1:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:20:51 ID:???MM
夏美「ですの~!」ドンドンパフパフー
メイ「何か始まったぜおい」
四季「じゃあ私、科学部があるから」
きな子「きな子も生徒会に行くっす」
夏美「ちょーーーっと待つんですの!ほらボサッとしてないでメイも止めるんですの!」
メイ「ああ?なんで私が……」
メイ「何か始まったぜおい」
四季「じゃあ私、科学部があるから」
きな子「きな子も生徒会に行くっす」
夏美「ちょーーーっと待つんですの!ほらボサッとしてないでメイも止めるんですの!」
メイ「ああ?なんで私が……」
2:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:23:04 ID:???MM
夏美「Liella!の今後に関わる大事な話ですの!鬼塚夏美CEO主催の緊急会議なんですの!」
きな子「CEOってなんか久しぶりに聞いた気がするっす」
夏美「ほらみんな座るんですの!10分!いや5分でいいんですの!」
きな子「むぅー、生徒会のメンバーが待ってるからホントにちょっとだけっすよ?」
四季「つまらなかったらCEOをゆいがおーの餌に」
夏美「お、恐ろしいことを言わないでほしいですの……」
きな子「CEOってなんか久しぶりに聞いた気がするっす」
夏美「ほらみんな座るんですの!10分!いや5分でいいんですの!」
きな子「むぅー、生徒会のメンバーが待ってるからホントにちょっとだけっすよ?」
四季「つまらなかったらCEOをゆいがおーの餌に」
夏美「お、恐ろしいことを言わないでほしいですの……」
4:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:25:13 ID:???MM
メイ「で、何だよ?そのバズり対決だなんだってのは」
夏美「お、食いついたんですの。メイは素質がありますの」
メイ「はあ?」
夏美「まあ聞くんですの。みんな知っての通り、かのん先輩たちの卒業が刻々と迫っていますの」
きな子「そうっすね」
四季「そう、でもまだちょっと先のこと」
夏美「NOですの四季!」ビシッ
四季「おーのー」
夏美「お、食いついたんですの。メイは素質がありますの」
メイ「はあ?」
夏美「まあ聞くんですの。みんな知っての通り、かのん先輩たちの卒業が刻々と迫っていますの」
きな子「そうっすね」
四季「そう、でもまだちょっと先のこと」
夏美「NOですの四季!」ビシッ
四季「おーのー」
5:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:27:32 ID:???MM
夏美「ボーっとしてたらあっという間ですの。こーいんやのごとし、ですの」
メイ「んあ~……考えたくねえなあ、先輩たちが卒業しちまうなんてよ……」
きな子「確かに……恋先輩みたいにしっかりした生徒会長になれるか、きな子不安っす」
四季「先輩たちが卒業したら、一体誰が私の実験を止めるのか……不安……」
夏美「四季は科学室で一体何の実験をしてますの?」
メイ「んあ~……考えたくねえなあ、先輩たちが卒業しちまうなんてよ……」
きな子「確かに……恋先輩みたいにしっかりした生徒会長になれるか、きな子不安っす」
四季「先輩たちが卒業したら、一体誰が私の実験を止めるのか……不安……」
夏美「四季は科学室で一体何の実験をしてますの?」
6:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:29:14 ID:???MM
夏美「まあこれまで先輩たちの下とはいえ、私たち2期生も私たちなりに色々頑張ってきたし、きっとこれからもそれは変わらないんですの」
四季「そう、頑張るしかない」
メイ「可愛い後輩たちもいるしな」
きな子「きな子たち、もうちょっとで最上級生になるんっすもんね」
メイ「頑張らねえとな」
四季「(コクッ)」
夏美「その心意気やよし、Liella!の未来は明るいんですの!」
きな子「うんうんっす!」
四季「そう、頑張るしかない」
メイ「可愛い後輩たちもいるしな」
きな子「きな子たち、もうちょっとで最上級生になるんっすもんね」
メイ「頑張らねえとな」
四季「(コクッ)」
夏美「その心意気やよし、Liella!の未来は明るいんですの!」
きな子「うんうんっす!」
7:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:31:29 ID:???MM
夏美「で!」デデン
きな子「!?」
夏美「も!!」デデデン
きな子「!?!?」
夏美「すうーーーー………………」
きな子「……?」
夏美「あ……」
きな子「……??」
夏美「あまああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!」
きな子「うわあああああああああ!?」ズテーン
きな子「!?」
夏美「も!!」デデデン
きな子「!?!?」
夏美「すうーーーー………………」
きな子「……?」
夏美「あ……」
きな子「……??」
夏美「あまああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!」
きな子「うわあああああああああ!?」ズテーン
8:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:33:44 ID:???MM
夏美「甘い甘い甘いんですの!!そこらで売ってるでっかい虹色の綿菓子ぐらい甘いんですの!!」
きな子「な、何がっすかぁ……?」ヒリヒリ
夏美「認識が!Liella!、というより私達2期生が置かれてる現状の確認ができていないんですの!!全員甘々ですの!」
メイ「認識?なんのことだ?」
四季「きな子ちゃんはい、手」
きな子「イタタタ……四季ちゃんありがと……」
夏美「これを見るんですの!」PCドン!
きな子「な、何がっすかぁ……?」ヒリヒリ
夏美「認識が!Liella!、というより私達2期生が置かれてる現状の確認ができていないんですの!!全員甘々ですの!」
メイ「認識?なんのことだ?」
四季「きな子ちゃんはい、手」
きな子「イタタタ……四季ちゃんありがと……」
夏美「これを見るんですの!」PCドン!
9:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:35:13 ID:???MM
メイ「これは……Liella!の動画のページか?」
夏美「そんでもって……」カタカタ
夏美「こうですの!」ターン!
四季「『自己紹介』」
きな子「メンバーの自己紹介の動画っすね」
夏美「よく見るんですの」
メイ「んー……?」
夏美「そんでもって……」カタカタ
夏美「こうですの!」ターン!
四季「『自己紹介』」
きな子「メンバーの自己紹介の動画っすね」
夏美「よく見るんですの」
メイ「んー……?」
10:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:36:30 ID:???MM
『メンバー自己紹介!澁谷かのん【Liella!】再生数1,384,500』
『メンバー自己紹介!唐可可【Liella!】再生数3,194,502』
『メンバー自己紹介!嵐千砂都【Liella!】再生数1,287,330』
『メンバー自己紹介!平安名すみれ【Liella!】再生数1,381,034』
『メンバー自己紹介!葉月恋【Liella!】再生数1,194,290』
『メンバー自己紹介!唐可可【Liella!】再生数3,194,502』
『メンバー自己紹介!嵐千砂都【Liella!】再生数1,287,330』
『メンバー自己紹介!平安名すみれ【Liella!】再生数1,381,034』
『メンバー自己紹介!葉月恋【Liella!】再生数1,194,290』
11:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:38:26 ID:???MM
メイ「すげえ再生数だ。さすが先輩たちだぜ」
四季「可可先輩が大分多い」
夏美「先輩のは中国のファンが再生しているんですの。母数が違いますの」
メイ「なるほどな」
夏美「問題は先輩たちの動画じゃなくて、その下ですの」
きな子「んー?」
四季「可可先輩が大分多い」
夏美「先輩のは中国のファンが再生しているんですの。母数が違いますの」
メイ「なるほどな」
夏美「問題は先輩たちの動画じゃなくて、その下ですの」
きな子「んー?」
12:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:40:06 ID:???MM
『メンバー自己紹介!桜小路きな子【Liella!】再生数480,712』
『メンバー自己紹介!米女メイ【Liella!】再生数471,132』
『メンバー自己紹介!若菜四季【Liella!】再生数516,889』
『メンバー自己紹介!鬼塚夏美【Liella!】再生数559,008』
『メンバー自己紹介!米女メイ【Liella!】再生数471,132』
『メンバー自己紹介!若菜四季【Liella!】再生数516,889』
『メンバー自己紹介!鬼塚夏美【Liella!】再生数559,008』
13:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:42:13 ID:???MM
メイ「げえっ!?」ガタッ
きな子「ひいっ!」
四季「これは……」
夏美「そういうことなんですの」
きな子「ひいっ!」
四季「これは……」
夏美「そういうことなんですの」
14:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:43:50 ID:???MM
メイ「ううう嘘だろ!?先輩たちと比べて何でこんなに少ないんだよ!?」
きな子「きな子たち、一緒にラブライブで優勝したっすよね!?」
四季「じゃあ3期生も」↓ボタンポチポチ
『メンバー自己紹介!ウィーン・マルガレーテ【Liella!】再生数2,723,087』
『メンバー自己紹介!鬼塚冬毬【Liella!】再生数90,998』
きな子「きな子たち、一緒にラブライブで優勝したっすよね!?」
四季「じゃあ3期生も」↓ボタンポチポチ
『メンバー自己紹介!ウィーン・マルガレーテ【Liella!】再生数2,723,087』
『メンバー自己紹介!鬼塚冬毬【Liella!】再生数90,998』
15:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:46:44 ID:???MM
メイ「げえっ!?マルガレーテの数字おかしくないかこれ!」
きな子「きな子たちの5倍くらいあるっす……!」
四季「もしや、これもオーストリアが国を挙げて」
夏美「いや、マルガレーテはサニパを打ち負かしてからのヤバ発言で大炎上した過去からですの」
きな子「ああ……」
メイ「そういやそんなこともあったな……」
夏美「マルガレーテがLiella!に加入した時、この動画がまとめサイトにまとめられてえらいこっちゃでしたの。コメント欄もしばらく封鎖してましたの」
きな子「へぇー」
四季「賢明な判断。ナイスCEO」
きな子「きな子たちの5倍くらいあるっす……!」
四季「もしや、これもオーストリアが国を挙げて」
夏美「いや、マルガレーテはサニパを打ち負かしてからのヤバ発言で大炎上した過去からですの」
きな子「ああ……」
メイ「そういやそんなこともあったな……」
夏美「マルガレーテがLiella!に加入した時、この動画がまとめサイトにまとめられてえらいこっちゃでしたの。コメント欄もしばらく封鎖してましたの」
きな子「へぇー」
四季「賢明な判断。ナイスCEO」
16:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:50:05 ID:???MM
夏美「まあ3期生は置いておいて、問題は私たちの方ですの」
メイ「そ、そうだ!何なんだよこの数字!活動歴が一年違うって言ったって、ここまで差なんか開かねえだろ!」
きな子「きな子たち、先輩たちのお荷物……定食のお味噌汁……お漬物か何かだったっすか?」
夏美「そうですの」
きな子「ガーン!」サラサラ・・・・・・
メイ「うわあ!きな子がマジできな粉になっちまうぞ!おいしっかりしろきな子!誰かお湯!お湯持ってこい!」
夏美「うわあごめんなさいですのきな子!じょーだん!冗談ですの!」
メイ「そ、そうだ!何なんだよこの数字!活動歴が一年違うって言ったって、ここまで差なんか開かねえだろ!」
きな子「きな子たち、先輩たちのお荷物……定食のお味噌汁……お漬物か何かだったっすか?」
夏美「そうですの」
きな子「ガーン!」サラサラ・・・・・・
メイ「うわあ!きな子がマジできな粉になっちまうぞ!おいしっかりしろきな子!誰かお湯!お湯持ってこい!」
夏美「うわあごめんなさいですのきな子!じょーだん!冗談ですの!」
17:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:52:14 ID:???MM
きな子「うう……」
メイ「そんなヘコむなよきな子……気持ちは分かるけどさ……」
四季「夏美ちゃん、それでこの数字は」
夏美「それで、も何もないですの。これがLiella!の現状ですの」
夏美「カリスマ性溢れる1期生に、大炎上の末一気に知名度を爆上げしたマルガレーテ。そして……」
四季「そして?」
夏美「その他大勢のバックダンサーですの」
きな子「ガーン!」
メイ「おおお落ち着けきな子!」
四季「CEO」ジロッ
夏美「う゛っ……で、でもこれは本当ですの!」
メイ「そんなヘコむなよきな子……気持ちは分かるけどさ……」
四季「夏美ちゃん、それでこの数字は」
夏美「それで、も何もないですの。これがLiella!の現状ですの」
夏美「カリスマ性溢れる1期生に、大炎上の末一気に知名度を爆上げしたマルガレーテ。そして……」
四季「そして?」
夏美「その他大勢のバックダンサーですの」
きな子「ガーン!」
メイ「おおお落ち着けきな子!」
四季「CEO」ジロッ
夏美「う゛っ……で、でもこれは本当ですの!」
18:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 21:56:11 ID:???MM
夏美「現に動画のコメントとかを見ても、『何分何秒のかのんちゃんかわいい~!』とか『恋ちゃん綺麗……』とかばっかですの」
夏美「で、時々『あのツリ目の子かっこいい~』とか『おさげの子かわいい~!』とか、2期生は名前すら覚えてもらってないのが現状ですの」
四季「確かに……1期生と比べて、2期生の名前はあまり出てこない」ポチポチ
メイ「マルガレーテは……『この子スゴイ、大口叩くだけあるわ』『歌もダンスもレベチすぎ!』『余計なこと言わなけりゃマジで優勝旗持っていってたかも』」
夏美「炎上のターンが終わって、目下ファン爆増中ですの。去年の大会の動画なんて海外のコメントも多くて多くて」ハァー・・・
メイ「おいおい……これじゃ私達、本当に先輩たちのお荷物のお漬け物じゃねえかよ!」
きな子「きな子、たくあんは嫌っす!和尚さんにはなりたくないっす!」
夏美「で、時々『あのツリ目の子かっこいい~』とか『おさげの子かわいい~!』とか、2期生は名前すら覚えてもらってないのが現状ですの」
四季「確かに……1期生と比べて、2期生の名前はあまり出てこない」ポチポチ
メイ「マルガレーテは……『この子スゴイ、大口叩くだけあるわ』『歌もダンスもレベチすぎ!』『余計なこと言わなけりゃマジで優勝旗持っていってたかも』」
夏美「炎上のターンが終わって、目下ファン爆増中ですの。去年の大会の動画なんて海外のコメントも多くて多くて」ハァー・・・
メイ「おいおい……これじゃ私達、本当に先輩たちのお荷物のお漬け物じゃねえかよ!」
きな子「きな子、たくあんは嫌っす!和尚さんにはなりたくないっす!」
19:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:00:21 ID:???MM
夏美「そ・こ・で!!!」
3人「?」
夏美「冒頭に戻ってタイトルコール!」
夏美「すうーーーー………………」
夏美「……!」カッ!
