1: 2017/11/01(水) 06:44:02.54
善子「何?あと私はヨハネ」
千歌「同じ一年生以外、ちゃんと名前で呼ばないよね」
善子「・・・・・・」
千歌「同じ一年生以外、ちゃんと名前で呼ばないよね」
善子「・・・・・・」
2: 2017/11/01(水) 06:45:45.16
千歌「いつもさ、皆にタメ口きいてる割に話しかけるときは『ねぇっ』とか、『あのさっ』とかばっかだし」
善子「・・・・・・」
千歌「ルビィちゃんや花丸ちゃんは「千歌ちゃん」って結構名前で呼んでくれるのに」
善子「そう言われても……」
千歌「それにそもそも基本的に誰かが話してるところに割り込んでくることばっかで、名前を呼ぶような会話はしないし」
善子「名前を呼ぶような会話って何なの……」
千歌「とにかく!善子ちゃんは人の名前を呼ばなさすぎ!これはじゅーよーな問題だよ!」
善子「・・・・・・」
千歌「ルビィちゃんや花丸ちゃんは「千歌ちゃん」って結構名前で呼んでくれるのに」
善子「そう言われても……」
千歌「それにそもそも基本的に誰かが話してるところに割り込んでくることばっかで、名前を呼ぶような会話はしないし」
善子「名前を呼ぶような会話って何なの……」
千歌「とにかく!善子ちゃんは人の名前を呼ばなさすぎ!これはじゅーよーな問題だよ!」
3: 2017/11/01(水) 06:46:13.60
千歌「これはそういう問題じゃないんだよ!コミュニケーションとかそういうことじゃないんだってば!」
善子「……じゃあなんだって言うの」
千歌「善子ちゃん、試しに私の名前を呼んでみてよ」
善子「えぇ?……ええ?なんで?」
千歌「いいから!」
善子「わ、わかったわよ。……ち、千歌、さん?」
善子「……じゃあなんだって言うの」
千歌「善子ちゃん、試しに私の名前を呼んでみてよ」
善子「えぇ?……ええ?なんで?」
千歌「いいから!」
善子「わ、わかったわよ。……ち、千歌、さん?」
4: 2017/11/01(水) 06:47:01.85
千歌「ほら!」
善子「!?」
千歌「……ほらぁ~!」
善子「・・・・・・何が「ほら」なのか一切解らないんだけど・・・・・・」
千歌「ほら!ほら!だってさ、善子ちゃん「さん」付けしたよね!?」
善子「え?」
善子「!?」
千歌「……ほらぁ~!」
善子「・・・・・・何が「ほら」なのか一切解らないんだけど・・・・・・」
千歌「ほら!ほら!だってさ、善子ちゃん「さん」付けしたよね!?」
善子「え?」
5: 2017/11/01(水) 06:47:45.99
千歌「したよね!?」
善子「いや、まぁ、したけど……」
千歌「ほら!やっぱりぃ~!」
善子「・・・だから何が「ほら!」なのかわかんないって!!」
千歌「……はぁ~善子ちゃん自分ではわかんないか~わかんないならしょうがないけどな~はぁ~」
善子「・・・・・・うっざ!この人うっざ!!」
千歌「しょうがないから教えてあげるかな~私が教えてあげようかな~」
善子「いや、まぁ、したけど……」
千歌「ほら!やっぱりぃ~!」
善子「・・・だから何が「ほら!」なのかわかんないって!!」
千歌「……はぁ~善子ちゃん自分ではわかんないか~わかんないならしょうがないけどな~はぁ~」
善子「・・・・・・うっざ!この人うっざ!!」
千歌「しょうがないから教えてあげるかな~私が教えてあげようかな~」
6: 2017/11/01(水) 06:48:42.73
善子「……すっごい腹立つけど、このままじゃ話が進まないから聞いてあげるけど……何がわかってないっていうの?」
千歌「ふふ、聞きたい?聞きたいぃ~?でもどうしよっかな、タダで聞かせるのも……」
善子「いいから早く!!」
千歌「……ちぇっ。善子ちゃんのせっかち」
善子「そっちが聞かせるって言ったんでしょ!?さっきから何なのその傍若無人っぷりは!!」
千歌「善子ちゃん、どうどう」
善子「何で人に対して動物への接し方してるの!!私はそこらの動物じゃないわよ!!私は人間よ?!…あっ違う堕天使!!私は堕天使ヨハネよ!!」
千歌「善子ちゃん、言ってること無茶苦茶だよ?」
千歌「ふふ、聞きたい?聞きたいぃ~?でもどうしよっかな、タダで聞かせるのも……」
善子「いいから早く!!」
千歌「……ちぇっ。善子ちゃんのせっかち」
善子「そっちが聞かせるって言ったんでしょ!?さっきから何なのその傍若無人っぷりは!!」
千歌「善子ちゃん、どうどう」
善子「何で人に対して動物への接し方してるの!!私はそこらの動物じゃないわよ!!私は人間よ?!…あっ違う堕天使!!私は堕天使ヨハネよ!!」
千歌「善子ちゃん、言ってること無茶苦茶だよ?」
7: 2017/11/01(水) 06:49:05.76
善子「誰のせいよ誰の!!……ふぅ、ふぅ」
千歌「……そろそろ教えてあげよっか?」
善子「だからさっきからそうしてって言ってるでしょ……」
千歌「ごめんごめん」
善子「まぁいいけど……。で?結局何が言いたいわけ?」
千歌「うん。要するに善子ちゃんは名前で呼ぶことを重く考え過ぎなんだよ!」
善子「・・・・・・は、はぁ?」
千歌「……そろそろ教えてあげよっか?」
善子「だからさっきからそうしてって言ってるでしょ……」
千歌「ごめんごめん」
善子「まぁいいけど……。で?結局何が言いたいわけ?」
千歌「うん。要するに善子ちゃんは名前で呼ぶことを重く考え過ぎなんだよ!」
善子「・・・・・・は、はぁ?」
8: 2017/11/01(水) 06:49:35.33
千歌「ただでさえ名前呼んでくれないのに、呼び方だってなんだか他人行儀だしさ」
善子「だ、だから別に呼び方くらい」
千歌「「くらい」じゃないよ!呼び方一つで人間のかんけーせーって結構変わってくるんだからねっ」
善子「お、おう?急に会話のレベルが向上したわね」
千歌「そりゃ~私も作詞担当だし日々しょーじんしてるのだっ!」
善子「それにしたって咄嗟にそんな言葉が出てくるとは思えないんだけど」
善子「だ、だから別に呼び方くらい」
千歌「「くらい」じゃないよ!呼び方一つで人間のかんけーせーって結構変わってくるんだからねっ」
善子「お、おう?急に会話のレベルが向上したわね」
千歌「そりゃ~私も作詞担当だし日々しょーじんしてるのだっ!」
善子「それにしたって咄嗟にそんな言葉が出てくるとは思えないんだけど」
9: 2017/11/01(水) 06:50:08.05
千歌「酷いな善子ちゃん。私をなんだと思ってるのさ」
善子「それは悪かったけど。で、ホントのところは?」
千歌「呼び方ってかんけいせーそのものみたいなところがあるってこの前花丸ちゃんが言ってたから」
善子「やっぱりずら丸経由ね。で、実際に呼び方を変えてみることに興味がわいて、私が選ばれたって訳ね」
千歌「まぁ大体は合ってるよ」
善子「はぁ……また面倒なことを」
千歌「面倒とは聞き捨てならないね。それに実際善子ちゃんは周りとの距離を考え過ぎてるところあるじゃん」
善子「それは悪かったけど。で、ホントのところは?」
千歌「呼び方ってかんけいせーそのものみたいなところがあるってこの前花丸ちゃんが言ってたから」
善子「やっぱりずら丸経由ね。で、実際に呼び方を変えてみることに興味がわいて、私が選ばれたって訳ね」
千歌「まぁ大体は合ってるよ」
善子「はぁ……また面倒なことを」
千歌「面倒とは聞き捨てならないね。それに実際善子ちゃんは周りとの距離を考え過ぎてるところあるじゃん」
10: 2017/11/01(水) 06:51:27.99
善子「え……?そ、そうかな?」
千歌「そうだよ。あまり人の名前を呼ぼうとしないのも、周りとの距離を気にし過ぎてなんて呼べばいいか迷っちゃってるからでしょ?」
善子「う……っ!」
善子(す、鋭い!千歌さん特有のたまに出る勘の良さがこんなところで発動するとは!)
