【SS】せつ菜「真ん中バースデー！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

せつかす

～部室～

せつ菜「聞いてください聞いてください！」

かすみ「なんですか？騒々しいですね」

せつ菜「今巷では真ん中バースデーと言うものが流行ってるらしいんですよ！」

かすみ「真ん中バースデー？」

果林「なにかしらそれ？」

せつ菜「私もそう思って調べたのですが…恋人や友達など仲のいい2人の誕生日を足して割って計算して、」

せつ菜「その2人の丁度真ん中の日にちを真ん中バースデーと記念日にするらしいです！」

かすみ「へぇ～なんか変なことしますね～」

果林「それじゃあ4月1日の人と4月7日の人だったら、真ん中バースデーは4月4日ってことかしら」

せつ菜「そうですそうです！」

かすみ「そんなのが流行ってるんですね～」

せつ菜「一部ではアニメや漫画の好きなキャラ2人の真ん中バースデーを調べて祝ってる方も居るようです」

果林「あぁ、だからせつ菜も興味があるのね」

せつ菜「はい！私も好きな2人の真ん中バースデーを調べてみたのですが…」

せつ菜「丁度真ん中バースデーの日がライバルが手を結ぶ日、とあったので熱くなっちゃいました！」

果林「凄い奇跡じゃない！」

かすみ「へぇ～かすみんも調べてみたいですね～」

かすみ「かすみんの真ん中バースデーはきっと世界一可愛い日とかですよ！」

果林「そんなのがあるかしら…」

せつ菜「いいですね！やりましょう！」

果林「でも誰とのを調べるの？」

せつ菜「せっかくだしこの3人や同好会の皆さんで調べてみませんか？」

かすみ「いいですね！」

果林「私とせつ菜とかすみちゃんの真ん中バースデーはどんな日なのか気になるわね」

せつ菜「えっと果林さんの誕生日は6月29日で私は8月8日ですから………」

せつ菜「7月19日ですね！」

果林「7月…まだちょっと先なのね」

せつ菜「6月と8月の間ですから……調べてみると、はじまりに関する記念日らしいですよ！」

果林「へぇいいじゃない！はじまりって何だかいいわよね」

せつ菜「はい！」

かすみ「かすみんも調べてみました～！」

かすみ「えっとえっと…果林先輩との真ん中バースデーは4月12日らしいです」

せつ菜「先月だったんですね」

かすみ「それに記念日も調べてみたら…読書の日？らしいです……」

果林「あんまりぱっとしないわね…」

かすみ「なんかもうちょっといい記念日ないんですかね～」

果林「でも真ん中バースデーって他の人の組み合わせで日にちも変わるから」

果林「それで、せつ菜とかすみちゃんの真ん中バースデーはいつだったの？」

せつ菜「はい、調べてみたのですが…

せつ菜「5月2日らしいです！」

かすみ「5月2日って………」

かすみ「今日じゃないですか！！！！！」

せつ菜「そうです！今日です！」

かすみ「こう言うのって大体いざ調べてみると先だったり過ぎてたりするものなんじゃないんですか！？」

せつ菜「私もビックリしました！これは運命！運命ですね！」ｸﾞｲｸﾞｲ

かすみ「ぬわー！やめてくださいー！」

果林「ふふっ、2人は相変わらずね」

…………

かすみ「かすみんとせつ菜先輩の真ん中バースデーって今日だったんですね。ビックリしました」

せつ菜「狙っていた訳では無いのですが…」

果林「それで2人の記念日はどんな日なの？」

せつ菜「調べてみました！歯医者の日…鉄道の日…緑茶の日…らしいです」

果林「これもなんだか…」

かすみ「なんでどれもこれもパッとしないんですかー！」

せつ菜「ライバルの日とかだったら凄い熱かったですね！」