夏美「とにかくバズれ!2期生対抗、鬼バズり選手権~~~~~~!!!!!」
3人「?」
夏美「冒頭に戻ってタイトルコール!」
夏美「すうーーーー………………」
夏美「……!」カッ!
夏美「とにかくバズれ!2期生対抗、鬼バズり選手権~~~~~~!!!!!」
20:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:03:02 ID:???MM
夏美「ドンドンパフパフ~!ですの~!」
メイ「お、おう……」
四季「なるほど、そういう」
夏美「さあもう流石に3人とも分かったんですの!」
夏美「こんなので!」
夏美「こんなのでかのん先輩たちが卒業して、このまま私たちの代になってしまったら、もうどーーーすんですの!」
メイ「お、おう……」
四季「なるほど、そういう」
夏美「さあもう流石に3人とも分かったんですの!」
夏美「こんなので!」
夏美「こんなのでかのん先輩たちが卒業して、このまま私たちの代になってしまったら、もうどーーーすんですの!」
21:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:05:52 ID:???MM
夏美「マ・ジ・で!マジで来年のラブライブの地区予選で」
夏美「『あー、何かLiella!華が無くなったなー……』」
夏美「『知ってる子いなーい』」
夏美「『マルガレーテちゃんのワンマンチームだよねー』」
夏美「『世代交代失敗だなこりゃ』」
夏美「……って」
夏美「無責任にそんなことを言われてしまうんですの!」
夏美「うわあああああああああああああ!」
夏美「『あー、何かLiella!華が無くなったなー……』」
夏美「『知ってる子いなーい』」
夏美「『マルガレーテちゃんのワンマンチームだよねー』」
夏美「『世代交代失敗だなこりゃ』」
夏美「……って」
夏美「無責任にそんなことを言われてしまうんですの!」
夏美「うわあああああああああああああ!」
23:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:11:18 ID:???MM
メイ「そ、そんなことに……」
四季「ん……でもちょっと否定できない……かも」
きな子「先輩たちに顔向けできないっす……」
夏美「だ・か・ら!ですの!メイ!四季!きな子!」
3人「?」
夏美「先輩たちが卒業して私たちだけになっても大丈夫だって、4人で証明してみせるんですの!」
四季「ん……でもちょっと否定できない……かも」
きな子「先輩たちに顔向けできないっす……」
夏美「だ・か・ら!ですの!メイ!四季!きな子!」
3人「?」
夏美「先輩たちが卒業して私たちだけになっても大丈夫だって、4人で証明してみせるんですの!」
24:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:14:29 ID:???MM
夏美「2期生のこの現状に気付いてからというもの、私は考えに考えたんですの」
夏美「そう!今の2期生に足りないものを!夜も眠らずに!」
四季「その分授業中たっぷり寝てた」
夏美「見てんじゃねえですの!」
夏美「今の2期生に足りないもの……それは」
きな子「それは……」ゴクッ
夏美「圧倒的にそう!知名度!知名度が足りないんですの!!!」
夏美「そう!今の2期生に足りないものを!夜も眠らずに!」
四季「その分授業中たっぷり寝てた」
夏美「見てんじゃねえですの!」
夏美「今の2期生に足りないもの……それは」
きな子「それは……」ゴクッ
夏美「圧倒的にそう!知名度!知名度が足りないんですの!!!」
26:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:17:13 ID:???MM
夏美「そもそも、まず前提として先輩たちの方がおかしいんですの!」
夏美「開校初年度からラブライブに参加して、いきなり前年度優勝のサニパに見染められたりして!」
夏美「全員ビジュよし!スタイルよし!パフォーマンスよし!」
夏美「何なんですのあの人たちは!誇りですの!結ヶ丘の誇りでしかないですの!そりゃあバズりますの!知名度アゲアゲの鬼バズりですの!」
きな子「おおー」パチパチ
夏美「開校初年度からラブライブに参加して、いきなり前年度優勝のサニパに見染められたりして!」
夏美「全員ビジュよし!スタイルよし!パフォーマンスよし!」
夏美「何なんですのあの人たちは!誇りですの!結ヶ丘の誇りでしかないですの!そりゃあバズりますの!知名度アゲアゲの鬼バズりですの!」
きな子「おおー」パチパチ
27:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:21:16 ID:???MM
夏美「それに引き換え2期生は……!」ギロッ
きな子「ひっ!?」
夏美「道産子じゃがいも娘!」
きな子「ガーン!」
夏美「テンプレツンデレガール!」
メイ「ツ、ツンデレじゃねえ!///」
夏美「放課後マッドサイエンティスト!」
四季「いえーい」
夏美「そして天下のCEOこと、この私ですの!」
四季「牛久の大仏CEO」
夏美「うっさい!」
きな子「ひっ!?」
夏美「道産子じゃがいも娘!」
きな子「ガーン!」
夏美「テンプレツンデレガール!」
メイ「ツ、ツンデレじゃねえ!///」
夏美「放課後マッドサイエンティスト!」
四季「いえーい」
夏美「そして天下のCEOこと、この私ですの!」
四季「牛久の大仏CEO」
夏美「うっさい!」
30:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:24:23 ID:???MM
夏美「と・に・か・く!」
夏美「あの光のような1期生の後に加入したメンバーたちがこれじゃ、そりゃ~陰に隠れて知名度なんて伸びませんの!」
夏美「薄っすい!」
夏美「キャラが薄っすい!!!」
夏美「100倍に薄めたカルピスくらい薄っすいんですの!」
夏美「ぬわああああああああああああああああ!!!」
メイ「(いや改めて聞くとそこそこキャラ立ってないか私たち?)」
夏美「あの光のような1期生の後に加入したメンバーたちがこれじゃ、そりゃ~陰に隠れて知名度なんて伸びませんの!」
夏美「薄っすい!」
夏美「キャラが薄っすい!!!」
夏美「100倍に薄めたカルピスくらい薄っすいんですの!」
夏美「ぬわああああああああああああああああ!!!」
メイ「(いや改めて聞くとそこそこキャラ立ってないか私たち?)」
31:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:30:25 ID:???MM
夏美「こんなんじゃ知名度なんか上がりっこないですの!」
夏美「歌にしろダンスにしろ、どれだけ上手かろうが知らない人のパフォーマンスに興味なんか湧かないんですの!」
夏美「Liella!のファンにだって、1期生がいなくなったらお漬け物なんかバ~イバ~イしちゃえば~♪って思われてしまいますの!」
メイ「そ、そうか?」
夏美「歌にしろダンスにしろ、どれだけ上手かろうが知らない人のパフォーマンスに興味なんか湧かないんですの!」
夏美「Liella!のファンにだって、1期生がいなくなったらお漬け物なんかバ~イバ~イしちゃえば~♪って思われてしまいますの!」
メイ「そ、そうか?」
32:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:32:13 ID:???MM
夏美「メイ、例えばメイが近所のスーパーで買い物をしてる時に、顔も名前も知らないタレントがテレビ番組のロケをやってたとして、わざわざ足を止めてまで見ますの?」
メイ「そりゃあ……」
四季「見ない」
きな子「見ないっす」
夏美「そういうことですの」
メイ「そりゃあ……」
四季「見ない」
きな子「見ないっす」
夏美「そういうことですの」
33:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:35:00 ID:???MM
夏美「人は知らないもののために時間を割きませんの。興味のないスクールアイドルの動画なんて普通の人は見ませんの。クリックなんてされませんの」
四季「なるほど」
きな子「つまり、きな子たちはキャラやパフォーマンスうんぬんの前に、まずそもそもの知名度が足りないと……」
夏美「察しがいいですの」
四季「なるほど」
きな子「つまり、きな子たちはキャラやパフォーマンスうんぬんの前に、まずそもそもの知名度が足りないと……」
夏美「察しがいいですの」
34:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:39:06 ID:???MM
メイ「でもそんなこと言われてもなあ……。知名度なんていきなり上げようがないぜ?」
四季「私たち、思い返せばスクールアイドルになって、歌とダンスしかやってきていない」
夏美「それは多分間違っていませんの」
夏美「ステージで魅せるのはスクールアイドルとしての本分ですの。先輩たちだって、きっと基本的にはそうだったはずですの」
四季「私たち、思い返せばスクールアイドルになって、歌とダンスしかやってきていない」
夏美「それは多分間違っていませんの」
夏美「ステージで魅せるのはスクールアイドルとしての本分ですの。先輩たちだって、きっと基本的にはそうだったはずですの」
35:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:42:27 ID:???MM
夏美「ただ、先輩たちはそこにトピックスとして……」
夏美「『音楽科のある新設校のスクールアイドル!』」
夏美「『日中混合メンバー!』」
夏美「『メンバーに元子役が加入!』」
夏美「『前年度優勝のサニーパッションも唸る実力!』」
夏美「『学校を挙げての熱い応援が話題に!』」
夏美「『敗退したラブライブでの動画が鬼バズり!』」
夏美「『リーダーの澁谷かのんに留学の計画!?』」
夏美「『そこに立ちふさがる新たな超実力派の外国人スクールアイドル!』」
夏美「『音楽科のある新設校のスクールアイドル!』」
夏美「『日中混合メンバー!』」
夏美「『メンバーに元子役が加入!』」
夏美「『前年度優勝のサニーパッションも唸る実力!』」
夏美「『学校を挙げての熱い応援が話題に!』」
夏美「『敗退したラブライブでの動画が鬼バズり!』」
夏美「『リーダーの澁谷かのんに留学の計画!?』」
夏美「『そこに立ちふさがる新たな超実力派の外国人スクールアイドル!』」
36:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:45:29 ID:???MM
夏美「盛りすぎですの!」バァン!
