1: 2021/01/23(土) 23:24:10.85 ID:uiGkeoHj
かすみ (とさっきまで思ってました……なのにまさか)
キャァァァァーー!
ハヤクニゲロォォォォーー!
しずく 「かすみさん!? 立ち止まっちゃダメです、早く逃げてください!!」
かすみ (まさかこんなことになるなんて……)
…
…
…
キャァァァァーー!
ハヤクニゲロォォォォーー!
しずく 「かすみさん!? 立ち止まっちゃダメです、早く逃げてください!!」
かすみ (まさかこんなことになるなんて……)
…
…
…
3: 2021/01/23(土) 23:26:35.28 ID:uiGkeoHj
?
6: 2021/01/23(土) 23:27:35.68 ID:DJugvhQu
―遡ること昨日―
侑 「明日はかすみちゃんの誕生日! こっそりサプライズパーティーを準備してきたけど、みんな準備は完了したかな?」
しずく 「演劇部はかすみさんのお祝いのために、オリジナルの演劇をみんなで考えて練習してきました。今日は最終リハーサルですね」
部長 「しずくはあの子を祝うイベントがあるたびに演劇部全員を巻き込むんだ。まぁ私たちも楽しんでるし全然大丈夫なんだけど、それにしても、ここまでするなんて……よっぽどあの子のことが好きなんだね」
しずく 「ぶ、部長!/// それは言わなくて良いんです!!///」 カァァ
侑 「明日はかすみちゃんの誕生日! こっそりサプライズパーティーを準備してきたけど、みんな準備は完了したかな?」
しずく 「演劇部はかすみさんのお祝いのために、オリジナルの演劇をみんなで考えて練習してきました。今日は最終リハーサルですね」
部長 「しずくはあの子を祝うイベントがあるたびに演劇部全員を巻き込むんだ。まぁ私たちも楽しんでるし全然大丈夫なんだけど、それにしても、ここまでするなんて……よっぽどあの子のことが好きなんだね」
しずく 「ぶ、部長!/// それは言わなくて良いんです!!///」 カァァ
8: 2021/01/23(土) 23:29:24.61 ID:DJugvhQu
璃奈 「私はコッペパン同好会のアイデアを実現するために技術的な部分で協力した。『どこでもかすみん・NEO』※をさらにパワーアップさせた『NEO・どこでもかすみん』を製作中。今夜には完成する予定だよ」
※どこでもかすみん・NEOとは、どこでもかすみんの装飾や機動力をパワーアップさせたもののことである。また、今回は璃奈の協力で自動で動くことが可能になった他、NEOは接頭語という指摘を受け、名前を一部変更している。
せつ菜 「私と果林さんは会場設営に携わってきました! 見てください! この巨大で長いテーブル! これならたくさんの料理を敷き詰められそうです!!」
果林 「モデルをやってるとファッションやデザインに詳しい人とよく知り合うのよ。だから、そのときに知った知識を最大限に活かして会場を設営したわ」
※どこでもかすみん・NEOとは、どこでもかすみんの装飾や機動力をパワーアップさせたもののことである。また、今回は璃奈の協力で自動で動くことが可能になった他、NEOは接頭語という指摘を受け、名前を一部変更している。
せつ菜 「私と果林さんは会場設営に携わってきました! 見てください! この巨大で長いテーブル! これならたくさんの料理を敷き詰められそうです!!」
果林 「モデルをやってるとファッションやデザインに詳しい人とよく知り合うのよ。だから、そのときに知った知識を最大限に活かして会場を設営したわ」
9: 2021/01/23(土) 23:30:36.59 ID:DJugvhQu
愛 「それにしてもせっつー、よくこんな広いスペースを確保できたね! 他の同好会や部活だって活動してるのに」
せつ菜 「そこは生徒会権力を駆使しました!!!!」
侑 「えぇ……それって大丈夫なの?」
せつ菜 「もちろんです! ただ、それでもこの広さが限界でした。たしかに食事をするだけなら大人数であっても問題ない広さですが、ここで演劇やパフォーマンスをするとなると、少し大変かもしれません……」
愛 「それに関しては大丈夫だよ! 誕生日パーティーがスタートしたら、まず最初に食事会をやって、そして食事が終わったらテーブルを片付けちゃうから! そしたらこの広いスペースそのまま使えちゃうでしょ!」
せつ菜 「そこは生徒会権力を駆使しました!!!!」
侑 「えぇ……それって大丈夫なの?」
せつ菜 「もちろんです! ただ、それでもこの広さが限界でした。たしかに食事をするだけなら大人数であっても問題ない広さですが、ここで演劇やパフォーマンスをするとなると、少し大変かもしれません……」
愛 「それに関しては大丈夫だよ! 誕生日パーティーがスタートしたら、まず最初に食事会をやって、そして食事が終わったらテーブルを片付けちゃうから! そしたらこの広いスペースそのまま使えちゃうでしょ!」
12: 2021/01/23(土) 23:32:18.73 ID:DJugvhQu
侑 「どうやらスペースに関しては問題なさそうだね、えっと料理の方は大丈夫かな?」
彼方 「それは大丈夫だよ~だって、彼方ちゃんとエマちゃんが頑張ってるんだもん」
エマ 「コッペパン同好会とも協力して、かすみちゃんの大好きなコッペパンもたくさん用意してるよ!」
侑 「ならあとは歩夢と愛ちゃんだけど……」
愛 「歩夢と愛さんはかすみんへの感謝を込めてライブをするよ! しずくの演技がどんなに感動的でも、愛さんたちのライブも負けないからね! この会場だけじゃなく、関東にも響き渡るくらい頑張るよ! 感動だけに!!」
歩夢 「侑ちゃんもライブ見てね」
侑 「もちろんだよ! ……じゃあ打ち合わせはここまで。みんな明日が本番だよ! ラストスパート頑張ろう!!」
一同 「「おおっーーー!!」」
彼方 「それは大丈夫だよ~だって、彼方ちゃんとエマちゃんが頑張ってるんだもん」
エマ 「コッペパン同好会とも協力して、かすみちゃんの大好きなコッペパンもたくさん用意してるよ!」
侑 「ならあとは歩夢と愛ちゃんだけど……」
愛 「歩夢と愛さんはかすみんへの感謝を込めてライブをするよ! しずくの演技がどんなに感動的でも、愛さんたちのライブも負けないからね! この会場だけじゃなく、関東にも響き渡るくらい頑張るよ! 感動だけに!!」
歩夢 「侑ちゃんもライブ見てね」
侑 「もちろんだよ! ……じゃあ打ち合わせはここまで。みんな明日が本番だよ! ラストスパート頑張ろう!!」
一同 「「おおっーーー!!」」
13: 2021/01/23(土) 23:34:26.55 ID:DJugvhQu
ザワザワ
ワイワイ
コペ子 「それで璃奈ちゃん。NEO・どこでもかすみんの調子はどうかな?」
璃奈 「安心して。車輪の動きは事前にインプットしてるから操作の必要はないし、調子も全然問題ない。せつ菜さんの要望で口から炎を出せるようにはしてるけど……炎を出すタイミングも事前にインプットしてるから気にしなくて大丈夫」
コペ子 「その起動のタイミングっていうのは時間で決まってるの?」
璃奈 「時間だと、もしスケジュールが押したときに大変だから、ボタンを押すと起動するようにしてる。このボタンは私がしっかり持ってるから安心してほしい。食事会の片付けが終わってパフォーマンスの準備ができたときに押すつもり」
ワイワイ
コペ子 「それで璃奈ちゃん。NEO・どこでもかすみんの調子はどうかな?」
璃奈 「安心して。車輪の動きは事前にインプットしてるから操作の必要はないし、調子も全然問題ない。せつ菜さんの要望で口から炎を出せるようにはしてるけど……炎を出すタイミングも事前にインプットしてるから気にしなくて大丈夫」
コペ子 「その起動のタイミングっていうのは時間で決まってるの?」
璃奈 「時間だと、もしスケジュールが押したときに大変だから、ボタンを押すと起動するようにしてる。このボタンは私がしっかり持ってるから安心してほしい。食事会の片付けが終わってパフォーマンスの準備ができたときに押すつもり」
14: 2021/01/23(土) 23:35:21.40 ID:DJugvhQu
コペ子 「そのボタン自体を間違えて押しちゃったりはしないのかな?」
璃奈 「押したときポチッと鳴るようにしてるし、簡単に押さないように硬めにしてるから問題ない。この硬さだと上半身の体重を全部かけるぐらいじゃないと押せないと思う」
コペ子 「良かった……それなら大丈夫だね! 璃奈ちゃん、絶対かすみんの誕生日パーティー成功させようね!!」
璃奈 「うん! 璃奈ちゃんボード『ファイト』!!」
璃奈 「押したときポチッと鳴るようにしてるし、簡単に押さないように硬めにしてるから問題ない。この硬さだと上半身の体重を全部かけるぐらいじゃないと押せないと思う」
コペ子 「良かった……それなら大丈夫だね! 璃奈ちゃん、絶対かすみんの誕生日パーティー成功させようね!!」
璃奈 「うん! 璃奈ちゃんボード『ファイト』!!」
17: 2021/01/23(土) 23:36:38.11 ID:DJugvhQu
ザワザワ
ワイワイ
せつ菜 「みなさん忙しそうに準備してますね……」
せつ菜 (会場設営もすぐ終わってしまい、正直、暇ですね……だからライブも参加しようと思って璃奈さんに炎が出る演出を頼んだりもしたんですけど、ただそれ以外でも、まだ何かできることがあるかもしれません!!)
