【SS】にこ「あんたってさ…本当に女の子らしくて可愛いわよね」ｼﾞｰ ことり「！」ﾁｭﾝ

にこ｢お疲れー｣ｶﾞﾁｬ

ことり｢あっにこちゃん、お疲れ様～｣

にこ｢まだあんたしか来てないのね｣

ことり｢うんっ、海未ちゃんは弓道で穂乃果ちゃんはー……居残り勉強｣

にこ｢はぁ……リーダーが何やってんのよ｣

にこ(じゃあ今はことりと２人……か)

ことり｢～♪｣

にこ｢？何やってんのアンタ｣

ことり｢今ね、新しい衣装を考えてたの｣

ことり｢今回もみんなが可愛く見えるように作りたいなって思って♪｣

にこ｢ほんと！？見せて見せて！？｣ｽﾞｲｯ

ことり｢うん、いいよっ｣

ことり｢今回はラブソングでいくって決まったでしょ？｣

ことり｢バレンタインデーも近いしそれに合わせてとびきり可愛いのにしようって思ったの♪｣

にこ｢すっごい可愛いじゃない！｣

ことり｢ほんと！？嬉しいな…♪｣

にこ｢ホントよ私はね、お世辞は言わないの｣

にこ｢だから私が褒める時は誇ってもいいわよ｣

ことり｢にこちゃん、ありがとう♪｣

ことり｢それでね、なんでこのデザインにしたかと言うとね、私メイド喫茶でアルバイトしてた時にメイド服って本当に可愛いなって思ってー ー ー｣

にこ(そっか、この子そういえばアキバNo.1メイドだったのよね)

にこ(しかも、こんなに可愛い衣装まで作れちゃうなんて)

ことり｢にこちゃん、聞いてる？｣ﾌﾟｸｰ

にこ｢え、あぁ聞いてるわよ｣

ことり｢全くぅ、それでねこの部分なんかはー ー ー｣ﾆｺﾆｺ

にこ(笑顔が可愛くて、周りを良く見ることができて)

にこ｢ことり｣

ことり｢ん？どうしたの？｣

にこ｢あんたってさ…本当に女の子らしくて可愛いわよね｣ｼﾞｰ

ことり｢！｣ﾁｭﾝｯ

ことり｢ど、どうしたの？急に///｣

にこ(し、しまった……思わず…)

にこ｢い、いやねその……｣

ことり｢そんなこと思っててくれてたんだ…///｣

ことり｢だけどね……私なんてμ'sのみんなに比べると全然…｣

にこ｢｣ﾋﾟｸｯ

にこ｢はぁ！？｣

にこ｢こんなに可愛いのに何言ってんのよ！｣

にこ｢確かに他のみんなも可愛い！だけどね、ことりの可愛さは本当に正統派の可愛さなのよ！｣

にこ｢私のような作ってる感じじゃなくて本当に可愛いの！｣

ことり｢にこちゃん……恥ずかしいよ///｣

にこ｢はっ｣

にこ(私ったらまた…！あぁことり顔真っ赤じゃない……何やってんのよ私)

ことり｢でも、ありがとうにこちゃん///｣ﾊﾆｶﾐ

にこ(ﾄﾞｷｯ)

にこ｢わ、分かればいいのよ｣

にこ｢お世辞じゃないから安心しなさいっ！｣

ことり｢うん///｣

ことり｢あ、あとひとつ…………にこちゃんも可愛いよ？｣

にこ｢うぇあっ！？///｣

にこ｢…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ことり｢……｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

にこ(まずい……ことりが更に可愛く見えてきた……)

にこ(抱きしめたい…)

にこ｢こ、ことりっ｣

ことり｢え？///｣

凛｢遅くなったにゃーーーーー！！！｣

にこ｢！｣ﾊﾞｯ

凛｢あれ？まだ2人だけかにゃ？｣

にこ｢そ、そうよっ｣

凛｢そっかー、あ、ことりちゃんそれ新しい衣装！？見せて見せてー！｣

ことり｢わぁ凛ちゃん、慌てないでー｣

にこ(もう少しで抱きしめられたのに……)

にこ(でも…あまり話さないことりと……)ﾁﾗｯ

ことり｢…｣ﾁﾗｯ

にこ(いつもより接近できたから、良しとするか)ﾌﾌｯ

終わり

放課後

μ's｢お疲れ様でしたー！｣

ことり｢ねえねえにこちゃんっ｣

にこ｢なに？｣

ことり｢さっき私に何しようとしてたの？｣

にこ｢さっきって？｣

ことり｢凛ちゃんが来る前に私のところに近付いて来たでしょ？｣

にこ(ま、まずい)

にこ｢あ、あー、あれねちょっと窓を開けにね｣

ことり｢…｣ｼﾞｰ

ことり｢にこちゃん嘘ついちゃダメだよ｣

にこ｢う、嘘なんて…｣

ことり｢嘘、窓を開けに行くような顔じゃなかったもん｣

ことり｢ね？正直に教えて？｣

にこ(……あぁもうなるようになれっ！)

にこ｢こ、ことりを抱きしめようとしたの、よ///｣

ことり｢///｣

にこ｢変なこと言わせないでよっ｣

ことり｢実はね、あの時に私もにこちゃんを近くに感じたいと思ってたの///｣

にこ｢えっ///｣

ことり｢同じ様な事考えてたなんて……嬉しい｣

ことり｢ねぇ今日は……一緒に帰らない？｣

にこ｢………うん///｣

仲良く帰りました

今度こそ終わり

すばらすばらしいすばら

可愛い

心がﾁｭﾝﾁｭﾝするんじゃあ～

乙

ことにこっていいね