【SS】すみれ「私と千砂都でデュエット?」【ラブライブ!スーパースター!!】

SS


1: (はんぺん) 2022/01/14(金) 23:55:43.06 ID:xHUltSfb
かのん「うん。次のライブでね、私と可可ちゃんで2人の曲を歌うんだけど」

可可「Tiny Starsには専用の衣装がありマス。そして、次に歌う曲のために、着替えが必要デス」

恋「そこで、曲の間に、既に着替え終わった千砂都さんとすみれさんのデュエットを挟む事で、かのんさんと可可さんの着替えの時間を稼ぐという作戦です」

恋「本来この曲は5人曲ですが、デュエット用にパート分けは済ませてありますので…」

すみれ「ちょっと待ちなさいよ。恋は歌わないの?」

恋「デュエットの方がライブ映えするのではという、かのんさんからのご意見です」

すみれ「そういうのは本人を交えて決めなさいよ!」
 

3: (はんぺん) 2022/01/14(金) 23:58:08.36 ID:xHUltSfb
かのん「何?まさかすみれちゃん、ちぃちゃんと二人は嫌なの?」

すみれ「なっ、そういうわけじゃないけど」

すみれ「ただ千砂都が、私のショウビジネスで鍛えられたダンスについて来られるか不安だっただけよ!」

かのクゥ「「はぁ~~~?」」

かのん「ちぃちゃんのダンス馬鹿にしてる?すみれちゃんのそこそこダンスなんて足元にも及ばないから」

可可「そーです。すみれなんて精々、グソクムシダンスが限界デス」

すみれ「冗談ったら冗談よ!てかアンタたち辛辣じゃない!?」

千砂都「あはは。かのんちゃん、昔から私のことになると当たりが強くなるからね」

すみれ「なによその惚気の混ざった幼馴染マウント!?」

恋「はいはい。漫才はそこまでにして下さい。そろそろ練習に入りますよ」
 
5: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:00:06.81 ID:0M9CYg1T
恋「千砂都さんとすみれさんには、今日から早速デュエットの練習を始めてもらいます」

すみれ「ふん、しょーがないわね。まあ確かにダンスは千砂都が群を抜いているのは事実ね。悔しいけど」

すみれ「特等席でダンステクニックを学ばせてもらうわ。精々私に食われないようにすることね」

千砂都「戦うわけじゃないけどね。まぁいいや、よろしくね!」

すみれ「ええ」

すみれ(………)
 
8: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:02:30.36 ID:0M9CYg1T
───
──

すみれ(…どうしてあの時、とっさに「恋は歌わないのか」なんて聞いちゃったのかしら)

すみれ(千砂都が嫌いということでは、もちろん無い)

すみれ(というより、嫌いになれるほど、千砂都のことを知らない)

すみれ(ただ、二人きりを避けたかった)

すみれ(気まずいと、思ってしまった)

千砂都「すみれちゃーん」
 
9: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:04:14.90 ID:0M9CYg1T
すみれ(自分が人見知りだとは思っていない。そもそも、人見知りなんかしてたらショウビジネスの世界になんて居られない)

すみれ(こういうのって、今後関わることが無いだろうなーって人たちほど、不思議と臆せずに対応することが出来るのよね)

すみれ(でも千砂都、だけじゃないわね、Liella!のみんなは違う。一年や二年で終わるような関係ではないでしょうね。卒業まで─もしかして、その後も)

すみれ(これから一緒に切磋琢磨していく仲間。上っ面だけの関係なんて許されないわ)

千砂都「おーい。すみれちゃーーん?」
 
11: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:06:15.61 ID:0M9CYg1T
すみれ(…例えば二人っきりになった時。何を話せばいいのかしら)

すみれ(好きなものの話?千砂都の好きなものって何?やっぱり私、千砂都のこと全然知らないじゃない!かのんや可可とかと比べて、自分からはあんまり話しかけてこない気がするし…。もしかして私、嫌われて…)

千砂都「すーーみーーれーーちゃーーーん!!!」

すみれ「ひゃあああああああい!!」

千砂都「? ひゃあい?新手の挨拶?」

すみれ「急に叫ばないでよ!ビックリしたじゃない!」

千砂都「だって何回呼んでも返事してくれないんだもん」むぅっ?

