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1: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 20:20:27 ID:???00
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2: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 20:21:32 ID:???00
栞子「……と、いうことがあったのです」
栞子「彼方さんはトンポーローをご存知でしょうか?」
彼方「知ってるよ……中華料理のなかでシンプルだけど、かなり繊細で手前のかかる料理なんだ」
彼方「お肉大好きなランジュちゃんが究極の肉料理、と断言できるのも分かる気がするなぁー」フフッ
栞子「そうなんですか?」
栞子「前もって調べてみましたが……日本や沖縄の角煮とさほど変わらないですし、レトルトでも気軽に手に入るようですが……」
彼方「チッチッチッ、甘いな栞子ちゃん」ビシッ
彼方「ランジュちゃんがいう最高の東坡肉は普通の角煮じゃないんだ……それこそ、昔の人が彫刻にして残すくらいにね?」
栞子「なるほど……私も食べてみたくなりました……!」
栞子「彼方さんはトンポーローをご存知でしょうか?」
彼方「知ってるよ……中華料理のなかでシンプルだけど、かなり繊細で手前のかかる料理なんだ」
彼方「お肉大好きなランジュちゃんが究極の肉料理、と断言できるのも分かる気がするなぁー」フフッ
栞子「そうなんですか?」
栞子「前もって調べてみましたが……日本や沖縄の角煮とさほど変わらないですし、レトルトでも気軽に手に入るようですが……」
彼方「チッチッチッ、甘いな栞子ちゃん」ビシッ
彼方「ランジュちゃんがいう最高の東坡肉は普通の角煮じゃないんだ……それこそ、昔の人が彫刻にして残すくらいにね?」
栞子「なるほど……私も食べてみたくなりました……!」
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3: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 20:22:38 ID:???00
栞子「あの、よろしければ、ですが……」モジモジ
栞子「食べたことのない私とランジュのために作ってもらうことは可能でしょうか?」
栞子「予算はお小遣いの3000円しかないのですが……お手伝いなら可能な限りいたします!」
彼方「いいよー。手作りなら予算内で作れるし、彼方ちゃんも栞子ちゃんとランジュちゃんが感動して喜ぶ顔を見てみたいからね」
彼方「次のお休みに一緒に作ろう」
栞子「ありがとうございます!早速、調理室を借りる申請をします」ペコッ
栞子「1時間ほどでよろしいでしょうか?」
彼方「ううん、出来上がりまで5時間半かかるから6時間だねぇ」
栞子「えっ!?」
栞子「食べたことのない私とランジュのために作ってもらうことは可能でしょうか?」
栞子「予算はお小遣いの3000円しかないのですが……お手伝いなら可能な限りいたします!」
彼方「いいよー。手作りなら予算内で作れるし、彼方ちゃんも栞子ちゃんとランジュちゃんが感動して喜ぶ顔を見てみたいからね」
彼方「次のお休みに一緒に作ろう」
栞子「ありがとうございます!早速、調理室を借りる申請をします」ペコッ
栞子「1時間ほどでよろしいでしょうか?」
彼方「ううん、出来上がりまで5時間半かかるから6時間だねぇ」
栞子「えっ!?」
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4: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 20:23:44 ID:???00
調理室
栞子「……お待たせしました」ペコッ
彼方「ううん、彼方ちゃんもいま来たところだよー」
