1: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:45:17.84 ID:f3gUDavS
──愛の家
ポツ ポツ
歩夢「わぁ…」
歩夢「ねぇ、愛ちゃん」
愛「んー?」
歩夢「…今日は無理だと思ってたけど…見えるよ、月」
愛「…お、ほんとだ!若干だけど見えるね」
愛「雨降ってるのに珍しいなぁ」
ポツ ポツ
歩夢「わぁ…」
歩夢「ねぇ、愛ちゃん」
愛「んー?」
歩夢「…今日は無理だと思ってたけど…見えるよ、月」
愛「…お、ほんとだ!若干だけど見えるね」
愛「雨降ってるのに珍しいなぁ」
2: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:45:50.52 ID:f3gUDavS
歩夢「こういうの、ことわざか何かであったよね」
愛「えーっと…雨夜の月?」
歩夢「あ、それだね。確か意味は…」
愛「そこに存在はしてるけど目には見えないもののたとえだったかな」
歩夢「滅多に起こらない事が起こる時にも使われるらしいよね」
愛「うん、でもほんと…滅多にないよね。こんな天気なのに月が見れるなんてさ」
歩夢「予報では晴れだったのに急に降り出しちゃったから…残念だったけど結果的に良かったね」
愛「えーっと…雨夜の月?」
歩夢「あ、それだね。確か意味は…」
愛「そこに存在はしてるけど目には見えないもののたとえだったかな」
歩夢「滅多に起こらない事が起こる時にも使われるらしいよね」
愛「うん、でもほんと…滅多にないよね。こんな天気なのに月が見れるなんてさ」
歩夢「予報では晴れだったのに急に降り出しちゃったから…残念だったけど結果的に良かったね」
4: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:46:31.88 ID:f3gUDavS
愛「あははっ、だね。奇跡だよ」
愛「お月見中止しなくて良かったよ、ほんとに」
歩夢「ふふっ…そうだね」
歩夢「正直晴れの日の方が綺麗に見れただろうけど…」
歩夢「これはこれでいいかな」
愛「ほんと?」
歩夢「うんっ、だって奇跡のお月様だもん」
歩夢「形はどうであっても…こうして愛ちゃんと見ることが出来て嬉しいな」
愛「…そっか、歩夢が喜んでくれたなら良かったよ。アタシも嬉しい!」
愛「お月見中止しなくて良かったよ、ほんとに」
歩夢「ふふっ…そうだね」
歩夢「正直晴れの日の方が綺麗に見れただろうけど…」
歩夢「これはこれでいいかな」
愛「ほんと?」
歩夢「うんっ、だって奇跡のお月様だもん」
歩夢「形はどうであっても…こうして愛ちゃんと見ることが出来て嬉しいな」
愛「…そっか、歩夢が喜んでくれたなら良かったよ。アタシも嬉しい!」
6: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:47:21.09 ID:f3gUDavS
歩夢「誘ってくれてありがとね、愛ちゃん」
愛「えっへへ、どいたま!」
歩夢「ふふ、どいたまって古いね愛ちゃん…」
歩夢「…あ、そうだ…お団子食べる?作ってきたんだ」
愛「おっ、ほんとに!?ありがとー!」
歩夢「どいたま」ニコ
愛「…えっへへ」ニコ
愛「えっへへ、どいたま!」
歩夢「ふふ、どいたまって古いね愛ちゃん…」
歩夢「…あ、そうだ…お団子食べる?作ってきたんだ」
愛「おっ、ほんとに!?ありがとー!」
歩夢「どいたま」ニコ
愛「…えっへへ」ニコ
7: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:48:05.32 ID:f3gUDavS
愛「わぁめっちゃおいしそう!」
歩夢「愛ちゃんに食べて欲しかったから…口に合えばいいけど」
愛「えー何言ってんのー歩夢が作ったものなら絶対美味しいじゃん」
愛「ていうか作ってきてくれただけでほんとに嬉しいよ」
愛「やっぱりお月見にはお団子がつきものだもんね、月だけにね!」
