1: (家) 2017/10/03(火) 23:06:03.40 ID:iDfJ+OL+
千歌「ふっふっふ、今日は曜ちゃんと梨子ちゃんがうちに泊りに来てるのだ!」
曜「いぇーい!」
千歌「じゃあ、さっそく3人で何して遊ぼ……
梨子「千歌ちゃんは作詞を完成させてね、今日中に」ジロッ
千歌「はい……」ションボリ
梨子「曜ちゃんも今日は千歌ちゃんがさぼらないように見張るのが仕事なんだから忘れないでね」
曜「梨子ちゃん、了解であります!」
千歌「曜ちゃんの裏切り者ぉ……」
曜「千歌ちゃん、早く終わらせて3人で遊ぼうよ」
梨子「そうよ、千歌ちゃんが真面目に頑張ってくれれば私も怒らないで済むのよ?」
千歌「そう言ったって出ないものは出ないんだよぉ~」グデー
2: (家) 2017/10/03(火) 23:07:08.10 ID:iDfJ+OL+
曜「千歌ちゃん、どう?」
千歌「う~ん、今度は初恋的な感じの曲をね、こうね、どーんとやって作りたい訳なんだけどさぁ」
曜「千歌ちゃんが何言ってるか全然分からない……」アハハハハ
梨子「はぁ、千歌ちゃんったら大分苦戦してるわね」
千歌「そうだ、梨子ちゃんの初恋は? 参考にするから教えて!」
梨子「えっ、私?」
千歌「だって曜ちゃんの初恋は知ってるし」ニシシ
曜「ちょっと、千歌ちゃん!」
千歌「と言う訳で梨子ちゃんは初恋の話聞きたいなって♪」
梨子「わ、私は初恋なんてっ///」アセアセ
千歌「……怪しい、曜ちゃん!」
曜「ヨーソロー!」ダキッ
梨子「きゃっ///」
千歌「さぁ、観念したまえ、梨子ちゃん!」
曜「正直に白状しないとくすぐっちゃうのであります♪」
5: (家) 2017/10/03(火) 23:08:12.90 ID:iDfJ+OL+
梨子「わ、わかったから、ちゃんと話すから……」
千歌「本当に?」
梨子「えぇ、だから離して欲しいの///」
曜「梨子ちゃん?」
梨子「……その、曜ちゃんの顔が近くて恥ずかしくて///」
曜「ご、ごめん///」カァッ
千歌「さぁ、さっさとしゃべるのだ!」ドヤァ
梨子「千歌ちゃん、なんでそんなに食いつくのよ」
千歌「だって恋バナは他人に語らせるに限るなのだ! つまり高海だけに高みの見物を……
曜「千歌ちゃん、説明しなくていいから」
6: (家) 2017/10/03(火) 23:09:29.78 ID:iDfJ+OL+
梨子「えっと、その子と会ったのはね……」
千歌「うんうん♪」ニコニコ
梨子「実は私ね、小さい頃、テレビに出たんだけど」
千歌「す、すごいよ、梨子ちゃん! どんな番組なの?」
梨子「その、将来活躍しそうな子どもたちを特集するみたいな番組で……」
千歌「ふーん、そんな番組あったような、なかったような?」
曜「未来の天才ピアニスト梨子ちゃんだね♪」
梨子「天才ピアニストなんて地味な私なんかが恐れ多いよ……///」
曜「梨子ちゃんは全然地味なんかじゃない、とってもかわいい女の子だよ!」
梨子「曜ちゃん///」
千歌「それでその時に知り合ったの?」
梨子「うん、小さかった私はお母さんとはぐれちゃって……」
7: (家) 2017/10/03(火) 23:10:30.16 ID:iDfJ+OL+
りこ「……おかあさん、どこにいっちゃったの」メソメソ
りこ「ぐすっ、まいごになっちゃったぁ」
りこ「うぅ……」
???「ねぇ、だいじょうぶ?」
りこ「えっ」
???「まいごになったの?」
りこ「うん、お、おかあさんがいなくなっちゃって」
