凛「かよちん、百合展開ってなんだにゃ？」花陽「」【SS】

凛「最近漫画タイトルでも百合っていう単語みるにゃ」

花陽「えっ！？えっ、あっ、うん。花の名前だよ！」

凛「それは知ってるよー、絶対別の意味があると思うんだにゃ、かよちん何か知らない？」

花陽「えっ、えっとー。うん、私は知らない♡」

凛「そっかー、かよちんなら知っていると思ったんだけどなー」

花陽(凛ちゃんには今のままでいてほしいもんね・・・)

凛「じゃあ真姫ちゃんなら何か知ってるかも！聞いてくる！｣ﾀﾞｯ



花陽「」

凛「真姫ちゃーん！｣ﾀﾞｯ

真姫｢ｩｪｱ！り、凛、どうしたの？そんな急いで」

凛「はぁ、はぁ、ねぇ真姫ちゃん、百合って何！？」

真姫「はぁ？百合？花の名前じゃないの？」

凛「他の意味は！？」

真姫「そ、そんなこと言われても・・・」

真姫(言えるわけないじゃない！特に凛には！)

凛「ねぇ、真姫ちゃん真姫ちゃーん！｣ｽﾘｽﾘ

真姫「ちょっ、スリスリしてこないで！こういうことも百合ってことよ！」

凛「？？意味がよくわからないにゃー・・・」

真姫「凛は知らなくていいの！」

凛「真姫ちゃん酷いよー！｣ｳﾙｳﾙ

真姫「わっ、ごめん、凛。別に凛が嫌いではないのよ？ただ、私は今の凛が大好きだから・・・」

凛「えへへ、真姫ちゃんありがとっ」

真姫「ふふ」




花陽(そういうのを百合っていうんだよ！真姫ちゃん場所変わって！！)

凛「よくわからないから海未ちゃんに聞いてくる！｣ﾀﾞｯ

真姫「あっ・・・」




真姫「まっ、海未ならなんとかするでしょ。さあ作曲作曲」

にこ「にっこにっこにー♡真姫ちゃんが暇そうだからー、にこが遊びに来てあげたにこー♡」

真姫「・・・別に今にこちゃんに用はないわ」

にこ「ひどっ！何よー！私だって暇なのよーー！」

真姫「はいはい、じゃあにこちゃん隣に座って一緒に曲考えましょ」

にこ「仕方ないわねぇ～♡」

海未(穂乃果、最近パンばかり食べて栄養価は大丈夫でしょうか)

海未(明日、お弁当作ってあげましょうかね)

凛「海未ちゃーんっ！」

海未「おや、凛。どうしたのです？そんなに慌てるとこけてしまいますよ｣ﾌﾌｯ

凛「ねー！海未ちゃん！百合ってなーに？花の意味以外で！」

海未「百合の花の意味以外の意味、ですか？ふふっ、凛は知らなくても良いことですよ」

凛「あーっ！海未ちゃんまでそんなこと言うのー！」

凛「うーみちゃーん♡｣ｽﾘｽﾘ

海未「わっ、り、凛！？くすぐったいです///」

凛「こういうのも百合って聞いたにゃ」

海未「あながち間違ってはいませんが・・・」

凛「百合って素敵な響きだよね、皆にスリスリしていったら凛は百合マスターなのかなー？」

海未「あんまりメンバー以外にやるのは避けた方がいいかと・・・」

凛「そうなのー？」

海未「そういうのは、本当に好きな人とやるべきです。そうですね、ヒントをあげましょう。純愛・・・も大きくかかわってきますよ」

凛「じゅ、純愛っ？///」

海未「ふふっ、だからそういうのは無闇にやるものではないのです」

花陽(あああ海未ちゃんと凛ちゃんスリスリしてる羨ましい)

花陽(海未ちゃん、ちゃんと肝心な部分はぼかしてくれて良かったよ・・・)

凛「うーん、まだよく分からないから穂乃果ちゃんに聞いてくるー！｣ﾀﾞｯ

海未(ま、穂乃果なら大丈夫でしょう)





風呂に入って来ます

需要あるなら続けます

穂乃果「いやー、今日もパンがうまい！｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ことり「穂乃果ちゃん、また太って海未ちゃんに怒られちゃうよ？」

穂乃果「それでも穂乃果、やめられないとまないよ！」


凛「穂乃果ちゃーーーーん！」

穂乃果「あっ、凛ちゃんだ！やっほー！」

ことり「そ、そんなに走ると危ないよー」

凛「百合って何か教えてにゃー！」

ことり「」

穂乃果「百合？花のことだよー！」

凛「花以外の意味で～！」

穂乃果「花以外の意味？んー、ことりちゃん、何かわかる？」

ことり「え、あ、・・・うん、わかるよ♡」

※ちなみに凛は3階、穂乃果達は外にいます

穂乃果「ことりちゃんが知ってるってー！」

凛「え？何々？教えて教えてにゃー！」

ことり「穂乃果ちゃん」

穂乃果「ん？」

ことり「好き♡｣ﾁｭｯ

穂乃果「わっ、ここことりさん！？///」

凛「にゃにゃっ！？ことりちゃんが穂乃果ちゃんのほっぺにチューしたにゃ！どうなってるにゃ！？」

ことり「こういうことだよー！」

凛「！？」

穂乃果「こ、ことりちゃんさん！？ほ、穂乃果になんでチューしたの？///」

ことり「穂乃果ちゃんが、だーいすきだからっ！」

凛「よ、よく分からないけどありがとうにゃ！ことりちゃん！｣ﾀﾞｯ

凛(これ以上邪魔したらいけない気がするにゃ・・・)

