【SS】侑「虹ヶ咲のみんなを平等に応援しているけど最近サボってすみません」【ラブライブ!虹ヶ咲】

ゆう (4) SS


1: 2021/04/06(火) 19:28:51.68 ID:I9mDvj0j
~スクールアイドル同好会・部室~



侑「お疲れ~」


かすみ「侑せんぱい!お疲れさまです!」

しずく「侑さんが部室にいらっしゃるのも何だかお久しぶりのような気がしますね」

侑「あはは~、ちょっと色々忙しくてね」アセアセ

果林「色々、ねぇ・・・」ヤレヤレ


侑「あれ、せつ菜ちゃんまだ来てない?」

愛「せっつーは生徒会の何かで遅くなるとか言ってたよ」

侑「ふーん」


侑(何してんだろ・・・?)

3: 2021/04/06(火) 19:30:53.14 ID:I9mDvj0j
彼方「生徒会の広報誌がどうとか言ってたよぉ?」

侑「広報誌?」

エマ「そういえば定期的に生徒会が出してるのがあるよね」

侑「そんなのあったっけ?」

しずく「ありますよ」

果林「侑はそういうの全く見なさそうだものね」

侑「あはは!たしかに」アセアセ


かすみ「とりあえず練習始めましょうよ!」

エマ「そうだね」



侑(広報誌か・・・気になるな・・・)

侑(行ってみるか)

侑「みんな練習頑張っててね」


ガチャ


・・・・
・・・
・・

4: 2021/04/06(火) 19:35:45.29 ID:I9mDvj0j
~生徒会室~



ガチャ


侑「こんにちは~」


パシャッ パシャッ

パシャッ


侑「ん?何写真撮ってんの?」


菜々「ああ、侑さん、広報誌に載せる私の写真なんですが・・・」アセアセ

副会長「広報誌に会長の写真を載せるわけなので半端な写りのモノではダメなんですよ」


副会長「」パシャッ パシャッ


菜々「あはは・・・普通で結構ですよ」アセアセ

副会長「いえ、そういうわけにはいきません」キリッ


副会長「」パシャッ


侑「それなら写真部とかに頼んだ方がいいんじゃないの?」

副会長「いえ、私"が"撮った写真を広報誌に使うことが重要なんです」

侑「ただ撮りたいだけでしょ」

5: 2021/04/06(火) 19:39:41.02 ID:I9mDvj0j
副会長(侑さん、見て下さい)ヒソヒソ


侑(ん?)


副会長(これ、さっきから撮り続けている画像ですが、たまにいい表情のが撮れるんですよ・・・)ヒソヒソ


侑(!?)

侑(なるほど)ヒソヒソ


副会長「会長、もっとリラックスしてください!」

菜々「あははは・・・」アセアセ


副会長「」パシャッ パシャッ


侑(私にも提供してくれるんだろうね!?)ヒソヒソ

副会長(特別ですよ)ヒソヒソ

8: 2021/04/06(火) 19:44:12.24 ID:I9mDvj0j
・・・・
・・・
・・




副会長「うん、コレにします」


菜々「凄い枚数撮りましたけど、どれも変わらないような・・・」アセアセ

副会長「いえ、生徒会の会長ですから完璧なものでなければいけません」キリッ

菜々「お、お気遣いありがとうございます・・・」


侑(その完璧なヤツよりも崩れた一瞬の表情の方が重要だけどね・・・)


菜々「こういう写真の撮影は疲れますね」アセアセ


侑「何か飲む?」

菜々「侑さん、ありがとうございます」

侑「コーヒーでいい?」

菜々「はい」

9: 2021/04/06(火) 19:50:14.95 ID:I9mDvj0j
侑「」シャッシャッ

侑「あっ」

ドバッ


侑「あー、粉が一杯出ちゃった!」テヘヘ

副会長「あーもう!何やってるんですか!」


侑「ごめーん」

副会長「スプーン使って下さい!」プンプン


侑「お湯入れるよ」


ジョボジョボジョボ


侑「はい、出来上がり」ドンッ


菜々「ありがとうございます」


侑「いただきまーす」グビグビ


副会長「あっ!侑さん、それ会長のカップ!」


侑「あ!ごめーん」ニチャア



副会長(くっ、確信犯だったか・・・)

