【SS】ルビィ「ルビィ知ってるよ」ダイヤ「は？」【ラブライブ！サンシャイン！！】

ダイよし
百合
短編

以上のことが大丈夫な方はお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523723269

　

ルビィ「おねえちゃ……善子ちゃんと付き合ってるよね？」




ダイヤ「！？！？」

　

ダイヤ「わ、わわわ、わたくしがあの堕天使と！？」

ルビィ「…………」

ダイヤ「いやいやいやいや、ありえませんわ」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ルビィ「…………」ｼﾞｰｯ

ダイヤ「そもそも善子さんは女性でわたくしもーー」



ルビィ「ルビィ知ってるよ」




ルビィ「部室で二人がイチャイチャしてるの」




ダイヤ「！？！？！？」



　

ーーーーーー



ルビィ「授業つかれたぁ……」

ルビィ「でも、これから部活！」

ルビィ「今日も練習がんばルビィ⌒°( ･ω･)°⌒」



「ちょ…………ますわよ」

「だい…………よ、ちょっとだけだから」



ルビィ「…………ぅゅ？」

ルビィ「この声は……」ｺｿｯ
　

ダイヤ「もう部活の時間でしょう……誰か来ますわ」

善子「えー！ でも、今日は朝からダイヤに会えなかったから……」

ダイヤ「うっ」

善子「……」ｼｭﾝ

ダイヤ「～～～っ、善子さん！」

善子「え？」




ダイヤ「少しだけ、よ///」

善子「ダイヤぁ」ﾊﾟｧｧ



　

善子「ん～っ」ﾓｷﾞｭｩｩ

ダイヤ「ひゃっ！ い、いきなり抱きつかないでくださいっ///」

善子「……んー」ﾌﾙﾌﾙ

ダイヤ「……もう……善子さんったら」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

善子「えへへぇ」ｽﾘｽﾘ

ダイヤ「んっ///」ﾋﾞｸｯ

善子「んー、んー！」ｽﾘｽﾘ

ダイヤ「もうっ、くすぐったいですわよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

善子「………………イヤ？」

ダイヤ「………………いえ///」

善子「ん～っ」ﾓｷﾞｭｩｩ

　

善子「…………」ｽﾘｽﾘ

ダイヤ「…………」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

善子「♪」ｽﾘｽﾘ

ダイヤ「…………ヨハネ」ﾎﾞｿｯ

善子「んー？」

ダイヤ「ヨハネって、訂正しないのね」

善子「……………………」ﾋﾟﾀｯ

ダイヤ「？」

善子「…………ヨハネよ」

ダイヤ「フフ、忘れてましたね？」

善子「ううん」ﾌﾙﾌﾙ

ダイヤ「？」




善子「ダイヤだけには…………名前で呼んでほしいから」ﾓｷﾞｭｩｩ

ダイヤ「っ///」




善子「……………………」

ダイヤ「…………///」

善子「…………」



ダイヤ「……………………そう///」ﾅﾃﾞﾘ

善子「……うんっ///」ﾓｷﾞｭｩｩ



ダイヤ「///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

善子「///」ﾓｷﾞｭｩｩ




ルビィ「⌒°( ･ω･)°⌒」




ーーーーーー
　

ダイヤ「ふぉぉぉぉ！？！？」

ルビィ「そう。ルビィは知っているのです」

ダイヤ「い、いいいいえ、あれは、誤解ですわ！！」

ルビィ「…………」

ダイヤ「あれは…………そう！ 善子さんにタックルを！ タックルをかけられていたんですっ！」

ルビィ「…………」

ダイヤ「堕天使流奥義とか言ってましたわ！！ いやぁ、善子さんにも困ったものですわ！！」

ルビィ「…………」



ルビィ「ふぅん、そうなんだぁ」

ダイヤ「ほっ」


　

ダイヤ「分かってもらえたようで、なによりですわ。第一、わたくしと善子さんがイチャイチャなどーー」

ルビィ「でも、ルビィ知ってるよ」




ルビィ「善子ちゃんとおやすみの日にデートしてること」




ダイヤ「！？！？！？！？」

　

ーーーーーー



ルビィ「えへへぇ」

花丸「ご機嫌ずらね、ルビィちゃん」

ルビィ「うん♪ だって、今日発売のアイドル雑誌ずっとたのしみにしてたから！」

花丸「そっか……って、あれ？」

ルビィ「？ どうかした、はなまるちゃん？」

花丸「あれって……」

ルビィ「？」

　

ダイヤ「善子さん、お待たせしました」



善子「っ」ﾋﾞｸｯ



ダイヤ「？ 善子さん？」

善子「は、はやかったわねっ！」

ダイヤ「えぇ、レンタルだけでしたから」

善子「へ、へぇ……」ｿﾜｿﾜ

ダイヤ「…………それで」ﾋｮｲｯ

善子「あぁ！？」

ダイヤ「またごすろり？の雑誌ですか？ わたくしは着ないと言ってーー」ﾁﾗｯ





『初めてでも大丈夫！ 初体験で失敗しない14の心得』




ダイヤ「……へ？」

善子「～～～っ///」

　