千歌「私達仲間だしさ、ヘンに考える必要ないよ」
千歌「そうだよ。あまり人の名前を呼ぼうとしないのも、周りとの距離を気にし過ぎてなんて呼べばいいか迷っちゃってるからでしょ?」
善子「う……っ!」
善子(す、鋭い!千歌さん特有のたまに出る勘の良さがこんなところで発動するとは!)
千歌「私達仲間だしさ、ヘンに考える必要ないよ」
11: 2017/11/01(水) 06:52:33.86
善子「そ、そうは言っても……」
千歌「皆もきっと気にしないと思うし」
善子「でも急には……」
千歌「何より善子ちゃんのキャラでさん付けってちょっと似合ってないって言うか」
善子「いや、でも……って失礼な!それとキャラ言うな!後私はヨハネよっ!」
千歌「ほら。そんな感じだし、呼び方もフランクにしちゃって大丈夫だよ~」
善子「いや、それとこれとは別って言うか……」
千歌「皆もきっと気にしないと思うし」
善子「でも急には……」
千歌「何より善子ちゃんのキャラでさん付けってちょっと似合ってないって言うか」
善子「いや、でも……って失礼な!それとキャラ言うな!後私はヨハネよっ!」
千歌「ほら。そんな感じだし、呼び方もフランクにしちゃって大丈夫だよ~」
善子「いや、それとこれとは別って言うか……」
12: 2017/11/01(水) 06:54:32.30
千歌「花丸ちゃんやルビィちゃんみたいに呼び捨てでもいいんだよ?」
善子「いやいや、あの二人は同級生だから呼び捨てなんだってば」
千歌「そもそもなんでそんなに気にしちゃうの?」
善子「…………だって」
千歌「うん?」
善子「……だって今まで名前を呼び合う上級生の友達なんて出来たことないからどう呼べばいいかわからないし……」
善子「流石に呼び捨ては馴れ馴れしいと思うし、かといって先輩呼びはなんか違うし」
善子「そりゃさん付けだってちょっと距離があるかなって思うけど、失礼になるよりはいいかなって」
善子「いやいや、あの二人は同級生だから呼び捨てなんだってば」
千歌「そもそもなんでそんなに気にしちゃうの?」
善子「…………だって」
千歌「うん?」
善子「……だって今まで名前を呼び合う上級生の友達なんて出来たことないからどう呼べばいいかわからないし……」
善子「流石に呼び捨ては馴れ馴れしいと思うし、かといって先輩呼びはなんか違うし」
善子「そりゃさん付けだってちょっと距離があるかなって思うけど、失礼になるよりはいいかなって」
13: 2017/11/01(水) 06:54:58.02
千歌「……う~ん、善子ちゃんって明るくて元気な割に意外と気にしぃなとこもあるよね」
善子「そっちもでしょ。普段のーてんきな癖に、ヘンに考え込んだりするんだから」
千歌「えへへ……そうでした」
善子「そうよ」
千歌「そう考えると、私たちって結構似てるのかな」
善子「……かもね」
善子「そっちもでしょ。普段のーてんきな癖に、ヘンに考え込んだりするんだから」
千歌「えへへ……そうでした」
善子「そうよ」
千歌「そう考えると、私たちって結構似てるのかな」
善子「……かもね」
14: 2017/11/01(水) 06:55:43.74
千歌「じゃあさ、似てるついでに呼び方も似せてみようよ!」
善子「はい?」
千歌「だからさ、試しに善子ちゃんも私が皆を呼んでるように私を呼んでみてよ」
善子「……それって例えば私の場合は?」
千歌「善子ちゃん!」
善子「いやヨハネよ」
千歌「じゃあヨハネちゃん!」
善子「はい?」
千歌「だからさ、試しに善子ちゃんも私が皆を呼んでるように私を呼んでみてよ」
善子「……それって例えば私の場合は?」
千歌「善子ちゃん!」
善子「いやヨハネよ」
千歌「じゃあヨハネちゃん!」
15: 2017/11/01(水) 06:56:15.18
善子「じゃあって何!じゃあって!……ていうか、それって私が皆をちゃん付けにするってこと!?」
千歌「うん、そうだよ~」
善子「それこそ私のキャラじゃなくない!?まだ呼び捨ての方がマシじゃないの!?」
千歌「じゃあ今私のこと呼び捨てしてみて?」
善子「えぇ……いや、それは……」
千歌「ほら、どうせ出来ないんだし試しにちゃん付けしてみようよ。あ、それが嫌なら私のことはちかっちって呼んでもいいよ?」
善子「いやそれはもっとハードルが高い」
千歌「うん、そうだよ~」
善子「それこそ私のキャラじゃなくない!?まだ呼び捨ての方がマシじゃないの!?」
千歌「じゃあ今私のこと呼び捨てしてみて?」
善子「えぇ……いや、それは……」
千歌「ほら、どうせ出来ないんだし試しにちゃん付けしてみようよ。あ、それが嫌なら私のことはちかっちって呼んでもいいよ?」
善子「いやそれはもっとハードルが高い」
16: 2017/11/01(水) 06:56:43.33
千歌「えぇ~じゃあどうするのさ」
善子「……うぅ、わかったわよ!」
千歌「え?」
善子「こうなりゃヤケよ!お望み通りちゃん付けで呼んであげるんだから!!」
千歌「おぉ~やったね」
善子「・・・じゃ、じゃあ呼ぶわよ?」
千歌「うんっ!」
善子「……うぅ、わかったわよ!」
千歌「え?」
善子「こうなりゃヤケよ!お望み通りちゃん付けで呼んであげるんだから!!」
千歌「おぉ~やったね」
善子「・・・じゃ、じゃあ呼ぶわよ?」
千歌「うんっ!」
17: 2017/11/01(水) 06:57:57.41
善子「…………っ」
千歌「わくわく」
善子「・・・・・・」
千歌「どきどき」
千歌「わくわく」
善子「・・・・・・」
千歌「どきどき」
18: 2017/11/01(水) 06:58:28.47
善子「・・・・・・・・・・・・」
千歌「・・・・・・・・・・・・」
お二人様「・・・・・・・・・・・・」
千歌「・・・・・・・・・・・・」
お二人様「・・・・・・・・・・・・」
19: 2017/11/01(水) 06:58:57.67
千歌「って長い!善子ちゃん長すぎだよ!!」
善子「しょうがないじゃない!こういうのには心構えというか、何かそういう準備みたいなのが必要なんだってば!」
千歌「……はぁ~、ただ名前を呼ぶだけなのにそんなに身構えるものですかね」
善子「うっさい!……つ、次はちゃんと言うから」
千歌「うん、じゃあ、お願いね」
善子「わ、わかった……!」
善子「しょうがないじゃない!こういうのには心構えというか、何かそういう準備みたいなのが必要なんだってば!」
千歌「……はぁ~、ただ名前を呼ぶだけなのにそんなに身構えるものですかね」
善子「うっさい!……つ、次はちゃんと言うから」