せつ菜 「いつもお世話になってるかすみさんにできるだけ恩返ししたいですし、何か他にできることはないでしょうか……」 ムムム
せつ菜 「……!」 ピカーン
せつ菜 「あっ、そうだ! そうしましょう!」
…
…
…
ワイワイ
せつ菜 「みなさん忙しそうに準備してますね……」
せつ菜 (会場設営もすぐ終わってしまい、正直、暇ですね……だからライブも参加しようと思って璃奈さんに炎が出る演出を頼んだりもしたんですけど、ただそれ以外でも、まだ何かできることがあるかもしれません!!)
せつ菜 「いつもお世話になってるかすみさんにできるだけ恩返ししたいですし、何か他にできることはないでしょうか……」 ムムム
せつ菜 「……!」 ピカーン
せつ菜 「あっ、そうだ! そうしましょう!」
…
…
…
18: 2021/01/23(土) 23:37:27.04 ID:DJugvhQu
―そして当日―
かすみ 「今日はかすみんの誕生日~♪ 楽しみだなぁ~♪」
かすみ (みんなおそらくサプライズパーティーのつもりなんでしょうが、正直、急に練習が休みになったりコペ子が忙しそうにしてたりとにかくバレバレなんですよ! いや、それでもすごく嬉しいですけどね!!)
\カスミチャン オソイナァー/
かすみ 「!」
かすみ (侑先輩の声……! ということは部室でかすみんを待ち構えてるんですね! ってことはこの部室に入ったら!) パァァ
ガチャ
かすみ 「今日はかすみんの誕生日~♪ 楽しみだなぁ~♪」
かすみ (みんなおそらくサプライズパーティーのつもりなんでしょうが、正直、急に練習が休みになったりコペ子が忙しそうにしてたりとにかくバレバレなんですよ! いや、それでもすごく嬉しいですけどね!!)
\カスミチャン オソイナァー/
かすみ 「!」
かすみ (侑先輩の声……! ということは部室でかすみんを待ち構えてるんですね! ってことはこの部室に入ったら!) パァァ
ガチャ
20: 2021/01/23(土) 23:39:09.69 ID:DJugvhQu
一同 「「かすみちゃん! お誕生日おめでとうーーーー!!」」 パチパチ
かすみ 「みなさん……!」 グスッ
しずく 「あれ、もしかしてかすみさん泣いてる?」
かすみ 「なっ! 泣いてなんかないです!///」
かすみ (お祝いされるって事前に分かってても、こんな涙が出るくらい嬉しいものなんですね……)
侑 「かすみちゃん! 誕生日おめでとう! いつもかすみちゃんがいるから、スクールアイドル同好会は楽しい空間でいれるんだと思う。大好きだよ! かすみちゃん!!」
かすみ 「うぅ……侑先輩!!」 ダキッ
かすみ 「みなさん……!」 グスッ
しずく 「あれ、もしかしてかすみさん泣いてる?」
かすみ 「なっ! 泣いてなんかないです!///」
かすみ (お祝いされるって事前に分かってても、こんな涙が出るくらい嬉しいものなんですね……)
侑 「かすみちゃん! 誕生日おめでとう! いつもかすみちゃんがいるから、スクールアイドル同好会は楽しい空間でいれるんだと思う。大好きだよ! かすみちゃん!!」
かすみ 「うぅ……侑先輩!!」 ダキッ
21: 2021/01/23(土) 23:40:04.73 ID:DJugvhQu
歩夢 「ちょっ、かすみちゃん!?」
かすみ 「……? なんですか、歩夢先輩?」
歩夢 「い、いやなんでもないけど……」 ピクピク
愛 (歩夢、顔が少し引きつってるなぁ。かすみんがゆうゆうに抱きついてるのに嫉妬してるんだね)
かすみ 「まさか誕生日であるかすみんに文句なんか言いませんよね~?」 ニヤニヤ
歩夢 「も、もちろんだよ~」 ピクピク
愛 (かすみん、煽ってるなぁ……)
かすみ 「……? なんですか、歩夢先輩?」
歩夢 「い、いやなんでもないけど……」 ピクピク
愛 (歩夢、顔が少し引きつってるなぁ。かすみんがゆうゆうに抱きついてるのに嫉妬してるんだね)
かすみ 「まさか誕生日であるかすみんに文句なんか言いませんよね~?」 ニヤニヤ
歩夢 「も、もちろんだよ~」 ピクピク
愛 (かすみん、煽ってるなぁ……)
22: 2021/01/23(土) 23:41:03.39 ID:DJugvhQu
せつ菜 「かすみさん!!!! 誕生日おめでとうございます!! 私もかすみさんといて、かすみさんの大好きがすごく伝わってきて、いつも楽しいです!!」
歩夢 「侑ちゃんにくっ付いてるのはともかく……私もいつもかすみちゃんのおかげですごく楽しいよ! ありがとう、かすみちゃん! 誕生日おめでとう!!」
しずく 「いつも一緒にいて、ときに大変ですけど、それでもかすみさんといる時間は私にとって宝物です!! 誕生日おめでとう、かすみさん!」
璃奈 「私もかすみちゃんといてすごく楽しい。お誕生日おめでとう! 璃奈ちゃんボード『ハッピーバースデートゥーユー』!」
歩夢 「侑ちゃんにくっ付いてるのはともかく……私もいつもかすみちゃんのおかげですごく楽しいよ! ありがとう、かすみちゃん! 誕生日おめでとう!!」
しずく 「いつも一緒にいて、ときに大変ですけど、それでもかすみさんといる時間は私にとって宝物です!! 誕生日おめでとう、かすみさん!」
璃奈 「私もかすみちゃんといてすごく楽しい。お誕生日おめでとう! 璃奈ちゃんボード『ハッピーバースデートゥーユー』!」
23: 2021/01/23(土) 23:42:51.63 ID:DJugvhQu
愛 「なんていうかかすみんはみんなに愛されてるよね~なんだか泣いちゃうなぁ。泣かさないでよ、中須だけに! 愛さんもかすみんが大好きだよ! お誕生日おめでとう!」
果林 「お誕生日おめでとう。かすみちゃん。感謝の気持ちを言葉にしようとすると、なかなか難しいわね……だからかすみちゃんへの感謝の気持ちは今からのお祝いパーティーで伝えてゆくつもりよ。みんなが準備したパーティー、楽しんでね」
彼方 「今日は彼方ちゃんも全力で頑張ったぞ~! お誕生日おめでとう、かすみちゃん! 同好会も色々あったけど、こうして活動できてるのは本当にかすみちゃんのおかげだよ? だから精一杯お礼するからね!」
エマ 「誕生日おめでとうかすみちゃん! いつもかすみちゃんの明るさにみんな癒されてるよ~これからもよろしくね!」
果林 「お誕生日おめでとう。かすみちゃん。感謝の気持ちを言葉にしようとすると、なかなか難しいわね……だからかすみちゃんへの感謝の気持ちは今からのお祝いパーティーで伝えてゆくつもりよ。みんなが準備したパーティー、楽しんでね」