歩夢「うん面白いからはやく食べて愛ちゃん」
愛「いや返しが雑!」
歩夢「愛ちゃんに食べて欲しかったから…口に合えばいいけど」
愛「えー何言ってんのー歩夢が作ったものなら絶対美味しいじゃん」
愛「ていうか作ってきてくれただけでほんとに嬉しいよ」
愛「やっぱりお月見にはお団子がつきものだもんね、月だけにね!」
歩夢「うん面白いからはやく食べて愛ちゃん」
愛「いや返しが雑!」
8: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:48:50.70 ID:f3gUDavS
愛「…ん、じゃあいただきますっ」
歩夢「うん、どうぞー」
パクッ
愛「……」モグモグ
歩夢「…どうかな?」ジッ
愛「んー…」モグモグ
愛「うんっ!めっちゃおいしい!」
歩夢「ほんと?良かったぁ」
歩夢「お茶いる?」
愛「うんっ」
歩夢「うん、どうぞー」
パクッ
愛「……」モグモグ
歩夢「…どうかな?」ジッ
愛「んー…」モグモグ
愛「うんっ!めっちゃおいしい!」
歩夢「ほんと?良かったぁ」
歩夢「お茶いる?」
愛「うんっ」
9: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:49:35.91 ID:f3gUDavS
歩夢「はい」ズイ
愛「ありがとー」ズズッ
愛「ん…ほら歩夢も食べなよ、あーん」
歩夢「え、ええ?いいよ…恥ずかしいし…」
愛「いいじゃんいいじゃん、うちらの仲じゃん」
歩夢「う、ん…じゃあ……あーん…」パク
歩夢「……」モグモグ
愛「おいしいでしょ」
愛「ありがとー」ズズッ
愛「ん…ほら歩夢も食べなよ、あーん」
歩夢「え、ええ?いいよ…恥ずかしいし…」
愛「いいじゃんいいじゃん、うちらの仲じゃん」
歩夢「う、ん…じゃあ……あーん…」パク
歩夢「……」モグモグ
愛「おいしいでしょ」
10: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:50:14.44 ID:f3gUDavS
歩夢「…うん、でも…自分で言うのもなんだけどおいしい」
愛「でしょ!ほんとおいしいよ、お団子も難なく作れちゃうとかお嫁にきてほしいレベル!」
愛「ていうかきてねっ」
歩夢「あー、お団子で私の人生決まっちゃったかぁ…」
愛「まっさかー、お団子関係なくきてほしいぞー?」
歩夢「ほんとに?」
愛「ほんとにほんと!」ニコ
歩夢「…そっか、じゃあいこうかな」
愛「でしょ!ほんとおいしいよ、お団子も難なく作れちゃうとかお嫁にきてほしいレベル!」
愛「ていうかきてねっ」
歩夢「あー、お団子で私の人生決まっちゃったかぁ…」
愛「まっさかー、お団子関係なくきてほしいぞー?」
歩夢「ほんとに?」
愛「ほんとにほんと!」ニコ
歩夢「…そっか、じゃあいこうかな」
11: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:50:57.26 ID:f3gUDavS
愛「いつでもウェルカムだよっ」
歩夢「………」
愛「…?あれ?にやにやしてる?」
歩夢「!ぇっ、しっ…してないよ?」
愛「してたよ、嬉しそうに」
歩夢「してないもん、嬉しくないもん」
愛「そうなの?」
歩夢「……嬉しいもん」
歩夢「………」
愛「…?あれ?にやにやしてる?」
歩夢「!ぇっ、しっ…してないよ?」
愛「してたよ、嬉しそうに」
歩夢「してないもん、嬉しくないもん」
愛「そうなの?」
歩夢「……嬉しいもん」
12: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:51:38.36 ID:f3gUDavS
愛「ぷっ、ふ…あはは!何それ~っ」
歩夢「むぅ…」
歩夢「……」コテン
愛「…ん?」
歩夢「…意地悪だね愛ちゃん」
愛「…えへへ、ごめんごめん」
歩夢「むぅ…」
歩夢「……」コテン
愛「…ん?」