千歌「うん、じゃあ、お願いね」
善子「わ、わかった……!」
20: 2017/11/01(水) 06:59:29.46
善子「……っ!」キリッ
千歌「……っ!?」ドキッ
千歌(善子ちゃんの真剣な表情、なんかドキッとしちゃう……)
善子「・・・・・・!?」ドクッ
善子(な、なんて表情してるのこの先輩は!?余計緊張しちゃうでしょ……)
善子「・・・・・・」ドクドク
千歌「・・・・・・」ドキドキ
千歌「……っ!?」ドキッ
千歌(善子ちゃんの真剣な表情、なんかドキッとしちゃう……)
善子「・・・・・・!?」ドクッ
善子(な、なんて表情してるのこの先輩は!?余計緊張しちゃうでしょ……)
善子「・・・・・・」ドクドク
千歌「・・・・・・」ドキドキ
21: 2017/11/01(水) 07:00:43.13
二組(さっきまでふざけてたはずなのに……)
二組(何この謎の緊張感……)
善子「じゃ、じゃあ呼ぶわよ?」
千歌「……う、うん」
二組(何この謎の緊張感……)
善子「じゃ、じゃあ呼ぶわよ?」
千歌「……う、うん」
22: 2017/11/01(水) 07:01:05.08
善子「……っ、ち、」
千歌「う、うん……」
善子「千歌、ちゃ、ん……?」
千歌「……う、うん……///」
千歌「う、うん……」
善子「千歌、ちゃ、ん……?」
千歌「……う、うん……///」
23: 2017/11/01(水) 07:01:40.54
善子「・・・・・・・・・・・・っ」ゾクッ
千歌「・・・・・・・・・・・・///」ドキドキ
お二方「・・・・・・・・・・・・」
千歌「・・・・・・・・・・・・///」ドキドキ
お二方「・・・・・・・・・・・・」
24: 2017/11/01(水) 07:02:05.13
善子「な、何とか言ったらどうなの……?」
千歌「え、あ、えへへ……なんかやっぱちゃん付けで呼ばれると妙に照れくさいね」
善子「……っ///最初に言い出したの千歌の方でしょ!なんでそっちの方が照れてんのよ!!」
千歌「うえええ!?そんなに怒らなくても!」
善子「うるっさい!!こんなんだったら最初っから呼び捨てで呼ぶっての!」
千歌「あっそういえば今呼び捨てで呼んでくれたね」
善子「そうよ!もう二度とちゃん付けで人のことを呼ばないんだから!!」
千歌「え、あ、えへへ……なんかやっぱちゃん付けで呼ばれると妙に照れくさいね」
善子「……っ///最初に言い出したの千歌の方でしょ!なんでそっちの方が照れてんのよ!!」
千歌「うえええ!?そんなに怒らなくても!」
善子「うるっさい!!こんなんだったら最初っから呼び捨てで呼ぶっての!」
千歌「あっそういえば今呼び捨てで呼んでくれたね」
善子「そうよ!もう二度とちゃん付けで人のことを呼ばないんだから!!」
25: 2017/11/01(水) 07:02:26.99
千歌「えぇ、でもそれはちょっともったいないっていうか……///」
善子(・・・・・・・・・・・・っ!)ゾォッ…
善子「……む、無理なもんは無理!無理剤よ無理剤!」
千歌「はへぇ?何、むりざいって?」
善子「ローカルインターネットミーム!」
千歌「へ?何、ろーかるなんとかって」
善子「いや私が悪かった!急にテキトーなこと言った私が悪かった!だからそこはもうこれ以上ツッコまないで!!」
善子(・・・・・・・・・・・・っ!)ゾォッ…
善子「……む、無理なもんは無理!無理剤よ無理剤!」
千歌「はへぇ?何、むりざいって?」
善子「ローカルインターネットミーム!」
千歌「へ?何、ろーかるなんとかって」
善子「いや私が悪かった!急にテキトーなこと言った私が悪かった!だからそこはもうこれ以上ツッコまないで!!」
26: 2017/11/01(水) 07:03:03.70
後日 屋上にて
善子「ちょっと果南!最近自分の行動に責任持ててなさすぎじゃない!?」
果南「え、そうかな?」
ルビィ「ちょ、ちょっと善子ちゃん!?急にどうしたの!?」
善子「下がってなさいルビィ。これは今後のAqoursのためにも必要なことなの!」
梨子「お、大げさだなぁ……」
果南「う~ん、そんな風に言われる覚えないんだけど」
善子「気付いてないならなお悪いわ!」
善子「ちょっと果南!最近自分の行動に責任持ててなさすぎじゃない!?」
果南「え、そうかな?」
ルビィ「ちょ、ちょっと善子ちゃん!?急にどうしたの!?」
善子「下がってなさいルビィ。これは今後のAqoursのためにも必要なことなの!」
梨子「お、大げさだなぁ……」
果南「う~ん、そんな風に言われる覚えないんだけど」
善子「気付いてないならなお悪いわ!」
27: 2017/11/01(水) 07:03:33.04
曜「具体的にはどういうこと?」
善子「よくぞ聞いてくれたわ曜!例えばストレッチの時!果南は背中押す力強すぎだってば!筋痛めちゃったらどうすんの!?」
果南「え~あれぐらい大丈夫だよー。第一善子の体が硬すぎなんだってば」
善子「だからそれをどうにかするためにストレッチしてるってのに痛めちゃったら本末転倒だって話でしょ!あと私はヨハネ!」
果南「ん~その呼び方って重要?」
善子「超重要よ!呼び方一つで人間の関係性って結構変わってくるんだから!いや私は人間じゃなくて堕天使だけどね!?」
花丸「それこの前おらが千歌ちゃんに話した言葉ずら」
梨子「ていうか自分でも咄嗟だと人間って言っちゃってるじゃない……」
善子「あーもううるさいうるさい!とにかく善子って名前は戸籍上の表記であって私の真名はヨハネなの!わかったかしら、サブマリン松浦?」
善子「よくぞ聞いてくれたわ曜!例えばストレッチの時!果南は背中押す力強すぎだってば!筋痛めちゃったらどうすんの!?」
果南「え~あれぐらい大丈夫だよー。第一善子の体が硬すぎなんだってば」
善子「だからそれをどうにかするためにストレッチしてるってのに痛めちゃったら本末転倒だって話でしょ!あと私はヨハネ!」
果南「ん~その呼び方って重要?」
善子「超重要よ!呼び方一つで人間の関係性って結構変わってくるんだから!いや私は人間じゃなくて堕天使だけどね!?」
花丸「それこの前おらが千歌ちゃんに話した言葉ずら」
梨子「ていうか自分でも咄嗟だと人間って言っちゃってるじゃない……」
善子「あーもううるさいうるさい!とにかく善子って名前は戸籍上の表記であって私の真名はヨハネなの!わかったかしら、サブマリン松浦?」
28: 2017/11/01(水) 07:03:54.58
果南「え、それって私のこと?」