彼方 「今日は彼方ちゃんも全力で頑張ったぞ~! お誕生日おめでとう、かすみちゃん! 同好会も色々あったけど、こうして活動できてるのは本当にかすみちゃんのおかげだよ? だから精一杯お礼するからね!」
エマ 「誕生日おめでとうかすみちゃん! いつもかすみちゃんの明るさにみんな癒されてるよ~これからもよろしくね!」
24: 2021/01/23(土) 23:43:31.86 ID:DJugvhQu
かすみ 「みなさん……!」 ポロポロ
彼方 「かすみちゃん、嬉しくて泣いちゃうのは分かるけどまだ泣くには早いよ~。だって今からが本番なんだから!」
果林 「部室でサプライズを発表して、パーティーは屋外で準備してるわ」
しずく 「さぁ、行きましょう! かすみさん!」 ギュッ
かすみ 「あっ、ちょっと、しず子引っ張らないでよぉ!」
…
…
…
彼方 「かすみちゃん、嬉しくて泣いちゃうのは分かるけどまだ泣くには早いよ~。だって今からが本番なんだから!」
果林 「部室でサプライズを発表して、パーティーは屋外で準備してるわ」
しずく 「さぁ、行きましょう! かすみさん!」 ギュッ
かすみ 「あっ、ちょっと、しず子引っ張らないでよぉ!」
…
…
…
25: 2021/01/23(土) 23:44:18.46 ID:DJugvhQu
かすみ 「わぁ~!! こんなにたくさん、美味しそうな料理が並んでるなんて!! 夢みたいです!!」 パァァ
エマ 「私とコッペパン同好会のみんなで考えた、オリジナルのコッペパンも用意したよ! はい、どうぞ」 ニコッ
かすみ 「もぐもぐ……っ!? なんですか、このコッペパン!? すごく美味しいです!!」
コペ子 「なら良かったぁ。かすみんコッペパンに本当にこだわるから、かすみんが気に入ってくれるようにみんなで何回も試行錯誤して作ったんだよ」
コッペパン同好会 「「かすみんが喜んでくれて良かった!!」」
かすみ 「コペ子~みんな~!」 グスッ
エマ 「私とコッペパン同好会のみんなで考えた、オリジナルのコッペパンも用意したよ! はい、どうぞ」 ニコッ
かすみ 「もぐもぐ……っ!? なんですか、このコッペパン!? すごく美味しいです!!」
コペ子 「なら良かったぁ。かすみんコッペパンに本当にこだわるから、かすみんが気に入ってくれるようにみんなで何回も試行錯誤して作ったんだよ」
コッペパン同好会 「「かすみんが喜んでくれて良かった!!」」
かすみ 「コペ子~みんな~!」 グスッ
26: 2021/01/23(土) 23:45:15.63 ID:DJugvhQu
彼方 「こらこら~彼方ちゃんも一生懸命作ったんだから、コッペパンだけでお腹いっぱいになっちゃダメだよ?」
かすみ 「もちろんです!! 彼方先輩の料理はすごく美味しいですから、たくさん食べますよ~!!」
彼方 「嬉しいこと言ってくれるねぇ~。ほら、かすみちゃんだけじゃなくてみんなも食べようよ。お祝いは祝われる側も楽しまないとね」 ニコッ
侑 「じゃあありがたくいただくね、いただきます!!」 パクッ
侑 「~ん! 美味しい!!」
歩夢 「もぅ、侑ちゃん! 慌てて食べすぎたよ!」
侑 「だってすごく美味しいんだもん!」
かすみ 「もちろんです!! 彼方先輩の料理はすごく美味しいですから、たくさん食べますよ~!!」
彼方 「嬉しいこと言ってくれるねぇ~。ほら、かすみちゃんだけじゃなくてみんなも食べようよ。お祝いは祝われる側も楽しまないとね」 ニコッ
侑 「じゃあありがたくいただくね、いただきます!!」 パクッ
侑 「~ん! 美味しい!!」
歩夢 「もぅ、侑ちゃん! 慌てて食べすぎたよ!」
侑 「だってすごく美味しいんだもん!」
27: 2021/01/23(土) 23:47:02.56 ID:DJugvhQu
コペ子 「それで璃奈ちゃん、そのボタンは今どこにあるの?」
璃奈 「ちゃんとこの胸ポケットにしまってある。NEO・どこでもかすみんのメンテナンスも完璧」
せつ菜 「ふふふ」
愛 「?」
愛 (なんかせっつー機嫌良さそうだけど……なぜか嫌な予感がするような……)
せつ菜 「みなさん少し話を聞いてくれますか!!!!」
侑 「そ、そんな大声で叫ばなくてもちゃんと聞こえてるから大丈夫だよ!」
璃奈 「ちゃんとこの胸ポケットにしまってある。NEO・どこでもかすみんのメンテナンスも完璧」
せつ菜 「ふふふ」
愛 「?」
愛 (なんかせっつー機嫌良さそうだけど……なぜか嫌な予感がするような……)
せつ菜 「みなさん少し話を聞いてくれますか!!!!」
侑 「そ、そんな大声で叫ばなくてもちゃんと聞こえてるから大丈夫だよ!」
28: 2021/01/23(土) 23:48:40.29 ID:DJugvhQu
せつ菜 「実は私もかすみさんにもっと何かできることはないかと、料理を作ってきたのでぜひ食べてください!」
璃奈 「え」
彼方 「!?」
璃奈 「えっと、彼方さん今回は味付けを変えたり……?」
彼方 「ごめん、知らなかった……」
璃奈 「ってことは味付けはそのまま……! 璃奈ちゃんボード『大変なことに』!!」
侑 「えっ、前回せつ菜ちゃんの料理を食べたけど美味しかった気がするよ! 私が最初に食べてもいい?」
せつ菜 「もちろん! 今回はシチューですよ!」
璃奈 「え」
彼方 「!?」
璃奈 「えっと、彼方さん今回は味付けを変えたり……?」
彼方 「ごめん、知らなかった……」
璃奈 「ってことは味付けはそのまま……! 璃奈ちゃんボード『大変なことに』!!」
侑 「えっ、前回せつ菜ちゃんの料理を食べたけど美味しかった気がするよ! 私が最初に食べてもいい?」
せつ菜 「もちろん! 今回はシチューですよ!」
29: 2021/01/23(土) 23:49:55.71 ID:DJugvhQu
侑 「おおっー、相変わらず紫色だね」
せつ菜 「個性です!!!!」
侑 「いただきますーーー!!」 パクッ
侑 「あぽぽ」 ブクブク
侑 「」 バタッ
愛 「えっ、机に突っ伏した……?」
果林 (あぽぽ、って何かしら……)
璃奈 「恐れていたことが……! 璃奈ちゃんボード『おいおい瞬〇だよ』!!」 ガクガク
せつ菜 「あまりにも美味しすぎてほっぺたが落ちてしまったんですね!!!!」
彼方 (ほっぺたは実際に落ちないよ……)
せつ菜 「個性です!!!!」
侑 「いただきますーーー!!」 パクッ
侑 「あぽぽ」 ブクブク
侑 「」 バタッ
