【SS】千歌「黒歴史サイドストーリー」果南「ヒーローの在り方」【ラブライブ！サンシャイン!!】

千歌「誰にでも黒歴史は存在すると思うんだよね！」

【SS】千歌「誰にでも黒歴史は存在すると思うんだよね！」【ラブライブ！サンシャイン!!】

■約15000文字■ 2019/03/22(金) 00:10:47.82 ID:CXkVpAW1 千歌「と言うわけで発表していこう！」 8人「…え？」

lovelive-petitsoku.com

2022年1月29日 20:30

これ読んでからこのSSを読むのをオススメします。
　

果南「ハグぅ～！！」

鞠莉「きゃあ！！」ﾄﾞﾃｯ

善子「鞠莉！こっちよ！」

鞠莉「うん！」

千歌「ん？なんだ？」

果南「ふっ…みんな私の部下になれ！」

果南「さもないと私の業火で焼かれるぞ～！」

果南「ふはははははは！！」

梨子「まずいわ！このままだと街が…！」

千歌「ふっ…止めてやるよ……俺が…いや……」

千歌「"おれたち"が……」ｶﾁｬ
　

ルビィ「～♪」

曜「……」ﾍﾟﾗｯ

曜「ふっ…ははは……」

曜「…ん？」ｶﾁｬ

曜「…あぁ」

千歌「……」ｶﾁｯ

ジョーカー！

果南「んん！？」

千歌「…曜！」

曜「……」ｶﾁｯ

サイクロン！

ルビィ「それって…ガイアメモリ？」

曜「……」
　

ようちか「変身。」

ガチャ！

ルビィ「おぉ…！」

曜「ふっ……」

バタンっ！

ルビィ「曜ちゃん！？」

千歌「……」ｼｬｯ!

シャキーン！

千歌「……」ｶﾞﾁｬ

サイクロン！ジョーカー！
　

～♪

花丸（あ、扇風機のボタン押さなきゃ。）ﾎﾟﾁｯ

ブォォォ！！

果南「うあぁ…！」


ルビィ「えぇ！なになに！ルビィ聞いてないよぉ！」

ルビィ「曜ちゃ～ん！」

曜「……」


千歌「さぁ……お前の罪を数え　！！」

果南「ぐっ……」

千歌「……」

果南「……」
　

ダイヤ「はい！カットですわ！！」

千歌「はぁ～満足！！」

梨子「嬉しそうね！」

果南「次！私だからね！」

善子「鞠莉…大丈夫？」

鞠莉「えぇ！」

ルビィ「疲れたぁ～！」

花丸「お疲れ様ずら！」

曜「……あの…千歌ちゃん？」

千歌「うん？」

曜「私の役…いる？」

千歌「なに言ってんの！！」

曜「うわ！」
　

千歌「フィリップは重要だよ！！」

曜「フィ…？」

千歌「フィリップがあってのダブルだよ！！」

曜「へ、へぇ…」

ダイヤ「果南さんお疲れ様ですわ！」

果南「なんで私が悪役なの…」

果南「ダイヤがやればいいじゃん！」

ダイヤ「いえ…私は……」

鞠莉「ダイヤはイエ　ーバスターだからね～♪」

ダイヤ「そ、そうですわ！……って！違いますわ！」

花丸「おらだけなんも役がなかったずら…」

善子「まぁ…でも重要な役じゃない？」

ルビィ「風は大事だよね……」

花丸「でも扇風機押すだけって…」
　

果南「よし！じゃあ次は私の番だ！！」

果南「千歌！ちゃんと悪役やってよね！」

千歌「わかってる！」

梨子「あ、あの～」

ちかなん「ん？」

梨子「なんで2人はこれを好きになったの？」

ちかなん「あ～」

梨子「言い方悪いけどこの2つのアニメって私たち高校生向きじゃないよね。」

梨子「じゃあなんでかなって……」
　

花丸「おらも気になるずら。」

善子「ただ好きなだけじゃないと思うわ…」

千歌「そっかー」

果南「話さなきゃいけない時が来たようだね…」

千歌「あぁ……」

ダイヤ「え？なんでこんなシリアスなんですの？」

千歌「じゃあまず俺から……」

千歌「あれは……まだ私が幼い頃だった…」

曜「今も十分幼いと思うけどなぁ……」
　

………

ちか小3『ドッヂボールする人このゆびとまれー！』

子供たち『わー！！』ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

よう小3『ようもやるー！』

ちか『あ、よーちゃん！よーちゃんもあそぼー！』

よう『うん！』

よう『え～い！』ﾌﾞﾝｯ!

同級生A『わぁ！』

同級生B『くらえ～！』ｼｭｯ

よう『ふんっ！』ｶﾞｼｯ

同級生B『ぐぬぬ…！』

よう『おかえしだー！』ﾌﾞﾝｯ!