花丸「また急に人にヘンな名前付けちゃって……」
ルビィ「……何でダイバー松浦じゃないんだろ……?」
曜「きっと安直過ぎるのを避けようとしたんだろうね……」
梨子「サブマリンも十分安直な気がするけど……そもそも潜水艦だし意味がちょっとズレてる感じするし……」
善子「ちょっとそこ!聞こえてるんだからね!?もう梨子のことリリーって呼んであげないわよ!」
梨子「いやそれはまだ一度も呼ばれたことがないんだけど」
果南「うーん、よくわかんないんだけど……善子はヨハネで、ヨハネも善子ってこと?」
善子「オホンッ!……おや、やはり下界の者には理解が難しかったかしら?まあ、そう思いたいならそう思っても構わないわよ?」
花丸「また急に人にヘンな名前付けちゃって……」
ルビィ「……何でダイバー松浦じゃないんだろ……?」
曜「きっと安直過ぎるのを避けようとしたんだろうね……」
梨子「サブマリンも十分安直な気がするけど……そもそも潜水艦だし意味がちょっとズレてる感じするし……」
善子「ちょっとそこ!聞こえてるんだからね!?もう梨子のことリリーって呼んであげないわよ!」
梨子「いやそれはまだ一度も呼ばれたことがないんだけど」
果南「うーん、よくわかんないんだけど……善子はヨハネで、ヨハネも善子ってこと?」
善子「オホンッ!……おや、やはり下界の者には理解が難しかったかしら?まあ、そう思いたいならそう思っても構わないわよ?」
29: 2017/11/01(水) 07:04:16.90
果南「じゃあ、間を取ってよっちゃんね」
善子「……は?」
果南「いやだから、善子でもヨハネでもあるんだったら、両方を指す言葉があれば便利だなって」
善子「……はぁぁ!?」
梨子「確かにいいねそれ。私も今度からそう呼ぶよ」
曜「あ、私もよっちゃんっていいと思うよ」
善子「な、ちょ、ええ!?」
ルビィ「まさかのあだ名付け返されちゃったね、善子ちゃん」
花丸「これが因果応報ってものずら。覚えておくんだよ、善子ちゃん」
善子「だから私はヨハネなんだってばーー!!」
善子「……は?」
果南「いやだから、善子でもヨハネでもあるんだったら、両方を指す言葉があれば便利だなって」
善子「……はぁぁ!?」
梨子「確かにいいねそれ。私も今度からそう呼ぶよ」
曜「あ、私もよっちゃんっていいと思うよ」
善子「な、ちょ、ええ!?」
ルビィ「まさかのあだ名付け返されちゃったね、善子ちゃん」
花丸「これが因果応報ってものずら。覚えておくんだよ、善子ちゃん」
善子「だから私はヨハネなんだってばーー!!」
30: 2017/11/01(水) 07:05:00.53
ダイヤ「……ハァ。あの子たちは一体何をしているの?」
鞠莉「まぁまぁ。よっちゃんが皆ととっても仲良く出来てるなんてイイことじゃなーい」
ダイヤ「……貴女もその呼び方を気に入ってるのね。でも、確かに……大分打ち解けてきたとはいえ、善子さんにはどこかまだ遠慮が残っていたから、いいことなのかも」
鞠莉「……そういうダイヤも、大分敬語使わなくなってきたよね~?」
ダイヤ「わたくしだって、ただ無闇に敬語で話してるわけじゃないのよ?ただ、網本の娘や生徒会長として必要な場面も決して少なくないから」
鞠莉「普段からそういう風に振舞ってる、ってわけね」
ダイヤ「ええ」
鞠莉「でも、Aqoursにはそんな必要もないって思ってる」
ダイヤ「ふふ……そうですね」
鞠莉「まぁまぁ。よっちゃんが皆ととっても仲良く出来てるなんてイイことじゃなーい」
ダイヤ「……貴女もその呼び方を気に入ってるのね。でも、確かに……大分打ち解けてきたとはいえ、善子さんにはどこかまだ遠慮が残っていたから、いいことなのかも」
鞠莉「……そういうダイヤも、大分敬語使わなくなってきたよね~?」
ダイヤ「わたくしだって、ただ無闇に敬語で話してるわけじゃないのよ?ただ、網本の娘や生徒会長として必要な場面も決して少なくないから」
鞠莉「普段からそういう風に振舞ってる、ってわけね」
ダイヤ「ええ」
鞠莉「でも、Aqoursにはそんな必要もないって思ってる」
ダイヤ「ふふ……そうですね」
31: 2017/11/01(水) 07:05:40.43
鞠莉「おんやぁ?ダイヤがジョークなんて珍しいね」
ダイヤ「たまには仕返ししないとね。鞠莉にはいつも手を焼かされてるから」
鞠莉「ノォー!そこは周りを盛り上げてるって言ってくれなくちゃ!」
ダイヤ「全く……調子がいいんだから」
鞠莉「イエース!マリーはいつだって絶好調デース!」
ダイヤ「はいはい、頼りにしてるわよ。……ところで、今回の件の立役者はまだ来ないの?そろそろ練習を始めたいのだけれど」
鞠莉「ああ、ちかっちならもう来てるよ」
ダイヤ「え?」
鞠莉「私と話すのに夢中になって気付かなかった?ほら、あそこ」
ダイヤ「たまには仕返ししないとね。鞠莉にはいつも手を焼かされてるから」
鞠莉「ノォー!そこは周りを盛り上げてるって言ってくれなくちゃ!」
ダイヤ「全く……調子がいいんだから」
鞠莉「イエース!マリーはいつだって絶好調デース!」
ダイヤ「はいはい、頼りにしてるわよ。……ところで、今回の件の立役者はまだ来ないの?そろそろ練習を始めたいのだけれど」
鞠莉「ああ、ちかっちならもう来てるよ」
ダイヤ「え?」
鞠莉「私と話すのに夢中になって気付かなかった?ほら、あそこ」
32: 2017/11/01(水) 07:06:24.01
・
千歌「えー善子ちゃんあだ名付けてもらったの!?いいないいなー私も自称じゃなくて人にあだ名つけてもらいたいよ!」
善子「よくないわよ!」
梨子「じゃあ悪い?」
善子「悪いわよ!」
曜「善子って呼ばれるより?」
善子「いや、それよりは……悪くないけど」
ルビィ「じゃあどっちでもないってこと?」
善子「あ、えと……そう、なるのかな?」
千歌「えー善子ちゃんあだ名付けてもらったの!?いいないいなー私も自称じゃなくて人にあだ名つけてもらいたいよ!」
善子「よくないわよ!」
梨子「じゃあ悪い?」
善子「悪いわよ!」
曜「善子って呼ばれるより?」
善子「いや、それよりは……悪くないけど」
ルビィ「じゃあどっちでもないってこと?」
善子「あ、えと……そう、なるのかな?」
33: 2017/11/01(水) 07:06:48.94
果南「だったらよっちゃんで何の問題もないよね」
善子「え、ええ……?そうなのかな……なんか釈然としない……」
花丸「これが詭弁とそれに躍らされる哀れな人間の構図ずらね」
善子「ちょっとずら丸!それどういう意味よ!あと私は堕天使だってば!!」