歩夢「…意地悪だね愛ちゃん」
愛「…えへへ、ごめんごめん」
13: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:52:50.99 ID:f3gUDavS
──
シーン…
愛「あ…雨止んでるっぽい?」
歩夢「あ、うん…ぽつぽつ聞こえてたけど…急に静かだね」
愛「だね~、この雰囲気好き」
歩夢「私も好きだなぁ」
歩夢「……ね、歩夢」
歩夢「ん、なぁに?愛ちゃん」
愛「えっと、その……月、綺麗だね」
シーン…
愛「あ…雨止んでるっぽい?」
歩夢「あ、うん…ぽつぽつ聞こえてたけど…急に静かだね」
愛「だね~、この雰囲気好き」
歩夢「私も好きだなぁ」
歩夢「……ね、歩夢」
歩夢「ん、なぁに?愛ちゃん」
愛「えっと、その……月、綺麗だね」
14: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:53:30.16 ID:f3gUDavS
歩夢「…どっちの意味?」
愛「………どっちも」
歩夢「…そっか」
歩夢「…じゃあ月は敵だね」
愛「…ぇ、え?なんで??」
歩夢「奪われた気持ちになるから」
愛「う、ん…?ん?アタシが…?」
歩夢「そう、愛ちゃんが」
愛「…月に?」
愛「………どっちも」
歩夢「…そっか」
歩夢「…じゃあ月は敵だね」
愛「…ぇ、え?なんで??」
歩夢「奪われた気持ちになるから」
愛「う、ん…?ん?アタシが…?」
歩夢「そう、愛ちゃんが」
愛「…月に?」
16: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:54:17.88 ID:f3gUDavS
歩夢「うん」
愛「…すごい独占欲」
歩夢「えへへ」
歩夢「それから、私の本当に欲しい言葉もだよ」
愛「え?」
歩夢「だって、それは愛ちゃんの言葉じゃないもん」
歩夢「…私が好きになった太陽は、いつだって…どこでだって真っ直ぐだったよ」
歩夢「だから…伝えたいことがあるなら…他の誰のでもない、愛ちゃんの言葉でお願いします」ニコ
愛「…すごい独占欲」
歩夢「えへへ」
歩夢「それから、私の本当に欲しい言葉もだよ」
愛「え?」
歩夢「だって、それは愛ちゃんの言葉じゃないもん」
歩夢「…私が好きになった太陽は、いつだって…どこでだって真っ直ぐだったよ」
歩夢「だから…伝えたいことがあるなら…他の誰のでもない、愛ちゃんの言葉でお願いします」ニコ
17: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:54:52.25 ID:f3gUDavS
愛「ぅ…だよね、愛さん完璧にヘタれちゃってたかも」
歩夢「愛ちゃんってこういうことになるとヘタれちゃうもんね」
愛「あぅ…否めないのが悔しい…」
歩夢「愛ちゃんからそういうの聞いたことないし」
愛「いや…いや…そんなことないよ…あったよ確か…うん」
歩夢「照れ隠しにダジャレでオチ付けるパターンはカウントしないよ?」
歩夢「オチ付くと私が落ち着かないもん」
歩夢「愛ちゃんってこういうことになるとヘタれちゃうもんね」
愛「あぅ…否めないのが悔しい…」
歩夢「愛ちゃんからそういうの聞いたことないし」
愛「いや…いや…そんなことないよ…あったよ確か…うん」
歩夢「照れ隠しにダジャレでオチ付けるパターンはカウントしないよ?」
歩夢「オチ付くと私が落ち着かないもん」
18: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:55:34.11 ID:f3gUDavS
愛「!ぷっ…はっ!ちょっ、急にうまいこと言わないでよ…っ!」
愛「て、ていうか歩夢の方こそ意地悪じゃん…」
歩夢「意地悪じゃないよ、ちゃんと聞きたいもん」
愛「ぅっ…んんー…まぁ、そうだよね…愛さんのダジャレ無しだったら言ったことないかも」
愛「ていうか…言えたことないや」
