从c*^ヮ^§「遊んでほしいのだ」【SS】

夏休みのある日のお昼過ぎ。

淡島のホテルオハラの一室、鞠莉ちゃんのプライベートルームには机に向かって
なにやら作業する鞠莉ちゃんの姿がありました。

机の上にはちょっと乱雑に置かれた書類やファイル。
そして、一台のノートパソコン。
あと、すこし冷め気味のコーヒーが入ったカップとお皿。

鞠莉ちゃんは時折、書類を見ながらパソコンをかちゃかちゃ操作してます。

どうやら理事長のお仕事をおうちでやっているようです。

鞠莉「はぁ、良い天気……」

窓の外の青空と駿河湾の景色を見ながらため息ひとつ。

鞠莉「せっかく練習もない夏休みの午後なのになんで自宅でデスクワーク
　　　なんか……クラウディ……」

お天気の空と反比例する様に表情を曇らせ、ため息をもうひとつ。

鞠莉「でもこの仕事は早く終わらせなきゃダメだしね。もうひと頑張りしますか！」

自分に言い聞かせ、コーヒーをくぴっと一口飲むと再びパソコンに向かいます。

そのとき……



＼マーリーちゃーん！あーそーぼー！／



鞠莉「！？」

窓の外から大きな声が聞こえてきました。

鞠莉「え！？ホワイ！？　なに今のおっきい声は！？」

鞠莉ちゃんが慌てて窓の外に顔をだすと……

从c*^ヮ^§「あー！マリーちゃんだー！おーい！」

鞠莉「ちかっち！？」

声の方を見下ろすと、そこにはこちらを見上げて大きく腕を振るチカちゃんがいました。

鞠莉「ちかっちー！？いったいどうしたの！？」

从c*^ヮ^§「あそびにきたのだー！」

鞠莉ちゃんは、今日は別にちかっちと遊ぶ約束はしてなかったわよね……と考えつつ、

鞠莉「とりあえずそっちに行くから！ちょっとまっててねー！」

チカちゃんを自分の部屋に迎えることにしました。

鞠莉「さ、どうぞ～ちかっち」

从c*^ヮ^§「わー。マリーちゃんのお部屋ひろーい！」

鞠莉「ふふ、そーお？」

从c*^ヮ^§「うん！あと、なんかいい匂いする！」

鞠莉「ああ、アロマディフューザーを使ってるからね」

从c*^ヮ^§「あろまでゅふ？」

鞠莉「ええ。今日はペパーミントの香りなの。クールでフレッシュな気分に
　　　なるでしょ？」

从c*^ヮ^§「あろま……」

从c*^ヮ^§「バスロマンのなかまなのだ？」

鞠莉「ば、ばすろまん……？」

从c *^ヮ^§「よーちゃんちにお泊りする時はバスロマン使うんだよ！」

鞠莉「へ、へぇ～」

从c*^ヮ^§「でもチカのおうちでは使わないよ！チカんちはてんねん温泉
　　　　だからね！えへん！」

鞠莉「ふふ、そうなんだ」

鞠莉「ところでちかっち。今日はどうしたの？突然おっきな声がしたから
　　　びっくりしちゃったわ」

从c*^ヮ^§「んとね、マリーちゃんと遊びにきたのだ！」

鞠莉「まぁ～♪マリーを遊びに誘いに来てくれたの？」

从c*^ヮ^§「うん！」

鞠莉「でも、曜や梨子は遊びに誘わなかったの？」

从c*^ヮ^§「よーちゃんはね、水泳部の用事があるんだって」

鞠莉「そうなんだ」

