【SS】ルビィ「お風呂大戦争！」花丸「ぷかぷかずらぁ」

ルビまる

ルビィ「～♪」ｼｬﾝｼｬﾝ


花丸「ルビィちゃん、お風呂沸いたよぉ」


ルビィ「あとちょっと」ｼｬﾝｼｬﾝ


花丸「それじゃマル、先に入ってるからね」


ルビィ「え？」


花丸「え？」


ルビィ「いや、ダメ」


花丸「え？」


ルビィ「だめ」


花丸「え？」

ルビィ「マルちゃん」


花丸「なんずら」


ルビィ「ルビィは今日ね、国木田家にお泊まりに来ているよ」


花丸「うん」


ルビィ「お客さんなわけ」


花丸「うん」


ルビィ「ふたりきりなの」


花丸「うん」


ルビィ「そゆこと」


花丸「え？」

ルビィ「だから、お客さんのルビィが一番風呂をいただくの」


花丸「図々しい客ずら」


ルビィ「一番がいい」


花丸「ルビィちゃんそゆとこあるよね、そゆとこ」


ルビィ「そいえばね」


花丸「？」


ルビィ「マルちゃんのハロウィンUR、当たったよ、ほら」


花丸「おぉ、おめでとずら」


ルビィ「だからね、ルビィが一番風呂なの」


花丸「ん？」


ルビィ「いまだ！！」ﾀﾞｯ

花丸「あっ、このっ！！」ﾀﾞｯ


ルビィ「ルビィがいただくの！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


花丸「廊下走るなずらー！生徒会長に言いつけてやるずらー！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ルビィ「のろまめ」ｸﾙｯ