歩夢「そうだよ、たまにはストレートに言って欲しいな」
歩夢「当然、真心込めてね」
愛「そ、それはもちろん…いつだって真心込めてるからねっ」
歩夢「うん、知ってるよ」
愛「て、ていうか歩夢の方こそ意地悪じゃん…」
歩夢「意地悪じゃないよ、ちゃんと聞きたいもん」
愛「ぅっ…んんー…まぁ、そうだよね…愛さんのダジャレ無しだったら言ったことないかも」
愛「ていうか…言えたことないや」
歩夢「そうだよ、たまにはストレートに言って欲しいな」
歩夢「当然、真心込めてね」
愛「そ、それはもちろん…いつだって真心込めてるからねっ」
歩夢「うん、知ってるよ」
19: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:56:11.94 ID:f3gUDavS
愛「…お、おっけ…じゃあ、ちゃんと伝えます…」
愛「………」
歩夢「……」
歩夢「やっぱり恥ずかしい?」
愛「…スーパーウルトラハイパーミラクル恥ずかしい」
歩夢「ふっ…何それ」クスッ
歩夢「やっぱり愛ちゃんも羞恥心とかあるんだね」
愛「いや失礼なっ、全然あるよ」
歩夢「ふふ、愛ちゃんも女の子だもんね~」グリグリ
愛「………」
歩夢「……」
歩夢「やっぱり恥ずかしい?」
愛「…スーパーウルトラハイパーミラクル恥ずかしい」
歩夢「ふっ…何それ」クスッ
歩夢「やっぱり愛ちゃんも羞恥心とかあるんだね」
愛「いや失礼なっ、全然あるよ」
歩夢「ふふ、愛ちゃんも女の子だもんね~」グリグリ
20: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:56:42.48 ID:f3gUDavS
愛「んにゃあちょっとー!肩くすぐったいよっ」
歩夢「えへへ」
愛「…もぉ、楽しそうだね歩夢」
歩夢「恥ずかしそうな愛ちゃんを見れることってそんなにないからね」
愛「やっぱり意地悪じゃんかー」
歩夢「ふふ、否めないかも」
愛「敵わないなぁ、歩夢には」
歩夢「…それはこっちのセリフでもあるよ」ボソ
愛「ん?」
歩夢「えへへ」
愛「…もぉ、楽しそうだね歩夢」
歩夢「恥ずかしそうな愛ちゃんを見れることってそんなにないからね」
愛「やっぱり意地悪じゃんかー」
歩夢「ふふ、否めないかも」
愛「敵わないなぁ、歩夢には」
歩夢「…それはこっちのセリフでもあるよ」ボソ
愛「ん?」
21: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:57:18.06 ID:f3gUDavS
歩夢「……じゃあ、愛ちゃんが言えないなら、私から言おっか?」
歩夢「私もスーパーウルトラハイパーミラクルグレートエクセレント恥ずかしいけど…」
愛「おいおい軽々とアタシの上いくな」
愛「…いや、今回は愛さんから言いたい。言わせてくださいっ」
歩夢「…うん、じゃあ待ってるね」
愛「…手、握っていい?」
歩夢「…ぎゅーがいいな」
愛「え?」
歩夢「…多分、そっちの方が言いやすいよね?」
愛「そうかもだけど…いいの?」
歩夢「私もスーパーウルトラハイパーミラクルグレートエクセレント恥ずかしいけど…」
愛「おいおい軽々とアタシの上いくな」
愛「…いや、今回は愛さんから言いたい。言わせてくださいっ」
歩夢「…うん、じゃあ待ってるね」
愛「…手、握っていい?」
歩夢「…ぎゅーがいいな」
愛「え?」
歩夢「…多分、そっちの方が言いやすいよね?」
愛「そうかもだけど…いいの?」
22: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:57:51.20 ID:f3gUDavS
歩夢「うん、というか…耳元で聞けたらすごく幸せだなぁって思っちゃった」
歩夢「だから、ぎゅーがいいな」
愛「……」
歩夢「…はい、愛ちゃんっ」スッ
愛「ぉ…じゃ…じゃあ、お邪魔します」ギュッ
歩夢「ん、どうぞ」ギュウ
愛「………」
歩夢「……やっぱり細いね、愛ちゃん」
