1: (おにぎり) 2018/10/30(火) 00:41:57.54 ID:nrJGbSIr
絵里「今度一緒に行こうって行ったじゃない?」
海未「え?忘れてました……」
絵里「わたしも食べたかった?」
海未「え?忘れてました……」
絵里「わたしも食べたかった?」
2: (おにぎり) 2018/10/30(火) 00:44:58.14 ID:nrJGbSIr
絵里「パンチョってあそこでしょ?ナポリタンの看板のところ」
海未「ミートソースもありましたよ」
絵里「知ってるわ。券売機のところまでいったもの」
絵里「ナポナポナポナポ……」
海未「ミートソースもありましたよ」
絵里「知ってるわ。券売機のところまでいったもの」
絵里「ナポナポナポナポ……」
4: (おにぎり) 2018/10/30(火) 00:49:17.13 ID:nrJGbSIr
海未「券売機まで行ったら入ればよかったじゃないですか」
絵里「女ひとりで入ってる人いなかったわ」
海未「……たしかに」
絵里「女ひとりで入ってる人いなかったわ」
海未「……たしかに」
5: (おにぎり) 2018/10/30(火) 00:55:28.76 ID:nrJGbSIr
絵里「海未は抵抗なく入れるタイプ?」
海未「入ってから?ってなったタイプです」
絵里「うふふ」
海未「入ってから?ってなったタイプです」
絵里「うふふ」
6: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:01:06.65 ID:nrJGbSIr
絵里「ね、やっぱり今度一緒に行かない?」
海未「いいですよ」
絵里「やったわ」
海未「いいですよ」
絵里「やったわ」
7: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:07:46.58 ID:nrJGbSIr
絵里「ナポナポナポナポ……」
海未「すきですねこれ」
絵里「そこそこ並んでるわね」
海未「お昼時ですからね。券売機までは並んでいないので助かりました」
海未「すきですねこれ」
絵里「そこそこ並んでるわね」
海未「お昼時ですからね。券売機までは並んでいないので助かりました」
9: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:25:17.21 ID:nrJGbSIr
絵里「ね、なに食べるの?」
海未「この前はナポリタンだったので、ミートソースを食べたいですね」
絵里「私は……ちょっ、1kgとかあるわよ海未www」
海未「……」
絵里「流石にこんなに食べる人はいないわよねえ」
海未「そうです、ね」
海未「この前はナポリタンだったので、ミートソースを食べたいですね」
絵里「私は……ちょっ、1kgとかあるわよ海未www」
海未「……」
絵里「流石にこんなに食べる人はいないわよねえ」
海未「そうです、ね」
11: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:35:43.51 ID:nrJGbSIr
「いらっしゃいませ。何名様ですか?」
絵里「2名です」
絵里「……なんか、古いポスターがいっぱいね」
海未「子供の頃にみた映画のポスターもありますよ」
絵里「2名です」
絵里「……なんか、古いポスターがいっぱいね」
海未「子供の頃にみた映画のポスターもありますよ」
12: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:45:09.44 ID:nrJGbSIr
「グラムはいくらになさいますか?」
絵里「あら、選べるのね」
絵里「300,400,600g……全部同じ料金なの!?大盛り選んだ方がおトクじゃない!」
海未「300で」
絵里「ちょっとちょっとちょっとー?無理に女の子アピールしなくていいのよ?」
絵里「600で」ドヤ
海未「絵里、ほんとにそれでいいのですか?」
絵里「私、意外と食べるのよ」
絵里「あら、選べるのね」
絵里「300,400,600g……全部同じ料金なの!?大盛り選んだ方がおトクじゃない!」
海未「300で」
絵里「ちょっとちょっとちょっとー?無理に女の子アピールしなくていいのよ?」
絵里「600で」ドヤ
海未「絵里、ほんとにそれでいいのですか?」
絵里「私、意外と食べるのよ」
14: (おにぎり) 2018/10/30(火) 01:58:44.36 ID:nrJGbSIr
絵里「私、専門店に憧れあるのよ」
海未「おいしいイメージがありますよね」
絵里「しかもここはナポリタンとミートソースに絞ってるのよ!?おいしくないわけがないわ!」
絵里「しかも大盛り無料なんて懐の深いことをしてくれるだなんて……繁盛するのも頷けるわね」
海未「おいしいイメージがありますよね」
絵里「しかもここはナポリタンとミートソースに絞ってるのよ!?おいしくないわけがないわ!」
絵里「しかも大盛り無料なんて懐の深いことをしてくれるだなんて……繁盛するのも頷けるわね」