花丸「なんてひどいこと言うの」


ルビィ「その胸の枷をおろせばいいよ、ルビィを越えたきゃね」


花丸「マルのおっ〇〇に対するその執着心はいったいなんなんだずら」

ルビィ「ふたり仲良しさんで入ろっか、醜い争いはやだよ...ルビィ」


花丸「マルは端から争うつもりなかったずら」


ルビィ「万歳して、ばんざーいって」


花丸「ん」


ルビィ「ほいっ」ｼｭｯ


花丸「脱げたずら～」


ルビィ「ルビィも脱がして、脱がして」ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ


花丸「お先ずらっ！」ﾀﾞｯ


ルビィ「ぎゃあああああああ！！！」

花丸「一番風呂はマルのものずらー、当主優先ずらー！」


ルビィ「ブラまだ外してない！！パンツも履いたままでしょ！！」


花丸「ここで脱ぐもーん」ﾎﾟｲﾎﾟｲｯ


ルビィ「はしたないずら！胸の兵器見せびらかすなずら！！」


花丸「ずらって真似しないで！！」


ルビィ「卑怯！マルちゃんがそんな人だったなんて！！」


花丸「ふふーん」


ルビィ「思ってたけども」


花丸「お？」

ルビィ「そゆとこある、マルちゃんそゆとこある」


花丸「ルビィちゃんも人のこと言えんずら」ﾃｸﾃｸ


ルビィ「あ、戻ってきた」


花丸「ほら、ばんざーいって、して」


ルビィ「ん、ばんじゃーい」


花丸「ほいずら」ﾋｮｲ


ルビィ「マルちゃんのえ　ち」


花丸「とっととブラとパンツも脱いで一番風呂しろずら」ﾍﾟｼﾝｯ


ルビィ「いたい！」

花丸「いい音...ぺしんっ、だって」


ルビィ「でぃーぶいだ...お風呂でこんなプレイ...変態だ...ルビィの恋人は変態さんでした、お姉ちゃん」ｼｸｼｸ


花丸「...」ｼﾞﾄｯ


ルビィ「もぉわかったよぉ」ﾃｸﾃｸ


花丸「ん、シャワーばしゃーってしたげるから目つぶって」


ルビィ「んっ」


花丸「うりゃ」ﾊﾞｼｬｰ


ルビィ「んー」ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ


花丸「お犬さんみたい今の」ｸｽｯ

ルビィ「マルちゃんにもしゃわしゃわしたげる、ほら早く！！！」


花丸「なぜそんな急かす」


ルビィ「うりゃっ！！」ｼｬｰ


花丸「んー」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


ルビィ「んじゃお先に失礼します」ﾂﾝﾂﾝ


花丸「なにしてるずら」


ルビィ「湯船熱すぎないかなぁって確認中です」


花丸「ふーん」


ルビィ「...」ﾂﾝﾂﾝ


花丸「ほい」ﾄﾝｯ

ルビィ「うわぁっ！？」


ﾎﾞｼｬﾝｯ


花丸「ぷっ」


ルビィ「...」


花丸「念願の一番風呂おめでとずら」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


ルビィ「...」


花丸「熱くないでしょ」


ルビィ「...」


花丸「ルビィちゃん？」


ルビィ「...」ﾌﾟｸｯ

花丸「わっ、すごい膨れてる、お餅さんだ」


ルビィ「...」ﾌﾟｲｯ


花丸「マルもはーいろっ」ﾎﾟﾁｬﾝｯ


ルビィ「どうですか、二番風呂のお湯はいかがですか」


花丸「すっごい、そのお顔やめな？」


ルビィ「マルちゃんにひどいことされた...ルビィの心臓さんが止まるかと思いました」


花丸「あの...ごめんなさい、ちょっと危なかったね」


ルビィ「ふんっ」


花丸「ついね、ルビィちゃんへの日頃の恨み辛みが達しちゃって」


ルビィ「なんなのさもぉ！！」ﾌﾟﾝｽｺ

花丸「ほんとにごめんなさいずら」


ルビィ「反省してますか」


花丸「うん」


ルビィ「ほんと？」


花丸「うん」


ルビィ「ならルビィの言うこと１つきいて」


花丸「えー」


ルビィ「でたでた！マルちゃんそゆとこあるほんと！！」


花丸「言ってみろずら」

ルビィ「マルちゃんのお胸さんで、潜水艦ごっこしたい」


花丸「ダメずら」


ルビィ「ぶー」


花丸「自分のでやればいいよ」


ルビィ「...」ﾍﾟﾀｰﾝ


花丸「あっ、ごめんずらぁ～」ﾆｺﾆｺ


ルビィ「もぉ絶対許さない」


花丸「わかった、ほら、使ってくださいずら」


ﾎﾞｲﾝｯ


ルビィ「うっわ」

花丸「なにそれ、なにそのコメント」


ルビィ「すごい、浮いてる...ぷかぷかです」


花丸「見て見て、クラゲさんも作ったずら」


ルビィ「あー、ルビィもするルビィもする」


花丸「タオルクラゲ１号ずら...その生態は未だ解明されてないずら」ﾌﾟｶﾌﾟｶ


ルビィ「タオルクラゲ２号も来たよー」ﾌﾟｶﾌﾟｶ


花丸「えいっ」ﾊﾞｼｬｯ


ルビィ「ぎゃああああああ２号おぉおおおお！！」

花丸「魚雷発射ずら、排他的経済水域ずら」


ルビィ「なんてことするの！！？」


花丸「そのための潜水艦だったはずずら」


ルビィ「んじゃ片方ルビィのね、片方マルちゃん使っていいから」


花丸「いやこの胸はどっちもマルのずら、自分の出来損ない使えずら、防波堤にでも役立つずら」


ルビィ「ひっどい！！」

花丸「魚雷、発射準備おーけー！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ


ルビィ「待ってください艦長！なにか来ます！！」


花丸「なんずら！」


ルビィ「謎の潜水物体を確認！ごごごごごぉーー！」


花丸「すごい音するねそれ」


ルビィ「あ、あれは！！」


花丸「なにその指」