???「じゃあ、いっしょにさがそうよ!」ニカッ
りこ「う、うん///」
8: (家) 2017/10/03(火) 23:11:15.07 ID:iDfJ+OL+
梨子「……だいたい同い年くらいの子だったかな」
千歌「つまり梨子ちゃんは迷子になって泣いてたところを
助けてくれたその子に惚れちゃったわけかぁ~♪」
梨子「うぅ、恥ずかしい///」モジモジ
曜「まぁ、テレビ局とかの放送局ってテ口りストに占拠されにくいように複雑になってるらしいよ」
千歌「そうなんだ、それじゃあ梨子ちゃん迷っちゃうのも仕方ないねぇ」ウンウン
曜「それでその子はタレントさんだったの?」
梨子「ううん、私と同じ番組に出るために遠いところから来たって言ってたような……」
千歌「遠いところ?」
梨子「忘れちゃったわよ、だってその子の名前すらもう覚えてないのよ」
曜「え~、名前覚えてないんだ、なんか残念だなぁ」
9: (家) 2017/10/03(火) 23:12:39.93 ID:iDfJ+OL+
りこ「いんたびゅー、うまくできるかな」ドキドキ
???「りこちゃん、きんちょうしてるの?」
りこ「うん、うまくおはなしできなかったらどうしようって……」
???「だったらおまじないしよっ!」
りこ「おまじない?」
???「パパからおしえてもらったきんちょうがとけるおまじない
わたしといっしょにやろうよ!」
りこ「---ちゃん、ありがとう」ニコッ
???「り、りこちゃん///」カァッ
りこ「?」
???「じゃ、じゃあ、いくよぉ!-----
11: (家) 2017/10/03(火) 23:14:17.51 ID:iDfJ+OL+
梨子「その子のおかげでインタビューが上手くいったんだ♪」
千歌「おぉ~」
曜「よかったね、梨子ちゃん」
梨子「その後は2人でおしゃべりしたりすごく楽しかったことは覚えてる」ニコニコ
千歌「それでそれで」
曜「2人はどうなったの?」
13: (家) 2017/10/03(火) 23:15:22.06 ID:iDfJ+OL+
りこ「ぐすっ」
???「どうしたの、りこちゃん」
りこ「---ちゃんとおわかれするのやだよ……」メソメソ
???「だいじょうぶ、きっとまたあえるよ!」
りこ「またあえるのかな」
???「わたしもいっぱいがんばるから、りこちゃんもぴあのもっとがんばって
そしたらまたいんたびゅーによばれるでしょ?」
りこ「あっ、そうだね♪」
???「だからわたしたちまたあえるよ!」
りこ「うん!」
14: (家) 2017/10/03(火) 23:16:35.39 ID:iDfJ+OL+
梨子「それで別れたのよ……
また絶対会うんだって、ピアノの練習をより頑張るようになったのよね」
千歌「おぉー、なかなか感動的な話ですな♪」
梨子「やっぱり天才だなんだっていわれても上手くいかないことってあるから
もしあの子が困ってたなら今度は私が助ける番だって密かに燃えてたのよ」
曜「梨子ちゃん、かっこいい!」
梨子「でもあれからすぐ番組は終わっちゃったんだよね」ハァ
曜「あらら」
梨子「うん、今思えば連絡先くらい聞いておけばよかったなって」シミジミ
曜「まぁ、でも幼かったんだし仕方ないよ」
千歌「梨子ちゃんにそんな過去があったとはねぇ」
梨子「恥ずかしいよぉ///」
15: (家) 2017/10/03(火) 23:19:05.58 ID:iDfJ+OL+
梨子「それでさ、私だけ話すのって不公平だと思うんだけどな……」ジィー