夏美「話題の供給に事欠いてなさすぎですの!いくらなんでも追い風が吹きすぎですの!色々転がり込んできすぎなんですの!」
きな子「あ、あはは……」
メイ「たしかに、しかもそこまでほとんど一年ちょっとの出来事ってのがなあ……」
四季「異世界転生でもしてきたレベル」
夏美「でも、それが『持ってる』っていうことですの」
夏美「話題の供給に事欠いてなさすぎですの!いくらなんでも追い風が吹きすぎですの!色々転がり込んできすぎなんですの!」
きな子「あ、あはは……」
メイ「たしかに、しかもそこまでほとんど一年ちょっとの出来事ってのがなあ……」
四季「異世界転生でもしてきたレベル」
夏美「でも、それが『持ってる』っていうことですの」
37:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:48:27 ID:???MM
メイ「改めて聞くと、もうここからどうあがいても追いつける気がしねえよ……」
四季「me too」
夏美「だ・か・ら!」
きな子「?」
夏美「こっちから話題を作りに行くんですの!」
メイ「おお?」
四季「me too」
夏美「だ・か・ら!」
きな子「?」
夏美「こっちから話題を作りに行くんですの!」
メイ「おお?」
38:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:50:15 ID:???MM
夏美「先輩たちみたいに風が吹かないなら、逆にこっちから吹かせてやればいいんですの!」
夏美「かのん先輩たちの卒業まで時間がありませんの!なりふりなんか構ってられませんの!風なんて待っていられませんの!」
夏美「バズらねば!私達だけでバズらねば!先輩たちが、卒業できぬ!」
四季「CEO、心の川柳っす!」
メイ「いや、卒業はできるだろ」
夏美「かのん先輩たちの卒業まで時間がありませんの!なりふりなんか構ってられませんの!風なんて待っていられませんの!」
夏美「バズらねば!私達だけでバズらねば!先輩たちが、卒業できぬ!」
四季「CEO、心の川柳っす!」
メイ「いや、卒業はできるだろ」
39:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:53:02 ID:???MM
夏美「とにかく!」ビシッ
夏美「私たちみたいに今ひとつハネきれてないスクールアイドルが一気に爆発的な知名度を得るには、まずはとにかく何でもいいからバズることが必要なんですの!」
夏美「それにはまず!」
四季「まず」
夏美「桜小路きな子、米女メイ、若菜四季、鬼塚夏美としての個人の知名度が必要ですの!」
夏美「1期生の知名度に埋もれた私たちの名前を掘り起こして、世間様に認知させるんですの!」
夏美「私たちみたいに今ひとつハネきれてないスクールアイドルが一気に爆発的な知名度を得るには、まずはとにかく何でもいいからバズることが必要なんですの!」
夏美「それにはまず!」
四季「まず」
夏美「桜小路きな子、米女メイ、若菜四季、鬼塚夏美としての個人の知名度が必要ですの!」
夏美「1期生の知名度に埋もれた私たちの名前を掘り起こして、世間様に認知させるんですの!」
40:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 22:58:04 ID:???MM
きな子「で、でも、一体どうすれば……」
夏美「きな子、時代は今、大動画サイト時代ですの!」
きな子「ほえ?」
夏美「グルメにペット、ゲームにお笑い!」
夏美「動画サイトには日夜膨大な数の動画が投稿されていて、今この瞬間にも大小様々なバズりが生じては消えていってますの!」
夏美「これを利用しない手はないですの!」
夏美「つまり、Liella!としてではなく、私たち個人で動画を作ってサイトに投稿してやろうってことですの!」
メイ「げっ、マジかよ!?」
夏美「きな子、時代は今、大動画サイト時代ですの!」
きな子「ほえ?」
夏美「グルメにペット、ゲームにお笑い!」
夏美「動画サイトには日夜膨大な数の動画が投稿されていて、今この瞬間にも大小様々なバズりが生じては消えていってますの!」
夏美「これを利用しない手はないですの!」
夏美「つまり、Liella!としてではなく、私たち個人で動画を作ってサイトに投稿してやろうってことですの!」
メイ「げっ、マジかよ!?」
41:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:02:24 ID:???MM
きな子「でも、動画なんてきな子たちだけで作れるんすか?なんか大変そうなイメージがあるっす……」
四季「動画の撮影から編集、投稿にいたるまで、スマホ一台あれば全て完結する。やり方もそんなに難しくない」
夏美「その通り!それに私たちスクールアイドルの文化なんて、まさにネットとの相性抜群ですの!」
夏美「それに個人での動画がバズれば、そこから引っ張ってきてLiella!のメンバーって事も知ってもらえますの!」
夏美「これはまさに一石二鳥!」
夏美「いや、大バズりして収益も入ったら、3鳥4鳥……えへ、えへへへ……」
きな子「悪い顔してるっす」
四季「あの頃の夏美ちゃんが帰ってきた」
メイ「おーいCEOー」
四季「動画の撮影から編集、投稿にいたるまで、スマホ一台あれば全て完結する。やり方もそんなに難しくない」
夏美「その通り!それに私たちスクールアイドルの文化なんて、まさにネットとの相性抜群ですの!」
夏美「それに個人での動画がバズれば、そこから引っ張ってきてLiella!のメンバーって事も知ってもらえますの!」
夏美「これはまさに一石二鳥!」
夏美「いや、大バズりして収益も入ったら、3鳥4鳥……えへ、えへへへ……」
きな子「悪い顔してるっす」
四季「あの頃の夏美ちゃんが帰ってきた」
メイ「おーいCEOー」
42:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:06:27 ID:???MM
夏美「ハッ!と、とにかくそういうことですの!」
夏美「各々でバズりまくる様な動画を作って、動画サイトに一斉に投稿!」
夏美「どんな動画を投稿したかはお互い内緒にしておいて、投稿から一週間後の再生数と高評価の数で勝負ですの!」
メイ「対決?」
夏美「お互いサボらないようにする為と、みんな本気になる為ですの。もちろん、最下位には恐怖の罰ゲームが待っていますの!」
夏美「各々でバズりまくる様な動画を作って、動画サイトに一斉に投稿!」
夏美「どんな動画を投稿したかはお互い内緒にしておいて、投稿から一週間後の再生数と高評価の数で勝負ですの!」
メイ「対決?」
夏美「お互いサボらないようにする為と、みんな本気になる為ですの。もちろん、最下位には恐怖の罰ゲームが待っていますの!」
43:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:09:48 ID:???MM
きな子「ば、罰ゲーム!?」
メイ「おいおい!お前は普段からそういうことやってるからいいかもしれないけど、私たちはド素人なんだぞ!ちゃんと動画が出来上がるのかも分からねえってのに!」
四季「さすがに不利」
きな子「きな子、まるで自信ないっす……」
夏美「まあまあ、そう言われるのは織り込み済みですの」
メイ「おいおい!お前は普段からそういうことやってるからいいかもしれないけど、私たちはド素人なんだぞ!ちゃんと動画が出来上がるのかも分からねえってのに!」
四季「さすがに不利」
きな子「きな子、まるで自信ないっす……」
夏美「まあまあ、そう言われるのは織り込み済みですの」
44:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:11:50 ID:???MM
夏美「私だって鬼じゃありませんの。オニだけど、鬼じゃありませんの」
メイ「何言ってんだお前」
夏美「企画から編集までぜ~んぶやれ!なんて、いくら何でも無茶ですの。そんなの私が勝つに決まってますの。出来レースもいいとこなんですの」
四季「昔のCEOならやりかねなかった」
きな子「成長を感じるっす」
メイ「何言ってんだお前」
夏美「企画から編集までぜ~んぶやれ!なんて、いくら何でも無茶ですの。そんなの私が勝つに決まってますの。出来レースもいいとこなんですの」
四季「昔のCEOならやりかねなかった」
きな子「成長を感じるっす」
45:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:15:11 ID:???MM
夏美「そ・こ・で」
夏美「私は一人で動画を作るけど、みんなはそれぞれ、先輩と後輩を好きに自分のチームに加えていいですの」
きな子「えっ?」
メイ「それアリなのか?」
夏美「今回の目的はあくまで2期生の知名度向上ですの」
夏美「2期生の私たちが動画に出てさえいれば、企画編集は先輩後輩総出で行っても何も悪いことはありませんの」
夏美「むしろ全部一人で作って、クオリティの低いものを作られる方がマイナスですの」
メイ「おお」
四季「それは同意」
夏美「私は一人で動画を作るけど、みんなはそれぞれ、先輩と後輩を好きに自分のチームに加えていいですの」
きな子「えっ?」
メイ「それアリなのか?」
夏美「今回の目的はあくまで2期生の知名度向上ですの」
夏美「2期生の私たちが動画に出てさえいれば、企画編集は先輩後輩総出で行っても何も悪いことはありませんの」
夏美「むしろ全部一人で作って、クオリティの低いものを作られる方がマイナスですの」
メイ「おお」
四季「それは同意」
46:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:18:04 ID:???MM
夏美「動画も何本か作れば、いずれ一人でも作れるようになりますの」
夏美「それに先輩たちにその姿を見てもらうことによって、2期生もこんなにできるんだ!って思ってもらえるいい機会になりますの」
きな子「夏美ちゃん策士っす……!」
メイ「なるほどな」
四季「それで、罰ゲームは」
きな子「はっ!忘れるとこだったっす!」
夏美「それに先輩たちにその姿を見てもらうことによって、2期生もこんなにできるんだ!って思ってもらえるいい機会になりますの」
きな子「夏美ちゃん策士っす……!」
メイ「なるほどな」
四季「それで、罰ゲームは」
きな子「はっ!忘れるとこだったっす!」
47:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:20:54 ID:???MM
夏美「罰ゲームは……」
きな子「……」ゴクリ
メイ「……」
四季「……」
夏美「1か月!甘いもの禁止生活~!!!」
きな子「……」ゴクリ
メイ「……」
四季「……」
夏美「1か月!甘いもの禁止生活~!!!」
48:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:23:11 ID:???MM
メイ「でええええええええええええ!?」
きな子「長い……!長すぎるっす……!」プルプル
四季「鬼、いや、悪魔の所業」
夏美「このぐらい賭けないと面白くないですの!」
夏美「それに、ぜーったい負けたくないから全力で真剣になりますの!」
夏美「全集中ですの!柱なんですの!」ジタバタ
メイ「(そういやこいつちょっとだけ恋柱に似てるな……)
きな子「長い……!長すぎるっす……!」プルプル
四季「鬼、いや、悪魔の所業」
夏美「このぐらい賭けないと面白くないですの!」
夏美「それに、ぜーったい負けたくないから全力で真剣になりますの!」
夏美「全集中ですの!柱なんですの!」ジタバタ
メイ「(そういやこいつちょっとだけ恋柱に似てるな……)
49:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:26:02 ID:???MM
夏美「今日から1週間後の夜7時にLiella!のアカウントから全員一斉に動画投稿!動画の長さは30秒から1分まで!」
四季「shortsなんだ」
夏美「こっちの方が手間もかからないし、再生数も稼ぎやすいし、何よりshortsの方がバズりやすいんですの」
メイ「へーっ」
四季「shortsなんだ」
夏美「こっちの方が手間もかからないし、再生数も稼ぎやすいし、何よりshortsの方がバズりやすいんですの」
メイ「へーっ」
51:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:29:02 ID:???MM
夏美「企画、撮影協力、編集、投稿まで、先輩後輩誰の手を借りてもよし」
夏美「ただし、動画への出演は自分がメイン!先輩後輩を画面に映してもいいけど、自分が出てこない、自分がメインじゃないものは不可」
夏美「みんながきちんとレギュレーションを守っているのか、一度審判長の冬毬に動画を送ってチェックしてもらいますの」
四季「なるほど、確かに冬毬ちゃんなら夏美ちゃんにも忖度しない」
きな子「冬毬ちゃんはこういうの、逆に夏美ちゃんにシビアになりそうっす」
夏美「ただし、動画への出演は自分がメイン!先輩後輩を画面に映してもいいけど、自分が出てこない、自分がメインじゃないものは不可」