10: 2021/04/06(火) 19:53:21.62 ID:I9mDvj0j
菜々「構いませんよ、私は来客用ので飲みますから」ニコッ


侑「」ペロペロ


副会長「!?」


侑「」ハァハァ


副会長(私ですら手を出さなかった会長のカップに手を付けただけではなく舐め回すとは・・・)グヌヌ


侑「ごちそうさま~!」

副会長「もうなんか、遠慮がないですよね」


菜々「では、私は同好会の練習に行きますので後はお願い致します」ペコッ

12: 2021/04/06(火) 19:59:03.48 ID:I9mDvj0j
副会長「分かりました、残りは私の仕事ですのでお構いなく」ニコッ

菜々「お疲れ様でした」


ガチャ


副会長「侑さんは行かなくていいんですか?」

侑「はやくさっきの写真見せてよ」ニヤッ

副会長「分かりました」


副会長「パソコンに取り込みましょう」





副会長「どうぞ」


侑「随分枚数撮ったね」

副会長「こういう地道な努力が大切なんですよ」ニヤッ

侑「掲載用の顔写真を何枚も撮っていると、たまに疲れて一瞬だけ表情が緩むのね・・・」


副会長「その表情がまたいいでしょう」ドヤァ

侑「せつ菜ちゃんの時には見られない、菜々ちゃんだからこその表情だね」

14: 2021/04/06(火) 20:00:20.42 ID:I9mDvj0j
侑「ところで、残りの仕事って何?」

副会長「何のことはない、広報誌の原稿の最終確認です」

侑「へぇ~、もう出来上がるんだね」


侑「ん?生徒会長に相談コーナーなんてあるの!?」


副会長「そうです、意見箱に寄せられたものに会長が返答するんです」

侑「中川菜々会長と一晩寝たいのですがどうしたらいいですか?って書くから次の広報誌の時に前向きな返答頼むよ」


副会長「却下です」

侑「いいじゃん!」


副会長「まぁ、お気持ちは分からなくもないですが」


副会長「もっとライトなお願いなら通せるかもしれませんよ?」


侑「え!?」

副会長「まぁ、会長次第ですけどね」


侑「」ゴクリ


副会長「欲望丸出しはダメですけどね」

侑「副会長には言われたくないね」

副会長「ものを頼む態度じゃないですよね」

侑「あはは」

15: 2021/04/06(火) 20:04:09.97 ID:I9mDvj0j
侑「会長のスリーサイズを教えて下さい。とか?」

副会長「まぁ、普通に却下ですね」

侑「会長のパンツの色は何色ですか?。とか」

副会長「もっと無理ですね」


侑「だろうね」

副会長「分かってるじゃないですか」


侑「意見箱にそんな質問が入っていたのを菜々ちゃんが見たらどういう反応するか・・・」ニチャア


副会長「!?」ビクッ


副会長「こういう方向性には相変わらずキレますね」


侑「じゃあ早速意見用紙を用意しようか・・・」ニヤニヤ


副会長「いや、私や侑さんの字だと確実にバレますよ」


侑「そっか・・・」

侑「だれかに書かせる?」

副会長「頼まれてくれる人いますか?」


侑「ぐぬぬ・・・」


侑「お手上げか・・・」


副会長「パソコンで打ったものを印字してもいいですけどね」


侑「めんどくさい」


副会長「じゃあ諦めるしかないですね」

16: 2021/04/06(火) 20:06:44.17 ID:I9mDvj0j
侑「はぁ、せっかく良いアイデアだったのになぁ・・・」ガックリ


侑「菜々ちゃんのおさげの三つ編みに巻かれて死にたい気分だよ・・・」ハァッ


副会長「!?」


副会長「侑さん、なかなか面白いこと考えてますね」


侑「ん?私が死ぬ時は菜々ちゃんの三つ編みに巻かれての窒息死以外に無いよ?」


副会長「私はおさげの三つ編みの毛先を鼻の穴に突っ込んで死にたいと常々考えています」


侑「ほぉ・・?」


副会長「同じ窒息死でも私の案の方が幸福感が強いと思いませんか?」

侑「菜々ちゃんの髪の香りをダイレクトに堪能しつつ窒息死か・・・」


侑「完全な安楽死じゃないか!」

副会長「そうです」ニヤッ


侑「さすがにまだ死ぬわけには行かないけど、やってみたいよね・・・」ゴクリ

副会長「死ぬ直前くらいでやめればいいんですよ」


侑「なるほど」

17: 2021/04/06(火) 20:09:18.79 ID:I9mDvj0j
侑「よし、じゃあ、意見箱に書くか」

副会長「いや、だからバレますって」

侑「それならいつもみたいに奇襲しかないね」

副会長「常に狙っている私でも実現出来てないんだからそう簡単にはいきませんよ」


侑「それもそうだよな・・・」ウーム


副会長「会長に直接お願いするしかないんじゃないかと私は思っています」

侑「うむ、たしかにそれだとグイグイ行けば菜々ちゃんなら押し切れそうな気もする」

副会長「少々心は痛みますけどね」


侑「片方が菜々ちゃんを抑え付けて、片方が堪能する」

侑「それを交替でとか?」


副会長「それ、もはや暴行の域ですよ・・・」

侑「そっか・・・さすがにそう言われるとヤバい気がして来た」


侑「難しいもんだね・・・」

副会長「そうですね・・・」


侑「私も考えてみるから副会長も考えてみてよ」

副会長「健全なやり方にして下さいね」

侑「分かってるさ」

18: 2021/04/06(火) 20:11:32.15 ID:I9mDvj0j
侑「じゃ!私帰るわ」

副会長「気をつけて」


ガチャ



・・・・
・・・
・・





~帰宅後~


侑(同好会の時にせつ菜ちゃんの髪の香りを嗅ぐのはいつもの事だけど、まさか直接鼻の穴に突っ込むなんて荒技は思いつかなかったな・・・)

侑(さすが副会長だ)

19: 2021/04/06(火) 20:20:54.14 ID:I9mDvj0j
侑「」prrrrrrrrr


菜々「はい、もしもし侑さん?」

侑「菜々ちゃんこんばんは」

菜々「どうしました?」

侑「菜々ちゃん、お風呂入ったの?」

菜々「ええ、入りましたよ」

侑「ちゃんと体洗った?」

菜々「え!?あ、洗いましたけど・・・」

侑「髪は?」

菜々「もちろん洗いましたが・・・」

菜々「もしや私、普段汚いですか!?」アセアセ

侑「いや、そんなことは一切無いけどね」

菜々「そ、そうですか・・・」ホッ

侑「シャンプーは何使ってるの?」

菜々「母が買って来たものですけど」

侑「ふーん、今度銘柄教えてよ」

菜々「わかりました、確認しておきますね」

侑「じゃ!」

菜々「はい」






侑(菜々ちゃんと話すと何かヒントが浮かぶと思ったけどダメだったか・・・)