从c*^ヮ^§「んでね。りこちゃんは今朝、お部屋の窓が空いてたからヘビの
　　　　おもちゃ投げ込んだので合わせる顔がない」

鞠莉「それ日本語の使い方あってる？」

鞠莉「とりあえず梨子にはあとでちゃーんと謝っておいた方が良いわよ？」

从c*^ヮ^§「はーい」

鞠莉「グッドなお返事ね♪」

从c*^ヮ^§「えへへ」

从c*^ヮ^§「あ、そんでね。さっきかなんちゃんち行ったの」

鞠莉「そうなの。果南はなんて？」

从c*^ヮ^§「かなんちゃんは今日はおうちのお仕事が忙しいから
　　　　　遊べないんだって」

鞠莉「あら……それは残念だったわね」

从c*^ヮ^§「そしたら、マリーちゃんならどうせ暇だろうから遊びに行って
　　　　　おいでってゆわれたからここにきたのだ」

鞠莉「アイツめ……適当なことを言って……」

从c*^ヮ^§「ね、だから遊ぼーマリーちゃん！」

鞠莉「んー……って事はマリーはオマケのオマケのオマケって事だったのね～」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

从c*^ヮ^§「？」

鞠莉「あ～あ……なんだかガッカリデース……」ﾌﾟ-ｲ

从c*^ヮ^§「マリーちゃんどーしたのだ？元気なくなったのだ」

从c*^ヮ^§「もしかしておなか痛くなったのだ！？チカがさすってあげるのだ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鞠莉「…………」

从c*^ヮ^§「いたいのいたいのとんでけー！なのだ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鞠莉「…………」ｷｭｳｳｳﾝ

鞠莉「ちかっち！」ガバッ

从c*^ヮ^§「うわぁ！？マリーちゃんどうしたのだ！？」

鞠莉「ありがとうねちかっち！ちかっちのおかげで元気いっぱいになったわ♡」ギュウ

从c*^ヮ^§「よかったのだ！えへへ」

从c*^ヮ^§「じゃあマリーちゃん！一緒にあそぼー！」

鞠莉「あ。う～ん……」

从c*^ヮ^§「マリーちゃん？」

鞠莉「あのねちかっち。お誘いはと～～っても嬉しいんだけど……実は
　　　私も大切な仕事があって……」

从c*^ヮ^§「えぇー……」

鞠莉「だから今日は……」

从c*^ヮ^§「だめぇ……？」

鞠莉「うーん……」

从c*^ヮ^§「ちぇー……」

鞠莉「…………」

从c*^ヮ^§「残念なのだ……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

鞠莉「…………」ｷｭｳｳﾝ

鞠莉「OKわかったわ！それじゃあ今日は一緒に遊んじゃおっか？」

从c*^ヮ^§「！　いーの！？」にぱー

鞠莉「//////！」キュン♡

鞠莉「ええ！せっかくこんなにキュートな後輩からの遊びのお誘いなんだもの！
　　断ったりしたらもったいないわ！今日はマリーと一緒に楽しい1日を
　　エンジョイしましょう♪」

