【SS】優雅な紫の味を知ったメイズ色【ラブライブ!スーパースター!!】

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【SS】優雅な紫と不釣り合いなメイズ色【ラブライブ!スーパースター!!】
「マルガレーテちゃん、本当にこんなのがプレゼントで良かったんすか?」 私の後ろで髪を束ねながら、きな子先輩がそう聞いてくる。 「いいのよ。私がそう言ってるんだから」 「でも、言ってくれればチョコパンでも何でも作ったっすよ?きな子、パン作りには自信あるし…」 「そんなの完成する頃には日が替わっちゃうじゃない。私の誕生日なんだから、私のリクエストを優先しなさいよ」 「は、はいっす…」 わかりやすく落ち込んだ声が聞こえる。 顔は見えないが、おそらくちょっと涙目になっているのだろう。一年足らずの付き合いでもなんとなくわかるぐらい、この人はよく泣く。 「そもそも、きな子先輩がプレゼントの用意忘れたから今こうしてるんでしょ」 「うぅ、おっしゃる通りっす…」

引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11224/1744235949/

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