【SS】かすみ「果林先輩のハグ最高ですぅ~♪」果林「うふっ、そうでしょ」果南「おいおい、ハグといえば私でしょ」

SS


1: (なっとう) 2022/05/11(水) 11:59:57.76 ID:KRNwd1dz
果南「私といえばハグ、ハグといえば私。この私を忘れてもらっちゃ困るな~ん」

かすみ「あぁ、そう言えば果南先輩もハグをするんでしたっけ」

果林「ハグといえば果南ちゃんの代名詞だものね」

果南「そーそー。てな訳で果林ちゃん、私が本当のハグを教えてあげるよ」

果南「おいでかすみちゃん、一緒にハグしよ♪」

かすみ「なに張り合ってるんですか……」

果林「まぁまぁ、付き合ってあげましょ。行きなさいかすみちゃん」

かすみ「わ、わかりました」

かすみ「失礼します」

果南「えいっ」ハグゥ!!

かすみ「あびゃらぶっ!?痛たたたた!?」ギッチギチ~

果南「あ、やべ力入れすぎた」
 
4: (なっとう) 2022/05/11(水) 12:07:05.72 ID:KRNwd1dz
かすみ「うぇ~ん怖かったですぅ~」

果林「よしよし、もう果南ちゃんなにやってるのよ」ナデナデ

果南「ごめんごめん、気合を入れてやったらつい」

果南「もう1回、今度は優しくハグするからさ。おいで」スッ

かすみ「ほ、本当ですかぁ……」オソルオソル

果南「ん」ハグゥ

かすみ「あ……これ、いい」トローン

かすみ(果南先輩もふわふわふかふかで、でもしっかりと抱きしめられてる安心感が)

かすみ「うぇへへへ~気持ちいいです~♪」スリスリ

果南「うふふ、まぁ私がちょっと本気を出せばこんなもんよ」フンス

果林「……あらあら、そうなの」
 
8: (なっとう) 2022/05/11(水) 12:21:57.18 ID:KRNwd1dz
果林「果南ちゃん、あなたさっき『本当のハグを教える』って言ったわよね」