・・・・
・・・
・・

20: 2021/04/06(火) 20:22:51.51 ID:I9mDvj0j
~翌日放課後、生徒会室~


ガチャ


侑「お疲れさま」

副会長「こんにちは、侑さん」


侑「昨日の件だけど、何か思いついた?」

副会長「なかなか思い付きませんね」

侑「だよねぇ・・・」

副会長「昨夜、会長にLINEでも送れば何か浮かぶかと思ったんだけどダメでした・・・」


侑「ふーん」

侑「何て送ったの?」


副会長「ん?お風呂にはもう入りましたか?ってですよ」


侑「私も似たようなこと電話で聞いたよ」

副会長「そうでしたか」


副会長「シャンプーはお母様が買って来たものを使っているようですよ」


侑「知ってる、聞いたから」

副会長「そうでしたか」

21: 2021/04/06(火) 20:31:08.88 ID:I9mDvj0j
侑「とりあえずさ、シャンプーの銘柄教えて貰ったら同じの買って来てみようよ」

副会長「私もそれ考えてましたよ。疑似体験はとりあえずできますね」


侑「副会長もシャンプーの銘柄聞いたの?」

副会長「ええ、もちろん」

副会長「確認して頂いてると思うので後日聞くつもりでしたが」


侑「だとすると、菜々ちゃんのことだからもう確認してくれてると思うな」

副会長「聞いてみましょう」


侑「今日は菜々ちゃんは同好会で練習していると思う」

副会長「待ちきれないので行ってみましょう」

侑「うん」


・・・・
・・・
・・

22: 2021/04/06(火) 20:33:16.47 ID:I9mDvj0j
~同好会・部室~


ガチャ


侑「せつ菜ちゃんいる?」

愛「あ、ゆうゆ?せっつーなら今いないよ?」

侑「外かな?」

愛「かもね、ランニングとかしてるんじゃない?」

侑「分かった、ありがとう」


ガチャ


侑「外行ってみようか」

副会長「はい」


・・・・
・・・
・・

23: 2021/04/06(火) 20:35:57.66 ID:I9mDvj0j
侑「走ってるとしたら、ここに居れば必ず通るはず」

副会長「じゃあここで待ってましょうか」


侑「と思ったら向こうから走ってくるのせつ菜ちゃんだね」

副会長「ですね」


侑「おーい!せつ菜ちゃーん!」


せつ菜「はぁ、はぁ、」

せつ菜「お2人ともどうされました?」ハアッハアッ


副会長「お疲れ様です、このタオルで汗をお拭き下さい」

せつ菜「すみません、ありがとうございます」フキフキ


副会長「」ニヤッ


せつ菜「すみません、お借りしまして・・・、洗ってお返ししますね」

副会長「いえ、そのままで結構ですよ」ニコッ


バッ


せつ菜「あ、汚いですよ」アセアセ

副会長「いいんです」ハァハァ



侑(相変わらず抜け目ないな、あとで私も貸して貰おう)

24: 2021/04/06(火) 20:39:42.47 ID:I9mDvj0j
侑「ところでさ、菜々ちゃんちのシャンプーの銘柄分かった?」

せつ菜「ああ、それでしたら〇〇という商品のようです」

副会長「コンディショナーもですか?」

せつ菜「そうみたいです」


侑「ありがとう」ニチャア

副会長「では失礼します」ペコッ



せつ菜(・・・?)


・・・・
・・・
・・

25: 2021/04/06(火) 20:45:57.72 ID:I9mDvj0j
侑「よし、近くのドラッグストアに行けばあるんじゃない?」

副会長「ですね」

侑「早速買いにいこう!」


副会長「待ってください、せっかくフレッシュな会長の汗が染みたタオルの鮮度が落ちる前に堪能しておきます」


ガバッ


副会長「」スーーーーハーーーーー

副会長「」スウウウウウウッ ハアアアアアアア

副会長「はぁ、はぁ、はぁ・・・」




侑「うううっ・・・」ソワソワ

侑「私にも貸してよ」


副会長「せっかくのタオルが汚れるのでダメです」

侑「ケチだなぁ!」


副会長「じゃあ買いに行きましょうか」


・・・・
・・・
・・

26: 2021/04/06(火) 20:56:47.92 ID:I9mDvj0j
~近くのドラッグストア~


侑「あ、多分これだ」

副会長「そのようですね」

侑「同じ銘柄でも細かく種類が分かれるのもあるから、そうだったらどうしようと思ったけど大丈夫だったね」


副会長「割り勘にしましょうか」

侑「いや、2セット買おう」

副会長「その方が堅実ですね」


・・・・
・・・
・・

27: 2021/04/06(火) 21:00:04.40 ID:I9mDvj0j
~生徒会室~



副会長「さて、買ってきてみたわけですが・・・」ゴクリ

侑「開封してみようか・・・」ワクワク


ビリッ

キュッ


副会長「原液の匂いはどうですか?」クンクン


副会長「!?」



副会長「はぅっ!?」プルプル




侑「どれどれ?」クンカクンカ



侑「むほおおおおお!」

29: 2021/04/06(火) 21:06:17.56 ID:I9mDvj0j
副会長「間違いなく会長の麗しい髪から漂うフレグランスですね・・・」ドキドキ

侑「ヤバいよこれ・・・」ドキドキ


副会長「部屋に芳香剤代わりに置いておいたら常に会長を感じられますよ・・・」ハァハァ


侑「まるで、初めてSEXする時のような甘く切ない気持ちになってくるよ・・・したことないけど」


副会長「会長の処〇を頂くのは私なので侑さんはこれで満足していて下さいね」ニコッ


侑「なっ!?」



副会長「では、シャワー室に行きましょうか・・・」ドキドキ

侑「もういっちゃう?」ドキドキ

副会長「当然ですよ」ドキドキ


・・・・
・・・
・・

31: 2021/04/06(火) 21:28:18.72 ID:I9mDvj0j
~シャワー室~


副会長「運動系の部や同好会の方々はまだ活動中なので今のうちがチャンスです」

侑「まわりに人がいると集中できないもんね」


副会長「いざ・・・」ドキドキ






ザーーーーーーーーー

副会長(では・・・シャンプーで頭を洗いましょうか・・・)

副会長(シャンプーのポンプを押す瞬間がドキドキしますね)