15: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:06:21.64 ID:lR1qM04y
「ミートソース300のお客様」
海未「はい」
絵里「ミートソースおいしそうね……」
海未「エプロンエプロン……」
絵里「海未、あとで食べさせてくれない?」
海未「いいですよ。ですが……自分で頼まれた分は自分できちんと食べてくださいね」
絵里「??」
海未「はい」
絵里「ミートソースおいしそうね……」
海未「エプロンエプロン……」
絵里「海未、あとで食べさせてくれない?」
海未「いいですよ。ですが……自分で頼まれた分は自分できちんと食べてくださいね」
絵里「??」
16: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:13:40.57 ID:lR1qM04y
「おまたせしました。オムナポの600です」
絵里「来たき……っ!!」ギョッ
絵里「ふ、ふーん。結構迫力あるのね」
海未(オムナポで600……しんどい戦いになりそうですね)
絵里「来たき……っ!!」ギョッ
絵里「ふ、ふーん。結構迫力あるのね」
海未(オムナポで600……しんどい戦いになりそうですね)
17: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:17:39.25 ID:lR1qM04y
海未「いただきます」
絵里「いただきます」
絵里「んっ……おいしい!」
海未「ミートソースも優しい味でいいですね」
絵里「いただきます」
絵里「んっ……おいしい!」
海未「ミートソースも優しい味でいいですね」
18: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:19:56.29 ID:lR1qM04y
絵里「見てこれ海未!卵がプルプルよ!」
海未「綺麗な黄色とデミグラスソースが食欲を湧かせますね……おいしそうです」
絵里「海未にあげる分なくなっちゃうかもしれないわね」
海未(そうだと嬉しいのですが)
海未「綺麗な黄色とデミグラスソースが食欲を湧かせますね……おいしそうです」
絵里「海未にあげる分なくなっちゃうかもしれないわね」
海未(そうだと嬉しいのですが)
19: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:24:36.90 ID:lR1qM04y
海未「ふぅ……」
絵里「ちょっとちょっとー?もうお腹いっぱいなの?海未ったら女の子みたいな胃袋してるわね」
海未「もともと少食ですので。それに休んでいるわけじゃありません」サッサ
絵里「なにそれ」
海未「粉チーズです」
絵里(ずっと砂糖だと思ってたわ……)
絵里「ちょっとちょっとー?もうお腹いっぱいなの?海未ったら女の子みたいな胃袋してるわね」
海未「もともと少食ですので。それに休んでいるわけじゃありません」サッサ
絵里「なにそれ」
海未「粉チーズです」
絵里(ずっと砂糖だと思ってたわ……)
20: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:27:45.73 ID:lR1qM04y
絵里「はぁっ……うめ、うめ……」
絵里(あ、あら……?結構食べてるつもりなのに減ってない気が……)
海未「汗出てますよ」
絵里(あ、あら……?結構食べてるつもりなのに減ってない気が……)
海未「汗出てますよ」
21: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:43:24.33 ID:lR1qM04y
海未「ふぅ……やはり300でもボリュームはありましたね。ごちそうさまでした」
絵里「……」カチャカチャ
海未「あの、絵里……まだ半分上に盛られていたのがなくなってきた程度では……」
絵里「だ、大丈夫……箸休めしてるだけ……」
海未(フォークをぐるぐる巻き続けている……よくないですね)
絵里「……」カチャカチャ
海未「あの、絵里……まだ半分上に盛られていたのがなくなってきた程度では……」
絵里「だ、大丈夫……箸休めしてるだけ……」
海未(フォークをぐるぐる巻き続けている……よくないですね)
25: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 02:56:11.66 ID:lR1qM04y
海未「絵里、卓上のあらゆるものを使ってください」
海未「粉チーズ意外にも、タバスコ、マヨネーズ……いっぱい味を変えられるものがありますよ」
海未「胃袋は味が変わると急に受け付けたりするものですから」
絵里「!!!ナイスよ海未!!」
絵里「これで完食よぉーーーっ!!」
海未「粉チーズ意外にも、タバスコ、マヨネーズ……いっぱい味を変えられるものがありますよ」
海未「胃袋は味が変わると急に受け付けたりするものですから」
絵里「!!!ナイスよ海未!!」
絵里「これで完食よぉーーーっ!!」