彼方「よいしょ……」
ドサッ
彼方「皮付きの豚バラブロックを買ってきたぜー、圧巻の800gだぁ」
栞子「すべて食材の買い出しは彼方さんにお任せしましたが……なんですかこのネギの量は……?」
彼方「6本だよぉ」
栞子「そ、そんなに使うのですか!?」
彼方「ううん、使うのは……ネギの先からこの白い境目までの青い部分だよ」
彼方「豚肉の臭み消しに使うのさー」
栞子「そのために6本も必要とは……贅沢ですね」
彼方「さあ、エプロンをつけて調理開始だよー」
栞子「はい!よろしくお願いします……!」
栞子「……お待たせしました」ペコッ
彼方「ううん、彼方ちゃんもいま来たところだよー」
彼方「よいしょ……」
ドサッ
彼方「皮付きの豚バラブロックを買ってきたぜー、圧巻の800gだぁ」
栞子「すべて食材の買い出しは彼方さんにお任せしましたが……なんですかこのネギの量は……?」
彼方「6本だよぉ」
栞子「そ、そんなに使うのですか!?」
彼方「ううん、使うのは……ネギの先からこの白い境目までの青い部分だよ」
彼方「豚肉の臭み消しに使うのさー」
栞子「そのために6本も必要とは……贅沢ですね」
彼方「さあ、エプロンをつけて調理開始だよー」
栞子「はい!よろしくお願いします……!」
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7: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:26:53 ID:???00
彼方「まずは東坡肉の味を決める、豚肉の下ごしらえだよ」カチャ
ボッ
彼方「……うっすら煙が立つくらい温めた鉄の中華鍋で、豚バラの皮をサッと焼く」スッ
ジュッ
彼方「これで皮に残った毛を取り除くんだ」ジュー
彼方「栞子ちゃん、お鍋に水をたっぷり入れてお湯を用意してくれないかい?」
栞子「はい……!」ガチャン
彼方「皮に茶色い焦げ目がついてきたら肉を引き上げ、まな板にのせて……包丁を立てて皮の焦げをそぎ落とす」ジャリジャリ
栞子「これはどういう意味が……?」
彼方「口に入れたときのなめらかな食感のためと……苦味をなくすためだよ」ジャリジャリ
ボッ
彼方「……うっすら煙が立つくらい温めた鉄の中華鍋で、豚バラの皮をサッと焼く」スッ
ジュッ
彼方「これで皮に残った毛を取り除くんだ」ジュー
彼方「栞子ちゃん、お鍋に水をたっぷり入れてお湯を用意してくれないかい?」
栞子「はい……!」ガチャン
彼方「皮に茶色い焦げ目がついてきたら肉を引き上げ、まな板にのせて……包丁を立てて皮の焦げをそぎ落とす」ジャリジャリ
栞子「これはどういう意味が……?」
彼方「口に入れたときのなめらかな食感のためと……苦味をなくすためだよ」ジャリジャリ
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8: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:27:45 ID:???00
ゴポポ
栞子「あ、お湯が沸いたようです」
彼方「……弱火にしてお肉を5分ボイルするよぉ」トプン
彼方「その間にネギとショウガを切る」ザク
彼方「栞子ちゃんはこのレシピ通りに調味料を用意して」スッ
栞子「はい!」
ピピピ
栞子「……彼方さん、5分経ちました」
彼方「お鍋のお肉を引き上げたら、水分をキッチンペーパーで拭き取って……塊を3等分に切る」サッサッ
彼方「栞子ちゃんとランジュちゃんと……彼方ちゃんの分はさらに半分」
彼方「遥ちゃんへのお土産にするんだぁ」
栞子「喜んでくれるといいですね」ニコッ
栞子「あ、お湯が沸いたようです」
彼方「……弱火にしてお肉を5分ボイルするよぉ」トプン
彼方「その間にネギとショウガを切る」ザク
彼方「栞子ちゃんはこのレシピ通りに調味料を用意して」スッ
栞子「はい!」
ピピピ
栞子「……彼方さん、5分経ちました」