キュッ キュッ

ドロッ


副会長(おおおおっ!今私は会長と同じ香りに包まれようとしている!)ハァハァ

32: 2021/04/06(火) 21:36:12.59 ID:I9mDvj0j
副会長「いただきます!」


ゴシゴシゴシゴシゴシ


副会長「はああああああああああああんっ!」ハァハァ

副会長「ああああっ!あああああん!」ハァハァ


ゴシゴシゴシゴシゴシ


副会長「や、やばいよおおおお!」ハァハァ


副会長(こんなの刺激強すぎて妊娠しますよ・・・)ハァハァ

33: 2021/04/06(火) 21:38:37.21 ID:I9mDvj0j
ジャーーーーーーー


副会長(トリートメントも・・・)


キュッ キュッ

ドロッ


副会長(会長と同じ香りを振り撒いてたらきっと周りの人達から恋人同士なんじゃないかと噂されますね)ウヒヒ


副会長「うひやああああああああああ」


ニュルニュル


ジャーーーーーーーーーーーーーーー



副会長(はぁ、はぁ、はぁ・・・ついに会長と一体化してしまった・・・)


副会長(なんという幸福感・・・)


副会長(あ・・目眩が・・・・



バタッ




・・・・
・・・
・・

34: 2021/04/06(火) 21:42:35.90 ID:I9mDvj0j
ワイワイガヤガヤ


生徒1「帰りどっかよってくー?」

生徒2「うん、いいよー」


生徒3「あれ?あの個室、シャワー出しっぱなしじゃない?」



生徒3「きゃーーーーー!!」ビクッ

生徒3「人が倒れてるーーーー!」


生徒1「先生呼んでこようよ!」ダッ

35: 2021/04/06(火) 21:43:45.64 ID:I9mDvj0j
生徒2「大丈夫ですか?」


生徒3「生徒会の副会長?」

生徒2「こっちは、確か2年の高咲さんだっけ?」


生徒3「この2人、前に噂になってたもんね」

生徒2「また学校でしてたとかぁ?」


先生「どうしたの!?」

生徒2「この2人がシャワー室内で倒れてたんです・・」

先生「一度出して寝かせましょう」

生徒3「はい」


・・・・
・・・
・・

36: 2021/04/06(火) 22:00:32.92 ID:I9mDvj0j
先生「2人とも大丈夫?」


副会長「はっ!」ビクッ


副会長「あれ?私はたしかシャワー室で・・・」キョロキョロ

先生「倒れていたそうよ」

先生「体調は大丈夫なの?」

副会長「は、はい・・・」


侑「むにゃむにゃ・・・」Zzzzzz

37: 2021/04/06(火) 22:08:17.49 ID:I9mDvj0j
副会長「侑さん!起きて!」


侑「」ビクッ


侑「へっ?!なんで!?」

先生「あなたも大丈夫?」

侑「す、すみません・・・」アセアセ


先生「保健室に行きましょう」

先生「立てる?」


副会長「大丈夫です」


・・・・
・・・
・・

38: 2021/04/06(火) 22:12:21.33 ID:I9mDvj0j
~保健室~


先生「シャワー室で突然目眩して倒れた?2人とも?」

侑「そうみたいです・・・」アセアセ

先生「うーん、状況がよくわからないわね」


副会長「け、決してやましいことはしていません・・・」シュン

侑「ちょっと運動したので汗を流していたんです・・・」アセアセ

副会長「そ、そうです・・・私達日頃運動しないので、急に運動したせいかもしれませんね・・・」アセアセ


先生「まぁ、2人とも今日はもう帰りなさい」


副会長「すみません、ご迷惑お掛けして・・・」



・・・・
・・・
・・

39: 2021/04/06(火) 22:14:32.90 ID:I9mDvj0j
侑「いやぁ、ヤバかったね・・・」

副会長「あそこまで飛ぶとは思いませんでした・・・」


侑「とりあえず、シャワー室から例のブツを回収してから帰ろう」

副会長「そうですね」






~シャワー室~


副会長「あ、良かった、盗まれてなくて」

侑「家に帰ってからも楽しめるね」


・・・・
・・・
・・

40: 2021/04/06(火) 22:17:11.32 ID:I9mDvj0j
~翌日、生徒会室~



菜々「副会長、先生から昨日はシャワー室で倒れていたとお聞きしたのですが大丈夫ですか?」

副会長「いえ、ご心配には及びません」ニコニコ

菜々「ていうか、逆に健康的に見えるのは気のせいでしょうか?」

副会長「身も心も健康ですよ!」ニコニコ


ガチャ


侑「こんにちは~」ニコニコ

菜々「あっ!侑さん!先生から聞きましたよ!?」

侑「ああ、特に体調不良とかはないから大丈夫だよ」ニコニコ

菜々「侑さんも至って健康そうですね・・」

侑「身も心も万全だよ」ニコニコ


菜々「それならいいですけど」

41: 2021/04/06(火) 22:19:01.19 ID:I9mDvj0j
副会長「あー目眩がー」フラフラ


バタッ


菜々「どうしました!?大丈夫ですか?」アセアセ


侑(!?)

侑(いきなり勝負に出る気かっ!?)



侑「あーわたしもー」フラフラ


バタッ


菜々「侑さんも!?」アセアセ



菜々「やはりお2人とも回復してないんですよ・・・」アセアセ

42: 2021/04/06(火) 22:24:02.34 ID:I9mDvj0j
副会長「か、会長・・・」

菜々「どうしました?」

副会長「会長の髪・・・」

菜々「えっ?髪??」


副会長「会長・・・私の上半身だけ抱えてくれませんか・・・」

菜々「呼吸が苦しいのですか!?」ダキッ

菜々「これで大丈夫ですか?」


副会長「」ニヤリ


副会長「す、すみません・・・会長の髪、お借りします」

菜々「へ?」

43: 2021/04/06(火) 22:26:41.85 ID:I9mDvj0j
副会長「この会長のおさげを掴んでいると落ち着くんです・・・」ギュッ

菜々「そ、そうですか・・・」


副会長「」ハァハァ ハァハァ

副会長「」クンカクンカ

副会長「はあああん!」ビクッ

副会長「」ドキドキドキドキ


ズボッ


菜々「ええっ!?」


副会長「はふ~んっ・・・」バタッ


菜々「副会長!?私の髪を鼻の穴にいれてどうしたんですか!?」

副会長「・・・・」


侑(やりやがったか・・・)

