【SS】きな子「すみれ先輩の恵方巻き美味しいっす～♡」【ラブライブ！スーパースター!!】

きな子「お腹空いたっす…」ｸﾞｩ

きな子「けどご飯作るの面倒っす…」

きな子「うぅ……」ｸﾞｩ

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

きな子「すみれ先輩からメッセージ…？」

すみれ『恵方巻き作りすぎちゃったんだけど、もし夕飯まだならどうかと思って』
　

きな子「………！！！」ﾊﾟｧｧ

すみれ『要らないなら他の子──』

きな子「要るっす！！要るっす！！すぐにでもイクっす！！」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

すみれ『あらそう？なら良かった』

すみれ『もう外出る準備出来てるし、私が行くわよ。ちょっと待っててね』

きな子「き、来てくれるんすか？！」

きな子「はわわ、すみれ先輩がこの部屋に…」

きな子「………来るまでに片付けしないとっす」
　

～～
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

きな子「ハイハイハイっすー！…っととととわぁっ？！！」ｺｹｯ

ｶﾞﾁｬｯ ﾄﾞﾀｯ

すみれ「？！！あ、危ないじゃない！」ﾀﾞｷｯ

きな子「ご、ごめんなさいっす…」

すみれ「本当ドジね…まぁ怪我がなくて良かったわ」ﾎｯ

きな子(うぅ…嬉しくてついスキップしたらコケちゃったっす…///)
　

すみれ「ほらコレ。口に合えば良いんだけど」

きな子「ありがとうございます…っす」

すみれ「それじゃ私はこれで…」

きな子「えっ？」

すみれ「えっ？」

きな子「上がっていってくれないんすか…？」ｼｭﾝ

すみれ「ちょ、そんな落ち込まなくたって…ああもう分かったわよ！入っていいのね？」

きな子「ハイっす！」ﾆｺ
　

きな子「どうぞどうぞ狭い部屋っすが」

すみれ「へ～綺麗にしてるのね。偉いじゃない、一人暮らしなのに」

きな子「えへへ」

きな子(押入れに押し込んだだけっすけど)
　

すみれ「妹がね、恵方巻き作りたいって言うもんだから…一緒になって作ってたら多くなっちゃったの」

きな子「きな子、すみれ先輩の恵方巻きが楽しみで…」

すみれ「あんまり期待しないで、形だって手作り感満載なんだから」ﾊﾟｶｯ

きな子「わぁ～すごく大きいっす～」ﾊﾟｧｧ
　

すみれ「今年の方角は東北東だから…ええと、こっちの窓側に向かって正面の向きね」

きな子「すみれ先輩はもう夕飯食べ終わったんすか？」

すみれ「まだよ。それじゃあ一緒に食べましょうか、せっかくだし」

きな子「ハイっす、…わぁ、ずっしりしてて全部口に入るか分かんないくらい太いっすね」
　

すみれ「そりゃ、太巻きだからね。ほら、食べてる間は喋っちゃダメよ」

きな子「は～い。はむ…」

すみれ「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

きな子「………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

(黙食してる2人の姿が窓に反射してるの図)

きな子「……ぷっ」ｸｽｸｽ

すみれ「……っ」ｸｽｸｽ
　

きな子「あははっ…なんかおかしいっす」

すみれ「あっコラ、喋っちゃダメでしょ」

きな子「そういう先輩も」

すみれ「あ」

きな子「ふふっ2人揃って福が逃げちゃったっすね」

すみれ「もう…あ、そういえば願い事は何にしてたの？」

きな子「えっ？！……な、内緒っす」
　

すみれ「途中で喋っちゃったんだし、いいじゃない」

きな子「……ダメっす//」

すみれ「そう…」

きな子(『すみれ先輩と、もっと仲良くなりたい』ってお願いしたっす)

すみれ「またこうやってきな子とご飯を食べるのもいいかもね」

きな子「……！！ハイっす！」ﾆｺ


おしまい
　

すみれ先輩の恵方巻きに比べて短いssですまねぇっす
　

乙ですの
一人暮らしのきな子と面倒見の良いすみれ先輩がまるで鬼と服のようなマリアージュを奏でていて良きですの
　

乙でした、なんか平和なペアで好き
　

よかった
普通に恵方巻きだった
　

こういうの好き
ありがとう
　

よかったありがとう
　

夜の恵方巻を食べるシーンは？
　

ftnrじゃなくて助かったよ