【SS】可可「すみれは告白されたことってありマスか？」すみれ「……ないけど」【ラブライブ！スーパースター!!】

可可「ふ～ん……」

ﾆﾏｯ

可可「むふっ♪」

すみれ「何よ、その顔は」

可可「デスデス。グソクムシは可愛くないから当然デスよね。ふーん、へぇ～」ﾆﾀﾆﾀ

すみれ「はぁ？だから何が言いたいの

可可「可可はありマス！」

すみれ（！？）

可可「それも一人や二人という話ではなく、過去に十回以上も好きと言われた経験がありマス！」

すみれ「……」

すみれ（へぇ、可可って意外とモテるのね。ふ、ふーん……）
　

すみれ「……」

可可「どうデスか？少しは可可のことも見直しマシタか？」

すみれ「別に。文化や環境の違いじゃないの？」

可可「違いマス。可可はすみれと違って可愛いからモテるのデス」

すみれ「っさいわね。いいでしょ別に、告白されたことがなくたって」

可可「でもグソクムシは明らかにモテていなさそうデス。友達も少なかったのデショウ、どーせ」

すみれ（うぐっ）

可可「それに比べて可可は、昔から男の子からも女の子からもモテモテでシタ。すみれと違って。いつだって可可はカーストの最先端を走っていましたし、人気もすっごくありマシタ！」