ことり「ねぇ、穂乃果ちゃん・・・私のこと、嫌いになった？いきなりチューなんかして・・・」

穂乃果「・・・そっか！百合ってのは好きな人にチューするってことなんだね！？」

ことり「あ、あながち間違ってないかな？」

穂乃果「じゃあ、私もことりちゃんだーいすきっ♡｣ﾁｭｯ

ことり｢ﾁｭﾝｯ///｣ﾌﾞｼｬｧ

穂乃果「わーことりちゃん鼻血が吹き出してる！」

凛(うーん、スリスリ、純愛、ほっぺにチュー？好きな人？)

凛「百合って恋愛のことなのかにゃ？・・・でもそれならわざわざ百合って言い換えなくてもいい気がするんだけどにゃー・・・」

凛「あ、あれは絵里ちゃんと希ちゃんだにゃ」

花陽(あぁ、凛ちゃん見失っちゃったっ)

花陽(凛ちゃんにはまだああいうの早いのに、皆変なこと教えてなければいいけど・・・)

花陽(大丈夫だよね？凛ちゃん・・・)




ーーーーーーーーーーーー

希「それでね、この前行ったパワースポット、凄かったんよー！もう、スピリチュアルパワーがムンムン！」

絵里「へー、近くにそんな所があったのねー、行ってみたいわね」

希「おっ、絵里ち、今度一緒に行かん？」

絵里「そうね、行きましょう。穂乃果達皆で運気上昇、ラブライブ優勝ね」

希(絵里ちの鈍感・・・)

凛「おーい！ちょっと教えて欲しいことがあるにゃー！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

絵里「ちょっ、走ると危ないわよ！」

希「相変わらず元気やんなぁ、凛ちゃんは」

絵里「どうしたの？凛、そんなに慌てて」

凛「えへへ、ねぇ絵里ちゃん、希ちゃん、百合ってなんだにゃ？」

希(り、凛ちゃんがそんな事を聞くようになったなんて、大人への階段を登りつつあるんやな、感動やわ～)

絵里「百合？・・・花の事でしょ？」

凛「・・・それはもう聞き飽きたにゃ・・・」

絵里「？」

希「なぁ、凛ちゃん。・・・凛ちゃんは、誰が一番大切なん？」

凛「えっ？誰って、このμ'sのみーんなが大切だよ？」

絵里「ふふっ、嬉しいこと言ってくれるじゃない」

希「そーやのーてな、百合ってのは一番、大好きな人と想いを分かち合うことなん」

凛「そ、そうなの？」

希「凛ちゃんにとって、一番護りたい、護られたいって思う人は誰なん？」

凛「でもそれって恋愛ってことじゃないのかにゃ？」

希「そうやね、女の子どうしじゃないと百合とは言わんかなぁ？」

凛「おっ、女の子どうし！？！？」

絵里(ボルシチ食べたいなぁ～、今日の夕飯はアリサとボルシチ食べようかしら)

希「百合ってのはな、何も恋愛だけやないんやで、広い意味を持っとんや」

凛「？・・・良くわからないにゃ」

希「ふふっ、そうやろなぁ、なら凛ちゃん、凛ちゃんの一番大切な女の子に、今の凛ちゃんの気持ちを伝えればいいんよ」

凛「そ、そうなの？」

希「そうよ」

絵里(ボルシチ・・・チーズ・・・ズッキーニ・・・ニート・・・)

凛「わかったにゃ！よく分からないけど伝えてくるにゃ！｣ﾀﾞｯ

希「ふふっ、がんばってな♪」

希「さっきあんなこと言っとったけどな、うち、絵里ちと百合展開望んどんよ？」

絵里「？ああっ、話終わってたのね？百合展開？百合展がどっかでするの？」

希(ウチの道のりは長そうや・・・)


花陽(はぁ、どこだろ凛ちゃん)




凛「かーよーちーん！」

花陽「あっ、凛ちゃん！」

花陽「ど、何処いってたの？」

凛「百合について聞いてたんだにゃ！」

花陽「」

花陽「そ、それで？百合ってわかった？」

凛「うん！教えてもらった！」

花陽(あああ！凛ちゃんが知ってはいけないことを！)

花陽(いや、まだだ。真姫ちゃん、海未ちゃんのように濁している可能性がある)


花陽「へ、へー、そうなんだ。百合ってどういう意味なの？花陽に教えて欲しいなぁ～」

凛「えへへー、かーよちんっ｣ｽﾘｽﾘ

花陽｢ﾋｬｳ！？ちょ、凛ちゃん！？」

凛「だーいすきっ｣ﾁｭｯ

花陽「！？！？！？！？！？」

凛「あー、かよちん真っ赤だにゃ！」

花陽「そにゃそうひゃひょっ！」

凛「噛みすぎにゃ」

凛「えっとね、凛ね、実はまだよくわかってないんだ。皆の真似事をしてるだけ」

凛「・・・でもね、凛がかよちんの事を誰よりもうーんと大好きっていうのは本当だよ？」

花陽「りん、ちゃん・・・」

凛「かよちんは、・・・誰が大好きなの？」

続きないの？

ここで終わるのも乙なものよ

ふむ、なかなか良かった

えがった

割とこれでもいい感じの幕引き