愛 「えっ、机に突っ伏した……?」
果林 (あぽぽ、って何かしら……)
璃奈 「恐れていたことが……! 璃奈ちゃんボード『おいおい瞬〇だよ』!!」 ガクガク
せつ菜 「あまりにも美味しすぎてほっぺたが落ちてしまったんですね!!!!」
彼方 (ほっぺたは実際に落ちないよ……)
30: 2021/01/23(土) 23:50:53.43 ID:DJugvhQu
せつ菜 「さて次は、やっぱり主役のかすみさんに食べてもらいましょうか!」
かすみ 「食べたいのは山々なんですけど……コッペパンや彼方先輩の料理を食べすぎちゃって少しお腹いっぱいで……申し訳ないんですけど、あとで大丈夫ですか?」
せつ菜 「もちろんです!!」
璃奈 (かすみちゃん、運良く回避することに成功した……! 良かった)
せつ菜 「じゃあ次は誰に食べてもらいましょうか……うーん、あっ! そこで食べたそうな顔をしてる璃奈さんに食べてもらいましょう!」
璃奈 「!!?」
かすみ 「食べたいのは山々なんですけど……コッペパンや彼方先輩の料理を食べすぎちゃって少しお腹いっぱいで……申し訳ないんですけど、あとで大丈夫ですか?」
せつ菜 「もちろんです!!」
璃奈 (かすみちゃん、運良く回避することに成功した……! 良かった)
せつ菜 「じゃあ次は誰に食べてもらいましょうか……うーん、あっ! そこで食べたそうな顔をしてる璃奈さんに食べてもらいましょう!」
璃奈 「!!?」
31: 2021/01/23(土) 23:52:17.46 ID:DJugvhQu
せつ菜 「ふふ、そんな早く食べたそうな顔をしても食べ物は逃げないので大丈夫ですよ」
璃奈 (自分で言うのもおかしいけど、私そんな表情に出るタイプじゃない……!!)
璃奈 (なんとかして回避しないと……でもここで璃奈ちゃんボードで明確に否定してしまうと、せつ菜さんを傷つけてしまう……どうすれば!)
璃奈 「せ、せつ菜さん」 アセアセ
せつ菜 「言わなくても分かってますよ! 先程の食べたそうな表情から変わってませんから、よっぽど早く食べたいんですね! どうぞ!!」 ニコッ
璃奈 「っ!」
璃奈 (人生でここまで表情に出せないことを憎んだことはないっ……!!)
璃奈 (自分で言うのもおかしいけど、私そんな表情に出るタイプじゃない……!!)
璃奈 (なんとかして回避しないと……でもここで璃奈ちゃんボードで明確に否定してしまうと、せつ菜さんを傷つけてしまう……どうすれば!)
璃奈 「せ、せつ菜さん」 アセアセ
せつ菜 「言わなくても分かってますよ! 先程の食べたそうな表情から変わってませんから、よっぽど早く食べたいんですね! どうぞ!!」 ニコッ
璃奈 「っ!」
璃奈 (人生でここまで表情に出せないことを憎んだことはないっ……!!)
32: 2021/01/23(土) 23:53:42.32 ID:DJugvhQu
璃奈 「か、彼方さん……!」
彼方 「ごめん……!」 プイッ
璃奈 (目を合わせてくれない。見捨てられた!)
せつ菜 「ほら、食べてみてください!!!!」 キラキラ
璃奈 「うぅ……」
璃奈 (純粋な瞳……こんなせつ菜さんを裏切ることなんてできない。腹を括ろう)
彼方 (ごめんね、璃奈ちゃん……彼方ちゃんじゃもう助けられないよ……)
愛 (りなりーの様子を見るにあの料理、見た目同様に恐ろしいのかな……りなりーのあの覚悟を決めた目、腹を括ってるよね。腹を括るっていうより腹を痛めそうだけど……)
彼方 「ごめん……!」 プイッ
璃奈 (目を合わせてくれない。見捨てられた!)
せつ菜 「ほら、食べてみてください!!!!」 キラキラ
璃奈 「うぅ……」
璃奈 (純粋な瞳……こんなせつ菜さんを裏切ることなんてできない。腹を括ろう)
彼方 (ごめんね、璃奈ちゃん……彼方ちゃんじゃもう助けられないよ……)
愛 (りなりーの様子を見るにあの料理、見た目同様に恐ろしいのかな……りなりーのあの覚悟を決めた目、腹を括ってるよね。腹を括るっていうより腹を痛めそうだけど……)
33: 2021/01/23(土) 23:54:48.40 ID:DJugvhQu
璃奈 「いただきます」 パクッ
璃奈 「」 バタッ
果林 「また机に突っ伏したわね……」
せつ菜 「体全体で表現してしまうほど美味しかったんですね!! 嬉しいです!!!!」
愛 「いやいや」
ポチッ
かすみ 「ん? 今の音はなんの音ですか?」
コペ子 「ポチッって鳴ったよね……ん? ポチッ?」
璃奈 「」 バタッ
果林 「また机に突っ伏したわね……」
せつ菜 「体全体で表現してしまうほど美味しかったんですね!! 嬉しいです!!!!」
愛 「いやいや」
ポチッ
かすみ 「ん? 今の音はなんの音ですか?」
コペ子 「ポチッって鳴ったよね……ん? ポチッ?」
34: 2021/01/23(土) 23:55:36.85 ID:DJugvhQu
―――――
―――
―
璃奈 「押したときポチッと鳴るようにしてるし、簡単に押さないように硬めにしてるから問題ない。この硬さだと上半身の体重を全部かけるぐらいじゃないと押せないと思う」
―
―――
―――――
―――
―
璃奈 「押したときポチッと鳴るようにしてるし、簡単に押さないように硬めにしてるから問題ない。この硬さだと上半身の体重を全部かけるぐらいじゃないと押せないと思う」
―
―――
―――――
36: 2021/01/23(土) 23:57:12.59 ID:DJugvhQu
コペ子 「!?」
璃奈 「」
コペ子 (璃奈ちゃんは机に突っ伏してる……そしてたしかボタンは胸ポケットにあるはず。ってことは今、ボタンには上半身の体重がかかってるわけで……)
ガラガラ
愛 「今度はかなりでかい音が聞こえたきたけど、なんの音?」
コペ子 (待って!!? 今テーブルの片付けどころか人の移動すらしていないこの状態で、ここに自動で動くNEO・どこでもかすみんがやってくるってことだよね!?)
コペ子 「みなさん逃げてください!!」
かすみ 「えっ?」
璃奈 「」
コペ子 (璃奈ちゃんは机に突っ伏してる……そしてたしかボタンは胸ポケットにあるはず。ってことは今、ボタンには上半身の体重がかかってるわけで……)
ガラガラ
愛 「今度はかなりでかい音が聞こえたきたけど、なんの音?」
コペ子 (待って!!? 今テーブルの片付けどころか人の移動すらしていないこの状態で、ここに自動で動くNEO・どこでもかすみんがやってくるってことだよね!?)