すみれ「はいはい、すごいすごい」

可可「はいデス。可可はとってもすごいのデス！」

すみれ「……」

可可「むふっ、どうやら今日のところは可可の勝ちみたいデスね。ぷぷぷ♪」

すみれ（はぁ、めんどくさい……）ｲﾗｲﾗ
　

可可「ちなみに可可は二人同時に告白を受けた経験だってありマス。クラスの子全員からラブレターをもらったことだってありマス」

すみれ「……」

可可「それからそれから

すみれ「……あ、でもそう言えば私も」

可可「はい？」

すみれ「ちゅー……だったら一回だけしたことあるかも」

可可「んなななぁぁぁ！！？」
　

可可「ちゅ、ちゅー！！？////」

すみれ「ええ」

可可「ちゅ、ちゅー、というのは、そのっ……キ、キスっ？////」

すみれ「そうよ。K、I、S、Sのキス」

可可「ふぇぇぇぇぇ！！？////」

すみれ「そんなに驚かなくたっていいでしょ。二人同時に告白されるのとか、クラスの全員からラブレターもらう方が珍しいわよ」

可可「でででで、でもっ……？////」

すみれ「？」
　

可可「そのっ……////す、すみれがキスをした相手、というのはっ、その……お、男の子デスか？それとも、女の子と……////」

すみれ「ん～……内緒」

可可「はえぇぇぇぇ！！？////」

すみれ「どっちだっていいでしょ。それに進んで話したくなるような内容じゃないんだもの」

可可「でもっ、そのっ……////」

可可（っ……！！////）

すみれ「……」
　

可可「……い、いいからさっさと教えやがれデス！！いつ！！誰と！！どのようにして！！！////」

すみれ「どのようにって言われても……その場の成り行きで、という感じなのだけど……」

可可「な、成り行きで、とは……？/////」

すみれ「ん～、雰囲気？ちゅーする雰囲気になったからしちゃったってこと。一回っきりの関係だったけど」

可可「だだだだだ誰と！！////」

すみれ「別に大した相手じゃないし。普通の子よ。ただちょっとだけ、そういうことをしてもいいかもなーって

可可「それは、すみれの、恋人っ……？////」

すみれ「えっ？あ、いや、そんなんじゃないわ。ただの友達。ちょっとそういう雰囲気になっちゃっただけ」

可可「はぁぁぁぁぁ！！？////」

すみれ「はい、もういいでしょ。話すのも恥ずかしいくらいなんだからね」

可可「～～～～っ！！！！！？////」
　

すみれ「それより可可のことも教えてよ。たくさんあるんでしょ？モテモテだった時の自慢話」

可可「ふぇぇぇぇぇぇ！！！！？そ、それは……////」

すみれ「うん。たくさん聞かせて」

可可「ぅ、ぅぅ……/////」

すみれ「……」

可可「っ……////」

すみれ「？」

可可「そ、そのっ……/////」

すみれ「なあに？」

可可「じ、実は………さっきのは全部嘘デシタ////」

すみれ「えっ？」
　

可可「実はさっきの可可の話は、全部作り話デシタ////」

すみれ「ふーん」

可可「～～～～っ！！！////だっ、だからっ！！さっさと教えやがれデス！！////すみれのちゅーは！！いつ！！誰と！！なぜ

すみれ「嘘よ、私も」

可可「ふぇぇ！！？////」

すみれ「ほんとはキスなんてしたこともないわよ。私だって」

可可「はぇぇぇ！！！？////」
　

可可「なっ、なななな……！！！？////」

すみれ「？」

可可「う、うううう嘘つきっ！！////グソクムシはやっぱり嘘つきデス！！！////」

すみれ「……先に嘘をついた可可には言われたくないのだけど

可可「うるさいデスっ！！嘘つきは泥棒の始まりデスっ！！////グソクムシは犯罪者デスっ！！！/////」

すみれ「はぁ……」

可可「さ、さっさと謝れデスっ！！可可の心は深～く傷つきマシタ！！/////ちゃんと責任とりやがれデス

すみれ「ったく、うるさいわね」

ﾁｭｯ♡

可可「ひゃんっ////」

すみれ「はい、これでいい？」

可可「ひゃぁぁぁ！！！！？/////」

すみれ「これで嘘じゃなくなったことだし問題ないわよね？」

可可「へっ！！？/////はぇぇぇぇ～！！！？/////」
　

可可「ななななな………！！！？////」

すみれ「はぁ……まさかファーストキスがこんな形になるなんて」

可可「ぁぁぁぁ……！！？////」

すみれ「……？どうしたの？」

可可「唉！？……這个変態！！////」

すみれ「？」

可可「変態！！婊子！！えっと、それからそれから……儍白甜！！！/////」

すみれ「だからなんて言ってるかわからないのだけど

可可「うるさいデスっ！！！////すみれのバカぁ！！あんぽんたんっ！！！////」

すみれ「わっ！？ちょっと可可

可可「～～～っ！！！/////」

ﾊﾞﾀﾝ!!!

すみれ「……」

すみれ（なによ、なんなのよったらなんなのよ……）
　

すみれ「……」

すみれ（……）

すみれ「ふ、ふぅ～……////」

すみれ（緊張したぁ～……）

すみれ「っ……////」

すみれ（はぁぁ、何よ。急にモテる自慢が始まったと思ったら、あっさり嘘は認めるわ、こっちの張り合いからは逃げ出すわ……）
　

すみれ「っ……///」

すみれ（それに、唇を奪うだけ奪って逃げるだなんて……ほんっと、嘘つきは泥棒の始まりだなんて良く言えるわね。ばーか）

すみれ「はぁ～……」

すみれ（ふぅぅぅ……ってか、緊張したぁ～！！？//////何よ、なによなによ。可可の分際で乙女からファーストキスを奪ってくれちゃってさ。もっとロマンチックにビシッと決めてやる、ってイメトレしてた、のにっ……////）

すみれ「はぁ、ふぅ……」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

すみれ（あーあーあーあー/////こーんなところかのんに見られたら、なーんて茶化されることかわかったもんじゃ

ｷﾞｨｨ…

すみれ「！？」

ﾋﾟｮｺｯ

可可「っ……////」ｼﾞｰｯ

すみれ「……って」

すみれ「なによ。隠れてないで出てきなさいよ」

すみれ（あとさっきのやつ、ちゃんと責任とりなさいよ////）

可可「……」

すみれ「……」

可可「……っ////」

ﾁｮｺﾝ!

可可「……////」ﾋﾟﾀｯ

すみれ「……」
　

可可「……////」

すみれ「……」

可可「っ……////」

すみれ「……なによ」

可可「す、すみれっ////」

すみれ「だからなによ」

可可「そ、そのっ……////」

すみれ「……」

可可「っ……////」

すみれ「……」

可可「ぅ、ぅぅ…………しゅきデス」

すみれ「えっ？」
　

可可「すきデス。すみれ。うぅぅぅぅ………//////」

すみれ「……」

可可「っ、～～～っ////」

すみれ（……ふーん、そっか）

すみれ「……」

すみれ（なによ。ほんとに責任とってくれようとしちゃってさ）

ﾍﾟﾁｯ

可可「いてっ！////」

すみれ「これからも末永くよろしくね、可可」

可可「なっ……！？ど、どういう意味デスか！！？//////」



次の日めちゃくちゃ茶化された。かのんちゃんに
　

終わりです。お粗末様でした
書きたいとは思ったけどネタが上手く思いつかなかったので供養
　

乙乙乙乙！！！
こういうのが見たかったんだよ！
　

乙です
二人とも可愛くて滅茶苦茶よかった