愛「歩夢こそ…ていうか、これはこれでちょっと恥ずかしいね」
歩夢「ふふ…でも安心するよね、大好きな匂いがする」
歩夢「だから、ぎゅーがいいな」
愛「……」
歩夢「…はい、愛ちゃんっ」スッ
愛「ぉ…じゃ…じゃあ、お邪魔します」ギュッ
歩夢「ん、どうぞ」ギュウ
愛「………」
歩夢「……やっぱり細いね、愛ちゃん」
愛「歩夢こそ…ていうか、これはこれでちょっと恥ずかしいね」
歩夢「ふふ…でも安心するよね、大好きな匂いがする」
23: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:58:19.42 ID:f3gUDavS
愛「なんか…大胆なんだかそうじゃないんだか分かんないよね、歩夢って」
歩夢「お互い様だよね」
愛「……あっはは、確かに」
歩夢「愛ちゃんってこういうことになると弱っちゃうから…自然とこっちが大胆になっちゃうのかな」
愛「…やば、そのメカニズム」
歩夢「えへへ…」
愛「………」
愛「……こほん」
愛「……ね、歩夢」
歩夢「…なぁに?愛ちゃん」
歩夢「お互い様だよね」
愛「……あっはは、確かに」
歩夢「愛ちゃんってこういうことになると弱っちゃうから…自然とこっちが大胆になっちゃうのかな」
愛「…やば、そのメカニズム」
歩夢「えへへ…」
愛「………」
愛「……こほん」
愛「……ね、歩夢」
歩夢「…なぁに?愛ちゃん」
24: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:59:01.75 ID:f3gUDavS
愛「あのね」
歩夢「うん」
愛「…アタシね、歩夢のこと…愛してるよ」
歩夢「……うん」
歩夢「私も、愛してるよ。愛ちゃんのこと」
シーン
歩夢「……」
愛「…っ…」ギュゥゥッ
歩夢「……ん…ぁ、愛ちゃん…?」
愛「やばい、離したくなくなっちゃった」
歩夢「っ……そうだね」
歩夢「でも、今の愛ちゃんの顔…見てみたいかな」
愛「いや…余計離したくないやつじゃん」
歩夢「うん」
愛「…アタシね、歩夢のこと…愛してるよ」
歩夢「……うん」
歩夢「私も、愛してるよ。愛ちゃんのこと」
シーン
歩夢「……」
愛「…っ…」ギュゥゥッ
歩夢「……ん…ぁ、愛ちゃん…?」
愛「やばい、離したくなくなっちゃった」
歩夢「っ……そうだね」
歩夢「でも、今の愛ちゃんの顔…見てみたいかな」
愛「いや…余計離したくないやつじゃん」
25: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 22:59:44.53 ID:f3gUDavS
歩夢「…ふふっ。ちょっとね…愛ちゃんが告白してくれた時の事、思い出しちゃったんだ」
歩夢「すごく必死に…真っ赤な顔で気持ちを真っ直ぐに伝えてくれて…」
歩夢「あんな顔する愛ちゃんが、私にはすごく新鮮で、伝わる気持ちも含めて嬉しくなったんだ」
歩夢「きっと滅多に見れないよね、愛ちゃんの…あんなに真っ赤な顔」
愛「……」
歩夢「…今、そんな顔してそうだなぁって思ったから」
愛「……歩夢だってそうでしょ?」
歩夢「…そうだね、実はすごく顔が熱くて…顔合わせるのがちょっと恥ずかしいよ」
歩夢「だから私も結構余裕ない…けど…それでも、愛ちゃんの顔が見たい」
愛「…分かった」
歩夢「すごく必死に…真っ赤な顔で気持ちを真っ直ぐに伝えてくれて…」
歩夢「あんな顔する愛ちゃんが、私にはすごく新鮮で、伝わる気持ちも含めて嬉しくなったんだ」
歩夢「きっと滅多に見れないよね、愛ちゃんの…あんなに真っ赤な顔」
愛「……」
歩夢「…今、そんな顔してそうだなぁって思ったから」
愛「……歩夢だってそうでしょ?」
歩夢「…そうだね、実はすごく顔が熱くて…顔合わせるのがちょっと恥ずかしいよ」
歩夢「だから私も結構余裕ない…けど…それでも、愛ちゃんの顔が見たい」
愛「…分かった」
26: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 23:00:19.42 ID:f3gUDavS
