【SS】かのん「誰かの噂をバラ撒きたい！」【ラブライブ！スーパースター!!】

かのん「>>2の噂をバラ撒こう！」

かのん「噂の内容は>>4」
　

葉月
　

ちぃちゃん
　

かのん「恋ちゃんの噂をバラ撒こう！」

かのん「噂の内容はちぃちゃん関連にしよう！」

かのん「恋ちゃんとちぃちゃんの噂、どんな噂にしようかな」

かのん「>>6」
　

常に争ってる
　

かのん「あ、すみれちゃん良いところに」ﾆﾔﾆﾔ

すみれ「何？　ニヤニヤして」

かのん「ちいちゃんと恋ちゃんのことなんだけどさ……なんか常に争ってるらしいよ？」

すみれ「あの2人が？　具体的には何で争ってるのよ」

かのん「それは>>9」
　

私の教育方針
　

かのん「私の教育方針について争ってるの」

すみれ「え、かのんの教育方針？？」

かのん「うん。私ちぃちゃんと恋ちゃんの養女になったから」

すみれ「ギャラっ！？」

すみれ「いや意味分かんないんだけど！？」

かのん「あれ、あの2人が入籍してるって言ってなかったっけ？」

すみれ「聞いてないったら聞いてないわよ！！」
　

すみれ「そもそも高校生が高校生を養女にするなんて出来るわけ……」

かのん「そうかな？」

すみれ「！」

かのん「今は多様性の時代だよ？　女子高生同士が結婚して女子高生が娘になる、そんな家族の形もあって良いんじゃない？」

すみれ「！！」

すみれ「そうね……ごめんなさい。驚いちゃって」

すみれ「あなたたち家族のこと、もちろん応援するわ！」

かのん「ありがとうすみれちゃん！」
　

かのん「じゃあ私、帰るから」

すみれ「ええ、お疲れ様」



すみれ「それにしてもすごい話を聞いてしまったわ。Liella!の他のみんなは知ってるの？」

すみれ「>>16に話してみようかしら」
　

夏美
　

すみれ「うわさ話とか好きそうな夏美なら知ってるかも。電話してみるわ」

ﾋﾟｯﾋﾟ　ﾌﾟﾙﾙﾙ

すみれ「もしもし夏美？」

夏美『はいですの』

すみれ「いきなりなんだけど、恋と千砂都が結婚しててかのんが養女になってること、あなた知ってる？」

夏美『？？？』
　

夏美『しょ、少々お待ちくださいですの』　

夏美（ナッツぅ！？　すみれ先輩がわけわからないこと言い出しましたの）

夏美（これってドッキリか何かですの？　だとしたら話を合わせるべきか、それとも正直に知らないと言うべきか）

すみれ「ねえ、どうなのよ？」

夏美『えっと』

夏美『>>22』
　

逆に知らなかったんですの？
　

夏美『逆に知らなかったんですの？』

すみれ「えっ！」

夏美『あの3人のこと、みんな知ってるものと思ってましたの。すみれ先輩意外と鈍感ですの』

すみれ「そ、そうだったのね」

夏美（いい感じに対応できましたの！　さすが私の演技力ですの！）

すみれ「じゃあ、高校生が高校生を養女にすることも出来るのね？」

夏美（まだ続けますの？　夏美の演技力が試されてますの！？）

夏美『もっちろんですの！　本人たちが合意して手続きすれば認められますの！』
　

すみれ「手続きってどうやって？」

夏美『まず理事長に申し出て、申請書類を貰って区役所に提出すればOKですの』

夏美（こういう嘘はスラスラ出てきますの～）

すみれ「わかったわ！　ありがとう！」

ﾋﾟｯ

すみれ「すごいことを聞いてしまったわ……！」

すみれ「この制度を利用して可可を養女にして私の娘にすれば帰国しなくて良くなるじゃない！」

すみれ「そうと決まれば可可に会いに行かないと！　ギャラクシー！」

ﾀﾞｯ
　

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ！