44: 2021/04/06(火) 22:28:38.19 ID:I9mDvj0j
菜々「副会長!?副会長!?」


副会長「はっ!?」ビクッ


副会長「あ、ありがとうございます・・・」ハァハァ

菜々「さっきまで健康そうだったのに・・・」


副会長「あやうく三途の川を渡るところでした」ハァハァ

菜々「え!?」


副会長「会長・・・しばらく・・・髪握ってていいですか?」ハァハァ

菜々「ど、どうぞ・・・」


副会長「はぅぅぅっ・・・」ビクッ


副会長「」グッタリ

45: 2021/04/06(火) 22:30:25.34 ID:I9mDvj0j
侑「菜々ちゃん、副会長をそのままにしていてあげて・・・」


菜々「えっ?」


侑「副会長は夢を一つ叶えて力尽きたんだよ」

菜々「そ、そうなんですね・・・」




侑(副会長が鼻に突っ込んだ菜々ちゃんの髪はさすがに今日は遠慮しておこう・・・)


・・・・
・・・
・・

48: 2021/04/07(水) 00:09:22.25 ID:qCt4vUPH
副会長「はっ!」ビクッ


菜々「やっと目を覚ましましたね」ホッ


侑「一体何度気絶すると気が済むのかな・・・」

副会長「侑さんにだけは言われたくないです」


副会長「会長、私が起きるまでずっと抱きかかえていてくれたんですか?」ウルウル

菜々「そのまま放っておく訳にもいきませんから」

副会長「嬉しいです・・・」ウルウル



副会長「同じ銘柄のシャンプー使って、しかも起きるまで抱いていてくれるとか実質プロポーズと受け取っていいでしょうか?」ドキドキ

菜々「ええ!?」


侑「見事に錯乱してるね」

49: 2021/04/07(水) 00:11:32.16 ID:qCt4vUPH
副会長「しかも会長の髪の先が私の体内に入ったので多分妊娠しました・・・」


副会長「うっぷ・・・」

副会長「会長、責任取って頂けますよね?」ウルウル


菜々「あ、あの・・・」アセアセ


侑「ちょっとまだあっちの世界から帰って来てないみたいだから本気にしなくていいからね」


菜々「そ、そうですか・・・」

侑「ある意味本音なんだろうけど」




侑「今日はとりあえず帰ろうか」

菜々「副会長大丈夫ですかね?」

侑「念のため副会長送って行くから菜々ちゃんも付き合ってね」

菜々「はい」


・・・・
・・・
・・

50: 2021/04/07(水) 00:15:18.95 ID:qCt4vUPH
~帰宅後~


侑「」prrrrrrrrrr


副会長「はい、もしもし?」

侑「副会長、正気に戻ったみたいだね」

副会長「すみません、あまりにも快楽が続いたのであっちの世界に行ってしまってたみたいです」

侑「何言ってたか覚えてる?」

副会長「記憶だけはあります」

侑「そ、そうなんだ・・・」

副会長「私ばかりいい事続いたので今度何かあれば手伝いますよ」

侑「そうしてくれると助かるよ」

副会長「では」



・・・・
・・・
・・

51: 2021/04/07(水) 00:19:05.14 ID:qCt4vUPH
~数日後、生徒会室~



副会長「侑さん、久しぶりですね」

侑「そうだね」

副会長「侑さんが生徒会室に来ない日が続いたんで雪でも降るのかと思いましたよ」

侑「なんか私が生徒会室に入り浸っているみたいな言い方だね」

副会長「だってその通りですからね」


侑「ところで菜々ちゃんは?」

副会長「まだ来てないですね」


ガチャ


菜々「お疲れ様です」ハァハァ

52: 2021/04/07(水) 00:20:53.11 ID:qCt4vUPH
菜々「ううっ・・・重い・・・」ドサッ

副会長「広報誌の印刷できたんですか?」

菜々「はい」アセアセ

菜々「あと数箱あります」

副会長「協力して運びましょう」

侑「私も手伝うよ」


・・・・
・・・
・・



菜々「ふぅ、これで全部です」

侑「これ、どんだけあるの?」

副会長「一応全校生徒分です」

菜々「これをクラス別に分けて配布します」

侑「うちの学校、クラス多いから大変だよね」

副会長「頑張りましょう」


・・・・
・・・
・・

53: 2021/04/07(水) 00:27:37.86 ID:qCt4vUPH
侑「ねぇ菜々ちゃん」

菜々「なんですか?」


侑「意見箱に来るネタってしょうもないのとかもあるの?」

菜々「そうですね・・・」

菜々「たまに変な生徒もいますよね・・・」アハハ


副会長「一応私もチェックしてるので、私が変なものを発見した時は処分しています」


侑「変なのって?」

副会長「まぁ、気持ちも分からなくもないのですが、会長に恋文を書いてくる不届き者がおりまして」


菜々「あはは・・・」

副会長「そういうものは全て破棄しております」キリッ


侑「じゃあもし、私が何か書いたとして、副会長に見つかったらどうなるの?」


副会長「どうせしょうもない意見でしょうから破棄ですね」


侑「ひどいなぁ・・・」

54: 2021/04/07(水) 00:29:23.75 ID:qCt4vUPH
菜々「侑さんも何か生徒会に意見とか質問とかあるのですか?」


侑「一応あるんだけどね」


副会長(!?)