ダイヤ「・・・・・・」
鞠莉「もうっ、ホントダイヤってばポンコツさんなんだから☆」
ダイヤ「……もう鞠莉さんなんてキライです」
鞠莉「フフフッ。そんなヘソ曲げないでってば~。ジョークよ、イッツジョ~クッ」
ダイヤ「……皆さん!いい加減練習を始めますわよ!!」
鞠莉「え?ちょっと無視しないでよダイヤーねえダイヤってば~!」
善子「え、ええ……?そうなのかな……なんか釈然としない……」
花丸「これが詭弁とそれに躍らされる哀れな人間の構図ずらね」
善子「ちょっとずら丸!それどういう意味よ!あと私は堕天使だってば!!」
ダイヤ「・・・・・・」
鞠莉「もうっ、ホントダイヤってばポンコツさんなんだから☆」
ダイヤ「……もう鞠莉さんなんてキライです」
鞠莉「フフフッ。そんなヘソ曲げないでってば~。ジョークよ、イッツジョ~クッ」
ダイヤ「……皆さん!いい加減練習を始めますわよ!!」
鞠莉「え?ちょっと無視しないでよダイヤーねえダイヤってば~!」
34: 2017/11/01(水) 07:08:11.77
・・・
曜「いや~今日も練習疲れたねぇ」
ルビィ「ぜ、全然そうは見えないけど……」ハァハァ
曜「ええ~そんなことないよー。ね、よっちゃん!」
善子「だからよっちゃんゆーなってば……」
千歌「そうだよ!よーちゃんばっかズルい!私も善子ちゃんのことよっちゃんって呼ぶー!」
善子「ああもう鬱陶しいのがまた増えた……」
千歌「酷いなー善子ちゃんと私の仲でしょ!」
曜「いや~今日も練習疲れたねぇ」
ルビィ「ぜ、全然そうは見えないけど……」ハァハァ
曜「ええ~そんなことないよー。ね、よっちゃん!」
善子「だからよっちゃんゆーなってば……」
千歌「そうだよ!よーちゃんばっかズルい!私も善子ちゃんのことよっちゃんって呼ぶー!」
善子「ああもう鬱陶しいのがまた増えた……」
千歌「酷いなー善子ちゃんと私の仲でしょ!」
35: 2017/11/01(水) 07:08:39.80
果南「そうそう私達仲間でしょ、よっちゃん」
善子「果南……あなた最近本当に暴走してない……?」
梨子「ふふっ。そうだね、よっちゃん」
善子「リリーまで!?」
花丸「善子ちゃんって呼ばれるのが嫌ならよっちゃんしかないもんね、よっちゃん」
ルビィ「ルビィ、よっちゃんともっと仲良くなれて嬉しいよ」
善子「あんたたちまで悪ノリするなっ!」
善子「果南……あなた最近本当に暴走してない……?」
梨子「ふふっ。そうだね、よっちゃん」
善子「リリーまで!?」
花丸「善子ちゃんって呼ばれるのが嫌ならよっちゃんしかないもんね、よっちゃん」
ルビィ「ルビィ、よっちゃんともっと仲良くなれて嬉しいよ」
善子「あんたたちまで悪ノリするなっ!」
36: 2017/11/01(水) 07:09:16.91
ダイヤ「はいはい皆さん。よっちゃんで遊ぶのもいいですが、そろそろ帰る支度を始めてね」
善子「・・・嘘でしょダイヤ」
果南「ダ、ダイヤがそんなこと言うなんて……」
鞠莉「いくら堅物…いや鉱物のダイヤだってたまにはジョークも言うわよ~。ね、ダイヤ?」
ダイヤ「そうですわね鞠莉さん」
鞠莉「ちょっと~ジョークだってばダイヤッ。だから敬語はやめて?」
ダイヤ「そうですわね小原さん」
鞠莉「ちょ、苗字で呼ぶレベルで怒ってるの!?」
善子「・・・嘘でしょダイヤ」
果南「ダ、ダイヤがそんなこと言うなんて……」
鞠莉「いくら堅物…いや鉱物のダイヤだってたまにはジョークも言うわよ~。ね、ダイヤ?」
ダイヤ「そうですわね鞠莉さん」
鞠莉「ちょっと~ジョークだってばダイヤッ。だから敬語はやめて?」
ダイヤ「そうですわね小原さん」
鞠莉「ちょ、苗字で呼ぶレベルで怒ってるの!?」
37: 2017/11/01(水) 07:10:03.59
曜「うん、まあ今のは全面的に小原さんが悪いね」
善子「今の小原理事長の発言は流石に擁護不能」
花丸「小原さん、これが因果応報というものずら」
鞠莉「What’s !?」
梨子「小原さん……それは流石にダメですよ」
ルビィ「お姉ちゃんが可哀そうだよ小原さん……」
千歌「小原さん、軽蔑させてもらいます……」
鞠莉「そこまで責められること!?ていうかちかっちだけ辛辣すぎない!?」
果南「ねぇ、鞠莉……」
鞠莉「か、果南……果南だけは、私のことを名前で呼んでくれるのね……」
善子「今の小原理事長の発言は流石に擁護不能」
花丸「小原さん、これが因果応報というものずら」
鞠莉「What’s !?」
梨子「小原さん……それは流石にダメですよ」
ルビィ「お姉ちゃんが可哀そうだよ小原さん……」
千歌「小原さん、軽蔑させてもらいます……」
鞠莉「そこまで責められること!?ていうかちかっちだけ辛辣すぎない!?」
果南「ねぇ、鞠莉……」
鞠莉「か、果南……果南だけは、私のことを名前で呼んでくれるのね……」
38: 2017/11/01(水) 07:10:33.71
果南「明日からお互いのことは「松浦さん、小原さん」って呼ぼうね」
鞠莉「それ今までで一番キツイやつ!リアルにキツイやつだって!」
ダイヤ「……小原さん」
鞠莉「ダ、ダイヤ……」
ダイヤ「・・・・・・」
鞠莉「う、ご、ごめんってばダイヤ!皆!お願い許してぇ~!」
ダイヤ「・・・・・・ぷっ」
鞠莉「それ今までで一番キツイやつ!リアルにキツイやつだって!」
ダイヤ「……小原さん」
鞠莉「ダ、ダイヤ……」
ダイヤ「・・・・・・」
鞠莉「う、ご、ごめんってばダイヤ!皆!お願い許してぇ~!」
ダイヤ「・・・・・・ぷっ」
39: 2017/11/01(水) 07:11:03.62
鞠莉「……え?……なんで、笑ってるの?」
ダイヤ「ジョークよ」クスクス
鞠莉「へ?」
ダイヤ「だからジョークよ、鞠莉。イッツジョーク、ってね?」
鞠莉「……あぁあ、あぁ……」
果南「してやったりだねダイヤ」
花丸「ダイヤちゃんも実は昔から結構冗談が好きだよね」
ルビィ「お姉ちゃんたまにルビィにイタズラしてくるから……」
鞠莉「貴方達……」
ダイヤ「ジョークよ」クスクス
鞠莉「へ?」
ダイヤ「だからジョークよ、鞠莉。イッツジョーク、ってね?」
鞠莉「……あぁあ、あぁ……」
果南「してやったりだねダイヤ」
花丸「ダイヤちゃんも実は昔から結構冗談が好きだよね」
ルビィ「お姉ちゃんたまにルビィにイタズラしてくるから……」
鞠莉「貴方達……」
40: 2017/11/01(水) 07:11:35.74
千歌「鞠莉ちゃん、軽蔑なんて言っちゃってごめんね?」
梨子「千歌ちゃんってば最近覚えた言葉をすぐ使いたがるんだから……」
