【SS】亜里沙「雪穂の家に来たのはいいけど、一人になっちゃった」

SS


1: 2016/06/23(木) 00:03:56.30 ID:/fYjS26a.net
※短編


雪穂「亜里沙、ごめん!」

亜里沙「気にしないでいいよ」

雪穂「急にたくさん注文が入ったみたいでお店の手伝いしないといけなくなったの」

雪穂「多分、一時間ちょっとで終わると思うから…」

亜里沙「大丈夫だよ、雪穂」

亜里沙「その間宿題やってるから気にしないで」

雪穂「ほんとにごめんね!」

2: 2016/06/23(木) 00:04:32.44 ID:/fYjS26a.net
亜里沙「やっぱり、お家でお店やってると大変なんだ…」

~~♪

亜里沙「あれ?隣の部屋から…歌?」

亜里沙「もしかしてμ’sの誰かがいるのかな?」

亜里沙「…行ってみよう」

3: 2016/06/23(木) 00:05:03.39 ID:/fYjS26a.net
亜里沙「し…失礼しま~す」

海未「あら?亜里沙ですか、久しぶりですね」

亜里沙「う…海未さん!?お…お久しぶりです!」

海未「亜里沙も来ていたのですね」

亜里沙「はい!雪穂に勉強教えてもらおうと思ってきたんですが」

亜里沙「お店のお手伝いがあるとかで…」

海未「そうでしたか…穂乃果も連れていかれましたよ」

4: 2016/06/23(木) 00:05:39.43 ID:/fYjS26a.net
亜里沙(あれ…?もしかして海未さんと二人っきり?)

亜里沙(もっとおしゃれしておけばよかったかも…)

海未「亜里沙?」

亜里沙「な…なんでもありません」

海未「?」

5: 2016/06/23(木) 00:06:07.88 ID:/fYjS26a.net
海未「それにしても、亜里沙は偉いですね」

亜里沙「偉い…ですか?」

海未「ええ」

海未「穂乃果は誰かが見てないと宿題すらやらないので…困ったものです」

亜里沙「あはは…」

6: 2016/06/23(木) 00:07:33.87 ID:/fYjS26a.net
海未「亜里沙がよければ、私が勉強見てあげますよ」

亜里沙「でも…いいんですか?」

海未「元々、穂乃果の宿題を見に来たので大丈夫です」

亜里沙「本当ですか!?お願いします!」

亜里沙「じゃあ、勉強道具持ってきますね」

海未「分かりました」

亜里沙(えへへ…海未さんに教えてもらえるなんてラッキーかも)

7: 2016/06/23(木) 00:08:17.08 ID:/fYjS26a.net
亜里沙「まずは数学の宿題から終わらせようかと思ってます」

海未「分かりました、私も自分の宿題を進めますので分からないところがあれば聞いてくださいね」

亜里沙「はい!」

亜里沙(海未さんの前だし…頑張らないと!)

8: 2016/06/23(木) 00:09:22.59 ID:/fYjS26a.net
亜里沙(この問題…難しいなぁ…海未さんに聞いてみよっと)

亜里沙「海未さん、この問題教えてもらってもいいですか」

海未「どの問題ですか?」

亜里沙「この問題なんですけど…」

海未「ちょっと失礼しますね」

亜里沙(う…海未さんが隣に…というか近い…)ドキドキ

海未「なるほど…これはこの公式を使えば…」

亜里沙(海未さん…やっぱり綺麗でかっこいい…)

海未「亜里沙?」

亜里沙「は…はい!この公式ですよね」

9: 2016/06/23(木) 00:10:16.78 ID:/fYjS26a.net
海未「そうですね、後は一人ででも大丈夫そうですか?」

亜里沙「はい!」

海未「ふふっ」

亜里沙「海未さん?」

海未「似た問題を穂乃果にこうして教えてあげた事を思い出しまして」

亜里沙「二人は仲良しなんですね…いいなぁ」

海未「正確にはことりも含めて3人ですけどね」

海未「こうして受験勉強していた頃が懐かしいです」

10: 2016/06/23(木) 00:11:08.64 ID:/fYjS26a.net
亜里沙「受験…」

海未「亜里沙?」

亜里沙「海未さん…私、オトノキ…行けるでしょうか…」

亜里沙「やっぱり…ちょっと不安で…」

海未「私もことりも穂乃果もこの家で勉強して合格できましたから」

海未「雪穂と勉強して頑張れば必ず合格できますよ」

海未「だから、学院で待ってますね」

亜里沙「海未さん…私…頑張ります!」

海未「その意気ですよ、亜里沙」

11: 2016/06/23(木) 00:12:59.00 ID:/fYjS26a.net
海未「それに、雪穂のほかにも亜里沙の周りには」

海未「先輩の私や穂乃果やことり…それに絵里もいますから大丈夫です!」

海未「受験は大変ですが頑張りましょう」

海未「私たちが付いてますから安心してくださいね」

亜里沙「海未さん…」

亜里沙「私、絶対オトノキ行きます!」

海未「ええ、亜里沙が学院に来るの待ってますよ」

亜里沙「はい!」



おわり

12: 2016/06/23(木) 00:15:06.68 ID:/fYjS26a.net
おまけ


穂乃果「あの二人って仲良いよね」

雪穂「」ムスッ

穂乃果「どうしたの?雪穂?」

雪穂「べ…別に…」

穂乃果「え~教えてよ~ゆきちゃん」

13: 2016/06/23(木) 00:15:34.98 ID:/fYjS26a.net
雪穂「こ…こういう時だけ…そういう呼び方するんだから…」

雪穂「ただ…その…」

雪穂「私だって…受験…不安なんだから…」

穂乃果「雪穂…」

穂乃果「大丈夫だよ」

14: 2016/06/23(木) 00:16:02.04 ID:/fYjS26a.net
穂乃果「穂乃果は雪穂と同じ制服を着てオトノキに行くの楽しみにしてるから」

穂乃果「ううん、きっと海未ちゃんもことりちゃんも待ってると思う」

穂乃果「だから」

穂乃果「不安なことがあったら、私達を頼ってもいいんだよ」

雪穂「お姉ちゃん…」

15: 2016/06/23(木) 00:16:43.45 ID:/fYjS26a.net
穂乃果「って穂乃果じゃ頼りないけどね…」

穂乃果「勉強なら海未ちゃんとことりちゃんが教えてくれるし」

穂乃果「穂乃果は…応援するから!!」

雪穂「…」

雪穂「まあ、お姉ちゃんには元々頼る気ないし」

穂乃果「うっ…ひどい…」

雪穂「まあ、勉強教えてくれる二人の邪魔しないで大人しくしててね」

穂乃果「雪穂のバカ…」

16: 2016/06/23(木) 00:17:09.95 ID:/fYjS26a.net
雪穂(ばかはお姉ちゃんの方だよ……)

雪穂(普段は頼りないくせに…)

雪穂(いつも……必ず………私の事を考えてくれてて…ずるいんだから…)



おわり

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1466607836/

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