コペ子 「みなさん逃げてください!!」
かすみ 「えっ?」
37: 2021/01/24(日) 00:00:04.65 ID:p2gvEr15
ガラガラ
ガラガラ
歩夢 「ってみんなあれ見て!!」
果林 「あれってNEO・どこでもかすみん!?」
愛 「こっちに突っ込んでくるよ!?」
ドカーーン
バキッ
彼方 「テーブルが一瞬で割れた!?」
果林 「あれに巻き込まれたらやばいわよ!?」
ボワワァァァァァーーーー!
愛 「って今度は口から炎が出てきた!?」
愛 (とりあえず気絶してるりなりーを運ばないと! ゆうゆうは……歩夢とせっつーの協力で運んでるね)
ガラガラ
歩夢 「ってみんなあれ見て!!」
果林 「あれってNEO・どこでもかすみん!?」
愛 「こっちに突っ込んでくるよ!?」
ドカーーン
バキッ
彼方 「テーブルが一瞬で割れた!?」
果林 「あれに巻き込まれたらやばいわよ!?」
ボワワァァァァァーーーー!
愛 「って今度は口から炎が出てきた!?」
愛 (とりあえず気絶してるりなりーを運ばないと! ゆうゆうは……歩夢とせっつーの協力で運んでるね)
38: 2021/01/24(日) 00:01:06.90 ID:p2gvEr15
エマ 「テーブルが燃えてる……!」
しずく 「……!」
しずく (燃え盛る炎の中、止まることなく私たちに襲いかかる巨大な影。その奥には、優しく微笑んでるような、それでいて闇の深いような、そんな無垢な笑顔が潜んでいた……)
しずく 「どこでもかすみんが襲来した……!」
しずく (その姿はあまりにも大きく、まるで)
しずく 「ゴジラだ……! どこでもかすみんがゴジラに見える……!!」 ガクガク
しずく 「……!」
しずく (燃え盛る炎の中、止まることなく私たちに襲いかかる巨大な影。その奥には、優しく微笑んでるような、それでいて闇の深いような、そんな無垢な笑顔が潜んでいた……)
しずく 「どこでもかすみんが襲来した……!」
しずく (その姿はあまりにも大きく、まるで)
しずく 「ゴジラだ……! どこでもかすみんがゴジラに見える……!!」 ガクガク
39: 2021/01/24(日) 00:02:29.09 ID:p2gvEr15
彼方 「しずくちゃん!! 気持ちは分かるけど震えて動けなかったら巻き込まれちゃうよ!! 早く逃げないと!!」
果林 「そういえばかすみちゃんは!?」
しずく 「!」
しずく (かすみさん……?)
歩夢 「かすみちゃんがあそこにいる!」
愛 「そんな!? NEO・どこでもかすみんのすぐ近くじゃん!? あそこにいたら巻き込まれる……!」
しずく 「かすみさん!?」
果林 「そういえばかすみちゃんは!?」
しずく 「!」
しずく (かすみさん……?)
歩夢 「かすみちゃんがあそこにいる!」
愛 「そんな!? NEO・どこでもかすみんのすぐ近くじゃん!? あそこにいたら巻き込まれる……!」
しずく 「かすみさん!?」
40: 2021/01/24(日) 00:03:32.78 ID:p2gvEr15
かすみ 「……」 ガクガク
かすみ (今日はかすみんの誕生日で、みんながサプライズパーティーを準備してくれていて、本当に楽しい時間が待っている……)
かすみ (とさっきまで思ってました……なのにまさか)
キャァァァァーー!
ハヤクニゲロォォォォーー!
しずく 「かすみさん!? 立ち止まっちゃダメです、早く逃げてください!!」
かすみ (まさかこんなことになるなんて……)
かすみ (今日はかすみんの誕生日で、みんながサプライズパーティーを準備してくれていて、本当に楽しい時間が待っている……)
かすみ (とさっきまで思ってました……なのにまさか)
キャァァァァーー!
ハヤクニゲロォォォォーー!
しずく 「かすみさん!? 立ち止まっちゃダメです、早く逃げてください!!」
かすみ (まさかこんなことになるなんて……)
41: 2021/01/24(日) 00:04:42.90 ID:p2gvEr15
かすみ 「しず子……私、足がすくんで動けないんだ……」
しずく 「!?」
かすみ 「だからみんなに伝えておいて……結果こんなことになっちゃったけど、それでもみんながかすみんのためにお祝いしてくれたこと、本当に嬉しかったって。それと……」
しずく 「かすみさん!! そんな最後みたいなことを言わないでください!! 今私が助けに行きますから!!」
かすみ 「大好きだよ、しず子。これからも演劇の夢、叶えてね」 ニコッ
しずく 「っ! かすみさん今行きますから!」
しずく 「!?」
かすみ 「だからみんなに伝えておいて……結果こんなことになっちゃったけど、それでもみんながかすみんのためにお祝いしてくれたこと、本当に嬉しかったって。それと……」
しずく 「かすみさん!! そんな最後みたいなことを言わないでください!! 今私が助けに行きますから!!」
かすみ 「大好きだよ、しず子。これからも演劇の夢、叶えてね」 ニコッ
しずく 「っ! かすみさん今行きますから!」
42: 2021/01/24(日) 00:06:21.78 ID:p2gvEr15
果林 「しずくちゃん!! ダメよ!! 炎が周辺に広がってて、ここからじゃかすみちゃんのところには行けない!!」 ガシッ
しずく 「果林さん、手を離してください!!」 ブンッ
果林 「しずくちゃん!?」
しずく 「かすみさん! かすみさん!」 タタタタ
しずく (私はもっとかすみさんと一緒にいたい!! なにが『大好きだよ』なの!! 私だってかすみさんに伝えたいことが、届けたい気持ちがこんなにたくさんあるのに、一方的に言いたいこと言ってお別れなんて……!! そんなの!! そんなの!!) ポロポロ
しずく 「認めないですからね!!」 サッ
しずく 「果林さん、手を離してください!!」 ブンッ
果林 「しずくちゃん!?」
しずく 「かすみさん! かすみさん!」 タタタタ
しずく (私はもっとかすみさんと一緒にいたい!! なにが『大好きだよ』なの!! 私だってかすみさんに伝えたいことが、届けたい気持ちがこんなにたくさんあるのに、一方的に言いたいこと言ってお別れなんて……!! そんなの!! そんなの!!) ポロポロ
しずく 「認めないですからね!!」 サッ
43: 2021/01/24(日) 00:07:25.33 ID:p2gvEr15
かすみ 「しず子!? 所々服が焦げてるし……そ、それにそこにいたらしず子が巻き込まれちゃうよ!?」
しずく 「別に構いません!! 私はかすみさんの盾になるためにここに来たんです!!」
かすみ 「!?」
NEO・どこでもかすみん 「」 ガラガラ
しずく 「かすみさんは絶対に守ります!!!!」
かすみ 「やめてよ! しず子ーーーー!!!」
しずく (さよなら……かすみさん)
キッ
しずく 「別に構いません!! 私はかすみさんの盾になるためにここに来たんです!!」
かすみ 「!?」
NEO・どこでもかすみん 「」 ガラガラ
しずく 「かすみさんは絶対に守ります!!!!」
かすみ 「やめてよ! しず子ーーーー!!!」
しずく (さよなら……かすみさん)
キッ
44: 2021/01/24(日) 00:08:46.96 ID:p2gvEr15
しずく 「?」
しずく (目をつぶってるんですが……何かにぶつかった感じはしませんね? どうして?)