从c*^ヮ^§「わーい、やったのだー！」

鞠莉「じゃあ急いでお仕事の道具を片付けるから。ちょっ～とだけ待っててね」

从c*^ヮ^§「うん！ありがとーマリーちゃん！」

鞠莉（仕事はあとでダイヤと果南に手伝わせよ）

鞠莉「ほらちかっち。お菓子とお茶を用意したわ。どうぞ召し上がれ♪」

从c*^ヮ^§「うわーすごいおかし！　　これぜんぶたべていいのー！？」

鞠莉「ええ、もちろん」

从c*^ヮ^§「わーい、やったー！」

从c*^ヮ^§「しゅちにくりんなのだー！」

鞠莉「ちかっち、そんな言葉どこで覚えたの？」

从c*^ヮ^§「もぐもぐ……マリーちゃんこれおいしー！」

鞠莉「そう。それはよかったわ♪」

从c*^ヮ^§「ねぇねぇマリーちゃん、このきれいなのもお菓子？」

鞠莉「YES！それはマカロンって言うのよ」

从c*^ヮ^§「まかろん！チカまかろんってしってるよ！食べると歌や
　　　　おどりがじょーずになるんだよね？」

鞠莉「マカロンにそんな効能はないわよ？」

ーーー

从c*^ヮ^§「……そんでねー、かなんちゃんと一緒にいっぱいお魚釣ったのだ」

鞠莉「うふふ、そうなんだ。すごいわね」

从c*^ヮ^§「うん！チカ、釣りめーじんなのだ！」

鞠莉「なんだか私も釣りがしたくなってきちゃったな～」

从c*^ヮ^§「ほんとー？じゃあ今度はマリーちゃんも一緒に釣りに行こ！
　　　　　チカとどっちがおーもの釣れるか勝負なのだ！」

鞠莉「OK、いいわよ」

从c*^ヮ^§「わーい。楽しみなのだ」

鞠莉「うふふ、私もとっても楽しみデース♪」

从c*^ヮ^§「あ、そうだ！マリーちゃん、チカこれもってきたんだった！」

鞠莉「あら、折り紙？」

从c*^ヮ^§「あとこれ！この前はなまるちゃんと一緒に図書館に
　　　　行ったときに借りてきたのだ！」

鞠莉「折り紙の本か～。へぇ、いろんな動物や生き物の折り方が載ってるのね～」

从c*^ヮ^§「そう！前にかなんちゃんと一緒にやる約束してたからもって
　　　　　きてたのだ」

鞠莉「そうなんだ。なんだか懐かしいわね。子供の頃に一時期ハマってた
　　事があったっけ」

从c*^ヮ^§「そうなのだ？チカも久しぶりだったけど最近ハマってるのだ！」

从c*^ヮ^§「ねーねーマリーちゃんも一緒にやろーよ！いっぱい作って
　　動物園を作るのだ！」

鞠莉「まあ！それは楽しそうね♪じゃあちかっちと一緒に動物園を作っちゃ
　　おーかな」

从c*^ヮ^§「わーい、やったー」

鞠莉「ちかっちは何を折るの？」

从c*^ヮ^§「ないしょ！マリーちゃんは？」

鞠莉「そうだな～……せっかくだからこの本に載ってないスゴイの
　　作っちゃおっかな～」

从c*^ヮ^§「スゴイの！？スゴイのってどんなの！？」

鞠莉「フフフ、それはナイショ♡完成するまでのお楽しみデース♪」

从c*^ヮ^§「んしょんしょ……できたのだ！」

鞠莉「あら！とってもプリティなカエルさんね♪」

从c*^ヮ^§「でしょー？」　

鞠莉「でも動物園にカエルさんっているのかしら？」

从c*^ヮ^§「うちの動物園にはいるのだー」

鞠莉「ふふふ、そうね。マリーとちかっち世界に１つにだけの特別な動物園
　　ですものね。いろんな生き物がいた方が楽しいわよね♡」

从c*^ヮ^§「マリーちゃんはどんなの作ってるのだ？」

鞠莉「マリーの方ももうすこしここをこうして……コンプリート！出来たわ！」

从c*^ヮ^§「おぉー」

鞠莉「久しぶりだったけど……結構上手く出来たわね♪
　　　どーお、ちかっち？」

从c*^ヮ^§「くじゃくなのだ！すごいのだ！」