彼方「お鍋のお肉を引き上げたら、水分をキッチンペーパーで拭き取って……塊を3等分に切る」サッサッ
彼方「栞子ちゃんとランジュちゃんと……彼方ちゃんの分はさらに半分」
彼方「遥ちゃんへのお土産にするんだぁ」
栞子「喜んでくれるといいですね」ニコッ
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9: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:29:36 ID:???00
彼方「さ、お肉を煮込むよー」
彼方「栞子ちゃん、中華鍋にネギの青い部分を敷き詰めて」
栞子「はい……こう、ですか?」スッ
彼方「うん。そうそう……クロスさせるようにネギを置いたら、バラ肉の皮を下にして乗せていくよ」サッ
彼方「次に厚めに切ったショウガを入れて、八角をふたつ」パラッ
栞子「八角……?」
彼方「中国のスパイスだよ。ヨーロッパではアニス、日本ではウイキョウっていう植物に似た甘い香りがするんだぁ」
彼方「良かったら嗅いでみたまえー」スッ
栞子「……」スンスン
栞子「これは……独特な甘い香りがしますね……」
彼方「東坡肉に欠かせないものなんだぁ」
彼方「栞子ちゃん、中華鍋にネギの青い部分を敷き詰めて」
栞子「はい……こう、ですか?」スッ
彼方「うん。そうそう……クロスさせるようにネギを置いたら、バラ肉の皮を下にして乗せていくよ」サッ
彼方「次に厚めに切ったショウガを入れて、八角をふたつ」パラッ
栞子「八角……?」
彼方「中国のスパイスだよ。ヨーロッパではアニス、日本ではウイキョウっていう植物に似た甘い香りがするんだぁ」
彼方「良かったら嗅いでみたまえー」スッ
栞子「……」スンスン
栞子「これは……独特な甘い香りがしますね……」
彼方「東坡肉に欠かせないものなんだぁ」
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10: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:32:02 ID:???00
彼方「味付けにしょう油と紹興酒、氷砂糖」パラッ
栞子「氷砂糖?普通の砂糖ではないんですね?」
彼方「うん。焦げつきにくいから煮物に最適なのさー」
栞子「なるほど」
彼方「最後に水を入れたら……中火で沸騰させよう」
グツグツ
栞子「おや?白い泡のようなものが……」
彼方「アクが出てきたねぇ……それじゃ取り除くよ……」オタマ
彼方「えい!えい!」
スッスッ
彼方「……ある程度アクをとったら、弱火にしてフタを閉じて煮込む」カポッ
栞子「どれくらい煮込むのですか?」
彼方「1時間」
栞子「1時間もですか!?」
彼方「東坡肉は短時間にして成らず、だよ栞子ちゃん」
彼方「それじゃ時間まで彼方ちゃんは調理室の隅ですやぴするぜ……時間になったら起こしてねぇ」ゴロン
彼方「すやぴ……」
栞子「寝てしまいました……私は時間まで生徒会の書類仕事をしましょう」
栞子「氷砂糖?普通の砂糖ではないんですね?」
彼方「うん。焦げつきにくいから煮物に最適なのさー」
栞子「なるほど」
彼方「最後に水を入れたら……中火で沸騰させよう」
グツグツ
栞子「おや?白い泡のようなものが……」
彼方「アクが出てきたねぇ……それじゃ取り除くよ……」オタマ
彼方「えい!えい!」
スッスッ
彼方「……ある程度アクをとったら、弱火にしてフタを閉じて煮込む」カポッ
栞子「どれくらい煮込むのですか?」
彼方「1時間」
栞子「1時間もですか!?」
彼方「東坡肉は短時間にして成らず、だよ栞子ちゃん」
彼方「それじゃ時間まで彼方ちゃんは調理室の隅ですやぴするぜ……時間になったら起こしてねぇ」ゴロン
彼方「すやぴ……」
栞子「寝てしまいました……私は時間まで生徒会の書類仕事をしましょう」
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11: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:33:54 ID:???00