しずく 「……!」 パチッ
しずく 「NEO・どこでもかすみんが止まってる!?」
かすみ 「良かったよぉぉぉーーーー! しず子ーーーー!!」 ポロポロ
コペ子 「……!」
コペ子 (そっか、あくまで自動だから、止まるのも決まったタイミングでくるんだ!!)
しずく (目をつぶってるんですが……何かにぶつかった感じはしませんね? どうして?)
しずく 「……!」 パチッ
しずく 「NEO・どこでもかすみんが止まってる!?」
かすみ 「良かったよぉぉぉーーーー! しず子ーーーー!!」 ポロポロ
コペ子 「……!」
コペ子 (そっか、あくまで自動だから、止まるのも決まったタイミングでくるんだ!!)
45: 2021/01/24(日) 00:10:15.79 ID:p2gvEr15
愛 「いったん無事で良かったけど安心はできないよ!! まだ二人の周りには炎が広がってるんだから! 早く水で消さないと! ほら、みんな! バケツを持って!」
コッペパン同好会 「「かすみん!! しずくちゃん!! 今助けるからねーー!!」」 バシャ バシャ
せつ菜 「……」 バシャ バシャ
せつ菜 (私のせいです……危ないと周りに言われているのに、炎の演出なんてやろうとしたから……だからなんとしても私が炎を消さないといけないんです。なのに……!)
せつ菜 「全然炎が消えません……!」 バシャ バシャ
コッペパン同好会 「「かすみん!! しずくちゃん!! 今助けるからねーー!!」」 バシャ バシャ
せつ菜 「……」 バシャ バシャ
せつ菜 (私のせいです……危ないと周りに言われているのに、炎の演出なんてやろうとしたから……だからなんとしても私が炎を消さないといけないんです。なのに……!)
せつ菜 「全然炎が消えません……!」 バシャ バシャ
46: 2021/01/24(日) 00:11:28.13 ID:p2gvEr15
部長 「はっ!」
部長 「あれ……? 今まで私は何を?」
しずく (部長は我慢できずにいち早くせつ菜さんのシチューを食べてたんですね……)
部長 「ってしずくと中須さんが炎の中に!? もしかしてもうパフォーマンス始まっちゃった?」
せつ菜 「あれはパフォーマンスなんかじゃありません!! 本物の火事ですよ!?」
部長 「なるほど、火事に驚く演技も上手だ。この同好会はやっぱりみんな演技が上手だね、よければ演劇部に入ってみない?」
せつ菜 「演劇部の部長さんはバカなんですか!!?? 天然なんですか!!??」
しずく 「っ! 天然です!!!! それか多分まだ寝ぼけてます!!」
部長 「それにしても火事か……演出としては定番だけど……。そうだ、しずく! 面白いこと考えたんだけど」
しずく 「っ! 却下です!!!!」
部長 「あれ……? 今まで私は何を?」
しずく (部長は我慢できずにいち早くせつ菜さんのシチューを食べてたんですね……)
部長 「ってしずくと中須さんが炎の中に!? もしかしてもうパフォーマンス始まっちゃった?」
せつ菜 「あれはパフォーマンスなんかじゃありません!! 本物の火事ですよ!?」
部長 「なるほど、火事に驚く演技も上手だ。この同好会はやっぱりみんな演技が上手だね、よければ演劇部に入ってみない?」
せつ菜 「演劇部の部長さんはバカなんですか!!?? 天然なんですか!!??」
しずく 「っ! 天然です!!!! それか多分まだ寝ぼけてます!!」
部長 「それにしても火事か……演出としては定番だけど……。そうだ、しずく! 面白いこと考えたんだけど」
しずく 「っ! 却下です!!!!」
48: 2021/01/24(日) 00:18:07.75 ID:p2gvEr15
エマ 「少し炎はおさまってきたけど……」 バシャ バシャ
愛 「それでも勢いが強すぎてバケツの水じゃ消せない!」 バシャ バシャ
せつ菜 「っ!」
せつ菜 (このバケツじゃダメです! もっと大きなバケツを!) ドンッ
せつ菜 「!?」
せつ菜 (今慌てて振り向いたときに何かとぶつかって突き飛ばした!? 炎が広がってる今、人だったら大変なことに!?)
せつ菜 「ってあれは私のシチューが入った鍋!? あぁ……火の中に消えてゆく……」
愛 「それでも勢いが強すぎてバケツの水じゃ消せない!」 バシャ バシャ
せつ菜 「っ!」
せつ菜 (このバケツじゃダメです! もっと大きなバケツを!) ドンッ
せつ菜 「!?」
せつ菜 (今慌てて振り向いたときに何かとぶつかって突き飛ばした!? 炎が広がってる今、人だったら大変なことに!?)
せつ菜 「ってあれは私のシチューが入った鍋!? あぁ……火の中に消えてゆく……」
49: 2021/01/24(日) 00:21:05.27 ID:p2gvEr15
ジュワワァ
シュシュシュ……
彼方 「あれ? 炎の勢いが一気に弱まった?」
愛 「本当だ……水でもダメだったのにどうして? 消火剤でも入ったのかな?」
果林 「理由探しは後!! 火の勢いが弱まってる今が消化のチャンスよ!!」 バシャ バシャ
愛 「そうだね……かすみん、しずく! 今助けるよ!!」 バシャ バシャ
部長 「二人とも!! 今助けるから!!」 バシャ バシャ ←目が覚めた
せつ菜 「……」
せつ菜 (私が作ったシチューで火が消えるって……いや結果的に良かったはずなんですけど、なぜか釈然としない……)
バシャ バシャ
バシャ バシャ
…
…
…
シュシュシュ……
彼方 「あれ? 炎の勢いが一気に弱まった?」
愛 「本当だ……水でもダメだったのにどうして? 消火剤でも入ったのかな?」
果林 「理由探しは後!! 火の勢いが弱まってる今が消化のチャンスよ!!」 バシャ バシャ
愛 「そうだね……かすみん、しずく! 今助けるよ!!」 バシャ バシャ
部長 「二人とも!! 今助けるから!!」 バシャ バシャ ←目が覚めた
せつ菜 「……」
せつ菜 (私が作ったシチューで火が消えるって……いや結果的に良かったはずなんですけど、なぜか釈然としない……)
バシャ バシャ
バシャ バシャ
…
…
…
51: 2021/01/24(日) 00:45:22.65 ID:p2gvEr15
愛 「大体消火できたはずだけど……」
果林 「かすみちゃーん! しずくちゃーん! いるなら返事して!」
かすみ 「かすみんとしず子はここにいますよーー!」
エマ 「見つけたよ! あそこ!!」
彼方 「かすみちゃん、しずくちゃん!! 無事で良かったぁ!!」 ダキッ
しずく 「って彼方さん!?」
かすみ 「彼方先輩、そんな強く抱きしめられたら苦しいですよぉ」
彼方 「だってぇ、だってぇ……!」 ポロポロ
果林 「かすみちゃーん! しずくちゃーん! いるなら返事して!」
かすみ 「かすみんとしず子はここにいますよーー!」
エマ 「見つけたよ! あそこ!!」
彼方 「かすみちゃん、しずくちゃん!! 無事で良かったぁ!!」 ダキッ
しずく 「って彼方さん!?」
かすみ 「彼方先輩、そんな強く抱きしめられたら苦しいですよぉ」
彼方 「だってぇ、だってぇ……!」 ポロポロ
52: 2021/01/24(日) 00:46:52.90 ID:p2gvEr15
果林 「ふふ、彼方ったら、あんなに泣いちゃって。よっぽど不安だったのね」 グスッ
エマ 「そんなこと言ってる果林ちゃんも泣いてるよ?」 グスッ
果林 「なっ/// エマこそ泣いてるじゃない!!」