すみれ「ちょっと考え事してて…ごめんなさい」
 
12: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:08:06.87 ID:0M9CYg1T
千砂都「そろそろ日も暮れそうだし、今日の練習はおしまいにしよっか」

すみれ「ええ、そうね…」

すみれ(………)

千砂都「どうしたのすみれちゃん。さっきもだけど、世界中の丸が四角くなっちゃったような顔してるよ?」

すみれ「どんな顔よそれ…」

千砂都「こんな顔…」ずぅぅぅん

すみれ「流石にそこまで絶望を抱えた顔はしてないわよ…」

千砂都「もしかして、何かお悩み事かな?ダンスのことならいくらでも教えられるよ!」

すみれ「悩んでるには悩んでるわね。ダンスのことではないけれど」
 
13: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:09:45.24 ID:0M9CYg1T
千砂都「うーん。それは時間を掛ければ解決しそう?」

すみれ「…分からないわね。今だって、悪いことばかり思い浮かべてたし」

千砂都「なるほど…。聞いといてなんだけど、悩みってそういうものだよね」

すみれ「くよくよしてても仕方ないわよね。分かってはいるのだけれど…」

千砂都「…明日は学校お休みだけど、すみれちゃんは明日暇してる?」

すみれ「ええ。特に予定は無いけれど」
 
14: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:11:33.14 ID:0M9CYg1T
千砂都「よし分かった!すみれちゃん、明日のお昼に私のバイトしてるたこ焼き屋に来て?明日はそのくらいでバイト上がるから!」

すみれ「別にいいけど…練習?」

千砂都「違う違う!…しっかりおしゃれしてきてね?デートなんだから!」

すみれ「あぁ。デート。あのデートね…………って」

すみれ「デート!?」
 
15: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:13:29.18 ID:0M9CYg1T
─翌日お昼

すみれ「ここで良かったわよね。千砂都のバイトしてるたこ焼き屋」

すみれ(まったく…急にデートだなんていうからビックリしたわ。要は二人でお出かけするってだけじゃないの)

すみれ(とはいえ、練習以外で二人だけで会うのは初めてかもしれないわね)

すみれ「なかなか繁盛してるわね…。邪魔したら悪いし、離れて待ってようかしら」
 
16: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:16:03.22 ID:0M9CYg1T
───
──

千砂都「ありがとうございましたー!ふぅ、なんとか列は捌けたかな」

すみれ「お疲れ様ったらお疲れ様」

千砂都「すみれちゃん!お待たせしちゃったね!」

すみれ「昼時だもの、仕方ないわ」

すみれ「上がれそう?」

千砂都「うん!ちょうど一区切りついたし、そろそろ代わってもらうつもり」

千砂都「その前に!すみれちゃん、たこ焼きはいかが?」

すみれ「そうね。頂こうかしら」

すみれ「ていうか実は、買うつもりだったのよ。わざとお昼は抜いてきたし」

千砂都「そうだったんだ!嬉しいねぇ~。愛情込めて作るからね!」
 
17: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:17:55.78 ID:0M9CYg1T
千砂都「味はどうする?」

すみれ「そうね。無難にソースで。青のりは抜いてもらえるかしら」

すみれ「8個は多いから4個でいいわ」

千砂都「オッケー!」タコヤキクルクル

すみれ「…流石に手際がいいわね」

千砂都「まあね!たくさん作ってるからね。でもぜんぜん飽きないよ!」クルクルク
 
18: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:19:57.33 ID:0M9CYg1T
すみれ「そういえば、プロフィールの好きな食べ物にたこ焼きって書いてあったわね。作るのが好きってこと?」

千砂都「作るのも食べるのもどっちも好きだよ!」

すみれ「なるほどね…」

すみれ(よし、千砂都のことが少し分かってきたわよ)

千砂都「昔はたこ焼きが好きすぎて、頭のお団子にたこ焼きを入れてたんだー」

すみれ「え、嘘でしょ!?」

千砂都「うん。嘘だよ笑」

すみれ(………)

すみれ(千砂都って意外とボケるのかしら。やっぱり分からないわね…)

千砂都「はい!まんまるたこ焼き、お待ち!」
 
19: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:22:58.80 ID:0M9CYg1T
すみれ「ありがとう…って、8個あるじゃない」