同級生B『うわぁ！』

ちか『よーちゃんすごい！』

よう『えへへー』
　

………

千歌「あの頃は若かったなぁ…」

梨子「いやなに感傷に浸ってるのよ。現段階では曜ちゃんがドッヂボールで無双してる所しか知らないから。」

曜「それとこれとはなんの関係性があるの？」

ルビィ「ふ、二人とも…」

花丸「ブチギレてるずら…」

ダイヤ「それで…話の続きは……」

千歌「あぁ…そうだな……」

鞠莉「なんか無駄にカッコイイわね。」

善子「そして無駄にムカつくわね…」

千歌「それから家に帰って……」
　

………

ちか小3『やっぱりよーちゃんはすごいなー！』

ちか『ちかそんけいしちゃうな～！』

ちか『千歌もカッコよくなりたいなぁ…』

ドタドタ…

ちか『ん？みとねぇの部屋からなんか聞こえる…？』

ちか『みてみよう！』ｽｯ

ちか『！？』

美渡中3『変身！！』ｼﾞｬｷｰﾝ!

美渡『宇宙キター！！』

美渡『ふっ……』

美渡『やっぱフォーゼカッコイイなぁ～！！』

ちか『わぁ～！』ｷﾗｷﾗ

ちか『みとねーすごい！！ちかもやる！』

美渡『ち、ち、ち、千歌！？！？』
　

………

千歌「そこからは早かったな…」

曜「え？私のせいなの？」

果南「美渡ねぇそんな趣味だったとは……！」

ルビィ「あ、あはは…」

ダイヤ「つまりは姉の影響ということですね。」

千歌「あぁ…」

善子「だったら果南さんはどうなのよ。」

果南「うぇ！私ぃ！？」
　

千歌「あ、ちょっと気になるかも！」

曜「小学生の頃は全然そんなのなかったような…」

果南「い、いや～別にいいんじゃない？」

鞠莉「言わないのなら中学の頃に幼稚園児の服を着た果南の写真みせるけど…」

果南「はい！言います！！」

鞠莉「よし♡」

果南「え、えっと…中学2年かな？」

花丸「そ、そんな前ずら！？」

果南「いいじゃんべつに！！」

果南「実は…」
　

………

鞠莉中2『かな～ん！！』

果南中2『ん？』

鞠莉『一緒にかえりましょ～！』

果南『あれ？ダイヤは？』

鞠莉『えっとね～』

ダイヤ中2『天が我を呼んでいる！！』

鞠莉『って言って屋上行ったわ♡』

果南『あはは…』

鞠莉『ダイヤったら変よね～☆』ﾃｸﾃｸ

果南『…否定はしないよ。』ﾃｸﾃｸ
　

鞠莉『果南はなんかないの？』

果南『なにかって…なに？』

鞠莉『ほら…好きなやつとか？』

鞠莉『マリーはヘヴィメタルが好きだけど…』

果南『私は…とくにないかな～？』

鞠莉『果南ったらつまんないわね！』

果南『はいはい。』

鞠莉『あ、私ここだから！』

鞠莉『see you☆』

果南『ばいば～い！』
　

果南『……』

果南（好きなもの…ね。）

果南（まぁ…ないことはないけど……）ﾃｸﾃｸ

果南（私には似合わないといいますか…）ﾃｸﾃｸ

店員『いらっしゃいませ～！』

果南『わぁ…！』

果南（私、松浦果南は……）

果南（フリフリの洋服が大好きです！！）
　

………

千歌「えっ！？そうだったの！？」

果南「う、うん…」

鞠莉「果南ったら大胆なカミングアウトするのね☆」

果南「話を繋げるのに必要なの！」

ルビィ「曜ちゃん次の衣装フリフリでいこう。」

曜「そうだね！」

果南「そこ！なに決めてるの！？」

ルビィ「へ？嫌だった？」

果南「いや…じゃないけど！！」

善子「それで…続きは？」

果南「あ、あぁ…続きは……」
　

………

果南中2（うぅ～！やっぱり可愛い！！）

店員『こちら、ご試着しますか？』

果南『えっ！いいんですか！』

店員『はい！こちらへどうぞ！』ﾆｺｯ

果南『～♪』ﾜｸﾜｸ

果南（楽しみだなぁ～♪）ﾜｸﾜｸ
　

試着室

果南（き、着てしまった…///）

果南（ど、どうかな…似合ってるかな……）ｸﾙｸﾙ

果南（えっと…鏡は……）ﾁﾗｯ

果南『えっ……』

果南（全然似合ってないじゃん……）

果南（やっぱ私にフリフリは似合わないんだ…）ｳﾙｳﾙ

果南（はぁ…現実みよう。）

店員『いかがでしたか？』

果南『いえ…大丈夫です……』ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