鞠莉「ふふん、そーでしょ？子供の頃にダイヤとどっちが凄い折り紙を
　　作れるか競ってた事があるのよね～。久しぶりだったけど上手く出来たわ」

从c*^ヮ^§「マリーちゃんはおりがみのめーじんなのだ！」

鞠莉「ふふふ、ありがとちかっち♪」

从c*^ヮ^§「もっと折って、もっと折って！チカもまだまだいっぱい折るのだ！」

鞠莉「ええ。次は何を折ろうかな～♪」

ーーー

从c*^ヮ^§「できたのだ！」

鞠莉「どれどれ～。ワオ！ベリーキュートなうさぎさんね！」

从c*^ヮ^§「えへへ。マリーちゃんのはなんなのだ？」

鞠莉「こっちももう少しよ～……パーフェクト！ガォーっ！」

从c*^ヮ^§「わぁ！ライオンなのだ！すごいのだ！」

鞠莉「うふふ。それにしても……うさぎにライオン……アザラシにヒツジ」

从c*^ヮ^§「トラにゾウにキリンにペンギン……他にもいっぱい！」

鞠莉「ちかまり動物園もすっかり大所帯になったわねー」

从c*^ヮ^§「にぎやかなのだ♪」

从c*^ヮ^§「ねーねーマリーちゃん！これ写真とろーよ！」

鞠莉「そうね。写真に撮ってSNSにアップしちゃいましょ♪」

从c*^ヮ^§「するのだするのだ！」

鞠莉「あら？もう一枚折り紙残ってた。白い折り紙か～。これどうしよっか？」

从c*^ヮ^§「マリーちゃん、お馬さん折って！」

鞠莉「いいけど……お馬さんならもう居るわよ？」

从c*^ヮ^§「良いのだ。これでお馬さん折ってほしいのだ」

鞠莉「OK♪それじゃあ早速……」

鞠莉「ホラ！出来たわよ♪」

从c*^ヮ^§「わぁー白いお馬さんなのだ！」

鞠莉「ふふふ、我ながら中々良い出来デース♪ちかっちはお馬さんが好きなの？」

从c*^ヮ^§「マリーちゃんははくばのおーじ様って知ってる？」

鞠莉「ワオ！ちかっちの口から白馬の王子様なんてワードが出るなんて！
　　　ちかっちもやっぱり乙女なのね～♡」

从c*^ヮ^§「あのね！チカ、はくばのおーじ様に乗るのが夢なのだ！」

鞠莉「ちかっち、白馬の王子様は馬じゃないのよ？」

鞠莉「うーん……でも。白馬ではないけど……馬に乗るって夢なら叶える
　　事ができるわよ？」

从c*^ヮ^§「え。ほんとー！？」

鞠莉「オフコース！ちかっち、お馬さんに乗ってみたい？」

从c*^ヮ^§「うん！チカお馬さんに乗ってみたいのだ！」

鞠莉「ふふ、それじゃあ今から出かけてましょうか？レッツトゥギャザ～♪」

ーーー

鞠莉「さあ、着いたわよちかっち」

从c*^ヮ^§「ここにお馬さんがいるのだ？」

鞠莉「ええ、あそこの小屋に……ほら、顔が見えたわ」

从c*^ヮ^§「わぁ～ほんとだ～！」

鞠莉「ハァイ、スターブライト♡」

スターブライト「ひひんば」

从c*^ヮ^§「これがマリーちゃんの馬？」

鞠莉「ええ。私の相棒、スターブライト号よ♪」

スターブライト「ひひんば？」

从c*^ヮ^§「……おっきいのだ」

鞠莉「スターブライト。この子は私の後輩で大切な仲間のちかっちよ。　
　　よろしくね☆」

スターブライト「ひひんば」

从c*^ヮ^§「…………」

鞠莉「どうしたのちかっち？」

从c*^ヮ^§「思ったよりおっきいのだ……」

鞠莉「あら、ちょっとびっくりしちゃったかしら？確かにこの子は大きいし……
　　少し気が強いところもあるけれど……とっても賢くて優しいのよ？」

从c*^ヮ^§「うん……」

鞠莉「ふふふ、ちかっち。そんなに強張ってちゃ馬には乗れないわよ？
　　アニマルとのコミュニケーションで大切なのはハートトゥハート！
　　しいたけちゃんと暮らすちかっちにもそれはよーく分かるでしょ？」