エマ 「あっ、本当だ……///」
果林 「……まぁ彼方ほどじゃないにしろ、エマも私も後輩が大好きってことね」
エマ 「そんなこと言ってる果林ちゃんも泣いてるよ?」 グスッ
果林 「なっ/// エマこそ泣いてるじゃない!!」
エマ 「あっ、本当だ……///」
果林 「……まぁ彼方ほどじゃないにしろ、エマも私も後輩が大好きってことね」
53: 2021/01/24(日) 00:48:45.38 ID:p2gvEr15
愛 「りなりー? 大丈夫?」
璃奈 「……大丈夫。愛さんが水を飲ませてくれたおかげでなんとか一命を取り留めた」
せつ菜 「みんな無事で本当に良かったです……それにしても、侑さんも璃奈さんも火事の前に気絶するなんて、煙が微小ながら既に発生してたんでしょうか?」
愛 「いや、気絶は火事関係ないと思うよ……それにしても、せっつー! NEO・どこでもかすみんにあんな危ない機能をつけるなんて!! りなりーもりなりーだよ! 自動で動くんだったら起動ボタンだけじゃなくて、強制停止ボタンとかも用意しとくべきでしょ!?」
せつ菜・璃奈 「「ごめんなさい……」」 ショボーン
愛 「まぁ、でも、みんな無事で良かったよ。本当に良かった」 ダキッ
せつ菜 「!」
愛 「少しこのままにさせてくれる? ……抱きしめてないと不安になっちゃうからさ」
せつ菜 「……分かりました」 ニコッ
璃奈 「……大丈夫。愛さんが水を飲ませてくれたおかげでなんとか一命を取り留めた」
せつ菜 「みんな無事で本当に良かったです……それにしても、侑さんも璃奈さんも火事の前に気絶するなんて、煙が微小ながら既に発生してたんでしょうか?」
愛 「いや、気絶は火事関係ないと思うよ……それにしても、せっつー! NEO・どこでもかすみんにあんな危ない機能をつけるなんて!! りなりーもりなりーだよ! 自動で動くんだったら起動ボタンだけじゃなくて、強制停止ボタンとかも用意しとくべきでしょ!?」
せつ菜・璃奈 「「ごめんなさい……」」 ショボーン
愛 「まぁ、でも、みんな無事で良かったよ。本当に良かった」 ダキッ
せつ菜 「!」
愛 「少しこのままにさせてくれる? ……抱きしめてないと不安になっちゃうからさ」
せつ菜 「……分かりました」 ニコッ
54: 2021/01/24(日) 00:50:09.76 ID:p2gvEr15
歩夢 「って侑ちゃんが目を覚まさないよーーーー!」 ポロポロ
歩夢 「侑ちゃん! 侑ちゃん!!」 ポロポロ
侑 「……」
歩夢 「あなたがいてくれないと、侑ちゃんがいてくれないと、私は全然ダメなんだよ……」 ポロポロ
侑 「……!」
侑 (あなたは英語でYou、ゆうと呼ぶ。そして自分の名前は侑……これはなんて高度なダジャレなんだろう)
歩夢 「侑ちゃん! 侑ちゃん!!」 ポロポロ
侑 「……」
歩夢 「あなたがいてくれないと、侑ちゃんがいてくれないと、私は全然ダメなんだよ……」 ポロポロ
侑 「……!」
侑 (あなたは英語でYou、ゆうと呼ぶ。そして自分の名前は侑……これはなんて高度なダジャレなんだろう)
55: 2021/01/24(日) 00:51:00.07 ID:p2gvEr15
侑 「っ!!! ……死ぬかと思った!」 ピクッ
歩夢 「侑ちゃんが生き返った……!」 ポロポロ
侑 「ごめんね歩夢……ちゃんと声が聞こえたよ、だから戻って来れたんだ」
歩夢 「侑ちゃん……!」
侑 「あんな面白いダジャレを言われたら、笑うために生き返らなくちゃね」 ニコッ
歩夢 「侑ちゃんのばかっ!!!!」 ペシーン
侑 「ひでぶっ!!」
歩夢 「侑ちゃんが生き返った……!」 ポロポロ
侑 「ごめんね歩夢……ちゃんと声が聞こえたよ、だから戻って来れたんだ」
歩夢 「侑ちゃん……!」
侑 「あんな面白いダジャレを言われたら、笑うために生き返らなくちゃね」 ニコッ
歩夢 「侑ちゃんのばかっ!!!!」 ペシーン
侑 「ひでぶっ!!」
57: 2021/01/24(日) 01:17:49.09 ID:p2gvEr15
彼方 「うぅ……」 グスッ
かすみ 「彼方先輩、泣き止みましたか?」
彼方 「うん。ごめんね~カッコ悪いところ見せちゃって」
しずく 「そんなことありません!! むしろ後輩のことを心から心配してくれる彼方さんは、すごくカッコよかったです!!」
彼方 「そう言われると照れちゃうなぁ///」
エマ 「それにしてもあそこまでの炎で、テーブル周辺が燃えただけで済んだのは本当に良かったよぉ」
果林 「広がったおかげね。広いスペースを取ってて本当に良かったわ」
かすみ 「彼方先輩、泣き止みましたか?」
彼方 「うん。ごめんね~カッコ悪いところ見せちゃって」
しずく 「そんなことありません!! むしろ後輩のことを心から心配してくれる彼方さんは、すごくカッコよかったです!!」
彼方 「そう言われると照れちゃうなぁ///」
エマ 「それにしてもあそこまでの炎で、テーブル周辺が燃えただけで済んだのは本当に良かったよぉ」
果林 「広がったおかげね。広いスペースを取ってて本当に良かったわ」
58: 2021/01/24(日) 01:21:24.44 ID:p2gvEr15
かすみ 「だけどコッペパン同好会のみんなや、先輩たちが作ってくれた料理は全て燃えてしまいました……」 グスッ
彼方 「それに関しては仕方ないことだよ。不幸中の幸いで、食べ終わるあたりだったからほとんど残ってなかったし、それにそこまで悲しんでくれたなら作った側としてはもう十分かな」 ニコッ
コペ子 「私たちもかすみんの笑顔のために頑張ったから、かすみんには笑って欲しいな! 今度はかすみんのコッペパンをみんなにご馳走してよ!」 ニコッ
コッペパン同好会 「「かすみんのコッペパンはね最高さ!!」」
果林 「突然の五・七・五ね……」
かすみ 「先輩……! みんな……!!」 パァァ
彼方 「それに関しては仕方ないことだよ。不幸中の幸いで、食べ終わるあたりだったからほとんど残ってなかったし、それにそこまで悲しんでくれたなら作った側としてはもう十分かな」 ニコッ
コペ子 「私たちもかすみんの笑顔のために頑張ったから、かすみんには笑って欲しいな! 今度はかすみんのコッペパンをみんなにご馳走してよ!」 ニコッ
コッペパン同好会 「「かすみんのコッペパンはね最高さ!!」」
果林 「突然の五・七・五ね……」
かすみ 「先輩……! みんな……!!」 パァァ
59: 2021/01/24(日) 01:23:05.41 ID:p2gvEr15
しずく 「かすみさん……」
しずく (一時はどうなるかと思ったけど、本当にみんな無事で良かった……それにかすみさんはあんなことがあっても、強く笑える人だから。もう心配する必要もない)
部長 「しずく、せっかくだからこのまま演劇してみる?」
しずく 「部長……! そうですね! 演劇やパフォーマンス、みんなしっかりそれぞれ練習してきたんですから、かすみさんに見てもらわないと!」
部長 「それにしずく。何人かに話を聞いたんだけど、私が気絶してる間にまるで漫画の主人公みたいなことをしたんだって?」
しずく 「えっ?」
しずく (一時はどうなるかと思ったけど、本当にみんな無事で良かった……それにかすみさんはあんなことがあっても、強く笑える人だから。もう心配する必要もない)