夏美「みんながきちんとレギュレーションを守っているのか、一度審判長の冬毬に動画を送ってチェックしてもらいますの」
四季「なるほど、確かに冬毬ちゃんなら夏美ちゃんにも忖度しない」
きな子「冬毬ちゃんはこういうの、逆に夏美ちゃんにシビアになりそうっす」
52:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:33:08 ID:???MM
夏美「そして2週間後の夜7時が締め切り!」
夏美「その次の日の練習前に、メンバー全員の前で結果発表ですの!」
メイ「なるほどな」
きな子「ひえ~……負けたくないっす……」
夏美「その次の日の練習前に、メンバー全員の前で結果発表ですの!」
メイ「なるほどな」
きな子「ひえ~……負けたくないっす……」
53:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:37:01 ID:???MM
四季「メイ、悪いけど今回は譲れない。勝つのは私。負けたメイの前で不必要に大盛りのパフェをバクバク食べる」
メイ「なっ……!こっちだって負けねえからな!てか私が最下位って決めつけてんじゃねえ!」
四季「きな子ちゃんも、悪いけど1か月間糖分は野菜から摂ってもらう。ゆり根とか」
きな子「ひいっ!せめてかぼちゃとかにしてほしいっす~!」
夏美「(くっくっく……みんなノッてきましたの!)」
メイ「なっ……!こっちだって負けねえからな!てか私が最下位って決めつけてんじゃねえ!」
四季「きな子ちゃんも、悪いけど1か月間糖分は野菜から摂ってもらう。ゆり根とか」
きな子「ひいっ!せめてかぼちゃとかにしてほしいっす~!」
夏美「(くっくっく……みんなノッてきましたの!)」
55:
◆RVzTTxB6★
2025/09/12(金) 23:39:19 ID:???MM
夏美「それじゃあ勝負ですの!みんな大バズり目指して頑張りますの!Liella!の未来のためにバズりまくりますの~!」
メイ「望むところだ!」
きな子「ま、負けないっす!」
四季「勝つのは私。四季 is NO.1」
メイ「望むところだ!」
きな子「ま、負けないっす!」
四季「勝つのは私。四季 is NO.1」
59:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:06:44 ID:???MM
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏美「2週間経過ですのー!!!」
かのん「わーっ!」
千砂都「やんややんやー!」
四季「2週間、早かった」
メイ「マジでな」
きな子「負けたくないっす……!絶対に負けたくないっす……!」
夏美「2週間経過ですのー!!!」
かのん「わーっ!」
千砂都「やんややんやー!」
四季「2週間、早かった」
メイ「マジでな」
きな子「負けたくないっす……!絶対に負けたくないっす……!」
60:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:09:16 ID:???MM
すみれ「2期生が自分たちからこんなことするなんてね」
恋「どんなものができたのでしょうか」ワクワク
マル「…………」グッタリ
恋「どんなものができたのでしょうか」ワクワク
マル「…………」グッタリ
61:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:14:52 ID:???MM
冬毬「マルガレーテ、疲れているのは分かりますが、こういう時に場を盛り上げるのは最下級生である我々のタスクです」
かのん「そうだよマルガレーテちゃん。それに今日はメイちゃんときな子ちゃんがプレゼンター側だから、マルガレーテちゃんしかツッコミ役がいないんだよ?」
千砂都「ほら!大きく「なんでやねん!なんでやねん!」ってツッコんで!」
かのん「そう!ビシッとね!」
マル「無理……腕が痛くて上がらないわ……」
可可「マルマル?どうしたんデスか?」
マル「そこにいるたこ焼き親方に聞いて……」
可可「?」
かのん「そうだよマルガレーテちゃん。それに今日はメイちゃんときな子ちゃんがプレゼンター側だから、マルガレーテちゃんしかツッコミ役がいないんだよ?」
千砂都「ほら!大きく「なんでやねん!なんでやねん!」ってツッコんで!」
かのん「そう!ビシッとね!」
マル「無理……腕が痛くて上がらないわ……」
可可「マルマル?どうしたんデスか?」
マル「そこにいるたこ焼き親方に聞いて……」
可可「?」
62:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:17:57 ID:???MM
夏美「さあ、全員集まったところでもう一度ルールの確認ですの。冬毬、お願いしますの!」
冬毬「アグリーです」
冬毬「アグリーです」
63:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:20:41 ID:???MM
冬毬「今回は2期生の4人が所謂「バズり」で競い合うという対決企画になっています」
冬毬「準備期間は1週間。1週間で作った動画を全員一斉にアップし、さらにそこから1週間後にあたる昨日の19時までの再生数と高評価の数字で勝負します」
冬毬「最下位の罰ゲームは1ヶ月間甘いもの禁止。淑女協定なので本人から破ることはないと思いますが、絶対に破ることのないないよう皆さんの方でも監視してください」
千砂都「1か月かー」
かのん「私無理だなー。絶対隠れてカフェオレ飲んじゃう」
すみれ「あんたが台所で妹に取り押さえられてる光景が目に浮かぶわ」
冬毬「それでは早速発表に参りましょう」
冬毬「準備期間は1週間。1週間で作った動画を全員一斉にアップし、さらにそこから1週間後にあたる昨日の19時までの再生数と高評価の数字で勝負します」
冬毬「最下位の罰ゲームは1ヶ月間甘いもの禁止。淑女協定なので本人から破ることはないと思いますが、絶対に破ることのないないよう皆さんの方でも監視してください」
千砂都「1か月かー」
かのん「私無理だなー。絶対隠れてカフェオレ飲んじゃう」
すみれ「あんたが台所で妹に取り押さえられてる光景が目に浮かぶわ」
冬毬「それでは早速発表に参りましょう」
64:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:24:34 ID:???MM
冬毬「ところでみなさん、ここにいる全員まだ誰もアップされた動画を見ていないんですよね?」
メイ「ああ、見てないぜ」
きな子「もちろんっす!」
四季「当然」
1、3期生「(コクリ)」
夏美「見なくても私の圧勝に決まっていますの!」
冬毬「……」ジーッ
夏美「ん?どうしましたの冬毬?」
冬毬「なんでもありません」
メイ「ああ、見てないぜ」
きな子「もちろんっす!」
四季「当然」
1、3期生「(コクリ)」
夏美「見なくても私の圧勝に決まっていますの!」
冬毬「……」ジーッ
夏美「ん?どうしましたの冬毬?」
冬毬「なんでもありません」
65:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:27:57 ID:???MM
冬毬「それではまずそれぞれの作品を鑑賞して、それから再生数とお気に入りの数を順次発表していく形にしたいと思います。誰の作品からいきますか?」
夏美「ふっふーん!私のは最後にしといてあげますの!ハードルが上がりすぎると、面白くなくなるんですの!」
冬毬「なるほど。では姉者は最後で」
夏美「ふっふーん!私のは最後にしといてあげますの!ハードルが上がりすぎると、面白くなくなるんですの!」
冬毬「なるほど。では姉者は最後で」
67:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:31:25 ID:???MM
きな子「き、きな子行くっす!できたら最初がいいっす!」
メイ「おおー、正直ありがたい……かも」
可可「きなきなということは、あれデスね!」
四季「ということは、可可先輩は」
可可「きなきなチームデス!」
メイ「おおー、正直ありがたい……かも」
可可「きなきなということは、あれデスね!」
四季「ということは、可可先輩は」
可可「きなきなチームデス!」
68:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:33:25 ID:???MM
冬毬「えっと、きな子先輩と一緒に動画を作った方は」
可可、恋「(スッ)」
マル「あででで……」プルプル
冬毬「この3人ですね」
冬毬「それではきな子先輩、よろしくお願いします」
きな子「はいっす……!」スタスタ
可可、恋「(スッ)」
マル「あででで……」プルプル
冬毬「この3人ですね」
冬毬「それではきな子先輩、よろしくお願いします」
きな子「はいっす……!」スタスタ
69:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:37:08 ID:???MM
きな子「それでは……きな子の動画は、こちらっす……!」ポチッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デーーーーーーーーーン(効果音)
画面いっぱいに葉月家名物のウルトラビッグパフェ(下から上にカメラがあおる)
ナレーション(きなこ)『先輩の家にお邪魔したら……とんでもないことになったっす……(震え声)』
ナレ『動画のアイデアが全然浮かばないと言ったら、そんな時には甘いものがいいですよ!とデザートを出していただいたのですが……』
ナレ『これは……』
ナレ『やりすぎっす~~~~~~!!!(激エコー)』
パフェのドアップ+画面揺れ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デーーーーーーーーーン(効果音)
画面いっぱいに葉月家名物のウルトラビッグパフェ(下から上にカメラがあおる)
ナレーション(きなこ)『先輩の家にお邪魔したら……とんでもないことになったっす……(震え声)』
ナレ『動画のアイデアが全然浮かばないと言ったら、そんな時には甘いものがいいですよ!とデザートを出していただいたのですが……』
ナレ『これは……』
ナレ『やりすぎっす~~~~~~!!!(激エコー)』
パフェのドアップ+画面揺れ
70:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:39:51 ID:???MM
ナレ『綺麗だし美味しそうだけど、流石に自分ひとりじゃ絶対食べきれないので……』
ナレ『仲間を召喚っす!』
画面切り替わって、ソファーの中央にきな子、左にマルガレーテ、右に可可が登場
ナレ『それでは、いただきまーす!』
ナレ『う、美味いっす~……(恍惚)』
きな子の顔ドアップ+キラキラエフェクト
ナレ『2人ともスゴイ食欲で、3人で食べるとあっという間に半分くらいに!』
パフェをがっつく3人、減っていくパフェ(定点カメラの早回し)
ナレ『仲間を召喚っす!』
画面切り替わって、ソファーの中央にきな子、左にマルガレーテ、右に可可が登場
ナレ『それでは、いただきまーす!』
ナレ『う、美味いっす~……(恍惚)』
きな子の顔ドアップ+キラキラエフェクト
ナレ『2人ともスゴイ食欲で、3人で食べるとあっという間に半分くらいに!』
パフェをがっつく3人、減っていくパフェ(定点カメラの早回し)
71:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:42:04 ID:???MM
ナレ『でもさすがに半分くらいで3人ともギブアップ。残りどうするんすかコレ……』
ナレ『え?先輩が?』
画面に恋登場。優雅に手を振る
ナレ『う、嘘っす!きな子たち3人であんなに苦労して減らしたパフェが、あっという間に先輩の口に吸い込まれていくっす!』
ナレ『しかも全くペースが衰えない……!』
恋、ありえん爆食い(定点カメラの早回し)
ナレ『き、消えた……』
ナレ『あんなにあったパフェが、ほんの数分で消滅したっす……!』
空のパフェの容器(下から上にカメラがあおる)
ナレ『え?先輩が?』
画面に恋登場。優雅に手を振る
ナレ『う、嘘っす!きな子たち3人であんなに苦労して減らしたパフェが、あっという間に先輩の口に吸い込まれていくっす!』
ナレ『しかも全くペースが衰えない……!』
恋、ありえん爆食い(定点カメラの早回し)
ナレ『き、消えた……』
ナレ『あんなにあったパフェが、ほんの数分で消滅したっす……!』
空のパフェの容器(下から上にカメラがあおる)
72:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:45:04 ID:???MM
ナレ『先輩はまだ食べられるって顔でお茶を飲んでるっすけど、きな子たちのお腹にはもう一滴の水分も入らないっす……苦しいっす……』
紅茶を飲む恋、ソファーに横たわる恋以外の3人
チビに鼻で顔をツンツンされるきな子
ナレ『でも……幸せ』ニコッ
