【SS】ダイヤ「あ、あの...」鞠莉「このシスコン」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:23:24.58 ID:tz/pTmEd
ダイまり

2: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:24:34.77 ID:tz/pTmEd
鞠莉「ダーイヤ!」ダキッ


ダイヤ「うごっ!!」ヨロッ


鞠莉「さっきから携帯弄ってばかりー」ツンツン


ダイヤ「あ?」


鞠莉「かまって?」


ダイヤ「嫌ですわ」


鞠莉「もぉ、せっかく黒澤家にお泊りに来てるのにぃ」ムスッ


ダイヤ「...」ポチポチ

4: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:25:33.86 ID:tz/pTmEd
鞠莉「ねぇ」


ダイヤ「...」


鞠莉「さっきのこと、まだ怒ってるの?あんぐりーなう?」


ダイヤ「怒ってません」


鞠莉「おこだよぉ」


ダイヤ「怒ってません」


鞠莉「顔、顔がおこモードになってる」


ダイヤ「生まれつきですわ」


鞠莉「かわいそうねぇ」ナデナデ


ダイヤ「...」ペシッ


鞠莉「痛い!」

5: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:27:19.58 ID:tz/pTmEd
ダイヤ「ふんっ」プイッ


鞠莉「おこだぁ...」


ダイヤ「知りません、鞠莉さんなんてルビィと2人で遊んでればいいですわ」


鞠莉「ほら、ほらほらほら!!根に持ってる!!」


ダイヤ「つーん」


鞠莉「ごーめーんーダイヤー」ユサユサ


ダイヤ「...」


鞠莉「あなたを弄るのに、まさかルビィもノッてきてくれると思わなくて...さっきは調子に乗っちゃいました」


ダイヤ「はい、私はあなたとルビィにイジめられました、心が傷つきました、慰謝料を求めますわ」


鞠莉「うわっ、恋人になんてもの要求するのこの子」

6: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:28:24.70 ID:tz/pTmEd
ダイヤ「...」グイグイ


鞠莉「?」


ダイヤ「鞠莉さんは...どれがいいですか」


鞠莉「なになに...」


ダイヤ「この中の」スッ


鞠莉「おぉう!、わんこ!べりーきゅーとわんこ!!」


ダイヤ「お犬さんを飼うとしたら、どのような子がいいかなぁと」


鞠莉「それでさっきから携帯で見てたの?」


ダイヤ「...」コクッ

7: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:29:52.99 ID:tz/pTmEd
鞠莉「この前のリリーとヨハネに影響されたか...」


ダイヤ「ま、まぁ...その」


鞠莉「ふふっ、そうねぇ...マリーなら」


ダイヤ「私はこの子、...かー、この子...でもこの子も」ムムム


鞠莉「マリーこれ!こんのでっかいやつ!!!」


ダイヤ「ゴールデンレトリバーですか...」


鞠莉「そうそう!」


ダイヤ「どうしてですの?」


鞠莉「えー、大っきいほうがいいじゃない?」


ダイヤ「んな安直な」

8: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:30:34.48 ID:tz/pTmEd
鞠莉「あとねー、ダイヤと喧嘩した日はねー、夜にこの子がマリーと一緒に寝てくれるの」


ダイヤ「え、私は?」


鞠莉「ダイヤは床に寝て」


ダイヤ「鞠莉さん、今日まで恋人でいてくれてありがとうございました、さようなら」


鞠莉「やーん!じょーくよ、マリーじょーく!」


ダイヤ「ふんっ」


鞠莉「で、ダイヤが気になってるのは、...うーん...」


ダイヤ「なんですの」


鞠莉「どれも小型ばかり選ぶのね」


ダイヤ「...」

9: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:31:11.59 ID:tz/pTmEd
鞠莉「それも、まるでルビィのような子ばかり」ボソッ


ダイヤ「ぎくっ」


鞠莉「あ、図星」


ダイヤ「いやいや、たまたま、たまたま」ポリポリ


鞠莉「この子なんてちょールビィっぽい」ケラケラ


ダイヤ「そーなんですよ!ここのお耳さんがふわっとしてて!まるでルビィの頭の...」


鞠莉「ふーん」ニヤニヤ


ダイヤ「んんっ...」ゴホン

10: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:31:54.20 ID:tz/pTmEd
鞠莉「シスコン」


ダイヤ「家族想いと言ってほしいですわ」


鞠莉「いやシスコンでしょ」


ダイヤ「私はゴールデンレトリバーは反対です」


鞠莉「んなっ!どうしてよ!!」


ダイヤ「だいたい、毛並みの色があなたと似ていますし」


鞠莉「いやいいでしょ」


ダイヤ「あなたと喧嘩した日の夜、その子を見ると...思い出したくもないあなたの髪の毛を連想して、またイライラしてしまうに決まってますわ!」


鞠莉「失礼!!この子なんて失礼なの!!」

11: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:32:32.94 ID:tz/pTmEd
ダイヤ「なので却下」