ダイヤ「よ、よしこさん……っ」

善子「ち、ちがうのっ！ これは、えっと、その……っ」

ダイヤ「…………」

善子「う、ぅぅぅ……」ｸﾞｽｯ




ダイヤ「……もうっ///」ｷｭｯ

善子「…………え……？」


　

ダイヤ「なにも、泣かなくてもいいでしょう？」

善子「お、怒ってないの……？」

ダイヤ「…………なんで、わたくしが怒ると？」

善子「だって、ほら……ダイヤこういうこと……イヤでしょ？ 破廉恥だって、言ってるし……だから……っ」ｸﾞｽｯ

ダイヤ「………………っ」ｷﾞｭｯ



ダイヤ「貴女となら……嫌じゃないわ」ﾎﾞｿｯ

善子「っ///」ﾎﾞﾝｯ



　

ダイヤ「……こほんっ///」

ダイヤ「まぁ、勿論！ そういうことは『まだ』駄目ですわ！」

ダイヤ「でも、いつかは…………ね///」



ダイヤ「だから、泣くのはぶっぶーですわ！」



善子「～～っ」ｸﾞｼｸﾞｼ

善子「うんっ！」





ルビィ「⌒°( ･ω･)°⌒」

花丸「………………のっぽパンおいしいずら」ﾓｸﾞﾓｸﾞ



ーーーーーー
　

ダイヤ「ファァァァ！？！？」

ルビィ「そう。ルビィは知っているのです」

ダイヤ「いえ、ルビィっ！ あ、あれは違うのよ！」

ルビィ「…………」

ダイヤ「あれは…………そう！ 農業！ 農作業を初めてやる人へ向けた雑誌で！」

ルビィ「…………」

ダイヤ「ほら、農業って土の種類１つで失敗してしまうものだから！」

ルビィ「…………」



ルビィ「ふぅん、そうなんだぁ」

ダイヤ「ほっ」


　

ダイヤ「ふぅ……まったく！ なにを言い出すかと思えば、わたくしと善子さんが一緒にデートなんてーー」

ルビィ「でも、ルビィ知ってるよ」




ルビィ「夜の電話のこと」




ダイヤ「！？！？！？！？！？」
　

ーーーーーー



ルビィ「う～ん……」

ルビィ「ここの問題、むずかしいよぉ」

ルビィ「…………９時かぁ」

ルビィ「おねえちゃにきいたら、おしえてくれるかなぁ……？」

ルビィ「……よしっ」



ーー ﾄﾃﾄﾃﾄﾃﾄﾃ ーー



ルビィ「おねえちゃ」

ルビィ「……って、あれ？ ドアがちょっとだけあいてる……？」ﾁﾗｯ

　

ダイヤ「愛してますわ」

ダイヤ「わたくしの愛しい善子」





ルビィ「⌒°( ･ω･)°⌒」



ーーーーーー
　

ダイヤ「なっ！？ ちょっ、なぁっ！？」

ルビィ「そう。ルビィは知っているのです」

ダイヤ「違う！ 違う！！」




ルビィ「そのあと、ちゅっちゅーですわ、とかやってたよね」




ダイヤ「ホワッ！？」

ルビィ「あれにはさすがのルビィもドン引きです」

ダイヤ「」

　

ルビィ「…………」

ダイヤ「う、ぅぅぅ……違いますわ……」



ルビィ「…………なにがちがうの？」



ダイヤ「え？」

ルビィ「おねえちゃ」

ダイヤ「な、なに？」

ルビィ「ルビィは別にそれをばらそうとしてるわけじゃないよ」

ダイヤ「へ？」

ルビィ「ルビィ、ふたりのこと大好きだから。応援したいなっておもってるもん」

ダイヤ「！！ ルビィ！！」ｼﾞｰﾝｯ

　

ダイヤ「あなたは、本当にいい妹ですわぁぁ」ｷﾞｭｯ

ルビィ「ぅゅ……」




ルビィ（そう。ルビィは知っているのです）

ルビィ（おねえちゃと善子ちゃんがお互いを大切にしてるってことは）

ルビィ（だから、ルビィは応援するんだぁ）

ルビィ（でもーー）

　

ルビィ「夜はおねえちゃが『ヨハネ様ぁ、もっとぉぉ///』とか言ってるのは知りたくなかった」




ダイヤ「！？！？！？！？！？！？」






ーーーーーー fin ーーーーーー
　

かっとなって書いた。
ダイよし尊い。

かっとなって流血沙汰になったやつ。
ルビィ「おねえちゃんきびしい」理亞「は？」
https://lovelive-petitsoku.com/chat-category/69827/