1時間後
栞子「あっ!時間ですね!」スクッ
栞子「起きてください、彼方さん……!」ユサユサ
彼方「ん、おお……もう時間かな?」スクッ
彼方「どれどれ……」カチャ
栞子「良い感じですね!とても美味しそうです」
彼方「うん。これでいいかな」
彼方「日本の角煮や沖縄のラフテーならここで完成!なんだけど……」
彼方「……東坡肉はここでさらに手間と時間をかけるんだ」
栞子「といいますと?」
カチャ
彼方「まず寸胴鍋にたっぷり水を入れて、お湯が沸いてくる間に」
彼方「煮込んだ豚肉と……ネギと薬味を取り出した煮汁だけを土鍋に移すんだ」
栞子「あっ!時間ですね!」スクッ
栞子「起きてください、彼方さん……!」ユサユサ
彼方「ん、おお……もう時間かな?」スクッ
彼方「どれどれ……」カチャ
栞子「良い感じですね!とても美味しそうです」
彼方「うん。これでいいかな」
彼方「日本の角煮や沖縄のラフテーならここで完成!なんだけど……」
彼方「……東坡肉はここでさらに手間と時間をかけるんだ」
栞子「といいますと?」
カチャ
彼方「まず寸胴鍋にたっぷり水を入れて、お湯が沸いてくる間に」
彼方「煮込んだ豚肉と……ネギと薬味を取り出した煮汁だけを土鍋に移すんだ」
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12: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:36:55 ID:???00
ゴポポ
彼方「お湯が沸いたら……これを寸胴鍋の上にセットするよ」サッ
栞子「これは……もしかして蒸籠ですか?」
彼方「そうだよー、特にこの竹蒸籠は蒸し物を作るときに使うものなんだ」
彼方「竹で編んだフタの細かい隙間から蒸気が出ていくから、ステンレス製の蒸籠で必要な塗れ布巾いらずでゆっくり熱が通る優れものなのさー」
栞子「竹の蒸籠にそんなメリットが……」
彼方「その蒸籠に土鍋をセットしたらフタをして」
カポッ
彼方「フタをして4時間蒸す」
栞子「よ、4時間もですか!?」
栞子「ずいぶん手間がかかるんですね……家庭料理とは思えないです」
彼方「そうだねー、今の時代タイパが悪いものは悪とされてるけど……」
彼方「……大切な人に振る舞う料理は、最悪のタイパで最高のハートを込めて作るものだって彼方ちゃんは思うんだぁ」ニコッ
栞子「確かにそうですね」コクリ
彼方「それじゃ、時間までおやすみぃー」ボフッ
彼方「……すやぴ」
彼方「お湯が沸いたら……これを寸胴鍋の上にセットするよ」サッ
栞子「これは……もしかして蒸籠ですか?」
彼方「そうだよー、特にこの竹蒸籠は蒸し物を作るときに使うものなんだ」
彼方「竹で編んだフタの細かい隙間から蒸気が出ていくから、ステンレス製の蒸籠で必要な塗れ布巾いらずでゆっくり熱が通る優れものなのさー」
栞子「竹の蒸籠にそんなメリットが……」
彼方「その蒸籠に土鍋をセットしたらフタをして」
カポッ
彼方「フタをして4時間蒸す」
栞子「よ、4時間もですか!?」
栞子「ずいぶん手間がかかるんですね……家庭料理とは思えないです」
彼方「そうだねー、今の時代タイパが悪いものは悪とされてるけど……」
彼方「……大切な人に振る舞う料理は、最悪のタイパで最高のハートを込めて作るものだって彼方ちゃんは思うんだぁ」ニコッ
栞子「確かにそうですね」コクリ
彼方「それじゃ、時間までおやすみぃー」ボフッ
彼方「……すやぴ」
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13: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 22:39:57 ID:???00
4時間後
ピピピ
栞子「!」
彼方「ふぁ……出来たみたいだねぇ」スタスタ
彼方「どれどれ……?」パカッ
