慈「いただきます」

梢「それにしても、突然ね。」

慈「みんなと賑やかにおしゃべりするのも楽しいけどさ、たまにはこうして梢と二人でまったり夜の時間を過ごすのも悪くないかな～って」

梢「そうね。私も最近忙しかったから。こうして誰かと部屋でゆっくりお話しするのもいいものね」

慈「その誰かがめぐちゃんでよかったでしょ～？？」ﾒｸﾞﾒｸﾞ

梢「それはどうかしらね」ﾌﾌｯ

慈「もうっ。本当に素直じゃないんだからっ。満更でもなさそうな顔してるくせに」

梢「それはまあ、そうだけれども//」

慈「あ、照れた！」

梢「照れてないわよ」

慈「いや～照れた梢の顔が見れるなんて、今日梢の部屋にはるばるやってきた甲斐があったってもんだぜ☆」

梢「・・・」

慈「ごめんって。謝るからそんな怖い顔しないでよ」

梢「やれやれだわ」
　

慈「まあ、真面目な話、梢ってあんまり、というか殆ど他人にそんな照れた表情見せないからさ、そんな梢の一面が知れて、嬉しかったりするかな」

梢「真面目な顔してそんなこと言わないでもらえるかしら」

慈「いやいやだってぇ、推しの新たな一面が分かったら誰だって嬉しいものでしょ？」

梢「誰が推しなのかしら？」

慈「ああもうっ。この際だから言うけどっ。私、藤島慈は乙宗梢の一番のファンなんだよっ」

梢「あなた5月ごろに花帆さんを持ち上げる配信していたじゃない」

慈「えっ、見てたの？？確かに花帆ちゃんもさやかちゃんもすっごく可愛いと思うよ。当然るりちゃんも。それはそれ、これはこれでしょ。それに推しは一人じゃなきゃいけないっていう決まり何てないんだしさ！」

梢「それはそうだけれども」

慈「とにかく、私は梢のファンなの？分かった？？」

梢「逆に聞くけれど、私のどこがそんなに気になるのかしら？」

慈「全部だよっ」

梢「具体的に教えてちょうだい」
　

慈「仕方ないな～。まず、パフォーマンスでしょ？それに、背が高くてスラっとしているところ、勉強ができるところ、この辺は、悔しいけどめぐちゃんにない部分だから余計に憧れるよね。後はね・・・」

梢「待って。もういいわ//」

慈「え～まだあるのになあ」

梢「あなたの気持ちは分かったわ。ありがとうね。慈にそう言ってもらえるとなんだか嬉しいわね」

慈「あ、やっと素直になった！」

梢「でもね、慈。私もあなたのファンなのよ」

慈「ふぇ？？？」

梢「ふふっ」

慈「どこが？」

梢「全部よ」

慈「もう～もっと具体的に言ってよぉ」
　

梢「そうね。あなたの一番の魅力は、その可愛さかしらね。私には真似は出来ないわ。あと、人の目につかないところではとっても頑張り屋さんなところかしらね。クラブに復帰してすぐにあのパフォーマンスが出来るのは、復帰する前も努力していないとできないと思うわ。だから、素直に尊敬しているの。ちょっと勉強が出来ないかもしれないけれども」

慈「最後の一言いる？？？」

梢「ふふっ」

慈「うぅ。でも、ありがとね」

梢「どういたしまして。」

慈「ふふふ」

梢「どうしたの？」

慈「せっかくだから、今日はこのまま梢の部屋にお泊りしようかな～」

梢「仕方がないわね」

慈「あっさり受け入れた」

梢「ふふ。たまには貴女と二人きりで夜を明かすのも悪くないと思ったのよ」

慈「じゃあ決まりだねっ☆　一旦準備してくるね～」
　

～10分後～

慈「ただめぐ～」

梢「早いわね」

慈「うん。久しぶりのお泊り会でわくわくしちゃってさ」

梢「ふふっ」

慈「改めて梢の部屋は居心地がいいな～」

梢「そうかしら？」

慈「梢といる、この時間が、かな」

梢「そうかもしれないわね」

慈「今度は、綴理も誘って3人でお泊り会したいね」

梢「そうね。でも、3人もいると少し狭いのではないかしら」

慈「まあ、何とかなるよ。今度は私の部屋にしようか」

梢「ええ。では今度は貴女の部屋にお邪魔させてもらうわね。明日綴理にも言っておくわね。」
　

慈「私たち、去年は色々あったけどさ、今こうしてそれぞれが苦難を乗り越えて、一緒にスクールアイドルをやれている。これって、そういう運命なんだよね。そう思わない、梢？」

梢「ええ、そうね。本当に色々あって、もうあなたたちとはスクールアイドル活動が出来ないとまで思ったものね。それを考えると今、こうして再びあなたたちスクールアイドル活動が出来て、まだまだラブライブ優勝までの道のりは遠いけれども、とりあえずみんなで予選
突破できたこの状況は感慨深いものがあるわね…。私一人では成しえなかった。あなたと綴には感謝してもしきれないわ」
　

慈「ちょっとぉ。やめてってば。私だって二人には感謝しているんだからね？」

こずめぐ「ふふっ」

梢「さて、もうこんな時間ね。そろそろ寝ようかしら。まだまだ語りたいことはあるのだけれども、それは綴理もいる次回にしましょう」

慈「そうだね。明日も朝練あるしね！梢、改めて今までありがとうね。そして、これからもよろしくね☆　あっ、でもスクールアイドルとしては梢にはまけないからねっ」

梢「ふふっ。私もよ、慈」



おしまい
　

お読みいただきありがとうございました。
読みにくい箇所があって申し訳ありません。
したらばとpixivに先に投稿したのですが、5ｃｈのSSも再び盛り上がってほしいという思いから、こちらにも投稿させていただきました。

改めて代行していただきありがとうございました。
　

過去作です

慈　「梢を照れさせたい」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1696867906/l50

慈「ｺﾎｯｺﾎｯ」　梢「慈？」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1696607734/

慈「梢にかまわれたい」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1697038586/

梢「可愛くありたい」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1697805629/

SS　慈「梢の素顔が知りたい！」
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1699257540/

SS　さやかほの日常の一コマ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1699430495/

SS　慈「花帆ちゃんさやかちゃんと仲良くなりたい」
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/anime/11177/1699947826/
　

乙
良かった