かすみ「そうですよー」

果林「他の同好会メンバーでやってみたらいいじゃない。なにか良いのがでるかもしれないわよ」

かすみ「もー！やってみますー！」

せつ菜「かすみさんと私の真ん中バースデーって今日だったんですね…」

せつ菜「ゴールデンウィークの中の日曜日ですけど…」

果林「どうしたの？」

せつ菜「せっかくですしなにかするのはどうでしょうか？」

かすみ「なにかってなんですか？」

せつ菜「せっかくの記念日ですしなにか記念日的なことをやりましょう！」

かすみ「漠然とし過ぎてますよ…」

果林「記念日的なことねぇ……」

せつ菜「今日は3人しか居ませんし、ちょっと遊ぶのもよくないですか！？」

かすみ「ゴールデンウィーク中の日曜日ですからね…かすみん達だけしか集まらなかったですし」

果林「それじゃあ思いついた記念日的なことを何でもやるって言うのはどうかしら？」

せつ菜「いいですね！楽しそうです！」

かすみ「なんだか楽しそうですね！」

せつ菜「でも記念日的なことって何でしょう？」

かすみ「うーんケーキを食べるとか皆でパーティして遊ぶとか…？」

果林「皆で遊ぶ？」

せつ菜「遊びますか？」

かすみ「いいですよ！」

せつ菜「じゃあ何にします？」

かすみ「トランプぐらいしかありませんけど」

果林「じゃあ…やっちゃう？」

せつ菜「やっちゃいましょう！」

果林「ふふ…負けないわよ」

せつ菜「私もです！」

果林「勝ったわ！」

せつ菜「勝ちました！」

かすみ「うぅ…負けましたぁ……」

せつ菜「果林さんババ抜き強いですね！」

果林「まぁね」

かすみ「ぐぬぬ……もう1回！もう1回やりましょう！」

果林「かすみちゃんもせつ菜も顔に出やすいから」

せつ菜「そんな顔に出てましたか？」

かすみ「なんだか悔しいです…！」

かすみ「次は神経衰弱やりましょう！かすみん記憶力には自信があるんですよ！」

せつ菜「私も自信あります！」

果林「2人とも自信満々ね。私も負けてられないわね！」

……………

かすみ「やったー！16ペアでかすみんの勝ちです！」

せつ菜「強いですね！」

果林「私は全然ダメだったわ……」

かすみ「ふふーん流石かすみんですね！」

果林「記憶力凄いのね、かすみちゃん」

かすみ「へへーん」

せつ菜「次はダウト！ってゲームをやりませんか？」

果林「嘘を見破るゲームだっけ？」

せつ菜「そうです！それなら勝てる気がします！」

かすみ「嘘を見破る…？面白そうですね！」

せつ菜「次は勝ちます！」


せつ菜「ダウト！ですね！」

かすみ「ぐぬぬ……」

果林「強いわね、せつ菜」

せつ菜「こう言うゲーム大好きなんです！」

果林「まぁ嘘って言うと私達もいつも見破ってるようなものだしね」

かすみ「ちょっと！なんでかすみんを見るんですか」

せつ菜「あはは……」

かすみ「これかすみんにはちょっと合わないゲームですよ」

果林「私たち得意なゲームも苦手なゲームも全部バラバラね」

せつ菜「そうですね…得意なゲームすらもバラバラってなんだか面白いですね！」

かすみ「面白いですか？」

果林「面白いと思わない？」

かすみ「まぁ…ちょっと面白いですかね」

果林「ふふっやっぱりそうよね」

せつ菜「次は何します？」

かすみ「うーん………」

せつ菜「ケーキ作りませんか！」

かすみ「ケ、ケーキ？」

せつ菜「はい！さっき記念日と言えばケーキと言ってたので！」

果林「ケーキね‥‥‥」

かすみ「ケーキ…ですかぁ……」

せつ菜「嫌ですか？」

かすみ「いっ、嫌な訳では無いですけど……」

果林「……………」

せつ菜「そうですか…でも私料理下手ですもんね…」

かすみ「……………」

