【SS】可可「すみれを探す旅デス！」すみれ「？」【ラブライブ！スーパースター!!】

くぅすみ

すみれ「...」ｽﾀｽﾀｽﾀ


可可「？」ﾁﾗｯ


可可「すみれ...何処へ行くのでショウか」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


可可「...」


可可「追ってみるデス！」ｶﾞﾀｯ


ﾀﾀﾀﾀﾀｯ


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ﾋｮｺｯ


可可「...」


すみれ ｽﾀｽﾀｽﾀ


可可「たった1人でお昼休みに出歩くなんて...なにか企んでるに違いないデス」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


「何してるのですか？」


可可「うぎゃあ！！？」ﾋﾞｸｯ


恋「うぎゃ？」


可可「れ、レンレンデスか...脅かさないで欲しいデス」ｱｾｱｾ

恋「何してるの？」


可可「な、なんでもないデスが...」ﾒｿﾗｼ


恋「ふーん...」


可可「...」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


恋「...」ｼﾞｰｯ


可可「...」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ


恋「嘘、下手っぴですね」ｸｽｯ


可可「な、なっ！」ｱｾｯ

恋「気になるんですね、あの子のこと」


可可「な、なんの事デスかぁ？？？」


恋「ふふっ」ﾆｺｯ


可可「むぅ、ほっといて欲しいデス」


恋「...」ｼﾞｯ


可可「...」


恋「あの子がお昼休みに行きそうな場所ですか」


可可「！？、レンレンは超能力者なのデスか！！」


恋「あなたの顔に書いてますから」ｸｽｯ


可可「顔に！？フキフキ...」ｺﾞｼｺﾞｼ


恋「会長チョップ」ﾍﾟｼｯ


可可「あいてっ！」ｳｺﾞｯ

恋「私、行きますね」ﾌﾘﾌﾘ


可可「うっ」


恋「...」ﾃｸﾃｸ


可可「すみれ...イズコヘ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ



恋「図書室ですよー、図書室」ﾆｺｯ



可可「！」


恋 ﾉｼ


可可「っ、」ﾌﾘﾌﾘ

ﾀｯ ﾀｯ ﾀｯ


可可「はぁ、はぁ、...」


「こーら、廊下を走るなー」


可可「うぇ！？」ﾋﾞｸｯ


千砂都「うぃっすー！」


可可「チサトさんデスか...」


千砂都「なにしてんの？こんなところで」


可可「あー、ちょっと、...図書室へ行こうと」


千砂都「ふーん」ｼﾞｰｯ


可可「、、な、なんデスか」

千砂都「あんな必死に走ってねぇ」


可可「必死ではないデス」


千砂都「そうかなぁ」


可可「そうデス」


千砂都「本読むんだ、くぅくぅちゃん」


可可「へ？」


千砂都「それともー...誰かをさがしてるのかなぁ？」ﾆｺﾆｺ


可可「ち、チサトさんには関係ないデス！」


千砂都「まっ、そーだね」ｸﾙｸﾙｸﾙ


可可「わわっ」

千砂都「んじゃ、私は消えるね、嵐のように...なんちゃってー」ﾀｯﾀｯﾀｯ


可可「...」ﾌﾘﾌﾘ


可可「騒がしい人デス...」


可可「、それはそうと」ﾖｼｯ


ﾃｸﾃｸ


可可「走ったら怒られマスね、歩く歩く」ﾌﾝｯﾌﾝｯ


可可「...」

「失礼しましたー」


可可「？」


かのん「あれ、くぅくぅちゃんも先生にご用？」


可可「かのん！かのんかのーん！」ｸﾙｸﾙｸﾙ


かのん「うわぁー、なになになに」


可可「センセに怒られてたデスか？クゥクゥが退治シマスカ？」


かのん「いや、怒られてないし、退治はやめて、退学になるからね」


可可「あ、ソウデシタ...スクールアイドルも出来なくなってしまいマス」


かのん「そういう問題じゃないと思うけど」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


可可「？」

かのん「ところでこんなところでなにしてるの？一緒に教室戻ろ？」


可可「あっ、クゥクゥちょっと用事があるデス」


かのん「そうなの？先生に怒られるのかな？」


可可「クゥクゥのような優等生に限ってそれはないデス」ﾌﾝｽｯ


かのん「あはは...」


可可「図書室に行きたいのですが、迷ってしまいマシテ」ｷｮﾛｷｮﾛ

かのん「へぇ、可可ちゃん本読むんだ」


可可「クゥクゥだって本くらい読みます！！」


かのん「あーいや、そういうことじゃなくて、ごめんごめん」


可可「失礼デスねー」ﾑｽｯ


かのん「でもなんか...目的は違うような気がしたから」


可可「うげっ」


かのん「え？なにそれ、うげって、なに？」

可可「ナンデモナイデス」