侑「多分、副会長に破棄されちゃうから・・・」シュン

菜々「どのような内容ですか?もしよろしければお聞きしますよ」ニコッ

侑「いや、大したものじゃないんだけどね」


副会長(・・・。)


侑「生徒会長のスリーサイズを知りたい、とかでもいいのかなぁ?」ニチャア


菜々「え!?ええええええ!?」アセアセ

菜々「な、なななな、何を!?」



副会長(やっぱり・・・)

55: 2021/04/07(水) 00:30:41.66 ID:qCt4vUPH
菜々「そういうのはダメです!」アセアセ


侑「やっぱりか・・・」

侑「じゃあ、生徒会長のパンツの色は?とかは?」


菜々「ダメです!」


副会長(それも聞くんだ・・・)


侑「まぁ、菜々ちゃんのパンツは何度か見てるから聞くまでもないけどね」ニヤニヤ

菜々「そ、そうでしたね・・・」アセアセ


侑「そういえばさ、さっき副会長が菜々ちゃん宛に恋文が来るって言ってたけど、副会長がチェックする前に菜々ちゃんが見ることもあるんでしょ?」


菜々「そうですね・・・」アセアセ


侑「どんなこと書いてあるの?」


菜々「あ、あああ・・それはさすがに書いて下さった方に悪いので言えませんよ・・・」

56: 2021/04/07(水) 00:32:30.30 ID:qCt4vUPH
副会長「なかなかピュアな恋文が多いかと思います」


侑「じゃあ私も菜々ちゃんに恋文送ろうかな」

菜々「ええ!侑さんが!私に!?」アセアセ


副会長「認めません」キリッ


侑「意見を投書するだけなんだからいいじゃん」

副会長「それ意見でも質問でもないですから」

侑「いや、質問だと思うよ」

副会長「ダメなものはダメです」


副会長「生徒会に対する意見や質問を募っているのに、個人的な恋文とか認められませんから」

57: 2021/04/07(水) 00:33:43.65 ID:qCt4vUPH
侑「生徒会長宛なんだから生徒会に対してるじゃん」


副会長「ダメです」


副会長「特に侑さんの場合は恋文が果たして恋文になっているかという懸念もあるので余計にだめですね」


侑「私、ピュアなんだけどな」

副会長「ピュアな人は自分でピュアなんていいませんから」


副会長「会長も侑さんから恋文が来ても受け取ってダメですよ」


菜々「あはは・・・」アセアセ

58: 2021/04/07(水) 06:18:09.20 ID:qCt4vUPH
侑「副会長は菜々ちゃんに恋文書かないの?」


副会長「私の場合、会長への気持ちを綴り始めたら1つの封筒では収まりきらないくらいの文章量になってしまうので出したくても出せません」


侑「どんだけなの?」アセアセ


副会長「会長も重たい段ボールの箱受け取っても困るでしょう」


侑「それは迷惑だね」


菜々「そもそも私にそんな魅力ありませんけどね・・・」

副会長「会長のそういうご謙遜なさるところも素敵です」

59: 2021/04/07(水) 06:19:42.57 ID:qCt4vUPH
侑「自分の魅力に気付いているのかいないのか分からないところもポイント高いよ菜々ちゃんは」


菜々「ま、まぁ・・・せつ菜はたくさんの方々にご支持頂いているのでこれでよいのかなとは思っていますが・・・」


副会長「うんうん、優木せつ菜ちゃんは魅力的ですからね」

侑「私がスクールアイドルにときめいたきっかけだからね」


副会長「でも侑さんはスクールアイドル同好会のみなさんを応援しているんですよね?」


侑「そ、そうだけど・・・」ギクッ


副会長「じゃあ会長に恋文書いてる場合じゃないじゃないですか」


侑「ぐぬぬ」

60: 2021/04/07(水) 06:20:40.02 ID:qCt4vUPH
副会長「スクールアイドルのみなさんの応援に徹して下さらないとね」ニコッ


副会長「その点、私は優木せつ菜ちゃんに心を奪われてから一筋ですから」キリッ

菜々「それはありがとうございます」


侑「一筋過ぎて凄い事になってるけどね・・・」


副会長「作業は終わりましたか?」

菜々「私の分は大丈夫です」

侑「私も終わったよ」


菜々「後日配布しましょう」


・・・・
・・・
・・

61: 2021/04/07(水) 07:07:34.67 ID:qCt4vUPH
菜々「うーん、地道な作業は肩がこりますね」

侑「私が揉もうか?」


侑「肩かな?」ギュッ

菜々「いたたた・・・」ピクッ


菜々(・・・。)

菜々「でも効きますね、ありがとうございます」


副会長(・・・。)

副会長「侑さんにしては普通に揉んでますね・・・」

62: 2021/04/07(水) 07:08:35.20 ID:qCt4vUPH
侑「そりゃ私だってマッサージくらい普通にするよ」

副会長「まだ油断も隙もあったもんじゃないですけど」


侑「ちょっと力入れるよっ」ギューッ

菜々「あああああああああっ・・・」ビクッ

副会長(!?)


菜々「ふぅぅぅぅっ・・痛気持ちいいですね」

侑「肩こりは肩甲骨のあたりをマッサージするのが良いらしいよ」グイッグイッ


菜々「あっっ・・・ぐぅ・・」ピクッ

副会長(!!)


菜々「はぁ、はぁ・・」

63: 2021/04/07(水) 07:09:37.82 ID:qCt4vUPH
侑「どう?」

菜々「肩甲骨のあたりを押されると慣れてないのでのけぞってしまいますね」アセアセ


副会長「効いてるということでは?侑さんもっとして差し上げて下さい」ハァハァ


侑「うつ伏せになって貰った方が押しやすいかも」

侑「ソファにうつ伏せに寝てくれない?」


菜々「は、はい」


副会長「なんかマッサージ以外のこともしそうですね・・・」


侑「しないよ」

64: 2021/04/07(水) 07:10:45.21 ID:qCt4vUPH
侑「全体的にほぐそうね」モミモミ

菜々「なんだかすみません・・・」


副会長「」ジー


菜々「侑さん、差し支えなければ副会長にもして差し上げてくれませんか?」

侑「え?」

菜々「副会長がずっとこちらを見てらっしゃるので」


侑「それは違う意味で見てるんじゃない?」ニヤニヤ


副会長「失礼な!」

65: 2021/04/07(水) 07:11:39.59 ID:qCt4vUPH
副会長「私も会長にマッサージして差し上げられるように見学しているんです」


侑「ふーん、そういうことにしておいてあげるよ」


副会長「決して会長に合法的に触れられるいい機会で羨ましいなんて思ってませんから・・・」ボソッ


侑「本音漏れてるよ」


副会長「はっ!?」ビクッ


菜々「ははは・・」アセアセ

66: 2021/04/07(水) 07:12:50.75 ID:qCt4vUPH
侑「やりすぎても痛くなるからこんなもんで終わりかな」


菜々「うーーーん!効きました!ありがとうございます!」ニコッ

副会長「会長良かったですね」ニコッ



菜々「私が副会長を揉んで差し上げましょうか?」


副会長「えっ!?」ドキッ

副会長「いいんですか?」


侑(!?)