鞠莉「ちかっち、梨子……」
ダイヤ「これで少しは懲りた?」
鞠莉「ダイヤ……」
ダイヤ「これからは無闇に人を翻弄するようなことは控えてね」
善子「……さっきまで私をいじってた人が言ってもねぇ」
曜「まあそれはそれだよ」
善子「あんたもやってたでしょ」
曜「ごめんごめん」
梨子「千歌ちゃんってば最近覚えた言葉をすぐ使いたがるんだから……」
鞠莉「ちかっち、梨子……」
ダイヤ「これで少しは懲りた?」
鞠莉「ダイヤ……」
ダイヤ「これからは無闇に人を翻弄するようなことは控えてね」
善子「……さっきまで私をいじってた人が言ってもねぇ」
曜「まあそれはそれだよ」
善子「あんたもやってたでしょ」
曜「ごめんごめん」
41: 2017/11/01(水) 07:12:27.35
ダイヤ「いい、鞠莉?」
鞠莉「・・・・・・」
果南「鞠莉?」
鞠莉「ノゥよ!このマリーがやられっぱなしで終わるワケないデッショー!?」
ダイヤ「……はぁ。そう言うと思った」
果南「結局こうなったね」
鞠莉「そこ!私語を慎みなさい!こうなったら今日ダイヤと目一杯遊ぶんだからね!」
鞠莉「・・・・・・」
果南「鞠莉?」
鞠莉「ノゥよ!このマリーがやられっぱなしで終わるワケないデッショー!?」
ダイヤ「……はぁ。そう言うと思った」
果南「結局こうなったね」
鞠莉「そこ!私語を慎みなさい!こうなったら今日ダイヤと目一杯遊ぶんだからね!」
42: 2017/11/01(水) 07:13:14.76
ダイヤ「はぁ、別に構わないけど……場所は?」
鞠莉「もっちろんダイヤんち!」
ルビィ「家に鞠莉ちゃん来るの?じゃあ今日は花丸ちゃんちに遊びに行った方がいいかな?」
鞠莉「それって前から約束してたの?」
花丸「え、うん……前はおらの家に来てもらったから、今日はルビィちゃんちにお邪魔する予定だったんだけど」
鞠莉「だったらもう一緒に遊んじゃおうよ!」
ルビィ「え、ええ!?」
ダイヤ「……だからそういうところが強引だって言ってるのに」
鞠莉「いいじゃない!どうせなら大勢の方が楽しいわよ!」
花丸「でも何するの?」
鞠莉「もっちろんダイヤんち!」
ルビィ「家に鞠莉ちゃん来るの?じゃあ今日は花丸ちゃんちに遊びに行った方がいいかな?」
鞠莉「それって前から約束してたの?」
花丸「え、うん……前はおらの家に来てもらったから、今日はルビィちゃんちにお邪魔する予定だったんだけど」
鞠莉「だったらもう一緒に遊んじゃおうよ!」
ルビィ「え、ええ!?」
ダイヤ「……だからそういうところが強引だって言ってるのに」
鞠莉「いいじゃない!どうせなら大勢の方が楽しいわよ!」
花丸「でも何するの?」
43: 2017/11/01(水) 07:14:18.75
鞠莉「映画みましょうよ映画!私前から観たかったのがあるのよ」
ダイヤ「それはどんな作品なの?」
鞠莉「『スカイエース』って言って、ドキュメンタリー作品なのよ」
ダイヤ「へぇ……少し興味があるわね」
ルビィ「お姉ちゃんドキュメンタリー好きだもんね」
花丸「ちょっとイメージわかないなぁ」
善子「……それってもしかして前言ってたやつ?」
鞠莉「そう!Iron Maidenの曲にも使われている映画よ!」
善子「うわ、観たい……」
曜「それ私も観てみたいや」
ダイヤ「それはどんな作品なの?」
鞠莉「『スカイエース』って言って、ドキュメンタリー作品なのよ」
ダイヤ「へぇ……少し興味があるわね」
ルビィ「お姉ちゃんドキュメンタリー好きだもんね」
花丸「ちょっとイメージわかないなぁ」
善子「……それってもしかして前言ってたやつ?」
鞠莉「そう!Iron Maidenの曲にも使われている映画よ!」
善子「うわ、観たい……」
曜「それ私も観てみたいや」
44: 2017/11/01(水) 07:14:57.60
鞠莉「じゃあ二人も来る?」
曜「う~ん、行きたいのは山々なんだけど、今日は果南ちゃんちに用事があるからさ」
果南「そうなんだよね。ごめんね鞠莉」
鞠莉「よっちゃんは?」
善子「私も千歌との先約があるから……あと私はヨハネ」
鞠莉「ちかっちと?」
千歌「うん、そうなんだ。ちょっと沼津までおつかいを頼まれちゃってて、せっかくだからよっちゃんと一緒にお店見ながらやっちゃおうと思ってさ」
善子「千歌までさらっとよっちゃん呼びしたわね」
鞠莉「じゃあ梨子は?」
梨子「私は……特にこの後用事はないけど」
曜「う~ん、行きたいのは山々なんだけど、今日は果南ちゃんちに用事があるからさ」
果南「そうなんだよね。ごめんね鞠莉」
鞠莉「よっちゃんは?」
善子「私も千歌との先約があるから……あと私はヨハネ」
鞠莉「ちかっちと?」
千歌「うん、そうなんだ。ちょっと沼津までおつかいを頼まれちゃってて、せっかくだからよっちゃんと一緒にお店見ながらやっちゃおうと思ってさ」
善子「千歌までさらっとよっちゃん呼びしたわね」
鞠莉「じゃあ梨子は?」
梨子「私は……特にこの後用事はないけど」
45: 2017/11/01(水) 07:15:26.31
鞠莉「OKわかった!じゃあ梨子も一緒ね!」
梨子「ええええ!?」
ルビィ「一体何がわかったんだろうね?」
花丸「多分そういう意味のわかったじゃないずら。自分の都合のいいように解釈したって意味ずら」
ルビィ「なるほど……」
梨子「え、ちょ……ダイヤちゃん助けて……」
ダイヤ「まぁ、たまにはいいでしょ」
梨子「ダイヤちゃんまで!?」
ダイヤ「……こうなった鞠莉はもう止められないのよ」ハァ…
鞠莉「よーしそうと決まったら早速黒澤家へLet’s goよ!」
梨子「ええええ!?」
ルビィ「一体何がわかったんだろうね?」
花丸「多分そういう意味のわかったじゃないずら。自分の都合のいいように解釈したって意味ずら」
ルビィ「なるほど……」
梨子「え、ちょ……ダイヤちゃん助けて……」
ダイヤ「まぁ、たまにはいいでしょ」
梨子「ダイヤちゃんまで!?」
ダイヤ「……こうなった鞠莉はもう止められないのよ」ハァ…
鞠莉「よーしそうと決まったら早速黒澤家へLet’s goよ!」
46: 2017/11/01(水) 07:15:51.92
梨子「え、ちょ、待ってよ鞠莉ちゃーん!!」
ダイヤ「……仕方ないから私たちも行きましょうか」
ルビィ「そうだね、お姉ちゃん」
花丸「映画結構楽しみだな~」
善子「あ~じゃあ、私たちも行く?」
千歌「うん、バス乗ろっか」
ダイヤ「……仕方ないから私たちも行きましょうか」
ルビィ「そうだね、お姉ちゃん」