彼方「上出来だね。蒸籠から土鍋を取り出すよー」
コトッ
彼方「土鍋からお肉を取り出してお皿に盛り付ける」スッ
プルン
栞子「すごい……四角いバラ肉の塊がまるでゼリーのようにプルプルです!」
栞子「これで完成、ですか?」
彼方「まだまだぁ……最後にソースをつくるよ」
彼方「煮込みに使った汁をフライパンに入れて、沸騰したら水溶き片栗粉を加えて」タラー
彼方「トロミと照りがついたら、お肉にかけて……完成!」
彼方「これが究極の東坡肉だよぉ」スッ
栞子「すごい……本当に肉形石のように輝いてます!」
彼方「もうランジュちゃんを呼んでいいよ~」ニコッ
ピピピ
栞子「!」
彼方「ふぁ……出来たみたいだねぇ」スタスタ
彼方「どれどれ……?」パカッ
彼方「上出来だね。蒸籠から土鍋を取り出すよー」
コトッ
彼方「土鍋からお肉を取り出してお皿に盛り付ける」スッ
プルン
栞子「すごい……四角いバラ肉の塊がまるでゼリーのようにプルプルです!」
栞子「これで完成、ですか?」
彼方「まだまだぁ……最後にソースをつくるよ」
彼方「煮込みに使った汁をフライパンに入れて、沸騰したら水溶き片栗粉を加えて」タラー
彼方「トロミと照りがついたら、お肉にかけて……完成!」
彼方「これが究極の東坡肉だよぉ」スッ
栞子「すごい……本当に肉形石のように輝いてます!」
彼方「もうランジュちゃんを呼んでいいよ~」ニコッ
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15: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 23:26:40 ID:???00
ガララッ
ランジュ「呼ばれて初めてランジュが来たわよ!!」
栞子「声が大きすぎます!」
彼方「元気だねー」
ランジュ「ランジュのために料理を作ってくれたって本当なの!?」パァッ
栞子「いえ、ついでに呼んだだけです」
ランジュ「ラァ……」ショボ
栞子「冗談ですよ。きっかけをくれたのはランジュですから、一緒に食べましょう」
ランジュ「!!」パァッ
ランジュ「ねえ、何を作ってくれたの!?」
栞子「それはこのフタを開けてみてからのお楽しみですよ」
彼方「さあ、召し上がれ~」
ランジュ「呼ばれて初めてランジュが来たわよ!!」
栞子「声が大きすぎます!」
彼方「元気だねー」
ランジュ「ランジュのために料理を作ってくれたって本当なの!?」パァッ
栞子「いえ、ついでに呼んだだけです」
ランジュ「ラァ……」ショボ
栞子「冗談ですよ。きっかけをくれたのはランジュですから、一緒に食べましょう」
ランジュ「!!」パァッ
ランジュ「ねえ、何を作ってくれたの!?」
栞子「それはこのフタを開けてみてからのお楽しみですよ」
彼方「さあ、召し上がれ~」
0
16: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 23:27:24 ID:???00
ランジュ「なにかしら……?」
パカッ
ランジュ「きゃあ!!東坡肉!!キラキラしてる!!」
ランジュ「本当に食べていいの!?」スッ
プルッ
ランジュ「お箸で押しただけで皮がプルンッて割れて……脂がトロットロじゃない!!」
ランジュ「……そうよ、これがランジュの食べた東坡肉だわ!!」パクッ
ランジュ「きゃあ!!太好吃ラ~!!」パクパク
栞子「わ、私も食べてよろしいですか……?」ウズウズ
彼方「どうぞどうぞ~」ニコッ
パカッ
ランジュ「きゃあ!!東坡肉!!キラキラしてる!!」
ランジュ「本当に食べていいの!?」スッ
プルッ
ランジュ「お箸で押しただけで皮がプルンッて割れて……脂がトロットロじゃない!!」
ランジュ「……そうよ、これがランジュの食べた東坡肉だわ!!」パクッ
ランジュ「きゃあ!!太好吃ラ~!!」パクパク
栞子「わ、私も食べてよろしいですか……?」ウズウズ
彼方「どうぞどうぞ~」ニコッ
0
