【SS】せつ菜「イヤホンが壊れました！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

せつ菜「！？」

歩夢「せつ菜ちゃん、どうしたの？」

せつ菜「大変です！侑さんに貰った新曲をスマホで聴こうとしていたのですが…」

せつ菜「なぜか勝手に『にこぷり❤女子道』が再生されてしまいました！」 ＼ﾆｺﾌﾟﾘｯ!ﾆｺﾆｺッ!／

歩夢「なんで！？」

せつ菜「わかりません…」

歩夢「あ！こういうのは璃奈ちゃんが詳しいんじゃない？璃奈ちゃーん！」

璃奈「どうしたの？」ﾋｮｺｯ

歩夢「実は、かくかくしかじかで…」

せつ菜「はい！」

璃奈「で、使ってるのはiPhoneの有線の純正イヤホン？」

せつ菜「そうです！よくわかりましたね！」

璃奈「なるほど、じゃあそれは、イヤホンの誤作動だね」

せつ菜「え！？」

璃奈「ほら、ここにセンターボタンがあるでしょ、これを押すと、音楽を再生・一時停止できるんだ」

璃奈「だから、押しちゃうとミュージックアプリが起動して再生される」

ﾎﾟﾁｯ ＼ﾆｺﾌﾟﾘｯ!ｲｪｰﾆｺﾆｺッ!／

せつ菜「そ、そうだったんですか！初めて知りました！」

歩夢（せつ菜ちゃんのiPhoneに、にこさんの曲が入ってるんだ・・・）

せつ菜「ですが、そのセンターボタンを押した覚えがないですよ…こう、イヤホンを耳にはめようとしただけで…」

＼ﾆｺﾌﾟﾘｯ!ﾆｺﾆｺッ!／

せつ菜「ほらっ！またぁっ！」

璃奈「本当だ、おかしいね…」ｽｯ

ﾋﾟﾛﾝ

璃奈「あれ？今度はSiriが勝手に起動した…」

せつ菜「うわぁ！どうなってるんですか！」

ﾋﾟﾛﾝ

Siri『すみません、よくわかりません。何かほかにお手伝いできることはありませんか？』

せつ菜「あなたが勝手に起動するのは何でですか！？」

ﾋﾟﾛﾝ

Siri『すみません、よくわかりません。』

せつ菜「全く、役に立ちませんね！」

ﾋﾟﾛﾝ

Siri『誠に申し訳ございません。』

歩夢「せつ菜ちゃん、やめよう？」

璃奈「う～ん、ボタンが緩くなって、誤作動してる可能性があるね…それか有線だから断線しかけてるのかも…」

せつ菜「うう…さすがに買い替えでしょうか…保証期間も過ぎてますし…」

歩夢「じゃあせつ菜ちゃん、後で一緒に買いに行こうか？私も買い物行きたかったし…」

せつ菜「ありがとうございます！買いに行きます！」

せつ菜「璃奈さんはどうですか？」

璃奈「ごめん、私は今日、友達と約束あるから…璃奈ちゃんボード『(´・ω・｀)』」

歩夢「そっか…」

璃奈「となると、二人は、これからデートだね！『（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ』」

せつ菜「ええっ…！？///」

歩夢「そ、そんなんじゃないから！！///」

璃奈「もうっ！知らない！///『(〃ﾉдﾉ)』」

歩夢「何で璃奈ちゃんが照れてるの？」

・・・

せつ菜「新しいイヤホンが早く欲しいです…」ﾑｽﾞﾑｽﾞ

歩夢「そんなに早く使いたいの？」

せつ菜「早く、侑さんの新曲が聴きたいので…」ﾑｽﾞﾑｽﾞ

歩夢「…」ﾑｽｯ

せつ菜「もう、そこのコンビニで買いましょう！」ﾀﾞｯ

歩夢「って、ええっ！？」

【ロー〇ン】

せつ菜「ありました！」

歩夢「せつ菜ちゃん…コンビニのイヤホンでいいの？」

せつ菜「聴けたらなんでもいいです！買ってきますね！」

歩夢「あ、うん…」


海未「いらっしゃいませ」

歩夢「あれ…？μ'sの海未ちゃん！？」

せつ菜「本当です！アルバイトですか？」

海未「はい、私はロー〇ンのイメージガールですので！」

歩夢（知らなかった…）

せつ菜「すみません、こちらのイヤホンをお願いします！」

海未「かしこまりました」ﾋﾟｯ

せつ菜「あ！イートインでお願いします！」ｷﾘｯ

海未「は？」

歩夢「せつ菜ちゃん！イヤホンはイートインできないよ！」

せつ菜「では、ファミチキを一緒にイートインで」

海未「Lチキですね」

せつ菜「買えました！さっそく一緒に聴きましょう！左耳をどうぞ」

歩夢「う、うん」ｽｯ

せつ菜「再生…！」ﾎﾟﾁｯ

歩夢（侑ちゃんの作ったせつ菜ちゃんの新曲、どんなんだろう…）

＼ﾆｺﾌﾟﾘｯ!ﾆｺﾆｺッ!／

歩夢「えっ！？」

せつ菜「あ、間違えました！」

せつ菜「これです、これ！」ﾎﾟﾁｯ

～♪

歩夢（…え？）

歩夢（これ…私が次に歌う新曲…）

歩夢（せつ菜ちゃん、もしかして…私の曲を…///）

せつ菜「…」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ

歩夢「ええっ！？」

せつ菜「ダメです！」

歩夢「え…ダメかな…？」ｼｭﾝ

せつ菜「あ！違います！歩夢さんの曲は最高です！」

歩夢「あっ…ありがとう///」

せつ菜「でも、このイヤホンでは、何か落ち着きません！」

歩夢「えっ」