かすみ「うぅっ、どうするんですか果林先輩！(小声)」

せつ菜「こう言うゲーム大好きなんです！」

果林「まぁ嘘って言うと私達もいつも見破ってるようなものだしね」

かすみ「ちょっと！なんでかすみんを見るんですか」

せつ菜「あはは……」

かすみ「これかすみんにはちょっと合わないゲームですよ」

果林「私たち得意なゲームも苦手なゲームも全部バラバラね」

せつ菜「そうですね…得意なゲームすらもバラバラってなんだか面白いですね！」

かすみ「面白いですか？」

果林「面白いと思わない？」

かすみ「まぁ…ちょっと面白いですかね」

果林「ふふっやっぱりそうよね」

～調理室～

かすみ「果林先輩ケーキ作れるなんて凄いですね！」

かすみ「確かに彼方先輩に教えて貰えば上手くなれそうですもんね～」

せつ菜「はい！」

果林「うぅ……ちょっとスマホで調べてもいいかしら？」

せつ菜「どうぞ！」

かすみ「……………」

かすみ「…………………」

せつ菜「どんなケーキなんでしょう？」

かすみ「チョコケーキとかショートケーキとかモンブランとかですかねー？」

果林「……………」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

せつ菜「楽しみです！」

果林「どうしよう…勢いで言ったけどケーキ作りなんて見てただけだし細かいこともよく分からないのよね…」

果林「1人で上手く作れるかしら……」

かすみ「……………」

かすみ「果林先輩…ほんとに作れます？」

果林「ええっ！？あ、当たり前じゃない！ちょっと調べてるだけよ！」

かすみ「かすみんも手伝いますよ。パン作りで料理は少し出来ますし」

果林「あ、ありがとうかすみちゃん…！」

せつ菜「？」ﾆｺﾆｺ


果林「もう少しで出来そうだわ！」

せつ菜「おおっ！」

せつ菜「チョコケーキですか？チョコケーキ大好きです！」

かすみ「ちょっと手伝っただけですけど無事上手く出来て良かったです…」

せつ菜「最後に！これ入れませんか？」

かすみ「それって…」

果林「生クリーム？」

せつ菜「はい！冷蔵庫にありました！きっと美味しいので入れましょう！」ﾀﾞﾊﾞｰ

果林「ああっ！」

かすみ「うわー！」

………………


果林「一応…完成したわ」

果林「せっかくの記念日だしね、2人でケーキ食べるといいわ」

せつ菜「ありがとうございます！いただきます！」

かすみ「美味しくなってるんですかね…」

かすみ「」ﾊﾟｸｯ

かすみ「！美味しいです！」

せつ菜「美味しいですね！」

果林「あら？そんなに美味しい？」

せつ菜「はい！とっても！流石果林さんです！」

かすみ「ですね！かすみんちょっと手伝っただけなのにここまで美味しくなるの凄いですよ！」

果林「なんだか照れるわね……」

かすみ「美味しいですね！」

せつ菜「そうですね！」

せつ菜 かすみ 「ふふっ！」

果林「結局3人で作ったケーキみたいになっちゃったけど…美味しいならよかったわ」

せつ菜 「かすみさん口にケーキが付いてますよ！」

かすみ「ええ？付いてます？でもそんなかすみんも周りから見ればとっても可愛いですよね！」

せつ菜「ははっそうですね！かすみさんは可愛いですね！」ﾍﾟｲｯ

かすみ「へへーんそうですよね！」

果林「ナチュラルに拭いたわね…」

せつ菜「そうだせっかくですしお菓子とか飲み物とかも持ってきます？」

かすみ「いいですねそれ！パーティーみたいです」

せつ菜「それじゃあちょっと買ってきます！」

果林「いってらっしゃい」

せつ菜「買ってきました！」ﾄﾞｻｯ

果林「おお…随分と買ってきたわね」

かすみ「豪華になりそうですね……」