17: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 23:29:15 ID:???00
栞子「では……」スッ
栞子「……確かに。箸を軽く入れただけで厚い皮がいとも簡単に割れるくらいやわらかく、そこから一気に肉汁があふれてて……これは角煮とは一線を画しています」
ヒョイ
栞子「いただきます……!」パクッ
モグモグ
栞子「これは……大変美味しいですね……!」
栞子「もはや箸で肉を切るのではなく、崩すかのような柔らかさ……」
栞子「そして、豚の皮がこんなに美味しいとは……ある意味、衝撃です」
栞子「口の中でト口リと溶ける皮の次にくるのは……濃厚でほのかに甘味のある脂身本来のうま味……しかも、くどさを一切感じずにあっさりした口当たりです」
栞子「さらに一番下、最後の肉は……舌の上でほどけるくらいホロホロとやわらかく、甘じょっぱい味がしっかり染みてて懸念していたパサつきがまったくありません!」
栞子「一切れの肉で3つの美味……これを例えるなら……肉の三段重の逸品料理、と形容すべきでしょうか?」
栞子「無性にご飯が欲しくなります……!」
ランジュ「你做的菜太好吃了、太謝謝你了!!」ヒョイパク
彼方「よかったぁ~5時間半も頑張ったかいがあったよ~」ニコッ
栞子「……確かに。箸を軽く入れただけで厚い皮がいとも簡単に割れるくらいやわらかく、そこから一気に肉汁があふれてて……これは角煮とは一線を画しています」
ヒョイ
栞子「いただきます……!」パクッ
モグモグ
栞子「これは……大変美味しいですね……!」
栞子「もはや箸で肉を切るのではなく、崩すかのような柔らかさ……」
栞子「そして、豚の皮がこんなに美味しいとは……ある意味、衝撃です」
栞子「口の中でト口リと溶ける皮の次にくるのは……濃厚でほのかに甘味のある脂身本来のうま味……しかも、くどさを一切感じずにあっさりした口当たりです」
栞子「さらに一番下、最後の肉は……舌の上でほどけるくらいホロホロとやわらかく、甘じょっぱい味がしっかり染みてて懸念していたパサつきがまったくありません!」
栞子「一切れの肉で3つの美味……これを例えるなら……肉の三段重の逸品料理、と形容すべきでしょうか?」
栞子「無性にご飯が欲しくなります……!」
ランジュ「你做的菜太好吃了、太謝謝你了!!」ヒョイパク
彼方「よかったぁ~5時間半も頑張ったかいがあったよ~」ニコッ
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18: ◆UKeaCRaD★ 2026/02/20(金) 23:32:28 ID:???00
栞子「では……もうひとくち……」チラッ
栞子「おや?私の皿に……もう肉がないのですが……」
ランジュ「美味しいからつい食べちゃったわ!!」シレッ
栞子「ランジュ……」プルプル
ランジュ「あら?栞子が東坡肉みたいにプルプルしてるわ!」
栞子「……あなたは反省文100枚です!!6時間かけて書いてください!!」
ランジュ「ラァ!?」ガーン
ギャイギャイ
彼方「……うん、美味しいねぇ……」モグモグ
彼方「炊き立てご飯の上に東坡肉をのせて、煮汁をかけて……最後に白髪ねぎをのせた東坡肉丼にしたら……」
彼方「きっと遥ちゃん喜ぶよぉ~」ニコニコ
おわり
栞子「おや?私の皿に……もう肉がないのですが……」
ランジュ「美味しいからつい食べちゃったわ!!」シレッ
栞子「ランジュ……」プルプル
ランジュ「あら?栞子が東坡肉みたいにプルプルしてるわ!」
栞子「……あなたは反省文100枚です!!6時間かけて書いてください!!」
ランジュ「ラァ!?」ガーン
ギャイギャイ
彼方「……うん、美味しいねぇ……」モグモグ
彼方「炊き立てご飯の上に東坡肉をのせて、煮汁をかけて……最後に白髪ねぎをのせた東坡肉丼にしたら……」
彼方「きっと遥ちゃん喜ぶよぉ~」ニコニコ
おわり
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11224/1771586427/