果林「だけどただ抱きしめるだけじゃ本当のハグとは言えないのよ」

果南「え?そーなの?」

かすみ「そもそもハグに本当とか嘘とかあるんですか」

果林「嘘とまでは言わないけど……とにかくかすみちゃん、こっちにいらっしゃい」

かすみ「なんなんですか……」

果林「ふふっ、いい?こうやってハグをして」ギュッ

果林「─チュッ♡」

かすみ「ふぇっ!?////」

果南「なななな、なにしてるの果林ちゃん!?////」

果林「これがハグ&キス、欧米ではここまでやるらしいわよ。エマが言っていたわ」

果林「これこそが本当のハグって訳」ドヤァ

果南「ぬぐぐぐ……やるねぇ果林ちゃん」
 
15: (なっとう) 2022/05/11(水) 12:42:00.12 ID:KRNwd1dz
果南「私も負けてらんない、かすみちゃんおいで!!」グイッ

かすみ「ちょ、引っ張らないでください~」

果南「まずはハグをして」ハグゥ

果南「そしてき、き、きっしゅを……////」プルプル

かすみ「果南先輩……無理をしなくても、て言うかそんな顔で見つめられると私も恥ずかしいですぅ////」

果南「無理じゃない!!////い、いくよ!!」

果南「─ちゅ、チュッ////」

果南「─ど、どうかなん?////」

かすみ「かわいいです」

果林「かわいいわね」

果南「かわっ……!?////やっぱ恥ずかしいよぉ~////」
 
17: (なっとう) 2022/05/11(水) 12:53:02.45 ID:KRNwd1dz
果林「ふっ……」アシクミ

かすみ「なんですか急にこれ見よがしに足を組んだりして」

果南「足長……キレイな足だっていう自慢かなん?」

果林「自慢……そうね、この足も自信があるわ」

果林「そうだ、かすみちゃん膝枕してあげるわ。この自慢の足を堪能させてあ・げ・る♪」

かすみ「なんだか謎の対決になってますね」

果南「果林ちゃんも負けず嫌いだなぁ、脚力なら私も自慢なんだけど」

かすみ「私の事蹴り飛ばさないでくださいね?」
 
19: (なっとう) 2022/05/11(水) 13:08:54.95 ID:KRNwd1dz
果林「ほら、なにをしてるの」ポンポン

かすみ「はいはい今行きますよ」ゴロン

かすみ「─ほあぁっ!?これは……な、なんて太もも……!!」

かすみ「太ももはもちもち、タイツはすべすべで……た、たまりません!!」

かすみ「これは最高の膝枕ですねぇ~」スリスリ

果林「そうでしょ、私の膝枕は彼方のお墨付きなのよ」ナデナデ

かすみ「おほ~ごろにゃ~ん♡」ウットリ

果南「か、かすみちゃん!!私は!?私は!?」

かすみ「う~ん」ゴロン

かすみ「果南先輩は……悪くないですけど、ちょっと硬いかも」

果南「んなっ!?普段から鍛えてるからだうわ~ん!!」

果林「ふふん、惜しかったわね果南ちゃん」ニヤリ
 
21: (なっとう) 2022/05/11(水) 13:20:29.72 ID:KRNwd1dz
果林「あ、そうそう」

果林「あとはねぇ、藤黄の姫乃ちゃんによくやってあげるんだけど」

果林「こうすると喜ぶのよねあの娘」アゴクイ

かすみ「ひゃっ!?////」ドキッ

果南「わ、それ梨子ちゃんがよく本で見てるシーンだぁ////」メカクシ

果林「このままキスでも……しちゃおうかしら♡」

かすみ「ふぁっ!?////」

果林「─なーんて、冗談よ♪」パチッ

かすみ「あ~ドキドキしたぁ////」

果南「私も……やられてないけど////」

果林「ふふ、果南ちゃんにもやってあげるわ」クイッ

果南「ふぇ?きゃっ!?////」

果南「やめてぇ~そんなに見つめないで~////」

果林「まぁ、かわいい反応してくれるわね♪」クスクス

かすみ「む、かわいいと言われると私も対抗したくなりますね」
 
22: (なっとう) 2022/05/11(水) 13:34:19.48 ID:KRNwd1dz
果南「はうぅ~////」プシュー

果林「うふっ、かすみちゃん達にはちょっと刺激が強すぎたかしら♪」

かすみ「流石虹ヶ咲のセクシー担当、恐るべしですね」

果林「果南ちゃんにはこんな事出来ないかしらね」

果南「─いや、そんな事ないよ」

果南「私だって鞠莉にやってあげた……これがある!!」ガシッ

かすみ「うわぁっ!?これは!?」

果林「へぇ、お姫様抱っこってやつね」

果南「むふー♪かすみちゃん軽いねぇ」

かすみ「果南先輩……なんて力強い……本物のお姫様になったみた~い♪でへへ~////」

果南「よーしよしよし、いい子ですね~」ユラユラ

かすみ「─って、かすみんは赤ちゃんじゃありませ~ん!!もぉ~雰囲気ぶち壊し~」

果南「おっとしまった、てへっ♪」

果林「……」ジーッ

果南「お?」
 
24: (なっとう) 2022/05/11(水) 13:50:29.03 ID:KRNwd1dz
果南「なんだ果林ちゃ~ん物欲しそうな目して」ニヤニヤ

果林「─はっ!?な、なんでもないわよ!!」メソラシ

果南「やって欲しいのかなん?果林ちゃんだって出来るよ」

果林「わ、私はいいわよ」

果南「遠慮しないで、さっきのお返し」ガシッ

果林「きゃっ!?////まさか私まで抱っこされるなんて」

果南「おやおやぁ?さっきまでの決め顔が嘘みたいにかわいくなってるねぇ」ニヤニヤ

果林「だ、だって……こんな事されるの初めてなんだもの////」

果南「にしししし♪そかそか」

かすみ「果林先輩まで軽々と抱っこするなんて果南先輩すごい力持ち……」
 
27: (なっとう) 2022/05/11(水) 14:07:43.39 ID:KRNwd1dz
果林(抱っこなんてされたの、小さい頃以来だわ)