花丸「映画結構楽しみだな~」
善子「あ~じゃあ、私たちも行く?」
千歌「うん、バス乗ろっか」
47: 2017/11/01(水) 07:16:13.74
果南「しっかし……あの五人ってかなり珍しい組み合わせだよね?」
曜「というか私と果南ちゃんぐらいだよね、定番の組み合わせって」
千歌「え、そうかな?」
果南「確かに千歌とよっちゃんってあんまり二人でいるイメージないね」
千歌「まぁ、確かに……」
曜「基本皆同級生で固まってるもんね」
善子「そういえばそうね……」
曜「というか私と果南ちゃんぐらいだよね、定番の組み合わせって」
千歌「え、そうかな?」
果南「確かに千歌とよっちゃんってあんまり二人でいるイメージないね」
千歌「まぁ、確かに……」
曜「基本皆同級生で固まってるもんね」
善子「そういえばそうね……」
48: 2017/11/01(水) 07:16:48.95
果南「・・・ま、でもさ、これからはそういうんじゃなくて皆もっとたくさん触れ合えるようにしていこうよ」
千歌「・・・そうだね」
曜「せっかくこうやってよっちゃんも皆に心を開いてくれたしね」
善子「……もうこの際その呼び方は不問にしてあげるわ……」
果南「……ふふっ。本当に今度一緒に遊ぼうね」
善子「はいはい……」
千歌「・・・そうだね」
曜「せっかくこうやってよっちゃんも皆に心を開いてくれたしね」
善子「……もうこの際その呼び方は不問にしてあげるわ……」
果南「……ふふっ。本当に今度一緒に遊ぼうね」
善子「はいはい……」
49: 2017/11/01(水) 07:17:18.42
千歌「……ふふっ」
曜「……あははっ」
善子「な、なんなの急に……」
果南「よっちゃんは可愛いってことだよ。ね、千歌、曜?」
千歌「ねー?」
曜「ねー?」
善子「・・・もう、全く・・・・・・///」
曜「……あははっ」
善子「な、なんなの急に……」
果南「よっちゃんは可愛いってことだよ。ね、千歌、曜?」
千歌「ねー?」
曜「ねー?」
善子「・・・もう、全く・・・・・・///」
50: 2017/11/01(水) 07:27:21.09
善子「また会いましょう。その時までに現世が地獄と化していなければね」
千歌「じゃあね~また学校で!」
善子「・・・・・・」
千歌「・・・・・・」
千歌「じゃあね~また学校で!」
善子「・・・・・・」
千歌「・・・・・・」
51: 2017/11/01(水) 07:29:31.68
千歌「二人になったね」
善子「そうね」
千歌「よっちゃん、皆ともっと仲良くなれてよかったね」
善子「そのあだ名はどうかと思ったけどね……」
千歌「あははっ」
善子「笑い事じゃないっての」
千歌「ええ、そう?でも、よかったんじゃないの?」
善子「そうね」
千歌「よっちゃん、皆ともっと仲良くなれてよかったね」
善子「そのあだ名はどうかと思ったけどね……」
千歌「あははっ」
善子「笑い事じゃないっての」
千歌「ええ、そう?でも、よかったんじゃないの?」
52: 2017/11/01(水) 07:30:44.84
善子「何が?」
千歌「名前で呼ばれるの嫌がってたから、あだ名で呼ばれてよかったんじゃないのかなってこと」
善子「……まぁ、悪くはないわね」
千歌「じゃあよかったんだよ」
善子「そうかな」
千歌「そうそう。それに、よっちゃんって呼ばれてる時の善子ちゃん、とっても嬉しそうだったよ」
千歌「名前で呼ばれるの嫌がってたから、あだ名で呼ばれてよかったんじゃないのかなってこと」
善子「……まぁ、悪くはないわね」
千歌「じゃあよかったんだよ」
善子「そうかな」
千歌「そうそう。それに、よっちゃんって呼ばれてる時の善子ちゃん、とっても嬉しそうだったよ」
53: 2017/11/01(水) 15:41:55.41
善子「……私が?本当に?」
千歌「うん。皆にそう呼ばれる度にニコニコしてたもん」
善子「そう、だったかな……?」
千歌「そうだったよ」
善子「……そうかも」
善子「……私、あだ名を付けられたことなかったから、よくわかんなかったけど…結構気に入ってたのかも」
千歌「うん。皆にそう呼ばれる度にニコニコしてたもん」
善子「そう、だったかな……?」
千歌「そうだったよ」
善子「……そうかも」
善子「……私、あだ名を付けられたことなかったから、よくわかんなかったけど…結構気に入ってたのかも」
54: 2017/11/01(水) 15:42:23.89
千歌「お、そう言ってもらえたら皆喜ぶよ」
善子「なんで千歌が偉そうなのよ。それに気に入ったとはいっても、そこまでじゃないから。ヨハネと比べてかっこ悪いし、ただ及第点ってだけだから」
千歌「よっちゃん」
善子「……なに?」
千歌「今嬉しそうな顔してたよ」
善子「……うっさい!」
善子「なんで千歌が偉そうなのよ。それに気に入ったとはいっても、そこまでじゃないから。ヨハネと比べてかっこ悪いし、ただ及第点ってだけだから」
千歌「よっちゃん」
善子「……なに?」
千歌「今嬉しそうな顔してたよ」
善子「……うっさい!」
55: 2017/11/01(水) 15:43:05.33
千歌「でもいいなぁ。私も自分だけの特別な呼び方が欲しいよ」
善子「……前自分でちかっちって呼べって言ってたじゃん」
千歌「だから~私も人から言われたいんだってば」
善子「はぁ……千歌ってばホントそういうの好きよね」
千歌「まあね。やっぱ普通怪獣としては、特別なものって憧れちゃうからさ」
善子「……そんなことしなくても千歌はトクベツだと思うけど」
千歌「・・・も、もぅよっちゃんってば、急にどうしたの?」
善子「……前自分でちかっちって呼べって言ってたじゃん」
千歌「だから~私も人から言われたいんだってば」
善子「はぁ……千歌ってばホントそういうの好きよね」
千歌「まあね。やっぱ普通怪獣としては、特別なものって憧れちゃうからさ」
善子「……そんなことしなくても千歌はトクベツだと思うけど」
千歌「・・・も、もぅよっちゃんってば、急にどうしたの?」
56: 2017/11/01(水) 15:43:53.96
善子「別に。ただ私の本心を言ったまでよ」
千歌「ほ、本心・・・?」
善子「そう。私にとって、千歌は……」
善子(トクベツ、な、人だから)
千歌「ほ、本心・・・?」
善子「そう。私にとって、千歌は……」
善子(トクベツ、な、人だから)
57: 2017/11/01(水) 15:44:15.36
千歌「……えぇ~でもさ、結局よっちゃんって皆のこと呼び捨てにするようになったよね?私だけ特別ってことはないんじゃないのかな?」