千歌「あははは」
曜「…千歌ちゃん、ちょっとトイレにいってくるであります!」ダッシュ
千歌「あっ、逃げたぁ! 曜ちゃんの裏切りものぉ~」
梨子「さぁ、話してもらうわよ、千歌ちゃん♪」
千歌「り、梨子ちゃん」
梨子「千歌ちゃん♪」ニコニコ
千歌「ほら、元々私の作詞のヒントにするって流れだったよね?」
梨子「そうね」ニコニコ
千歌「だから千歌は千歌自身の初恋をもう知ってるわけだし
ノーカウントでいいんじゃないかなぁ~って」
梨子「駄目に決まってるじゃない♪」ニコニコ
千歌「だよねー、じゃあ、曜ちゃんの初恋の話ね」
梨子「ずいぶんあっさり曜ちゃんを売るのね、千歌ちゃん」
千歌「じゃあ、曜ちゃんの話、聞くのやめる?」ニヤリ
梨子「やめない!」
16: (家) 2017/10/03(火) 23:20:31.52 ID:iDfJ+OL+
千歌「もう十年以上前の話だよ」
梨子「うん」
千歌「曜ちゃん、家族3人で東京に大事な用事?で出かけたことがあって」
梨子「ふーん、その時に友達になった子が曜ちゃんの初恋の人なんだ?」
千歌「そうそう、こっちに戻ってきてからも
曜ちゃん、その子のことばかりずっと話してたんだよ!」
梨子「ふふふ、そうなんだ」
曜「ち、千歌ちゃん、何しゃべっちゃってるの!」アセアセ
梨子「戻ってきたわね、曜ちゃん♪」
千歌「ふふん、曜ちゃんが千歌を置いていなくなるのが悪い!」
曜「なっ、開き直った!?」
18: (家) 2017/10/03(火) 23:22:19.32 ID:iDfJ+OL+
ちか「おかえり、よーちゃん!」
よう「ただいま、ちかちゃん!」ニコニコ
ちか「よーちゃん、とぉーきょーはどうだった?」
よう「うん、おおきなたてものがいっぱいあったよ!
たんけんしたんだけどすっごくひろくてへんてこなきかいもいっぱいあったよ」
ちか「わー、おもしろそう!」
よう「こんどはちかちゃんもいっしょにたんけんしようね
あとね、すっごいすごいかわいいこがいたの」
ちか「どんなのこ?」
よう「うんとね、おとなしくておしとやかでおんなのこってかんじのこ」
ちか「あははは、よーちゃんとはぜんぜんちがうね♪」
よう「こらっ、ちかちゃん!」ホッペムニー
ちか「えへへへ」
よう「あー、やっぱりとぉーきょーにすんでるこはぜんぜんちがうな~って」
ちか「そのこ、とぉーきょーにすんでるんだ!」
よう「うん、いっぱいおしゃべりしたりいっしょにヨーソローもして
すごくなかよくなったんだよ」
ちか「いいなー」
よう「すごいぴあのがじょうずなんだっていってたよ!」ニコッ
19: (家) 2017/10/03(火) 23:23:29.82 ID:iDfJ+OL+
曜「まぁ、私も梨子ちゃんと同じく名前とかもう全然覚えてないんだけど……」
梨子「他に何か覚えてることってないの?」
曜「あとは梨子ちゃんと同じで犬が苦手ってこととツインテールがかわいかったなぁってくらい?
あのまま成長して髪を下ろしたらきっとすごい美人さんになってるだろうなぁ~」シミジミ
千歌「千歌も会ってみたかったなぁ」
曜「今思えばさ、あの子みたいな子ってこの辺にいないタイプの子だから魅かれたんだと思う」
梨子「ねぇ、その子ってピアノが得意なのよね」
曜「うん、そうだけど?」
梨子「……私とその子、どっちが上手いのかしら」
曜「いやぁー、私も実際に聞いたわけじゃないからなんとも……」
千歌「それじゃあ、梨子ちゃんの不戦勝じゃないの?」