从c*^ヮ^§「う、うん……」

鞠莉「ちかっちが怖がってたらスターブライトにも不安が伝わってしまうの。
　　だからほら、まずは優しく名前を呼んであげてみて？」

从c*^ヮ^§「す、スタープラチナ……」

鞠莉「違うわ、スターブライトよ」

从c*^ヮ^§「スターブラチラ……」

鞠莉「違うわスターブライトはノーブラよ」

从c*^ヮ^§「す、スターブライト……」

スターブライト「ひひんば」

从c*^ヮ^§「あ……」

鞠莉「ふふ、スターブライトが返事をしているわ。次はこうやって。ゆっくり
　　鼻先に手を近づけてみて？」

从c*^ヮ^§「うん……」

スターブライト「…………」ｸﾝｸﾝ

鞠莉「これでスターブライトに〝はじめまして〟って挨拶ができたわ♪
　　次はこうやって首を優しく撫でてみて？」

从c*^ヮ^§「うん……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
鞠莉「どーお、ちかっち？」

从c*^ヮ^§「あったかくてすべすべしてて気持ちいいのだ」

鞠莉「でしょう？スターブライトのの毛並みは一流の名馬と引けをとらない
　　からね！」

スターブライト「ひひんば！」

鞠莉「ほら。スターブライトも喜んでるわ♪」

从c*^ヮ^§「えへへ」

鞠莉「じゃあ早速乗ってみましょうか」

从c*^ヮ^§「うん！よろしくね、スターブライト」

スタブラ「ひひんば」

鞠莉「ベリーグッド！馬に乗る時は馬に挨拶をしてしっかりと敬意を払う
　　事が大事なの。よく分かってるわねちかっち♪」

从c*^ヮ^§「えへへ」

鞠莉「私もよろしねスターブライト♪」

スタブラ「ひひんば！」

鞠莉「どーおちかっち。馬上からの眺めは」

从c*^ヮ^§「すごーい！高いのだ！とってもいい景色なのだ！」

鞠莉「でしょう？それじゃあ始めはゆっくり行くから鞍をしっかり掴んでてね？」

从c*^ヮ^§「わかったのだ！」

鞠莉「OK！それじゃあレッツゴー♪」

パッカパッカパッカパッカ

鞠莉「どーおちかっち？初めての乗馬体験は？」

从c*^ヮ^§「すごいのだ！楽しいのだ！」

鞠莉「ふふふ、それは良かったわ♪」

从c*^ヮ^§「ねーねーマリーちゃん。あっちの方は何があるのだ？」

鞠莉「そうね。今度はあっちの方に行ってみようか。ちかっちも大分慣れ
　　てきたみたいだし少～しスピードアップしてね♪」

从c*^ヮ^§「う、うん！」

ぱからっぱからっぱからっぱからっ

从c*^ヮ^§「お"っお"っお"っお"っ」

鞠莉「ちかっち！リズムをしっかりとって！スターブライトの動きに呼吸を
　　合わせるの！」

从c*^ヮ^§「わ"っかったっの"だっ」

从c*^ヮ^§「ほっほっほっほっ」

鞠莉「グッド！上手く掴めてきたじゃない！すごいわちかっち♪流石
　　Aqoursで鍛えた体幹とリズム感ね☆」

从c*^ヮ^§「えっへっへっ」

ーーー

スタブラ「ぶるるるっ」

鞠莉「どーどー。お疲れ様スターブライト。ありがとうね」

スタブラ「ひひんば」

鞠莉「どうだったちかっち？スターブライトの乗り心地は？」

从c*^ヮ^§「凄かったのだ！とっても気持ちよくて楽しかったのだ！」

鞠莉「そう、それは良かったわ♡」

从c*^ヮ^§「スターブライト、ありがとうなのだ！」

スタブラ「ひひんば！」

鞠莉「アラ！スターブライトったらちかっちの事が気に入ったみたいよ？」

从c*^ヮ^§「そーなのだ？」

鞠莉「ええ。スターブライトの目がそう言ってるわ」

从c*^ヮ^§「うれしーのだ！チカもスターブライトが大好きになったのだ！」

スタブラ「ひひんば」

鞠莉「ねえ、ちかっち。良かったらこれからスターブライトのブラッシングを
　　してみない？スターブライトともっと仲良しになれるわよ」

从c*^ヮ^§「やりたいのだ！チカ、スターブライトのブッシングするのだ！」