果林(なんだか果南ちゃんがお母さんみたいに見えて……)

果林「ん……お母さん」スリスリ

果南「へ?」

かすみ「は?お母さん?」

果林「ちっ、違っ!!////そう!!さっきかすみちゃんを抱っこした姿がお母さんみたいだなって」アタフタ

果南「へぇ~果林ちゃんてば意外と甘えん坊?」ニヤニヤ

かすみ「そう言えばこの前エマ先輩に耳掻きしてもらってましたねぇ」ニヤニヤ

果林「ちょ!?かすみちゃんあなたなんて事を!!////」

果南「いいよ~私をお母さんだと思って甘えな~」ユラユラ

果林「あ、ああ、あああ……!!」

果林「だっ、ダメぇっ!!おろして!!」バッ

果南「あははごめんごめん、少し悪ノリし過ぎたみたいだね」

かすみ「クールな果林先輩の意外な素顔見ちゃいました」
 
29: (なっとう) 2022/05/11(水) 14:22:38.88 ID:KRNwd1dz
かすみ「それにしても、果南先輩って力持ちですよねぇ」

かすみ「いくら女の子とはいえ私や果林先輩まで軽々と持ち上げるんだから」

果南「そりゃあ私は普段から運動して体を鍛えてるし、これくらい朝飯前だよ」

果南「それに、よくマルが抱っことかおんぶをせがんでくるから慣れてるんだ」

果林「私とは方向性は違うけど果南ちゃんもストイックなのね」

かすみ「じゃ、じゃあ肩車とかも出来たりします?」

果南「あ~肩車ね、多分出来るんじゃないかなん」

果南「よいしょー」グイッ

かすみ「わぁ~すごいすご~い高~い♪」キャッキャッ

果林「あらあら、かすみちゃんもすっかりはしゃいじゃって。私の事言えないわよ」

かすみ「私はかわいい後輩キャラが売りだからいいんですよーだ」

果南「果林ちゃんもやる?」

果林「流石にお断りするわ、私に肩車なんてしたら天井に頭ぶつけるわよ」

果南「あー」

かすみ「想像すると中々シュールですね」
 
31: (なっとう) 2022/05/11(水) 14:33:37.43 ID:KRNwd1dz
果林「そう言えば……」

果林「かすみちゃんはやってもらったけど、まだ私果南ちゃんのハグを体験していないわね」

かすみ「あー最初は私ばかり色々やられましたね」

果南「いつの間にか私と果林ちゃんも一緒になったけど」

果林「やはりかすみちゃんの感想だけではわからないわよね」

果林「と言う訳で、改めてどちらのハグが気持ちいいか」

果南「お互い身をもって判断する訳だね、面白いじゃん」

かすみ「果林先輩、単に甘えたいだけじゃ」

果林「こ、こほんっ!!そんな訳ないでしょ」

果南「まぁどっちだっていいよ」

果林「よくないわ、いい?私は甘えたい訳じゃないからね。真剣にやるわよ」
 
32: (なっとう) 2022/05/11(水) 14:42:32.14 ID:KRNwd1dz
果林「さ、まずは私からハグをしてあげるわ。うふん♡」ギュッ

果南「な、なんだか抱き方が色っぽい////」ポフンッ

果南「─うんうん、果林ちゃんも中々ハグがうまいね」

果南「お、この腹筋、結構いい筋肉してるねぇ」サワサワ

果林「確かにスタイルを維持する為に私もトレーニングはいるけど、褒める所そこ?て言うかどこ触ってるのよ////」カァァ

かすみ「果南先輩らしいですね」

果南「あ、でも……なんだかいい匂いが。香水かなにか使ってる?」スンスン

かすみ「それ、私も思いました。なんの匂いですかぁ?」

果林「ふふ、これは最新のトレンドの香水よ。いい香りでしょう」

果林「オシャレをするなら香りにもこだわらないとね」

