【SS】しずく「栞子さんの匂いを嗅ぎたいな？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

栞子「いきなり何を言ってるんですか」

しずく「じゃあ嗅ぐね？」

栞子「返事も聞かずに止めて下さい」

しずく「答えはもちろん『YES！』と答えるさ～！」

栞子「NOです」
　

しずく「そんな…」

栞子「何故急に匂いを嗅ぎたくなったのか簡潔に教えてもらってもいいでしょうか」

しずく「うーん…そうだね」

しずく「あれは去年の夏合宿の暑い暑い日の事…」

しずく「はたまた冬の温泉旅行…」

栞子「簡 潔 に ！」

しずく「栞子さん成分を補給したい」

栞子「」
　

しずく「なんで黙るの？」

栞子「成分ってなんですか…栄養素でもあるまいし…」

しずく「知らないの？栞子さんの匂いを嗅ぐとガン治療に効くと今後言われるかもしれないんだよ？」

栞子「知らないですし、まだ言われてもないじゃないですか！」

しずく「そういうわけだから」ｸﾞｲｯ

栞子「そこまでです✋」

しずく「いじわる」
　

しずく「昨日の夜はあんなに」

栞子「止めて下さい」

しずく「ひと嗅ぎくらい良いじゃん！」

栞子「ここは学校なので不健全性的行為は許されません」

しずく「性的行為って…栞子さんの工　　！」

栞子「怒りますよ」
　

しずく「嗅がせてくれないと駄々っ子になるよ？いいの？JK1にもなって大声で嫌々言うよ？」

栞子「どうぞ勝手になってください」

しずく「私は本当にやるからね。他の生徒に見られても私は演技でそういうキャラ付けって思われるだけかもしれないけど」

しずく「栞子さんはどうかな？」

しずく「耐えられる？」

栞子「…」


しずく「かぎたい！匂いを嗅ぎたい嗅ぎたい嗅ぎたい～！！栞子さんの甘くて良い匂いを嗅ぎ」

栞子「少しだけ！少しだけですよ！！」
　

しずく「まずは手から」ｽﾝｯ

栞子「情緒不安定なんですか…」

栞子「それに手だけですよ」ｽｯ

しずく「…」ｸﾝｯｸﾝｯ

しずく「ハンドソープのいい匂い」

栞子「学校の物なので皆さんと同じですよ」

しずく「栞子さんの手だと不思議と匂いが変わる気がするんだよね」ｸﾝｯｸﾝｯ
　

しずく「ﾁｭｯ」

栞子「しずくさんっ！？」ﾊﾞｯ

しずく「急に手を引かないでよ！危ないな～」

栞子「手の甲にキスしましたよね！？」

しずく「感謝のキス。海外じゃ普通だよ」

しずく「嗅がせてくれてありがとう『栞子のお手々』って」

栞子「そ、それなら私に感謝して下さい」
　

しずく「いいの？」

しずく「栞子さんに感謝のキス」

栞子「そういう意味ではありません！」

しずく「照れる栞子さんも可愛いよ」

栞子「照れてませんから！」

しずく「次は感謝の～」

しずく「ハグッ！」ｷﾞｭｰｯ

栞子「きゃっ…！！」
　

栞子「あ、危ないですよ」

しずく「お互い様じゃない？」ｸﾝｯｸﾝｯ

栞子「ちょっ…と…どさくさに紛れて嗅ぐのは止めて下さい」

しずく「髪の匂い好き」ｸﾝｯｸﾝｯ

栞子「くすぐったい…です」

しずく「嫌なら剥がせばいいのに」

栞子「…」

しずく「ふーん」ｸﾝｯｸﾝｯ
　

栞子「…もう満足しましたか？」

しずく「出来ると思う？」

しずく「まだまだ嗅ぎ足りない」

しずく「栞子さんの匂いをもっともっと嗅ぎたい」

栞子「あの…一回離れませんか？少し暑くて」

しずく「ちょっと汗ばんで来た匂いも好きだよ」ｸﾝｯｸﾝｯ
　

栞子「これ…以上は…」

しずく「止めとこうかな」ﾊﾟｯ

栞子「あっ…」

しずく「栞子さんが言うなら仕方ないよね」

栞子「…はい」
　

侑「なんで止めちゃうのｯ！？」ﾊﾞﾝｯ

しおしず「侑さん(先輩)！？」

侑「そこはもっと嗅ぎ合うとか！一方的に攻めるとか！！」

栞子「い、一体いつから居たんですか！？」

しずく「惜しいことをしましたね侑先輩」
　

侑「惜しい？」

しずく「栞子さんが物足りない状態で止めることにより、栞子さんから来るパターンだったんですよ！！」

侑「えっ…あっ…あぁ～！！！ごめん！！」

しずく「と、言うことで時を戻して」


しずく「栞子さんが言うなら仕方ないよね」

栞子「…」

しずく「ほら、さっきの『…はい』からだよ ？」

栞子「出来るわけないじゃないですか！！」
　

おわり
　

しずく「栞子さんが言うなら仕方ないよね」

栞子「…はい」

しずく「…」

栞子「…」

しずく「…」

栞子「…」

しずく「…ねぇ」
　

栞子「は、はいっ//」

しずく「栞子さんは…私の匂い嗅いでくれないの…？」

栞子「私が…ですか…？// 何を言って…」

しずく「良いんだよ…？遠慮しなくて」

しずく「さっきは栞子さん私のリクエストに応えてくれた、だから今度は栞子さんが…」

栞子「……//」
　

しずく「ほら、どこが良いかな…？」

しずく「腕？うなじ？それとも」ｽｯ

栞子「ダ、ダメです…// 学園内でそんなハレンチな…//」

しずく「ううん、ハレンチでも何でもないよ？」

しずく「仲の良い女の子2人が戯れあってるだけなんだから…、ね？」ｽｽｯ

栞子「し、しずく、さん…っ！！//」
　

あとは任せた
　

光るしずくレイニー
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✴︎ jΣﾐｲ˶^ ᴗ^˶ﾘ✴︎
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ᶘｲ^⇁^ﾅ川　ああああっ！！！
　

jΣﾐｲ˶ᵕ ᴗᵕ˶ﾘ ハッピーエンドだね…