曜「そんなことないってあの子はきっと梨子ちゃんに負けないくらいすごい上手だよ!」
梨子「……曜ちゃん」ジィー
曜「そ、そんな目で見ても駄目だからっ」
千歌「張り合おうとする梨子ちゃんも梨子ちゃんだけど、
聞いたことないのに負けを認めない曜ちゃんも曜ちゃんだよね……」ヤレヤレ
20: (家) 2017/10/03(火) 23:25:20.88 ID:iDfJ+OL+
梨子「あとは千歌ちゃんだけね♪」ジィ
千歌「いや、私のことは別にいいからね?」アセアセ
曜「梨子ちゃん、千歌ちゃんの初恋はみかん星人なんだよ」ニヤニヤ
千歌「曜ちゃん、ダメ!」
曜「千歌ちゃんね、本気でミカン星にいくんだって言ってたんだよ」
梨子「ふふふ、千歌ちゃんらしいね」
千歌「だってあんなにみかんなんだよ! 大好きになるのも仕方ないじゃん///」
梨子「なるほど千歌ちゃんが普通星人っていうのとかってそこから来てるのかも♪」
曜「あははははっ」ケラケラ
千歌「曜ちゃんの馬鹿! 曜ちゃんなんてこうだ!!」ホッペムニー
曜「反撃だよ、千歌ちゃん!」ホッペムニー
21: (家) 2017/10/03(火) 23:26:58.53 ID:iDfJ+OL+
梨子「………………」
曜「梨子ちゃん?」
梨子「あの子は今頃何してるんだろうなって思って」
曜「きっとまた会えるよ、だってそう約束したんでしょ?」
梨子「そうだといいなぁ……」
曜「梨子ちゃんがピアニストとしてすごい有名になってテレビに沢山出るようになったら
梨子ちゃんに会いに来るかもしれないよ?」
梨子「そうね、もっと頑張らないといけないわね」
曜「大丈夫、曜ちゃんが応援するであります!」ヨーソロー
梨子「……とりあえず今は千歌ちゃんに頑張ってもらわないとね」ジロッ
千歌「あっ、上手く作詞のこと誤魔化したと思ったのに……」
曜「千歌ちゃん、観念して作詞しよう?」
千歌「こうなったらみかん星人のことを作詞してやるのだぁ!」
ようりこ「「それは駄目!」」
千歌「えぇ~」
おわり
46: (家) 2017/10/05(木) 00:13:19.77 ID:LFo2AL1K
おまけ(同時に発覚ルート)
曜「ねぇ、梨子ちゃん、いいこと思いついたよ!」
梨子「何、曜ちゃん?」
曜「梨子ちゃんが出てた番組の録画とか残ってないかな?」
梨子「確かに残ってるかも……」アッ
曜「私も取材とかされた記事とか番組とかすごい昔のもママが保存してるし」
千歌「なるほどそれを見れば梨子ちゃんの初恋の人が明らかにってことだね♪」ウンウン
曜「その子、同じ番組に出てたんでしょ
きっとその子も映ってるんじゃないの?」
梨子「そうね、ちょっとお母さんに聞いてくるね」
千歌「うん、梨子ちゃんの初恋の人楽しみ~」
梨子「あっ、千歌ちゃんはちゃんと作詞やってるのよ」
千歌「うん……」ションボリ
曜「頑張れ、千歌ちゃん!」
47: (家) 2017/10/05(木) 00:14:12.34 ID:LFo2AL1K
千歌「梨子ちゃん、あった?」
梨子「…………」
曜「梨子ちゃん、どうだった?」
梨子「あったわ、DVDに録画して保存してたみたい」ニコニコ
千歌「やった~!」
梨子「千歌ちゃん、作詞は?」
千歌「…………」メソラシ
曜「1行だけです……」
梨子「まぁ、いいわ 千歌ちゃんも一緒に見ましょう」
千歌「優しい梨子ちゃん大好き!」
曜「千歌ちゃん、見たらちゃんとやろうね」
48: (家) 2017/10/05(木) 00:14:53.29 ID:LFo2AL1K