菜々「ええ、もちろん」ニコッ

67: 2021/04/07(水) 07:14:16.49 ID:qCt4vUPH
副会長「お、おいくらですか!?」ワクワク


菜々「あはは!お代は頂きませんよ」アセアセ


副会長「では、お願い致します」シュルシュル


侑「なんで服脱いでるの!?」

副会長「脱いだほうがやりやすいかと思って・・・」


菜々「まぁ、ベストは脱いで貰った方が良さそうですね」


副会長「はい」

68: 2021/04/07(水) 08:22:16.86 ID:qCt4vUPH
菜々「ではいきますね」

副会長「はい!」ドキドキ


菜々「うつ伏せになって頂きましょうか」

副会長「いきなりバックですか?」ハァハァ


侑「なんか楽しそうだね」


菜々「首を指圧していきますよ」


ギュッ ギュッ


副会長「うぐぐぐぐ・・」

菜々「副会長も凝ってますね」


ギューー


副会長「あががががががっ」

副会長「はぁ、はぁ」

69: 2021/04/07(水) 08:23:06.90 ID:qCt4vUPH
菜々「このご様子だと肩も凝ってそうですね」


グイッグイッ


副会長「あ゛あああ゛ううあ゛あうあ」

副会長「痛くて・・気持ちいいです・・・」ハァハァ

菜々「でしょうね」アハハ


侑「違う方向にも快感覚えてそうだよね、この子」


菜々「ちょっと腕を動かしますよ」

副会長「はい」

菜々「それで、こっちの腕を引きますからね!」


グイッッ


副会長「ぐぎぎぎぎっ」

菜々「逆の腕もいきます」


グイッグイッ


副会長「おごああああ゛ああ」


副会長「」ハァハァ ハァハァ

副会長「はううう」グッタリ

70: 2021/04/07(水) 08:24:05.97 ID:qCt4vUPH
侑「菜々ちゃん随分と本格的なんじゃない?」

菜々「以前、テレビでマッサージの特集していたときに覚えまして」


菜々「副会長、痛くないですか?」

副会長「会長に触れて頂けるのであれば快感以外ありえません」ハァハァ

菜々「あはは、もっと肩ほぐしますね」


モミモミ


副会長「はあああん!」ビクッ


菜々「副会長もお疲れなんですね」ギュッ ギュッ

副会長「会長ほどでは・・・」


菜々「いつも本当に助けて頂いてありがとうございます」

副会長「会長に労をねぎらって頂けるとは・・・」ウルウル

71: 2021/04/07(水) 16:38:28.01 ID:qCt4vUPH
副会長「会長、私は副会長になって今日ほど感激した日はありません」ウルウル

菜々「そ、そうですか・・」アセアセ


侑「報われて良かったね」


副会長「これでまた明日から私は馬車馬のように働きますよ」


菜々「あ、ありがとうございます・・・」アセアセ


侑「副会長というちょっとお茶目だけど優秀な子をここまで洗脳するとは魔性の女だね菜々ちゃんは」


菜々「なっ!何をいうんですか!侑さん!」アセアセ

副会長「そうですよ!私は望んで副会長をやっているのですから」


副会長「でも、会長に管理される生活というのも悪くありません」ハァハァ

72: 2021/04/07(水) 16:40:03.55 ID:qCt4vUPH
菜々「腰はお疲れではないですか?」


副会長「わ、わかりません・・・会長の触診で判断してください」ハァハァ


ギュッ ギュッ


菜々「やはり腰掛けての仕事が多いので筋肉をほぐして起きましょうか」


副会長「そ、それでしたら、スカートとパンツも脱いだ方がよろしいでしょうか!?」ハァハァ ハァハァ ハァハァ


菜々「い、いえ!そこまでは大丈夫ですよ!」



副会長「はぁ・・・」ガクッ



侑「めっちゃ落ち込んでるし!何して貰いたかったんだか」

73: 2021/04/07(水) 16:43:01.97 ID:qCt4vUPH
菜々「腰への指圧はこんな強さで痛くありませんか?」


グイッグイッ


副会長「問題ありません・・・」ハァハァ



副会長「会長?」

菜々「どうしました?痛いですか?」


副会長「私は自分の親以外でここまで体を触られまくったのは初めてなんですが、これは実質処〇を喪失したのと同じだと思います」ハァハァ

副会長「私は会長に処〇を捧げて感無量ですが、責任だけは取って頂きたいです」ハァハァ


菜々「な!何をおっしゃって!?」


副会長「大丈夫です、入籍は卒業式の翌日で結構ですから」ハァハァ


侑「どういう角度からでも既成事実を無理矢理でっち上げて行くストイックさ、嫌いじゃないよ」


副会長「あなたに褒められても嬉しくありませんね」

侑「副会長ちゃん、私には相変わらずキツイよね」

菜々「あはは、仲がよろしいようで何よりです」

74: 2021/04/07(水) 16:43:50.09 ID:qCt4vUPH
菜々「どうですか?マッサージ効きましたか?」

副会長「おお!体が軽くなったような気がします!」

菜々「それなら良かったです!」ニコニコ



副会長「体の扱いが上手いということは夜の方もさぞかしお上手なのでしょう」

副会長「新婚生活が楽しみです」キラキラ



侑「もう夢の中に生きてるねキミは」


菜々「あははは」アセアセ

75: 2021/04/07(水) 16:44:56.18 ID:qCt4vUPH
副会長「マッサージ同好会とか設立するのはいかがでしょう?」


侑「何を急に」


副会長「私と会長が毎日交互にマッサージし合えば常に最良の体調を維持出来ると思うのですが・・・」ワクワク