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

すみれ「可可！　私よ！　出なさい！」

ｶﾞﾁｬ

可可「なんデスかすみれ！　うるさいデス！　今日は部の練習お休みデスよ！」

すみれ「いいから、一緒に理事長の所に行くわよ！」

可可「何でデス？」

すみれ「可可、私の娘になりなさい！」

可可「>>26」
　

嫌デス！
　

可可「嫌デス！」

すみれ「ギャラっ！？」ｶﾞｰﾝ

すみれ「な、何でよ！　私の娘になればずっと帰国せずに済むのに！」

可可「>>28」
　

可可からは絶対言いマセン
　

可可「可可からは絶対言いマセン」

すみれ「何よそれ……」

可可「//」ｳﾂﾑｷ

すみれ「ま、まさか！//」ﾄﾞｷｯ

すみれ（そういうことなの……？//）

すみれ「だったら可可、娘じゃなくて……」

すみれ「私の嫁になりなさい！！//」ｽﾞｷｭｳｳｳﾝ

可可「は、はいデス！！//」ﾎﾟｯ
　

数日後

かのん「いやー、すみれちゃんと可可ちゃんが在学中に結婚するなんてね」

可可「えへへ……//」ﾃﾚ

四季「結婚式はいつ？」

メイ「おいおい、気が早いだろ。でも行きてぇー！　可可先輩とすみれ先輩の結婚式！」

すみれ「それなんだけど、やっぱり先に結婚した2人に式を挙げてもらって、私達はその後にしたいの」

きな子「え！？　他にも結婚してるカップルがいるんすか！？」ﾁﾗ

メイ「なんでこっち見るんだよ！？」

四季「まだメイと私は結婚してない」
　

すみれ「最近は娘が出来てから式をするのも珍しくないでしょ、だからちゃんとそういうのはやったほうが良いわよ」

すみれ「恋、千砂都」

千砂都「え！？」

恋「わたくしと千砂都さん、ですか？」

すみれ「あなた達の娘のかのんのためにもね」

千砂都「かのんちゃんが娘？？」

恋「どういうことですか？」

すみれ「ん？」

かのん「」ｷﾞｸｯ

夏美「」ﾋﾞｸｯ
　

夏美「さーて、家に帰って編集ですのー」

かのん「あ、私も家に帰って作詞……」

ｶﾞｼｯ

すみれ「かーのーんー？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

かのん「ひいっ！？」

夏美「にゃはっ！　逃げるチャンスですの」

ｶﾞｼｯ

すみれ「あんたもよ夏美！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

夏美「ナッツぅーーーん！」
　

かのん「ごめんなさーい！」ﾋﾞｴｴｴﾝ

すみれ「まったくもう！」

夏美「なんで私まで……理不尽ですの」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

可可「すみれ、でも2人の嘘のおかげでククたちが結ばれたんだから良いデスよ//」

すみれ「まあ、そうね。ありがとう」

かのん・夏美「わーい！」

きな子「解決して良かったっすね」

メイ「夏美は反省させとかないとまたやらかすぞ」
　

ﾋｿﾋｿ

千砂都「ふふ、かのんちゃんったらおちゃめなんだから」

恋「ええ、でもそれがかのんさんの可愛らしいところですね」

千砂都「本当に娘にしちゃう？」

恋「良いですね……ですがもう少し千砂都さんとはスリリングな秘密の関係を続けたいです」

千砂都「うん。恋ちゃん、おいで？」

ﾁｭ



おわり
　

ありがとうございました🙇
　

良きSSであった
　

うまいなあ
　

乙
綺麗にまとまってて良かったけどもうちょっと続きも読みたかった
　

まとまり良し
　

素晴らしかった
　

クゥすみだけマジで結婚してて草
思い立ったがが過ぎる
　

っぱクゥすみよ
　

このスレタイでハッピーエンドになるのなんか草