部長 「しずく、せっかくだからこのまま演劇してみる?」
しずく 「部長……! そうですね! 演劇やパフォーマンス、みんなしっかりそれぞれ練習してきたんですから、かすみさんに見てもらわないと!」
部長 「それにしずく。何人かに話を聞いたんだけど、私が気絶してる間にまるで漫画の主人公みたいなことをしたんだって?」
しずく 「えっ?」
60: 2021/01/24(日) 01:25:03.98 ID:p2gvEr15
部長 「大好きなあの子を守るために、自分を盾にするなんて……いやぁ、流石しずく。カッコいいことをするねぇ」
しずく 「なっ///」 カァァ
部長 「だから演劇でもカッコいいところを見せちゃって、告白に一歩近づきなよ」
しずく 「部長!! からかわないでください!!///」
部長 「あははっ、しずくは面白いなぁ」
かすみ 「しず子? 部長さんと話してるの?」
しずく 「なっ///」 カァァ
部長 「だから演劇でもカッコいいところを見せちゃって、告白に一歩近づきなよ」
しずく 「部長!! からかわないでください!!///」
部長 「あははっ、しずくは面白いなぁ」
かすみ 「しず子? 部長さんと話してるの?」
61: 2021/01/24(日) 01:40:32.75 ID:p2gvEr15
部長 「ほら、しずく。あの子が呼んでるよ。私たちは演劇の準備をしとくから、しずくは演劇をやることを報告ついでにあの子と話してきなよ」
しずく 「部長、私だって演劇部員なんですから、準備手伝いますよ!!」
部長 「あのねぇ、これは仲間外れにしてるんじゃなくて気を遣ってるの。早く行きなさい」
しずく 「むぅ……部長は変な気を遣わないでくださいよ!!」 プンプン
部長 「はいはい」
しずく 「かすみさーん! 今行きますねーー!!」 タタタタ
果林 「しずくちゃんも元気になったようで良かったわ」
かすみ 「……」
かすみ (しず子……しず子も大変だったけど、無事元気そうで良かったなぁ。それにしても)
しずく 「部長、私だって演劇部員なんですから、準備手伝いますよ!!」
部長 「あのねぇ、これは仲間外れにしてるんじゃなくて気を遣ってるの。早く行きなさい」
しずく 「むぅ……部長は変な気を遣わないでくださいよ!!」 プンプン
部長 「はいはい」
しずく 「かすみさーん! 今行きますねーー!!」 タタタタ
果林 「しずくちゃんも元気になったようで良かったわ」
かすみ 「……」
かすみ (しず子……しず子も大変だったけど、無事元気そうで良かったなぁ。それにしても)
62: 2021/01/24(日) 01:41:11.82 ID:p2gvEr15
―――――
―――
―
しずく 「認めないですからね!!」 サッ
かすみ 「しず子!? 所々服が焦げてるし……そ、それにそこにいたらしず子が巻き込まれちゃうよ!?」
しずく 「別に構いません!! 私はかすみさんの盾になるためにここに来たんです!!」
かすみ 「!?」
NEO・どこでもかすみん 「」 ガラガラ
しずく 「かすみさんは絶対に守ります!!!!」
―
―――
―――――
―――
―
しずく 「認めないですからね!!」 サッ
かすみ 「しず子!? 所々服が焦げてるし……そ、それにそこにいたらしず子が巻き込まれちゃうよ!?」
しずく 「別に構いません!! 私はかすみさんの盾になるためにここに来たんです!!」
かすみ 「!?」
NEO・どこでもかすみん 「」 ガラガラ
しずく 「かすみさんは絶対に守ります!!!!」
―
―――
―――――
63: 2021/01/24(日) 01:42:21.40 ID:p2gvEr15
かすみ (あのときのしず子、すごくカッコよかったなぁ///)
しずく 「かすみさん? ちょっと顔が赤く見えますけど大丈夫ですか? もしかして炎の近くにいたから!?」
かすみ 「なっ!/// この顔の赤さは別になんでもないですよ!!///」
しずく 「うーん、本当? ほらもうちょっと顔を近くで見せて?」 クイッ
かすみ 「って顔を近づけるなぁ!!///」
しずく 「……? 大丈夫なら別に良いですけど」 キョトン
しずく 「かすみさん? ちょっと顔が赤く見えますけど大丈夫ですか? もしかして炎の近くにいたから!?」
かすみ 「なっ!/// この顔の赤さは別になんでもないですよ!!///」
しずく 「うーん、本当? ほらもうちょっと顔を近くで見せて?」 クイッ
かすみ 「って顔を近づけるなぁ!!///」
しずく 「……? 大丈夫なら別に良いですけど」 キョトン
64: 2021/01/24(日) 01:43:15.53 ID:p2gvEr15
かすみ 「にしても本当、誕生日だからってエピソードてんこ盛りすぎですよ! 一生、話のネタにできちゃうぐらいです!」
しずく 「まぁでも、結果論だけど、一生記憶に残るような誕生日で良かったんじゃない?」
かすみ 「いやそれにしても度があるよね!?」
しずく 「ふふ、そうかもね……ねぇ一つ言いたいことがあるんだけど良いかな?」
かすみ 「……? 別に構いませんけど」
しずく 「……かすみさん、改めてお誕生日おめでとう!」 ニコッ
かすみ 「……どういたしまして!///」
おわり
しずく 「まぁでも、結果論だけど、一生記憶に残るような誕生日で良かったんじゃない?」
かすみ 「いやそれにしても度があるよね!?」
しずく 「ふふ、そうかもね……ねぇ一つ言いたいことがあるんだけど良いかな?」
かすみ 「……? 別に構いませんけど」
しずく 「……かすみさん、改めてお誕生日おめでとう!」 ニコッ
かすみ 「……どういたしまして!///」
おわり
66: 2021/01/24(日) 02:01:45.24 ID:p2gvEr15
日付は超えてしまいましたが、かすみん、誕生日おめでとうございます!!
所々誤字があるのは反省点ですね……。
前作(所々今作とも関係あるネタが出てきます)
愛 「かすみんのライブにテレビが!?」
前々作
にこ 「しょうがないわねぇ」
所々誤字があるのは反省点ですね……。
前作(所々今作とも関係あるネタが出てきます)
愛 「かすみんのライブにテレビが!?」
愛 「かすみんのライブにテレビが!?」【ラブライブ!SS】
1: 2021/01/10(日) 22:59:50.64 ID:P5n1HH9+
かすみ 「そうなんですよ~♪ 今話題のスクールアイドルとして、テレビが取材に来てたんです!」 璃奈 「それで今日はそのニュー...
前々作
にこ 「しょうがないわねぇ」
68: 2021/01/24(日) 05:03:54.19 ID:JZGAwaiZ
追いついたら終わってた…乙!
やはりかすかすはかわいい
やはりかすかすはかわいい
69: 2021/01/24(日) 05:08:46.69 ID:LzDWnBHX
jΣミイ˶º ᴗº˶リおつ
70: 2021/01/24(日) 09:29:03.02 ID:T/C9l7ao
乙
良かったよ
良かったよ
71: 2021/01/24(日) 13:15:25.23 ID:YOdDBcTB
お疲れ様でした
今回も独特の雰囲気で面白かったですよ。
今回も独特の雰囲気で面白かったですよ。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1611411850/