その囁くような一言を最後に、隙間なく密着した二人の身体が離れていく
余韻がある分、少し名残惜しくも感じる…
でも、次の瞬間に現れた愛ちゃんの…月灯りに照らされた真っ赤な顔を見て自然と笑みがこぼれた
歩夢「…ふふっ、やっぱり」
愛「むっ…歩夢だって…」
余韻がある分、少し名残惜しくも感じる…
でも、次の瞬間に現れた愛ちゃんの…月灯りに照らされた真っ赤な顔を見て自然と笑みがこぼれた
歩夢「…ふふっ、やっぱり」
愛「むっ…歩夢だって…」
27: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 23:00:52.10 ID:f3gUDavS
少しむくれた愛ちゃんの顔…そんな表情を見るのも新鮮で…
でも、指摘したら流石に怒っちゃうかな
こつん…と、額を合わせて
愛ちゃんの頬に触れる
歩夢「…ありがとね、愛ちゃん」
愛「ん…うん?」
歩夢「こうしてお月見出来て…」
歩夢「こうして月の下で愛ちゃんに見つめてもらえて」
歩夢「この上なく幸せだよ」
でも、指摘したら流石に怒っちゃうかな
こつん…と、額を合わせて
愛ちゃんの頬に触れる
歩夢「…ありがとね、愛ちゃん」
愛「ん…うん?」
歩夢「こうしてお月見出来て…」
歩夢「こうして月の下で愛ちゃんに見つめてもらえて」
歩夢「この上なく幸せだよ」
28: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 23:02:21.65 ID:f3gUDavS
愛「…それは、愛さんもだよ」
歩夢「うん、知ってる」
愛「あっはは、めっちゃお見通しじゃん」
歩夢「ふふっ…」
歩夢「…滅多にないよ、こんな夜に愛ちゃんを独占出来ちゃうの」
歩夢「それから、滅多に見れない愛ちゃんの色んな表情も見れたし」
歩夢「うん、知ってる」
愛「あっはは、めっちゃお見通しじゃん」
歩夢「ふふっ…」
歩夢「…滅多にないよ、こんな夜に愛ちゃんを独占出来ちゃうの」
歩夢「それから、滅多に見れない愛ちゃんの色んな表情も見れたし」
29: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 23:03:13.79 ID:f3gUDavS
愛「えー…そんな大袈裟なもんじゃないよ?」
歩夢「そんなことないよ、私にとっては特別だもん」
歩夢「きっと忘れられない日になると思う」
愛「…ふふ、まぁ…愛さんも忘れられそうにないなぁ。歩夢を独占出来たし、雨夜の月も見れたしね」
歩夢「そうだね、雨夜の月…それに…」
愛「……うん?なになに歩夢…そんなじっと見て…」
歩夢「ふふっ、やっぱりなんでもないっ」ギュウ
愛「ぇ、えぇ?なになに!すごい気になるじゃんっ」
…それに、月夜に太陽も見れたから
歩夢「そんなことないよ、私にとっては特別だもん」
歩夢「きっと忘れられない日になると思う」
愛「…ふふ、まぁ…愛さんも忘れられそうにないなぁ。歩夢を独占出来たし、雨夜の月も見れたしね」
歩夢「そうだね、雨夜の月…それに…」
愛「……うん?なになに歩夢…そんなじっと見て…」
歩夢「ふふっ、やっぱりなんでもないっ」ギュウ
愛「ぇ、えぇ?なになに!すごい気になるじゃんっ」
…それに、月夜に太陽も見れたから
30: (えびふりゃー) 2022/12/31(土) 23:03:27.02 ID:f3gUDavS
END
32: (もも) 2022/12/31(土) 23:13:53.98 ID:KPAvlnG9
乙
あいぽむもいいね⋯⋯
あいぽむもいいね⋯⋯
31: (もんじゃ) 2022/12/31(土) 23:04:26.33 ID:2g0PWjZR
2022年の最後にいいもの見られた乙
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1672494317/