司会『こんばんわー』
司会『みんな、今週も全国から発掘したすごーい天才少女たちを紹介しちゃうよ☆』
司会『じゃあ、さっそく……』
梨子「そうそう、この番組よ」
千歌「あれ? これどこかで見たことあるような気がする」
曜「うん、私も見たことあるような気が……」ムムム
梨子「うわー、懐かしいな……」
50: (家) 2017/10/05(木) 00:16:21.74 ID:LFo2AL1K
司会『天才ピアノ少女の桜内梨子ちゃーん!』
りこ『は、はいっ///』
曜「えっ!?」
千歌「梨子ちゃん、すごいかわいい!」キラキラ
梨子「あまり見ないで、恥ずかしいよぉ///」
千歌「梨子ちゃんを撫でまわしたい」
梨子「それはちょっと……」
曜「…………」
千歌「梨子ちゃん、こんな小さな頃からピアノやってたんだねぇ」
梨子「ピアニストを目指すなら全然普通だよ?」
千歌「またまたぁ、梨子ちゃんったら謙遜しちゃって~」
曜「…………」
梨子「曜ちゃん、どうしたの?」ズイッ
曜「な、何でもないって何でも///」アハハハ
51: (家) 2017/10/05(木) 00:18:47.52 ID:LFo2AL1K
梨子「曜ちゃん」ジィー
曜「あはははは///」メソラシ
梨子「曜ちゃん、何もないって嘘でしょ」
曜「いや、その、梨子ちゃん、近いからっ///」
梨子「ねぇ、曜ちゃん、隠してること話して」
曜「だって梨子ちゃんが……///」ボソッ
梨子「私が?」ウワメヅカイ
曜「や、やっぱり何でもないのであります///」
梨子「曜ちゃん、急に黙ったりそわそわしたりさっきからおかしいよ!」
曜「そんなこと言われても梨子ちゃんが……だからなんて言えないよ///」ボソボソ
梨子「曜ちゃん?」
曜「あはははは///」メソラシ
梨子「曜ちゃん、何もないって嘘でしょ」
曜「いや、その、梨子ちゃん、近いからっ///」
梨子「ねぇ、曜ちゃん、隠してること話して」
曜「だって梨子ちゃんが……///」ボソッ
梨子「私が?」ウワメヅカイ
曜「や、やっぱり何でもないのであります///」
梨子「曜ちゃん、急に黙ったりそわそわしたりさっきからおかしいよ!」
曜「そんなこと言われても梨子ちゃんが……だからなんて言えないよ///」ボソボソ
梨子「曜ちゃん?」
52: (家) 2017/10/05(木) 00:19:41.97 ID:LFo2AL1K
千歌「梨子ちゃん、梨子ちゃんのインタビュー終わったよ!
ねぇ、梨子ちゃんの初恋の子っていつ出てくるの?」
梨子「その子はね、私の次の番だったんだ///」
千歌「へぇ~、楽しみだね」
曜「……梨子ちゃん、ちょっとトイレにいってきていいかな///」ソワソワ
梨子「駄目よ」キリッ
曜「で、でも……」
梨子「曜ちゃん、トイレさっきも行ったよね?」
曜「だって、その恥ずかしいし///」
梨子「元々曜ちゃんが言いだしたんだよ
それに何で曜ちゃんが恥ずかしがるの?」
曜「あははは…///」
千歌「あっ、梨子ちゃん、次の子が出てくるよ!」
梨子(ついに初恋のあの子が……
うぅ、ドキドキしてきた///)
53: (家) 2017/10/05(木) 00:21:23.43 ID:LFo2AL1K
梨子「…………///」ジィー
千歌「梨子ちゃんったら食い入るように見ちゃって」ニヤニヤ
梨子「千歌ちゃん、静かに!」
千歌「うーん、でもなんかデジャブなんだよなぁ」
梨子「あっ、曜ちゃん、千歌ちゃん、あの子だよ、あの子!