かのん「ふーん」ｼﾞｰｯ


可可「...」ﾒｿﾗｼ


かのん「...ははぁーん、なるほどね」ﾆﾔﾘ


可可「な、なんデスかその顔は！！」


かのん「なんでもないよ、気のせい気のせい」


可可「むぅー！！」


かのん「なら私は、一足先に教室に戻ってるねー」ﾌﾘﾌﾘ


可可「ん、また後でデス」ﾌﾘﾌﾘ

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図書室前


可可「着きました...長旅だった気が...」


ｶﾞﾗﾗﾗ


ﾋｮｺｯ


可可 ｷｮﾛｷｮﾛ


可可「ん、ありぇ？ありぇ？」


「なーにしてんのよ」


可可「うびゃぁ！！？」ﾋﾞｸｯ


すみれ「うびゃ？」

可可「な、な、いつの間に後ろに...忍者デスか！」


すみれ「何言ってんのよあんた」


可可「はぁ...ただのすみれデスか...」


すみれ「失礼ね！、なによただのって」


可可「後ろから突然声をかける方が悪いデス、心臓が止まる直前でしたクゥクゥ」


すみれ「はぁ？」

可可「こう...クゥクゥの右手が心臓だとしたら、こう...うっ、うっ、うっっっぅぅぅぅーーーうっっっ！！ってなってマシタ」


すみれ「そんな？そんなに？？？」


可可「今ので伝わったのデスか！！！」


すみれ「いや全然」


可可「知ったかぶりやがって...だからセンターにも生徒会長にもなれないデス」


すみれ「あなたそれ私にしょっちゅう当て付けのように言うわね」


可可「え」


すみれ「なによ、えって、センターにも生徒会長にもって話」

可可「傷つきマスか？」


すみれ「え？」


可可「...」


すみれ「...」ﾝｰ


可可「...」


すみれ「まぁ、若干」


可可「ぅぇっ」


すみれ「え、なにその声」


可可「やめます」ﾎﾞｿｯ


すみれ「はい？」

可可「なら、今後言うのやめるデス」


すみれ「どうしたのよ突然...」


可可「傷つけるコトバは良くないことデス」


すみれ「...」ｼﾞﾄｯ


可可「...なんデスか？」


すみれ「いや、なんでも」


可可「なんデスか！！言いたいことがあるなら...」


すみれ「良い子だなぁって思っただけよ」

可可「良い子ではないデス！フツーのことデス！」


すみれ「あーはいはい、そうね」ﾍﾟｲｯﾍﾟｲｯ


可可「今、こいつめんどくさいと思いマシタね！！？めんどくさいって思いマシタねクゥクゥのこと！！！！？」


すみれ「うん」


可可「なー！！！」


すみれ「なー？」

可可「...」ﾋﾟﾀｯ


すみれ「？」


可可「...」ｼﾞｯ


すみれ「どうしたのよ、いきなり黙り込んじゃって」


可可「...疲れマシタ」


すみれ「はぁ...さいですか」


可可「あー...」


すみれ「図書室に何か用事あったんじゃないの？」


可可「？」


すみれ「いや、首傾げられても...」

可可「用事は済みマシタ」


すみれ「あ、そう、なら教室戻りましょう」


可可「...」ｺｸｯ


すみれ「変な子ね」


可可「ところで、すみれは図書室で何してたデスか？お昼寝？」


すみれ「なんでよ！」


可可「あそこは静かでよいところデスね」


すみれ「これよ、本借りてたの」


可可「フツーデスね」


すみれ「あのね」

可可「読書好きって言ってマシタ」


すみれ「そうよ、それよりこの間あんたに貸した本、読んだの？」


可可「...、ぁ」


すみれ「はぁ」


可可「あと少し、あと少しデス！」


すみれ「いや別にいいわよ、無理しないで」


可可「シテナイデス！ただ、練習から帰ったらクタクタで...」


すみれ「寝ちゃうのよね」


可可「...」ｺｸｺｸｯ

すみれ「まぁいいんじゃない、練習しっかり頑張ってる証拠よ」


可可「分かればいいデス」


すみれ「なに様よあんた」


可可「今度はクゥクゥも一緒に選びマス」


すみれ「え、本？」


可可「はいデス」


すみれ「なんでよ」

可可「すみれは読み終わったら、どうせクゥクゥにも読めって言ってくるに違いないデス、ならクゥクゥも一緒に選ぶと一石二鳥デス」


すみれ「いや、無理強いしないわよ...読み終わったら普通に返すわ」


可可「っ！？、クゥクゥに貸してくれないのデスか...」ｶﾞｸﾘｯ


すみれ「だーもぉめんどくさいわねあんた」


可可「別にいいデス...」


すみれ「あーわかった、わかったわよ、あんたに勧めるし、次借りる時は誘うわよ」ﾍﾟｲｯﾍﾟｲｯ


可可「話が分かるやろうデス」


すみれ「ほんと口悪いわね...」


可可「約束デスね！？」


すみれ「はいはい、約束約束」

可可「ふふーん」ﾆｺﾘｯ


すみれ「はぁ」


可可「あっ！昼休み終わりマス！ダッシュデスすみれ！！」


すみれ「んなっ！もぉ落ち着きないわねぇ！！！」


ﾀｯ ﾀｯ ﾀｯ


おわり