28: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:06:51.98 ID:lR1qM04y
絵里「ぐっ……う、ぅぅ……」
海未(私たちより2グループ後に来た客が帰りましたね)
絵里「あじが……よくわからない……」
絵里「……ごちそうさ」
海未「ダメです」
海未(私たちより2グループ後に来た客が帰りましたね)
絵里「あじが……よくわからない……」
絵里「……ごちそうさ」
海未「ダメです」
29: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:08:26.99 ID:lR1qM04y
絵里「も、もうこれ以上は……破裂しそうなのぉ……産まれちゃう……」
海未「あのですね、自分で頼んだんじゃないですか。食べきってください、お店に迷惑ですよ」
絵里「で、でもぉ……」
海未「あのですね、自分で頼んだんじゃないですか。食べきってください、お店に迷惑ですよ」
絵里「で、でもぉ……」
30: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:08:41.36 ID:lR1qM04y
絵里「……」ジーッ
海未
海未
31: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:10:08.44 ID:lR1qM04y
絵里「……」ジーッ
海未「…………」
絵里「……ぅみー」
絵里「食べてくれませんか……」
海未「……それもダメです」
絵里「ケチーーーーー!!!!!」
海未「…………」
絵里「……ぅみー」
絵里「食べてくれませんか……」
海未「……それもダメです」
絵里「ケチーーーーー!!!!!」
32: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:18:22.38 ID:lR1qM04y
海未「店員さんに怒られるので大声出さないでください」
海未「……『食べさせる』くらいならしますよ」
絵里「……?」
海未「順調にいけば、あと10口ほどで食べられそうでしょうか」クルクルクル
海未「はい、あーん」
絵里「…………え??」
海未「……『食べさせる』くらいならしますよ」
絵里「……?」
海未「順調にいけば、あと10口ほどで食べられそうでしょうか」クルクルクル
海未「はい、あーん」
絵里「…………え??」
33: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:21:02.73 ID:lR1qM04y
絵里「えっと……つまり……」
海未「口を開けてください。早く食べてしまいましょう」
絵里「え、えぇ」パク
絵里(あぁ……もう飽きてしまった味……)
絵里(でも、不思議と喉を通る……)
海未「口を開けてください。早く食べてしまいましょう」
絵里「え、えぇ」パク
絵里(あぁ……もう飽きてしまった味……)
絵里(でも、不思議と喉を通る……)
34: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:23:19.46 ID:lR1qM04y
海未「席をいつまでも占有しているわけにも行きませんからね」
絵里(海未が食べさせることで味に変化はなにもない。たけど……)
絵里(海未が手を添えて次にフォークを咥えるのを待ってくれてるから、自然と早く飲み込んでしまう……)パクッ
後に店員は語る、その空間だけ、昼下がりのオシャレな喫茶店内の様子であったのだと
絵里(海未が食べさせることで味に変化はなにもない。たけど……)
絵里(海未が手を添えて次にフォークを咥えるのを待ってくれてるから、自然と早く飲み込んでしまう……)パクッ
後に店員は語る、その空間だけ、昼下がりのオシャレな喫茶店内の様子であったのだと
35: (SB-iPhone) 2018/10/30(火) 03:27:31.11 ID:lR1qM04y
絵里「うぼぇ、げふっ……ごほっ!!」
海未「よく食べきりましたね。偉いですよ」
絵里「んふっ……ごほっ、ごほっ!!」
海未「……また来ましょうね」
絵里「……!!」ブンブンブン
海未「絵里。食べ方さえ間違わなければとても美味しい店なんです。どうか嫌いにならずに、次は300を食べましょう」
絵里「ごめっ、ちょっと歩かせて……んぶっ!」
海未「……マザー牧場で口直しして帰りましょうか」
おしまい
海未「よく食べきりましたね。偉いですよ」
絵里「んふっ……ごほっ、ごほっ!!」
海未「……また来ましょうね」
絵里「……!!」ブンブンブン
海未「絵里。食べ方さえ間違わなければとても美味しい店なんです。どうか嫌いにならずに、次は300を食べましょう」
絵里「ごめっ、ちょっと歩かせて……んぶっ!」
海未「……マザー牧場で口直しして帰りましょうか」
おしまい
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1540827717/