恍惚としたきな子の顔のアップで〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紅茶を飲む恋、ソファーに横たわる恋以外の3人
チビに鼻で顔をツンツンされるきな子
ナレ『でも……幸せ』ニコッ
恍惚としたきな子の顔のアップで〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
73:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:48:24 ID:???MM
千砂都「おーーー!おもしろーい!」パチパチパチパチ
すみれ「いいじゃない!これは高評価だわ!」
かのん「めっちゃテンポいい!ホントのインフルエンサーの動画みたいだったよ!きな子ちゃん!」
きな子「よ、よかったっすーーー……」ヘナヘナ
可可「上手く仕上がりましたネ!キナキナ!」
マル「へぇー……良く編集できてるじゃない」グッタリ
恋「うちのパフェが役に立ったみたいで何よりです」ニッコリ
すみれ「いいじゃない!これは高評価だわ!」
かのん「めっちゃテンポいい!ホントのインフルエンサーの動画みたいだったよ!きな子ちゃん!」
きな子「よ、よかったっすーーー……」ヘナヘナ
可可「上手く仕上がりましたネ!キナキナ!」
マル「へぇー……良く編集できてるじゃない」グッタリ
恋「うちのパフェが役に立ったみたいで何よりです」ニッコリ
74:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:52:39 ID:???MM
かのん「きな子ちゃんは、なんでこういう動画にしたの?」
きな子「動画の中で言ったことそのまんまっす」
きな子「動画のアイデアがなーんにも浮かばないから、恋先輩の家にお邪魔して、相談させてもらってたっす」
きな子「そしたらあのパフェを出していただいて」
千砂都「あれが普通に出てくるんだ……」
すみれ「どんな家なのよ」
きな子「動画の中で言ったことそのまんまっす」
きな子「動画のアイデアがなーんにも浮かばないから、恋先輩の家にお邪魔して、相談させてもらってたっす」
きな子「そしたらあのパフェを出していただいて」
千砂都「あれが普通に出てくるんだ……」
すみれ「どんな家なのよ」
75:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:55:49 ID:???MM
きな子「きな子一人じゃとても食べきれないから、特に甘いものが好きそうな可可先輩と、大食漢のマルガレーテちゃんを呼んだっす」
きな子「そしたらマルガレーテちゃんが」
『何よこのサイズ……もうこのパフェ撮ってアップした方がバズるんじゃないの?』
きな子「なんて言うから、本当にその通りにしたっす」
きな子「きな子のと3人のスマホも借りて動画を撮って、後で可可先輩に考えてもらったナレーションを入れて、教えてもらいながらちょっとだけ一緒に編集もさせてもらったっす」
きな子「そしたらマルガレーテちゃんが」
『何よこのサイズ……もうこのパフェ撮ってアップした方がバズるんじゃないの?』
きな子「なんて言うから、本当にその通りにしたっす」
きな子「きな子のと3人のスマホも借りて動画を撮って、後で可可先輩に考えてもらったナレーションを入れて、教えてもらいながらちょっとだけ一緒に編集もさせてもらったっす」
76:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 00:58:17 ID:???MM
かのん「はあー、そりゃ完っ全にチームの勝利だ」
すみれ「やるじゃない。こういう動画の編集、できたのね」
可可「ふふーん!えっへんデス!」
かのん「ところで、可可ちゃんは普段何の動画を編集してるの?」
可可「へ?」
可可「……(チラッ)」
すみれ「?」
可可「……(ダラダラ)」
恋「た、滝のような汗が……」
可可「ふ、ふしゅー!ふしゅー!」
すみれ「吹けてないわよ、口笛……」
千砂都「(大体予想着くなあ……)」
すみれ「やるじゃない。こういう動画の編集、できたのね」
可可「ふふーん!えっへんデス!」
かのん「ところで、可可ちゃんは普段何の動画を編集してるの?」
可可「へ?」
可可「……(チラッ)」
すみれ「?」
可可「……(ダラダラ)」
恋「た、滝のような汗が……」
可可「ふ、ふしゅー!ふしゅー!」
すみれ「吹けてないわよ、口笛……」
千砂都「(大体予想着くなあ……)」
77:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:01:03 ID:???MM
冬毬「えーそれでは、きな子先輩の動画の再生数と高評価の数を発表します」
きなこ「は、はいっす!」
千砂都「これは期待だね!」
冬毬「きな子先輩の動画『みんなでありえん幸せビッグパフェを食べたっす!』の結果は……」
きな子「……!」ドキドキドキドキ
きなこ「は、はいっす!」
千砂都「これは期待だね!」
冬毬「きな子先輩の動画『みんなでありえん幸せビッグパフェを食べたっす!』の結果は……」
きな子「……!」ドキドキドキドキ
78:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:04:57 ID:???MM
冬毬「1週間で再生数が約118万回、高評価数が約1万4千です」
きな子「どええええええええええええええええええ!?!?!?」
メイ夏美四季「!?!?」
千砂都「うわあバズだ!ガチのマジのバズだYO!」
かのん「凄いよきな子ちゃん!おめでとー!」パチパチパチパチ
恋「やりましたね!きな子さん!」
きな子「あ、ありがとうっす恋先輩~……可可先輩~……マルガレーテちゃんも~……」ヒシッ
マル「ちょ、ちょっと!私はパフェ食べただけだってば///」
可可「みんなで頑張ったデス!チームきな子大バズりデス!」
チームきな子「キャッキャ!」
きな子「どええええええええええええええええええ!?!?!?」
メイ夏美四季「!?!?」
千砂都「うわあバズだ!ガチのマジのバズだYO!」
かのん「凄いよきな子ちゃん!おめでとー!」パチパチパチパチ
恋「やりましたね!きな子さん!」
きな子「あ、ありがとうっす恋先輩~……可可先輩~……マルガレーテちゃんも~……」ヒシッ
マル「ちょ、ちょっと!私はパフェ食べただけだってば///」
可可「みんなで頑張ったデス!チームきな子大バズりデス!」
チームきな子「キャッキャ!」
80:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:10:04 ID:???MM
冬毬「ということで、以上きな子先輩でした。拍手をお願いします」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
きな子「ありがとうございますっす~♪」クルクル
冬毬「それでは次に発表するn」
メイ「うおおおおお私だー!」
冬毬「?!」
夏美「何を言いますの私に決まってますの!」
メイ「お前さっき最後でいいって言ってたじゃねえかよ!」
夏美「うっさいですの!そんなこと言ってねーですの!」
四季「私が発表する。これは譲らない」
すみれ「(そりゃこうなるか)」
千砂都「(あんなクオリティの出されて、自分が最後に残るとか絶対イヤだろうなあ……)」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
きな子「ありがとうございますっす~♪」クルクル
冬毬「それでは次に発表するn」
メイ「うおおおおお私だー!」
冬毬「?!」
夏美「何を言いますの私に決まってますの!」
メイ「お前さっき最後でいいって言ってたじゃねえかよ!」
夏美「うっさいですの!そんなこと言ってねーですの!」
四季「私が発表する。これは譲らない」
すみれ「(そりゃこうなるか)」
千砂都「(あんなクオリティの出されて、自分が最後に残るとか絶対イヤだろうなあ……)」
81:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:14:15 ID:???MM
冬毬「えー、希望者多数の為、じゃんけんを実施します。それではじゃーんけーん」
3人「ポン!」
メイ「っしゃおらあああああああ!!!」
夏美「ぐああああああああ!このチョキが!このチョキがいけませんの!」ガスッガスッ
四季「……チッ」
冬毬「というわけで、次はメイ先輩の発表です。前へどうぞ」
メイ「おっ先~♪」
夏美「ぐぬぬ……!」
3人「ポン!」
メイ「っしゃおらあああああああ!!!」
夏美「ぐああああああああ!このチョキが!このチョキがいけませんの!」ガスッガスッ
四季「……チッ」
冬毬「というわけで、次はメイ先輩の発表です。前へどうぞ」
メイ「おっ先~♪」
夏美「ぐぬぬ……!」
82:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:18:01 ID:???MM
メイ「じゃあ私だぜ!」
メイ「私はかのん先輩とすみれ先輩、それとかのん先輩の家で暇そうにしてたマルガレーテと一緒に動画を撮ったぞ!」
可可「おぅ、またですか。マルマルは人気者デスね」
マル「寝てたの叩き起こされたのよ……」
メイ「スタートだ!」
メイ「私はかのん先輩とすみれ先輩、それとかのん先輩の家で暇そうにしてたマルガレーテと一緒に動画を撮ったぞ!」
可可「おぅ、またですか。マルマルは人気者デスね」
マル「寝てたの叩き起こされたのよ……」
メイ「スタートだ!」
83:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:21:44 ID:???MM
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うつぶせで絨毯の上に大の字で寝ているメイ
そのメイの頭、背中、腰、両手、両腕、両太ももの上にネコが乗っている
メイ「せんぱ~い……こいつらどけてくれよ~……頼むよ~……」
かのん「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
次々寄って来るネコをどんどんメイの身体に乗せていくかのんとすみれ
何故か全く逃げないネコたち
腰のネコは座ってカメラの方をじっと見ている
うつぶせで絨毯の上に大の字で寝ているメイ
そのメイの頭、背中、腰、両手、両腕、両太ももの上にネコが乗っている
メイ「せんぱ~い……こいつらどけてくれよ~……頼むよ~……」
かのん「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
次々寄って来るネコをどんどんメイの身体に乗せていくかのんとすみれ
何故か全く逃げないネコたち
腰のネコは座ってカメラの方をじっと見ている
84:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:25:20 ID:???MM
マル「ぷくくくく……//////」
メイ「頼むよ~……私もこいつらと遊びてえよ~……」
かのん「あ、ベッドさんは動かないでもらっていいですか?」
すみれ「おネコ様が驚きますので、ベッドさんは喋らないでくださいます?」
かのん・すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
メイ「もういいって~……何で猫カフェに来たのにネコと触れ合えないんだよ~……」
すみれ「触れ合ってる触れ合ってる♪ね、マルガレーテ?」
マル「ええ、触れ合ってる///触れ合ってるわよベッド先輩、ぷくくく……/////」
メイ「ベッドじゃねえって~……覚えとけよマルガレーテェ~……」
かのん・すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
カメラがズームアウトして〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メイ「頼むよ~……私もこいつらと遊びてえよ~……」
かのん「あ、ベッドさんは動かないでもらっていいですか?」
すみれ「おネコ様が驚きますので、ベッドさんは喋らないでくださいます?」
かのん・すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
メイ「もういいって~……何で猫カフェに来たのにネコと触れ合えないんだよ~……」
すみれ「触れ合ってる触れ合ってる♪ね、マルガレーテ?」
マル「ええ、触れ合ってる///触れ合ってるわよベッド先輩、ぷくくく……/////」
メイ「ベッドじゃねえって~……覚えとけよマルガレーテェ~……」
かのん・すみれ「ねっこまっみれー♪ねっこまっみれー♪」
カメラがズームアウトして〆
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86:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:28:56 ID:???MM
メイ「おい何だこれ!?」バァン!