千砂都「半分は私用だよ。待ってて!すぐ上がるから、一緒に食べよ!」

すみれ「そういうことね。了解、そこに座ってるわね」

~~~~~~~~~~

千砂都「お待たせー!」

すみれ「お疲れ様」

千砂都「あれ?食べずに待っててくれてたんだね!先に食べてても良かったのにー」

すみれ「熱そうだったから冷ましてたのよ。それに別々で食べるのも寂しいじゃない」

すみれ「…せっかくのデートなんだし」ボソッ
 
20: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:25:19.48 ID:0M9CYg1T
千砂都「? なんか言った?」

すみれ「な、なんでもないわよ!」

千砂都「えぇ~気になるなぁ~~。せっかくのデート、のあたりが良く聞こえなかったなぁ~」

すみれ「ばっちり聞こえてるじゃない!!」

千砂都「あははっ!そうだね!せっかくのデートだもんね!そうだ、食べさせあいっこしよっか!」

すみれ「いや、さすがにそれは恥ずかしいわよ…」

千砂都「はい、あーん」グイグイ

すみれ「聞いてないわね?ちょ、顔に付くから」

千砂都「あーーーん」グイグイ

すみれ「……あ、あーん…///」パクッ
 
22: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:28:04.73 ID:0M9CYg1T
すみれ「! はふはふ…は、はふい!はふい!(熱い!熱い!)」

千砂都「もお、すみれちゃんってば、一口で食べるからだよ?」

すみれ「は、はんはは、ふりやり、いれはんははい!!」

千砂都「何言ってるか分かんないよ~www」

すみれ「はっ、はっ、……ゴクン」

すみれ「熱いわよ!美味しかったけど!」

千砂都「お粗末さまでしたー」?

すみれ「…さぁて、次は私が、千砂都に食べさせてあげるわよぉ?」ニヤァ

すみれ「さっきのお返しよ!覚悟しなさ…って、あれ?」
 
23: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:30:33.41 ID:0M9CYg1T
千砂都「うーん!美味しかったー!」カンショク

すみれ「はぁ!?アンタ、いつの間に4つとも食べ切ったのよ!?」

千砂都「たこ焼きの早食いなら誰にも負けないよ!」ドヤッ

すみれ「食べさせあいっこはどこにいったのよ!あ。まさか、その頭のお団子に隠してるんじゃ…」ガシッ

千砂都「隠してないよ!?ちょっとすみれちゃん、お団子揉まないでよ~笑」
 
24: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:32:31.54 ID:0M9CYg1T
すみれ「……さて、たこ焼きも食べ終わったけれど、次はどこに行くのよ?」

千砂都「うーん。特に考えてなかった。あはは…」

すみれ「何で考えてないのよ…。デートプランってのは、誘った側が考えておくものなのよ?…知らないけど」

千砂都「すみれちゃんはどこか行きたいところある?」

すみれ「そうね…」

すみれ(千砂都のプロフィールによると、千砂都の好きなものは確か…)
 
25: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:34:32.88 ID:0M9CYg1T
すみれ「…桃…コーラ……ハムスター……」ブツブツ

千砂都「それって、私のプロフィール?」

すみれ(しまった。声に出てた)

千砂都「私の好きなものを調べてきてくれたんだね…!すみれちゃん、彼氏力高いよ!」

すみれ「ま、まあ、メンバーの好みを把握しておくのは、当然ったら当然ね!…てか彼氏力ってなによ」

千砂都「でもね、すみれちゃん。プロフィールには書いてない好きなものもあるんだ。それは…」

すみれ「…それは?」
 
26: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:35:49.82 ID:0M9CYg1T
千砂都「○!」

すみれ「○?」

千砂都「そう!丸だよ!」

すみれ「ああ、丸、ね。伏字かと思ったわ」

千砂都「丸とはすなわち、世界!丸は全てを治めるんだよ!むしろ全てが丸く収まる!!そんな魔法の形なんだよ!!!」

すみれ「急に不思議ちゃんみたいなこと言い出したわね。丸に対して厚い信頼があることは、よく分かったわ…」

すみれ「でも、そうね…丸……桃…」

すみれ「最近出来たお店で、桃を丸ごと使ったまんまるなスイーツがあるんだけど、知ってる?」

千砂都「何それ!?すっごい気になる!!」

すみれ「決まりね。たこ焼き食べたばかりだけど、大丈夫?」

千砂都「いける!スイーツは別腹だよ!」

すみれ「ふふ、違いないわね」
 