善子「そうね。だから、いつもじゃないけど、たまには呼んであげる」
善子「『千歌ちゃん』ってね」
千歌「ぁ……うぅ……//」
善子「そうね。だから、いつもじゃないけど、たまには呼んであげる」
善子「『千歌ちゃん』ってね」
千歌「ぁ……うぅ……//」
58: 2017/11/01(水) 15:44:43.25
善子「トクベツよ?……千歌ちゃんだけの、トクベツな呼び方」
千歌「私だけの、トクベツな……」
善子「そ。それと、もう一つ」
千歌「もう一つ……?」
善子「千歌ちゃんだけトクベツに、私のこと名前で呼ぶの、許してあげる」
千歌「え・・・・・・?どういう、こと?」
善子「だから、善子って言われても……千歌ちゃんなら嫌じゃないって、こと」
千歌「私だけの、トクベツな……」
善子「そ。それと、もう一つ」
千歌「もう一つ……?」
善子「千歌ちゃんだけトクベツに、私のこと名前で呼ぶの、許してあげる」
千歌「え・・・・・・?どういう、こと?」
善子「だから、善子って言われても……千歌ちゃんなら嫌じゃないって、こと」
59: 2017/11/01(水) 15:45:15.38
千歌「あ、ぁぅう……。どうしたの……、よ、」
善子「・・・・・・」
千歌「よ、『善子』、ちゃん……//」
善子「……フフッ。よっちゃんじゃなくていいの?」
千歌「だって、善子ちゃんが言ったんじゃん……私だけの、と、トクベツな呼び方だって」
善子「フフッ冗談よ。……イッツジョーク、ってね」
善子「・・・・・・」
千歌「よ、『善子』、ちゃん……//」
善子「……フフッ。よっちゃんじゃなくていいの?」
千歌「だって、善子ちゃんが言ったんじゃん……私だけの、と、トクベツな呼び方だって」
善子「フフッ冗談よ。……イッツジョーク、ってね」
60: 2017/11/01(水) 15:45:41.75
善子(……そう言うと、千歌ちゃんは頬を膨らませて、「もう善子ちゃんなんてキライ!」と言ってきた)
善子(でも、その表情は赤らんでいて、嬉しさを隠しきれないようだった)
善子(そんな千歌ちゃんが愛らしくて、私はついぷっと吹き出してしまった)
善子(そしたら千歌ちゃんはますます膨れて……結局、自分も吹き出してしまっていた)
善子(でも、その表情は赤らんでいて、嬉しさを隠しきれないようだった)
善子(そんな千歌ちゃんが愛らしくて、私はついぷっと吹き出してしまった)
善子(そしたら千歌ちゃんはますます膨れて……結局、自分も吹き出してしまっていた)
61: 2017/11/01(水) 15:46:05.73
善子(……こんな日が来るだなんて思ってもみなかった)
善子(私にとって、千歌さんは、千歌は、千歌ちゃんは)
善子(あの日からずっとトクベツだった)
善子(普通が嫌で、誰にとっても特別な存在でありたかった私の在り方を)
善子(そのせいで、特別というよりは特殊というか、特異なものになってしまった堕天使を)
善子(貴女は認め、私に居場所をくれた……)
善子(私にとって、千歌さんは、千歌は、千歌ちゃんは)
善子(あの日からずっとトクベツだった)
善子(普通が嫌で、誰にとっても特別な存在でありたかった私の在り方を)
善子(そのせいで、特別というよりは特殊というか、特異なものになってしまった堕天使を)
善子(貴女は認め、私に居場所をくれた……)
62: 2017/11/01(水) 15:47:06.15
善子(今回だってそう)
善子(貴女が呼び方の話をしなければ、私はAqoursの皆とこれほどまでには打ち解けられなかったと思う)
善子(そんな貴女が、私にとってトクベツな存在になるのは)
善子(誰しもに認められる特別じゃなくて、私だけのトクベツになるのは、もう運命だったと思う)
善子(……そんな貴女が、私にトクベツ扱いされただけで)
善子(とってもドキドキしてくれて、私のこともトクベツ視してくれて……)
善子(あのトクベツだったAqoursのリーダーが、私をトクベツだと思ってくれている……)
善子(貴女が呼び方の話をしなければ、私はAqoursの皆とこれほどまでには打ち解けられなかったと思う)
善子(そんな貴女が、私にとってトクベツな存在になるのは)
善子(誰しもに認められる特別じゃなくて、私だけのトクベツになるのは、もう運命だったと思う)
善子(……そんな貴女が、私にトクベツ扱いされただけで)
善子(とってもドキドキしてくれて、私のこともトクベツ視してくれて……)
善子(あのトクベツだったAqoursのリーダーが、私をトクベツだと思ってくれている……)
63: 2017/11/01(水) 15:48:02.19
善子(・・・・・・あの言葉は、正しかったんだ)
千歌『「くらい」じゃないよ!呼び方一つで人間のかんけーせーって結構変わってくるんだからねっ』
善子(本当に、その通りだ)
善子(ちゃん付けは……『千歌ちゃん』って呼び方は……)
千歌『「くらい」じゃないよ!呼び方一つで人間のかんけーせーって結構変わってくるんだからねっ』
善子(本当に、その通りだ)
善子(ちゃん付けは……『千歌ちゃん』って呼び方は……)
64: 2017/11/01(水) 15:48:34.55
善子「千歌ちゃん?」
千歌「なに、善子ちゃん?」
善子「この呼び方ってさ」
善子「二人だけの、トクベツな関係そのものだね」
千歌「・・・・・・そう、だね///」
千歌「なに、善子ちゃん?」
善子「この呼び方ってさ」
善子「二人だけの、トクベツな関係そのものだね」
千歌「・・・・・・そう、だね///」
65: 2017/11/01(水) 15:49:13.85
善子(私たち二人だけの、トクベツな関係を作り出してくれたんだ)
善子(そしてこの関係は、ずっと続いていく)
善子(千歌ちゃん一人だけが私をあだ名で呼ばない限り……私が千歌ちゃん以外を呼び捨てにし続ける限り……)
善子(『千歌ちゃん』は、ずっと……)
善子「私だけのトクベツな呼び方、トクベツな人、だよ?」
善子(そしてこの関係は、ずっと続いていく)
善子(千歌ちゃん一人だけが私をあだ名で呼ばない限り……私が千歌ちゃん以外を呼び捨てにし続ける限り……)
善子(『千歌ちゃん』は、ずっと……)
善子「私だけのトクベツな呼び方、トクベツな人、だよ?」
66: 2017/11/01(水) 15:54:16.28
おしまい
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1509486242/