あの子が私の大好きな……
司会『天才飛び込み少女の渡辺曜ちゃーん!』
よう『ヨーソロー!』
千歌「あっ、曜ちゃんだぁ!」
梨子「……………えっ!?」
曜「うわああああ、やっぱりぃぃぃぃ
呑気にヨーソローしてる場合じゃないよ、私ぃぃ//////」カァッ
千歌「そうだ、これって曜ちゃんがテレビに出てたやつだよね
曜ちゃんちで何度もおばさんに見せられたから覚えてるよ!」
梨子「……はい?」
千歌「ということは梨子ちゃんの初恋の相手って曜ちゃんってこと?」
梨子「えぇぇぇっ///」
曜「…よぉーそろー///」
54: (家) 2017/10/05(木) 00:22:32.53 ID:LFo2AL1K
司会『次はーーーのーーちゃん!』
モブ『は~い』
梨子「……うぅ//////」
曜「あははは……///」
梨子(まさか曜ちゃん本人だったなんて……恥ずかしすぎる///)モジモジ
千歌「ねぇ、曜ちゃん♪」
曜(千歌ちゃんが何か企んでる顔してる
もう嫌な予感しかないんだけど……)
千歌「曜ちゃん、ツインテールの子って梨子ちゃんしかいないね♪」
曜「……///」
千歌「それにピアノが得意な子って梨子ちゃんしかいないね♪」
曜「……うん///」
梨子「えっ、それってもしかして曜ちゃんの初恋の相手って///」ドキドキ
曜「そうだよ、梨子ちゃんだよ! 私の初恋の相手は梨子ちゃんなんだよぉ///」
梨子「曜ちゃん♡」
55: (家) 2017/10/05(木) 00:24:58.89 ID:LFo2AL1K
千歌「うわー、曜ちゃんと梨子ちゃんって昔会ってたんだね(棒)」ニヤニヤ
梨子「そ、そうみたいね///」
曜「うん、奇遇だなぁー///」
千歌「ほらほら、インタビュー終わって2人で仲良くお話してる!」
梨子「あはははは…///」
曜「あはははは…///」
千歌「あっ、曜ちゃんったら梨子ちゃんハグしちゃって大胆だね~」
梨子「あはは…///」
曜「あはは…///」
千歌「うわー、梨子ちゃんのあんなデレデレな顔見たことないんだけど♪」クスクス
梨子「うぅ//////」
曜「もうやめて、私達のライフは0だからっ///」
56: (家) 2017/10/05(木) 00:28:30.08 ID:LFo2AL1K
千歌「さーてと♪」ヨイショ
梨子「ち、千歌ちゃん、今度は何なの!?」
千歌「そうだ、2人の布団用意してこないとね」ニヤリ
曜「待って、千歌ちゃん! 今、このタイミングで布団準備しなくていいよね?」
千歌「えー、だってここで作詞作業してもいいけど
そうしたら2人ともイチャイチャできないよ?」
梨子「イチャイチャなんて///」
曜「そうだよ、そんな梨子ちゃんとイチャイチャとか……///」
千歌「じゃあ、2人はイチャイチャしないの?」
曜「べ、別にイチャイチャしないなんて言ってないし///」
梨子「よ、曜ちゃんとイチャイチャとか嬉しいけど、その……///」
千歌「とりあえずごゆっくりぃ~♪」ルンルン
ようりこ「「ち、千歌ちゃーん!」」
57: (家) 2017/10/05(木) 00:30:04.98 ID:LFo2AL1K
曜「千歌ちゃん、行っちゃったね///」
梨子「うん…///」
梨子(な、何か言わないと……)
曜(梨子ちゃん、固まっちゃったし私から何か言わないといけないよね)
ようりこ「「あ、あの…///」」
曜「ご、ごめん、梨子ちゃんからでいいよ///」アセアセ
梨子「よ、曜ちゃんこそ先にどうぞ///」アワアワ
曜「えっと…///」
梨子「うぅ…///」
58: (家) 2017/10/05(木) 00:31:08.24 ID:LFo2AL1K
曜「……あのさ、梨子ちゃん」
梨子「曜ちゃん///」
曜「まずはごめんね、梨子ちゃん……」ペコリ
梨子「えっ」
曜「私、梨子ちゃんのこと……」
梨子(そうだよね、所詮、初恋は初恋だもん
今でも曜tちゃんが私のこと好きなんて都合が良すぎるよね……)ウルウル
曜「……名前とか忘れてて本当にごめん、梨子ちゃん!」
梨子「えっ」
曜「もっと早く私が気づいてたらって」
梨子「ううん、私だって曜ちゃんだって分からなかったし」
曜「仕方ないよね、小さい頃一度会っただけでずっと離れ離れだったんだし