果南「ほうほうなるほど、流石は現役モデル」

かすみ「私も香水使ってみようかな」
 
33: (なっとう) 2022/05/11(水) 14:51:26.08 ID:KRNwd1dz
果南「それじゃ、今度は私の番だね」

果南「おいで果林ちゃん、一緒にハグしよ♪」ハグゥ

果林「ん~」スリスリ

果南「お~いきなりそうきたか」

かすみ「果林先輩さっき言った事忘れてませんかね」

果林「違うわこれは分析してるのよ勘違いしないで」(早口)

果林「─そうね……筋肉質だけどちゃんと女の子らしく柔らかい部分も残してある」サワサワ

果南「ふひっ……wちょ、くすぐったいってばw」

果林「そしてなにより包み込まれるような母性を感じるわ、エマに近いものを感じるわね」

かすみ「うわぁ、なんか解説し始めた」

果林「これは自信を持つのも頷けるわ、素晴らしいハグね」

果南「なんかよくわかんない事言ってるけど要は?」

果林「すっごく気持ちいいわ~!!」ムンギュー

果南「はは、やっと正直になったね」ナデナデ

かすみ「果林先輩いきなりはっちゃけましたね」
 
34: (なっとう) 2022/05/11(水) 15:00:00.95 ID:KRNwd1dz
かすみ「なんだか果林先輩の方がドハマリしてましたけど果南先輩の勝ち、なんですかね」

果南「いや、果林ちゃんのハグには私にはないものもあった」

果南「あの色気は私には出せないや」

果南「私も自信あったけど果林ちゃんもよかった」

果南「かすみちゃんはどう思った?」

かすみ「私、ですか?そうですねぇ~果林先輩も果南先輩もどっちも柔らかくてい気持ちよくて……」

かすみ「判断がつきませんね」

果南「もうそれでいいんじゃないかな、かすみちゃんと果林ちゃんが喜んでくれたのなら私は満足だよ」

果南「ハグを通して2人と仲良くなれたし、ね」

かすみ「そう考えると欧米の挨拶がハグ&キスってのもなんだか説得力ありますね」

果南「そうそう、ハグは仲良くなる為のおまじないだよ」
 
35: (なっとう) 2022/05/11(水) 15:07:02.52 ID:KRNwd1dz
果林「そうよね、やっぱりハグはいいわよね」スリスリベッタリ

かすみ「黙ってたかと思えばいつまでくっついてるんですか」

果林「だって離れられないんだもの、ねぇあなたもいらっしゃい」グイッ

果南「そうそう、かすみちゃんもおいで。一緒にハグしよ♪」ハグゥ

かすみ「ちょむぐっ!?」ズボッ

かすみ(果南先輩と果林先輩の胸に挟まれて息ががが……死ぬ!!私死んじゃう~!!)シロクロ

果南「あはは、かすみちゃんそんなにはしゃがなくても」

果林「かすみちゃんも甘えん坊さんねぇうふふ」

かすみ「んんん~~!!んん~~!!」ジタバタ

果林「ねぇ果南ちゃん、あなたのハグ最高だわ」

果林「また……こうしてハグしない?」

果南「ふふっ、もちろん。また一緒にハグしよ♪」

果林「─ふふっ♪」ニコッ

果南「─あははっ♪」ニコッ





かすみ「」ピクピク
 
36: (なっとう) 2022/05/11(水) 15:07:46.38 ID:KRNwd1dz
終わりです、最後まで読んでいただきありがとうございました
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1652237997/

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