千砂都「え?どうしたの」
かのん「な、何どうしたのメイちゃん?///ど、動画ちゃんと出来てるでしょ?///」
すみれ「そ、そうよ///約束通り、ちゃんと猫カフェの動画……へ、編集してアップしとい……あ、あっはっはっは!///」
可可「?」
千砂都「え?どうしたの」
かのん「な、何どうしたのメイちゃん?///ど、動画ちゃんと出来てるでしょ?///」
すみれ「そ、そうよ///約束通り、ちゃんと猫カフェの動画……へ、編集してアップしとい……あ、あっはっはっは!///」
可可「?」
87:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:32:15 ID:???MM
メイ「ふざけんなよ!私はみんなでネコを抱いてるムービーを動画にしてくれってお願いしたのに!何でネコまみれの方を動画にしてアップしてんだよ!こっちじゃねえだろ!///」ジタバタ
すみれ「だって、あんたが編集全然やりたがらなくて、私たちに丸投げするもんから///」
かのん「しかもメイちゃん途中でいきなり帰っちゃうし!」
すみれ「だから私たちが一番いい場面を選んでアップしといてあげたのよ///先輩たちに仕事押し付けて帰るからこうな……あ、あっはっはっは!//////」
かのん「どう考えてもここが一番かわいくて面白かったんだもん!ねえマルガレーテちゃん!///」
マル「え、ええそうね……アタタタ///」プククク
すみれ「だって、あんたが編集全然やりたがらなくて、私たちに丸投げするもんから///」
かのん「しかもメイちゃん途中でいきなり帰っちゃうし!」
すみれ「だから私たちが一番いい場面を選んでアップしといてあげたのよ///先輩たちに仕事押し付けて帰るからこうな……あ、あっはっはっは!//////」
かのん「どう考えてもここが一番かわいくて面白かったんだもん!ねえマルガレーテちゃん!///」
マル「え、ええそうね……アタタタ///」プククク
88:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:34:47 ID:???MM
冬毬「つまりメイ先輩は動画を撮るだけ撮って、編集をサボって先輩たちに丸投げしたら、自分がアップして欲しかったものと別の動画を勝手にアップされてしまった、と?」
メイ「ムキー!!!」
きな子「は、恥ずかしさと腹立たしさで顔が真っ赤になってるっす……」
四季「シャッターチャーンス」パシャパシャ
メイ「ムキー!!!」
きな子「は、恥ずかしさと腹立たしさで顔が真っ赤になってるっす……」
四季「シャッターチャーンス」パシャパシャ
90:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:37:14 ID:???MM
夏美「んー、でもこれはちょっとメイが悪いですの」
メイ「んあ?」ピタ
四季「せっかくLiella!の未来のためって夏美ちゃんが考えてくれた企画なのに、編集からアップロードも全部先輩に投げるなんて、So Bad」
メイ「ぐぅ!?」
きな子「しかもいきなり帰っちゃうってのも……ちょっとアレっすよねぇ」
メイ「んぬぬぬ……!」
メイ「んあ?」ピタ
四季「せっかくLiella!の未来のためって夏美ちゃんが考えてくれた企画なのに、編集からアップロードも全部先輩に投げるなんて、So Bad」
メイ「ぐぅ!?」
きな子「しかもいきなり帰っちゃうってのも……ちょっとアレっすよねぇ」
メイ「んぬぬぬ……!」
91:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:40:59 ID:???MM
恋「メイさん、作業を放り出して帰ってしまうなんて、何だかメイさんらしくありません。何か他にするべき大切な用事でもあったのではないですか?」
メイ「へっ?」
千砂都「ひょっとしてテストでマズい点でも取って、補講があったり?」
可可「え?そうなんデスかメイメイ?」
メイ「う゛っ……」ビクッ
メイ「へっ?」
千砂都「ひょっとしてテストでマズい点でも取って、補講があったり?」
可可「え?そうなんデスかメイメイ?」
メイ「う゛っ……」ビクッ
92:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:44:09 ID:???MM
四季「メイ」
メイ「……………………」
メイ「………………ね」ボソッ
きな子「ね?」
メイ「……猫カフェに、行きました」
夏美「……は?」
メイ「撮影日ネコまみれにされて、あんまりネコと遊べなかったから……その分を取り返しに……」
メイ「編集画面見てたら……猫がいっぱいで……我慢できなくて……」
夏美「……」
四季「……」
きな子「……」
すみれ「……ねっこまっみれー」ボソッ
マル「ブフォッ!?///」
メイ「……………………」
メイ「………………ね」ボソッ
きな子「ね?」
メイ「……猫カフェに、行きました」
夏美「……は?」
メイ「撮影日ネコまみれにされて、あんまりネコと遊べなかったから……その分を取り返しに……」
メイ「編集画面見てたら……猫がいっぱいで……我慢できなくて……」
夏美「……」
四季「……」
きな子「……」
すみれ「……ねっこまっみれー」ボソッ
マル「ブフォッ!?///」
93:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:48:34 ID:???MM
メイ「だあああああああ!!悪かったよ!悪かったし次は全部自分でやるから!もう先輩達には頼らねえよ!すまなかった!!」
かのん「あっはっは!ごめんごめん!次もいっしょに行こう?猫カフェ」
すみれ「編集も教えてあげるわよ。手取り足取り」
メイ「むぅ…………」
メイ「…………ぱ」
夏美「ぱ?」
メイ「パフェも、食べたい……。恋先輩の家のやつみたいな、でっかいやつ……みんなで……」
かのん「かわいいやつめー!」ワシャワシャ
すみれ「猫カフェもパフェも編集も一緒よ一緒!」ワシワシワシワシ
メイ「のわあああああああ!強い強い!刺激が強い!///」
夏美「……なんですの、これ?」
きな子「お幸せに、っす」
四季「……」チッ
かのん「あっはっは!ごめんごめん!次もいっしょに行こう?猫カフェ」
すみれ「編集も教えてあげるわよ。手取り足取り」
メイ「むぅ…………」
メイ「…………ぱ」
夏美「ぱ?」
メイ「パフェも、食べたい……。恋先輩の家のやつみたいな、でっかいやつ……みんなで……」
かのん「かわいいやつめー!」ワシャワシャ
すみれ「猫カフェもパフェも編集も一緒よ一緒!」ワシワシワシワシ
メイ「のわあああああああ!強い強い!刺激が強い!///」
夏美「……なんですの、これ?」
きな子「お幸せに、っす」
四季「……」チッ
94:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:51:40 ID:???MM
冬毬「それでは、メイ先輩の動画の再生数と高評価の数を発表します」
冬毬「メイ先輩の動画『ねこまみれになりました』の結果は……」
メイ「(まああの動画だし、私はともかく、ネコパワーで一体どのくらい行ったか……)」
冬毬「1週間で再生数が約388万回、高評価数が約5万8千です」
冬毬「メイ先輩の動画『ねこまみれになりました』の結果は……」
メイ「(まああの動画だし、私はともかく、ネコパワーで一体どのくらい行ったか……)」
冬毬「1週間で再生数が約388万回、高評価数が約5万8千です」
95:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:54:58 ID:???MM
メイ「はいいいいいいいいいいいいい!?!?」
四季夏美きな子「!?!?」
メイ「な、何かの間違いじゃないのか冬毬!?いくらなんでもそりゃないだろ!」
メイ「さては桁間違えてんだろ?そうだよな!い、いや、38万でも十分おかしいんだけどよ?!」
冬毬「落ち着いて下さいメイ先輩。まずは自分の目で確かめてください」スマホズイッ
『ねこまみれ』再生数 約389万回
四季「あ、増えた」
メイ「(白目)」
四季夏美きな子「!?!?」
メイ「な、何かの間違いじゃないのか冬毬!?いくらなんでもそりゃないだろ!」
メイ「さては桁間違えてんだろ?そうだよな!い、いや、38万でも十分おかしいんだけどよ?!」
冬毬「落ち着いて下さいメイ先輩。まずは自分の目で確かめてください」スマホズイッ
『ねこまみれ』再生数 約389万回
四季「あ、増えた」
メイ「(白目)」
96:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 01:57:24 ID:???MM
かのん「まあぶっちゃけこれは知ってたんだけどね」
夏美「え?」
すみれ「投稿された動画を見るのは禁止されてたけど、普通におススメで回ってきたわ」
冬毬「正直私も知っていました。何せアカウントの通知が止まらなかったもので」
夏美「(そういえば家でずっと通知音が鳴ってた日がありましたの……)」ワナワナ
夏美「え?」
すみれ「投稿された動画を見るのは禁止されてたけど、普通におススメで回ってきたわ」
冬毬「正直私も知っていました。何せアカウントの通知が止まらなかったもので」
夏美「(そういえば家でずっと通知音が鳴ってた日がありましたの……)」ワナワナ
97:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:00:47 ID:???MM
すみれ「ちなみにだけど、早速あちこちでマネされ始めてるわよ『ねこまみれ』。まあバズるってそういうことなんだけど。ほら」
可可「そうなんデスか?どれどれ♪」
≪摩央『ねっこまっみれー♪』悠奈『パァ!』
摩央『ねっこまっみれー♪』悠奈『パァ!』≫
可可「サ……」ピクッ
可可「……」スッ
すみれ「え?ちょっと何で勝手に閉じるのよ!」
可可「ちょっと今はいいデス」
すみれ「はあ?」
千砂都「(分かるなー、好きな人がSNSとかで安易に流行りものに手を出すのってちょっとだけ嫌だよねー)」
可可「そうなんデスか?どれどれ♪」
≪摩央『ねっこまっみれー♪』悠奈『パァ!』
摩央『ねっこまっみれー♪』悠奈『パァ!』≫
可可「サ……」ピクッ
可可「……」スッ
すみれ「え?ちょっと何で勝手に閉じるのよ!」
可可「ちょっと今はいいデス」
すみれ「はあ?」
千砂都「(分かるなー、好きな人がSNSとかで安易に流行りものに手を出すのってちょっとだけ嫌だよねー)」
98:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:05:05 ID:???MM
かのん「これで一躍トップだね!メイちゃん!」
すみれ「もう負ける心配はないから、パフェも禁止にならないわね」
メイ「お、おお……」
千砂都「んー?もっと喜んだら?」
メイ「いや、あの、なんっつーか……」
メイ「あんな姿がこんな回数再生されたなんて、どうにもちょっと恥ずかしくって……」
メイ「こそばい、っつーかなんっつーか……」
メイ「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
可可「!?」ビクッ
メイ「……って感じ?ハハ……」
恋「そ、そうですか」
すみれ「もう負ける心配はないから、パフェも禁止にならないわね」
メイ「お、おお……」
千砂都「んー?もっと喜んだら?」
メイ「いや、あの、なんっつーか……」
メイ「あんな姿がこんな回数再生されたなんて、どうにもちょっと恥ずかしくって……」
メイ「こそばい、っつーかなんっつーか……」
メイ「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
可可「!?」ビクッ
メイ「……って感じ?ハハ……」
恋「そ、そうですか」
99:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:08:46 ID:???MM
冬毬「ということでメイ先輩でした。大バズりおめでとうございます」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
メイ「ドーモ、ドーモ、あはは……」
恋「すごく例えようのない顔をしてますね」
かのん「たしかに」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
メイ「ドーモ、ドーモ、あはは……」
恋「すごく例えようのない顔をしてますね」
かのん「たしかに」
100:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:11:02 ID:???MM
冬毬「それでは続いt」
夏美「じゃーんけーん!」
冬毬「?!」
夏美四季「ぽん!」
夏美「のおおおおおおおおおお!!!」
四季「いえーす」チョキチョキ
かのん「今ひょっとして不意打ちして負けた?」
千砂都「うーん、ちょっとドン引きかも」
冬毬「姉者……」
夏美「うう……何でですの……何でですの……」
夏美「じゃーんけーん!」
冬毬「?!」
夏美四季「ぽん!」
夏美「のおおおおおおおおおお!!!」
四季「いえーす」チョキチョキ
かのん「今ひょっとして不意打ちして負けた?」
千砂都「うーん、ちょっとドン引きかも」
冬毬「姉者……」
夏美「うう……何でですの……何でですの……」
101:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:14:46 ID:???MM
冬毬「……それでは四季先輩、お願いします」
四季「アグリー」スタスタ
四季「私は自分の得意な科学を使ってあるものを制作し、動画を撮影した」
四季「撮影の協力は千砂都先輩とマルガレーテちゃん」
可可「またデスか?マルマルは人気者デスね」
マル「あれを協力って呼ぶならね……」イタタタ
四季「それでは動画、START」
四季「アグリー」スタスタ
四季「私は自分の得意な科学を使ってあるものを制作し、動画を撮影した」
四季「撮影の協力は千砂都先輩とマルガレーテちゃん」
可可「またデスか?マルマルは人気者デスね」
マル「あれを協力って呼ぶならね……」イタタタ
四季「それでは動画、START」
102:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:17:30 ID:???MM
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
机を真上から映すアングル
ナレーション(四季)『できた』
机の上に黒い鉄の塊が置かれる
鉄の塊には同じ大きさの丸いくぼみが沢山ある
ナレ『これは、完璧』
横からのアングルに切り替わると、薄い鉄板に凹凸があるものだと分かる
斜めからのアングルに切り替わる
これは
たこ焼き機だ
机を真上から映すアングル
ナレーション(四季)『できた』
机の上に黒い鉄の塊が置かれる
鉄の塊には同じ大きさの丸いくぼみが沢山ある
ナレ『これは、完璧』
横からのアングルに切り替わると、薄い鉄板に凹凸があるものだと分かる
斜めからのアングルに切り替わる
これは
たこ焼き機だ
103:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:20:20 ID:???MM
ナレ『これは完璧な丸、真円の、たこ焼き機』
ナレ『私が図面を引き、鉄工所に持ち込んで、職人さんに作ってもらった』
ナレ『この丸には、1ピコメートルの歪みもない』
真上からのアングルに戻る
ナレ『このたこ焼き機を、あの方に捧げよう』
ナレ『この神器は、あの方にこそ、ふさわしい……』
画面フェードアウト 暗転
ナレ『私が図面を引き、鉄工所に持ち込んで、職人さんに作ってもらった』
ナレ『この丸には、1ピコメートルの歪みもない』
真上からのアングルに戻る
ナレ『このたこ焼き機を、あの方に捧げよう』
ナレ『この神器は、あの方にこそ、ふさわしい……』
画面フェードアウト 暗転
104:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:22:11 ID:???MM
画面が切り替わる
四季「……」モグモグ
画面の右半分で、四季がカメラ目線で、黙ってたこ焼きを食べている
画面左半分にたこ焼き屋、その中に千砂都とマルガレーテがいる
店の中から籠った怒号が聞こえてくる
四季「……」モグモグ
画面の右半分で、四季がカメラ目線で、黙ってたこ焼きを食べている
画面左半分にたこ焼き屋、その中に千砂都とマルガレーテがいる
店の中から籠った怒号が聞こえてくる
105:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:24:30 ID:???MM
千砂都『馬鹿野郎てめえ!そんなんで完璧な丸なんて言えるわけねえだろ!』
マル『なによちゃんと作ってるじゃない!』
千砂都『なにがちゃんとだ!腰が入ってねえんだよ腰がこの野郎!』
マルガレーテがたこ焼きを焼いている
その後ろで千砂都は丸いレンズのサングラスをかけ、エプロン姿で腕組みをしている
その姿はさながら、たこ焼き親方だ
マル『なによちゃんと作ってるじゃない!』
千砂都『なにがちゃんとだ!腰が入ってねえんだよ腰がこの野郎!』
マルガレーテがたこ焼きを焼いている
その後ろで千砂都は丸いレンズのサングラスをかけ、エプロン姿で腕組みをしている
その姿はさながら、たこ焼き親方だ
106:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:28:22 ID:???MM
千砂都『そんな歪んだたこ焼きがお客様に出せるか!オーストリアではそれを丸っつーのか?ああン!?』
マル『オーストリアにたこ焼きなんてあるわけないでしょ!もういいから家に帰らせてよ!』
千砂都『ごちゃごちゃうるせえ!文句垂れてねえでもっと手際よくひっくり返せ!』
マル『あーんもう腕が痛いー!ちょっと四季先輩!たこ焼き食べてないで助けなさいよ!』
千砂都『まだ焼き始めたばっかりだろうが!お前そんなんでマルガレーテなんて名乗っていいのか!いいわけねえよな!お前今日からカクガレーテだ!明日までに角刈りにしてこい!』
マル『嫌よ聞いたことないでしょ角刈りのスクールアイドルなんて!寿司屋の大将じゃないのよこっちは!』
千砂都『グダグダ言ってねえでさっさと焼け!そんなのでいっぱしのたこ焼き屋になれるか!』
マル『たこ焼き屋になるために日本に来たわけじゃないんだってばー!助けてかのーん!』
千砂都『おいコラもっと脇を絞めろ脇を!』
マル『私ランニングしてただけなのにーーー!』
四季「……」モグモグ
ナレ『真円のたこ焼き機を作ったら、深淵を覗いてしまったようだ』
フェードアウト、暗転で〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マル『オーストリアにたこ焼きなんてあるわけないでしょ!もういいから家に帰らせてよ!』
千砂都『ごちゃごちゃうるせえ!文句垂れてねえでもっと手際よくひっくり返せ!』
マル『あーんもう腕が痛いー!ちょっと四季先輩!たこ焼き食べてないで助けなさいよ!』
千砂都『まだ焼き始めたばっかりだろうが!お前そんなんでマルガレーテなんて名乗っていいのか!いいわけねえよな!お前今日からカクガレーテだ!明日までに角刈りにしてこい!』
マル『嫌よ聞いたことないでしょ角刈りのスクールアイドルなんて!寿司屋の大将じゃないのよこっちは!』
千砂都『グダグダ言ってねえでさっさと焼け!そんなのでいっぱしのたこ焼き屋になれるか!』
マル『たこ焼き屋になるために日本に来たわけじゃないんだってばー!助けてかのーん!』
千砂都『おいコラもっと脇を絞めろ脇を!』
マル『私ランニングしてただけなのにーーー!』
四季「……」モグモグ
ナレ『真円のたこ焼き機を作ったら、深淵を覗いてしまったようだ』
フェードアウト、暗転で〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
108:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:33:29 ID:???MM
すみれ「あっはっは!何よこれ!」
かのん「ちぃちゃんホント何やってんのw」
千砂都「いやー、四季ちゃんがいきなりバイト先に来て、ぴっかぴかのたこ焼き機渡してきたんだよ。それを油で馴らしてたらちょうどマルガレーテちゃんが通りかかったもんだからさ」
マル「無理やり引きずり込まれて、突然店に立たされて、いきなりたこ焼き焼かされたのよ……」
可可「たこ焼き親方……たこ焼き親方デス……///」プルプル
恋「ツボにはまってますね」
四季「タコなだけに」
かのん「ちぃちゃんホント何やってんのw」
千砂都「いやー、四季ちゃんがいきなりバイト先に来て、ぴっかぴかのたこ焼き機渡してきたんだよ。それを油で馴らしてたらちょうどマルガレーテちゃんが通りかかったもんだからさ」
マル「無理やり引きずり込まれて、突然店に立たされて、いきなりたこ焼き焼かされたのよ……」
可可「たこ焼き親方……たこ焼き親方デス……///」プルプル
恋「ツボにはまってますね」
四季「タコなだけに」
109:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:37:20 ID:???MM
恋「最初からこういう動画を撮るつもりだったのですか?」
四季「最初は科学と食の融合で、究極完全な真円のたこ焼きを作ろうと思ってた。けど、たまたまマルガレーテちゃんが通りかかったから、これは使えると思って千砂都先輩に引き渡した」
マル「人を万引き犯みたいに……」
千砂都「マルガレーテちゃんに焼き方教えてたらなんかお客さんいっぱい来てさ。平日なのにめっちゃ売れたよあの日」
マル「私の両腕を犠牲にね……」
かのん「あー、すっごい列出来てるってポスト回ってきたのあの日かー」
すみれ「こんな二人が店回してたらそりゃ目立つわ」
可可「たこ焼き親方……///」プルプル
四季「最初は科学と食の融合で、究極完全な真円のたこ焼きを作ろうと思ってた。けど、たまたまマルガレーテちゃんが通りかかったから、これは使えると思って千砂都先輩に引き渡した」
マル「人を万引き犯みたいに……」
千砂都「マルガレーテちゃんに焼き方教えてたらなんかお客さんいっぱい来てさ。平日なのにめっちゃ売れたよあの日」
マル「私の両腕を犠牲にね……」
かのん「あー、すっごい列出来てるってポスト回ってきたのあの日かー」
すみれ「こんな二人が店回してたらそりゃ目立つわ」
可可「たこ焼き親方……///」プルプル
110:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:40:33 ID:???MM
冬毬「では、四季先輩の動画の再生数と高評価の数を発表します」
冬毬「四季先輩の動画『真円は深淵を呼ぶ』の結果は……」
冬毬「1週間で再生数が約82万回、高評価数が約9千2百です」
四季「おおー」
冬毬「四季先輩の動画『真円は深淵を呼ぶ』の結果は……」
冬毬「1週間で再生数が約82万回、高評価数が約9千2百です」
四季「おおー」
111:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:42:27 ID:???MM
可可「えーっ!なんか思ったより少ないデスよ!もっと多くていいはずデス!」
すみれ「あんたすっかり親方のファンね……」
恋「でもすごいですよ。前2人の数字が凄すぎたせいでちょっと少なく感じてしまいますが、四季さんの動画も立派です」
