ラブライブ！スーパースター！！ーSS

かのん「まさか席が並ぶなんてね。改めてよろしくね、可可ちゃん」 可可「こちらこそデス！席決めは神引きデシタ！新学期早々、幸先が良さそうデス！」 かのん「あるいは、運を使い果たしちゃったかもよ？」 可可「それはありません！かのんの近くが、可可のラッキープレイスですので！」

可可「今日は天気が悪いので家でヒキコモリ…」 可可「暇なのでテレビをつけてみましたが…。『吉本新喜劇』？」 可可「舞台みたいなものでしょうか？時々笑い声が聞こえてきますが、ククには面白さがいまいちワカリマセン」 「邪魔するでー」「邪魔するんやったら帰ってー」「あいよー。っておい！」 ｱﾊﾊﾊﾊ… 可可「これは、お邪魔しますという挨拶と、邪魔をするという言葉をかけているのでしょうか」 可可「ククも日本語勉強したての頃は勘違いしてました。なぜ人の邪魔をすることをわざわざ宣言するのでしょうか、と」 可可「これは案外、日本語やオワライ文化の勉強になるかもしれませんね…」 可可「少し真面目に見てみましょう…」

可可「レンレン、この資料はこちらでよかったデスかー？」 恋「はいっ。そこに置いていただけると助かります」 かのん「ふふっ、みんなでやると早いねー」 それは、なんてことない日常のとある一幕。丁度皆様に生徒会室の片付けを手伝ってもらっていた時のこと… すみれ「ふぅ…もうすぐ新入生も入って来る訳だし、隅々まで綺麗にしなきゃね」 恋「えぇ。あ、これは職員室まで持って行かなければ…」 千砂都「うわ、めちゃくちゃ量あるね～。かのんちゃん、一緒に行こっか」