【SS】歩夢『んんんっ！！！』ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ 侑「……歩夢？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

侑「歩夢の部屋から声がする……なんだろ……？」

歩夢『……んんん……だめ……ここでなん………』

侑「……んん？」

歩夢『……お願い……』

侑「……歩夢？……誰かいるの？…」

歩夢『──あっ』

歩夢『……ん……だめ……まだ……だめ」』

歩夢『……うん……』

侑「歩夢……？」




歩夢『──お　　ちんんきたぁーーーー！！』ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

侑「」

侑「──」

侑「─────」

──────────────

─────────────

次の日

侑「」ｹﾞｿｯ

歩夢「おはようっ！侑ちゃん！！」ﾆｺﾆｺ

侑「…ぁゅむ……」

歩夢「わっ凄い目のくま！夜更かししてたの？お肌に悪いよ？大丈夫？飴舐める？」ﾆｺﾆｺ

侑「……あゆむ……昨日さ……」

歩夢「？」

侑「……なんでもない……」ﾌﾗﾌﾗ

侑(聞けないよ…というかその葛藤で眠れなかったんだけど……)


侑(歩夢…歩夢…昨日は誰といたの？……私の知ってる人？……全然関係ない人？……)

侑(正直心当たりなんて何も無いよ……でも知らない人だとそれはそれで嫌だなぁ……)

侑(歩夢…歩夢…私の知らないうちに歩夢の背中が遠いよ……)

侑(今だって、私の身勝手な独占欲が、歩夢の矜恃を否定したがってるんだもの)

侑(なんて自己中心的で我儘な感情なんだろう。自分で自分が嫌になるよ)

侑(……)

侑「歩夢」

歩夢「なぁに？」

侑「……なにか、その…辛いことがあったら何時でも相談してね…」

歩夢「……そんな寝不足フラフラな風体で言われても頼りないなぁ」

侑「うぐ…」

歩夢「なんてね。ウソウソ。ありがとう侑ちゃん」

歩夢「でも、今は本当に平気だよ？むしろとってもいい気分なんだぁ」

侑「……そう……」

────────

───────

─昼休み─


愛「…好きな人の好きな人？」

侑「……うん」

璃奈「侑さんが恋バナなんて珍しい」

侑「…恋バナ…ね…そんな甘酸っぱいものならいいんだけどね……」

愛「んー、でも確かに。要は知らないうちにそういう関係になってる事がイヤなんだろうね」

愛「片思いで悶々としている自分を横目に、その裏ではもうとっくに赤い糸が結ばれてましたよ～なんて。
フラれずに済んだと言える反面、何も出来なかった自分の情けなさが浮き彫りになって辛い」

愛「ってこと？」

侑「……心のモヤモヤが今完全に理解出来たよ。そしてそれ故にとてもツラい。」

璃奈「歩夢さんいつの間にそんな関係を持ったんだろ」

愛「ね。学校じゃゆうゆにベッタリだし帰りも家も一緒じゃ間に入る隙もないのに」

侑「ちょ、ちょっと、私は別に歩夢のことなんて言ってないよぉ？」

璃奈「いや、他に誰がいるの…」

愛「顔に書いてるってこういうこと言うんだなぁ、ってくらい分かりやすいよね～ゆうゆ」

璃奈「あ、噂をすれば」

歩夢「あっやっと見つけた～。3人でいるの珍しいね」

侑「！歩夢」

愛「ゆうゆ～、なんでああ思ったかわかんないけど、もしかしたら勘違い、なんてこともあるかもよ？今だって、わざわざゆうゆのこと探して──」




璃奈「歩夢さん、何点いけた？」

歩夢「んー、昨日更新してやっと1億越えたよ～」

璃奈「さすが、飲み込み早いね」

歩夢「璃奈ちゃんは？」

璃奈「せっかくだからデータ見せたい。部室行こ」

歩夢「うん！」

璃奈「それじゃ、ちょっと2人で部室いくね」


愛「は？」

侑「は？」


歩夢「じゃあね侑ちゃん」



侑「あ、歩夢？w」

愛「り、りなりー？w」

侑「………………w」

愛「……………w…」

侑「………w…あれ？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

愛「ゆ、ゆうゆ……？w」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

侑「あ、はは、いや、違うんだ。
なんというか、あ、安心、したから、かな……わ、わたし、ホント……ほんと、怖くて……
あゆ、あゆむが…し、しら、知らない人、と、あんな……
で、でも、り、りなちゃん、なら、え？でも……りな、ちゃんなら、昨日の…アレ……は？……？w……え？え？……w？……
うぷっ……ぉぇ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

愛「ゆ、ゆうゆ、落ち着いて、ゆっくり、ゆっくり呼吸しよ？」ｻｽｻｽ

───────────

──────────

─部室─

歩夢「えぇ……」

璃奈「3ケタ億の大台。やっとたどり着いた。りなちゃんボート［ドヤッ］」

歩夢「まぁ序盤はパターンと根気の作業ではあるけれど……それ何時間くらい続けたの？」

璃奈「分からない。でも買いだめしてた海外仕様のレッドブルがほぼ底をつきかけた」

歩夢「身体に悪いよ…」

璃奈「序盤は歩夢さんの言う通り作業と根気。いかに賽をこぼさないか。それだけ。」

歩夢「どれくらいから［んんん］狙い始めるの？」

璃奈「だいたい10万位で１回出せた。−30万から結構早めに［んんん返し］出来たからそこで90万。あとは適度に賽を増やしながら［んんん］出せたら出す感じで。」

歩夢「やっぱり運も味方してくれたんだね」

璃奈「うん」



歩夢「……ふふwwいやw2人してうんうん言うのジワジワくるww」

璃奈「エナドリキメながら夜中にずっとうんこうんこ言ってた」

歩夢「んふふwwwダメw私も昨日遅くまでやったからwwちょっとテンションおかしくなってるwww」

璃奈「ほらコレ。面白い出目出た時のスクショ」


［ん こ こ こ こ］

歩夢「っ………w……ちょ………まっ………ひっ……ひっ…………っwww」


［ま ま ま ま ん］

歩夢「やめww……ひっ……っwww」


［ち ま ち ま］

歩夢「ふひっ………wあ、鼻水でちゃった……w」

璃奈「ふふふ」

歩夢「凄い誇らしげだねw」

璃奈「ランクも載ったし、歩夢さん沢山笑ってくれたし。嬉しい。［にっこりん］」

歩夢「はー、笑った…よし。私今日もやるよ。頑張ってもっと上目指す！」

璃奈「私も面白い出目あればまた見せる。」

歩夢「……璃奈ちゃん正直ちょっと飽きてきてるでしょ」

璃奈「……バレた？」

おわり

おまんけ

侑がNKDICEやったら



侑「」

愛「か、過呼吸になってる……」

かすみ「てか死んでんじゃないですか？」

歩夢「笑いレベル赤ちゃんがそんなのやっちゃダメだよ……」

おわり

まーたクソゲーやってるよ

一昨日に相良と諜報員がやってたゲームか

んこダイスだって気付いた時クソ笑ってしまった

相良どうやってやったんや…さすがに声に出せんやろ