菜々「あはは、それだと人数が足りなくありませんか?」


副会長「侑さんも入れてあげますよ特別に」

侑「名前くらいなら貸すよ」

副会長「私の意図を分かってくれたんですね」ニコッ


侑「それでも人数足りないけどね」

76: 2021/04/07(水) 16:45:41.47 ID:qCt4vUPH
副会長「そんなのどうにでもなるんですよ」キリッ


侑「こわ!生徒会役員こわっ!」

菜々「副会長、不正はいけません!」


副会長「ひぃっ!ごめんなさい!」ビクッ


侑「今ので嫌われただろうから婚約も破棄だね」


副会長「そ、それは困ります・・・」アセアセ

副会長「ヤリ捨てする気ですか?会長」シクシク


侑「やってないのにね」


菜々「私は捨てませんよ」アセアセ

副会長「会長!!」ウルウル


侑「菜々ちゃん、優しすぎるよ君は」

79: 2021/04/07(水) 21:25:18.82 ID:qCt4vUPH
菜々「さて、もう下校時間ですので帰りましょう」

侑「そうだね」


副会長「会長は私がエスコートしながら帰宅しますので」

菜々「普通に一緒に帰宅ではダメなのですか?」アセアセ


副会長「会長のような清楚で美しい方が道路歩いているだけでも危険なので心配です」


侑「要するに一緒に帰りたいってことでしょ!」

副会長「まぁ、そうとも言いますが」アセアセ


菜々「では帰りましょう」ニコッ


・・・・
・・・
・・

80: 2021/04/07(水) 21:26:31.68 ID:qCt4vUPH
~下校時、校門付近~



侑「この組み合わせで帰るの新鮮だね」

副会長「ですね」



一年生「あ、中川会長、お帰りですか?」

菜々「はい、あなたもお気をつけて帰ってくださいね」ニコッ

一年生「はい、さようなら」ペコッ


侑「・・・。」

81: 2021/04/07(水) 21:27:36.47 ID:qCt4vUPH
副会長「さすが会長、一年生からも慕われていますね」


侑「優しくて清楚で美人な生徒会長とかって普通だれでも惚れるよね」

副会長「しかも色白でプリッと締まった体してるとか反則ですよ」


侑「うん、わかる」

副会長「なんか久々に意見が合いましたね」



侑「菜々ちゃん、今の子は?」


菜々「普通科一年生の〇〇さんですよ」


副会長「さすが会長、全校生徒を覚えていらっしゃいますからね」

82: 2021/04/07(水) 21:29:31.69 ID:qCt4vUPH
侑「あの子、菜々ちゃんに対してメスの匂いプンプンさせてたぞ」

副会長「もしや、意見箱に何を思ったのか会長宛の恋文を入れたことがある16人の内の1人じゃないでしょうね!?」プンプン


侑「そこまで数えてたんだ」

副会長「不埒なメスは私の敵なので忘れませんよ」


侑「ところで菜々ちゃん、今の子はなんなのかな?」


菜々「いえ、たまに声をかけて下さる一年生というだけですよ?」アセアセ


副会長「それはいけませんね・・・」ウーム

侑「絶対にあわよくば菜々ちゃんに抱きつきたいとか考えてそうだよね」

副会長「間違いないですね、ホントけしからん」


菜々「い、いや・・・そんな事はないんじゃないですかね」アセアセ

83: 2021/04/07(水) 21:31:19.45 ID:qCt4vUPH
副会長「会長、育ち盛りの子は、可愛い子を見ると発情するのが普通なんですよ」


菜々「え、えええ・・・」

侑「それは自分だけじゃないかなぁ・・・」


副会長「会長が一年生に襲われそうで心配だ・・・・」ソワソワ


侑「自分に置き換えれば襲うということだよね、それって」


菜々「さすがに考え過ぎですよ」アセアセ

菜々「副会長が私を心配して下さるのは嬉しいですけどね」


副会長「おお!会長がそうおっしゃって下さるならあの一年生は見逃しますか」ニコッ


侑「何するつもりだったの?」

84: 2021/04/07(水) 21:32:37.36 ID:qCt4vUPH
副会長「いえ、べつに。侑さんのようにハレンチな事は考えてませんから」


副会長「私思ったんですけど、会長を変態から守り抜くには私が毎日エスコートして差し上げれば良いですよね!?」


侑「菜々ちゃん、副会長が毎日一緒に帰りたいって」

菜々「私は構いませんよ?」


副会長「会長を守り抜くのも副会長の務めですから」キリッ


侑「良かったね、一緒に帰ってくれるって」


副会長「それは良かった」ニコニコ


菜々「ふふふっ」ニコニコ

85: 2021/04/07(水) 21:33:45.73 ID:qCt4vUPH
侑「もちろん、私も一緒に帰るよ」

副会長「なに!?さっきから妙にあっさりしてると思ったらそういうことでしたか」ぐぬぬ


菜々「いいじゃないですか、賑やかで」フフフ

副会長「侑さんはスクールアイドル同好会の応援している皆さんと一緒に帰ればいいじゃないですか!」


侑「菜々ちゃんもその1人なんだけどなぁ」

副会長「ぐぬぬ・・・、1人だけ贔屓とか反感食らってそのうち酷い目見るのが容易に想像つきますね!」


侑「大丈夫だよ!」


菜々「ど、どうでしょうかね・・・」アセアセ


侑「えっ?!」


副会長「私は助けませんからね」

侑「助けてよ!」







おしまい!

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1617704931/

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