せつ菜「えへへ…そうでしょうか？」

かすみ「なんだか今日のせつ菜先輩浮かれすぎじゃないですか？いつもならハメを外し過ぎないでーとか言いそうですど」

せつ菜「こう言うこと普段はあまり出来ないですし…しかもせっかくのかすみさんとの記念日ですし！」

かすみ「記念日って大袈裟な…恋人じゃないんですから！」

せつ菜「そうですね！かすみさんと私は恋人では無いですもんね！かすみさんのことは大好きですけど！」

かすみ「こっ、恋人じゃないって当たり前ですよ！かすみんだってせつ菜先輩のことちょっとは好きですけど……」

果林「あらあら」

かすみ「あらあらじゃないです！」

せつ菜「あっ果林さんもケーキ食べます？」

果林「いいわよあなた達の為に作ったものだし」

せつ菜「そう言わずに！」ﾊﾟｸｯ

果林「もぐもぐ…あら美味しいじゃない。せつ菜の生クリームのおかげね」

かすみ「まぁまぐれみたいなものですけどね…」

果林「いやとっても美味しいわよ。ありがとう！」

せつ菜「はい！」

……………

かすみ「それでークレーンゲームのそのぬいぐるみがすっごい可愛くてー」

せつ菜「へぇ～見てみたいです！」

かすみ「でもでもー取れなかったんですよーすっごい悔しくて！」

果林「かすみちゃんもクレーンゲームとかするのね」

かすみ「そりゃあしますよ！」

せつ菜「私はゲームセンターに行ったらシューティングゲームとかしてますね！」

せつ菜「ドキドキ感がたまらないです！」

果林「いつかサバイバルゲームを3人でやったわね」

かすみ「あぁ、あれは楽しかったですね！」

せつ菜「同好会の皆さんともやった事時も楽しかったです！」

………………

かすみ「で、このスクールアイドルがとっても可愛かったんですよお！」

せつ菜「へぇ～動画もあるんですか？」

かすみ「勉強の為に撮ったんです！来てください一緒に見ますよ！」

せつ菜「はい！」

せつ菜 かすみ 「わいのわいの」

果林「2人ともはしゃいでるけど、2人ともゴールデンウィークってなにか予定無いの？」

せつ菜「私は……特に…」

せつ菜「あっでも水曜日は家族と出かける予定ですね」

果林「かすみちゃんは？」

かすみ「かすみんも無いんですよねぇ…あんまり」

かすみ「しず子もりな子も、予定があるって言うし」

果林「そうなのね…」

かすみ「果林先輩は？」

果林「私は彼方とエマと用が……」

果林「あらっ」

せつ菜「どうしたんですか？」

果林「待って…今日歯医者の予約入ってたみたいだわ」

かすみ「歯医者ぁ？」

果林「気が付かなかったわ…ごめん、私すぐ行かなくちゃいけないから後片付けとかお願い出来る？」

かすみ「大丈夫ですけど……」

せつ菜「大丈夫ですよ。私達のことはいいので早く向かってください！」

果林「ごめんね！」

果林「あと、かすみちゃん」

かすみ「はい？」

果林「馴れ合うのも悪く無いと思うわよ？」

せつ菜「え？」

かすみ「……………」

果林「じゃあね」ﾀｯﾀｯ

かすみ「なんかさっきのせつ菜先輩のセリフ漫画みたいでしたね」

せつ菜「私も同じこと思いました！」

かすみ「後片付けします？」

せつ菜「ですね！」

かすみ「果林先輩ってたまにああ言うドジみたいのしますよね」

せつ菜「いつもはかっこよくて頼りになる大人って感じがしますけど…そう言うところも可愛いですよね！」

かすみ「かわいい…？まぁ確かに可愛らしいところもありますね」

せつ菜「？」

せつ菜「あぁ、かすみさんも可愛いですよ！とっても！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かすみ「へへーん～…って違いますー！」