店員『あ、ありがとうございました…？』
　

果南『はぁ……』ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

同級生男A『お！松浦じゃん！』

同級生男B『お前もサッカーやろうぜ！』

果南『ん……いいや…』

同級生男A『お、おう……』

同級生男B『あの松浦がサッカーを断るなんて…』

同級生男A『男みたいに遊ぶあいつが…』

同級生男B『変なもんでも食ったのか？』
　

果南の部屋

果南『はぁ……』

果南（フリフリの服が着られるぐらい可愛くなりたいなぁ…）

果南（でもサッカーしたいしなぁ…）

果南（両方出来たらいいのに…）

果南『…はぁ』

プリ！キュア！プリ！キュア！

果南『……ん？』

果南『あれ、これ私が小さい頃見てたプリキュアじゃん。』

果南『再放送かな？』

果南（……あれ？）

キュアブラック『とりゃあ！！』ﾍﾞｼｯ

キュアホワイト『やぁ！』ﾍﾞｼｯ

敵達『ぎゃ～！！』

果南『強いし可愛い…！』

果南『これだ！！！』
　

………

果南「と言うわけです…///」

ルビィ「果南ちゃん…」

果南「あ、あはは…恥ずかしいね。」

梨子「そんなことないです！！」

果南「…え？」

花丸「そうずら！！すごい良いエピソードずら！」

曜「うんうん！」

鞠莉「知らなかったわ…！」

果南「黙っててごめんね…」

千歌「果南ちゃん…」
　

千歌「やっぱり果南ちゃんすごい！」

千歌「それでこそのヒーローだよ！」

果南「ち、千歌？」

千歌「俺もそう！私達は憧れがあってヒーローになったんだ！！」

千歌「かっこよくなりたい！可愛くなりたい！」

千歌「そう言った小さな野望が大きな正義を生み出すんだよ！」

果南「千歌…！」

千歌「だから黒歴史なんて考えないで！」

千歌「これからは俺と一緒に悪を成敗しよう！」

果南「…うん！！」

千歌「じゃあまずは…」ﾁﾗｯ
　

ダイヤ「ヨハネ…感じますか？」

善子「もちろんよ…お姉様……」

ダイヤ「いよいよ"あれ"がやってくる…！」

善子「それを手にしてしまえばヨハネ達は…！」

ダイヤ「あぁ…漆黒の翼を手にすることができる！」

果南「させないよ！！」

ダイよし「だれだ！！」

千歌「内浦の秩序を乱すやつはこのトワイライトタイガーズが許さねぇ！」

果南「千歌！変身よ！」

千歌「おう！」
　

ちかなん「変身！！」

シャキーン！

果南「海の力はみんなの力！」

果南「愛こそ全て！キュアわかめ！」ｼｬｷｰﾝ

梨子（正々堂々とセリフぱくったわ…）

千歌「ちょっと倒してもいい…？」

千歌「答えは聞かないけど！」ﾆﾔﾘ

曜（なんかスピードワゴンの小沢さんみたいだよ…）

鞠莉（ちょっと！それ言ったからもうCv小沢一敬になっちゃうじゃない！）

ダイヤ「ほう…上等ですわ……」
　

ダイヤ「行きますわよ！ヨハネ！」

善子「がってん！」

ちかなん「うぉぉぉ！！」

ダイよし「はぁぁ！！」

ダイヤ「くらえ！闇焔之朱雀！！」ｼｭﾊﾟ

千歌「へぇ…なかなかやるじゃん。」

千歌「まぁ俺より弱いけどね！」

ダイヤ「貴様…！」

善子「堕天秘技！邪夜覇道！！」ﾎﾞｯ!

千歌「なに！」

果南「千歌ちゃん危ない！」

善子「ちっ！」

千歌「すまん！」

果南「困ったときは果南ちゃんにおまかせ♡」
　

ちかなんダイよし「ﾔﾝﾔﾔﾝﾔ…!!」

花丸「なんか大変なことになってるずら…」

ルビィ「で、でも…」

千歌「くらえ～！」ﾆｯｺﾘ

果南「は～ぁ！」ﾆｯｺﾘ

ルビィ「2人ともすっごく楽しそうだよ！」

梨子「そ、そうだね…」

鞠莉「楽しそうならいいんじゃない？」

曜「まぁ高校生でごっこ遊びはあれだけど…」
　

ちかなん「くらえ！トワイライトアタック！！」

ダイよし「ぐはっ！！」

ダイよし「や、やられた……」

千歌「やったね果南ちゃん！」

果南「それじゃあお約束のあれ言おっか！」

千歌「うん！」

果南「せ～の！」

ちかなん「正義は勝つ！！」


おわり！
　

次回…

厨二病の在り方……