四季「恋先輩、好き」
恋「えっ……///」
すみれ「あんたすっかり親方のファンね……」
恋「でもすごいですよ。前2人の数字が凄すぎたせいでちょっと少なく感じてしまいますが、四季さんの動画も立派です」
四季「恋先輩、好き」
恋「えっ……///」
112:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:45:24 ID:???MM
可可「ちょっと親方ァ~!」
千砂都「ん~、私もめっちゃ好きなんだけどな~、この動画」
かのん「面白いけど、ちょっと本気過ぎたのかな?」
すみれ「あーそれはあるかも。千砂都の怒鳴り声がちょっとマジすぎるっていうか、本気すぎるっていうか」
恋「マルガレーテさんの声も鬼気迫るものがあるというか、少し悲壮感が出過ぎているように感じます」
マル「本気で嫌だったのよ……腕が上がらなくなるまでたこ焼き焼いたことある人いるの?」
千砂都「ん~、私もめっちゃ好きなんだけどな~、この動画」
かのん「面白いけど、ちょっと本気過ぎたのかな?」
すみれ「あーそれはあるかも。千砂都の怒鳴り声がちょっとマジすぎるっていうか、本気すぎるっていうか」
恋「マルガレーテさんの声も鬼気迫るものがあるというか、少し悲壮感が出過ぎているように感じます」
マル「本気で嫌だったのよ……腕が上がらなくなるまでたこ焼き焼いたことある人いるの?」
113:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:50:10 ID:???MM
すみれ「あと前半と後半の繋がりがあんまりなかったかもしれないわね。前半で紹介したたこ焼き機が後半では一切映ってなかったし」
千砂都「ああ、そういえばそうだね。よく見てるなー」
かのん「じゃあこの動画、ほとんど親方とマルガレーテちゃんの口喧嘩だけでここまで伸びたってこと?それはそれで凄いけど」
恋「前半が後半のフリになっていなかった、ということでしょうか?」
すみれ「そういうこと。後半だけの方がむしろ伸びたかもしれないわね。でもそれだと四季が出てくる意味があんまり無いから、今回はこれで正解だと思うわ」
千砂都「ああ、そういえばそうだね。よく見てるなー」
かのん「じゃあこの動画、ほとんど親方とマルガレーテちゃんの口喧嘩だけでここまで伸びたってこと?それはそれで凄いけど」
恋「前半が後半のフリになっていなかった、ということでしょうか?」
すみれ「そういうこと。後半だけの方がむしろ伸びたかもしれないわね。でもそれだと四季が出てくる意味があんまり無いから、今回はこれで正解だと思うわ」
114:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:53:04 ID:???MM
千砂都「そういえばそっか。おもしろ動画対決じゃなくて、2期生のバズり対決だったね」
四季「すみれ先輩、計り知れない慧眼」
可可「当然デス!すみれは寝る時テレビは消さないし、冷蔵庫にお茶もしまわないけど、こういう細かいところには気が付くのですよ、シッキー!」
恋「なんですみれさんが眠る時にテレビを消さないのを可可さんが知っているのですか?」
可可「……」
すみれ「…………バカ///」プイッ
四季「恋先輩、沈黙は金」
恋「はい?」
かのん「(墓穴掘ったなー、可可ちゃん)」
千砂都「(お幸せに……)」
四季「すみれ先輩、計り知れない慧眼」
可可「当然デス!すみれは寝る時テレビは消さないし、冷蔵庫にお茶もしまわないけど、こういう細かいところには気が付くのですよ、シッキー!」
恋「なんですみれさんが眠る時にテレビを消さないのを可可さんが知っているのですか?」
可可「……」
すみれ「…………バカ///」プイッ
四季「恋先輩、沈黙は金」
恋「はい?」
かのん「(墓穴掘ったなー、可可ちゃん)」
千砂都「(お幸せに……)」
115:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:57:10 ID:???MM
冬毬「というわけで以上、四季先輩の作品でした。みなさん拍手をお願いします」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
千砂都「やったね四季ちゃん!」
四季「ありがとうございます千砂都先輩。マルガレーテちゃんも」
マル「感謝してるならシップでも買ってきなさいよ……あとプロテイン」イテテテ……
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
千砂都「やったね四季ちゃん!」
四季「ありがとうございます千砂都先輩。マルガレーテちゃんも」
マル「感謝してるならシップでも買ってきなさいよ……あとプロテイン」イテテテ……
116:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 02:59:56 ID:???MM
かのん「それじゃあ最後は夏美ちゃんだね。夏美ちゃーん」
シーン
千砂都「ん?あれ?夏美ちゃんどこ行った?」
メイ「あれ?さっきまでここに……」
冬毬「多分逃げたのだと思います」
一同「!?」
シーン
千砂都「ん?あれ?夏美ちゃんどこ行った?」
メイ「あれ?さっきまでここに……」
冬毬「多分逃げたのだと思います」
一同「!?」
117:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:02:42 ID:???MM
冬毬「というか逃げました」
かのん「え?に、逃げた?」
冬毬「姉者からLINEが届いています。みなさんこれを」
一同「!?」バッ
LINE(夏→冬)『こんなの聞いていませんの!敵うはずありませんの!冬毬、何とかごまかしてこの場を解散してほしいんですの!1ヶ月甘いもの禁止なんて無理に決まってますの!〇んでしまいますの!(ドクロのスタンプ)』
かのん「え?に、逃げた?」
冬毬「姉者からLINEが届いています。みなさんこれを」
一同「!?」バッ
LINE(夏→冬)『こんなの聞いていませんの!敵うはずありませんの!冬毬、何とかごまかしてこの場を解散してほしいんですの!1ヶ月甘いもの禁止なんて無理に決まってますの!〇んでしまいますの!(ドクロのスタンプ)』
118:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:05:15 ID:???MM
可可「え……な、何デスかこれは?」
冬毬「書いてある通りです」
恋「つまり?」
冬毬「姉者は負けるのが嫌で逃げたんです」
かのん「え……」
一同「ええ~~~~~~~~!?!?!?」
冬毬「書いてある通りです」
恋「つまり?」
冬毬「姉者は負けるのが嫌で逃げたんです」
かのん「え……」
一同「ええ~~~~~~~~!?!?!?」
119:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:07:22 ID:???MM
牛久行きの電車の中
ガタンゴトン ガタンゴトン
夏美「なんで……なんでこんなことに……」
夏美「…………」スッ
スマホ ポチ
ガタンゴトン ガタンゴトン
夏美「なんで……なんでこんなことに……」
夏美「…………」スッ
スマホ ポチ
120:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:09:51 ID:???MM
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
動画タイトル『女子高生が朝から晩まで牛久大仏の前で同じポーズをして過ごしてみた』
真っ暗から徐々に明るくなっていく画面
画面左に牛久大仏、画面右に大仏と同じポーズで立っている夏美
動画の中で夏美は牛久大仏と同じポーズをとって微動だにしない
(定点カメラ)朝日が昇る → 朝 → 昼 → 夕方 → 日没 → 夜
タイムラプスでそれを30秒でまとめてある
それだけの動画
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再生数5301 高評価23
動画タイトル『女子高生が朝から晩まで牛久大仏の前で同じポーズをして過ごしてみた』
真っ暗から徐々に明るくなっていく画面
画面左に牛久大仏、画面右に大仏と同じポーズで立っている夏美
動画の中で夏美は牛久大仏と同じポーズをとって微動だにしない
(定点カメラ)朝日が昇る → 朝 → 昼 → 夕方 → 日没 → 夜
タイムラプスでそれを30秒でまとめてある
それだけの動画
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再生数5301 高評価23
121:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:12:02 ID:???MM
夏美「ぬわああああああああああああああああああ!!!」
夏美「何ですの!これは何ですの!!!」
夏美「四季はともかくきな子にメイまで!まさかあんなクオリティの動画を作ってくるなんて聞いてませんの!」
夏美「せいぜい3000再生くらいがボーダーだと思っていましたのにー!」
夏美「Liella!のアカウントを使ってこの再生数は致命的ですの!マズいですのー!」
夏美「何ですの!これは何ですの!!!」
夏美「四季はともかくきな子にメイまで!まさかあんなクオリティの動画を作ってくるなんて聞いてませんの!」
夏美「せいぜい3000再生くらいがボーダーだと思っていましたのにー!」
夏美「Liella!のアカウントを使ってこの再生数は致命的ですの!マズいですのー!」
122:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:14:50 ID:???MM
スマホ「ピロン♪」
夏美「んぎ!?」
夏美「と、冬毬からですの……」
夏美「えーっと……」
『姉者の負けが満場一致で可決されました。つきましては明日、練習の前に全員の前で弁明の場を設けるとのことです』
夏美「…………」
夏美「ぎにゃあああああああああああああああああ!!!」
夏美「んぎ!?」
夏美「と、冬毬からですの……」
夏美「えーっと……」
『姉者の負けが満場一致で可決されました。つきましては明日、練習の前に全員の前で弁明の場を設けるとのことです』
夏美「…………」
夏美「ぎにゃあああああああああああああああああ!!!」
123:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:17:40 ID:???MM
こうして第1回『とにかくバズれ!2期生対抗、鬼バズり選手権』は幕を閉じました。
詳細を語ることはできませんが、翌日姉者はメンバー全員の前で詫びを入れさせられ、「第2回が開催された際には必ず全力を尽くす」という旨の誓約書にサインをし、2期生の皆さんにしばらく白い目で見られることとなったのでした。
もちろん甘いものは1ヶ月間禁止。姉者は今、糖分不足でミイラのように瘦せ細っています。
おしまい
詳細を語ることはできませんが、翌日姉者はメンバー全員の前で詫びを入れさせられ、「第2回が開催された際には必ず全力を尽くす」という旨の誓約書にサインをし、2期生の皆さんにしばらく白い目で見られることとなったのでした。
もちろん甘いものは1ヶ月間禁止。姉者は今、糖分不足でミイラのように瘦せ細っています。
おしまい
124:
◆RVzTTxB6★
2025/09/13(土) 03:20:00 ID:???MM
おつでした
書き溜め投下だけど時間かかった
2期生ファイト また何か書くかも
バーイ
書き溜め投下だけど時間かかった
2期生ファイト また何か書くかも
バーイ