せつ菜「耳にはめた感触とか、音が遠い感じとか、いろいろ気になりすぎて嫌です！」

歩夢「そ、そうかな…」

せつ菜「やっぱり私、あのiPhoneの純正イヤホンじゃないとダメみたいです…」

歩夢（さっき聴けたらなんでもいいって言ってたじゃない！？）

歩夢「じゃ、じゃあ、今日は帰ってA〇〇leに注文すれば…」

せつ菜「ダメです！今すぐ欲しいです！」

歩夢「ええ…」

せつ菜「ここからでは少し遠いですが、売ってる家電量販店まで行きましょう！」

歩夢「い、今から！？」

梨子「…あれ？歩夢ちゃんにせつ菜ちゃん？」

歩夢「あっ！今度はAqoursの梨子ちゃん！」

梨子「どうしたの？」

歩夢「実は…かくかくしかじかで…」

梨子「なるほど、iPhoneの純正イヤホンが欲しいと」

せつ菜「そうなんです！だからこれからA〇〇leStoreに行くんです！」

歩夢「電気屋でしょ！？」

梨子「ふふっ…せつ菜ちゃん…」

せつ菜「え？」

梨子「それ、セ〇ンイレブンに売ってますよ」ｷﾘｯ

歩夢・せつ菜「！？」

梨子「実は2年くらい前から、A〇〇le純正アクセサリがセブンイ〇ブンの一部店舗で取り扱われているのよ」

せつ菜「そうだったんですか！知らなかったです！さすがセブンイレブ〇です！」

歩夢「梨子ちゃん、せつ菜ちゃん！せめて同じ個所を隠してよ！」

せつ菜「やっぱり、コンビニはセブンイレブン〇が最高ですね！」ﾍﾟｶｰｯ!

歩夢「せ、せつ菜ちゃん！今いるのはロー〇ンだからそういうこと言っちゃ…」

海未「お客様…？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

歩夢「ひぃっ！？すみません！！」

梨子「やっぱりコンビニとはいえばセブンイレブンよね！」〇

歩夢「梨子ちゃん！」

【セブンイレブン】

せつ菜「ありました！iPhone純正イヤホンです！！」

歩夢「良かったね、せつ菜ちゃん」

せつ菜「はい！買ってきますね！」


彼方「いらっしゃいませ～」

歩夢「え！？彼方さん！？」

せつ菜「彼方さん、ここでもバイトしていたのですか？」

彼方「彼方ちゃんはセ〇ンイレブンのイメージガールだからね～」

歩夢（それも初めて聴いたよ！？）

彼方「ちなみにAqoursの梨子ちゃんもだよ～」

せつ菜「なるほど、それでいろいろ知ってたのですね！」

彼方「今日は二人でお出かけ？」

せつ菜「はい、こちらのイヤホンをお願いします！」

彼方「わかった、在庫確認してくるね～」

せつ菜「あ！イートインでお願いします！」ｷﾘｯ

歩夢「せつ菜ちゃん！だからイヤホンに軽減税率は元々ないよ！」

せつ菜「では、Lチキを一緒にイートインで」

彼方「えっと、ななチキでいいかな…」

歩夢（セ〇ンイレブンのチキンはななキチっていうんだ…）

せつ菜「買えました！さっそく一緒に聴きましょう！右耳をどうぞ」

歩夢「うん…」（イヤホン買うだけで今日はすごく疲れたよ…）

～♪

歩夢「そういえばせつ菜ちゃん、どうして私の新曲を…」

せつ菜「はい！歩夢さんが次にどんな歌を歌うのか、前からずっと気になっていまして…」

せつ菜「それで、侑さんに無理言って音源をいただいていたんです…///」

歩夢「せつ菜ちゃん…///」

せつ菜「…そ、そうだ！かすみさんの新曲も頂いたんですよ！一緒に聴きましょう！」

歩夢「え」

せつ菜「ふっふっふ！実は、同好会全員分の音源があるんです！一緒に聴きましょう！」

歩夢「……」

せつ菜「あれ？歩夢さん？」

歩夢「…ふんっ！私もう帰るから！」

せつ菜「えっ？歩夢さん？歩夢さーん！」

【翌日】

せつ菜「おはようございます！歩夢さん！」

歩夢「…」ﾌﾟｲｯ

せつ菜「」ｶﾞｰﾝ

侑「あれ？歩夢？せつ菜ちゃん？」

せつ菜「侑さん！どうしましょう！歩夢さんに嫌われてしまいました！」

侑「ええ！？どうして！？」

せつ菜「私がイヤホンを買うだけでいろいろ連れまわしてしまったからかもしれません…」

せつ菜「いえ、それともファミチキを2つも食べたせいで口が臭かったんでしょうか！？」

侑「う～ん、とりあえず謝ったら許してくれると思うよ」

せつ菜「そうですね、歩夢さんに嫌われたままは辛いので…」

侑「せつ菜ちゃん、ほんと歩夢と仲良しになったよね～！こないだも歩夢の曲を真っ先に聞かせて欲しいって私に…」

せつ菜「そ、その話はやめてください///」

【CM】

セ〇ン＆アイ・ホールディングス♪

梨子「あなたはだんだんセ〇ンイレブンの卵サンドが食べたくなーるー食べたくなーるー」

梨子「Aqoursの桜内梨子です！しっとりふわふわパンとコクのある卵をたーっぷり使ったこだわり卵のサンド、食べたくなりましたか？」

梨子「うふっ♪近くて便利！セ〇ンイレブンです！」

終

せつ菜「って、なんで梨子さんが！？
改めまして、ありがとうございました！」

本当の本当に終わり

読んでいただいた方、本当にありがとうございました。