だからね……」
梨子「曜ちゃん?」
曜「もう二度と梨子ちゃんのこと離れたくない! これからは梨子ちゃんとずっと一緒にいたい!!」
梨子「よ、曜ちゃん///」
曜「梨子ちゃん、ずっとずっと前から大好きでした
……前すぎて名前とか忘れちゃったりもしたけどつきあってくれませんか///」
梨子「曜ちゃん、こちらこそお願いします///」
梨子「曜ちゃん///」
曜「まずはごめんね、梨子ちゃん……」ペコリ
梨子「えっ」
曜「私、梨子ちゃんのこと……」
梨子(そうだよね、所詮、初恋は初恋だもん
今でも曜tちゃんが私のこと好きなんて都合が良すぎるよね……)ウルウル
曜「……名前とか忘れてて本当にごめん、梨子ちゃん!」
梨子「えっ」
曜「もっと早く私が気づいてたらって」
梨子「ううん、私だって曜ちゃんだって分からなかったし」
曜「仕方ないよね、小さい頃一度会っただけでずっと離れ離れだったんだし
だからね……」
梨子「曜ちゃん?」
曜「もう二度と梨子ちゃんのこと離れたくない! これからは梨子ちゃんとずっと一緒にいたい!!」
梨子「よ、曜ちゃん///」
曜「梨子ちゃん、ずっとずっと前から大好きでした
……前すぎて名前とか忘れちゃったりもしたけどつきあってくれませんか///」
梨子「曜ちゃん、こちらこそお願いします///」
59: (家) 2017/10/05(木) 00:32:40.34 ID:LFo2AL1K
梨子「曜ちゃん♪」ダキッ
曜「り、梨子ちゃん、ちょっとくっつきすぎだよ///」
梨子「だって曜ちゃんとまた会えただけじゃなくて恋人になれたんだもん///」
曜「そうだね、私も夢みたいだなって///」
梨子「曜ちゃん、夢じゃないよ?」
曜「あははは……
梨子「んっ♡」チュッ
曜「えっ、今…キ、キスしたの///」
梨子「こうしたら2度と忘れないかなって///」モジモジ
曜「梨子ちゃん、今度は私からいいかな?」
梨子「う、うん///」メツブリ
曜(ゆ、勇気を出すんだヨーソロー!!)オソルオソル
梨子(曜ちゃんが近づいてくるのが分かる///)
60: (家) 2017/10/05(木) 00:34:31.77 ID:LFo2AL1K
梨子「曜ちゃんっ♡」ドキドキ
曜「り、梨子ちゃん♡」ドキドキ
千歌「曜ちゃん、梨子ちゃん、布団持ってきたよー」ガラッ
曜「うわー、千歌ちゃん!」
梨子「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「あっ、千歌、2人の邪魔しちゃった?」ニヤニヤ
曜「そんなことないよ、千歌ちゃんが邪魔なんて思ってないよ///」
梨子「そうよ、何言ってるのよ、千歌ちゃん///」
千歌「ふっふっふっ、ちゃーんと持ってきたのだ! お布団1つと枕が2つ♪」
曜「千歌ちゃん、どういうつもりなの?」
千歌「お・も・て・な・しだよ
千歌ね、宿屋の娘だし『昨夜はお楽しみでしたね』って一度言ってみたかったんだよね~」
梨子「千歌ちゃん///」
千歌「あっ、空いてる部屋とかも確認してきたけどそっちで寝る?」
曜「そ、そこまでしなくていいよ///」
千歌「つまり『曜ちゃん、そんなに声を上げたら千歌ちゃんが起きちゃうよ♡』的なプレイするつもりなんだね?」
梨子「いやいや、そういうのはしないから///」アセアセ
曜「そうだよ、そんなことしないって///」アセアセ
千歌「じゃあ、一緒に寝るのやめる?」
ようりこ「「やめない!」」
おわり
61: (きしめん だぎゃー) 2017/10/05(木) 00:37:58.08 ID:pMtWXJDc
こういう設定も良いな…最高だった
62: (霧の向こうに繋がる世界) 2017/10/05(木) 01:04:29.80 ID:Gmd5tune
メイ*> ᴗ <リ 最高
63: (茸) 2017/10/05(木) 01:40:58.91 ID:2xJFy4wV
あっっっっっま
67: (庭) 2017/10/05(木) 05:36:51.32 ID:JTwm8x+I
永久保存版ようりこですわ
乙!
乙!
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1507039563/