ルビィ「昔のヤツ」


花丸「むかしの？」

ルビィ「なんだっけ、あれ」


花丸「？」


ルビィ「まのまのかりす...みたいな」


花丸「え？」


ルビィ「まのあのかりす。あれ可愛い」


花丸「なんずらそれ」


ルビィ「あのまのかりす」


花丸「は？」


ルビィ「あろまろかりす」


花丸「え？」


ルビィ「まのあろかりす」

花丸「...」


ルビィ「...」


花丸「撃てー！！！びゅうううおおおお！！」


ルビィ「避けてあろまろかりすさん！！」


花丸「アノマロカリスずら」


ルビィ「避けてアノマロカリスさん！！」


花丸「マルの魚雷から逃げられたものはこの世に存在しないずら！！ぶしゃああああ！」


ルビィ「ぱくっ！」


花丸「ああああああ！！」

ルビィ「ふふふ、古代生物に現代兵器は通用しないんだよ」


花丸「ずるずら！卑怯ずら！」


ルビィ「アノマロカリスさんの胃のなかで消化しました」


花丸「古代生物強すぎくない？」


ルビィ「こらぁーー！！」ﾑﾆｯ


花丸「ひゃうっ！？」ﾋﾞｸﾝｯ


ルビィ「アノさん、マロさん、懲らしめてやりなさい！」ﾑﾆﾑﾆｯ


花丸「やめるずら」ﾍﾟｼｯ


ルビィ「あだっ！」

花丸「はぁ...なんなんずらこれ」


ルビィ「疲れたぁ」


花丸「騒ぎすぎたね」


ルビィ「ねー」


ﾌﾟｶﾌﾟｶ


花丸「ルビィちゃんさ」


ルビィ「んー？」


花丸「先にシャンプーどーぞずら」


ルビィ「えーマルちゃん先でいいよぉ」

花丸「マルはおっ〇〇潜水艦が回復するまで動けませんずら」


ルビィ「なに言ってるの」


花丸「...」


ルビィ「なに言ってるの」


花丸「あとで覚えておれよ」


ルビィ「背中洗ったげるよマルちゃん」


花丸「まじか」


ルビィ「ん、椅子に座って当主さま」


花丸「しゃーないずら」ﾊﾞｼｬﾝｯ

ルビィ「体洗うのこれでいい？」


花丸「うん」


ルビィ「よいしょ、よいしょ、よいしょ...」ｺﾞｼｺﾞｼ


花丸「んぁぁああ...いい感じずら...ちょーいい感じ...」


ルビィ「ふふふ、ルビィの作戦にまんまとハマったね」


花丸「なんですと」


ルビィ「このままゴシゴシしまくって、汚れもろともマルちゃんを磨り減らしていくの」


花丸「え」

ルビィ「背中、体、胸...全てをゴシゴシゴシゴシして、終いにはマルちゃんはもうそこへはいないのでした」


花丸「怖すぎるずら」


ルビィ「そゆこと、ルビィのこと甘く見ないで」ｺﾞｼｺﾞｼ


花丸「見てない見てない」


ルビィ「んっ、んっ」ｺﾞｼｺﾞｼ


花丸「ありがと、変わろっか」


ルビィ「うん」

花丸「よいしょっ...よいしょっ...」ｺﾞｼｺﾞｼ


ルビィ「あ"ぁあ"あぁ」


花丸「声、ルビィちゃん声」


ルビィ「おっと」


花丸「オンエアーできない音出してたね」


ルビィ「ルビィそゆとこあるもん」


花丸「自分で言うなずら」ｺﾞｼｺﾞｼ


ルビィ「そういえば今夜２話の放送...楽しみだね」


花丸「お風呂シーン緊張ずら、恥ずかしい」

ルビィ「マルちゃんは立派なものもってるから良いじゃん...ルビィなんて」


花丸「ルビィちゃんはそれに余りある可愛さがあるからいいの...あのときのお団子ヘアもすっごく良かったよ」


ルビィ「えへへ...今度マルちゃんにもしたげるね」


花丸「ほんと？嬉しいなぁ」


ルビィ「まぁルビィの可愛さには敵わないと思うけどね」


花丸「このっっっ！！！このっっっ！！！」ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ


ルビィ「いっ、あだだだだだだだ！！！」


花丸「言ってろずら」


ルビィ「暴力反対」

花丸「いいから、目つぶって...シャンプーしたげるずら」


ルビィ「わーい」


花丸「んしょ...んしょ...」ｺﾞｼｺﾞｼ


ルビィ「マルちゃん」


花丸「なんずら？もしかして痛かった？」


ルビィ「ちがくて」


花丸「？」


ルビィ「たまにだけどね、マルちゃんって少しだけ、ルビィのお姉さんみたいだなぁって」


花丸「...」


ルビィ「そう思うときがあるのでした」

花丸「ダイヤさんがいるじゃん」


ルビィ「お姉ちゃんとはちょっと違うもん」


花丸「ルビィちゃんのお姉さんかぁ」


ルビィ「光栄でしょ」


花丸「なにそれ」


ルビィ「こんな妹がいて世のお姉さんたちは羨ましがるよ」


花丸「こんな妹がいたらめんどくさいずら、わがまま過ぎて」


ルビィ「ほーん」

花丸「姉冥利に尽きるずら」


ルビィ「えっへん」


花丸「威張らないの」


ルビィ「えへへ」


花丸「もぉなんずらそれ」ｸｽｯ


ルビィ「今日だけ花丸おねえちゃんって呼んだげるね」


花丸「...やめて、くずぐったい」


ルビィ「花丸おねえちゃん」


花丸「このっ」ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ


ルビィ「お"お"お"ぉ」

花丸「ほら、ばしゃってするよ」


ルビィ「ん」


ﾊﾞｼｬｰｰｰｰ　ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ


花丸「言っとくけど」


ルビィ「なに？」


花丸「ほんとはルビィちゃんのほうがマルよりお姉さんなんだからね」


ルビィ「そだっけ？」


花丸「そうずら」


ルビィ「あははは」


花丸「まったく、おばかなお姉ちゃんずら」


ﾊﾞｼｬｯ


おわり

おつ
ルビまる最高でした