せつ菜「ち、違いましたか？」

かすみ「あっいや…合ってますけど…？」

かすみ「合ってるって言うのもなんか変ですね…」

せつ菜「ははっかすみさんはそのままでも可愛いですよ」

かすみ「そうですか？」

かすみ「……………」

かすみ「って思ったんですけど、なんか記念日感しないですよね」

せつ菜「そうですね…3人でただ遊んだだけみたいでしたし」

かすみ「まぁ真ん中バースデーって記念日もよく分からない文化なんですけど！」

せつ菜「かすみさんは記念日とか嫌いですか？」

かすみ「嫌いじゃ無いですけど…そう言うのっていうかいちいち気にするのは…あんまり…」

せつ菜「そうなんですか…もしかしてこれも嫌でしたか？」

かすみ「いやいや！そう言う訳じゃ無いですけど！」

せつ菜「かすみさんが嫌じゃないならよかったです」

せつ菜「でも確かに記念日感はあんまり無かったですね」

かすみ「まぁいつも通り遊んだりして楽しかったですけどね」

せつ菜「ですよね！いつも通りって言うか…そんなのも私達らしいですけどね」

かすみ「そうですね…」

かすみ「と言うか…なんでそんなにかすみんとの記念日にこだわるんですか？普通恋人とか仲のいい友達とかでやるものなんじゃないんですか」

かすみ「せつ菜先輩そう言うのあんまり気にしないと思ってました」

せつ菜「ライバル同士でも友達は友達ですよ！」

せつ菜「あと記念日とか誕生日ぐらいしか無くて…だからやっぱり嬉しいんです！誰かとの記念日って」

かすみ「そ、そうですか？」

せつ菜「はい！」

せつ菜「かすみさんと初めて会った時も、一緒にライブした時も同好会が復活した時も、同好会の9人が全員集まった時もとっても嬉しくて、どれも記念日ですよ！」

せつ菜「でも今日はかすみさんとの記念日って言うより果林さんとかすみさんと私と3人との記念日みたいですね！」

かすみ「そんなに記念日があるんですか…？」

せつ菜「毎回意識してる訳では無いですが！」

かすみ「ふーん…」

かすみ「それじゃあ今日もせつ菜先輩にとっては大切な日なんですね」

せつ菜「？そうですよ！」

かすみ「そうならいいです」

せつ菜「かすみさんも記念日を作りたいんですか？」

かすみ「いや…せつ菜先輩の作る記念日で十分ですよ。あんまりこだわるのは苦手ですし」

せつ菜「そうですか…」

かすみ「片付け終わりましたよ！かすみん達も帰ります？」

せつ菜「そうですね…いや、ちょっと寄り道して帰りませんか？」

かすみ「ええっ？」

せつ菜「かすみさん特に用無いんでしょ？それじゃあ私と遊びませんか！」

かすみ「ええっ！？」

かすみ「でも…かすみん達ライバル同士だしそう言うのはあんまり…」

せつ菜「そうですか…？」

せつ菜「かすみさんの好きなところ回ってみませんか？」

かすみ「え？まぁそれなら行ってあげなくも無いですけど…」

せつ菜「…………」

せつ菜「かすみさん！」

かすみ「？」

せつ菜「かすみさんのこと大好きです！」

せつ菜「だいだいだいだいだーいすきですよ！」

せつ菜「世界で一番大好きです！」

かすみ「なんですか突然！」

せつ菜「告白です！」

かすみ「告白！？」

せつ菜「これで今日だけ恋人です！だからこれで心置き無く真ん中バースデーを祝えますよ！」

かすみ「無理やり過ぎますよ…」

せつ菜「えへへっ！」

かすみ「……………」

かすみ「でもそうですね…今日だけ恋人なら記念日的なこと沢山してもいいですね」

かすみ「せつ菜先輩の為に今日だけ恋人で居てもいいですよ！」

かすみ「せつ菜先輩のお願いに免じてやってあげます！」

せつ菜「ホントですか！ありがとうございます！」

せつ菜「じゃあ行きましょう！」ｷﾞｭｯ

せつ菜「ライバルが恋人ってなんだかロマンがありますね！」

かすみ「ロマン？」

かすみ「せつ菜先輩ってたまーにずれてますよね」

せつ菜「そうですか？」

せつ菜「でも確かに果林さんが見たら変だって笑いそうですね」

かすみ「そうですよ」

せつ菜「今日は3人の真ん中バースデーって感じでしたけど今からは2人で何か記念日らしいことしましょう！」

せつ菜「今度9人の真ん中バースデーでもします？」

かすみ「ははっ、3人とか9人の真ん中バースデーってなんですかそれ！」

かすみ「あんまり増やすと変なことになっちゃいますよ！」

せつ菜「そうですね…」

せつ菜「じゃあ今日だけは大切な日にしましょう！」

かすみ「しょーがないですねぇ」

かすみ「あんまり記念日とか決めるのは好きじゃないですけど今日だけですからね」

せつ菜「はい！今日だけで！」

かすみ「まぁ…ライバル同士でもかすみんもせつ菜先輩のこと大好きですけどね」

かすみ「たまの記念日でもせつ菜先輩となら悪く無いと思いますし…ちょっとですけど」

せつ菜「かすみさん…」

せつ菜「はいっ！ありがとうございます！」

かすみ 「ふーん今日だけしか言いませんからね！」

かすみ「ライブではライバルですからね！」

かすみ「ライバルとちょっと遊ぶのは今日だけですからね！」

せつ菜「そうですか…でも私も同じ気持ちです！」

せつ菜「いつもはライバルで競い合いたい相手ですけど」

せつ菜「それと同じくらいかすみさんのこと大好きです！」

おわり

乙
せつかすもいいな

おつおつ
これはさわやかな