27: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:38:24.30 ID:0M9CYg1T
───
──

千砂都「うーーん!食べた食べたー!」

すみれ「結局あれからずっと食べ歩いちゃったわね…」

千砂都「だねー。練習頑張って、カ口リー消費しなきゃだね」

すみれ「練習…そうね」
 
28: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:40:48.40 ID:0M9CYg1T
千砂都「…難しそうな顔になったね。前に悩んでたことと関係ある?」

千砂都「……私とのデュエット、嫌だった?」

すみれ「ちがっ、そういうわけじゃないわ!」

千砂都「あはは!ごめんね?ずるい聞き方しちゃったね」

すみれ「本当に違うの。嫌とかじゃなくて……誤解されちゃうのもあれだし、正直に話すわね」
 
30: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:42:53.64 ID:0M9CYg1T
すみれ「私、千砂都のこと、ぜんぜん知らないなって」

すみれ「あんまり二人で話すこともなかったし…このままデュエットなんて歌っていいのかなって」

すみれ「千砂都のことをもっとよく知った上で、練習に臨みたかったの」

すみれ「はぁ。普段はショウビジネス云々言ってる奴が、情けないったら情けないわね」

千砂都「…今日一緒にデートして、私のこと、分かった?」
 
31: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:44:52.48 ID:0M9CYg1T
すみれ「…分からないわね」

すみれ「真面目かと思えば急にボケるし」

すみれ「丸のことになると変なテンションになるし」

すみれ「熱々のたこ焼きを一口で食べさせるし!」

千砂都「あはは…あれはごめん」
 
32: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:47:28.50 ID:0M9CYg1T
すみれ「…分かったことは、一つだけね」

すみれ「貴女といると、すごく楽しいって事」

千砂都「………」

千砂都「………………」

すみれ「ど、どうしたのよ?」
 
33: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:50:54.75 ID:0M9CYg1T
千砂都「……ハッ!」

千砂都「ごめん。ちょっとときめいちゃってた」

すみれ「…ふぅん、もっとときめいてくれてもいいのよ?この、平安名すみれに!」バーン

千砂都「そうだね!これからもたくさんときめかせてね!」

すみれ「…ええ。期待してなさい!」

すみれ(ここまで清々しく肯定されると、逆にムズムズするわね…)
 
34: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:54:35.98 ID:0M9CYg1T
千砂都「よかった。いつも通りのすみれちゃんだね」

千砂都「すみれちゃんも楽しんでくれたんだね、今日のデート」

千砂都「ダンスもライブも、ショウビジネス?も、上手く魅せることも勿論大事だけど」

千砂都「自分たちが楽しむって事も、同じくらい大切だと思うんだ」

千砂都「だからすみれちゃんが、今日の私との時間を楽しいって思ってくれたなら」

千砂都「はなまるっ!だよ!」?

すみれ「…ふふっ、そうね」

すみれ「これからは練習も、貴女との時間も、もっと楽しめる気がしてきたわ」
 
37: (はんぺん) 2022/01/15(土) 00:57:53.06 ID:0M9CYg1T
千砂都「うんっ!なら良かった!私もすみれちゃんと歌えるの、とっても楽しみ!」

すみれ「私と千砂都で、最強のデュエットを魅せるわよ!」

千砂都「うん!じゃあ最後にいつもの!せーのっ」

千砂都「うぃっす!」

すみれ「うぃっす」

ちさすみ「うぃっすーー!!」
 
38: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:04:06.90 ID:0M9CYg1T
─後日放課後

かのん「ちぃちゃん、すみれちゃん。デュエットの練習は順調?」

可可「グソクムシ、千砂都の足を引っ張ったりしてないデスか~?」

すみれ「ふんっ。そんなわけないでしょ。むしろ、千砂都を凌駕しちゃいそうで、心配ったら心配ね」

かのん「むっ、またちぃちゃんのダンスを馬鹿にして…」

すみれ「最初っからしてないわよ!馬鹿になんて」

すみれ(むしろ尊敬してるくらいよ、なんてね)

すみれ(照れくさいから口には出さないけど)
 