鞠莉「ぶーぶー!」


ダイヤ「なんですの?お犬さんではなくブタさんを飼いたいのですか?」


鞠莉「違うわよ!!」


ダイヤ「そうですわね...なら、ブタさんの名前は"マリリン"とかにしましょう、あなたの名前から取って、ほら、試しに鳴いてみてくださいな、ブーブーって」


鞠莉「喧嘩売ってる?喧嘩売ってるわね?」


ダイヤ「ジョークですわ、ダイヤじょーく」


鞠莉「むぅ」


ダイヤ「ふふっ」

12: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:33:06.97 ID:tz/pTmEd
鞠莉「あっ」


ダイヤ「?」


鞠莉「ペンギン!飼う!」


ダイヤ「どーせ私だと言いたいのでしょう」


鞠莉「それはペンギンがかわいそう...」


ダイヤ「ん?喧嘩売り返されました?」


鞠莉「へへーん」


ダイヤ「もぉなんなんですの」クスッ

13: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:34:26.23 ID:tz/pTmEd
-----
---
-


コンコン


ダイヤ「はい」


ルビィ「おねぇちゃ、鞠莉ちゃんも、お風呂準備できましたよー」


鞠莉「ルビィー!!」ダキッ


ルビィ「うごっ!!」ヨロッ


鞠莉「ダイヤがねーダイヤがねー」スリスリ


ルビィ「あーおねぇちゃ、まーた鞠莉ちゃんのことイジめたでしょ」ジトッ


ダイヤ「いじめてませんわよ!!?、え、なに?またってなに???」

14: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:35:40.02 ID:tz/pTmEd
鞠莉「すりすり...ルビィ、あなたいい匂いするわね」


ダイヤ「姉の前でセクハラはやめてくださいな」


ルビィ「おねぇちゃだっていつもするくせして...ルビィと夜一緒に寝るときすりすりーってお顔するの好きな癖して」


ダイヤ「んなっ!!///」


鞠莉「ほーん」


ダイヤ「いやそれは!」


鞠莉「ねぇねぇルビィ、あなたのお姉ちゃんがどんな感じにしてくるのか、マリーお姉ちゃんにしてみて?」


ダイヤ「ちょ」

16: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:38:06.26 ID:tz/pTmEd
ルビィ「んっ...んん...んー...んっ」スリスリ


ダイヤ「っっっ!!!///」


ルビィ「みたいな」


ダイヤ「る、ルビィ!!!!!」


鞠莉「っっっっっへぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」


ダイヤ「や、いやこれは誤解ですわ!」


鞠莉「どういうことですか、ダイヤさん」


ダイヤ「うっ」


鞠莉「恋人の私には、してくれたことない、してくれたことないなぁ...うん、ない」


ルビィ「あー、おねぇちゃ、悪い、これはおねぇちゃが悪い」


ダイヤ「え」

17: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:39:13.88 ID:tz/pTmEd
鞠莉「すりすりされたことない...すりすり...すりりんぐわんうぇい...」


ダイヤ「ん?」


鞠莉「...」グスッ


ルビィ「あー、なーかした、泣ーかした、おねぇちゃが鞠莉ちゃんなーかした」


ダイヤ「いやいやいやいや、嘘泣き、騙されないでルビィ」


ルビィ「かわいそうに」ナデナデ


鞠莉「ルビィ...」


ルビィ「鞠莉ちゃん、今日はルビィと一緒の夜しちゃいますか?」


鞠莉「...うん!ルビィだいちゅきー!!」ギュゥゥウウ

18: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:40:12.29 ID:tz/pTmEd
ルビィ「さっ、ならルビィとお風呂一緒に入りましょうねー」


鞠莉「うん!」


ダイヤ「待って待って待って!お待ちなさい!」


鞠莉「なに」ジトッ


ダイヤ「その...あの...」


ルビィ「...」


鞠莉「...」


ダイヤ「私も、...一緒に」チラッ


ルビィ「だってさ、鞠莉ちゃん」


鞠莉「ふーん」

19: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:41:26.16 ID:tz/pTmEd
ダイヤ「...」アセアセ


鞠莉「...」


ルビィ「...」


鞠莉「仕方ないわねぇ」ニヤニヤ


ルビィ「作戦通りですね」


ダイヤ「...え?」


鞠莉「ダイヤとお風呂一緒作戦」


ダイヤ「は?」


ルビィ「おねえちゃ...いつも恥ずかしがってお風呂一緒してあげてないんだって?」


ダイヤ「いや、それは」メソラシ

20: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:42:22.41 ID:tz/pTmEd
鞠莉「いっくらお願いしてもだめなの...」


ルビィ「かわいそう」ニコニコ


鞠莉「マリーはきっと、ほんとはダイヤに好きく思われてないんだわ...ラブじゃなくてライクなのよきっと」シュン


ルビィ「かわいそう」ニコニコ


ダイヤ「顔、ルビィその顔」


ルビィ「おねぇちゃ、鞠莉ちゃんと入ってあげなきゃだめだよぉ...裸のお付き合いも必要だよ恋人なら」


ダイヤ「なぜ妹からそのようなご指摘を受けねばなりませんの」


鞠莉「まぁでも、今日は仕方ないなぁ、ダイヤがどうしても一緒に入りたいと言うなら仕方ない」ニコニコ


ダイヤ「んなっ!」

21: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:43:28.96 ID:tz/pTmEd
ルビィ「おねぇちゃの負けだよ今回は」


