【SS】侑「しずくちゃん！おはよう～！」 しずく「あ、やっぱり侑さん！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

～虹ヶ咲学園・朝の校内～



侑「しずくちゃ～ん！」


しずく（ん？侑さんの声？）

侑「しずくちゃん！おはよう～！」

しずく「あ、やっぱり侑さん！」

侑「しずくちゃん早いね！」

しずく「ええ、私は電車の都合もそうですし、演劇部の朝練がある時もあるので他の生徒よりも早いことが多いですよ」

侑「そうなんだ、さすがだね」

しずく「いえいえ、慣れてますから」ニコッ

侑「毎日早朝には出発してるんだもんね」

しずく「はい」



侑「私なんかその時間帯にはまだ夢の中だよ～あはは」

しずく「まぁ私は慣れましたけど、やはりしっかり睡眠は取ったほうがいいと思いますよ？」

侑「私の場合は夜更かしという問題もあるから改善するならそっちかな･･･あはは･･･」




しずく「侑さん今朝はどうなされたんですか？」

侑「私は音楽科の同級生に個人的にピアノを教わる為に朝早く出てきたの」

しずく「そうなんですか！さすがです！」

侑「ちょうどさっき切り上げたところだよ」

しずく「お疲れ様でした！」

侑「私のために同級生の子も朝早く出てきてくれてさ、感謝しかないよね」

しずく「そうですよね、善意で通常より早く登校してるのでしょうからね」



侑「その子には今度何かお礼しないとなぁ」

しずく「その方とは随分と仲がよろしいのですね」ぷいっ


侑「あ、うん、音楽科に転科して最初に仲良くなった子だからね」



しずく「ふ～ん･･･」じと～

侑「お礼するなら何が良いと思う？しずくちゃん何か思い付かない？」


しずく「ご自分で考えた方がよろしいと思いますよ？」

侑「そっか～、それもそうだよね」

侑「う～ん、何がいいかなぁ～」

侑「やっぱプレゼント？それとも私の奢りで美味しいもの食べに行ったりとか？？」




しずく「私も侑さんに何かして差し上げたらお礼して頂けるんですか？」


侑「そりゃもちろんだよ！」

侑「しずくちゃんには色々教わりたいことあるしね！」


しずく「ふ～ん･･･」


しずく「さ、参考までに･･･ お、教わりたいことって何ですか･･･？」

侑「うーん･･･ 演劇での知識とか、色々あるね」

しずく「そうですか･･･」



侑「じゃ、私そろそろ教室行くから！」

侑「また放課後ね！」

しずく「あの･･･、侑先輩？」

侑「ん？」

しずく「今度で良ければ･･･、私で良ければ色々ご説明しますけれど･･･」もじもじ･･･


侑「そうだね！時間ある時にでも教えてね！」

侑「それじゃ！」





――終――

さくらんぼのゆうしず
ほんと好き ありがとう 乙！

よし！これでまた二人で会う口実ができたな！