39: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:06:05.41 ID:0M9CYg1T
千砂都「でもほんとにすごいんだよ、すみれちゃん!大まかな振り付けはすぐに覚えて、そこから日に日にブラッシュアップしていってるんだ!」

すみれ「まあ、千砂都のアドバイスが的確なのも大きいわね」

すみれ「って言っても、この曲自体はそこまでハイテンポじゃないから、ダンスもそこまで激しくないのよね。少し物足りないわ」

千砂都「それでさっきすみれちゃんと相談してたんだけど、この次に歌う曲で振りを追加したいなと思って」

すみれ「私と千砂都のダンステクニックを生かした、とびきりのコンビパフォーマンスを考えてみたわ!間奏に入れたら良いインパクトになると思うのだけれど」

かのん「おおっ、なんかすごそう!詳しいところは後ですり合わせしよっか!」

可可「引き続きしっかり練習するデスよ。すみれ」

すみれ「言われなくても、やってやるわ!」?
 
40: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:08:59.43 ID:0M9CYg1T
恋「千砂都さんとすみれさんの様子はどうでしたか?」

かのん「うん!二人とも楽しそうに練習してた!」

可可「自分たちで新しい振りまで考えてしまうとは…。スサマジイ熱量デス」

恋「それはよかったです。…なかよし大作戦は成功といったところですね、かのんさん?」

可可「? ナカヨシ、ダイサクセン??」

可可「今回すみれと千砂都のデュエットにしたのは、ライブ映えするというからという、かのんの提案ではなかったのですか?」

かのん「まあ、それもあるんだけど…」
 
41: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:12:49.40 ID:0M9CYg1T
かのん「私の主観なんだけど、ちぃちゃんとすみれちゃんってあんまり二人で話してることが少ないかなーって思ってて」

可可「確かに、すみれと千砂都が話してるところをあまり見たことがないでした。可可は、千砂都にはクーカーのときからお世話になっていましたが…」

かのん「仲が悪いわけじゃないってのは分かってたけど、二人ともいい子だから、もっと仲良くなってほしいなって思って」

恋「そこでわたくしと相談した結果、お二人で曲を歌ってもらうことにしたんです」

かのん「あの様子はもう成功だね!」
 
43: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:18:21.15 ID:0M9CYg1T
恋「千砂都さんとすみれさんには特に何もお伝えしてませんでしたが、上手くいっているようで安心しました」

恋「休み明けから二人の距離がグッと縮まった気がしますね」

可可「休みの間に、ナニかあったのでしょうか?」

かのん「…自分からけしかけたとはいえ、私の知らないところで何かあったと思うと、少し寂しいなあ……ははは」

可可「なに言ってるデスか!かのんには可可もレンレンもいます!」

恋「そうですよかのんさん。わたくしだってかのんさんや他の皆さんともっとお話したいです」

恋「ライブが落ち着いたら、また5人で遊びましょうね」

かのん「…うんっ!二人ともありがとう!」
 
44: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:20:45.79 ID:0M9CYg1T
かのん「よぅし、それじゃあ早速!」

かのん「なかよし大作戦!第二弾!」

クゥれん「え!?」

かのん「恋ちゃんとすみれちゃんも実はあんまり絡み無いんじゃない!?でもすみれちゃんが連続なのも申し訳ないなぁ…あ!可可ちゃん!どう!?恋ちゃんと歌ってみない!?」

可可「次は可可たちが巻き込まれそうですよ、レンレン…」

恋「寂しいなんて言いつつ、結構楽しんでますね、この人は…」?
 
45: (はんぺん) 2022/01/15(土) 01:22:11.14 ID:0M9CYg1T
おしまい

1stライブのバイバイしちゃえば!?でちさすみに目覚めました。これからも色んなCPを味わっていきたいですね


ζ㎗òヮóリ「デートしてデュェート大成功!なんつって!」

从||・-・||从「愛さん、原宿出禁」
 
46: (茸) 2022/01/15(土) 01:23:11.99 ID:5jlJJNob
最高ったら最高よ!!
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1642172143/

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