【超短編SS】寒空の下で【ラブライブ！虹ヶ咲】

シリアル展開

キャラ崩壊注意


从cι˘σ ᴗ σ˘*「上記について許せない方は、ブラウザバック推奨です！！」


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「終わっちゃったね」


　侑は涙を流した。

　自分たちの全力を出し切る前に、ライブは失格に終わってしまった。

　何がいけなかったのか、侑たちは泣きそうな顔をして全裸で考える。


　今回のライブは、衣装に力を入れていた。

　「奇抜な衣装で挑もう」という侑の案を受け入れた歩夢たちは、今までどのスクールアイドルも着用しなかった【誰にも見えない衣装】を身に着けることにしたのだ。


「かすみんが悪いんですよ。かすみんがもう少し練習していればこんなことには……」


　かすみは震えていた。そう、今は真冬、寒いのだ。


「かすみちゃんは悪くないよ。私がもう少ししっかりしていれば……」


　グスッと歩夢は鼻をすすった。そう、寒いのだ。


「侑先輩、応援してくれたのに申し訳ございません。私の実力不足でした」


　そもそもライブをする前に終わったので実力も何も無いのだが、体が冷えて思考能力の鈍ったしずくが気づくことは無かった。全裸で寒いのだ。


「それにしても冷えるわね」


　白い息を吐きながら果林はつぶやく。今日は例年に比べて暖かいのだが、全裸の彼女たちには関係ない。寒いのだ。


「みんな～！　温かい飲み物買ってきたよ～！！」


　ぺたぺたと全裸のエマが人数分の飲み物を買ってきた。その足で服を取ってきた方が良かったのだが、全裸で思考能力の鈍っている彼女たちが気づくことは無い。寒いのだ。


「りなりー！　こっち向いて～！！」


　璃奈の全裸に興奮した愛は、持ってきていたお気に入りのカメラで璃奈を撮影していた。璃奈の裸に興奮しているため、愛だけ寒さを感じていない。


「けっ、警察に電話を………」


　璃奈はスマホに手を伸ばすが、寒さに震えた手では上手く番号入力することが出来なかった。


「Ｚｚｚ……」


　彼方は気持ちよさそうに冬眠している。眠りを極めた彼方にはこのくらいの寒さが丁度よかったようだ。


「侑さん、そろそろ帰りませんか？」


　せつ菜は唇を青くして寒さに震えていた。寒いようだ。　


「そうだね。取り合えず今日は帰って、明日反省会しようか。」


　侑が一言そう告げ、みんな無言でそれぞれの家と寮へと帰って行った。無言なのはライブが失格になったことが理由ではない。寒いのだ。


　
　翌日、果林以外、全員風邪で寝込んだ。



END
　

从c・ヮ・§「風邪を引くから、この時期に全裸で外をあるいちゃダメなのだ！！」

从c・ヮ・§「千歌とのお約束なのだ！」

从c・ヮ・§?「言うことを聞かない悪い子は、シリアルにして食べてやるのだ！！」ﾑｼｬﾑｼｬ


从c・ヮ・§?「あとこのＳＳは息抜きに書いたＳＳなので、短いというクレームは一切受け取らないのだ」
　

え　ちだ…
　

島の子だから肌が強かったんでしょ
　

地獄絵図で草
　

冷たい地面を裸足で歩くのは流石にキツいから靴だけは履いてそう