鞠莉「ふふ、じゃあこっちに来て。道具を取りに行きましょう」

从c*^ヮ^§「うん」

鞠莉「ちょっとまっててね、スターブライト♡」

スタブラ「ひひんば」

鞠莉「そう……そうやって……もう少し力を込めても大丈夫よ」

从c*^ヮ^§「こお？……んしょ、んしょ」

スタブラ「ぶるるる」

鞠莉「ベリーグッド♪とっても上手よ。スターブライトもすごく
　　リラックスしてるわ♡」

从c*^ヮ^§「えへへ……んしょ、んしょ」


果南「おーい！千歌ーっ！鞠莉ーっ！」


鞠莉「あら？」

从c*^ヮ^§「あ、かなんちゃんだー！」

果南「あ、千歌。スターブライトのブラッシングしてるの？」

从c*^ヮ^§「うん！」

果南「スターブライト、久しぶり。元気そうだね」

スタブラ「ひひんば！」

从c*^ヮ^§「かなんちゃん！どーしたの？お仕事はー？」

果南「さっき今日の分が終わってね。鞠莉の家の方に向かったら従業員さんが
　　こっちの方に来たって教えてくれたからやってきたんだよ」

鞠莉「ふぅん、それで？私とちかっちが仲良くデートしてたのを邪魔しに
　　来たってワケ？」

果南「あはは……やっぱり怒ってる？いや、仕方なかったんだって。
　　どーしても今日は抜ける訳にはいかなくて」

鞠莉「べっつにー？ゼンゼン怒ってませんけどー？」

果南「急に悪かったと思ってるよ。だから仕事が終わってからこうして
　　急いでこっち来たんだし」

鞠莉「だから怒ってナッシングデース！」

从c*^ヮ^§「ねーねーかなんちゃん！今日はマリーちゃんとお菓子食べて
　　　いっぱいおしゃべりしておりがみもしたんだよ！あと、スターブライト
　　　にも乗ったのだ！」

果南「へぇ、そうなんだ。上手く乗れた？」

从c*^ヮ^§「うん！とっても楽しかったのだ！」

果南「そっか、良かったね♪」

鞠莉「ええ。果南のおかげでこっちの仕事は出来なかったけどおかげでちかっちと
　　　とーっても楽しい時間を過ごせたもんねー♡」

从c*^ヮ^§「ねー」

果南「やっぱり怒ってるじゃん……」

鞠莉「だから怒ってないってばー。良いリフレッシュになったし♪それに
　　果南には今度たーっぷりマリーの
お仕事を手伝ってもらうからね☆」

果南「え、それは……」

从c*^ヮ^§「マリーちゃん！チカもお手伝いするのだ！」

鞠莉「まぁ、ちかっち！なんて良い子なの！その言葉だけでマリーのハートは
　　とってもシャイニーになっちゃうわ♪」

果南「はぁ、わかったよ。今度私も手伝うよ」

鞠莉「うん、ヨロシイ♪」

从c*^ヮ^§「ねーねー、かなんちゃん。今日はもう一緒に遊べるの？」

果南「うん。日が暮れるまでならね」

从c*^ヮ^§「じゃあ一緒にお散歩するのだ！マリーちゃんとスターブライト
　　　も一緒に！」

鞠莉「あら、イイわね♪スターブライトに乗ってもう一回りしましょうか」

从c*^ヮ^§「うん！」

鞠莉「じゃあスターブライト。もう一走りよろしくね」

从c*^ヮ^§「よろしくなのだ！」

スタブラ「ひひんば」

鞠莉「それじゃあ行きましょうか。果南は自分で走って来てネ☆」

果南「え、ちょっと、あの……」

从c*^ヮ^§「出発しんこーなのだ！」

スタブラ「ひひんば！」

果南「あっ、待ってよーーー！！！」









おしまい

お疲れ
今回も可愛かったな

ちかっち可愛すぎやろ

おつおつ
いつもながらほのぼのして良いお話だった
スターブライトもかわいい

乙乙
最早ちかっちはかなまりの娘
ダイヤさん回も期待している

馬にちょっとビビる从c*^ヮ^§かわいい

自分で書いた物語に自分で描いた挿し絵を入れる、素晴らしいね！

ちかっちかわいい
お姉さんしてるマリーもかわいい

乙乙

千歌ちゃん毎日誰かしらと遊んでそう

またかいてね

これはいいちかまり