ダイヤ「ルビィあなた...あとで覚えておきなさい」ギロッ


鞠莉「ルビィを叱らないであげて?、マリーがお願いしたことだから...ね?」


ルビィ「うぅ」ウルウル


ダイヤ「その目やめて、ずる」


ルビィ「ずるくぬい」


ダイヤ「え?」


ルビィ「ずるくない」


鞠莉「こーら、喧嘩はノーよ、ずるくぬいよ」


ダイヤ「原因はあなたなのですが?」

22: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:44:06.31 ID:tz/pTmEd
ルビィ「おねぇちゃ、早くしないとお湯冷めちゃう」


ダイヤ「はぁ...今回はおおめにみますわ」


鞠莉「優しい...ベリー優しい」


ルビィ「べりーやさしい、べりーべりー」


ダイヤ「反省してませんね?」


鞠莉「してるよー」ニコニコ


ルビィ「...」コクコクッ


ダイヤ「はぁ...」

23: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:44:42.54 ID:tz/pTmEd
鞠莉「ダイヤとお風呂楽しみー!」


ダイヤ「変なことはなしですわよ?」


鞠莉「変なことってなーにー?マリーわからなーい♪」ニコニコ


ダイヤ「あとそうだ、ルビィ、待ちなさい」


ルビィ「?」


ダイヤ「私のプリン、ないないしないでくださいね?」


鞠莉「ないない?」


ルビィ「3つ入ってた、冷蔵庫」


ダイヤ「1つは食べていいから、あとは私と鞠莉さんの分」


ルビィ「わかってるよぉ」ニコニコ


ダイヤ「ほんとですわね」ジトッ

24: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:45:23.83 ID:tz/pTmEd
ルビィ「ほーら、早くお風呂楽しんできて」ニコッ


ダイヤ「はぁ...まったく」テクテクテク


鞠莉「ありがと、ルビィ♪」


ルビィ「あ、鞠莉ちゃん」グイッ


鞠莉「?」


ルビィ「あの...その...」


鞠莉「なーに?」


ルビィ「さっきのすりすりの話...ですけど」


鞠莉「あー...うん、それが?」

25: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:46:02.86 ID:tz/pTmEd
ルビィ「ごめんなさい...恋人さんがいるのに、おねぇちゃとあんなことしてて」


鞠莉「...」


ルビィ「...」


鞠莉「ふふっ」ポンポン


ルビィ「んっ」


鞠莉「そんなこといいのよ...姉妹が仲良くしてて悪いことなんてないわ?」


ルビィ「...ほんとですか?」


鞠莉「まぁ...それが行き過ぎてたらさすがにマリーも嫌だけど...」

26: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:46:52.72 ID:tz/pTmEd
ルビィ「それは問題ないです!ただ、すりすりも含めてほんとはお姉ちゃん、鞠莉ちゃんにも同じことしてみたいんだと思いますよ」


鞠莉「うん、わかってる...マリーに同じことするのに抵抗あるのも」


ルビィ「ヘタレだから」


鞠莉「そうね、ヘタレだからね」クスッ


ルビィ「あはは」


鞠莉「だから、ルビィも力になってあげて...鞠莉お姉ちゃんからの、お願い」ウィンク


ルビィ「仕方ないですねぇ、世話のかかるお姉ちゃんたちですねぇ」


鞠莉「あら、あなたなかなか言うようになったわね」


ルビィ「えへへ」

27: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 00:58:52.11 ID:tz/pTmEd
「こらー!入るなら早く来なさいな!!」


ルビィ「あ」


鞠莉「呼ばれちゃった、...じゃ、またねルビィ」フリフリ


ルビィ「はい」ニコッ


鞠莉「あ、そうそう」


ルビィ「?」


鞠莉「マリーのプリン、ないないしたら嫌だからね?ダイヤのならともかく」


ルビィ「んー...どーしよっかなぁ」ニコニコ


鞠莉「こらっ」

28: (もんじゃ) 2017/11/06(月) 01:08:10.03 ID:tz/pTmEd
ルビィ「ふふっ、じょーくですよ、ルビィじょーく」


鞠莉「おばか」


バタンッ


ルビィ「...」


ルビィ「はぁ」


ルビィ「恋人さんかぁ」


ルビィ「好きな人と...ちょっと羨ましいかも、お姉ちゃんたち」


ルビィ「...」


ルビィ「なんか悔しいし、ルビィも一緒に、...お風呂お邪魔しちゃおっかな」


ルビィ「ふふっ、なんてね」


おわり

42: (笑) 2017/11/06(月) 12:44:35.39 ID:cjI39BXe
ダイマリいい

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1509895404/

タイトルとURLをコピーしました